全7件 (7件中 1-7件目)
1

こんな昆虫に出会ったら(どんな容姿やねん)台風や集中豪雨などの気象の変化がおきると、農作物の産地では 虫や病気の話でもちきりになります。農家やガーデナーにとっては、重大な関心事・・・昆虫、とくに害虫とされる虫は、作物を食害したり・ウイルス病を媒介しますし、悪天候で弱った作物は、ただでさえ体力が弱って病気にもかかりやすくなっていますから。そんな話のなかで、こんなよび方があるのかっておもってしまう昆虫の名前がありました。今回のブログは、そんな昆虫の名前を いくつかご紹介したいと思います。ではさっそく・・・たとえば形から名前がつけられているような昆虫。そう、鼻が長いような形をした虫だと ○○ゾウムシ。象ににてるってことで。動作から名前をつけられた虫もいます。あの薄い1枚の葉の中にもぐってしまうハエの幼虫は、ハモグリバエ。葉にもぐるハエですね。ハエだけではくミカンハモグリガ もいるんですよ。いっぽう どこで言葉をきってよいのか、とても長い名前の害虫もいます。たとえば、クロイモクロホシカイガラムシ や ハランナガカイカイガラムシ 。トビイロマルイカイガラムシ に ミカンナガカキカイガラムシなど。まるで落語のジュゲムの世界。単語を話すだけで、目がまわるようですし、話がちっともすすまなくなりそう!でも、じつは、どれもカイガラムシの種類。語尾のカイガラムシがわかると すこしわかってきますでしょう?このように言葉の切りかたがわかると、すこしわかってきておもしろくなってきます。たとえば カキの害虫の カメノコロウムシ。これは カメのような形をしたロウムシの仲間なんです。クロフタモンマダラメイガは、黒い紋章をもったマダラ模様のメイガとよばれる蛾の仲間です。サクランボの害虫の ミダレカクモンハマキ は、不定形の角張った模様をもつ葉を巻く蛾の仲間。ウチイケオウトウハバチは、たぶん、内池さんが発見したオウトウ/サクランボにつく葉バチ(だろうと/笑)。マンゴーハフクレタマバエは マンゴーに寄生し、マンゴーの葉がふくれたような症状をひきおこす小型のハエの一種です。もちろん、言葉を切っても・いろいろ考えても、それでもわけのわからない名前も、もちろんあります。スモモの害虫でサンホーゼカイガラムシ。最初聞いた時は、仏教の「三法世界」 かと、誤解しました。ははは。ビワの害虫には モモチョッキリゾウムシ。バラの害虫の クロホシツブチョッキリ・ルリチョウジ・ホソオビアシブトクチバ。いったいどんな姿形をしているのだろうと、想像力が働きますね。きっと『スター・ウォーズ』にでてくる砂の惑星/タトウィーンの都市、モス・アイズリーの酒場にいるエイリアンも顔負けの姿かたちや色彩をしているんでしょうね、きっと。ふふふ。ということでいろいろな名前のむしたち。作物を育てたり、栽培しているから、これらの虫たちと敵対関係にあるわけですけれど、こんな虫たち、名前や格好がわかってくると、なんか見てみたい・意外と好きかもなんて話になってくるのですから、ヒトって不思議なものですね。もちろん虫たちだって、悪気はない。目の前にあるから食べる。おなかがすいたから、生きるためにたべる・・・ほんとは、ただそれだけのことなんですよね、きっと[などといいながらマダニなんかにやられたらたいへんなことになりますけれど]。では 最後にわざと変なところで名前を区切った害虫の姿を連想して、たのしまれてくださいね。。 カツラマ ルカイ ガラムシ ・ モンク ロシャチ ホコガ 。 ご安心を。実際の現場では、正確な学名で話す人など皆無。あの 青いのとか、白いやつとか、葉をまくやつとかそんなかんじです。 代表的なのが ハモグリ系の昆虫類。葉にもぐって葉に食い跡を のこすので、「絵をかいているようだ」との意味で「エカキ」な んてよばれてしまいます[表現がうまいっ]。 ミカンの大害虫 カミキリムシなどは、こちらでは テンギュウ。 いろいろな朱がいますが、まだら模様のテンギュウ とか、茶色 くて小さいテンギュウ というようなラフな呼び方をされてます。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
Nov 26, 2017

まずは小さい面積からとりあえず試してみる。いろいろな技術やそれに伴ういろいろな商品があふれているのは農業の分野でも同じ。たとえば生育不良に陥った時には、ついつい新しいことに頼りたくなるのは人情だと思います。まあ、しかし。最初から大々的にお金を使うこともありません。まずは小さい面積からとりあえず試してみる・・・ことも、大切なのではないでしょうか。ということで、根のある地下部に空気と同時に液肥をいれるという、合理的な肥料のやり方である“かん注施肥”についてのおはなしでにからめて、その技術を まずは自分で・しかも “注射器”でためしてみたというおはなしとなります。 ↓『まずは小さい面積で試してみる』コンプレッサーと大掛かりなかん注機がなければ、液肥のかん注はできない・・・なんてことはありません。要するに・・・空気といっしょに、液肥が地下部にはいりさえすれば良いのですから。 と、いうことで、こちらは生育中のミニトマト苗にその技術を応用したケースです。そうなんです、この生産者の方が液肥を苗鉢の地下部に注入するのに使用しているのは・・・ 注射器です。空気といっしょに液肥を土中にいれるという原理は、まさに同じですものね。じつはこのミニトマト苗は、一部に鉢土の高PHが原因の微量要素欠乏がでていたもの。そこで微量要素の液肥の葉面散布を行なうと同時に、注射器による液肥のかん注をおこなっているのです。そしてその結果ですが、 葉面散布だけを実行したものよりも、より早く色がのってきましたよ。このケースなどは、“どうなることかと、毎日心配してみている”よりも、小面積であったとしても、 自分が納得するために、とりあえず試してみることの大事さを、具現化したものだといえるでしょう。ちなみに使用する液肥ですが、もちろんPHの低いタイプの液肥を使用しています〔土の高PHが原因で障害がでているわけですからねっ〕。と、いうわけで今回は、おおがかりでなくても、やる気とアイディア次第でいろいろな栽培の工夫は立証できるし試せるというおはなしでした。 鉢土から、苗床。苗床でも好結果がでたら、つぎはハウスの 一連。そして3連・・という具合に、技術は試しつつ広げていく と、失敗することは まずありません。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
Nov 21, 2017

これから先の石灰欠乏を予防するために。前回は、ハウス内の温度や水を加減することによって石灰欠乏を軽減しようというお話しでした。そして今回は、乾燥するとどうしてもおこりやすい石灰欠乏を事前に見越して、あらかじめ追肥用の石灰資材を施しておくという話しになります。写真を使って説明すると、こんなかんじになりますよ。 マルチのかけられたトマトハウスの マルチをめくって かん水チューブのそばに 10アールあたり60キロ/3袋のカルシウム資材 を散布しておきます。この写真で、かん水チューブの脇に 黒っぽい粒状のみえるものが そのカルシウム資材で、追肥につかえるように 作物の根にもやさしい微酸性となっていますよ〔商品名はカルミタス といって、その成分は硫酸石灰+糖蜜系の有機+腐植となります〕。毎年春先の石灰欠乏に困っているのだが・・・といった質問を農家さんから受けた場合には、私は、まずはこの方法を〔おおむね30年近く〕おすすめしています。 苦土石灰に消石灰に生石灰などといった、主として植え付け前の ほ場の酸度矯正につかう石灰資材とは別に、追肥用としての石灰 として、今回ご紹介した微酸性の硫酸石灰や硝酸石灰などがあり ます。・・・などとはいったものの、なかなか憶えにくいですよ ね。みんな石灰という言葉がつくのですから。 これってまるで 川崎市の武蔵中原・武蔵小杉・武蔵新城などの 駅の区別みたいな話しじゃないか と、いつも思ってしまうんで す/笑。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Nov 15, 2017

石灰/カルシウム欠乏への対処法。K10月からひきつづきの曇天による日照不足と併せて ときおり25度近くの高温にみまわれるという、まるで3月前後の春先のような気候が続く南九州です。そのような気象のもとで[作物の徒長を抑えようとして]水分補給をひかえた影響からか、たとえばトマトなどのハウス作物に石灰欠乏の症状が見受けられるハウスもあるようです。ということで、そんな石灰欠乏の対策として、春先の回を再録してみました。よろしかったらご参考に。↓『石灰/カルシウム欠乏への対処法。』ハウストマト栽培に限らず、ハウスキュウリ栽培やハウスピーマン栽培において、気温が急上昇したあとの作物に水分が不足した場合にあらわれることが多い現象として 果実の尻グサレ症や、より重い症状の先端部分の褐変症などに代表される 作物のカルシウム欠乏の症状 があります。そして この症状が現われることの多い時期としてあげられるのが ● 天候が不安定 ● 日照時間が次第に長くなってくる ● 気温、ひいては地温が急激に上昇することが多い といった春先のハウス内が乾燥しやすい4月の時期というわけです。ある程度の尻グサレ症の果実の発生はしかたのないものですが、障害果量が多くなりすぎたり、また作物の先端部分に褐変症が現れるようであれば、もちろん対策が必要になります。ということで、対策としてまず考えられるのは ハウス内の土を乾燥しすぎないことが、大切になります。その方法ですが ● かん水の量を〔冬場よりも〕じょじょに増やしていく ● 内カーテンを上げ下げして日射量を調整する ● 遮光資材を利用する ● 気温上昇による水の蒸散を避けるために、充分に換気をするといった、こまめなハウス管理が なによりの乾燥防止対策となり、ひいては カルシウムの欠乏症状の予防対策 となります。また、気温の上昇とともに果実の太り具合もすこしづつ早くなってくるわけですから、冬場よりも収穫の間隔をいくぶん短縮することも必要になってくるころでもありますね。といったわけで、なんだか冬場よりも手がかかることになる春先のハウス管理です。 けれど厳寒期のなかで果実を成らしてきた“疲れ”がみえる作物にとっては、栽培者の存在がなによりのお薬・・・これからのハウス作終盤にかけての良品多収穫のためにも、ここはこまめな管理をお願いいたします。なんたって作物は、栽培者にとっての金のなる木 なのですものね。次回はカルシウム欠乏が起こる原因とその対策を、土の面からより掘り下げて考えてみたいとおもいます。 ハウス内の高温は、作物の花粉の品質や受粉にも影響します。 35度を超えたときに受粉した果実は、奇形果や果実の肥大 不良を招くともいわれていますよ。また受粉に活躍しくれる 昆虫たちにとっても高温は大敵です。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Nov 14, 2017

締まった土をやわらかく。G締まった土をやわらかくする道具についてのお話となります。前回の続編としてよろしかったら。 ↓たとえば芝生用の作業機具であるローンスパイクをご存知ですか?これは 固くなって水が抜けず、通気が悪くなった土に穴を開けることで、芝生の樹勢を回復させるものなんですよ。土に穴が開くと、水はけや空気のとうりが良くなり、結果的に根の張りが促進されることで芝生が甦るというわけですね。穴あけの目安としては、15センチくらいの間隔をとって、深さ5センチ前後の穴をあけるのが標準的なローンスパイクの使用方法となります。ちなみに どれくらいの固さになったら穴を開けるのか という固さの程度ですが、わたくしの場合は 五寸釘を用意して、忍者張りに投げてみるなんて、やり方をやっています。釘が土に刺さらなくなっていたら充分に固いと判断し、そんなときはローンスパイクを使います〔限られた面積で試してみて芝の生育を観察するのもよきかも〕。さてそこで、雨つづきで締まった田畑の土の場合ですが・・・やはりこちらも芝生と同様に五寸釘を投げてみて、固いようでしたらローンスパイクを巨大にしたような園芸用品で土を起こします。こういった農機具は、たとえば アルキメデス・ハガネ〔検索かけると直ぐに出ますよ〕などといった名まえで販売されいる農作業用の機具となります〔長さは120センチ・重さ4キロ弱くらい〕。これはテコの原理を応用し、人力で地下30センチから40センチにある耕盤〔作土の下にできる固い土の層〕を砕くというもので、前述のローンスパイク同様に、田畑の固くなった土を砕くことで田畑の排水性や空気のとうりをよくすることで農作物の根域の拡大を促します。 具体的な使用法ですが、 斜めにして、スコップの要領で地面に刺し込む ↓ 足を乗せて体重をかける ↓ 先端部分の刃が土に入れる ↓ てこの原理を応用して後ろに下りながら手前に引く ↓ 土が起こされるといった具合に使うのが作業のコツとなります。さらにもっともっと土がガチガチに硬い場合は、まずは浅く起こし・そのあとで2回から3回に分けて無理せず徐々に深くおこしていくとうまくいきます〔またこの機具は本格的なハウス栽培などの場合の支柱のまわりの・機械で起こしにくい部分などの土の改良にも最適で、お薦めです〕。ということで今回は、やわらかなの土の畑は、作物の地下部にとっても気持ちの良いものだというおはなしでした。 最近は水田だけではなく、畑用の中耕除草機もたくさん販売 されるようになってきました♪ こちら 。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
Nov 9, 2017

固くなった土に空気を入れてみます。K台風のもたらした長雨の影響関連として、固くなった土に対する改善策のおはなしとなります。再掲載ですが、よろしかったらご参考に。 ↓定期的に鉢に穴を開けています。 左は、4月のフレンチ系の生育をそろえたラベンダー。 右は、同じく4月の生育をそろえたデンタータラベンダー。鉢に穴を開けることで、空気が供給され、新根の出る場所が確保されるというわけですね。春から秋にかけては、だいたいひと月に一回の割合で、鉢の大きさにあわせながら穴を開けています。ただし、この穴明け作業は、寒さで伸びが止まる冬の間は控えていますよ。 穴を開けるための道具は これ。 大きい鉢用のドライバーと、小さい鉢用に、握りをつけた鉄線を使用しています。お気づきになった方もおられると思うのですが、土ってえらいもんですよね、長年つかっているうちにこの写真のように鉄の先端をすりへらすわけですから。。感心してしまいます。そしてこの管理法のもう一つの利点は、植物を栽培するスペースがなかなかとれない場所での栽培をある程度は可能にすること。大鉢のラベンダーでも、薄いプラ鉢のまま、 この大きさのままにそだています ↓ 。 土が硬くて植物の生長がどうにも悪い・・・という方は、最初はひとつの穴でもいいですから、試してみられませんか。ただし、鉢土に生の有機物をたくさん施されている方には向かない技術ですので、この点は注意が必要です。 プランターや鉢栽培は、技術獲得に大いに役に立ちますね。 だって試験場の試験だってけっこう小規模。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Nov 7, 2017

予想できないもの・・・それが台風被害。22日前後に南九州の沿岸部をかすめるように 南から北東に向かって進行した台風22号。超大型といわれただけに、その台風被害を警戒していたのですが、宮崎県にかぎってはそれほどおおきな被害というものはなかった。そんな大騒ぎになった台風のあと、わずか1週間でやってきたのが台風23号です。この台風23号・・・やってくる前の予報をみると ● 22号ほどの超大型ではない ● 進んでいくであろう方向は22号ほどは接近しないコース ● 雨も22号ほどではないという予報であり、しかもそもそもやってくる時期が10月の終わりでほとんど11月といってもよい時期でもあるということで[おおかたの宮崎人においては]実際に大きな被害がでるとは 正直いっておもっていなかった台風であったのです。ところがどっこい、やってきてみれば 南九州沿岸部にとっては、雨も そして風も強い台風 で あった!予想とちがって じつは強かっというた台風の様子を伝えた翌日の新聞の写真と記事が こちら↓ です。 “ 台風22号は29日、本県を風速25メートル以上の暴風域に巻き込 み、九州の東の海上へ抜けた。県内は昼前にかけて南部平野部を中心 に大雨や暴風で大荒れとなり、降り始めからの総雨量は宮崎市で500 ミリ近くに達し、10月の平年雨量の倍以上となる記録的豪雨となった。 主に南部平野部で土砂崩れや冠水などが発生。県危機管理局の まとめ (午後3時現在)では2人が重軽傷を負い、串間市で住宅以外の床上浸 水2棟、住宅の床下浸水3棟を確認。ただ宮崎市などは被害状況を確認 中で、さらに増える可能性がある。”というものです。そしてこの記事を営農面から補足して農業面の被害を列挙すれば、県内のいたるところで ハウス施設への浸水や激しい風によるビニールや施設そのものの破損、 露地作物への風雨被害が相次ぎました。とくにめだったのが、キャベツやハクサイなどの葉もの野菜の被害、露地作の ズッキーニやキュウリ作の被害といったところ。さらに宮崎県が観光県の面もあるという立場からいえば、例年秋の風物詩ともいえる各観光地の景観植物であるコスモスにもおおきな被害がでているようです。・・・台風の来襲には慣れており、おめおめ油断することなく対策を講ずる宮崎であったとしてもの 今回の台風被害。いくら対策を準備したとしてもしすぎるということはないなと、あらためておもわされた台風でありました。 しかしです。 ピンチはまたチャンス・・ということで 台風通過後からはじまった、各作物へのケア作業。やりよう ではずいぶん回復するから・・・と、 篤農家さんは作業に 気合いがはいります。。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
Nov 4, 2017
全7件 (7件中 1-7件目)
1

![]()
