CAPTAINの航海日記

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七詩 @ Re:なんか、腰が重い(05/21) 体重の負担等で関節の軟骨がすりへってい…
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2005.04.02
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テーマ: 鉄道雑談(1525)
今日のテーマソング:井上陽水「リバーサイドホテル」

3月31日の日記 で線路を持たない「鉄道」会社のことを書きましたが、他にも、線路は持っているけれども鉄道業が副業にしか思えない「鉄道」会社ってありますよね。
その代表格が、和歌山県に路線を所有している紀州鉄道。運営している路線自体は御坊市内を走っているわずか2.7キロというミニミニ私鉄なんですが、リゾートホテルや別荘事業を大々的に展開していて、どう考えてもそちらが本業の会社なんです。
その辺、 会社の沿革 を覗いても地方の鉄道会社が突然に不動産業に進出して成功を収めたような感じなんですが、実は何と、 こういう事情 だったんですよ。紀州鉄道の大元をたどると、なんと我が福島県の磐梯急行電鉄にいきあたっちゃうなんて、ちょっとびっくりです!
ちなみにこの磐梯急行電鉄、更に元をたどると日本硫黄という硫黄採掘をメインとしていた会社でありまして福島県は猪苗代町にある磐越西線の川桁駅から鉱山のある沼尻駅まで非電化の軽便鉄道(笑)を走らせていたんですよ。それが硫黄採掘の不振からか急に観光事業に目覚めて1967年に日本硫黄の社名自体を磐梯急行電鉄と改称したんですが※、翌年に会社が倒産して鉄道も廃止という悲惨な末路となってしまったんです。
それが旧経営陣が新しい会社を立ち上げて御坊の私鉄を買収(しかもその過程で自分の会社を解散させて私鉄会社を改称し、存続会社にしている!)。そして大成功を収めるんだから、世の中なんだかわかりませんよね。
それにしても、紀州鉄道の起源が猪苗代にあるんだったら、ちっとは恩返ししてくれないかなぁ? 具体的には、猪苗代から裏磐梯までの鉄道路線を敷いてくれるとか(笑)

※確か、常磐炭坑が常磐興産と社名変更していわき湯本温泉に常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾートハワイアンズ)を開設したのも同じ時期だったと思います。お互い触発されての観光への傾斜だったんでしょうか?





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Last updated  2005.04.03 14:13:54
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