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ちいさなくもエリック・カール 著 もり ひさし 訳 偕成社エリック・カールの「ちいさなくも」を紹介します。エリック・カールと聞けば多くの方は「はらぺこあおむし」を思い浮かべるでしょう。あの本のように派手な色使いも仕掛けもありませんが、落ち着いていてゆったりと絵を見て文章を楽しめる本です。この本は主人公の小さな雲がずっと空から見ていた羊や飛行機、木、ぼうし、ピエロなど、いろんなものに変身して遊びます。変身好きなお子さんの心をたくさんの想像力で満たしてくれるステキな絵本です。秋の空を見上げて、お子さんと一緒に雲の形から想像してみませんか?
2008.09.28
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またまた14ひきシリーズの登場です。秋の彼岸ですが、ご先祖を敬うと同時に作物の命についても語り合ってください。14ひきのかぼちゃいわむら かずお 作・絵 童心社かぼちゃの種を「いのちのつぶだよ」というおじいちゃんの言葉から始まり、14ひきのネズミの大家族が力を合わせてかぼちゃを育て始めます。みんなで力を合わせて土を耕し、種をまき、芽が出るのを心待ちにします。やがて発芽し、「うまれたよ」どんどん成長して、虫がつかないように、風雨の被害を受けないようにと、みんなで見守ります。花が咲き、実がなり始め、「かぼちゃん」と名付け、いっそう大事に見守り、月も花もあおがえるもそっと見守ってくれます。すずしい風が吹き始めた頃、みんなで力を合わせて大きく実ったかぼちゃの収穫です。中をくりぬいて、よいしょよいしょと巣に運んで、かぼちゃコロッケ、かぼちゃまんじゅう、につけ、スープ……とたくさんの料理を作り、14匹そろっての一家団らんの食事には温か味がたっぷり。食事風景には、幸福が満ちあふれています。自然と触れ合い、苦労あっての喜びを分かち合う生活本来の営みを、14ひきが教えてくれるかのようです。この絵本は冒頭に「命の粒だよ」と説明してくれたおじいちゃんの言葉がすべてなんじゃないかと思います。きっと野菜嫌いな子供たちも作り育て、収穫することの喜びを知ったら、物を食べているんだという心から命を頂いているんだという心に変わるのではないでしょうか。かぼちゃやキャベツは半分や4分の1の格好で実らないことを知るだろうし、食べることへの想いが変化して少しずつ食べ始めるのではないでしょうか。そんなことも教えてくれる素敵な絵本です。これからの実りの秋を前に家族で一緒に読みあって下さい。
2008.09.21
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まんげつのよるまでまちなさいマーガレット・ワイズ・ブラウン 作ガース・ウィリアムズ 絵 まつおか きょうこ 訳ペンギン社まだ夜をみたことのないあなぐまぼうやは、「よるをみたい」「よるってどのくらい大きいの」「よるってどんないろ?」…と、おかあさんにたずねます。でも、おかあさんは「まんげつになるまで、までまちなさい」と言うばかり。時には歌を歌ってもらって、ぼうやはその時をじっと待ちます。そして、我慢できなくなった坊やは「これからもりへ よるをみにいくからね」というと、おかあさんは「さあ、いっといで!」と送り出します。そう、その夜は満月だったのです。この絵本は何でも欲しがったり、したがる子どもの気持ちを上手に押さえじっと我慢させ、耐える事を教えてくれます。耐えている間に、心も体も成長し、子どもにとって調度いい時がやってくるのです。そして、その時をしっかりと親が理解してあげることの大切さも教えてくれます。じっと待つ子どもに、じっと待たせる親。お互いの愛と信頼の絆があるからこそ出来ることなんじゃないでしょうか。15日は満月。次の満月までの約一月、何か一つ、満月の夜まで待つ約束をしてみては?
2008.09.14
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君といたとき、いないときジミー(幾米) 作・絵 宝迫 典子 訳見えないということは、存在しないということだろうか?覚えてさえいれば、それは永遠に存在するものだろうか?ときに明るく、ときに暗く、満ち欠けをくりかえす月のように、人生はときにうれしく、ときに悲しく、出会いと別れをくりかえす。月と少年―悲しみを優しさが包みこむ物語。(著書あらすじより)子供向けというより大人向けの絵本です。見えるものだけがすべてなのでしょうか?いつも輝いているように見える月ですが、毎日満ち欠けを繰り返し、違う表情を見せてくれているのです。そんな月。明るく照らされる月と眠る月。月が意味するものって、なんでしょうか?あなたにとって月はどういうものなのでしょうか?日曜日が仲秋の名月です。いろんなことを思いながら月を眺める時間をとってみてはいかがですか?
2008.09.12
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14ひきのあきまつりいわむら かずお 作・絵 童心社おかあさんたちが木の実取りに行ってる間、みんなはかくれんぼをします。次々に見つかっていくのに、ろっくんだけが見つからない・・・そこで、みんなでろっくんを探しに行きます。すると、くりたけきょうだいがかけだした。くりたけきょうだいたちがきのこのおみこしをかついでみんなでせいや、せいやとかけ声。かえるもみこしをかついで、わっしょい、わっしょい!いろいろな虫や生き物も集ってきて、あきまつり!すると突然、ヒョオー、ヒョオー、と強いやまの風がふいてきて、カエルやどんぐりたちはとばされてしずかになると、「あっ、ろっくんだ」とろっくんはみつかっちゃいました。ろっくんはまいごになったのか、かくれていたのか?そんなことよりも、たのしいあきまつりでした。そしてお決まりの、最後のシーン。もりのなかで収穫してきたもりのめぐみに感謝の食事です。「ありがとう、おいしいね。」家族仲良く、恵みに感謝しながら食べる食事はほんとに美味しいでしょうね。この絵本に出てくるきのこのみこしや風の音などが宮沢賢治を連想させるのは私だけでしょうか。そんな楽しみ方もありますよ。
2008.09.07
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