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自己スキーマ(self-schema)は 自分が自分自身に対する評価に影響を与える過去の経験の蓄積で、過去の経験から生成されます。自己スキーマとは自分史のことです。 何年、何十年とかけて蓄積されてきたあなたの自己スキーマには、あなた自身の性質を自己評価するための知識が詰め込まれています。自己スキーマがあるということは、自分自身での自己評価が高いことを表します。 厚生労働大臣 長妻 昭さんの自己スキーマの有無を時系列で追います。 長妻さんには2才からの記憶があります。(ここでの記憶は出来事記憶・エピソード記憶のことで顕在記憶です。)6才まで自己スキーマがありますが、7才のときに忘れ去りたい出来事があり、このときに自己スキーマが消滅します。 思い出したくないように振る舞って12才でようやく自己スキーマが出来ますが、13才でまたショックな出来事があり再度自己スキーマを失います。ひたすら思い出さないように心がけた結果、18才で自己スキーマができます。しかし、自己スキーマが出来たとたんに19才でまたまたショックな出来事に遭うという繰り返しです。 このように自分を取り戻して強くなったと思ったとたんにショックな出来事に遭うということを繰り返すのが、29、30才。34、35才。44才、45才です。 長妻さんの今までの人生では7才、13才、19才、26才、30才、35才、45才の7回ほど思い出したくないような出来事を体験し、その都度記憶を消し去っています。 人間には、厭なことを忘れ去って、立ち直ることができるような精神恒常性が備わっています。長妻大臣の場合直近の立ち直り期間が比較的長く7、8年かかっていますが、少し神経質で取り越し苦労するところがあるからでしょう。 人の持つ恒常性によって精神的に立ち直れるかわりに、『過去の記憶が思い出せない』という痛い代償を払わなければなりません。 「昔のことが思い出せない」「何をしていたか全く覚えていない」人が大半です。 過去の出来事の記憶が思い出せないのは、思い出さないようにしているからです。 「資格を取ろうと思って一所懸命勉強をしたが、思い出せない」「何かを考え出すと頭が痛くなってくるから考えないようにしている」のも思い出さないように、考えないようにしているからです。 では何故「思い出さないように」「忘れるように」しているかと言いますと、ショックな出来事にかならず付随しているそのときの自分の感情を思い出すからです。 辛かった、苦しかった、厭な思いをした、悲しかった、がっかりした、痛かったなどショックな感情が思い出されるから記憶としてとどめたくないのです。 映画のフィルムには映像トラックとサウンドトラックがあり、両チャンネルを同時に再生するから画面と音声が一致するのはご存じのことですね。 人の出来事・エピソード記憶も映像と感情は記憶箇所が別々になっています。 出来事の映像記憶には感情のインデックス(索引・見出し)が付いています。映画の字幕のように出来事の映像に「この時はとても苦しい思いをした」などとそのときの感情が書いてあるのです。 ある出来事を思い出すときには映像のインデックスにある感情記憶を検索して別のところから引き出してきて、映像と感情を同時に思い出として再生します。「思い出したくない、忘れ去りたい」のはそのときの感情です。 厭な出来事を思い出したくないのは、本来別々に記憶している出来事映像とそのときの感情を同時に再生するからです。パニック障害はそのときの感情が強く引き出された結果です。(いま行っている自己スキーマの再生プログラムではショックな出来事を思い出していただき、そのときの感情を思い出さずに出来事映像だけを淡々と思い浮かべていただきます。) 「光陰矢のごとし」ということわざがありますが、年を取るごとに一年のたつのが早く感じられるのはなぜでしょうか? 子供の頃は早く大人になりたかったのに、いざ大人になってみればアッという間に月日が流れる感覚は多くの人が抱いているようです。これに対しいろいろな説が流布されていますが、本当のところは、 出来事を忘れ去っているからです。日々の出来事を覚えないようにしているから一日が短く、一年もアッという間に過ぎ去ります。自己スキーマは自分史です。「いったい私は何をしていたんだろう」との思いは当然のことですね。自分の歴史を作らないから。 日々多くの経験してきたことも自分の経験とはならずに、自己評価ができません。 自己スキーマがあれば昔のことを思い出すとき、感情をインデックスとして思い出すことができます。「充実した日々を過ごした」と実感できます。過去のことはみな楽しい思い出にできます。「あのときは辛い思いをしたんだな」と淡々とした『感情を抜いた思い出』として回想できます。 この状態を『理性的』と言います。 理性は、感性的欲求(感覚に伴う感情や衝動・欲望)に左右されず思慮的(注意深く考え思うこと、思いめぐらした考え)に行動する能力、真偽・善悪が識別できる能力です。 自己スキーマが出来ている人は、昔の出来事をよく覚えているし、日々出会う出来事に対して冷静に、理性的に対処出来ます。感情を交えずに物事に向かえるから。 小沢幹事長は自己スキーマができています。ふてぶてしそうな態度から感情的な人と思われますが、意外と冷静で理性的です。
2009年11月07日
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