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「赤旗」の地方選挙結果には、「見送り(不戦敗)」が載らないので目立たないが、島根県、隠岐の島町議選挙。https://go2senkyo.com/local/senkyo/158142017年には361票で当選した83歳の議員が引退。2021年の選挙では後任がおらず、不戦敗。https://go2senkyo.com/local/senkyo/20827で、前回落選の「幸福実現党」候補者が当選。これは情けないんじゃないか?前回でも83歳の引退議員を引っ張り出して1期やらそうというのが無理がある。(後期高齢者を引っ張りだして、当選後に亡くなった、京都の精華町よりマシかもしれないが)都会でアルバイト生活してるような民青の若者活動家、「空白克服」でIターンする気はないか? ~隠岐の島ほ、Iターン者が増えてる地域だけど。
2021年07月20日
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結局、何が「国民」で何が「立憲」なのがわからないが、「立憲民主党のほうがいい」という人がいるなら、個別に離脱・加入したらいいんではないかい?いつもそうだが、「何を目的にして立党する」の根本なしに、「どうしたら議席を確保できるか」のテクニックで「党」を作ってるとしか思えない。小沢一郎あるところ、分裂あり。30年前から、変わらんなあ。
2020年08月18日
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京都市長選挙は、前回知事選挙の候補者、福山弁護士に対して現職の門川市長の「相乗り」で知事選挙と同じ構図だった。(「れいわ」は、あとからできた政党なので別)「安倍ノー」で闘っているはずの某野党が自民党と一緒になっているのは、「これまでの経緯」を考えたら、まあ、しゃあないだろう。(前回支持した現職が、路線を変えたわけではないし。)東京都知事選挙だと、前回の知事選挙で善戦した宇都宮健児氏が意思表明しているのに、「民主党が協力できる候補者選び」に統一で手間取った。京都の場合は、「どうせ時間をかけても与党勢力から抜けられん」という読みがあるから、さっさと立派な候補者を擁立して戦う・・を選ぶのは正しい。(たぶん)しかし、京都の「その他」連合、どうしようもない奴やなあ。ともかく、井上吉郎さんの惜敗した「22万票」を取るのが必須であることははっきりした。(大阪で、橋下に対抗するために自民党を「自主的支援」しても、結局、有権者に「その他」扱いされて、あとあと支持基盤を失うぞ。)~参院選では「反改憲派」で共闘できず、大阪4議席、兵庫3議席をぜんぶ「オール改憲」に渡してるし。
2020年02月11日
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参院選の大阪選挙区・定数4と、兵庫選挙区・定数3が、前回同様の、自民・公明・維新で7議席独占になった。それぞれの法定次点に共産党と立憲民主党。正直なところ、6年前の「たつみコータロー票」が「維新の半分」を取れてなかったんだから、3年前と同じ状況は予想できた。https://plaza.rakuten.co.jp/akatamago/diary/201607110000/(6年前にくらべて自民党のマイナス要因はあるが、知事市長選挙で「自民党を自主支援」した共産党にもマイナスが来ているに違いない。)中四国の「勝てない1人区」でも野党共闘するのなら、大阪兵庫でお互いに譲って「改憲派独占ストップ」できないものか。(自民党を自主支援するぐらいなら、できんことはないと思うが)大阪衆院補選で「統一」の清水候補は、自・維対決だけでなく、「無所属」の樽床候補にも及んでない。普通に考えて、単独で勝てる選挙区ではないだろう。(単独で勝つのを目指すなら、知事選で自民党の自主応援などせず、負けを覚悟でもスジを通して戦うべきだった。結局、自民党も公明党も「都構想」に呑まれるし。)「山本太郎れいわ」が、にわか参戦で200万票とるのも、「スッキリ感」があるから。このへんが、ずっとモヤッとする。
2019年07月23日
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大阪府知事、大阪市長(および議員)のダブル選挙。(「いつ辞職」なのかがわからんうちに「知事欠員」で告示されたのだが)結果は「維新」の圧勝だった。前回の勝利をベースで持ち込んでるから、「現職スライド」が有利なのは間違いない。「ダブル選挙」の狙いは、議会の多数を取るために、知事とセットにして、「野党」の足並みを乱すこと。(現状維持狙いの公明党が増えることはないから、共産党を減らした分は「維新」が増える計算になる)共産党が自民党市長候補を「自主支援」してる状況では、「アベも維新も推進のカジノ万博」が「争点」にもならない。例えば、天王寺区の市議「定数2」に、「自民党1」、「維新2」が立候補。他は「不戦敗」「維新独占」だけは嫌だという共産党支持(していた)層は、自動的に自民党候補へ。自民党だって、共産党の「自主的支援」なんかは期待してない。(下手に期待したら票が減る)そういう流れで夏の参院選に「不戦敗」勢力が、「アベ退陣」を掲げて戦えるか?(ということを、大阪府委員会は考えているか?)仮に、私に「供託金没収」の覚悟があって、「カジノ万博反対。やりたけりゃ公費を使わず『自分で財源確保』(万博株でも売り出して)しろ」を掲げて市長選挙に出ていたら、政策的にはいちばん合致する共産党が「支持」するだろうか(推薦しても当然だと思うが)?「政策的にはともかく、泡沫候補に入れても『死票』になる」という理由で「自民党候補の自主的支援」だというなら、「共産党候補が『死票』になる」ような選挙に出るな、という話になる。で、スジを通して『泡沫候補』を支持した議員が「議員団の方針を守らない」として除籍になったり?20世紀の最後に、「自民・非自民」の争いやらがあったとき(細川連立とか、村山連立とか)、「そんなものに与しない」とスジを通したからこそ、比例820万票に繋がった。どうせ負けるにしても、「次のある」負けかたを狙わないと、永久に負けっぱなしになるぞ。
2019年04月09日
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前回の選挙で、6人の定数が満たせなかった、過疎の村・高知県大川村(人口400人)で、立候補を妨げる「兼業規定」の見直し。https://mainichi.jp/senkyo/articles/2xxx-xxx-xxxxx/k00/00m/010/055000c(毎日新聞2019.3.4)【議員のなり手不足から議会に代わる「町村総会」の検討を一時表明した高知県大川村で、村議会は4日、地方自治法の兼業禁止規定に該当しない個人・法人を明確化する条例案を可決した。兼業規制の曖昧さが立候補をためらう一因という認識があり、4月の村議選(定数6)に向けて立候補しやすい環境づくりを図る。・・】兼業(本業?)で「補助金」をもらう事業をしていると、議員権限で事業が歪められるおそれがある。というのはわかる。今どき、「本人がやってる事業」なんて小さいことで、「麻生セメント」が補助金事業で儲けた配当を株主の財務大臣がガッポリ受け取っているとか、堂々と行われているインサイダー事業(予算をつける側に株主がいる)に比べたら、かわいいもんだろう。しかし、立候補したら無投票で当選できるなら、都会でアルバイトしながら民青同盟の役員してる若者。移住したら?旧・南光町の山田町長みたいに、頑張ってる「ヨソ者」が地元住民に頼りにされることもある。(20代の若者が行くだけでも大したもんだと思う)昔は、地方選前年夏ぐらいには、「赤旗」に「空白克服Uターン」の呼びかけがあったが、「団塊ジュニア」以後「都会生まれ」ばかりになって、そういう話はないのかな。
2019年03月19日
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11月27日告示・12月2日投票の群馬県昭和村議選(定数12)は、立候補者が定員に満たず、「無投票当選」のあとで「欠員3」で、定員の1/6を超えるため「再選挙」で補充することになったという。http://www.google.co.jp/amp/s/mainichi.jp/senkyo/articles/2xxx-xxx-xxxxx/k00/00e/010/227000c.amp(毎日新聞)当選は(共産党1、無所蔵8) そんな村なら、「空白克服」移住して、3人立候補して無投票当選だが、田舎で「自給自足」しながら住民のために頑張ろう、という共産党員はいないのか。http://www.jcp.or.jp/web_book/2018/09/post-633.html(「議会と自治体」1018年10月号)及び、「赤旗」8月8日号より) 都会でハケン切りやら偽装請負やらと「最低賃金」レベルで戦うより、将来があると思う。 「TPP」とか「外国人労働者」とか、今後の日本も、労働市場は悪くなる一方だ。 20世紀に「K同」の無法と戦って町長選挙に勝利した旧・南光町でも、町議選挙の候補者に苦労した。(首長は「外部」でも立候補できるが、議員は住民だけ) 40年前と違って、「地域おこし」の人材はどこの町村でも求められている。ただ、そういう「能力」のある人は、「先走った活動」をするから、地区委員会の枠からはみ出すとして、候補者に選ばれないんだろうか。 (美郷町など、子育て世帯の移住で人気もある。76歳の「後期高齢者」に頼ることもなかろうに。) 国保料値下げとか、「全国どこでも同じ課題」を掲げる人が、評価される。らしい。)
2018年11月29日
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京都府知事選挙は、官僚出身候補と福山弁護士の「一騎討ち」の結果、31万の得票で、福山候補は及ばなかった。当選した官僚候補も、40万票ぎりぎりの「低投票率」だった。森川候補の得票が39万票だったが、それ以後の最高得票になる。「争点」を掲げて戦うのは、だいたいのお決まりだが、有権者が「争点」と思うかどうか。陣営が「明らかにして争う」ものでなく、住民が日頃から「ここを変えたい」から、「そのために必要な」行動として、選挙権を行使する。という流れになるかどうか。「今の暮らしに不満はない」という人は動かない。「誰かにやってもらう」という人も、あてにならない。「○○をやれば住民は喜ぶが、予算が・・」という話はいつもある。「森友学園問題はけしからん」は確かだが、京都府知事選は「うっぷん晴らし」なのか?(国政野党が自民党推薦候補に相乗りするのを「ねじれ」として投票率を下げる理由にする人もいるが、大阪で「自民党候補」を自主的支援した共産党のほうが解りにくい。)京都人は(個人の感想です)、蜷川知事が「樽御輿の樽」だと言われたのにも関わらず、「御輿の力で変えてもらう」意識が強い。(なまじ、他の県に比べて共産党議員が多いから、お気軽に議員を頼る人が多い。「団塊世代」は、自らの仲間を議会に送り込んできた実積があるが、「仲間」だからお気軽に動くのが当たり前になっている。)「住民からこういう話を聞いて、役所に申し入れて解決した」というのを自慢げに「活動報告」する議員がいるが、まず、困っている住民自らが解決しようと動き、(どこに行ったらいいか分からない、という人には助言して)解決するのをアシストする。解決しないのはどこに問題があるのか、解決しようと動いてみないと分からない。「議員案件」で解決するのを当たり前にしない。(「誰に頼んだら解決した」で終わったら、「だれには世話になったから応援しよう」という話になっても、自らの行動にはならない)下手をすると「野党議員に頼んだより、与党議員のほうが話が通りやすい」という「忖度」を期待する人もいる。(そういうのを嫌う人に相手にされなくなる)「世話した人達」など、陣営どうしの動員合戦になり、「その他」の人達は投票にいかない。(SNSで不満を言い合ってるだけ。自分より「恵まれている」人を攻撃してスカッとする。という流れになる。それを誘導する連中によって安倍が政権を維持してると言っていい。)南光町長選挙も、住民が「町政を変えないと何ともならんから、K同とマトモに対峙できる共産党から選挙に出てくれ」と言われての山田町長当選だったはず。そのへんは学ばなければ。井上吉郎さんや森川明さんや中村和雄さんの選挙は、そういう声に押されての善戦だったが、いつのまにか、「女性知事」とかを「争点?」にするようなことで、「身内盛り上がり」型になっちゃった。「終わりの始まり」になるのか、いったん終わって、また次に始めるのか、の違いは大きい。http://www.kyoto-minpo.net/archives/2018/04/09/post-21925.php「京都民報」より。
2018年04月17日
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知事や市長の選挙では、昔から「共産党知事(市長)だとお金が来ない」から、「国との太いパイプ」のある官僚や政権与党の候補者に任せろ、という連中が多かった。蜷川知事や黒田知事、南光町の山田町長、福崎町の島田町長、それぞれに、「多数野党」の議員が賛成して予算を通しているのだから、文句をつけるほうが間違いなんだが。結局は、「大っぴらなお金」や許認可については誰が作った予算であっても同じだが、「政権とのコネ」「省庁とのコネ」があると、大っぴらでないところで「忖度」が働くぞ・・。という主張なんだろうか。モリトモ疑惑に口を閉ざしたい官僚候補に政権与党議員。「忖度」を期待する業界人も。
2018年03月27日
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京都府知事選挙に、京都法律事務所所属の福山和人弁護士が出馬宣言。http://www.kyotolaw.jp/introduction/hukuyama/32年前の吉田隆行弁護士以来の、京都法律事務所弁護士。(第一法律事務所の森川明弁護士が出馬して善戦したことがある)東京の宇都宮弁護士のように、現実に困っている人とともに「解決法」を求めて運動した人は、視点が違う。(現職後継者は、元・復興庁事務次官の建設官僚)被災地の困難を見ずに、「原発再稼働」を進める連中の代表じゃないか。(先日、福山さんの話で聞いたが、「人口あたりの『マクドナルド』店舗数日本1」が、京都府で、2番が沖縄県。だそうな。(東京のほうが多いような印象があるが、店舗の規模が大きいのか?)ワーキングプアのアルバイトで商売して、儲けは東京~外資~タックスヘイブンへ。こういう商売が栄えても、地元経済は落ち込むばかり・・。)地域経済を掲げて戦いに挑む候補者は久しぶりのように思う。(言ってないわけじゃないだろうが、「女性知事」だとか、情感に訴えると票にならなかった。)
2018年02月13日
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昨年の郵便ハガキの値上げにより、「例外」で「年賀状だけ52円」据え置きになり、届いた賀状も1月8日までに返信を出さなければ62円が必要になった。「喪中はがき」は年賀状でないので62円だが、わざわざ62円出して「喪中宣言」しなくちゃならないのか?・・という突っ込みは当然ある。(実際、「喪中」といいながら、忘年会やら新年会やらコンサートやらに出掛けてる連中ばかりで、ひっそり「服喪」してる人を見たことがない。)なお、議員や候補者の場合、「あいさつ状の禁止 」事項があり、「年賀状」も「暑中見舞い」も「喪中状」も、選挙区内には出せない。(参院比例区は全国が対象)議員の方からの年賀状もいただくが、「選挙区外」の他市在住者。ときどき、「議会報告新春号」としてハガキを出す議員さんがいるが、「年賀状」じゃないから、「62円」払ってるんだろうなあ。参考:公職選挙法147条2【候補者又は公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む)は、当該選挙区(選挙区がないときは選挙の行われる区域)内にある者に対し、答礼のための自筆によるものを除き、年賀状、寒中見舞状、暑中・残暑見舞状その他これらに類するあいさつ状(電報その他これに類するものを含む)を出してはならない。】
2018年01月02日
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解散、総選挙の結果は、安倍与党の「絶対多数」確保。数字としては、公示前議席を上回ったのが「立憲民主党」だけ、ということだった。(「率」でいえば、共産党の減少率が最大。)「立憲民主党」の場合は、「踏み絵を踏まずに筋を通した」潔さ、という人気が大きいと思う。一方で、一年で「賞味期限切れ」っぽいのが、小池人気だが、去年の都知事選で、民進党の顔色を見ているうちに「小池ブーム」に飲み込まれたのが残念だった。(今の立民の人達だったら宇都宮さんでも拒否しなかったんだろうか?)どっちにしろ、今の選挙の投票動向を見ると、「政策論議」がどういうことになっていない。「マニフェスト選挙」が流行語大賞に入ったのが遠い昔に思う。今どき、政策路線を訴えて支持を得るのは難しいことではある。「中学生の3割は教科書の文章が理解できない」という時代。最大の敵は(日本の最大勢力?)、「みんなが言うから教」日常の「どうってことない」(と思う)ことに、「なんとなく」つられない癖をつけなくちゃ、「選挙の時だけ理屈を通そう」としても、みんな聞かない。「身内」でSNSやって、「いいね」で盛り上がっても、しかたない。(「あっち」では、【世の中、理屈じゃないんだよ】と言いながら、「こっち」で、【理屈】を言われてもなあ。)~このシーズン、「喪中ハガキ」の予約ポスターがいっぱいだが、「喪中ハガキ」を出すような人で、「本当に服喪してる人」を見たことがない。
2017年10月24日
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「消費税増税しなくても社会保障の財源はある」として、「具体的提案」がされるのだが、そもそも、社会保障費は、「財源があるからする」ものではない。「軍事費を削って教育や福祉に」というのは、心情的には共感できるが(しない人もいるが)、フランスみたいに、「核兵器を持つ軍事大国」でも、教育や医療は保障されている。 消費税は高いが、「高い保険料を取られた上に本人負担」とか、「国公立の大学に行くのに奨学金というローンに頼る」なんてことはない。「軍事費と社会保障費を天秤にかける」ような論だと、かつて、川口是先生が言われたように、「なにもないときに『戦争か平和か』と問われて『戦争』と答える人はよほどだが、普通の人が『戦争か飢え死にか』と問われても『平和』と答えられるか?」ということになる。そういう選択をさせないための運動が必要だ。「富裕税」は、ピケティ以来、話題になるが、「儲けてるんだから労働者に還元しろ」というのも、心情的には共感できるが(もちろん、しない人もいるが)根本的に、(儲けていようといまいと)「労働力の再生産費用は、商品の価値に含まれる」はずだ。つまりは、商品の価格に反映される。(マルクスが『賃労働と資本』で、「賃金は利益の分け前ではない」と指摘した通り。)~マルクスの時代には、社会保障なんかなかったから、「労働力の再生産」のためには、「賃金」しかなかったが、『個人』の賃金に頼らず、プロレタリアートの生活を『社会的に支える』のを目指すのが社会主義じゃなかったかな。賃金依存では、失業者は助からない。(永久に成長し続ける経済でなければ、失業ゼロはあり得ない。)商品の価格が高いのは当たり前で、(シャネルとかシトロエンとか、フランス人の社会保障費を含む、フランス製の輸入品は、当然、高い。)「商品が高くなったら景気が悪くなってますます貧困になる・・」というのは、マルクスを勉強してないんじゃないか?と思う。(生産の段階で課税するのも、流通や消費の段階で課税するのも、基本的には同じ。税金で集めるのも、保険料で集めるのも、結局は同じ。)「やり方」の問題だが。「貿易品」の場合は、「生産地」と「消費地」が違う。「輸出品」からは消費税が取れない、という点での「バランス」なんだが。「相手の土俵で戦う」ことは必要でも、「相手の掌の中で戦う」のは、ほとんど勝ち目がない。
2017年10月10日
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町で見るポスター。「市民+野党」の共闘で、安倍政権にさよなら細かいことをいえば、【「市民」でない、町村や東京特別区民はどうなる?】という疑問がおきるが、そもそも、「市民」というのは、階級としてブルジョアジーのことを指すのだと、聞いたぞ。(フランスの市民革命)地方選挙では「住民が主人公」だったが、「住民」と「市民」の使い方はどうなのか。
2017年10月06日
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「突破」しなくちゃならん「国難」とは、政権政党が作ったんじゃないか?今を「国難」だというなら自らを身を引いて政権を返上すればいい。何か「突破策」を持っているなら、国会に提案して法律を作って予算を通せばいい。国会で審議もせずに、「打開」だというのは、「軍事政権」と変わらないぞ。
2017年09月26日
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衆院補選の「野党共闘」にかかわって、民進党の候補者が、「合同街頭演説」に来なかったような消極姿勢は許せん、と、共産党・小池書記局長がクレームの記者会見。「民進党に率直で真剣な検討を求める」2016年10月25日(火)しんぶん赤旗正直いって、民進党が「真剣な」党だとは思わないし、積極的に「共闘」できる相手でもないと思う。野党になったから、「TPP反対」の立場を言ってるが、民主党政権のときに「推進」を言い出したものだ。「オール沖縄」で戦った衆院選でも、逃げたし。知事選挙で「脱原発」候補を推すことはあっても、党として「脱原発」を掲げているわけではない。補欠選挙だけで終わるつもりでない候補者としたら、「次の本選挙」で期待できない他党応援を求めないこともあるだろう。(「小池ブーム」に乗った自民党候補相手に苦戦してるのは判ってるし、そこまでして恩を売ってもらわない。 ・・という選択もするだろう。 勝つことが「目的」なのが民進党だし。)ムキになるほどのことでもないのではないか。(民進党を「仲間」扱いしているうちは、「政党助成金廃止」を堂々と選挙の争点にできないし、 自らの「売り」を狭めちゃうんじゃないかな。民主党政権が、なぜ「一過性のブーム」で消え去ったか、押さえておかないと。)※「アンチ自民」層の心をつかんで当選した小池氏が応援した自民党候補に対して、 「野党合意」第一で担いだ鳥越氏が、民進党候補の応援に出てきた話も聞かないし。
2016年10月25日
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小池知事 築地市場移転延期を正式表明(8月31日 15時07分 NHK)【・・東京・中央区の築地市場は、ことし11月7日に江東区の豊洲市場に移転する予定でしたが、東京都の小池知事は31日午後、記者会見を開き、当面、移転を延期することを表明しました。延期の理由について、小池知事は、豊洲市場の敷地内を通る地下水の水質調査の結果が11月7日の移転予定日に間に合わないことを挙げ、「市場は生鮮食料品を扱う。食の安全は生活者の目線を大切にすべきだ」と述べ、安全性の確認を行う必要があるためだとしています。また、豊洲市場の整備費が去年3月の段階で5800億円余りと、当初の見込みより大幅に膨らんだことについて、「これだけの費用がかかったことに私は驚いている。きちんと精査し、都民に説明する必要がある」と述べ、検証する考えを示しました。・・】水質検査の結果が出るまえに、「都民の台所」を強行移転するほうが非常識なんだが、(排ガス試験の結果が出るまでに新車発売するようなもんだろう)前回の都知事選挙で、「強行移転に反対」したのが宇都宮候補だけだった。(「泡沫」の皆さんは知らないが)先日の知事選挙で、「反アベ統一」の鳥越候補も、「築地移転」については言葉を濁していた。(このへんが、身を引いた宇都宮さんが、鳥越候補の応援に出てこなかった理由の一つだろう。)民主党都議も、築地移転には賛成してたから、「支持政党内の賛否」が問われる問題に踏み込めない。(ニュースキャスター時代に「築地」を扱わなかったわけでもあるまい。)こういうことがあると、結局、小池知事の支持率だけが高まることになる。とくに、前回の知事選挙で、政策を比べずに知名度だけで投票した人(今回も似たようなものか?)は、移転問題を知らず、既定の路線だと思ってたんじゃないか? 小池知事が発表してはじめて「そんな問題があったのか」と知った人の支持がどっと集まる。(本当なら「だから、前から言ってたでしょ」と、宇都宮さんが評価されるべきニュースなんだが。)あとで「都民の声」を味方につけた知事がトンデモ(橋下の大阪みたいに)を言い出した時に止められなくなるぞ。
2016年08月31日
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東京都知事選挙の結果は、「世間の予想」どおり? 小池候補の当選だった。291万票。得票数を見たら。、石原慎太郎の最後の選挙より多い、というのが意外だったか。(得票率は、2011石原が43%、2014舛添が43%、今回小池が44%、石原初当選が30%。・・猪瀬65%は異常かな。)鳥越候補は134万票、20%。 前回の宇都宮候補が98万票、20%。「野党」統一ではあったが、「都民」的には蚊帳の外だっただろうか。猪瀬、舛添と「投票先を失敗した」有権者にとっては、「やっぱり宇都宮さんの言ってたほうが正しかった」と考え直してもらうチャンスだったのに、「最大野党の顔」を優先しちゃったため、「野党の票」しか取れなかった・・・というのが普通の分析だと思う。(「身内」的には、告示直前の立候補表明からよく健闘した、という言い方もできるだろうが、 ちゃんと準備していた宇都宮氏を蹴った時点で、「それも込み」でしかない。 宇都宮候補が、民進党の顔色などうかがわずに立候補しても、20%は獲得できたのではないか?)参院東京選挙区で、共・山添、民・小川、社・増山で126万票だった。 (蓮舫の112万票など、なかったに等しい?)
2016年08月01日
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東京都知事選挙の告示を直前にして、 鳥越俊太郎氏が「出馬表明」。 民進党はじめ、「4野党」が統一して推すという。鳥越俊太郎キャスターのニュース報道は面白かったが、それは、当事者でない「周囲」からの報道であって、「じゃあ、自分ならどうする」という政策を掲げているわけでない。「笑点」の司会者・歌丸さんが引退して、新司会者の候補者として有力だった圓楽さんだったが、「お客さんの立場」からしたら、「司会の圓楽さん」より「回答者の圓楽さん」のほうが面白い。協会の立場よりも「お客さんの立場」を考えて「司会は昇太さん」で、妥当なところだろう。 知事選挙でも、「民進党に顔のきく有名人」というだけで、「政党関係者だけで合意」した候補者ってのは、これまで、貧困に立ち向かおうと、宇都宮健児さんとともに戦ってきた人々を無視する行為だ。かつて、京都府知事選挙や大阪府知事選挙で、当時の国政最大野党が、反蜷川・反黒田に走ったことがあった。政党としては共産党だけの推薦だったが、「民主府政の会」は、統一組織として知事選挙を戦った。こういう場面での宇都宮氏だと、勝算としてはかなり下がるだろうが、ポスターの印刷代等は、立候補したら公費で出してもらえる。1割取れなければ、供託金を没収される危険があるが、不戦敗よりスジは通せる。前回の大阪府知事・市長選挙で、最大の敗者は、自民党候補を自主的応援して敗れた共産党だった。今回の都知事選挙で、「自民党・本流亜流対決」にさせてしまったら、やっぱり、「最大の敗者」になりそうに思う。(民進党なんてのは、負けるたびに「新党」に衣替えするのが当たり前だから、たいした被害はうけない。)
2016年07月13日
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参院選で、話題の「野党統一」候補は、11人が当選。前回は野党が2人だけ(沖縄と岩手)だけだったことを思えば、躍進と言えるだろう。(ただ、前回と立候補の「顔ぶれ」がちがう。 改選議席の6年前は、民主党が「与党」だった。)福島や新潟は「定数減」で1人区になったところで、自民党と民主党とが1議席ずつ持っていた。「統一」でなくても、単に「その他」が控えていれば当選したぐらいの得票実績は持っている。(90年代の「自民・非自民」連立ブームのとき、「蚊帳の外」の共産党候補の票の差で自民党が当選してどうのこうの・・という話がよくあった。)単に「今回の結果」を数字で見るだけでは、分析として科学的でない。気になるのは、「近畿」の選挙区。京都の福山候補(民)を除いて、「オール改憲」派が占めた。 (前回は京都と大阪で共産党。前々回は和歌山以外の5府県で民主党1人ずつ当選。)大阪の「改憲4議席」、兵庫の「改憲3議席」だけで7議席離されている。(実力を考えて) 大阪で共産党候補、兵庫で民進党候補で「野党一本化」しとけば、「自公維独占」にはなってない票差だった。目先の勝ち負けより、筋を通して、堂々と戦うべきだ、(90年代はそういう戦いをして、800万票につながった)というのが、正しいかどうかはわからないが、(何を基準に正しいというか?)とにかく「目先の議席で改憲勢力を押さえる」のを目的にするなら、「複数区」で「複数議席独占」を許さない、という作戦も考えるべきではなかったんだろうか。とりあえず、「10%取れない複数区」も、パスできたんじゃ?(県議戦でパスには慣れてるだろうし。)
2016年07月11日
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都知事選挙をめぐって、候補者の名前がいろいろ出回っている。猪瀬でも、舛添でもアカンかった。 だったら宇都宮候補だろう。エエカゲンな選択をしたのが間違いだったんだから、はじめの一歩から出直そう。ふつうなら、そう思う。宇都宮さんも、やる気は見せているらしい。<都知事選>宇都宮健児氏、立候補検討「出られる準備ある」毎日新聞 6月16日(木)20時59分配信 とりあえず、お願いするのがスジではないか?こういうときに、共産党・志位委員長は、国政・都政ともに「4野党プラス市民」で2016年6月17日(金)【日本共産党の志位和夫委員長は16日、舛添要一東京都知事辞職に伴う知事選について「国政とともに都政でも『4野党プラス市民』という枠組みでたたかえるように努力したい」と表明しました。香川県高松市で記者団に語りました。・・】東京から離れたところで、記者相手に語るのも、≪都民より「枠組み」が優先なのか?≫ と感じる。沖縄の衆院選でも、「辺野古基地ノー・オール沖縄」の共闘から民主党は完全に外れていた。国政選挙で、野党第一党の顔をたてるのはあるだろうが、そんなことをしてたら、肝心なところで何も進まない。「市民」の一部はすでに宇都宮さんに期待している。前回も「民主党中心にかついだ細川元首相」というのは、単発的な知名度はあったが、しっかり政策を訴えた宇都宮候補に及ばなかった。当時の民主党の人たちは、「敵対」していた宇都宮さんの支持に回るのは嫌だろうが、結局、顔色を窺っても、たいした人選はできんと思う。(あとで、どこそこの企業となんたらかんたら・・という話が出てきそうなレベルの人たち。)
2016年06月21日
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参院選の「野党統一候補」の流れに、危機感を持ったのか、自民党から、「共産党と民進党で経済政策が統一できるはずがない」という攻撃(?)が出ている。(そもそも、自民党の中が一致してないから、麻生と安倍がああだこうだ言ってたんじゃないか?・・というのはおいといて。)もともと、政権を担おうという者は、「一致した仲間だけ」でつき進むべきでない。「違いがある」からこそ、いろんな党派や無所属議員がいる。実行する段になって、「このへんならみんなの支持が得られる」案を出すのが大臣の仕事だ。京都府の蜷川知事、大阪府の黒田知事、旧南光町の山田町長、みんな「少数与党」のもとで、自民党の議員にも賛成してもらって予算を通した。(府議会・蜷川野党の代表が、野中広務だった。)当然、自民党の政策が共産党と一致するわけがない。「反対のための反対」でなく、論議すれば賛成せざるを得ない。「そういう経験」をしてきた自民党議員がいなくなって、小泉以来の、「いざとなれば2/3で再議決」のゴリ押しに慣れた連中ばかりだからなあ。(実際のところ、民進党が与党になっても、TPPなんかは自民党といっしょに進めちゃうだろうと思う。 民主党が言い出したことも多いし、自民党とほとんど変わらん政策のほうが多いだろう。) それを覚悟したうえで「アベではアカン」のアピールだ。政策よりも、「大臣の椅子」に固執するヤツの心配だな。
2016年06月07日
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さいきんの「野党統一」候補の流れをうけて、1人区で立候補を予定していた共産党候補が、選挙区から比例区にまわる、というのが続いている。比例区は、一次発表の「必勝メンバー8人」に加えて、市田副委員長が引退をとりやめ立候補。これだけで9人で、「選挙区から比例にまわった」候補者が20人?http://www.jcp.or.jp/web_senkyo/現実的に当選の見込みのない(10%の得票も危うい)1人区で供託金を没収されるより、「統一候補」に任せて見送りしたほうが、楽だろう。ということを考えている県もそこそこあるはずだが、「比例に29人」も立候補したら、市田候補まで9人当選しても、11人分の供託金は没収になる。(過去最高が8議席)比例の供託金は、選挙区の倍だから、22人分が没収になる。目標通りの当選でソレだ。「地元に比例候補がいないと票が増えない」なんていうことはあるまい。(島根県や福井県より、沖縄県のほうが人口も多いし得票も多いはずだが、「元祖・統一候補」なのに「地元比例候補」なし。)もともと、1人区の候補者というのは、多くは県委員会の副委員長とか書記長とかだから、そんなに知名度もないし、引っ込めて「組織」活動に専念したらどうか。8人当選の時だって、比例は拘束名簿で「地元候補」なし。むしろ、「各分野のスペシャリスト」がそれぞれの分野で戦ったほうが政策本位で支持を訴えやすい。佐々木憲昭・前衆院議員も、最初の選挙は「比例最下位」だった。選挙制度の都合で「非拘束名簿」になったが、どうせ、「比例区にまわった候補者名」では支持拡大しないんだし。投票所の名簿は、全員同じ大きさで掲示されるから、数が多いと「埋もれる」候補者もいる。(かつて、春名候補が「一番下」の候補者より票が少なかったこともある。)意味なく増やさずに、いっぺんクリアして、「全国区で戦える」候補者に選考しなおしたほうがいいんじゃないかな?(いっぺんクリアしないと、〇〇県はのこって〇〇県はひっこめた、というレベルの低い「ひがみ」が残る。 以前の共産党なら、そんなことはないはずだが、いまどきは・・。)「TPPを堂々と語る候補者」なんか、確実に必要だろう。(農家の問題だ、ぐらいにしかとらえてない人たちに訴える力をもった。)
2016年05月10日
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衆院京都3区補欠選挙は、もりあがらないまま、投票日。辞任した宮崎ケンスケのポスター掲示板が、「こころ」(「改革」推薦)候補の掲示板に変わってた。参院選はどうするんだろう。なお、低投票率の中で「おおさか維新」が、3期のケンタの「3分の1」(得票率20%)を取ったことは、アカンなりに、評価すべきだろう。京都では組織らしい組織もなく、「ブーム」頼りのブームも賞味期限切れの中で。
2016年04月24日
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結局、衆院3区補欠選挙は、「自共」不戦敗で、世間の注目は、「おおさか維新」の看板が「京都」でどこまで通るのか?というようなところに終始している。(まあ、普通なら、知名度のあるケンタが、自民党からも共産党からも、本質的な批判も受けずに「楽勝」だろうから、「その他」がどれだけ善戦するか。)どこが「参院の前哨戦」になるのか、わからん。ただ、かつて「自共対決の時代」と言われた、最前線が京都だったことを思うと、「参院しらけ」の前哨戦になる可能性はある。世間が「自民・非自民」に流れたときにも、「独立」して戦ったからこそ、「連立与党」が批判をあびたときに、「やっぱり」頼りになるのは・・ ということで過去最大の820万票につながったこともある。「損得勘定」で離合集散を繰り返してる連中と、中途半端に付き合っても、落ち目になるときの巻き添えを食うだけだと思う。(民進党が本当に「アベ許さない」を通すなら、沖縄の衆院を逃げたりしてないし、 その「元」となった、普天間基地「最低でも県外」を反故にしてない。)全国的には、県議戦で、確認団体と認められる「3人」の候補者を立てられない県があるんだから、無理に、衆参の「全選挙区」に候補者を立てる必要はないと思うが、(そういうイナカ県から中央役員が出ていないから、「見送り」するのに大義名分がいるだけのことで)なんといっても、「京都」なんだから、「TPP」を争点に戦ってもよかったんじゃないか?(まさか、1割とれずに供託金没収、なんていうことはないだろうから。)
2016年04月13日
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自民党・宮崎けんすけ元議員が「支部長」をつとめる、衆院京都3区「掲示板」 (伏見区・竹田駅近辺)参院候補と「セット」になってたポスターは、「票が減る」おそれのある参院候補が外すにしても、「掲示責任者」がケンスケだから、無責任な取り外しもできず。というところだろうなあ。
2016年03月03日
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話題の広がるのも早かったが、 話題から消えるのも早いのか? どうなってるのか、京都3区。宮崎けんすけの「辞職」の後。 自民党は、議員が余ってるし、1人ぐらい欠けたって、どうってことはない。ほとぼりの冷めるのを待つだけ。補欠選挙に立候補を有力視されている、泉ケンタも、(ややこしいことに、京都3区大山崎町隣、大阪10区の「維新」もケンタだ。)補選告示までは「現職」だから、「自分が当選したら・・・」なんていう話にはならない。共産党が、候補者を決められないのか、方針が決まらないのか? 反応がない。(前回の石村候補をもう一回出すのか? 去年の府議選乙訓で名前は売れてるだろうし。)あるいは、定数1の衆議院で「見送り」作戦を発表するぐらいだから、まずここで「実践」してみるのか? (「共闘」の話題はトップになるが、「3区」スルーの「京都民報」)http://www.kyoto-minpo.net/archives/2016/02/26/post-20050.php自民党が「スルー」したときの「争点」はどうなるのか?「戦争法」で「野党は共闘」といわれているが、アベ与党がスルーしたら、これが空振りになる。(自民党の狙い)ということもあるだろうが、国民の生活への影響力を考えたら、争点は、「TPP」を許さない。 じゃないか?参加を表明したのは、民主党政権の野田だった。労資癒着型の労働組合が、関税が撤廃されて、「安い農産物が入れば、ワーキングプアの給料でも生活できる」的な発想で、TPP推進をしている。 (消費税増税だって、野田政権だった。)「戦争法」だけの問題で、民主党と「共闘」したら、えらいことになるぞ。「戦争(侵略)か飢え死にか」の選択に向かうのがTPPだ。
2016年02月24日
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「育休」で話題提供していた、宮崎議員が「不倫報道」で議員辞職だというニュース。宮崎衆院議員が辞職願=16日に許可、4月補選へ時事通信 2月12日(金)15時43分配信 Yahoo!【自民党の宮崎謙介衆院議員(35)=京都3区=は12日午後、衆院議長公邸で大島理森議長に議員辞職願を提出した。 女性タレントとの不倫問題での引責。辞職は16日の衆院本会議で許可される見通しだ。京都3区の補欠選挙は、町村信孝前衆院議長死去に伴う北海道5区補選とともに4月24日に投開票される。・・・】 スキャンダル対策が、議員活動に支障があるかどうかは、「育休」とそんなに違わないと思う。 小渕優子のほうが、議員としては問題が大きいと思うが、所詮は、「シッポ切り」される程度の議員だったな。 ところで、京都3区補欠選挙。 【・・京都3区補選について、自民党は候補擁立を慎重に検討。民主党は同区で惜敗した泉健太衆院議員=比例代表近畿ブロック=を擁立する。おおさか維新の会も候補を立てる方針だ。・・】 これから投票日までの日数を考えれば、ケンタのほうが、 「現職の知名度」で一番有利だろう。 比例の辞職ぶんは、繰り上げされるから、 たとえ落ちても民主党に損はない。 (「退路を断って立候補」といえば、対有権者としてもイメージがいい。)で、気になるのが、衆院補選で「野党は共闘」なのか?「維新」は負けてもともとだから、参院候補を宣伝する場につかえる。共産党はまだ表明なし。北海道とか九州とか、単独で戦っても勝てないところで「統一」しても損はないが、参院選京都選挙区「定数2」で、前回民主党を落として当選した共産党が、次の参院選直前に民主党を勢いづかせたら「損」・・という考え方もある。かといって、独自候補と立てて「3つどもえ」で自民党が勝ったりしたら、「野党は共闘」を崩した、と非難される。・・・共産党京都府委員会がいちばん悩んでるのかも?
2016年02月12日
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宮崎議員の「育休」宣言について、あちこちで話題になっている。国会議員育休に意見続々 菅氏は披露宴で「議員立法を」朝日新聞2015年12月23日19時29分【菅義偉官房長官は23日、自民党の宮崎謙介衆院議員(34)=京都3区=が育児休暇を取りたいとの意向を表明していることについて、「(国会議員が)育休を取るための議員立法を超党派でつくったらいい」と述べ、国会に規定がない育児休暇の法制化に前向きな姿勢を示した。東京都内で開かれた宮崎氏と自民の金子恵美衆院議員(37)=新潟4区=の結婚披露宴であいさつした。・・・】対して、蓮舫氏、国会議員夫婦の育休に「全く理解できない」 ネットは賛否真っ二つの大論争にJ-CASTニュース 12月25日(金)18時36分配信 Yahoo【・・蓮舫氏は15年12月24日、「一般的にはいいのでは、との反応があるが私は2人とも国会議員の夫婦の育休は否定的立場をとる」とツイートし、両議員の育休取得に反対した。理由について、 「時間的自由度が高い国会議員は、完全育休より公務との両立が可能です。かつ、国会議員の育休は、給与も全額保証で民間より遥かに優遇されている」・・】一般には、子育てのために父親が時間を取ることは必要なことだが、問われている「根本」の次元がちがう。議員というのは、「労働力を提供して賃金を得る」労働者ではなく、有権者を代表して、立法権を行使する代議員だ。議会に出席するか「欠席」するか、公的に問われるのはそれだけ。議員報酬は活動保障費用であって、「給料」ではない。【衆議院の規則では、出産の場合、自ら期間を決めて事前に休暇届を提出できるようになっているが、育児休暇に関する規定は男女ともにない。そのため現状では本会議のたびに欠席届を出すこととなり、この場合の議員報酬は、現行制度上、全額支給される。】日常活動は、それぞれ自由。(元首相の某氏のように、ロッキード事件で起訴されて、「入院したまま」で任期を過ごした人もいる。 病人だって「有権者」だから、有権者が納得して投票したのなら、「欠席」しても文句を言われる筋合いはない。 投票する有権者の「質」の問題はあるが。)労働者の物差しで、「育休」を語る時点で、三権分立を理解していない。宮崎議員も、菅官房長官も、蓮舫議員も、「議員」を名乗る資格がない。(公務員は労働者だから、育休があるのが当然である。「労働者の権利」で。)今後、地方議会でも同じような話が出てくると思うが、ちゃんと「本質」を踏まえた論議にしてほしい。なお、行政職である市長は、公務員共済に入っているが、議員は「国保」。町の商店主や農家と立場は同じ。店を開けるか閉めるか、農作業をするかしないか、決めるのは自分自身。誰に「申請」するわけでない。(もちろん、お客さんにはお知らせするが)騒ぐようなニュースではないが、「話題にしたい」人達が多いのだろうか。
2015年12月26日
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大阪府知事、市長W選挙で、「反・維新」の元議員を候補者に立てている自民党。世論調査での「苦戦」を伝えられて、さらに気合をいれている。有権者にしたら、「反ハシモト」というのは「ハシモト個人」への嫌悪感が強いので、「後継候補」については、あまり気にしていない。(ように思う)「住民投票」はすんだし。「維新」の議員も、もともとが自民党(松井知事も含め)だし、かつて、国会で「非自民」で小沢一郎にくっついた連中がぞろぞろ自民党に帰ってることを思えば、「ブーム」を利用しさえすれば、あとはどうとでもなる。公明党は「自主投票」だし、共産党が「自主支援」して熱くなるほど「反共票」が「維新」にいきそうな気もする。(告示前に、自民党のビラを府境こえて精華町で配っていたが、「リニア」など「開発」優先の「景気対策」が目玉であることにちがいない。)「赤旗」では、「いいところ」ばっかり拾うから、立派な候補者のように見えるが、京都の山田知事や谷垣幹事長でも、そのくらいのことは言う。春の府議選挙でも、結局、「反維新」も「反自民」も看板を取られた共産党が議席を減らしている。「共産党の議席さえ減らせば、損はしない」というのが、「自公」の正直なところではないか?自民党議員が堂々と知事に名乗りを上げられる、なんていうのは、70年代以来のことだし。
2015年11月18日
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「戦争法案」といわれた、安保関連法のたたかいを経て、<共産党>他党と選挙協力…独自候補擁立見直しというニュースだ。 毎日新聞 9月19日(土)20時51分配信 Yahooニュース【共産党は19日、党本部で緊急中央委員会総会を開き、来夏の参院選や次期衆院選で民主など他の野党との選挙協力を進める方針を決めた。・・・】【・・・共産党が候補者調整も含めた選挙協力に踏み込む姿勢に転換したのは、安全保障関連法に反対する世論の高まりを受けたためだ。関連法案の成立阻止のために内閣不信任案を共同提出した民主、維新、共産、社民、生活の枠組みを基礎とし、早急に各党に呼びかける。 志位氏は会見で「過去に部分的協力はあるが、衆院選、参院選で党方針としてやるのは初めて」と強調。「(安保関連法反対の)1点で選挙協力をすればいろいろな形が可能だ。我々が立てずに相手を推薦する(こともある)」と述べ、野党統一候補など具体的な選挙協力を進める考えを強調した。・・・】安保「関連法」の世論ぐらいで「統一」できるなら、「70年安保」で、統一できていたろう。 結果としての「擁立見送り」はあるにしても、「呼びかける」ようなものか? 知事選挙での統一候補はあるが、国政で他党を推薦したことはない。それで過去最高の39議席を得ている。 (90年代の小選挙区導入後も、「非自民連立」の流れに与せず戦って、比例820万票を得ている。 )沖縄で「辺野古」容認を決めたのは民主党だった。 TPPや消費税増税も民主党だった。「関連法」みたいなことで国の運命は決められない。「安保体制そのものを問う運動」に広げなくてはならんのじゃないか? シールズにも「そもそも安保体制とは・・」ということから勉強してもらうチャンスだと思う。「戦争」というのは、紛争の「結果」であって、紛争に至る過程を左右するのが「政策」だ。その「政策」の論議を飛ばして、「反・自公」で統一できるのか?来年の参院選で協力したからといって、自衛隊派遣が止められるわけでない。(民主党でも、京都の前原なんかは「安保体制推進派」だ。)むしろ、「協力」のために敷居をさげて、TPP推進派を批判せず、国民を「アメリカ的貧困大国」に導いた結果、「戦争か、飢え死にか」の選択という、80年代に川口先生が心配した道に突き進まれては困る。ところで、11月に「大阪府知事、大阪市長」ダブル選挙があるが、「反・自公」統一路線と、「反・維新」統一路線と、どっちが優先なんだろう。「推薦した議員」が裏切ったら、推薦したほうも責任が問われる。「中央委員会総会」って、そんな論議をいきなり決定できる機関だったっけ? (共産党の規約では、党大会に次ぐ決定機関のはずだから、地方組織に至るまでの論議がされているはずだが、 そんな話、「赤旗」で読んだことがない。 「日曜版」で、「TPPの話題スルー」が怪しいな、とは思ったが。)
2015年09月19日
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OSAKA都構想:/5 なぜ「都」にこだわる毎日新聞 2015年04月09日 大阪朝刊 【・・「都」にこだわる理由について、橋下氏は「英語で言うとメトロポリスということ。ロンドン、パリのような大都市に大阪の格を上げたい」と訴える。・・】 「首都」であるロンドンやパリに対して「大阪の格」を誇る必要はないと思うが、ロンドンやパリの人にとって「大阪」よりも「京都」のほうが【格上】なんじゃないか?都市の規模としたら「横浜」のほうが大きいし、貿易拠点としての知名度もある。下手をすれば、「神戸」のほうが・・? 日本人にとって(もちろん世界中の人にとって)、ロンドンやパリは「大都市」だから「格」があるわけじゃない。 ソウルやマニラや上海は、巨大都市に成長したが「格」は高いのだろうか? (ハシモト自身の認識としても) 京都の姉妹都市の、ケルンやフィレンツェなど、規模は小さいが、歴史も伝統もあって「格」を作っている。カジノでもうけて客を集めてお金を動かそうという、貧困な発想で「格」はあがるのか?
2015年05月09日
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地方選挙「後半戦」の、注目区。東京・目黒区議選挙。 現有4議席からプラス1を目指す共産党新人の松嶋候補。昨年、参院議員の吉良よし子さんと結婚して、「本名」がどうなのか知らないが、選挙は「松嶋」で戦っている。ポスターや広報が「松嶋」でも、「本名が吉良」であれば、(選管には、戸籍謄本をもって届け出するんだから)「キラ」で投票されたものも当然「有効票」になるが、さて、どうなんだろう。せっかく話題になったんだし、もっと「利用」すればいいと思うが・・。しかし、目黒区は、共産党も「プレミアム商品券」の提案をするのか?バラマキだろう・・・。(参院選で820万票を取った時、「商品券方式」を自画自賛する公明党を「目先のバラマキ」批判で抜いたんだが・・。)
2015年04月19日
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地方選挙ねたで、地方自治法では「都道府県議会」「市町村議会」だが、京都では「府会」「市会」をよく使う。「府県会」は、明治時代の発足である「府県会規則」に基づく。 【三新法】(weblio辞書~三省堂 大辞林)1878年(明治11)公布された郡区町村編制法・府県会規則・地方税規則の総称。明治政府最初の統一的地方制度。大区・小区制を廃して,郡・町村を行政単位として認め,戸長公選・町村会設置を決め,府県会の開設を認めた。 戦後、国民主権に基づく地方自治制度が発足してもなお、戦前の「府会」「市会」の呼称が「定着?」しているのが京都市(町村会も?)らしい。代議員制度に基づく住民代表と、官選知事の末端機関の「会」では意味も違うだろう。自民党が使うならまだしも、共産党が「府会」「市会」を堂々と使うのはどうなんだ?(かつて「内閣制度100周年」のとき、「戦前の内閣と戦後の内閣は意味が違うのに、通算して100周年と祝うのはおかしい」と「赤旗」新聞でアピールがあったが・・)(なお、「府会」といってるのは京都だけで、「赤旗」記事では、府議会議員選挙の略称は「府議」選で統一。)京田辺市議選の公営ポスター掲示場。 市長選挙もあるので「市議」の表示。 京田辺市は歴史が新しいから、地方自治法どおりに?(間違えて貼るやつがいるとは思えないが・・。)
2015年04月17日
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例によってマスコミは「民主党が独自候補を立てた」選挙だけを「対決型」と呼び、自公民連合の現職に共産党推薦の新人が挑む選挙を「無風」よばわりする。「オール与党」が決まっているとして、一方で「県議会無投票当選」を嘆くのはおかしいだろう。というのはさておき、道府県議選挙の結果は、全国では、共産党の前進と、民主党の大敗が特徴だった。一方で、大阪の選挙で、共産党は後退している。これをどう評価するかだが、私の考えでは、「反自民票」や「反体制票」が「維新」に流れ、「反ハシモト票」が自民党に流れた結果、双方のトバッチリを受けて共産党の得票になってないのでは?「反体制」というのは、70年安保の頃の火炎瓶を投げてたやつから、今時の「ヘイトデモ」やら、「年金なんか掛けるのは無駄」といってる連中もひっくるめ。けっこうな部分が「ワーキングプア」だと思うが、「ハシモト」や「アベ」の狙うものが、自らの首を絞めることになるとは考えず、「搾取する側」にのせられて、真面目に将来の世代を心配する人達をバカにする。危機感を持った「常識人」が本気で「住民投票」に立ち向かわないと、とんでもないことになるぞ。
2015年04月15日
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今回の道府県議選挙で、「無投票」の多さを憂うニュースが多かった。 (じゃあ、「負けるのを覚悟でも戦う候補者」にもっと注目した報道をすりゃあいいのに、同じメディアが「無風」よばわりをする。)県議選挙での「確認団体」認定基準が「候補者3人以上」に対して、共産党候補者が「3人いない県」が、(4月11日「赤旗」候補者一覧より)7県/41道府県。石川県:2福井県:1鳥取県:2広島県:2佐賀県:2大分県:2宮崎県:2 これらの県では、候補者以外の政治活動が規制されるから、たとえば、候補者を出していない地域で「政治宣伝」(ビラをまいたり拡声器を使ったり)ができない。(確認団体にさえなっていれば、候補者を出していない地域でも宣伝はできる。車やポスターの枚数は限られるにしても。) 福井県は知事選挙を「公認候補」で戦ってるから、全県での活動はできるが、広島県や佐賀県の「その他の区」は「指をくわえて見送り」。 個々の「候補者陣営」としたら、現職1議席を落とせないから「必勝区に力を集中」というのはあるかもしれないが、有権者をそっちのけの発想だと思う。 べつに「運動員が訴えなければ投票できない」ような、田舎選挙ではあるまい。毎日「赤旗」新聞を発行しているのは、いつでも党の訴えが全国に届くためのシステムじゃなかったっけ?まず、「国民の権利としての参政権」を行使することを、若者に訴えなくては。60万円の供託金はたしかに高いが、国政の300万円を思えば、小選挙区1人分で5人立てられる。(小選挙区のうちで「1割とるのに近い」選挙区を狙えば、還ってくる確率が高い。)国政は比例があるから、「指をくわえて見送り」はない。90年代の比例選挙躍進の前には「全区立候補」とか「自民党無投票信任阻止立候補」とかの作戦もあった。「自共対決」の時代を言うなら、「いま負けても明日のために戦う立場」を鮮明にしなきゃ。日頃「見送り」を続けておいて、劇場型の「政権選択」選挙を演じられた時に、「共産党が候補者を立てても供託金の無駄だから、(「非自民」を応援しろ)」というようなことを言われる。 (党中央の幹部は、日ごろ、京都や大阪や東京で「自共対決慣れ」してるから、一蹴するが、 「見送り慣れ」している地域では供託金がもったいないという話になる。)
2015年04月11日
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「欠員無投票」町政へ関心を 京都・伊根町議会京都新聞【 2015年03月29日 21時00分 】【昨年11月の改選で、定数10に立候補者が1人満たず、欠員のまま9人でスタートした京都府の伊根町議会が、定数削減の是非、町民へのアンケート、議会の活性化をテーマに議論を始めている。少子高齢化の課題が山積するまちで、町政への関心を高めようと取り組む。・・】無投票でも困りものが、「立候補者が足りず、欠員」ということでは情けない。【・・人口2300人のうち65歳以上の高齢化率が44%に達し、町政を担う人材難は深刻だ。 ある前町議は今回の選挙にあたり立候補者を探し、数人に立候補を依頼したというが「断られた」と明かす。「基幹産業の農林漁業が衰退し、若者は都会へ働きに出る。議会を担うような世代自体が少ない」とする。 小豆の栽培や加工品作りで地域活性化に取り組む「KOMOIKEあずきの会」の北西さとし代表(67)は、欠員無投票を、住民自身が町の将来を考える契機と捉える。「欠員無投票は町の厳しい課題を浮き彫りにした。議会や町頼みでは、過疎高齢化は食い止められない。何より地域住民が危機意識を持つことが大切」と話す。・・】まず「議会や行政」が先にあって何かしてもらおう、という「お上」意識が問題だが、自ら何かしようとして、予算を動かそうとしたら、議会で訴えねばならない。「高齢化率44%」といっても、「のこり56%」のうち未成年者をのぞけば「稼働年齢層」の有権者。ざっと1300人のうちの10人が揃わんということはない。(高齢者で年金収入プラス議員でも、生活には困らないはず。 困らないだけの方策を考えなければ。)Iターンして、議員しながら自給自足も?「ブラック企業」で搾取されまくっている若者。 誰か挑戦しないか?(共産党の場合、地方議員がいろいろやらされて大変だから、「やりたくて出る」人がいないというが、「議員にいろいろやらせる」組織のほうが問題かな。)http://plaza.rakuten.co.jp/akatamago/diary/200803120000/
2015年04月03日
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自治はどこへ:2015年統一選 「無投票当選、阻止」→現職出馬取りやめ 新人思わぬ「白紙委任」毎日新聞 2015年02月25日(選挙毎日) 【現職の無投票当選を阻もうと新人が名乗りを上げたところ、現職が出馬を取りやめ、自分が無投票当選してしまった−−。有権者が1票を行使する機会を持てないまま、手を挙げた人物がそのまま自治体の首長となる「新人無投票当選」の事態が各地で起きている。人口減や高齢化が進む地方で、議員だけでなく行政の長の担い手不足が深刻化している。【深津誠】・・・】2006年には5.6%だった「無投票」率が、2013年には15.7%だった市区町村議員選挙と、同じく、2006年の30.5%から2013年の36.2%の首長選挙。地方選挙での躍進を掲げるみなさん。議員は在住してないと立候補できないが、首長は「よそ者」でもなれる。高知の橋本大二郎・元知事も「よそ者」だったし、兵庫の山田兼三・元南光町長も「よそ者」だった。自民党だと、儲けにならん町村議などやっとれんだろうが、儲け目的で議員をやってない共産党なら、「負けても元々」の選挙ぐらい戦えるんじゃないか?戦わず無投票で、「国や都道府県の言うがまま」の市町村を見過ごしてはアカンやろう。
2015年02月27日
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今回の解散・総選挙で、「引退」したのが、「ムネオハウス」で流行語大賞の佐々木憲昭議員。参議院選挙に「比例代表」ができた時に拘束式候補者名簿の「一番下(25番目)」だった。10人当選しても「供託金没収ライン」下だが、経済政策委員長として活躍された流れで、国会で活躍された。「最下位まで実力者を配置する」のが、比例メンバーの優れた点だったと思う。 (「地域割り」時代には、実力者を25人も出せない。)参議院選挙に「非拘束」名簿が導入後、「個人名」で順位が決まるようになって、「必勝メンバー」と、「人数合わせメンバー」の落差が大きい。「必勝メンバー」が落ちないように、「数合わせメンバー」は、名前を出さない活動に徹し、(京都出身の候補者が、府内で500票入らない。)「当選したら困る候補者」の扱いだった。25人がそれぞれ得意分野で活躍して「比例票」を増やすのに比べて、「地域割り」の候補者が、「どこでも同じ訴え」をしたんでは、数合わせに候補者を増やしても意味がない。(毎回、京都の候補者は、「宣伝カー」を確保するために出しているだけに思える。)次の選挙は、市田前書記局長が引退して、「顔」がもの足りんように思う。(現職は、紙、大門議員のみ)衆院に当選した候補者が抜けるし、「5人必勝メンバー」に春名候補を入れても、「数合わせメンバー」との差が小さいと思う。大門議員、京都出身で神戸大学…でも、京阪神で票になりそうにない。まさか「必勝メンバー」の上にならんために「より票の入らん候補者」を並べることはないと思うが。(実際、やりかねん。名簿の「一番下」が目立って、5位の候補者が下に行ったこともある。)別に、「比例代表」なら「共倒れ」はないんだから、「誰が当選しても活躍できる」メンバーを並べたらいいんじゃないのか。案。「京都選挙区」に、井上さとし議員を回す。前回の参院選で、「小池、山下、井上」と、「顔」が固まってしまっているから、「半分ずらし」で。(抜けた後は「比例名簿」から追加補充されるから、倉林候補が、貴重な市議の議席を失うような挑戦ではない。)あるいは、「東京選挙区」に小池議員を回す。 前回、「みんな旋風」で、タリーズの候補者に惜敗したが、リベンジできるだろう。案。「比例代表」に、山田兼三・元南光町長を、「与党経験者」として出す、ぐらいの工夫もほしいところだ。
2014年12月24日
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衆院選・沖縄の小選挙区4つは、オール沖縄「反・辺野古基地」共闘の4勝で、自公連合を破った。当選は、1区・共産党、赤嶺氏。2区・社民党、照屋氏。3区・生活、玉城氏。4区・無所属、仲里氏。小選挙区で、共産党、社民党が獲得した議席は沖縄のみ。生活の党は、小沢一郎と沖縄のみ。元自民党後援会長の仲里氏をはじめ、沖縄の「統一」候補は、「辺野古基地」の一点共闘ではあるが、決して「安保条約反対」ではない。それを思えば、「反・TPP」の一点共闘というのは、けっこうスケールが大きいはず。 (「消費税」を棚上げしても共闘する価値はあると思う。)比例議席ゼロの「生活」にしたら、どっちみち議席に届きそうにない選挙区で、共産党の支援を受ける選択もあるのではないか。(共産党は、供託金の心配をせずに比例に集中できる。)TPPを「農業・農家の問題」だと考えているような「労働者代表」も、ちょっと勉強すれば、国民生活を根本的に「貧困大国・アメリカ」化するTPPを「わが身のこと」として、立ち上がらねばならないことには気づくだろう。(ただ、「小沢チルドレン」が、「選挙めあて」でなく、どれだけ小沢氏とともに戦う気があるか、という問題があるが。)
2014年12月18日
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さいきん、ニュース番組をみなくなった。(わざわざ、時間をかけてみるほどの価値のない報道ばっかりだし。)たまたま、「相棒」のあとだったから、つい見てしまった、テレ朝の「報道ステーション」。9党の「党首討論」だが、まあ、9党首と、放映時間と、古館キャスターの問題意識では、どうせたいした討論にはなるまいと思ってはいた。(まあ、その通りだった。)ひさにぶりに「リアルH下」が登場してたので、ちょっと見聞きしていたのだったが、「こんなやつを市長にしてる大阪市民は、よっぽどアホなんちゃうか?」としか思えない。「特区構想」で、アベノミクスを先取りだと自慢するのは、まあ、想定内。市役所の職員の給料が「大企業の社員と同じレベルはおかしい。中小企業の社員レベルに下げるべきだ。」大阪の中小企業の給料が、大企業より安くて当たり前だ、という前提を堂々と言う。(大阪の大企業、パナソニックやらダイハツやらが、下請け単価を買いたたいてる「賃金格差は当然だ」というわけだ。 中小企業の給料を上げるためにどうするか、という観点がまったくない。「最低賃金の廃止」を求めるような奴だからね。)で、消費税増税で、低所得者の生活が苦しくなったら、「商品券を配って購買意欲を高める」。国会議員の歳費を削るより、「政党助成金の300億円を廃止したほうがよほど有効だ。」という共産党・志位委員長に対して、「共産党だって、市役所に【赤旗】を公費で買わせているじゃないか。」とスカタンな攻撃。(これに、志位氏が「言論の自由の問題だ」という反論だったが、これは方向が違う。)K同から「K放新聞」を公費購入しては、市役所やら学校職員やらに強制回覧させているのと違って、図書館などが「資料」として購入している【赤旗】は、「商品」だ。部長が買ってるのは私費だろうし。 (どこかのS学会新聞じゃあるまいし、1人で何十部も買うことはないだろう。)市役所が、公用車や事務機を購入して代金を払うのは、企業に『助成金』を出しているわけではない。『助成金』と、「商品対価」の区別がつかんような奴は、「文楽」への補助金と、チケット代の区別がつかんのだろうが。
2014年12月05日
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さすがに、「年に2度の辞職」はひんしゅくを買うとみたH下市長は、国政転出を断念したらしい。首長のゴリ押しが議会で通らない。じゃあ、首長がゴリ押しをやめて議会の意見を聞くべきなんだが、それができない。議会を解散して有権者に信を問う、なら、いちおうスジだけは通るが、にわかブームで獲得した議席を増やすだけの自信はない。(減ることはあっても、これ以上は増えんやろ。)行き詰って辞職するなら、松井イチローだけ辞めてもいいんじゃない?
2014年11月24日
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アベシンが「いま」解散・総選挙に出るのは、それなりに勝算があるはずである。イキナリの解散で、準備不足なら、現職陣営が有利だ。「消費税増税」は、民主党政権が決めたことだから、増税アカン票は民主党には行かない。 (10%を先延ばししただけマシ・・とも?)「その他の党」は、どこがどこなのか、よくわからない。 困って民主党に入った連中も情けない。唯一、期待の高まる共産党(赤旗11/21)に票が行っても、小選挙区制で「議席を奪われる」までは行くまい。(比例も、ブロック定数の下で、1→2の「倍増」はあるまい。)恐れるは、沖縄の「新基地反対統一候補」ぐらい?(大阪で「維新」現職を落とせば、議席増もある?)・・・ぐらいのことは考えているだろうか。(支持率調査が「投票」に結びつくかどうかは別で、 最近の地方選挙で「参院選で負けた4年前」から議席を減らしている市もある。)2.7%→3.5%が「2倍」という計算がわからんが、このへんの数字はアテにならんと思う。
2014年11月22日
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今に始まったことではないが、衆院選:橋下氏が出馬示唆 週内に最終判断毎日新聞 2014年11月16日 08時00分【維新の党の橋下徹共同代表(大阪市長)は15日、大阪市内の街頭演説で、「大阪都構想実現のため、公明党の議席を奪うしかない。衆院選に勝ち、(大阪市長・知事の)ダブル選に勝つ」と話し、解散・総選挙になった場合、松井一郎幹事長(大阪府知事)と一緒に市長、知事を辞職して出馬し、後継を選ぶ両選挙の可能性に言及した。橋下氏らは公明党から協力を得るため水面下で交渉を続けているが、難航しており、状況は緊迫している。橋下氏は出馬について16日からの週内に最終判断する見通しを示した。・・】任期途中で「辞職」「再選挙」に打って出たあげく、また「辞職」だという。当初の任期4年の間に2回辞職する、ってのは、市長のポストを私物化以外の何物でもない。大阪市民が「損害賠償」請求できるんじゃないか?「公明党の議席を奪う・・」と言いながら、「公明党から協力を得る・・」は、どういう意味があるんだろう。スジより取引き、という点では、維新も公明も、同じ穴のムジナには違いないが、ここまで露骨に言われて、なお、取引きに出るかな?(取引きするほどの商品価値があるかどうか知らんが。)
2014年11月17日
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安定多数に胡座をかく、アベシン内閣が、あえて、負ける危険を犯してまで解散に出る必要はあるまい。というのが、「常識的」非常識をするには、それなりの理由があろう。「消費税増税の是非」を、年末のバタバタでやって投票率が低ければ、「動員力」のある現職陣営が逃げ切りできるだろう…。というもくろみもあるか。一方で、「沖縄県知事選挙」で、自民党系の候補者が、辺野古建設に反対して対立候補になっているのを牽制するのに、「解散・総選挙」をちらつかせれば、造反する奴らを(とくに、連立与党の公明)おさえやすい。知事選挙が終わってから、「解散?オレ自身は何とも言ってないよ。」ですます、というのもあるんじゃないか?
2014年11月12日
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「今後は僕を攻撃すればいい」橋下市長、ヘイトスピーチ問題で面談の在特会にYahoo!産経新聞 10月21日(火) 【デモで民族差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)問題で、20日に「在日特権を許さない市民の会」(在特会)と面談した維新の党の橋下徹共同代表(大阪市長)は21日、在特会がヘイトスピーチをやめることと引き換えに、在特会側が批判する制度の問題点を検討していく意向を明らかにした。市役所で記者団の取材に答えた。・・】 「ヘイトスピーチ」(スピーチなんてしていない。ただの恫喝と脅迫。)をするような連中と、まともに取引して検討する、というのだから、あきれてしまう。 「イスラム国」とか、「アルカイダ」とか、「日本赤軍」とか、「オウム」とか、 「検討するから、テロやめてね。」と取引きするんだろうか。【・・橋下氏は20日の面談について「(在特会側は)国政政党の代表に直接申し入れをし、僕が引き受けたことが重要。今後は僕の政治活動を攻撃すればいい」と強調した。・・】「国政政党の代表」として取引きするなら、市役所でせず、「国会」でやってくれよ。所属国会議員の同意も得ずに「国政政党の代表」として引き受けたなら、また、アホなことだが。
2014年10月21日
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トチくるって「出直し選挙」に出ようとするH下市長。 議会が自分の思い通りに動かんから「民意を問う」なら、 普通は「議会の解散」なんだが、(いや、普通はもっと論議を深めるべきで、気に入らんかったら解散だ、罷免だ、というのは幼稚な対応だが)「賞味期限」切れの「維新」が、いま選挙をしたら、ブームで獲得した現有議席を割る可能性が高い。突発的な選挙なら、選挙準備を進める暇のない野党を出し抜いて勝てるだろう。・・という考えだろう。各党は「不戦敗」戦術に出るという。で、維新、共産擁立に期待 大阪市長選、独り相撲に危機感(2014年2月5日朝日) 【橋下徹大阪市長(44)=大阪維新の会代表=が打って出た出直し市長選は「独り相撲」になってしまうのか――。自民、民主、公明各党が擁立を見送る方針のなか、維新に焦りが出始めている。大阪都構想の推進を訴えようにも対決相手がいなければ空回り。擁立を模索する共産党に望みをつないでいる状況だ。・・】辞職に大義があろうとなかろうと、会期半ばで辞表を出して「空白」になるんなら、「再選は許さん」といって、戦えばいいんだろうが、(たぶん、京都なら、共産党は戦うだろう)「戦って負けたらH下の勝利を認めることになる」立場が、他の党との「からみ」で苦しい。締め切りギリギリになって、維新が「堺で負けた人」をぱっと出して無投票で当選させる、とかいう裏ワザを出して来たらどうするんだ?(H下が再選されたら、残りの任期だが、新人だと新たに4年の任期がつく)あるいは、H国原とかが対立候補だったり・・?1割取れりゃあ供託金は還ってくるんだから、投票率が低下して、没収ラインが下がれば、ちょっと名前の知れた奴が出ても「損」はない。(タダで報道に乗ることができる)大阪は、泡沫候補の宝庫だったから、「無投票」にはならず、「不戦敗」しても「市の経費を節約」にはならないと踏んでみる。
2014年02月05日
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都知事選に出馬の、田母神氏。会見を聞くと、「原発は必要だ。都民の安全は、自衛隊経験を生かして守る。」という筋立てだった。「どうせ、原発がなくなることはないんだから、何かあった時はオレの命令通りに動いて対処しろ」首都直下型地震の心配が高まるなかで、「黙ってオレについてこい」型のリーダーが支持を集める土壌はある。イシハラで味をしめたか。ただ、こいつは、本当に「有事」で号令をかけたいだけで、出てきたんじゃないか?
2014年01月22日
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都知事選出馬で気勢をあげているマスゾエ元厚労相。日本人の「働く意欲喪失させる制度おかしい」と舛添氏 AERA(dot.更新 2014/1/15 16:00) 【・・社会保障サービスを充実させたいなら税金や社会保険料などの負担を増やす。負担が嫌ならサービスは制限される。厳しいけれどそれをきちんと国民に説明して納得してもらう、政治のリーダーシップが必要だ。・・社会保障を考える時に、一番重要なのは、国民が政府にお任せではなく、支払った税金でどういう社会福祉サービスを得るのかを自分たちでデザインするという意識。ずさんな年金記録の問題は、もちろん政府や官僚側の問題が大きいが、国民が政府を信じ、任せていたから起きた。 世界と比べて日本の現状は、明らかに「低負担高福祉」国。例えば、私が厚労大臣の時に最も医療費がかかった人は月1500万円だったが、その人の負担は8万円だけ。高額療養費制度で、上限以上は公的負担でまかなわれている。つまり1492万円は税金。 日本に納税意識、コスト意識を生むために、例えばサラリーマンも全員確定申告をするようにしたらどうか。医療費は、いったん窓口で全額支払い、後に還付される仕組みにするのも一つの方法だ。・・】こういう奴が厚労省のトップにいたというのが、社会保障の悲劇としかいいようがない。「高額療養費8万円」が「低負担」だというのは、「アメリカ以外は低負担」ということだろうか。(まともな健康保険制度のある国で、被保険者が窓口で3割負担しているのは日本だけ。西欧は本人負担なしだから「高額療養費」そのものが発生しない。) ちなみに、高額療養費の「本人負担」以外は「健康保険負担」であって、税金ではなく健康保険料。 (マスゾエ氏が知事になったら「保険料はいらない」という公約なのか?)北欧は健康保険制度なしに、医療費は公費負担。医療機関が「公費運営」だから、これを日本でやると、医師会が反対するだろう。もうからんから。(公務員ドクターが「開業するうまみ」がなくなる。)T洲会みたいなのもアウトだな。「ずさんな年金」は、労働者にちゃんと厚生年金をかけてなかった企業のほうにある。(農家や商店などの個人事業主は、ずっと国民年金だから「消えた年金」にはならん。 終身雇用でない不安定労働者に、ちゃんと厚生年金の手続きしてなかった企業の責任だ。「非正規だから社会保険なし」という、労働行政としても厚生行政としてもちゃんと指導すべき現状が、改善されたとはいえまい。ちなみに、医療負担が大きい国のほうが、かかる医療費が結局多くなる法則を知らんのか?(世界で、国民一人当たりの医療費が一番多いのは、アメリカだ。)
2014年01月16日
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参院選・都議選の総括で、「自公共の勝利ではなく民主党の敗北」と位置づけた。 という民主党。(2013.8.24Yahoo!読売)そもそも、前の選挙の「勝利」自体が、「民主党の勝利」でなく、麻生内閣の敗北だった。民主党自体が「何を目指す」かを明らかにせず、「政権交代!」だけでブームにして、「交代しても変わらんじゃないか」でブームが去っただけ。「交代」が「手段」でなくて「自己目的」ではしかたない。八ツ場ダムを中止するのか、継続するのかも党内で決まってない。普天間基地を「移設」するのかどうかも、党内で決まってない。「埋蔵金」を使えば増税は不要、というのが正しかったかどうかも検証されてない。(鳩山とか小沢とか、政権与党の中枢にいた人たちが、「わからんかった」で済むことではあるまい。)・・9条改正などを巡る本質的な議論には踏み込まなかったことで、主張が曖昧だったと指摘。今後、党の考え方をまとめていくことを示した。 そもそも、「一定の考え・目的を持って集まった集団」が政党だろう。政党助成金ほしさに集まっただけの、主張なき集団はいらん。
2013年08月24日
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