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清原選手が2000本安打を達成してめでたい限りですが、今後の彼の起用法が、これまた注目を浴びています。なんでも、同じファーストを守るペタジーニとの併用になるとか。この話に、清原ファンはブーブーです。そう言えば、今日の「ザ・サンデー」でも、江川卓が清原の起用法について触れていて、ペタジーニをスタメン、清原を代打とする案を打ち出してました。理由は、その方が清原もホームランを打つことだけに専念でき、あと10本と迫った通算500ホームランも達成できる可能性が高くなるから、というもの。一定の年齢層、ファン層に根強いアンチファンを有する江川らしい、当たり障りの「ある」意見だと思います。が、実は私も、この案には賛成。故障持ちの清原がこのままスタメンで出続けられる保障はどこにもないし、現状の実力もペタジーニの方が上。それに清原だって見せ場で登場することになるでしょうから、ファンにとってもそれほど悪い話ではないと思います。とはいうものの、やっぱり、「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」(と言っては失礼か?)じゃないけれど、単純に打席数が多ければホームランの数だって比例して増えていくはず。ならば500本達成までは清原はやっぱりスタメンじゃなきゃ、とも思うし、簡単に結論を出すのは難しいですね。しかし、私は、こうも思うのです。「清原かペタジーニか」なんて、実にバカバカしい悩みだ、とも。この問題を機に、スポーツマスコミは、どうしてセ・リーグへのDH制導入を訴えないんだろう? これが実現すれば、「清原もペタジーニも」スタメンで活躍できるじゃないか、違いますか?これだけの巨大かつ余剰な戦力を抱えながら、ジャイアンツはDH制の導入を口にしようとしません。選手にとってもファンにとっても、不幸なことだと思います。打率1割、打席の半分はバントか三振というとてもプロのバッターとは言えないピッチャーを打席に立たせるよりは、DHの清原が打ちまくった方が、見応えのある面白い試合が演出できると思うんですが…実はこの意見、今思いついたんじゃなくて、かなり昔、FA制度ができる前から、私は口にしていました。「(アキレス腱断裂後はレギュラーに定着しきれなかった)吉村だって、(DH専任だった)門田のように全試合スタメンで出れるんだぞ」なんてジャイアンツファンに問いて回ったものでしたが、反応はあまり芳しくありませんでした。なぜなんだろう。悪い提案ではないと思うんだけど…
2004.06.06
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今日で、この日記も、執筆868日目を迎えます。868といえば、そう、王貞治の通算ホームランの数と同じ。私は王ファン(参考)なので、何となく嬉しくなっちゃいます。ところで、王の868本という数字は、なかなか破られそうにありませんね。清原は500号は達成できそうですが600本まで上積みするのは難しそうだし、中村紀洋も400本台かなぁ… 強いて言えば、日本にいた頃の松井秀喜が600本台までは伸ばせそうな勢いだったんですけどね。メジャーでは中距離ヒッターで、本数がなかなか伸びなくなりました。狭い球場、飛ぶボール、圧縮バット… 王の現役当時は今よりもホームランを飛ばす条件に恵まれていたと思うんですが、今の選手が当時活躍していたとしても、868本、単純計算して20年間以上シーズン40ホーマーを続けるなんてのは、やっぱり難しいと思います。改めて、王貞治は偉大だな… と思う次第です。
2004.05.27
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今日、お昼にたまたま、マリーンズVSブルーウェーブの試合がNHKでやってたので、見てしまいました。マリーンズの先発は渡辺俊介。今時珍しい下手投げです。元号が昭和の時代にはどこのチームにも一人はサブマリンがいたものでした。マリーンズの前身のオリオンズには仁科が第二エース的な立場で長期間活躍していたし、ブルーウェーブの前身のブレーブスには大エース・山田がデンと構えていました。他のチームに目を移すと、ホークスの金城、ライオンズの松沼兄、高橋直樹、ファイターズの工藤、バファローズの柳田と、パ・リーグはアンダースローの宝庫でした。それが今では主力級が渡辺一人ってのは、ちょっと淋しいですね。渡辺のボールは球速こそ最高で120キロ台と遅いんですが、ボールの大半が微妙に変化するので、TVで見ていても相当打ち辛そうでした。こういったピッチャーがもっと沢山活躍してくれれば、球界ももちっと面白くなるだろうにな… と思います。
2004.04.25
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今日からセ・リーグも開幕ですね。だからという訳ではないんですが、たまたまホエールズ(ベイスターズではない!)ファンの同僚と野球談義で花を咲かせてしまいました。その人は40代後半だったので70年代から80年代にかけて活躍した昔の選手の名前がポンポンと出て来たんですが、その中でちょっと気になる名前が。福嶋久晃(福嶋晃子の父親といえばわかるかな?)、そして中塚政幸。この二人って、PL学園出身じゃなかったっけ?気になって帰宅後に調べてみると、やっぱりビンゴ! 更に調べていくと、PL出身のプロ野球選手は3月17日の日記に記しただけではなく、実はこんなメンバーで、一軍のベンチが組めることがわかったんです!!<スタメン>1番 遊撃 松井稼頭央(L→NYメッツ)2番 二塁 立浪和義(D)3番 DH 加藤英司(B→C→Bu→G→H)4番 一塁 清原和博(L→G)5番 中堅 福留孝介(D)6番 三塁 片岡篤史(F→T)7番 左翼 新井宏昌(H→Bu)8番 捕手 福嶋久晃(W→C)9番 右翼 中塚政幸(W)<野手控え>捕手…木戸克彦(T)、金森栄治(L→T→S。外野兼務)内野手…行沢久隆(F→L)、小早川毅彦(L→S)、宮本慎也(S)、今岡誠(T)外野手…得津高宏(O)、西田真二(C)、吉村禎章(G)、サブロー(M)、坪井智哉(T→F)<投手>先発…桑田真澄(G)、尾花高夫(S)、野村弘樹(YB)先発兼リリーフ…新美敏(F→C)、西川佳明(H→T)、入来祐作(G→F)、前川勝彦(Bu→T)リリーフ…金石昭人(C→F→G)投手陣がやや手薄ですが、何なんだこのメンバー! これだけのメンバーが揃った高校は、ちょっとありませんね。意外に健闘しているのが横浜高校なんですが、スタメンを組んでみると、1番 遊撃 阿部真宏(Bu)2番 二塁 飯田幸夫(Bu→D→W)3番 一塁 愛甲猛(M→D)4番 DH 鈴木尚典(YB)5番 左翼 多村仁(YB)6番 中堅 斉藤宣之(G)7番 三塁 後藤武敏(L)8番 捕手 吉田博之(H→T)9番 右翼 青木実(S)投手 松坂大輔(L)、中田良弘(T)、高橋建(C)…で、現在売り出し中の若手までスタメンに入れざるを得ない状態。やっぱりPL出身の人材は、突出してると言わざるをえませんね。
2004.04.02
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福島県出身の選手を特集した記事が載っているということで、「週刊ベースボール」を買ってきました。で、早速その記事を読んでみたんですが、福島県出身で活躍した選手って、そんなに多くはないんですね。私が現役時代を知っている選手でいうと中畑清(安積商。現・帝京安積)、遠藤一彦(学法石川)、古溝克之(福島商)、現役だと諸積兼司(学法石川)や川越英隆(学法石川。ただし神奈川県出身)なんかがいるんですが、福島県出身選手のベストナインを作ってみると、去年ジャイアンツの準レギュラーとして活躍した鈴木尚広(相馬)あたりがスタメンに入っているぐらいだから、本当に層は薄いです。その辺、やっぱりすごいよなと思うのが、大阪出身の選手の層の厚さ! とりわけPL学園出身の選手でベストナインをつくると、こんなスゴイメンバーになってしまうんです。1番 遊撃 松井稼頭央2番 二塁 立浪和義3番 DH 加藤英司4番 一塁 清原和博5番 右翼 福留孝介6番 左翼 吉村禎章7番 三塁 片岡篤史8番 捕手 木戸克彦9番 中堅 新井宏昌控え 内野 宮本慎也控え 内野 今岡誠控え 内野 小早川毅彦投手 桑田真澄投手 尾花高夫投手 野村弘樹なんとスタメンに名球会メンバーが3人! 控えの野手も大物揃いだし、投手陣も100勝投手が3人ときたもんだ。この学校にもスカウトっているんでしょうが、その先見の明には驚かされますね。
2004.03.17
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メジャーリーグのオープン戦がスタートし、日本人メジャーの活躍も、連日報道されていますね。今年も活躍を、期待したいものです。でも今年は、メジャーのニュースでどうしても拭い去れない違和感がひとつ。それは、二人いる松井選手の表記。ヤンキースの松井秀喜は「松井秀」、メッツの松井稼頭央は「松井稼」となっているんですが二人とも日本ではそう呼ばれた試しがないので、どうにもしっくりきません。特に「松井稼」の方は「松井嫁」と見間違えちゃいそう(苦笑)このような同姓表記、野球界では大原則ですよね。でも、「そう表記しなければ名前を覚えてもらえない=選手の格が落ちる」ようなイメージが、どうしても付きまといます。昔、バファローズの鈴木啓示投手はスワローズからのトレードで鈴木康二朗投手が入団するため表記が「鈴木啓」となることに不快感をあらわにしたことがありましたが※、どうにかならないものかな…とは以前から思ってました。でも、イチロー選手の出現以来定着している登録名の自由化や、同姓の新人選手が入団してきても表記は「松坂」のままとされたライオンズの松坂大輔投手のケースなど、最近になって流れが変わりはじめているもの事実。両松井も「苗字+名前の1文字目」という無味乾燥な表記じゃなく、例えば秀喜を「松井G(=ゴジラ、ジャイアンツ)」、稼頭央を「松井L(=リトル、ライオンズ)」とするとか、選手のイメージを崩さない形で表記してもらえれば、ファンとしては嬉しいですよね。※確か、「康二朗は「鈴木康」でいいけどオレは「鈴木」のままにしてくれ!」と言ってたように記憶してますが、このケースに限って言えば、啓示の主張を通すのは無理がありすぎました。というのも、康二朗はタイトル(78年最高勝率)を獲得したこともあるバリバリの主力投手。300勝投手の啓示ではありますがこの主張をしていた時点では両者に実力差は殆どないと言ってよかったからです。事実、移籍後の康二朗はリリーフエースとしてタイトルを獲得(84、85年最多セーブ)する活躍を見せました。むしろ個人的には、1992年に落合英二投手が入団したときに「落合博」と表記されてしまったドラゴンズ時代の落合博満選手の方が、違和感が残りました。だって、当時の英二は肩痛で投げられない状態だったんですから。もっとも、現在の英二はドラゴンズの中継陣の柱。仮に博満監督が現役復帰したとしても、堂々と「落合」を名乗っていいと思います。
2004.03.09
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五輪日本代表の長嶋茂雄監督が、脳梗塞で緊急入院しました。早期回復を願ってやみませんが、今回の報道を見ていて思うのは、彼の入院がどうしてあれほどの大ニュースになるのか? ということ。私から見れば、過剰報道にしか思えません。確かに、長嶋茂雄は、現役時代、胸のすくようなプレイで国民を沸かせました。大記録を残した王貞治との対比で「記憶に残る男」と言われますが1960年前後に残した成績を見ると単なるスラッガーではなくて盗塁も多く、しかも毎年のように首位打者争いに顔を出すという、さながら長打力のあるイチローのようなスーパースターでした。しかし、1974年に引退してしまったため、1972年生まれの私は、彼の現役時代を知りません。私が知っている野球人・長嶋茂雄は、資金力が豊富な球団で金に飽かせて他球団やアマチュアの有力選手をかき集めていた監督です。選手時代は多くの人に夢と希望を与えたのかもしれませんが監督時代の彼からは「金さえあればどうにでもなる」という、夢とは180度かけ離れた幻滅するメッセージしか受け取れませんでした。ついでに言えば、それだけ選手をかき集めても毎年優勝できた訳ではなく、監督としての実力も???。野村克也、仰木彬、森祇晶など同年代で監督として優れた実績を残した在野の人物がいるにも関わらず敢えて長嶋茂雄を日本代表の監督に選んだ人たちの神経を疑ってしまいます。しかしそれでも、特に40代以上の人が長嶋茂雄に期待していたのは事実。例えば、長嶋信者で知られるねじめ正一(55歳)は、入院に際してこんなコメントを寄せています。「まず、本当に申し訳ないと思った。元気が当たり前と思い込みプロ野球発展を長嶋さんに託してきた。その期待を全部背負って頑張り過ぎたのが影響したのかもしれない」う~ん… その視点を、現役で頑張っている選手達に何故向けることができないのかなぁ? 少なくとも「長嶋茂雄監督」には期待できるものは何もないし、そんなに騒がないでそっとして欲しいと思うんですけどね。
2004.03.06
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選抜高校野球の出場校が、発表されましたねぇ。東北からは、指定枠の2校に東北と東海大山形、そして21世紀枠に一関一、更に希望枠に秋田商と、なんと4校が選出! それぞれに、頑張って欲しいものです。しかし、それにしてもおかしいなと常日頃から思うのは、出場校の地域配分。21世紀枠と希望枠、神宮枠を除く28校を全国8ブロックから選出している訳なんですが、定数がどうも人口配分に比例していないような気がするんです。手許の資料を見ると、各ブロックの定数は、北海道1、東北2、関東・東京6、東海2、北信越2、近畿6、中国・四国5、九州4となっているんですが、明らかに西高東低。特に中国・四国の5校は来年からでも削減が必要で、率直に言って、中国2校、四国1校の計3校で十分です。また、近畿の6校、九州の4校も、他地域に比べると多めなので、1校ずつ減らすのがベターでしょう。で、これらの地域から削減した4校分の枠を、関東に2校、東北と東海に各1校ずつ増枠すれば、「1校の格差」はかなり縮まると思います。
2004.01.30
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大魔神こと佐々木主浩投手が、日本球界に復帰する意向を明らかにしましたねぇ~。今シーズンも松井稼頭夫選手がメッツに入団するなどメジャーへ挑戦する流れが続いている一方で、新庄、小宮山、そして佐々木と、出戻りの流れも、ここのところ顕著になっています。しかし、彼らが元・メジャーリーガーに相応しい活躍を見せてくれるのかどうかは、はっきり言って未知数。昨年日本球界に復帰したブルーウェーブの吉井理人投手がメロメロだったように大崩れも考えられます。そこで、今年出戻ってきた3人の元・メジャーリーガーは今年どんな活躍を見せてくれるのか、勝手に推測してみたいと思います。◎新庄剛志(ファイターズ)札幌に移転した新生・ファイターズの目玉として招かれた新庄。人気は絶大ですが、実力となるとやや疑問符。タイガース時代の通算打率は2割4分台でホームランも30本台の経験なし。スラッガーとしての活躍は、はっきり言って、あまり期待していません。でも、守備には定評があるので、広い札幌ドームを思う存分駆け回り、ファインプレーを連発してくれるものと期待しています。新庄の入団と前後して同じ外野手でやはり守備に定評がある井出がトレードされましたが、これも球団が新庄の守備に期待している証なのかな…と思います。予測=打率2割6分 ホームラン15本 60打点。ゴールデングラブ賞受賞◎小宮山悟(マリーンズ)去年1年間何処の球団でもプレーしていなかったブランクがあるので、そう多くは期待できないでしょう。ポジションとしては先発の5番手あたりが妥当でしょうか。でも、マリーンズには清水直行、ミンチーとシーズン200イニング前後をこなせる柱がおり、3番手以下も渡辺俊介、小林宏之、そして昨年不振だった小野、加藤、更に今年の復活に賭ける黒木とメンバーには事欠かないだけに、そこに入り込めるかどうかは微妙です。予測=6勝6敗 防御率4.00◎佐々木主浩(ベイスターズ?)こちらも、そう多くは期待できないのかな… と思います。というのも、仮にベイスターズに入団したとしても、先発、中継ともにガタガタで、出番そのものが少なそうだから。90年代のベイスターズには盛田、五十嵐、島田直也と「中抑え」と呼んでもいいピッチャーが何人かいましたが、今のベイスターズでその役割を果せそうなのって、デニーと木塚ぐらいかな? 先発が6回まで投げたとしても、彼らで8回まで持つのかどうかは、ちょっと疑問です。結果、佐々木の登板間隔は先発並みになってしまい、ある意味宝の持ち腐れになってしまいそうな予感がします。予測=勝ち負けつかずの15セーブ 防御率2.50う~ん… 3人の、私の予測を上回る活躍を、期待したいものです。
2004.01.22
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今日、ウチの会社に来ている50代の派遣さんが、その昔、ドラフト会議で指名を受けたことがあることを知りました。しかも、山本浩二、田淵幸一、星野仙一、東尾修らが指名された1968年のドラフト! その人は某在京球団から下位で指名を受けて結局入団しなかったんですが、まさかウチの会社にそんな人がいるなんて、驚きでした。しかもその人、野球と全然関係のない苦情処理なんて仕事してるし…この話を聞いて思い出したんですが、東京に住んでいた小学生の頃、水道工事の会社に勤めていた父の同僚に、中川さんという元プロ野球選手がいました。「解説者をやっていてもおかしくない実績がある人」と聞かされていたんですが、調べてみると、毎日オリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)に在籍していた1955年に18勝を挙げて最優秀防御率のタイトルを獲っていた! 冗談抜きで驚きました。あと、これも父から聞いたんですが、1960年代にカープで4番を打っていた興津立雄という選手も、引退後は東京で水道工事の仕事をしていたとか。プロ野球選手と水道屋って、不思議な縁で繋がってるんでしょうかね?ひょっとしたら、あなたの周りにも、元プロ…とは言わないまでも、注目を集めるような実績を持っている方が、いるかもしれませんね(笑)
2003.12.17
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今日のスポーツ新聞は、いずれもホークスの日本一がトップニュース。王監督が胴上げされたりビールをかけられたりしている写真が、大きく踊っていました。また、トップニュースばかりでなく、中面や芸能面までもが、ホークス(あるいはタイガース)のニュースで、埋め尽くされていました。その中でも半ば恒例行事となっているのが、芸能人からの優勝祝賀メッセージ。電車の中で暇潰しに読んでいたら、ホークスファンの間寛平のコメントが、ちょっと印象に残りました。「もともと他球団やアメリカから戦力補強で強くなった阪神と、ドラフトで獲得し自前で選手を育ててきたダイエーでは、阪神には悪いけど強さの質が違うたんですわ。」言われてみると、ホークスのレギュラー陣って、逆指名入団が多いきらいはあるけれども、自前で育てた選手ばかりですね。改めて調べてみると、(野手)捕手・城島=95年ドラフト入団一塁手・松中=97年ドラフト入団二塁手・井口=97年ドラフト入団三塁手・川崎=00年ドラフト入団遊撃手・鳥越=99年ドラゴンズよりトレード左翼手・バルデス=01年入団中堅手・村松=91年ドラフト入団右翼手・柴原=97年ドラフト入団指名打者・ズレータ=03年入団内野手・小久保=94年ドラフト入団内野手・本間=95年ドラフト入団外野手・大道=88年ドラフト入団(投手)先発・斉藤=96年ドラフト入団先発・和田=03年自由枠入団先発・杉内=02年自由枠入団先発・ナイト=03年入団先発兼中継・新垣=03年自由枠入団中継・吉田=94年ジャイアンツよりトレード中継・岡本=97年ドラフト入団抑え・篠原=98年ドラフト入団主力20人について言えば、元からホークスという選手が、なんと15人! トレード組はわずかに2人だけです 。FAなどで他球団への移籍が多くなった現状を考えれば、驚異的な数字と言えるでしょう。しかもその多くは、93年から99年に現場・フロントで活躍した故・根本陸夫前球団社長の下で獲得した選手。根本氏はライオンズでも松沼兄弟に始まり石毛、秋山、伊東、工藤、渡辺、辻、郭、清原と好選手を次々と獲得して黄金時代の基盤を作り上げましたが、ホークスでも更なる黄金時代を築きそうな気配です。願わくば、根本氏がまだまだ長生きしていれば、なおよかったのですが…願わくば、ホークスのような「いい選手を獲り、育てて勝つ」チームが、他にももっと出てきて欲しいものです。
2003.10.28
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9月10日の日記で、ドラゴンズの山田久志監督(秋田県出身)の解任のニュースを取り上げたついでに東北出身者がプロ野球の監督になれる可能性についてちょっと話しましたが、そこで取り上げた山田監督と同じ秋田出身の落合博満がドラゴンズの後任監督に決定したとのニュースが、舞い込んできました。しかし、やはりというべきか、不安要素はあるもので、技術的にも、キャラ的にも、落合についていける人材は少ない模様。某夕刊紙にも「組閣ができない」という記述がありました。ドラゴンズは生え抜きの人材を大事にする傾向があるので、フロントの悩みも尚更大きいものがあるでしょう。加えて、選手の側でも、現役時代の落合と共にプレーしたのは、せいぜい立浪ぐらい。就任後は、選手とのギャップを埋めるのにも、苦労しそうな気がします。それでも、落合は、これまでの数々の発言を見る限りでは、野球に対する知識、情熱はかなりのものだと思うし、自らが「オレ流」と言われた独自の選手スタイルを確立したように、監督としても、これまでになかったスタイルの野球を見せてくれるのではという期待が持てます。乗り越えなければならない壁は多いでしょうが、頑張って欲しいと思います。
2003.10.07
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名古屋の立てこもり事件や栃木のタイヤ工場火災、沖縄の台風や北海道の地震と今月は衝撃的なニュースが入れ代わり立ち代わりに報じられましたが、今マスコミで大きく報じられているのは、ジャイアンツの原監督が辞任したニュースです。唐突だなぁ… というのが第一印象。確かに今年は頑張ってAクラスという成績でしたが昨年圧倒的な強さで日本一に輝いていただけに、もう1年は采配を取っても良かったはず。監督本人の意思で辞めたという表現でしたが「どうもそうではなさそうだ」とのキナ臭い雰囲気も相俟って、不透明・不自然な決定に感じます。しかも、後任監督が堀内恒夫ってのが、これまたマイナスだよなぁ… 堀内新監督に含むところはありませんが、時代の流れに逆行しているような気がしてならないんです。一昨年のオフに原監督が就任した際、「清新」という言葉が好んで使われました。監督本人のイメージもあるんでしょうが、「昭和30年代(33年)生まれ」でしかも「長嶋茂雄から政権を引き継いだ」というシチュエーションが、本格的な世代交代と受け止められたんではないかと思います。過去にも昭和30年代生まれの監督はいました(カープの達川監督)が、原監督の就任が「昭和30年代生まれの監督」の嚆矢となった感は強く、02年にはブルーウェーブの石毛宏典監督(昭和31年生まれ。解任は勿体無い…)、そして来期からはライオンズの新監督に昭和37年生まれの伊東勤監督が就任予定と、ここ数年監督の若返りが急速に進んでいる状況です。そこへきて、今回の堀内新監督。セ・リーグには団塊世代の監督がまだまだ多いけれど、55歳ってのは齢とりすぎだよなぁ… せめて江川卓(昭和30年生まれ)ならば、よかったんですけどね。
2003.09.28
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タイガースの優勝が、なかなか決まりません。タイガース自身も必死なんでしょうが、それにもまして、昨日までの相手のドラゴンズも目の前での胴上げを阻止すべく必死だったし、マジック対象チームで今日からタイガースとの直接対決を迎えるカープや、同じくマジック対象チームのスワローズもまた、タイガースの優勝を一日でも伸ばそうと必死の闘いを続けています。なのにも関わらず、昨日のジャイアンツは、引退を発表した川相選手のラストゲームと称して、彼をスタメンで起用。これは、いただけませんでしたね。確かに川相は引退試合を挙行するに相応しい選手だとは思いますが、よりによってそれを優勝阻止に燃えるスワローズ相手に行なうのは、ちょっと失礼じゃないかなぁ? 案の定、試合も負けてるし。ジャイアンツだって優勝のメはなくなったけど、熾烈なAクラス争いの真只中にいる訳だし、ペタジーニのホームラン王もかかっている状況なんだから、もう少しマジメにプレイして欲しいものです。年寄りの繰り言みたいになりますが、ジャイアンツがドラゴンズと最終戦まで優勝を争った1994年、この年に引退した西本投手が公式戦で引退試合を行なえなかったことがありました。引退セレモニーはエキジビションとして捉えられがちなだけに、昨日はいただけなかったです。TVの視聴率対策の結果だとしたら、尚更ですね。…と書いていたら、今日、タイガース優勝のニュースが! おめでとうございます!!
2003.09.15
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昨日の話になりますが、ドラゴンズの山田久志監督が、事実上解任されました。ドラゴンズは現在5位ですが勝率的にはまだまだAクラスを狙える位置にいるので、シーズン終盤での退陣には、正直驚かされました。というかこのチーム、星野仙一や高木守道など生え抜きでないと監督が務まらない雰囲気がありますよね。山田監督も、そのプレッシャーに負けてしまったんでしょうか? 話は変わりますが、確か山田監督は、東北地方出身(能代→富士鉄釜石)としては初めてプロ野球の監督になったと記憶しています。その意味でも退陣は残念なんですが、それとともに、今後、東北地方出身の監督が出現する可能性があるのかどうかも、ちょっと気になります。現時点での東北出身監督候補最右翼は落合博満(秋田工→東洋大中退→東芝府中)でしょうか。独自の理論もあるし是非とも監督をやらせてみたいと思うんですが、クセの強いキャラが災いして、どこのチームも手を挙げないんではないかとの不安が残ります。次いで可能性が高いと個人的に思うのは、遠藤一彦(学法石川→東海大)かなぁ。現役時代プレイしていたベイスターズの親会社・TBSの解説も務めていたことがあるし、案外山下監督の後釜にすんなり収まってしまうかも。中畑清(安積商→駒大)も、本人にジャイアンツ以外のチームに行く意思があれば、監督になれる可能性はあると思います。でも、あのキャラは、やっぱりジャイアンツ以外にはありえないよなぁ…あと、意外に脈があるんじゃないかと踏んでいるのが、八重樫幸雄(仙台商)。コーチを務めるスワローズはここ数年首脳陣を生え抜きで固める傾向が強まっているので、若松監督が去った後来るべき古田敦也政権への中継ぎ役として、2年くらい監督を務める可能性があるかもしれません。最後に、遠い将来の話になりますが、石井浩郎(秋田→早大→プリンスホテル)も、どこかの監督に呼ばれそうな感じがします。現役時代の実績というよりも、偏差値が高そうなイメージがあるもんで…と、思いつくままに列挙してみましたが、そもそも候補自体が少ないのなんの(苦笑) なんとかならないもんでしょうかね。
2003.09.10
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