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1800年代のデンマークの田舎が舞台。集落の藁葺き屋根で白い壁の家が可愛い。インテリアも現在と変わらない感じで素敵。ヤカンが置いてあった鉄製の置物はきっとストーブだ。外が大雨でも家の中は静かで居心地良さそう。バベットが身を寄せる老姉妹宅で姉妹ふたりはいつも編み物をしている。肩には手編みのケープをいつもかけている。あの当時材料を取り寄せて下拵えからは大変そう。下働きの少年が氷を持ってきていたから生物も悪くなる心配はなさそうだが。生きているうずらや海亀にびっくり。ウズラのパイ包み。頭も飾るんだ。デザートの果物も美味しそう。招待された将校が無花果をナイフとフォークできれいに皮を剥いて上品に食べていた。最初は晩餐に気が進まなかった村人達も食事が進むたびに笑顔になっていく。将校が招待されてムードメーカーになっていたからこそだ。将校の馬車をひいてきた使用人の男の人も台所でごちそうになって幸せな表情をしていた。下働きの少年も残り物ながらごちそうを食べて幸せな表情。あの少年はいずれバベットと同じ職業をめざしそう。給仕の役目もバベットに指図されながらそつなくこなしていた。美味しいものを食べるとみんな幸せになる。私も愛する人達の為にこれからも頑張ろう。
2022.04.21
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母親の仕事の都合で田舎のお祖母ちゃんの家で暮らすことになった男の子。田舎の単調な暮らしに飽きた彼、わがままを言って高齢のお祖母ちゃんを困らせる。ケンタッキー・フライド・チキンが食べたいという可愛い孫の為に放し飼いにしている鶏を絞めて腕をふるうお祖母ちゃん。どんぶりに骨付きの鶏肉が沈んでいる白いスープ。それを男の子の目の前に出しても「これじゃない、ケンタッキ!」と駄々をこねる男の子。悲しそうな表情のお祖母ちゃん。お祖母ちゃん役は一般人だという。腰が曲がり、白髪を小さなお団子にまとめ、着物のような打合せ式の上着にもんぺ状のものをはいて杖をついて歩く様子は私の母方の祖母を彷彿とさせる。布団に寝ている場面では、もう目を醒まさないんじゃないかと心配になるほど。火の燃える竃が写っていて外で鶏の悲鳴が聞こえ、そして断末魔が。お祖母ちゃん、鶏つかまえられたんだ。あのスープがサムゲタンと気付いたのは映画を見た後随分たってから。そして先週、テレビでそれが紹介され、意外に簡単なので作ってみた。本場のものを食べてみたい。
2021.12.05
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ダニエルがメロディ宅におじゃまして昼食を一緒にとる。家族みんなの食事でお父さんが上機嫌で「骨付きハムは旨いなあ」と言ってる。ナイフとフォークを使ってカシャカシャと楽しそうにおしゃべりしながらは見るからに美味しそう。おそらくメニューの品数は少ないと思われる。だからこそ客に気軽に食事を薦められる。大人と子供の区別なく対等に話しているメロディのお父さんとダニエル。メロディが着ていた制服のブルーのチェックのワンピースが可愛かった。
2021.11.30
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アンディ・ラウが出ていたので「誘拐捜査」を見た。そしたら彼よりも水餃子に目を奪われた。このポスターにもぜひ水餃子を入れていただきたい。食事といえば、ラーメンが一度だけで他は全部水餃子。アンディの友人が食べている白い大きなタッパー容器に入った水餃子。中身は水餃子のみ。捕まった誘拐犯人が食事として出されるやはり同じ容器に入った水餃子。日本でいえば取り調べに出るカツ丼のようなものか。落とした一個の水餃子を食べるシーンがスローモーションになるがこれは伏線かと思ったが、そうではなかったようだ。彼曰く「母さんの作る水餃子が最高だ」と。じゃなんでそんなおいしいのを作ってくれる母親を悲しませるのか。ラスト近く誘拐されてどこかの小屋で犯人一味が大鍋でゆでた水餃子。網じゃくしですくってホーローの洗面器をちいさくしたような丼よりも大きいバラの花模様がレトロな古びた入れ物にたっぷりの水餃子。それを捕らわれたアンディともう一人の男が食欲がないけど頑張って食べようと励ましあっている場面。全てに共通しているのがタレはついていない。ひたすら水餃子だけを食べる。傍らに飲み物も無い。おそらく中の餡はしっかり味がついているのだろうな。舞台の香港では水餃子はゆでればすぐ食べられるのが市販されているんだろうな。でもあの見張り役、アンディ達を見張っているだけで暇そうだったから、意外とちまちまと皮を練って中身の餡を包んで本格的なのを手作りしていたのかも。皮も厚めでぷりぷりしていて、おいしそうだった。
2017.02.04
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