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7月も中旬になり、動物病院で言われた、最長でも6月いっぱいより、頑張ってきたにゃあにゃでした。血膿をあちらこちらにつけ、私は、毎日、公共施設に敷いてあるようなタイルカーペットの洗濯に追われていました。にゃあにゃは、いつの頃からか、時折、家の中を滅茶苦茶に歩き、普段、足を踏み入れないような場所をよろめきながら歩いているのを、目にするようになりました。その後、倒れ込むようにして、自分の体力が落ちたのを信じられない、といった表情を浮かべるのでした。写真は、2014年7月14日午後。黒目がちのにゃあにゃの力のない瞳。けれど、まだ光を失っていません。頭を持ち上げていることも困難になり、毛はばさばさ、年齢のせいもありますが、病気のために、くっきりした綺麗なコントラストは見る影もなく・・・安楽死という病院の先生の言葉が思い浮かびましたが、必死で生きているにゃあにゃの命を、見ているのが辛いからという理由で、死なせてしまう事は、私には出来ませんでした。一歩一歩近づいてくる死と闘う、小さなにゃあにゃ。にゃあにゃの血膿で汚れたものの洗濯、食事も腐臭で満足に摂れず、睡眠時間も短くなり、3年ほど治まっていた喀血がぶり返しました。少量ですが、ティッシュペーパー1枚がぐっしょり濡れてしまう量の血でした。病院には行かず、誰にも告げずに、肺の後ろの背中の痛みに続いて、こみあげてくるぬるぬるした血を眺める日々。喀血は2週間ほどで治まりました。7月6日頃に始まった喀血、にゃあにゃの死のカウントダウン。死に囲まれて過ごした時期だったと言っても過言ではないと思います。
2016/04/23
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ペットチニック1本を飲み終わる頃になると、にゃあにゃの容態は、日毎に悪くなっていくようでした。夏でも、私にぴったり寄り添って眠る「むうむ」。にゃあにゃは、病の重さから、人や同類の猫が鬱陶しいのか、真冬でも、蒲団に入ってこようとせず、私はにゃあにゃのお気に入りの暖房、丸い暖話室を冬から、春、暖かくなるまで、24時間、点けっ放しにしました。遠赤外線で風がなく、体が触れても火傷せず、ほのかな暖かさの暖房が、にゃあにゃは殊の外、お気に入りで、暖房の前に敷いたふわふわのマットの上で、前足を伸ばして、気持ちよさそうに眠っていました。(電気代は、最低の250Wを24時間点けっ放しにして、1ヶ月約7000円でした)7月、朝、目覚めると、物凄い腐臭で・・・でも、その朝は、にゃあにゃが、ひっそりと私の布団の横に座っていました。優しい丸い目。甘えているような、私を子猫として、見守ってくれているような、何とも言えない優しい目でした。今まで有難う。さよならの時が近づいています。そんな声が聞こえたようで、私はぽろぽろ涙を流しました。にゃあにゃ、ちゅらい(辛い)? ちゅらいねぇ。頑張ってるね。いい子ちゃんだ。布団の横で、眠る私を見つめてくれたのは、2日間だけでした。あの日のにゃあにゃは、私に「さようなら」を告げに来たのだと、今でも思っています。
2016/04/21
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何気なく見ていて驚きました。掃除をしたばかりのトイレに入ったにゃあにゃが、当たり前のように、がじがじと、猫砂を食べているのです。鉱物性の砂。「およし、ばっち(汚い)でしょう」3日から5日に1回くらい、そんな姿を見ました。むうむとにゃあにゃの薬をもらいに行くと、獣医さんは、長々と私を待たせ、「どうですか?」どうですか、と言われても、最長で2ヶ月と言われた時期を過ぎ、もうカウントダウンを待つだけ。何をやっても、無駄なのは分かり切った状態でした。「はぁ、最近、2回ほど、トイレの砂を口にしていたのですけれど・・」「砂を? 癌が頭に行ったかな? 繰り返し食べる? やめさせようとしてもやめない?」「いえ、見たのは2回だけで、少量で、すぐに声を掛けるとやめますけれど」「ふうん、栄養のバランスが崩れると、そういうものを食べることもあるんですよね」そして、薦められたのが、ペットチニックという液状サプリメント。血と肉になる、という意味でしょうか。申し訳ないのですが、手術しても無駄なところまで、癌が進行しているのに、(別の病院で、呼吸器の病気で、麻酔をかけられない=手術出来ないと言われて、癌を放置したのに)レントゲンを撮ったり、その当日に安楽死を勧められたり、そのやり方に不信感を抱いてしまった私は、その病院で、サプリメントを購入する気になれませんでした。先生には黙って、楽天市場で、同じものを購入しました。ペットチニックを飲ませ始めた後は、猫砂を食べなくなったようです。残念ながら、あれから2年、長期欠品になっているそうです。★メーカー長期欠品中★ペットチニック 30mLサプリメント 栄養補助食品 【メーカー直送/メール便不可/代引き不可/同梱不可】※土日祝日を除く2-3営業日に発送価格:972円(税込、送料別)
2016/04/17
にゃあにゃの食欲は、痩せてはいったけれど、比較的、最後まで、持った方だと思います。ただ、食べている最中に「ぎしぎし」と軋むような音をさせて、首を捻じ曲げながら食べている姿は、見ているのが辛くなりました。もう、先は長くないのだから、総合栄養食に拘らないで、にゃあにゃの好きなものを食べさせよう・・・モンプチ クリスピーキッス たっぷり30袋入り シーフードセレクト(3g*30袋入)【モンプチ】 モンプチ ピュアスープ 魚介とチキンのクリーミー(40g*12コセット)【モンプチ】[モンプチ スープ]【愛猫用缶詰】モンプチ ビーフのテリーヌ仕立て 3缶セット(アメリカ産)【宅配便のみ】にゃあにゃも、むうむも、お気に入りだったこの3種。ビーフでなくても、テリーヌ仕立てがお気に入りでした。あとは、スープたっぷりめのもの。かりかりフードを食べにくそうに、歯をぎしぎしいわせて食べているので、おやつ以外は、缶詰やスープにしました。にゃあにゃが逝ってしまう日の3日前までは、それでも、スープを口にしていました。にゃあにゃが成猫になる頃、アイムスの餌の配合が変わってしまい、ハンストを起こし、フードジプシーで悩んだ時期が長かったので、色々な餌を食べられるようにしました。缶詰が苦手な猫達でしたが、色々な種類のものを試してみて、舌触りの良いテリーヌなら、よく食べるとわかったのは、最期の時になって大きな救いでした。年を取った時、病気の時、缶詰を食べるように馴らしておくのは、やはり必要だ、と痛感しました。
2016/04/16

余命を宣告され、その1ヶ月が過ぎて、丸々太っていたにゃあにゃは、急激に痩せてきました。いじめっ子のむうむを避けて、段ボール箱の上で一人、ゆったり寝ていましたが、むうむがそれを見つけて、いいなぁ、という顔で眺めていました。にゃあにゃが、トイレか食事に立った隙に、ひょいと飛び乗り、満足げに段ボール箱の上を陣取ってしまったむうむ。にゃあにゃは、戻ってきて、がっかりした表情をしましたが、すぐに、私が押入れから出してきた、小さめの段ボール箱に乗って、寝始めました。「あ、これ、むうむったら・・・」にゃあにゃのものは、何でも自分のものにしたい、お邪魔虫「むうむ」は、にゃあにゃが寝ているのを追い払って、そこに寝ようとするではありませんか。その箱は小さいんだから、2匹は無理ね。最初の箱なら、大きめで、2匹で寝ることが出来ます。愛猫たちの最後のツーショット。。。2匹で寝ているところです。にゃあにゃが、迷惑そうに小さくなっている写真。むうむが気遣うように、にゃあにゃの寝顔を覗きこんでいる写真。右が小さな「にゃあにゃ」。左がむうむです。2014年6月23日夜7時5分撮影。携帯でフラッシュなしなので見づらいのですが・・・。その後、にゃあにゃの癌は、悪化の一途を辿り、血膿の臭いで、目覚めると、私は真っ先にトイレに駆け込み、嘔吐するようになりました。むうむも、異常を感じたのでしょう。にゃあにゃに近づこうとしなくなっていきました。
2016/04/15
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あと一ヶ月と言われて、骨壺の準備をしました。むうむは、実際には便秘(巨大結腸)だったのですが、2つの病院で腎臓病と診断され便秘を訴えても、無視されるだけで、毛並みがばさばさになっていました。転院を重ねて、便秘の診断をようやく受けられたのですが、月々7500円(消費税別)の薬代がかかる割には、便秘は改善せず、痩せ細って、にゃあにゃよりも先に逝くかと思われるほどでした。死んでも、手元に置いておきたい。小さな骨だけになっても、うちの子だから。楽天市場で、2つの骨壺を購入しました。今は、同じ商品がないようです。白磁に、柔らかなタッチの緑のものと、ピンク系のお花の図柄のものだったと思います。毎日、ふっと涙ぐむことはありましたが、届いた骨壺を見て、涙がとまりませんでした。自由に、家の中を歩き回っていた子が、こんな小さな壺の中に納まってしまうのです。それでも、骨壺をにゃあにゃに見せて、死んじゃった時のために、新しいおうちを用意したからね、と無理やり、笑ったのでした。母は、「にゃあにゃじゃなくて、むうむが死ねばよいのに」と、無神経に思ったことを言いました。むうむは、便秘のため、トイレで踏ん張っても、便が上手く切れず、トイレの外にウン◎を転がすことが多かったのです。 私は、母の言葉に、自分の子供のどちらが死ねばいいと言われたら、どう思うのかしらね?と怒って、暫く連絡を絶つようにしました。骨壺を購入した後で、市のペットの火葬場を調べると、以前は、個別で火葬にするのを引き受けてくれていたのに、それをやめてしまったとのことでした。バスで遠い道のりを、にゃあにゃの遺骸を入れた箱を抱いていくのも、無理な健康状態でしたし、民間の訪問して、個個別で火葬してくれ、お骨を返してくれる会社を探して、話をしました。【オリジナル骨壷】【ペット用骨壷】【花柄骨壷】【可愛い骨壷】【可憐な骨壷】【骨壷】ペット 骨壷 ペット骨壷1号 山茶花5寸 ペット用骨壺
2016/04/12
にゃあにゃが蹲って寝ている蒲団のシーツに、薄桃色の染みがつくようになりました。癌が大きくなって、小さく破れた皮膚から、リンパ液その他がしみ出すようになっていたのです。動物病院に連れて行く日を決めるにしても、父の体調の良い日を選ばなければならず、1週間以上、間が空きました。癌は、腫れ上がった状態になり、痛々しい限りでしたが、それでも、餌を食べ、水を飲み、好きな場所を選んで寝ることも出来ていたのです。動物病院では、手術、どうします?の問いに、呼吸器の病気があって、手術は無理だと言われていることを、これまでの経緯とともに伝えると、「安楽死させますか?」の質問。「安楽死って・・それは最後の手段ではないんですか?」「くっさいなあ、これ、もっとひどくなりますよ」・・・それまで、破れていなかった患部が、獣医師の手で、レントゲンとCTを撮りに行っている間に、はじけて、血膿が出るようになっていました。血膿を出すために、そうしてくれたのかもしれませんが、何の説明もありませんでした。出来る限りの延命治療を続け、苦しんで、餌を食べられなくなってしまうようになったら安楽死を希望する旨を伝えました。「あと1ヶ月、どんなに長くても2ヶ月は持たないからね」1ヶ月余り。。。心のうちで反芻して、残された時間を、にゃあにゃと一緒に過ごすんだと、唇を噛み締めました。癌の進行を抑えつつ、痛みも和らげるとかいう薬と、パウダーで患部を保護(消毒?)する薬を処方されました。初めて、にゃあにゃを連れて行く病院でしたが、診察券を作るまでもないと判断したのか、診察券なし、治療の後にサービスのつもりなのか、巻いてくれるバンダナもなし。せめて、診察券くらい・・と思いましたが、黙って、病院を後にしました。
2016/04/09
明けて2014年の1月半ば過ぎから2月頃、私は骨盤付近の激痛のため、蒲団から立ち上がることが出来なくなりました。そろそろと這って、脂汗にまみれ、お手洗いのところまで辿り着いても立ち上がることが出来なくて、便器に座れない。カロリーメイトをかじり、一日中、寝たきりに近い状態で、欠かさずやるのは猫の餌やりとトイレ掃除だけ。激痛から解放され、再び、にゃあにゃを抱き上げ、患部を見ると腫瘍は、小さめの粟粒くらいの大きさになっていました。2ヶ月から3ヶ月で、この進み方。まだ、一緒に過ごすことのできる時間は残されているのだろう。にゃあにゃの頭を撫でると、くねくねと頭を動かし、耳の後ろを掻け、もっと荒っぽく愛撫してくれとねだるのでした。むうむは、大人しくなってしまったにゃあにゃに、手加減なしのプロレスごっこを挑むのをやめていました。段ボール箱の上で、一人静かに寝ているにゃあにゃを見て、箱に飛び乗り寄り添うようにして、にゃあにゃと寝るようになりました。この頃が、にゃあにゃの癌を知ってから、一番、落ち着いていた頃でした。癌は急激に大きくなり、何らかの措置をとらなければ・・・浴槽に入ることも出来ず、つかまり歩きするのが精一杯の状態でバスに乗るどころか、タクシーに猫を入れたキャリーを持って一人で乗ることも出来ません。年老いて、運転が危なっかしくなった父に助けを求めました。
2016/04/07
2013年10月、私は交通事故に遭いました。打撲傷と足首、膝の捻挫、骨盤を捻ったのか、後で激痛で起き上がれないほどになりましたが、その話は横に置きまして…。にゃあにゃの様子がおかしいと感じたのは、事故に遭う少し前でした。食欲がなく、寝てばかりいるのです。夏の暑さで参ってしまったのかとも思いましたが、それにしても寝てばかりいました。にゃあにゃを抱き上げることが出来るようになったのは、打撲傷の腫れがひいた12月のこと。「・・・!」毛の多い子で、乳首が見えず、かき分けて探さないと8つ、確認できなかったのにその乳首のひとつに、小さな出来物があって、「乳癌」、その言葉が、頭の中で渦を巻きました。むうむとの間に、子猫が欲しくて、避妊しなかったのですが、とうとう子猫は出来ずじまい。発情期が可哀想で、8歳を過ぎてから、避妊手術を頼んだのですが、病院で断られました。ひとつには、乳癌などの予防のためならば、もう意味はない、ということ。もうひとつは、舅姑の介護のために、2か月間、朝から晩まで、家を空けた時期があり 私の甘えん坊な猫達は、ストレスから、呼吸困難の発作を起こすようになってしまったのです。呼吸器が悪いから、麻酔をかけられない、手術は出来ない。手術を受けても、13歳になるにゃあにゃの寿命をどれだけ延ばすことが出来るか・・・涙を飲み下すようにして、手術を諦めました。こんなに小さな腫瘍なのに・・・両側の全部の乳房を切除しなくてはならず、延命効果は、さほど見込めない。手術のための麻酔で、死ぬことを覚悟するより、少しでも長く一緒にいたい。
2016/04/07
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