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10月も末だから・・とはいっても、さすがに台風。10月も最終盤の時期に やってきた台風なのだから はやいこと東に向ってさほどの被害もないはず・・・ と、たかをくくっていたはずの台風23号。そんな軽んじた予想に反して、南九州の太平洋岸では長時間にわたっての 雨間が少ない強い雨 を 降らし続けています。その雨足の速さを象徴するかのように強い雨粒の打ちつけるサッシのガラス越しには、救済を求めるかのように、いくつものこの昆虫の姿が。 急激な水の増量で、下水菅がいっきに溢れた結果なのでしょう。そして土間には、ほうほうの体で なんとか水害をのがれてきてぐったりとしているムカデの姿も。 今回の台風の接近のぐあい[時期も雨脚の様子も]は、ヒトだけではなく虫たちにとっても、ちょっと異色なかんじであるようですね。 ちなみにそんな状況を伝えるニュースが こちら。予報によると明日にかけてスピードアップしていくという22号。予想進路にあたる地域にお住まいの皆さまは、警報に気をつけてくれぐれも早めの対策[たとえば避難など]をとられますよう。 台風襲来して水がでるときには、いつもは神棚のサカキ に避難するムカデくんなのですが、 今回はそこまでいたっていなかったことに ビックリ。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
Oct 28, 2017

台風通過後に、まずいちばんに確認してしまうこと。Gすみ台風常襲地である九州において、“第一次産業である農林水産業に携わっている人”の多くが台風通過後にまず確認すること。それは・・・ 次の台風は発生していないだろうかと、〔次に襲来する台風に関する〕天気予報を確認することです。この習性は長年の経験によるもの。ことほどさように台風というものは連続して襲ってくることが多いものなのです。ということで〔ご多分にもれずに、私も〕そんなお天気情報にチェックをいれておりましたところ、 いますね 熱低が。 ネットやニュースを調べると “どうも台風になるかも” とか、“日本にやってくるかも”・・と報告しているのニュースまである。そのような台風の様子を聞けば、過去に10月末や11月初めに来襲しあまつさえ上陸までした台風の記憶がよみがえってくるのが人情。台風が去るのを待ってビニールハウスの暖房機の煙突立てを計画していた農家さん連にとって は なんとも気になるところです。今年の台風の影響がなくなるであろうあと2週間ほど煙突の設置を遅らすか、いやそうとはいっても急な冷え込みがあったときは暖房機の稼働は欠かせない、さすがにあと2週間も 暖房機なしの気候が続いていく保証もないし・・・。 さあ、どうすべきか。といった思考を必要とする局面[いわゆる思案のしどころ]が、南九州のハウス地帯ではつづいています[もちろん露地の葉もの野菜の植え付けの場合も同様です]。 台風襲来・・・しかし、そのようなピンチのなかでチャンスが 生まれるのもまた農業。というわけで、台風襲来前の風対策 の例は こちら 。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
Oct 24, 2017

台風後の作物のケアの一例。 台風の通過に伴って、荒れたお天気がつづきました。皆様方の地方には大事ありませんでしたでしょうか。 今回は、そんな台風後の植物の管理の一例を記してみました。よろ しかったら。 ■ 吹き返しや雨がおさまったら 1. 排水溝などを作って排水に努める〔水がたまっている場合〕 2. 折れた枝・傷んだ枝は、剪定する〔剪定跡にはロウを塗る〕 3. 倒伏したり揺れ動いた樹は、土寄せし支柱を添える 4. 殺菌剤または、清潔な水だけでもよいから 葉面散布 ■ 水が使える段階になったら 4. 薄い液肥を、たっぷりと かん水 5. 成分の高いチッソ肥の散布は避け、リン酸・苦土主体の肥料を散布 6. 剪定した枝や落ち葉は、速やかに園外に持ち出し処分する。と、いったものです。 その後しばらくして土が締まっているようであれば、土に空気を入れてあげることも植物の樹勢を回復させるのに、とても役に立ちますよ。お試しください。 → 家屋が床上浸水にあった場合の消毒法については こちら 。 台風後のケアひとつで、見違えるように元気になることも。 要所要所で手間をかけることが、農業では大切です。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
Oct 23, 2017

大雨から農作物を守るために。台風21号が ひきつづき北上しているということで、よろしかったら。 ↓台風による大雨予想が出されています。そんな増水時の対策ですが、 増水から農作物を守る効果があるのは、なんといっても事前の排水対 策となります。 1.排水路の清掃増水した水がスムーズに流れるように、田畑に隣接した排水路の掃除は徹底しておきたいところです。できれば排水路のノリ面の草刈りまで終えれば理想的です。 2.田畑・果樹園などでの排水対策あらかじめ排水路の溝を作っておく。明渠〔めいきょ〕や暗渠〔あん きょ〕が作ってあるところでは、ゴミなどを回収したうえで、排水が スムーズにいくかどうかを確認する。 3.水田の対策 溜まった水が速やかに排水できるように、水尻〔みなじり〕を清掃し ておく。ゴミがひっかからないように、用水からの水を取り込む水口 〔みなくち〕付近に、荒い金網などを設置するのも効果アリです。 4.飼料作物ラップサイレージを、ほ場にそのまま保存している場合は、排水の良い場所に移動しておく。といった、上記の排水対策をおこないます。ただ・・・心配されるのは、今のこの時間にすでに豪雨にはいってい る地方もあるということ。そう、雨が本降りとなる前から、すでに連 日の降雨の影響で、河川につながる用水や排水路が水で溢れている可 能性が高い地方もあるという事実です。そういった増水がみられ、上記の作業が危険だと見なされる場合は、 作業にかからずに“人命最優先”を徹底されてください〔ほかにも風対策などやることはいっぱいありますし〕。なんといっも、命あってのものだね ですから[先日の九州南部の雨はすごいというか、こわかったです]。 田畑や水田・用水路の見回り時には、家人に行き先を告げていく ことも大切ですね[事故にあった時の用心に]。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Oct 20, 2017

栄養成長に走りがちな植物[お花]対策は。たとえば エメラルドセージです。 南九州などの気温の高い地方ではとかく栄養成長に走りがちで ● 大きくなりすぎて咲いても倒れてしまう ● 切り花にしても 水が上がりにくい ● お花が ぽろぽろ落ちてしまう といった、このエメラルドセージなのですが、 ■ 夏場に、いちど半分ほどの大きさに刈りこみ、そのあとに ■ リンサンと苦土[マグネシウム]分の多い肥料を使う などといった対処法で、ほどよい長さの・花持ちのよいお花ができますよ。そして・・・そんなエメラルドセージの活用法です。あと1週間ほどたって花が盛りになってきたら[以下は↓昨年の写真となりますが]ののの ののの 農産物宣伝の一助的な活用法として、切り花にしてバシバシ利用します。ということで 車に積んで、飾っていただけるところへ ゴー♪のののののの セージといえばスカシバ といえるほどに煩雑に蜜を吸い にきていたホバリングの名手のスカシバ類が、3年ほど前 から なぜかめっきり減ってしまって、ちょっと心配して おります。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Oct 18, 2017

安倍農政を理解するための行政用語変換表。『ご意見をお聞かせください』という、安倍首相による自民党のラジオCMに遅ればせながら反応/笑。それではと・・東京大学の鈴木宣弘教授による安倍農政を理解するための行政用語変換表のご紹介です。農業そして水産や林業の現場において、本来とは異なっている使い方をされているよなと感じていた方にはうってつけの変換表です。そして 意見をいっても“暖簾に腕押し”な現場の状況を[TPP地方説明会のようすはこちら]一般の方々に すこしでもわかっていただきたいなとおもったうえでのご紹介となります。よろしかったらご参考に。 ↓『安倍農政を理解するための行政用語変換表。』●国益を守る 米国の要求に忠実に従い、政権と結びつく企業の利益を守ることで、 国民の命や暮らしを犠牲にしても、自身の政治生命を守ること。●自由貿易 米国(発のグローバル企業)が自由に儲けられる貿易。●自主的に 米国の要求どおりに。●規制緩和 地域の均衡ある発展のために長年かけて築いてきた相互扶助的ルールや 組織を壊して、ないしは改変して地域のビジネスとお金を一部企業に集 中させること。規制緩和の名目で実質的な規制強化を行う場合もある。 いわば「国家の私物化」。この国際版がTPP(環太平洋連携協定)型の 協定で「世界の私物化」。●規制緩和が皆にチャンスを広げる 規制緩和すれば多くの国民は苦しむが、巨大企業の経営陣がさらに儲け られる●幅広い視点からの諮問会議の委員構成 利益相反的な賛成派、あるいは、素人で純粋に短絡的な規制緩和論者だ けを入れること。●道半ば 経済政策(アベノミクス、物価2%上昇目標など)の破綻のこと。●1%の農業を守るために残り99%の利益を犠牲にするな 1%の企業利益のために99%の国民は犠牲にする。●農業所得向上 農協を解体して、地域のビジネスとお金を一部企業が奪うための名目。 (1)信用・共済マネーの剥奪に加えて、(2)共販を崩して農産物を もっと安く買いたたきたい企業、(3)共同購入を崩して生産資材価格 をつり上げたい企業、(4)JAと既存農家が潰れたら農業参入したい 企業が控える。規制改革推進会議の答申はそのとおりになっている。●地方創生 なぜ、そんなところに無理して住むのか。無理して住んで農業やって、 税金使って、行政もやらねばならぬ。これを非効率という。地域の伝統、 文化、コミュニティもどうでもよい。非効率なのだ。早く引っ越して、 原野に戻せ。●農業所得倍増 貿易自由化と規制改革で既存の農家が大量に廃業したら、全国の1%で も平場の条件の良い農地だけ、大手流通企業などが参入して儲けられる 条件を整備し、一部企業の利益が倍増すればよい。儲からなければ転用 すればよい。●改革の総仕上げ 延長された所管官庁のトップの在任中に、一連の農林水産業の家族経営 の崩壊、協同組合と所管官庁などの関連組織の崩壊に「とどめを刺し」、 国内外の特定企業などへの便宜供与を貫徹するという強い意思表示。といったところが代表的な意味となります。実際にはもっとつづきますがご興味のある方は↓へ。 ちなみに、鈴木宣弘東京大学教授による新コラム「食料・農業問題 本質と裏側」のアドレスは こちらです。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
Oct 16, 2017

農政でも、もっと「丁寧な説明」をしてほしい。いきなりの種子法廃止強行しかり、 [いつのまにかTPPによる市場開放度合いが基準とされていていたうえでの]日欧EPA締結によるかってない市場開放もしかり。 甘利さんの辞任時の説明や伸びているとされる農産物の輸出の内訳の説明されないという現状。国会での議論ではなく現場を知るはずもないと思われる委員たちによる規制改革推進会議で農業の方向性を決めていく強引ぶり。そんな安倍政権下の「丁寧な説明をしていく]とはとてもいえない農政の典型の一例として、ほんの一年前の宮崎でのTPP地方公聴会の様子の採録です。 農家・農業関係者の有権者のみなさま、衆院選投票先の事例のひとつして よろしかったらご参考に。。 ↓『宮崎での地方公聴会の反応は。』環太平洋連携協定(TPP)の承認案と関連法案を審議する衆院特別委員会が、26日に開いた高千穂町での地方公聴会。発効後の影響や審議の進め方などについて、地元の農林漁業関係者や有識者らから意見を聞いたのですが 意見を述べた本県側の4人の陳述人からの質問さえみとめられないといった会の進行と内容に 地元からは「地方の声はとりあえず聞いた・・というたんなる実績づくり」「表面的な・形ばかりの会議であった」との公聴会の内容に対する不満に加えて、「採決するのはまだ早い」という これからの特別委での継続した審議を求める声が相次ぎました。 こちら。けっきょくのところ、今回の宮崎での公聴会では[TPPによって和牛などのブランド農産物の輸出が増えるなどといったこれまでの政府からの説明があったにもかかわらず]日本の代表的な畜産県である宮崎県においてもTPPへの慎重論が多数を占める・・・という事実が浮き彫りになったことになります。 → 輸出の実態は こちら。 以上、TPP宮崎地方公聴会に対する宮崎県民の反応に関する お知らせでした。 参考資料として陳述したひとりである 藤原宏志・宮崎大学元学長のこの会における陳述要旨はつぎのとおり。『TPPには反対。公聴会の意見陳述人も少なく、公表資料もよくわからない部分が多い。国の将来を左右しかねない協定がこんな形で審理されるのが不安。また農産物については補助金が多いアメリカとは競争にならない。安全性も問題で遺伝子組換えなど自然にはない食物は人間にどう影響するのかわかっていない。国民は安全性に問題のある農産物をたべることになり、日本農業は壊滅的な打撃を受ける。』 それにしてもの 地元選出の国会議員さんたち です。 TPP反対を謳って政権をとっておきながら、地元の不安 をよそにしての、この自民党擁護の姿勢・立ち位置。ひと りくらいは、TPP反対っていってほしいのになとつくづ く。それにしてもそんなにかぶりごこちがよいのでしょう かね、陣笠は。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
Oct 12, 2017

生育不良であるならば作物の状況をみてとる対策を考えよう。三か月ほどつづいた水不足の状態から、こんどはまたまたの曇りや雨天続き。この片寄りすぎる気候で、生育のおもわしないハウス作や 露地作物。ということで 今回はとる対策の考え方についての回となります。 ↓「まずは土づくり。肥やしなさい・肥やしなさい。」といった農業に対する考えがあります。いっぽう、「土を肥えさせるのは悪。土を肥やすのはもってのほか」という考えも 最近ではあるようです。そういった考え方のもとで うまくそだっているのであれば良いのです。ただし、生育がおもわしないのであれば 話は別。農作物という商品を販売する以上は、品質のよい品を・同時にたくさん収穫するのが経営上の理想であるからです。さて、こういうときは どうすればよいのでしょう。答えは簡単。迷っているばあいではありません。土の原則論に頼るのではなく 植物に訊けばよいのです。たとえば トマトを例にとると、生育状況の観察から 栄養面ではこんな診断がなされています。 トマトの状態のののののののののののののののののの診断 葉色淡い。花小さく、着果不良。果実肥大不良。の→ 栄養不足 葉が厚く・葉色が良い。葉が立ち、受光態勢が良。→ 健全 葉色濃く葉面凸凹。鬼花増加・奇形果多。ののの → 栄養過多このような作物の状態をみて、診断に応じて つぎのような対策がとられます。 栄養不足の→の生長を促す対策をとる。たとえば不足した成分の追肥。 栄養過多の→の生育を抑える対策をとる。たとえば水分を押さえる。 リンサンや苦土を追肥する。といった具合ですね。また栄養面だけではなく物理的な面からいえば、圃場の土が固くなっていると感じた場合は、土を中耕し、土中に空気を入れることなども大切な管理となってきます。加えて虫害や病害がでているときは、それぞれの虫や病気に対する対策をとることも大切となってきます。施設であれば、作物の状態をに応じた温度やかん水などの管理場面の見直しももちろん必要となってくるでしょう。このようにトマトだけには限らず、一般的な農業の現場ではそれぞれの作物の生育の状況や状態をみながら、その生育に応じた対策[農業技術といわれます]がとられて栽培されてきているのです。ということで今回は、植物の生育がいまひとつである場合は、土に対する原則論ではなく 植物の状態をみてそれに応じた対策を考えてみようという、ある意味農業としてはあたりまえすぎるおはなしなのでした。 人間であっても、そうですよね、まずはそれぞれの患者さんの 様子・容態が、診察診断の主題となる。医療行為もなしのいきなり のカロリー摂取や、カロリー制限のはなしなどにはならない。 まずは個別の患者に対するお医者さまの診察・触診があり、体温 や脈・血圧などの基本的な機器をつかっての検査、そしてそのうえ での診断があります。農業やガーデニングだって同じことだとおも うのです。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
Oct 6, 2017

高温に遭うと花芽がつかないことがある。K野外であっても体感的には日中30度ちかい気温下にある南九州。ハウス内はどれほどかや・・・ということで、その対策ということになります。トマトというとになっておりますが、キュウリやピーマンなども同様の考え方となりますのでご参考までによろしかったら。 ↓『高温に遭うと花芽がつかないことがある。』本圃に定植されたトマトやミニトマトの花芽がこない〔一段花がとぶ〕ケースが、増えています。この現象の原因は 育苗の期間や定植後に 高温に遭うことによっておこるものでいわゆる高温障害といわれるものです。この現象の起こるメカニズムですが、それは 育苗される場所や定植された場所の気温が上がる ↓ 気温が上がり続けて30度を超える ↓ 30度を超えた状態になると花粉の機能が低下 ↓ さらに温度があがる ↓ 35度以上になると、植物体内の糖分が不足してくる ↓ 花粉だけではなく、お花自体の機能が不全になる ↓ 受粉ができないといった経過をたどるからだといわれています。したがってトマトやミニトマトの花がつかないという高温障害を防ぐには、 ● 育苗場所の気温を30度以下に保つ ● 夜の気温を25度以下にすることが大切となります。さらにもうひとつ。植物体内の糖分を上げることも効果的な対策です。具体的には ● 糖分のはいった液肥の葉面散布をおこなう ● 液肥の濃度は薄め〔500倍程度〕を心がける ● 薄めであっても、回数を増やす〔5日おき〕ことで対処〔耐暑〕といった方法をとることで、症状を軽減することが可能になります。いじょう、今回は本圃に定植されたトマトやミニトマトの花芽がこない場合の対処法をおつたえしました。記事を読まれて心当りのあった方は、次回にこの耐暑法を試されてみはいかがでしょう。なんといっても高温の季節は、トマトやミニトマトをはじめとする果菜類の高価格時に重なることが多いもの。せっかくのお花なのですから、しっかりものにいたしましょう。 せっかくの高値の時期なのに高温のせいで 『2番から3番花まで全部おちてしまった・・・なんてお話 をお聞きすること多々あり。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
Oct 3, 2017
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