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2018.11.21
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カテゴリ: 内覧会
先週、泉屋博古館分館にて開催中の​ 「神々のやどる器―中国青銅器の文様―」展
ブロガー内覧会に参加してきました。




泉屋博古館分館はオークラホテルのすぐ近く。
これまで何度か横を通ったことがあるんですが、今回初めての入館でした。



泉屋博古館
住友家第15代当主「住友春翠」が蒐集した美術品を中心に、昭和35年京都東山の
住友本邸の一角に財団法人として設立されました。
泉屋博古館の名称は、江戸時代の住友家の屋号「泉屋」と約千年前に中国で編纂
された青銅器図録『博古図録』に由来しています。
(リーフレットより)



明治中頃から大正期にかけて蒐集した泉屋博古館の中国古銅器と鏡鑑は、中国以外では
質量ともに最も充実したコレクションとして世界的にも高く評価されているんだとか
今回の展示会では、その素晴らしい青銅器コレクションのなから選りすぐりの
逸品が大集合しています


​​神々のやどる器―中国青銅器の文様―​​
会期   2018年11月17日(土)~12月24日(月・祝)
開館時間10:00~17:00(入館は16時30分まで)
休館日月曜日(12/24は開館)
入館料一般800円(640)、高大生600円(480)、中学生以下無料 
     *20名様以上の団体はカッコ内の割引料金
     *障がい者手帳ご呈示の方、および付添人1名様まで無料
会場   住友コレクション 泉屋博古館分館

​画像は美術館より特別に許可を頂いて撮影しております​




展示会概要
中華文明を代表する存在である中国青銅器。
今から3,500年以上前に誕生し、世界史上にもまれに見る複雑な造形へと
発達した殷周青銅器は、後の時代の中国のみならず、日本の伝統的な金属工芸品にも
多大な影響を与えています。
また漢代以降に流行した銅鏡には様々な神、仙人、獣が描かれ、そこに映し出された世界
には、古代の人々の思想を活き活きと読み取ることができます。 
本展では、中国青銅器の文様に焦点を当て、古代中国の工人たちの卓越した技と、
それによって表された古代の精神世界を探求することを目的とします。
世界的にも名高い住友コレクションの数々の名品を通じて、古代中国の世界を余すこと
なくご紹介していきます。(展示替えなし) (㏋より)








内覧会では最初に野地館長さんの挨拶、京都にある泉屋博古館副館長の廣川さんと
学芸員山本さんのギャラリートークがあり、展示品を前にしてそれぞれの
詳しい説明をお聞きすることができました。


古代の中国青銅器は日常生活のための道具ではなく、あくまでも儀式用に
用いられた。
先祖を祀り、特別にもてなすために作られており、表面に施された文様は
動物の姿を借りて神様を具現化している。
魔力や霊力のアイテムとしてだけではなく、不老長寿や子孫繁栄、昇進など
世俗的な願いもこめられて、まさに「幸せを呼ぶアイテム」としての
機能もあった。
などなどの興味深いお話には、ひたすら「へ~?ホ~!」を連発するのみ(;'∀')




文様は肉眼ではハッキリとわかりづらいものもあるためか、展示品の後方に
文様を拡大した画像があるため、とても分かりやすかったです。
例えば、会場内でひときわ目を引く《虎卣(こゆう)》 商時代後期
一見すると不思議なケモノに抱かれてる?食べられてる?という印象なんですが…
←絵葉書より

そのわりに、この男性の顔つきは穏やか~ww

ケモノの身体に刻まれた文様の解説を見ると、正面には獏や蛇
背面には龍や虎が!



側面にも同様に虎や獏や龍などなど。


頭のてっぺんには鹿が~びっくり


たくさんの動物に姿をかえた神に見守られていることによって、
ケモノに抱かれた人物はこれだけ安らかな表情をたたえているのかも?^^



他には食器や酒器、楽器として使われた青銅器も

↑爵(シャク)酒器 商後期         ↑敦(タイ) 穀物などを盛る器 戦国前期



↑鐘(ショウ) 西周後期            
実際に鳴らせるコーナーでトライしてみると、ものすごい大音量にビックリ~びっくり


青銅鏡のフロアも各動物ごとに展示されていて圧巻でした星


↑龍の姿がクッキリ☆


↑こちらは肉眼では見えにくかったけど・・・ ↑の画像で龍や虎の姿を確認できます
「神人龍虎画画像鏡」 後漢中期


↑ 「海獣葡萄鏡 」 初唐      とても躍動的な獣の姿に惚れ惚れ~


他にもご紹介しきれないほど奇々怪々の獣や神様などユニークなキャラクターの
オンパレード星
一つ一つの文様を確かめていくと、いくら時間があっても足りないくらいww
隠れアイテム(笑)を探す楽しさを存分に味わえました手書きハート



そんな中、今回私が一番お気に入りだったのはこちら

↑ 「鴟鴞尊 しきょうそん」    商後期

めちゃくちゃ可愛いくて連れて帰りたくなったほど~大笑い
ブリューゲルやモスの描く絵画の中にいそうなキャラクターですよね



紀元前という遥か昔の人々の、神を敬愛する心がこもった文様と不思議な世界観、
そしてそれらを的確に青銅器の上に表現することのできる技術力にはただただ驚愕でしたびっくり
次回は単眼鏡を持参してぜひとも再訪してみたい と思ってますウィンク




​​ 「神々のやどる器―中国青銅器の文様―」展​
2018年11月17日(土)~12月24日(月・祝)


↑≪戈卣 かゆう≫  商後期
この子(?)も可愛い~(#^^#)


掲載の​画像は美術館より特別に許可を頂いて撮影しております​



(ps)
京都市左京区鹿ヶ谷にある「​ 泉屋博古館(京都) ​」では随時、
異なるテーマで青銅器展示が開催されるんだとか。
いつの日か、京都旅行のおりにはこちらまで足を伸ばしてみたいものです(〃▽〃)





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最終更新日  2021.05.10 13:47:03
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