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2019.01.21
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カテゴリ: 記念館・博物館
損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の「​ 絵画のゆくえ2019 ​」を
観たあとは、久しぶりに​ 近代文学館 ​へ足を伸ばしました






駒場公園内にある近代文学館には2013年3月以来、久々です
2013年3月の日記 ​ part1 ​ ​ part2


文学館内にある bundanカフェ ​で飲んだコーヒー(「芥川」という名前)が
とても美味しかったので、今回もカフェ目当てで寄ったんですが・・・
なんと満席~号泣
そういや一回目に行ったときも入れなかったんですよね
なにしろ10席あるかないかの狭いスペースなので仕方ないのかも。
かなりガッカリでしたしょんぼり


が、文学館の企画展は大当たり でした~星\(^o^)/​


残念ながら館内はすべて撮影禁止
以下↓の画像は文学館HPよりお借りしました<(_ _)>




冬季企画展
2018年12月8日(土)-2019年2月23日(土)
※本展の直筆資料は全て複製またはパネルでの展示です
開館時間午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)
観 覧 料一般300円(団体20名様以上で一人200円)
        中学・高校生100円
休 館 日日曜・月曜・第4木曜、年末年始(12/27-1/4)
        特別整理期間(2/12-16)
♦企画展概要♦
「この作品を書いたのは、どんな人だろう?」
私たちはつぶやきます。
作者の顔を知りたくなるのです。
顔を知ったからといって何になるのでしょう?
でも顔が見たくなる。人間の煩悩かもしれません。
それにこたえてか、作者の肖像写真がさまざまに流通しています。
本に、雑誌に、新聞に……作者の写真があちこちに載っています。
恐らく19世紀の終りごろから、文学作品は(多くの場合)作者の
写真とともに享受されていたようなのです。
近代の文学史は写真とともにあったとさえ言えるでしょう。
かねて日本近代文学館では本や雑誌の中に眠る文学者の写真を
発掘・整理してきました。
文学者から紙焼きやネガでご寄贈いただいた貴重な写真についても
調査・研究を進めています。
今回そういった写真を(所蔵するうちのごく一部ですけれど)
一挙にごらんいただくことにしました(HPより抜粋)
展示室は「出版記念会」「原民喜」「片岡鉄兵、川端康成、横光利一」
「全集・叢書/単行本の口絵写真」「 夏目漱石、有島武郎、太宰治」
という構成で、別室には写真家・林忠彦さんの撮影された「文士の時代ー
貌とことば」も展示されていました。




今回展示されてた写真は著名な文学者ばかりなので、ほぼ見知った顔ばかり
でしたが、なかには「え~?お若い頃はこんなお顔だったんだ?」という
かたもチラホラ
一番、衝撃だったのはノーベル賞作家の川端康成さん
私が見知ってる川端さんって、かなりご高齢の写真ばかりだったので、
若々しいお姿はとても新鮮(?)に感じました(;^_^




↑昭和15年 右は横光利一さん
でも、鋭い眼光はお若い頃も同じ!
上の写真だとさほどではないけど、他の写真では「お若い頃から
鷹のような鋭い目をされていたのね」と納得でした


それぞれの写真に添えられていた解説で、私の興味を引いたものを少しだけ
作家さんにとって「出版記念会」は誉ある席だと思うんですが、林芙美子さんは
「はしゃいで十八番のどじょうすくいを披露した」んだとか大笑い
27才で『晩年』出版記念会を開いてもらった太宰治は、「涙ぐんだまま30分間も
絶句したまま」だった、などなど当時のエピソードが秀逸でした(⌒∇⌒)
若き日の宇野千代さんの輝くばかりにお綺麗な写真や、なんとも和やかな雰囲気の
有島武郎ファミリーの写真も印象的でした





林忠彦さんの「文士の時代ー貌とことば」も貴重な写真揃い星
「内田百閒、大佛次郎、織田作之助、川端康成、菊池寛、小林秀雄、
坂口安吾、谷崎潤一郎、太宰治、林芙美子、三島由紀夫、山本周五郎」
と、それぞれの作家達の「素」の表情を切り取ったような写真ばかりで素晴らしかったです



「敗戦の傷あとが深く残っていた銀座で、僕は酒場のルパンを根城に仕事を
はじめたのですが、そこで僕は酒を通して坂口安吾さんをしり、それが縁で
さらに織田作之助、太宰治、といった、いわゆる戦後派の作家と近づきになる
ことができました。そして彼らをしればしるほど、戦前の作家には見られなかった
デカダンというか、心情のままに生きようとする姿に驚き、ぜひ写真に撮って
おこうと思いたったのです。」
――林忠彦『日本の作家』(主婦と生活社・1971(昭和46)年)あとがき


館内でいただいたリーフレットには、林氏の撮影秘話もたっぷりと披露されてました



(左は太宰治 右は織田作之助)

↑2枚とも銀座「ルパン」での写真
「織田作之助を撮影しているときに、坂口安吾と並んで座ってた男が
べろべろに酔っぱらって「俺も撮れよ」とわめき、仕方なく撮った」のが
この一枚とかびっくり
この写真、超有名ですよね~
写真掲載の本が出て以来、銀座「ルパン」に来たお客さんは、「ここの椅子だ
と、皆さん我さきに座りたがったんですって~
わかりますわ、そのファン心理(笑)



あ、今回、再発見されて初公開された稲垣足穂さんの写真も、味わい深いものでした。
白いフレームの眼鏡をかけた稲垣さん、いかにも~(笑)な雰囲気



実は私、本を読むときは、一番最初に作者の経歴やあとがきを読んでしまう
のが悪い(?)癖(^^ゞ
作者さんの写真が載ってるとなお嬉し~、という邪道(?)な読者ですww
写真を拝見して「お~、なるほど!」と納得したり、「え?こんなお顔?」と
ガッカリしたり(コラーヾ(#`Д´#)ノ)・・・・
まさしくミーハーそのものですね
でも、「顔は心の鏡」とも言いますし、写真には作者さんのお人柄が
ジンワリとにじみ出てるように感じますウィンク



近代文学がお好きなかたには、見逃せない内容の企画展星
超おススメです~(^^)/





電車に乗る前に、駒場東大前駅近くのパン屋さん「​ ル・ルソール ​」にも
寄りました



↑一番手前が「クロワッサン オ ザマンド」
中列左はマロンパイ、右はコーンパン
一番後ろは食パンの「パン ド ミ」

どれも生地の美味しさが際立ってました
栗の渋皮煮が中に入ったマロンパイは、栗の香りとラム酒の
香りがミックスされた濃厚な美味しさ~ハート




↓コーンパンも生地がモチモチで、あっという間に平らげちゃいましたぺろりウマウマ~


うっかりして、バケットを買い忘れたのがとても残念しょんぼり
近々、再訪しようと思ってます(^_-)





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最終更新日  2019.01.21 22:35:23
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