CAPTAINの航海日記

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2011.03.31
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テーマ: たわごと(26617)
カテゴリ: 東日本大震災
今日で、長かった自宅待機期間も、終了となる。
普通の休みと割り切ってゆっくり過ごそうかと思っていたのだが、今日もまた、嫌なニュースが舞い込んできた。

「青森市の百貨店・中三(なかさん)が、民事再生手続きを申し立て」

11日の震災で売上が減少したのと、14日に盛岡店の地下で爆発事故を起こしたのが打撃になったという。ちなみに、爆発事故の原因が震災と関係があるのかどうかは、よくわかっていないとのこと。
爆発事故を起こした盛岡店には、2、3度訪れたことがある。市内交通のターミナルである盛岡バスセンターの前、肴町のアーケード街の入口に立地する、盛岡市中心街東部の中核店舗であった。
余談だが、盛岡市の中心街は北上川と中津川とによって三分され、西部は盛岡駅にその駅ビルのフェザン、中部は大通のアーケード街に川徳と、それぞれ中核となる施設が所在するのが特徴。また東部と西部との境には岩手公園(盛岡城跡)などの散策スポットもあるので市街地の回遊性の高さに関しては東北、北関東、新潟の諸都市を通じても1、2を争うものがあると思っていたのだが、その一角が崩れてしまった訳だ。
中三は盛岡店の他にも、青森市の本店と弘前店の2店舗があるが、いずれも中心街に所在するそれぞれの市を代表する大型店だけに、市経済への大打撃は必至ではなかろうか。
今後、被災地周辺で、中三のような状況が連鎖しないとも限らない。先ほど少し触れた盛岡市の川徳、仙台市他東北地方の4都市に店舗を構えるさくら野百貨店、同じく仙台市の藤崎、山形市と米沢市に店舗がある大沼、福島市に本拠を置きそれぞれ店舗名は違うが函館、八戸、山形、酒田の各都市に店舗を有する中合、郡山市のうすい、水戸市の京成百貨店(現時点で営業している唯一の京成百貨店)など、果たして大丈夫だろうか? 百貨店は基本的に「必需品」ではなく「嗜好品」を取り扱っているだけに、特に地方に根差した百貨店の趨勢が、非常に心配になる。
また、今回の震災は、観光業にも、甚大な影響があるとの話を聞く。被災地はもちろんのこと、特に福島第一原発の事故の影響で外国人が日本への旅行を敬遠する結果も招いていることから、箱根や日光など、外国人観光客の比率が高い観光スポットも総じて閑古鳥が鳴いている状況だという。
今は非常時だけに致し方がない話ではあるのだが、必需品を生産、消費しない産業もある程度保護しておかないと、将来の地域経済自体も円滑に回らなくなるのではなかろうか、と危惧を感じる次第である。





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Last updated  2011.04.02 10:45:33
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