遊心六中記
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2026.5.20 (水)撮影これは、三条通と高倉通の角で撮った京都文化博物館別館です。この角の右側を北に上がると、京都文化博物館の入口がこの赤煉瓦の建物の北隣りにあります。「原安三郎コレクション 北斎 X 広重」展の鑑賞をした後に、これもまた久しぶりに別館に入りました。改めて、ここも掲載しご紹介します。京都のタウン・ウォッチングの一景色です。別館は入口が三条通に面しています。この建物は明治文化を今に伝える洋風建築。「日本の近代建築の祖ともいうべき辰野金吾とその弟子・長野宇平が設計し、明治39年(1906) に竣工した日本銀行京都支店の建物」です。(資料より)国の重要文化財に指定され、上記のとおり、京都文化博物館の別館となっています。 建物正面の西端 アーチ形にデザインされた正面入口の右側に、現在は「京都文化博物館」の銘板が嵌め込まれています。かつては「日本銀行京都支店」の銘板が掲げてあったのでしょう。洋風建築として、当時の装飾感覚が各所に施されています。正面入口を入ると、左側・右側にドアがあります。 右側のドアから入り、内部から撮ると・・・・・。感じはおわかりいただけるでしょう。入ったところは公衆溜り(来店客の空間)です。 銀行ですから、来店客と銀行職員の営業室を隔てるカウンターがあります。カウンターの下部には大理石が使用され、カウンター台には優美にデザインされた鉄柵が仕切りとして設けてあります。防御柵ですね。 一階平面図 カウンターとセットになった柱。柱の形もしゃれています。 東寄りからカウンターの西方向を眺めた景色 西側から東方向にカウンターを中心に眺めた景色突き当りのドアの方向に戻り、ドアを通り抜けて左側に回り込んで行きます。 カウンターの中央部に戻って、営業室側の天井部の眺め 東を向いて、公衆溜り空間の2階部分を眺めた景色 ドアの手前で、営業室の北壁面と東壁面を撮りました。2階は回廊で東西両側がつながっています。逆に言えば、2階までほぼ全面吹き抜けの広々としたというか、贅沢な空間利用です。さすが日銀の権威を示す・・・・というところか。西欧風の導入なのでしょうね。 営業室側に入ります。東から西側、公衆溜りの上部を眺めた景色回廊下の長方形の空間が正面入口の内側部分です。東西両端にドアがあります。 西側2階部分の壁面 2階の北西側の眺め北側は窓と外壁ですが、西側は建物内の内壁で、北側には部屋が並んでいるようです。詳細不詳。2階の柱部分等の装飾箇所を切り出してみました。ギリシャ風の装飾なのでしょうか。近代の装飾傾向を採り入れているのでしょうか。不勉強で識別はできません。しかし、まあ、西欧に追いつくという意識が強かった時代だからこそ、生み出されたデザインなのでしょうね。建物が時代を反映していると言えるのでしょう。現在は、1階の営業室空間が、「別館ホール」として、音楽会や展覧会などの催しで利用されています。「三条通を中心とする『界わい景観整備地区』における景観重要建築物のひとつとして保存公開されて」います。(資料より)この別館に入るのは無料です。正面入口から入り、右側(東側)のドアから、通路伝いに通り抜け、中庭を経由して、博物館の1階総合案内のエリアに行くことができます。別館の通路沿いの部屋は、今は別館店舗として利用されています。明治文化を感じるのに、一見の価値ある洋風建築物です。ご覧いただきありがとうございます。参照資料*リーフレット「京都文化博物館展示スケジュール 2026-2027」
2026.06.03
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