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2018.08.20
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カテゴリ: アート
先週末、東京都美術館で開催中の「没後50年 藤田嗣治展」を
観てきました。




​没後50年 藤田嗣治展​
会期    2018年7月31日(火)~10月8日(月・祝)
休室日   月曜日、9月18日(火)、25日(火)
      ※ただし、8月13日(月)、9月17日(月・祝)、24日(月・休)、
            10月1日(月)、8日(月・祝)は開室
開室時間  9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室  金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)



展覧会概要
明治半ばの日本で生まれ、80年を超える人生の約半分をフランスで暮らし、
晩年にはフランス国籍を取得して欧州の土となった画家・藤田嗣治
(レオナール・フジタ 1886-1968)。
2018年は、エコール・ド・パリの寵児のひとりであり、太平洋戦争期の
作戦記録画でも知られる藤田が世を去って50年目にあたります。
この節目に、日本はもとよりフランスを中心とした欧米の主要な美術館の
協力を得て、画業の全貌を展覧する大回顧展を開催します。
本展覧会は、「風景画」「肖像画」「裸婦」「宗教画」などのテーマを設けて、
最新の研究成果等も盛り込みながら、藤田芸術をとらえ直そうとする試みです。
藤田の代名詞ともいえる「乳白色の下地」による裸婦の代表作、初来日となる
作品やこれまで紹介されることの少なかった作品も展示されるなど、見どころが
満載の展覧会です。(HPより)


藤田 嗣治
戦前よりフランスのパリで活動、猫と女を得意な画題とし、日本画の技法を油彩画に
取り入れつつ、独自の「乳白色の肌」とよばれた裸婦像などは西洋画壇の絶賛を浴びた
エコール・ド・パリの代表的な画家である。
フランスに帰化後の洗礼名はレオナール・フジタ(ウィキより)


藤田嗣治氏の作品は東京近代美術館をはじめ、アチコチの展覧会で目にする
ことは多かったんですが、私の中でひときわ気になる存在になったのは昨年の
ランス美術館展以来です
魅惑的な女性像や妖しげな動物達のいる絵画、そして鬼気迫る戦争画など、
それまで見てきたフジタの絵画とは一味違う礼拝堂の繊細な素描には
心揺さぶられました(〃∇〃)



今回の作品展ではモディリアーニやアンリ・ルソーに影響された初期作品から、
最晩年の作品「礼拝」(聖母マリアの左右に修道士姿のフジタと修道女姿の妻君代
の姿が描かれてます)まで100点以上が展示されており、フジタの画家としての
力量の高さに圧倒される内容でした星


↑《タピスリーの裸婦》1923年


↑《エミリー・クレイン=シャドボーンの肖像》1922年

やはり一番魅惑的だったのは、フジタの代名詞ともいえる「乳白色の肌」をもつ
裸婦10点以上の作品群です
(館内は撮影禁止だったので、HPより画像お借りしました<(_ _)> )
本などにプリントされた作品だと「乳白色」というより、顔色の悪いご婦人達(コラ)
いう印象を受けてたんですが、やはり本物の輝きは違いますね~
絵の前に佇むと、なまめかしい質感・肌感が匂いたつように感じられました(〃∇〃)



フジタの出世作「私の部屋、目覚まし時計のある静物」などの静物画の
乳白色の下地もとても魅力的ハート

↑購入した絵葉書をパチリ



静物画や自画像などで感じるのは、小物の使い方がとてもオシャレで
チャーミングだということ
猫を書き添えてる作品が多いというのもフジタの特徴でしょうか?

↑自画像 1929年


この自画像の中のニャンコはグッズになってました!

↑このハンカチ、クリップでとめるとヨダレ掛けにもなるんだとか(´艸`)





こちらのニャンコ達は大迫力~


↑争闘 1940年
第二次世界大戦勃発後、ドイツ軍が迫るパリで描かれた作品。
渦を巻くような大胆な構図とさまざまな姿態で格闘してる猫達を見てると
不吉なざわめきが伝わってくるよう(-_-;)


他にも、これまであまり目にすることのなかった30年代中南米やアジアを
旅した時の絵や、帰国時に描いた沖縄や日本の風俗画も新鮮だったし、
東京近代美術館で何度も目にしている「アッツ島玉砕」や
「サイパン島同胞臣節を全うす」などの鬼気迫る戦争画などなど、
その驚くべき振り幅の広さには圧倒されました



↑客人 1938年               ↑職人と女中 1934年
←アッツ島玉砕 1943年

制作の技法も浮世絵の技術や墨絵の手法など、日本古来のテクニックも
駆使しながら、すべてをフジタ流に自在に使いこなしてるところも
素晴らしい~ヽ(^∇^)ノ 
それと額縁も自作のものが何点かあったんですが、絵にあわせてハートや
天使柄など、どれも可愛くてキュートなものばかり
裁縫、大工仕事、ドールハウス、などの手仕事もお好きだったみたいだし、
「女子力」(笑)も高いかただったのでは?とお見受けしますウィンク


「世界のフジタ」と呼ばれるほど近代美術史に名を残す藤田嗣治氏だけど、
これまでこれだけまとまった展示会はなかったんじゃないのかな?
なんとも贅沢な「藤田嗣治展」を観ることができて至福の時をすごせました手書きハート
これまで行った美術展で図録を買うことはほとんどなかった私ですが、
今回は重さにめげずに購入したくらい(笑)大満足の展覧会でした





今回、あまりにも書きたいことがたくさん過ぎて、いつもにも増して
とっちらかった文章になっちゃいました
読みづらくてすみませ~ん<(_ _)> 









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最終更新日  2018.08.20 18:26:15
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