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2019.06.15
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カテゴリ: 美術館
昨日は友人と一緒に都内散策してきました
このところ愛猫のことで気分が沈みがちでしたが、近代建築見学&ヘルシーランチ
でリフレッシュできました(⌒∇⌒)
でも、例の如くまだ写真の整理が出来てないので、今日は更新しそびれていた
4月のお出かけ日記を~




桜が満開になった頃、一人で四ツ谷に行ってきました。
上智大学横の土手の桜もほぼ満開でした





こちらは外濠公園方向の桜




まだ正午前だったせいか花見客も少なくて、満開の桜をたっぷり満喫できました
ベンチにすわって桜を見ながら、早めランチ~大笑い


パンはどちらも「 PAUL アトレ四谷店 」で買ったもの
「PAUL」のパンは何を食べても外しなしだけど、春限定「サクラクロワッサン」は
格別の美味しさでした(≧∇≦)
濃厚なホワイトチョコの上にフリーズドライの桜がたっぷりとトッピングされてて、
まさに春爛漫の味わい~手書きハート



お腹が満てたあとはメトロに乗って四谷三丁目まで移動し、お目当ての展覧会へ




美術愛住館一周年記念 アンドリュー・ワイエス展
2019年3月16日(土)~2019年5月19日(日) 終了しています


展示会概要
丸沼芸術の森が所蔵するワイエスの水彩・素描から、オルソン・ハウス・シリーズの
エッセンスといえる40点の作品を厳選して展示します。
中でも、彼の代表作《クリスティーナの世界》(1948年、ニューヨーク近代美術館)の
制作過程が分かる貴重な習作群は必見です。その他、オルソン・ハウスの模型や
映像資料も展示いたします。(美術館HPより)






アンドリュー・ワイエス(1917-2009)
アメリカのリアリズム絵画の巨匠として知られ、その卓越した描写力で
寂寥感と詩情に満ちた画風を築きました。
彼はアメリカの限られたふたつの地域、ペンシルヴェニア州チャッズ・フォードと
メイン州クッシングにて生涯の大半を過ごし、数々の傑作を生み出しました。
アメリカ北東部に位置するメイン州クッシングでは、オルソン・ハウスに住む姉弟と
出会い、彼らの息遣いが染みついた室内や日用品、そして時と共に朽ちてゆく
オルソン・ハウスの姿をとらえました。(美術館HPより)



ワイエスの代表作である「クリスティーナの世界」は以前、ネット上で
チラリと観たことがあるんですが、一目観ただけで魅了され~


↑「クリスティーナの世界」(ネットよりお借りしました<(_ _)>)


草原と遥か向こうに見える家、そして画面手前に横たわる女性の後ろ姿という構図からは、
ただならぬ緊張感と胸に迫る不安感が伝わってきて、後々まで心にひっかかっていました
でも、ニューヨーク近代美術館にある実物は一生観ることは叶ないそうもなし~
諦めていたんですよしょんぼり
ところが!
今展では「クリスティーナの世界」の習作が展示されるということなので、
「心のひっかかり」を解くために足を運んだしだいですウィンク



クリスティーナの世界
描かれている女性は、アンナ・クリスティーナ・オルソン。
彼女はCMT(神経原性筋萎縮)に罹り、下半身が麻痺していたことがわかっている。
絵の中のオルソンは腰を下ろして寛いでいるのではなく、このように這って進む
しか出来なかったのである。1953年にアルフレッド・バーに宛てた書簡で、ワイエスは
「大部分の人が絶望に陥るような境遇にあって、驚異的な克服を見せる彼女の姿を
正しく伝えることが私の挑戦だった」と書いている。
ワイエスはこの地に夏の別荘を所有しており、オルソンと親しくなって1940年から
1968年にかけて彼女や彼女の弟をモデルに絵を描いた(ウィキより)


残念ながら会場での撮影は
ネットからの転載も禁じられているようなので、この日購入した絵葉書を
ご紹介しますね


「クリスティーナの世界」の習作は、手や下半身や家など、絵の一部分が
丁寧なタッチで描かれていました
身体の部分は妻や親せきなどがモデルを務めたんだとか。
髪のほつれ毛の細やかさなど、どれもとても繊細で情感あふれていましたハート



「クリスティーナの世界」以外のオルソン家の内部や納屋の絵も、一見静かな
佇まい
でも「クリスティーナの世界」同様、なにかしら観る者の心を乱すような
「危うさ」が伝わってきて、絵の前で身動きが取れないくらいでした
絵画を前にして、こんなにも胸詰まる思いをしたのは初めてかも
ワイエスの水彩・素描を多数所蔵している「 丸沼芸術の森 」に一度行ってみたいです


ところで、今展の会場となった「 美術愛住館 」、さほど広くないスペースなんですが、
その狭さが(?)絵画鑑賞にはピッタリでした星





美術愛住館
東京メトロ四谷三丁目駅にほど近いこの建物は、長らく作家で経済評論家の
堺屋太一とその妻で洋画家の池口史子の居所であり、仕事場であった建物。
1,2階を展示室として全面的に改装、更に3階にも展示期間限定の
特別展示室を併設。2018年開館。(美術館パンフレットより)



昨年できたばかりなんですね~
とても濃密な絵画鑑賞ができる空間で素敵でした(〃▽〃)
帰宅後、パンフレットを読んで「建物の設計指導は安藤忠雄」ということを発見びっくり
あら~、もっと建物自体をキチンと観るんだったと大後悔です(-"-)
今月15日から、特別展がスタートしたようなので、建物ウォッチングを兼ねて、
また行かねば~

「美術愛住館コレクション それぞれ展」
2019年6月12日(水)~7月28日(日)※7/15は開館



美術鑑賞のあとは「甘味&消防博物館」へ続きます





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最終更新日  2019.06.16 18:01:46
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