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2021年08月06日
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カテゴリ: MY TOOL
印鑑廃止・・・

こんな声が行きかうようになりました。

確かに、100円で誰もが買える三文判で済むような書類は

そもそも「捺印」の意味があるのか?

「実印」は、かろうじて唯一無二の印章として使える

かと思いきや、印鑑登録の際に「100円印鑑」を使う事も出来ます。

となると、それこそ1本何千円~何万円もする

「手彫り印章」でなければ意味がないのか・・・?



侃々諤々の議論が飛び交うほどではないようですが、

日本独自の文化としての「印鑑」は捨てがたいものがあると感じています。

※侃々諤々(かんかんがくがく)は、前向きな議論をする意味がありますが

喧々囂々(けんけんごうごう)は、単にやかましい、騒がしいという意味。

字面に馴染みが無いのと、音が似ているのとで紛らわしい!・・・ですな。

テレビなどでも時折「けんけんがくがく」と言ってしまう人も散見します。





詳しく語ると長くなるので短めにしますが、

当時、我が家の主(我が父)は多大な負債を背負っており、

連日、今では考えられないような暴力的取り立てを身上とする面々が

土足で家に上がり込み(と言っても欧米人ではない)僅かばかりの金目の物を

かっぱらっていく光景が日常茶飯事でした。

そんなこんなで、私は当時、理工学系を目指す受験生でありながら

六法全書や、「法律の抜け穴」なる書籍などを読み漁り、

何とか日々の安寧を確保できないものかと思案する毎日でした。

結果的に到達したのが、「父母の離婚」

とにかく、黒メガネ、黒スーツ、黒い左ハンドルの車という

まんが以外ではあまりお目にかからない光景が多すぎて

受験勉強はおろか、普通の生活すらできない状況を

何とか打破したい!という一念だけで、

私の両親の「離婚届」を私が作成して役所に届けました。 (親父は一時雲隠れ)

その時の必須アイテムが「印鑑」だったのです。

田舎町の小さな文房具屋さんに行き、なけなしのお金で

買ってきたのが、この印鑑です。









何とか受理してもらった「離婚届」は思ったより効果があり、

強面のお兄さん方も、法律には詳しいようで、

「たとえ、“ 偽造 ” でも、目の前にこれを突き付けられたら

 これ以上の事は出来んなぁ。」

と、意外にあっさりと「狼藉」をやめてくれました。

※なんだか見透かされていたような気はしますが、結果オーライ。

 ひょっとして、役所の人も薄々勘づいてはいたか???



あれから40年以上経ちました。

その後、高校を卒業して大学入試→失敗→働きながら自宅浪人

その間にも、いろいろな書類に捺印捺印

初めて給料もらった時も、銀行で自分で口座を作った時も

入学手続きも、その後の中退の申請も・・・

自分で仕事を始めてからも、賃貸契約や物品購入契約

リース契約、仕事潰してからは、掛け持ちアルバイトの面接時の履歴書

その後、「100円印鑑」が台頭してからも、「実印」として

この印鑑を40年来愛用しています。



時には、「この印鑑を使っているから運が悪いんちゃうか?」

と考え、「高級印鑑」でも作ろうかと思ったこともあります。

それでも、この印鑑が自分の人生に寄り添って来てかと思うと

無碍にはできません。

酸いも甘いも、全部この印鑑で味わって行こう!

と決めて使っています。



何かと、悪い記憶と繋がる私の印鑑ですが

最近になって、ようやく、良い時に使う機会が

少しずつ出来つつあります。






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最終更新日  2021年08月06日 17時15分34秒
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