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不可解な行方不明者が続く武蔵野東警察署へ、稲城検事から出向を命じられた捜査一課の青山陽介は、友人小鳥冬馬の助言を得て事件の謎を追う。稲城検事の意図は何であるのか。捜査の過程で知り合った検案医夏目塔子や、ベテラン刑事榎木は何者であるのか。そして行方不明者の一人、倉持刑事の元恋人の秋月もまた真相をつきとめようとしていた。「私、悪が許せないんです。青山さんだって悪が憎いでしょう?」------------------------本格ミステリーではなく、捜査小説の体裁でありながら、警察その他司直側に謎の組織が、根を張って暗躍してるらしいという 不気味な設定はホラーサスペンスとしては面白く読めるんだけど、ドラマのエンタメを楽しむような感覚どまり。推理小説としてのロジックやトリックだの、警察捜査小説としてのプロットやレトリックがどうのと論じる対象ではない。だって、罪人を法で裁かず闇に裁いて仕置きするあの手のストーリーなんだもの。で、警察関係者や医療に従事する者が仕置き人やら仕掛け人だらけというのが種明かし。私的制裁や報復の手段がエグさに不快感が、思わせぶりなあいまいさで終わる結構に不全感が残る。これまでこの作者の他の作品に概ね満足していたのに、今作については感心出来ない。
2026.06.02
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街路樹の紫陽花が咲きそろった。毎年微妙に花萼の色調が変化する。土壌のPHの変化のせいか。一足お先に盛んなのはタチアオイの花。暑苦しいほどの赤系の花色ばかりだけど。図書館に植わっているアナベラがお気に入りだったのに、これは5月中に雨季をまたずに咲いて儚く散った。何故?
2026.06.01
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