全501件 (501件中 451-500件目)
今日のテーマソング:「闘魂こめて」なんでも長嶋茂雄が7月3日に東京ドームで開催されるGC戦を観戦するとかで、ニュースになってましたね。もちろん完全復活とはいかないんでしょうが、脳梗塞からよくぞ回復したな、すごいよなと思います。でも、わざわざ試合観戦するってのも、何だか読売に利用されているようで、釈然としないものがあります。ご本人はファンサービスに熱心だから出たい気持ちはあるんでしょうけど、私が家族だったら、反対するだろうなぁ… その辺は、ちょっと心配です。あともう一つ心配があって、仮に長嶋さんが観戦したとしても、恐らく読売側が期待している「TV視聴率の伸び」はあまり期待できないんじゃないかなぁ。今のジャイアンツ戦の視聴率って紅白歌合戦の視聴率と似ているところがあると思うんですが、紅白が「これでもか!」とばかりに演歌歌手を大量出演させそのファン層をターゲットにすることによって40%程度の視聴率を維持している(そしてそれ以上はなかなか視聴率を伸ばせない)のと同様に、長嶋が出たところで今もジャイアンツ戦を見ている人は熱心に見るでしょうけどはなから関心のない人を振り向かせるのはちょっと難しいような気がするんです。40代以上の方にはなかなか納得してもらえないと思うんですが、私の世代だと「長嶋のいないプロ野球」で育っているし、それでも十分面白かったと思うし、1993年に長嶋がジャイアンツの監督に復帰してからのプロ野球は「長嶋に勝たせようとオヤジ共が仕組んでいる」雰囲気が濃厚に感じられて、あまり好きにはなれない人が意外に多いんですよ。極端な話、ジャイアンツファンだけど長嶋(厳密に言うと長嶋シンパのオヤジ共)が嫌いだという人も、結構います。個人的には長嶋は好きだし回復を心からお祝いしたいんですが、周囲が騒ぎ過ぎです。もう少し、空気を読んで欲しいなぁ… と苦々しく思っております。
2005.06.28
コメント(0)
今日のテーマソング:チャゲ&飛鳥「YA-YA-YA」今日のイーグルスとライオンズの試合は、すごかったですね!初回裏にいきなり「おかわり君」中村にグランドスラムを浴びるイーグルスにとっては苦しい立ち上がりも、3回表に打者一巡の猛攻で5点を奪い一気に逆転。4回裏に敬遠策失敗で再逆転を食らいますが、直後の5回表にトレーシーの2ランで再々逆転! その後は6回裏に同点となり、更に8回に1点ずつ取り合って、9回の時点でスコアが9-9。この間押し気味に試合を進めていたのはライオンズで、8回裏にはカブレラの一発の後2死満塁、9回裏にも赤田の三塁打と敬遠二つで無死満塁のチャンスを作りますが、イーグルスの吉田、福盛に抑えられ、結局無得点のまま、延長に入ります。そして10回表、イーグルスの打線が再び大爆発! この試合2度目の打者一巡の猛攻撃で、一挙に7点をGETし、試合を決めました。試合時間、実に5時間29分。ネットで経過を見ていた試合でこれほどまでに手に汗握る試合内容は、初めてでした。両軍の皆さん、お疲れ様でした。昨日の試合もそうだったんですが、これまでだったら試合の中盤、終盤に逆転されたらそのままズルズル… のイーグルスは、よく粘りましたね。連日の猛打で、チーム打率も2割4分をクリア。やればできるんですね。というか、フルスタでもこの粘りを見せてくれれば、私の観戦連敗記録(現在5連敗中。同僚や息子にも「行かない方がいい」といわれちまった…)が止まるのに(苦笑)一方、ライオンズはどうしたんでしょう? 昨日は豊田、今日は森がメッタ打ちに逢ってしまうし、現在3位ですが、このままではプレーオフ進出が厳しくなりそうですね。実はライオンズとイーグルスのゲーム差は、「たった」14ゲームしかないんですよ。昨日、今日みたいな試合が続けば、シーズン終了後には順位が入れ代わるなんてことは… まさかないでしょうけど(笑) 24年ぶりのBクラス転落は、ひょっとしたら覚悟しないといけませんね。
2005.06.26
コメント(0)
今日のテーマソング:ハリー・ベラフォンテ「バナナ・ボート」現地時間では昨日のことになりますが、デビルレイズの野茂英雄投手が、日米通算200勝を達成しました。この偉業を祝福すると同時に、彼の偉業の達成ペースが実は意外に速かったことに、少し驚いています。野茂は、1990年(私が大学に入った年だ)に今は亡き近鉄バファローズに入団して今年でプロ16年目になりますが、16年目での200勝達成は、過去の日本の大投手の200勝ペースとほぼ遜色ないんですよ。参考として、1970年代以降に200勝を達成した投手の達成ペースをみてみましょう。鈴木啓示(Bu) 1966年入団 1977年達成(12年目)堀内恒夫(G) 1966年入団 1980年達成(15年目)山田久志(B) 1969年入団 1982年達成(14年目)江夏 豊(F) 1967年入団 1982年達成(16年目)平松政次(W) 1967年入団 1983年達成(17年目)東尾 修(L) 1969年入団 1984年達成(16年目)村田兆治(O) 1968年入団 1989年達成(22年目)北別府学(C) 1976年入団 1992年達成(17年目)工藤公康(G) 1982年入団 2004年達成(23年目)※選手名の所属球団は、200勝達成当時のもの後に300勝を達成することになる鈴木の12年目というのは異常なハイペースにしても、大抵の投手が15~17年で200勝をマークしています。村田も肱の故障がなければ、そのぐらいの年数で達成していたでしょう。息長く毎年10勝前後の星を積み重ねてきて200勝に到達した工藤を例外として(別にけなしている訳ではないです。それはそれですごいと思うんですが、上記の投手の中では格は明らかに1ランク落ちるんですよね。この年代ではやはり、斉藤雅樹にメンバー入りして欲しかったです)、彼らはシーズン20勝を記録したことがある大エース揃い。野茂はシーズン20勝の経験こそないものの15勝以上を日本で4回、メジャーで3回マークし、彼らと同じペースで勝ち星を挙げてきた。昔と違ってローテーション制が確立されエースに多くの勝ち星が望みにくくなった現在だからこそ、そのことがすごいと思うんです。今の、少なくとも日本のプロ野球界を見る限りではそんなペースで勝ち星を稼ぐ投手はいなさそうだし(上原浩治、松坂大輔、井川慶あたりも、今のペースであと10年、勝ち星を伸ばし続けることができるか?)、その意味ではやはり、野茂の打ち立てた記録は賞賛に値すると思います。願わくば、勝ち星をもっと伸ばして欲しいものですね。期待しています。
2005.06.16
コメント(0)
今日のテーマソング:C.C.B「ラッキーチャンスをもう一度」今日もイーグルスが勝ち、フルスタ6連戦の勝敗を五分としました。しかも勝ち投手が、中継ぎで登板した自由枠入団の渡邉恒樹。プロ初勝利です!お立ち台に登っている渡邉の姿を見て、初勝利って、こういう形でも転がり込んでくるものかな~って思ってました。というのも、彼は3-3の同点の場面でちょっとしか登板していないし、しかもとったアウトはエラーで出したランナーの牽制刺とフォアボールで出したランナーの盗塁死によるもの。打者は全然抑えてないんです。イーグルスのルーキーだと一場が注目されていて、先発でかなり使われたものの、0勝7敗と低迷、そして2軍落ち。そのことを考えると、渡邉は超ラッキーですよね。でも何にしろ、勝ち星がついたのは紛れもない事実。この初勝利をステップに、渡邉にはさらなる飛躍を遂げて欲しいと思います。そして一場。彼にもそのラッキーを分け与えてもらえればなぁ… このところのイーグルスは他球団ともイーブンな戦いができるようになってきているだけに、彼の本調子のピッチングを期待したいんですよね。
2005.06.12
コメント(0)
今日のテーマソング:白井貴子「CHANCE!」今日は、久々に、イーグルスが勝ちました。しかも延長で! 延長戦は、確か初勝利だったかな?しかも相手が、セ・リーグのトップを走るスワローズときたもんだ。ここのところドラゴンズ、タイガースとトップ目のチームには必ず一矢を報いているイーグルスらしい勝利ですね。ベイスターズとかカープみたいな(優勝争いに絡んでないという意味で)どうでもいいチームにはコロコロ負けるくせに(笑)でも、スワローズって、ドラゴンズやタイガース、あるいはジャイアンツに比べて戦力的に劣るはずなのに、何故かいつもAクラスにいるんですよね。これってなんでだろう? 4年前に優勝した頃までは野村前監督の遺産でやりくりしていた感があったんですが、今となっては、ピッチングスタッフに関しては殆ど若松監督に代わってから主力になった人たちだし、バッターだって野村ID野球の申し子・古田が不振の割には健闘していることを考えると、勝ちパターンがキッチリと確立されているからなんだろうなと思うんです。特に接戦に強い! 僅差のリードを得ると五十嵐、石井とリリーフの2枚看板を武器に守り勝つのが、スワローズの必勝スタイル。だから今日みたいなゲームは本来ならばモノにしなければならなかったはずで、そこを打ち破ってイーグルスが勝ったということは、スワローズから何かヒントを得た、ということなんでしょうか? 得てればいいよなぁ… 今のイーグルスに残された勝利の方程式は、結局のところ、守り勝つことしかないんですもん。特に玉木と福盛には、スワローズにおける五十嵐、石井の役割を、期待しちゃいます。あ、そうそう。今日礒部が2発打ったのも誉めとかなきゃ。このまま打ち続けて、オールスターにファン投票で選出されて欲しいものです。
2005.06.03
コメント(2)
今日のテーマソング:チャゲ&飛鳥「Big Tree」なんと、今日もイーグルスが勝ちました!フルスタ開幕シリーズのライオンズ戦以来の連勝です!これまで開幕10勝の最遅記録を持っていた79年のライオンズはその後頑張ってシーズン終了の頃には勝率を4割近くまで乗せてきましたが、イーグルスもそうなるんでしょうか? なってほしいけれど、どうでしょう?? 今日先発した山村はこのところいいピッチングを見せていますが、これが続くようならばその目は案外あるかもしれないな… と、希望的観測をしときましょう(笑)しかし、それ以上に気になるのが、今日の敗戦で交流戦勝率最下位に落っこちてしまったドラゴンズ。交流戦前はあれだけ強かったのに、一気に貯金を吐き出してますよね。個人的にはドラゴンズのセ・リーグ連覇を期待しているんですが、これまで優勝間隔を最低5年は空けていたチームの「伝統」には勝てないのかなぁ? 星野監督の下で初のリーグ優勝を果たした翌年(89年)もゴールドコーストでスプリングキャンプを行うという気合の入りようだったのに、結局3位でしたしね。成績以上に気になるのが、首脳陣の更迭。落合ドラゴンズの中核をなすコーチは投手が森(元ライオンズ)、野手が高代(元ファイターズなど)と、外様が主流。しかも鈴木孝政や宇野勝といった生え抜きのコーチを押しのける形で居座っています。身内に甘い体質のある名古屋では「勝つ」ことによってのみ彼らの安泰が図られるんじゃないかと思うんですが、この状態が長引くと、イーグルスみたいに首脳陣入れ替えなんて事態にもなりかねませんよね。落合監督の采配は面白いと思うし、何とか今の逆境を撥ね退けて欲しいです。ただし、あさって以降にね(笑)
2005.05.25
コメント(2)
今日のテーマソング:B.B.B「いけいけFURUTA! ~フルタはタフだ」ここ数日仕事がめまぐるしくて、野球の結果なんて全然目に入ってませんでした(←ひつこい)。で、イーグルス、勝ったんだって? しかも7連勝中のスワローズ相手に5-4! さすがは連勝ストッパー(?)のイーグルスだけありますね(笑)しかも、球団初の1点差勝利ときたもんだ。今日の勝因は、まぁ、「魔の」6回を同点で止めたのが大きかったんでしょう。それにしても、6回に福盛を登板させるとは驚きましたが。ところで、仙台でのスワローズ戦ということで、古田も仙台に来ている訳ですよね。神宮で一度生古田を見たことがあるけれど、古田は金払って見る価値のある選手だよなぁ… 完全に主観が入ってますが、バッターボックスでの姿が、他の選手よりも個性的 ~って、種田仁とか八重樫幸雄みたいな変則フォームという意味ではなくて~ バットを高く上げたり狙いダマをわざと空振りしている姿は古田ならではのものだし、結果は打席での仕草だけでも見てみたい気持ちにさせてくれるんですよ。そんな気持ちにさせてくれる選手は、落合博満、イチローに続いて3人目ですね。落合もイチローも生で観たことがありますが、いずれも期待を裏切らない「打席」でした。今回のスワローズ3連戦に行けるかどうかはわからないのですが、機会があれば、久々の生古田を拝んでみたいと思っています。
2005.05.17
コメント(0)
今日のテーマソング:高橋瞳「僕たちの行方」新球団ができていろんな意味で注目されているって雰囲気は、小さい子供にまで伝わるものなんですね。ウチの子供も、イーグルスのファンとまではいかなくても、チームのロゴを見る度に「あ、らくてんだ!!」と言うし、私の着メロに登録されている「ザ・マンパワー!!!」を聞かせると、喜んで踊り出す状況。だもんで、こないだイーグルスの子供用の帽子を買ってあげたらこれまた大喜びで、一日中かぶってはしゃいでおりました。どんなに弱くても「身近なチーム」ってのは、それなりに思い入れができますよね。それは大人とて同じこと。うちの会社の同僚にはフルスタに何度も足を運んだ人が結構いるんですが、「俺(が見に行った試合は)1勝6敗」、「おまえ(が見に行った試合は)全敗だろ」なんて言いあってたりします。他の地域から見ると、イーグルスなんて弱すぎてすぐに飽きられると思われがちですが、私の周囲を見る限りでは、意外にもそうではありません。まぁ、まだ物珍しさが先に立っている状態なのかも知れませんけどね(笑)問題は、この状態が長く継続するのかどうか。やっぱり、今のままではまずいでしょう。今年はあきらめてます(苦笑)が、来年以降はせめてプレーオフ進出が狙えるチームになってもらえればと思います。
2005.05.11
コメント(0)
今日のテーマソング:明石家さんま「Mr.アンダースロー」いや~、こないだからマリーンズの渡辺俊介の活躍が気になっていたんですが、ちょうど1年前にこんな日記を書いていたんですね。相変わらず視点が斜めというか我ながら変わったところに目が行くな~ と思う次第ですが、今年のブレークぶりはとても嬉しく思います。ところで、過去を振り返ってみると、アンダースローでエースを張った、という例は、本当に少ないんですよね。50年代~60年代にかけてのホエールズの秋山登とホークスの杉浦忠、60年代後半のドラゴンズの小川健太郎、70年代~80年代にかけてのブレーブスの山田久志にファイターズの高橋直樹、ジャイアンツ→タイガースの小林繁ぐらいなんじゃないでしょうか。で、アンダースローのピッチャーは、どちらかと言うと二番手以降に多かった。杉浦に対する皆川睦雄(サイドスローだという話もあるけど)、山田に対する足立光宏がその代表例で、60年代以降だけでもこんなケースがゾロゾロ。<ドラゴンズ> 星野仙一に対する三沢淳<ジャイアンツ> 堀内恒夫、高橋一三に対する渡辺秀武<タイガース> 江夏豊に対する上田次朗<カープ> 外木場義郎に対する金城基泰<ベイスターズ> 平松政次に対する坂井勝二、山下律夫<ライオンズ> 東尾修に対する松沼博久<マリーンズ> 村田兆治に対する仁科時成<バファローズ> 鈴木啓示に対する佐々木宏一郎、柳田豊それにしても、結構いるもんです。でも、よく見ると、左のアンダースローって、なかなかいませんよね。ワンポイントリリーフで活躍した永射保、角盈男、清川栄治はサイドスローだし、私が知っている限りではバファローズにいた村田辰美がアンダーっぽいかなと思うんですが、どうなんでしょう?
2005.05.11
コメント(0)
今日のテーマソング:モーニング娘。「LOVEマシーン」↑の曲を歌ってたメンバーは、今日一人もフルスタに来てないんですが(苦笑)時の流れは早いですねぇ。それはともかく、今日のイーグルスの勝利は岩隈に尽きますね! まさかの9失点KOや肩の不調で5回降板と不調をかこっていたし、ここで負けたら同一カード3連敗というピンチだったにも関わらず、1失点完投勝利は、見事の一言に尽きます。それにしても、非常に気になるのが、岩隈の「久志」という名前。これって、かつてのブレーブスの大エース・山田久志に因んで名付けられたのかなぁ? それとも偶然の一致なのかどうかはわからないんですが、パ・リーグのエースの血脈が受け継がれているような感じはしますね。いや、やっぱりパ・リーグNo1のピッチャーはライオンズの松坂だと思うし、今年はマリーンズの渡辺俊介(それこそ山田と同じサブマリンだよ!)も絶好調ですけど、彼らが切磋琢磨してパがセを圧倒するような交流戦であってもらえればな… と思います。山田のシンカーがセのバッターをキリキリ舞いさせたようにね。そうそう、トレーシー効果というんでしょうか、イーグルスはバッティングの調子も、上向いてきました。とりわけロペスが調子いいですね。ここ数試合で1番~4番の打順が固まり、遅まきながらイーグルスの打線もようやく「線」らしくなってきました。さて、明後日からはフルスタでのベイスターズ戦です。このチームは何故か東北高校や東北福祉大学と太いパイプで繋がっていて宮城県や東北地方に縁のある選手が結構いるんですよね。という訳で昨年までだったら仙台遠征ではベイスターズを応援する声が大きかったんですが、今年は勝手が違います。今度こそ、3連戦での勝ち越しを決めて欲しいですね。
2005.05.08
コメント(2)
今日のテーマソング:狗鷲合唱団「羽ばたけ楽天イーグルス」いや~、長かった。イーグルス、ようやく勝ちましたね!ベテラン金田の、ブルーウェーブ時代の先輩・星野伸之を彷彿とさせるひょうひょうとしたピッチングが、見事にハマった気がします。それはそうと、勝った相手投手がまたもや松坂! 敗戦しながら完投したのは凄いの一言に尽きますが、それにしても、あれだけ弱いイーグルスが日本NO.1のピッチャーから2戦2勝って、どういうことなんだろう? まるで、軍人将棋に出てくるスパイの駒みたいなチームだ(笑)そういえば、軍人将棋の駒って、赤と黄色でしたよね。その辺でも、イーグルスとの共通点があるぞ(爆)それはそうと、松坂で気になったのは、ピンチになる度に駆け寄ってきた荒木投手コーチの存在。松坂の大輔という名前が荒木コーチに因んでいる話は有名ですが、二人はお互いをなんて呼び合ってるんでしょうか? まぁ松坂の側は「荒木さん」あるいは「荒木コーチ」なんでしょうが、荒木の側は松坂を「ダイスケ」なんて気安く呼べてるのかなぁ? 自分にあやかって付けられた名前だから多少の気恥ずかしさはあるだろうし、現役選手としての実績は自分のはるか上を行ってますしね。いずれにせよ、奇妙な師弟関係ではありますよね。
2005.04.29
コメント(2)
今日のテーマソング:森高千里「臭いモノにはフタをしろ!! 」どういう訳か、今日も、フルスタに行ってました。こんだけ負けてるのに、球場には沢山のお客さん。まだ見捨てられてないんだと思うとちょっと嬉しくなる半面、気になる現象も現れています。前回の来訪に比べて、スタンドで野次を飛ばすオヤジの数が、確実に増えた! エラーをしたりヒットを打たれたりするたびに、そこかしこから怒声、罵声が飛んでくる。このまま負けが込んで一般のファンに飽きられてしまったら、フルスタは彼らの天下になっちまうかもしれません。「TVじゃ見れない川崎劇場」の再来か!? それはそれで見てみたい気もしなくはないですが(笑)子供は確実に引くでしょう。そう言えば、そんなオヤジの野次で、思わず笑っちゃう一言が。フルスタでもラッキー7の攻撃時にはファンがジェット風船を膨らませて飛ばすんですが、どこかの子供が誤って6回に飛ばしてしまったんですね。するとオヤジ「これは早漏です!」だと。こんな野次が選手に名指しで飛ぶようになれば、もっと観戦が面白くなるなと思いました。それはそうと、イーグルス、今日で9連敗です。光明が見出せません。選手が着ているユニフォームも、かつての「ファミスタ」のお荷物チームだった「ナムコスターズ」にダブって見えるなぁ…
2005.04.25
コメント(2)
今日のテーマソング:TUBE「さよならイエスタディ」今日のスポーツニュースのトップは、やっぱり、古田の2,000本安打達成、ということになるんでしょうね。本当に、おめでとうございます。古田の2,000本って、他の選手の2,000本以上に、価値があるな~ って思います。その理由をざっと挙げると、(1)大学~社会人を経ての2,000本古田はプロ入りした時既に24歳。これは2,000本以上打った選手の中では落合博満(オリオンズ他)の25歳に次ぐ高齢入団。しかも、大学卒で社会人を経た選手での2,000本は初の快挙です。40歳になる今年も不動のレギュラーなんですから、そのタフネスぶりには驚かされますよね。(2)キャッチャーで2,000本キャッチャーで2,000本以上打ったのは、古田の師匠の野村克也(ホークス他)に次いで二人目。セ・リーグでは初です。試合中はピッチャーのリードその他諸々で精神的に疲れることが多く、肉体的にも立ったりしゃがんだりで負担の多いキャッチャーでの2,000本達成は、ただの2,000本以上の価値があります。(3)メガネをかけた選手での2,000本川上哲治って現役時代はメガネをかけてたんだっけ? そこだけはよくわかりませんが、現役時代を通してメガネをかけてプレーして2,000本打った選手は、恐らく彼だけだと思います。ってなところでしょうか?このところは「労働組合の委員長」の顔が目立っていますが、本職でも、まだまだ2~3年は、バリバリの現役でいけそうです。これからも頑張って欲しいと思います。
2005.04.24
コメント(0)
今日のテーマソング:ZARD「愛が見えない」いや~、イーグルスはまた負けちゃいましたね。これで勝率2割5分ですか…でも、これはこれで、仕方ないのかと思います。親会社が変わり、同時に本拠地が移転した球団は、西武ライオンズ、福岡ダイエーホークスに続いて3球団目ですが、ライオンズの初年度は開幕12連敗というとんでもない記録を作っての最下位だったし、ホークスは初年度こそ4位だったもののその年から9年連続Bクラス。根本陸夫が来ていなかったら今も万年Bクラスだったかもしれません。その意味では、イーグルスの選手はそれなりに頑張っているとは思います。でも、来年以降への「種」は蒔いて欲しいですよね。今日は一場が7回まで投げて先発でやっていけるところをアピールできたと思いますが、打者でも彼のような人材が出て来て欲しいもの。田尾監督は今年に限ってはベテランを重用する旨コメントしていますが、チャンスはあると思うので、若手選手はもっと奮起して欲しいと思います。とりあえずは、5年後、いいチームになってくれれば…
2005.04.18
コメント(4)
今日のテーマソング:華原朋美「I'm proud」一昨日に引き続き、昨日もイーグルス、勝ちましたね。しかも、前回0-26の試合に先発した「♪虹をかける藤崎」(←知ってる方は突っ込んでください・笑)が好投。岩隈以外のピッチャーでも勝てるところを見られて、良かったなと思います。でも、昨日の試合に関しては、敗れたライオンズの松坂を誉めたいですよね。だって、負け投手になったとはいえ、160球も投げて完投したんですよ。80年代に江川卓が「100球肩」とかバカにされてましたが、今の時代、先発投手は100球前後で降板するのが当り前。完投が期待できる現役ピッチャーは、松坂、岩隈、マリーンズの清水、ホークスの新垣、和田、ドラゴンズの川上、タイガースの井川、カープの黒田ぐらいでしょうか。そういう時代といえば仕方ないですが、90年代の前半まではエースはシーズン15完投ぐらいするのが当り前だったから、その認識で今の野球を見ると、少し淋しいですよね。で、ここで苦言を呈したいのが、ジャイアンツの上原。今年の開幕戦でジャイアンツが負けたのは、ホームランの誤審云々ではなく、ハッキリ言って、上原が9回まで投げようとしなかったからです。相手の黒田はリードされていても完投してたでしょ(まぁ、抑えが不安定というチーム事情はありますけど)。結局のところ、7回までが自分の仕事っていう認識しかない(去年も二つしか完投がなかった。40代の工藤も2完投してるのに…)から、何回も開幕戦で投げているのに勝ち星がつかないんですよ。シーズンを通せばそれなりの勝ち星を挙げているし防御率だっていいんですが、私の中では、彼はただのローテーションピッチャー。先に挙げたメンバーに比べれば、明らかに格は下ですね。
2005.04.03
コメント(0)
今日のテーマソング:森高千里「この街」イーグルス、今日は大勝でしたねぇ。何より礒部が復調したのが大きいです。4連敗の時は「これからどうなっちゃうんだろう?」と思ったけど、よく考えてみるとこれらはすべてビジターゲーム。ホームゲームなら背番号10のファンがついているから大崩れも少ないんじゃないんじゃないかと、ちょっと安心しました。ところで、今日はセ・リーグも開幕し、12球団すべてがシーズン・インとなりました。いよいよ野球シーズンの本格到来となった訳ですが、開幕戦を見て、今年はこういう流れになるんじゃないかなぁ… というのを、簡単にまとめてみました。【パ・リーグ】やはりと言うべきか、ホークスが突っ走っています。昨年は勝率1位ながらプレーオフで敗れているので、今年は是が非ともペナントが欲しいところ。やはり、優勝候補の本命でしょう。その対抗馬、すなわちプレーオフに進出しそうなチームは、ズバリ、マリーンズとライオンズ。今シーズンから採用された低反発球は投手力の充実したマリーンズに有利だろうし、何よりこのチームには昨年0.5ゲーム差でプレーオフ進出を逃した悔しさがあります。今年は勝率2位で、プレーオフ進出と読みます。ライオンズは親会社の方が心配ですが、勝ち方を知っているチームだし、3位には食い込むと思います。人気薄の合併球団・バファローズですが、試合巧者・仰木監督の復帰で、案外健闘するのではと読んでます。5割ラインにつけて、4位に入ると考えています。逆に伸び悩みそうなのが、ファイターズ。このチームは好調期間が長続きしない傾向にあり、過去に優勝争いに絡んだ93年、96年、98年ではいずれも、翌シーズンBクラス。特に93年の時は翌年勝率3割台の最下位に沈み、当時の大沢監督が最終戦で土下座したことがありました。昨年だってプレーオフには進出したものの貯金はわずかにひとつで、実力的にはまだ不安定。ピッチャーの出来次第では最下位もありえると考えています。イーグルスは… 今年は最下位でも致し方ないでしょう。普通にいけば勝率4割ぐらい。4割5分いけば大健闘だと思います。【セ・リーグ】下馬評ではドラゴンズの連覇が有力視されているセ・リーグ。私もドラゴンズをイチオシに考えています。「連覇がない」という不吉なデータはありますが、それは「ジャイアンツと優勝争いをしなければ2位以下で構わん」というドラゴンズの伝統による部分が大きく、その枠外にいる落合監督には無縁の話でしょう。2位は、昨年同様、スワローズを推します。例年下位に予想されるチームですが、ここの強さは「勝てる」と思った試合を落とさないところ。今年は交流戦で白星を稼いで帳尻をあわせてくるんじゃないかと思います。3~5位については、結構迷いました。どうなるか読めないんですが、ヤマカンでいくと、ジャイアンツ、カープ、ベイスターズの順かな? 地力のあるジャイアンツはAクラスには食い込んでくるだろうし、カープは戦力は充実しつつあるけれどここは首脳陣の「広島出身OBモンロー主義」をどうにかしない限りダメなんじゃないかと思うし、ベイスターズは牛島監督の手腕に期待が寄せられているけれど結果が出るのは来年以降じゃないかと思うので。最下位は、タイガースでほぼ決まりでしょう。主力がベテラン揃いだし、岡田監督の手腕にもあまり期待できません。87年の再現になる可能性が非常に高いと思います。
2005.04.01
コメント(0)
今日のテーマソング:モーニング娘。「THE マンパワー!!!」昨日の開幕戦は勝ったイーグルスですが、今日は記録的大敗ですね。まぁ、それは仕方のないこと。長いシーズン、こんな試合もあるでしょう。それにしても、逆に今日の試合を見て、イーグルスに岩隈がいなかったらどうなってたんだろう… と思いました。野球って、やっぱり先発投手が鍵を握ってるんですね。飛ばないボールが使われるようになった今年は特に、その重要度は高いと思います。去年のデータを調べてみると、岩隈の成績は、なんと15勝2敗! 13も勝ち越しています。所属していたバファローズは岩隈の成績を加えても61勝70敗2分の負け越し。つまり岩隈が不在だと46勝68敗2分と勝率4割程度まで落っこちますから、まさに岩隈さまさまだった訳です。今年も同じパターンになるのかなぁ? 岩隈が15勝ぐらい(仮に15勝を達成すれば、パ・リーグでは90~93年の野茂英雄(Bu)以来となる3年連続15勝です)して、13まではいかないにしろ、7~10程度の勝ち越し。で、他のピッチャーがこぞって大負け。せめてホッジスか川尻のどちらかが10勝程度を挙げてかつ勝率5割のラインを保てれば、最下位の悪夢からは逃れられると思うんですけどね。
2005.03.27
コメント(2)
今日のテーマソング:荻野目洋子「恋してカリビアン」今日、西武グループの総帥・堤義明が、逮捕されました。彼の犯した罪については特に言うことはないんですが、彼の逮捕によってライオンズという野球チームの屋台骨が確実にグラついたのには、ショックを覚えます。ライオンズについては好き嫌いで統計をとったら「嫌い」という人が過半を占めると思うんですが、考えてみると、各球団の戦力均衡を第一義としたかつての(ここ強調・笑)ドラフト制度の中で最強を誇った事実は、やはり特筆すべきことだと思うんです。ライオンズの強さの源泉は、なんと言っても、選手の獲得、育成に熱心だったことでしょう。球団が発足した1978年暮れ、まずはトレードでタイガースから田淵幸一、オリオンズから山崎裕之を獲得してチームの基礎を固めるとともに、彼らが元気なうちにこんな戦略をとっていました。(1)系列のプリンスホテルに野球部を発足させ、有力選手を供給※1(2)有望選手を学校卒業後に練習生として囲いこみ(3)指名選手に社会人ないしは進学希望と発言させて他球団を獲得競争から撤退(4)他球団に先んじて獲得した若手選手を長期間アメリカのマイナーリーグに派遣面白いのはこれらそれぞれのパターンから、(1)石毛宏典、(2)伊東勤、(3)工藤公康、(4)秋山幸二と主力選手を輩出していること。そして彼らが中心となって、80年代後半から約10年間続くライオンズ黄金時代到来となったのです。85年から1994年までの10年間に、リーグ優勝実に9回! あの1989年のバファローズ・フィーバーでは惜しくも2厘差の3位に終わりましたが、この年も優勝していればなんとV10達成でした。日本シリーズも、その1989年を挟んで1986~1988年、1990年~1992年と3連覇を2度達成しています。ところが、80年代半ばに入ると、FA制度が始まったことも重なって、主力選手が毎年のように移籍してしまう事態に見舞われます。年表にすると、1994年 秋山がトレードでホークスへ、平野謙がトレードでマリーンズへ1995年 石毛、工藤がFAでホークスへ1996年 辻発彦がトレードでスワローズへ1997年 清原和博がFAでジャイアンツへといった具合。その間、投手では石井丈裕、新谷博、西口文也、石井貴ら、野手では鈴木健、松井稼頭央、高木大成らがチームを引っ張りましたが、黄金時代のメンバーと比べると小物感は否めず、必然的にチームも優勝から遠ざかります。1999年の松坂大輔の入団はチームにとって久々に明るい話題でしたが、この頃には既にリーグの主役はFAや逆指名ドラフトで好選手を揃えたホークスへと移って※2おり、昔日の栄光はなかなか戻ってきませんでした。というか、90年代後半以降のライオンズって、以前のような積極的な強化策をとっていないような気がします。プリンスホテルの野球部は廃部になってしまったし、結局のところカネがすべての逆指名ドラフトでも、どういう訳か大物選手には尻込み続き。まるでトップに君臨するのを諦めたような姿勢です。そして、その流れの中での、元オーナー・堤義明の逮捕。野球界にとって、ひとつの時代が終わったのかなぁ… という気がしてなりません。※1でも、石井浩郎(バファローズなど)、宮本慎也(スワローズ)など他球団に流れた選手も結構いるので、この戦略は成功したとは言いがたいかもしれません。※2この背景には、実質的にGM的ポジションにいた根本陸夫が1993年にホークスに移籍したことが挙げられます。
2005.03.03
コメント(2)
今日のテーマソング:ピンクレディー「サウスポー」今年のプロ野球は、セ・リーグよりもパ・リーグの方が、断然面白そうですね。大型補強を実施した昨年の勝率1位・ホークスを中心に、昨年の覇者・ライオンズ、昨年は惜しくも4位ながらも投手力が充実しており飛ばないボールの使用で優位に立つと思われるマリーンズが追う展開。すっかり札幌に定着した感のあるファイターズや知将・仰木監督の就任でダークホース的な不気味さを匂わせているバファローズも、勢いに乗ればプレーオフ進出のチャンスはあるんじゃないかと思います。そして、新規参入のイーグルスですが、正直言って、今年は最下位が定位置となりそう。51年前に新規参入した高橋ユニオンズの参入初年度の勝率が確か3割8分ぐらいだったはずだから、それを上回れば上出来なんじゃないかと思います。それでもやはり、最下位ほぼ確定ってのは、ちょっと悔しい。何とか5位争いには食い込んでもらいたいというのが、地元民としては率直な気持ち。せめてオールスターの頃までは、夢を見させてもらえればな… 少なくとも、他球団と堂々と渡り合える存在では、あって欲しいですよね。
2005.03.01
コメント(0)
今日のテーマソング:アバ「イーグル」昨日の日記でイーグルスの話をしたついでに、イーグルスの開幕スタメンを、ちょっと考えてみました。ファンの方には呆れられるでしょうが、どうせ素人が考えたお遊びです。御笑覧いただければ幸いです。まともに考えれば、イーグルスの開幕スタメンって、こんな感じになるのかなぁ? やっぱり他球団と比べて、迫力不足の感は否めませんよね。1番 レフト 竜太郎2番 ショート 斉藤3番 サード ロペス4番 ライト 礒部5番 ファースト デイモン6番 DH 吉岡(川口)7番 セカンド 大島(酒井)8番 キャッチャー 藤井9番 センター 森谷ピッチャー 岩隈中軸は悪くないんだけど、リードオフマンタイプが少ないので、やっぱり打線が薄い感じがします。その意味では、獲得できなくて痛かったのはウッズやラミレスじゃなくて、大村だったかも(苦笑)そこでちょっと考えてみたんですが、開幕直後はチームに勢いをつけるためにも、多少無理をしてゲームメイクを知っているベテランを重用し、バテた頃に若手にシフトチェンジするという形がいいのかな? と思うんです。従って、私が推したい開幕スタメンは、これ。1番 レフト 関川(35歳)2番 セカンド 大島(37歳)3番 ライト 礒部(30歳)4番 ファースト ロペス(31歳)5番 サード デイモン(30歳)6番 DH 山崎(36歳)7番 ショート 酒井(34歳)8番 キャッチャー 中村(37歳)9番 センター 飯田(36歳)現時点でのスタメン9人の合計年齢、なんと306歳! 平均34歳で私(32歳)より年上という、超高齢スタメンです(笑)ついでに、開幕投手も、岩隈(23歳)ではなく川尻(35歳)にしちゃいましょうか?とにもかくにも、オーソドックスなやり方では他球団にまともに太刀打ちできない訳ですから、多少のリスクは覚悟でも、これぐらいの「勝つための遊び」は必要かなと思うんです。実は敢えて狙ってみたんですが、スタメンの1~3番の名前は、全部「コウイチ」ですしね(笑)
2005.01.28
コメント(0)
今日のテーマソング:ハウンドドッグ「ff」なんだかんだ言って、プロ野球ももうすぐキャンプインだったんですね。時の過ぎるのは、本当に早いです。それにしても気になるのは、やっぱり新規参入したイーグルスの動向。はっきり言って寄せ集めのチームだし、キャンプ地も急ごしらえで整備したという久米島。いったいどこまで仕上がるのか、期待よりも不安の方が大きいですね。でもまぁ、イーグルスにとってまだ幸いなのは、「初年度だから、勝たなくてもいいよ」というムードがあること。今年からソフトバンクに親会社が変わった福岡ホークスだって、Aクラスに初めて入ったのは移転10シーズン目のこと。焦らず騒がず、まずはイーグルスのチームカラーを創っていくことを先に進めて欲しいですね。今はまだレギュラーの固定どころではない状況のイーグルスですが、ゆくゆくは打線にニックネームなんかついてくれると、嬉しいですよね。ここ10年ぐらいの間にも、ファイターズの「ビッグバン打線」とか、ベイスターズの「マシンガン打線」、ジャイアンツの「史上最強打線」なんて具合に新しく名前がついた打線がある訳ですが、ここにイーグルス打線の名前が入って欲しいなぁ… と思うんです。ピッチャーについては岩隈が加入したおかげで戦える布陣になってきていると思うんで、そちらが持ちこたえている間に、打線についても何とか形を作って欲しいです。また、イーグルスなりの戦い方がハッキリしてくれば、ファンも徐々についてくるんではないかと思うんですけどね。
2005.01.27
コメント(0)
今日のテーマソング:島谷ひとみ「亜麻色の髪の乙女」今年も、学生時代の友人から、何通か年賀状を戴きました。離れ離れになってずいぶん経つのに、有り難いことです。にしても、大学時代の友人はもとから出身が離れ離れだから年賀状ぐらいでしか挨拶ができないのは仕方ありませんが、高校時代の友人も転勤などで散り散りバラバラになってしまっているのは、ちょっと淋しいです。その高校時代の友人の複数から、年賀状にこんなコメントが。「お前、確かカープファンだったな。今年からイーグルスに乗り換えないの?」そうだった。高校時代(80年代後半)の私は、カープファンを自称していたんでしたっけ。自分でもすっかり忘れてました。当時のカープのどこに惹かれていたか? どことは上手く言えないんですが、衣笠のファンだったんですね。結構。当時の衣笠は現役時代最晩年。連続試合出場の世界記録を打ち立てるためだけに打率2割ソコソコでもスタメンで出場して、しかも試合終盤になるとベンチに引っ込んじゃうというヘンテコリンな起用をされていたし、しかしそれでも道徳の教科書に紹介されたりしてビミョーに説教臭いイメージまでつけられてしまってたので、同年代ではあまり人気のある選手だとは言えなかったんですが、プレースタイルだけ見ると、面白い選手だな~ と思うんです。特に印象深かったのが、身体がよじれるんじゃないかと思うぐらいのフルスウィング! 私は長嶋茂雄の現役時代を知らない世代なんですが、衣笠のスウィングを見て、長嶋はあれくらい、いやあれ以上の魅せるスウィングをしていたのかな~ と思ったものでした。あと、走塁に関しても、アグレッシブでしたよね。盗塁死が多いイメージがあるんですが、とにかく積極的に走った! 40歳近くなってもシーズン2桁の盗塁を記録した年もありましたしね。デッドボールが多いことでも知られていますが、これが象徴するように、失敗を恐れず(事実よく失敗していたかも…)に前へと進むイメージが、非常に強かったです。どちらかと言えば淡々とホームランを打っていた印象のある山本浩二に比べるとその勇姿は非常に強く印象に残っています。連続試合出場の「記録」ばかりがクローズアップされる衣笠ですが、私の中では記録以上に「記憶」に残る選手でしたね。その衣笠も、現役を引退してから18年。その間ずっと解説者なんですが、彼のファイティングスピリッツが何故今のカープの選手に受け継がれる機会がないままなのか、私にはちょっと理解できません。
2005.01.06
コメント(0)
今日のテーマソング:岩崎宏美「聖母たちのララバイ」元オリオンズ・マリーンズ投手の小川博が強盗殺人の罪で逮捕されたニュースが、今朝の三面記事をにぎわせました。小川ねぇ… 聞いたことはあるけれど、あまり印象に残っていません。横手投げの速球派で、チーム内では村田、荘に次ぐ先発三番手を園川や伊良部、前田あたりと争っていたという感じでしたか。1988年にはローテーションに定着して渡辺久信、工藤、西崎、阿波野らを抑えてリーグの奪三振王に輝きましたが故障がちだったこともあり、活躍期間は短かったように記憶しています。事件の原因は自身の借金だったようですが、どうしてまた、そんなになっちゃったんだろう? 4年前に元スワローズの主力投手だった高野光さんが職がないのを苦にして投身自殺しましたが、これに通じるものがありますね。プロ野球選手が引退しても、指導者や解説者の途が保証されているのはほんの一握り。野球と全く縁のない職に就く人も少なくないでしょう。子供の頃から野球漬けで来た人間が、20代ならともかく、30代で人生をガラリと方向転換できるかといったら、正直言って難しいです。もし自分が同じ立場に立ったならば、相当悩むと思います。事件の背景については詳しく知りませんが、この種の持って行き場のない感情が小川容疑者を突き動かしたんだとしたら、やりきれない思いになりますね。
2004.12.22
コメント(6)
今日のテーマソング:殿さまキングス「恋は紅いバラ」今日は、ドラフト会議だったんですね。東北高校のダルビッシュ投手はファイターズの単独指名でした。大阪→仙台→札幌と北上人生が続いてますね。それはともかく、ドラフト会議で思い出すのは「第1回選択希望選手!」で始まるあの良く通る平たい声。今は亡きパンチョ伊東さんの名司会です。確か1991年のドラフトまで司会をしてたと思うんですが、逆指名などなかったまさにくじ引き人生ゲームの時代、パンチョさんの明るい声、そしてあの奇妙な髪型だけが、嫌に際立っていたような気がします。あれ、声色の似た人を再び司会に据えるって、できないものですかねぇ。ルパン3世の声が山田康雄から栗田貫一に引き継がれたように。今の新人選手があの声で呼ばれるシーンを、もう一度、見てみたいものです。
2004.11.17
コメント(2)
今日のテーマソング:田尾安志「主人公」知っている方が恥ずかしい話ですが、イーグルスの田尾監督は、現役時代にレコードを出しています。作詞作曲は、なんとさだまさしなのだ(笑)それはともかく、本日行われた分配ドラフトで、イーグルスの選手が40人、ようやく決まりました。ちなみにリストは以下の通り。【投手】金田政彦、谷中真二、戸叶尚、小林宏、小倉恒、徳元敏(以上ブルーウェーブ)川尻哲郎、山村宏樹、有銘兼久、福盛和男、愛敬尚史、高村祐、矢野英司、小池秀郎、朝井秀樹、吉田豊彦、佐藤和宏(以上バファローズ)【捕手】高橋浩司(以上ブルーウェーブ)藤井彰人、新里賢、近沢昌志、長坂健治(以上バファローズ)【内野手】斉藤秀光、大島公一(以上ブルーウェーブ)吉岡雄二、高須洋介、前田忠節、山下勝己、坂克彦、星野おさむ(以上バファローズ)【外野手】佐竹学、辻竜太郎、小島昌也、中島俊哉(以上ブルーウェーブ)森谷昭人、益田大介、礒部公一、鷹野史寿、川口憲史、牧田明久(以上バファローズ)捕手と内野がやや弱めな感じがするけれど、まずまずの布陣。礒部はあの狭い宮城球場ならシーズン30発は打てそうですしね(笑)しかし、それにしても気になるのが、恐らく一軍で活躍するであろう選手にどういう訳か他球団からの移籍経験者が多いこと。私のわかっている範囲で列挙すると、戸叶=ベイスターズ川尻=タイガース福盛=ベイスターズ矢野=ベイスターズ吉田=ホークス、タイガース小池=ドラゴンズ星野=タイガース益田=ドラゴンズてな具合。あと、小倉、山村、吉岡といったあたりも、ブルーウェーブやバファローズで主力に化けた選手ですが、元は移籍組。狙ったのかなぁ?これ。球団が変わるという心理的ダメージが薄そうな選手ばかりチョイスしてみたとか… まったくのゼロからチームを立ち上げる訳ですから、妙な色のついていない選手の方が、一緒にやりやすいのかもしれませんけどね。今後の選手獲得のチャンスは合同トライアウトとドラフト、あとトレードですか。あの一場投手の獲得が確実視されてますが、他にどんな選手が入ってくるのか、ちょっと楽しみです。
2004.11.08
コメント(0)
今日のテーマソング:松崎しげる「荒野に駆ける獅子を見た」10月1日の日記でパ・リーグではライオンズに優勝して欲しいってことを書いたんですが、まさか本当に優勝するとは思いませんでした。おめでとうございます! 今日、明日あたり、西武系列のお店では今日のテーマソングに挙げた曲が大音量で流れまくっているんだろうなぁ…ところで、レギュラーシーズンで2位だったライオンズが優勝したことについて、予想されたこととはいえ、とやかく言う声があります。それについては、今年はそういうルールなんだししかもプレーオフはレギュラーシーズン1位のチームにかなり有利なシステムになっているから、やはりそこを勝ち残ったライオンズをまずは評価すべきだと思います。ホークス王監督の「(プレーオフ制度は)決まっていたこと。乗り越えないといけなかった。」というコメントが、すべてを表現しているんじゃないでしょうか。そんな矛盾をはらみつつも今回のプレーオフ制度は、結構盛り上がりましたよね。来年以降も続けていく方針みたいですが、この制度の本当の評価は、むしろこの先に控える日本シリーズの戦い振りで決まるんじゃないかと思うんです。今年の場合、ドラゴンズがライオンズよりも10日早く優勝を決めていますが、ライオンズが優勝を決めた時点でセ・リーグの残り試合がわずか4試合しか残されていないことを考えると、プレーオフ制度がある限り、セ・リーグの優勝がパ・リーグの優勝よりも先に決まる状況がほぼ恒常的に続くことが予想されます。となると、相手がなかなか決まらないというもどかしさはあるにせよ、シリーズ対策の上ではセ・リーグ優勝チームの方が有利。パ・リーグ優勝チームはプレーオフの勢いをそのまま日本シリーズに持ち込めるかもしれませんが、統計上も先にリーグ優勝を決めたチームが日本シリーズでも優位という結果が出ており、パ・リーグ優勝チームは日本シリーズを戦う上でハンディを背負っていると言っても過言ではありません。1993年オフにスタートしたFA制度は結果としてパ・リーグの野球を骨抜きにし、ここ10年間の日本シリーズの成績もパは3勝7敗と苦戦を強いられています※。この状況が改善するのか、それとも更に悪化するのか。それによってプレーオフへの評価も変わってくると思うんですが…※FA制度ができてから過去10年間のパ・リーグ側から見た日本シリーズの勝敗は次の通り。1994年 ライオンズ 2勝4敗 ジャイアンツ1995年 ブルーウェーブ 1勝4敗 スワローズ1996年 ブルーウェーブ 4勝1敗 ジャイアンツ1997年 ライオンズ 1勝4敗 スワローズ1998年 ライオンズ 2勝4敗 ベイスターズ1999年 ホークス 4勝1敗 ドラゴンズ2000年 ホークス 2勝4敗 ジャイアンツ2001年 バファローズ 1勝4敗 スワローズ2002年 ライオンズ 0勝4敗 ジャイアンツ2003年 ホークス 4勝3敗 タイガース
2004.10.12
コメント(0)
今日のテーマソング:掛布雅之「掛布と31匹の虫」(こないだ書いた「今日のテーマソング」、ちょっと挑戦してみます。どこまで続くのやら…)楽天野球団の監督候補に、掛布雅之の名前が挙がっています。対するライブドア・ベースボール社の監督候補はトーマス・オマリーだとか。球団自体まだ認可もされていないのに、この手の報道だけはいつも先走って流れるものです。それにしても、掛布とオマリーか… いずれもタイガースの4番だったという点が面白いですが、この二人、ヘンテコリンなレコード(CD)を出しているという点でも、いいライバル(?)関係にあります。このうちオマリーについては、関西の方ならご存知の方も多いかと思いますが、日本語で歌った「六甲颪」を出しています。セリフ棒読みのような歌声には、苦笑された方も多数いらっしゃるでしょう。掛布もまた、確か1977年か78年のことだと思いますが、「掛布と31匹の虫」という曲を出しています。学生時代に買った企画モノのCDにこの曲が入っていたので聴いたことがあるんですが、もうイヤイヤながら歌っているのがバレバレ。もちろんオマリー同様セリフ棒読み状態です。ちなみに歌詞中には「ファン」という語句があるんですが、しっかり「ホヮン」と発音しております(笑)それにしても、90年代の初めぐらいまでは野球選手が歌うレコード、CDって結構出てたと思うんですが、最近はあまり聞かれませんね。野球人気が低下しているひとつの証左のような気がします。
2004.10.07
コメント(0)
ドラゴンズがようやく、セ・リーグ優勝を手にしました。おめでとうございます!! 今日の試合は負けちゃいましたけど、これは落合監督が以前から抱えていた奇妙なジンクス※1 によるものだと思うし、内容的には満点の優勝でしょう。それにしても、落合監督の采配って、他の監督とは一線を画していましたよね。これまでの監督って長嶋、王、星野のようにとにかく素質ある選手を集めて勝ち進むタイプ、広岡、野村、仰木のように緻密な情報をもとに戦略を立てて勝ち進むタイプに大別できると思うんですが、落合の場合は、選手の特性を見極めた上でモチベーションを高める起用をしていきながら勝ち進むタイプのように見受けられます。英智や大西、高橋光信のような脇役が妙に光ってたし、あと負け試合後のコメントでも選手を必ずかばうんですよね。良く知られていますが、落合はいわゆる体育会系の雰囲気が得意ではなく、高校時代も野球部の入退部を7回ぐらい繰り返しているし、大学も早々と退部→退学しています。加えて、現役時代は奔放な言動を繰り返す一匹狼のイメージ。そんな「反組織」キャラの落合が監督になってどんな組織を作り出すのかと思って注目していたんですが、ここでも「オレ流」ではあったもののこれほどまでに選手が活き活きとしている組織になるとは思ってもみませんでした。日本シリーズでも活躍を、期待してやみません。ところで、その日本シリーズの相手ですが、落合監督はホークスを希望しているようです。今年からパ・リーグではプレーオフ制度を採用しているもののスケジュールを見る限りでは勝率1位チームに有利。だから、普通に考えれば、ホークスが勝ち上がるでしょう。でも個人的には、ライオンズに勝ち上がってもらいたいです。伊東監督が落合監督と同様就任1年目ということもありますが、選手起用法にも卓越したものを感じるからです。今年のライオンズは、攻守の柱・松井がメジャーに流出し、主砲のカブレラも前半戦リタイヤ、そして何より「伊東捕手」が引退したというまさに歯っ欠け状態だったにも関わらず、中島を筆頭に貝塚、赤田、佐藤、細川といった実績のない若手をレギュラーで辛抱強く起用し、勝率2位の座を確保しています。常にAクラスにいながら※2 たった1年でこれだけレギュラーが入れ代わるチームって、聞いたことがありません。実のところ今年はライオンズの試合を生はもちろん中継ですらも観たことがないんですが、日本シリーズという最高の舞台で、伊東采配を観られたら嬉しいな…と思います。※1 特にジャイアンツでの現役時代なんですが、1994年10月8日の優勝決定試合で負傷退場したり、1996年のメークドラマの時も松井秀喜と遜色ない成績を残していながらシーズン終盤で戦線離脱といったことがありました。最大限の貢献をしていながら、一番美味しいトコには不思議と縁がないんですね。※2 ライオンズはなんと、1982年以来今年で23年連続Aクラス入りしています。詳しい記録が手許にないので何とも言えないですが、これって、ひょっとしてプロ野球記録じゃないかと思うんですが?
2004.10.01
コメント(2)
プロ野球がストに突入してからというもの、どういう訳か、古田選手会長の所属するスワローズの調子が上がっています。優勝は無理でしょうが、2位はいけるかもしれません。あと、プレーオフ進出を狙うファイターズ、マリーンズも、調子がいいですね。目の前にニンジンがぶら下がっているから、選手のヤル気も違うんでしょう。そしてそれ以上にこれらのチームに感じられるのが、ファンの後押し。ペナントレースの行方って意外にこれに左右されることが多いんですが、今年もその例に漏れないようです。ちなみに、過去の例を遡ってみると、85年&03年タイガース、89年&01年バファローズ、95年&96年ブルーウェーブ、96年ジャイアンツ、98年ベイスターズあたりは、明らかにファンの後押しがあっての優勝でしたね。逆にそのテのドラマがあまりなかったライオンズ、スワローズ、ホークスあたりの優勝は、勝って当然。ドラマ性も少なかったような気がします。今年のドラゴンズの優勝にもドラマ性が少ない(50年ぶりの日本一ってのはもちっとアピールされてもいいと思うが…)のは、ちょっと残念。日本シリーズってやるのかどうかわからないけど、北海道移転でファンが熱くなっているファイターズあたりが相手だと、コロッと負けてしまいそうな、イヤな予感がします。
2004.09.22
コメント(0)
ついに、ストに突入しちゃいましたね~事情については仕方ないですが、レギュラーシーズンが尻すぼみというか緊張の糸が切れた感があるのは否めません。そこで今日、明日の日記では、各リーグのベストナインを私的に勝手に予想して、今年の球界を振り返ってみようかと思います。まずは、セ・リーグ編。(投手)…本命・川上(D)、対抗・上原(G)ここは、川上でほぼ確定でしょう。上原は防御率で川上を上回りますが、チームが優勝を逃した(断定・笑)上にアテネ五輪による欠場があるので、巻き返しは難しいとみます。(捕手)…本命・古田(S)、対抗・阿部(G)ベストナインはNPBのお偉方ではなく新聞記者の投票によって選ばれるので、選手会会長を務める古田が心情的なプラス効果もあって圧倒的に有利です。阿部はホームランを30本打ちましたが、長期欠場がある上に打点で古田を下回っているので、選出はまずないでしょう。(一塁手)…本命・ウッズ(YB)、対抗・鈴木(S)一応対抗を鈴木としましたが、ここはウッズ以外ありえません。盤石の二重丸です。(二塁手)…本命・ラロッカ(C)、対抗・今岡(T)ここも、打撃3部門のタイトル争いすべてに絡んでいるラロッカで決まりでしょう。ここ10年ほどのセ・リーグの二塁はローズ(元YB)の存在もあって外国人独占に近い状態が続いてますね。今岡も仁志(G)も成績的には申し分ないですが、選出は厳しいと思います。(三塁手)…本命・岩村(S)、対抗・小久保(G)ここは、ホームランの数が多い方が勝ちます。従って、現状では岩村優位。立浪(D)はちと苦しいかな?(遊撃手)…本命・井端(D)、対抗・石井(YB)二人とも同じぐらいの成績だけど、だったら優勝チーム(またもや断定)の井端が優位でしょう。(外野手)…本命・嶋(C) 金本(T) ローズ(G)、対抗・多村(YB)ここは、この3人で確定でしょう。多村は打席数が少ないのがマイナス要素。明日はパ・リーグ編です。
2004.09.18
コメント(0)
ファイターズとマリーンズが、激しい3位争いを繰り広げています。日本のプロ野球では3位以内に入ると翌年にホームで開幕戦を迎えることができるので以前から3位争いは白熱していましたが、今年のパ・リーグでは3位以内に入ればプレーオフに進出、つまり優勝のチャンスが残っているから、真剣味がこれまで以上に高まっています。ところでこの両チーム、かつて「合併」していたことをご存知の方はいらっしゃるでしょうか? もっとも、TVゲームでの話ですが(笑)1986年にナムコから発売された「ファミリースタジアム」が、それ。年度ごとにバージョンが変化して最終的には各球団1チームずつになったんですが、初期の「ファミスタ」は、ライオンズ以外のパ・リーグチームはすべて統合チーム。親会社の業種ごとに、フーズフーズ(ファイターズ+オリオンズ(=マリーンズ)…食品関係)とレールウェイズ(バファローズ+ホークス(当時は南海電鉄所有)+ブレーブス(=ブルーウェーブ。当時は阪急電鉄所有)…鉄道関係)の2チームがありました。今思うと理不尽なチーム編成ですが、「ファミスタ」は打高投低の試合になりがちなので、上位から下位までベストメンバーが揃ったこの両チームは、文句無しに強かったです。今度の統合チーム、オリックス・バファローズも同じように強くなるかどうかは、保証できませんけどね(笑)そのフーズフーズで3番を打っていたのが、現在のドラゴンズ監督・落合博満。昨日の試合、ジャンケンに勝って先発が決まった投手がプロ入り初完封を決めるとは… 勝利の女神が取りついてるとしか思えません(笑)
2004.09.13
コメント(2)
バファローズとブルーウェーブ、ついに合併が決まっちゃいましたよね。このまま行けば、選手会のストは避けられそうにありません。残念なことです。それにしても、最後まで変なことを言い続けているのが、経営者サイド。「君たちの雇用は守るから、ストは止めなさい」なんて言ってるけど、なんなんでしょうね。これ。例え選手の総数が減らなくても、選手をやってられる期間って、せいぜい40歳までが限度だし、その後は名を挙げた選手だったら監督やコーチを目指すし、無名に終わった選手だって審判や打撃投手、スコアラーやスカウトなど何とかして野球に関わろうと頑張りますよね。だから、そのパイが減ることが目に見えている現状では、長い目で見たら選手の雇用枠は狭まったと思うし、スト突入もやむを得ないんじゃないでしょうか?それにしても、彼らのように選手を支えている人たちって、今回の合併についてどのように考えているんでしょうね。「個人事業主」としばしば形容される選手と違って純粋な勤め人(監督とて例外ではない)だからもっと発言して欲しいなと思うんですが、これまでその手の意見は聞いたことがありません。今回の球界再編が、彼らにとって最悪の展開にならないよう、ただただ祈るばかりです。
2004.09.08
コメント(2)
今日の高校野球の決勝は、順当にいけば済美の優勝だろうな~と思って、TVを見ていませんでした。ところがどっこい、4時過ぎにオリンピックでも観ようかとTVをつけてみたら、駒大苫小牧が13-10で勝ったではありませんか! 決して前評判がいいとはいえなかったチームなだけにこれを奇跡と呼ばずしてなんと呼べばいいんだろう! 本当に、おめでとうございます。そんな珍しさと嬉しさもあって、勢い余って、室蘭に住む友人のところに電話してみました。同じ胆振支庁にある室蘭と苫小牧とは地域感情的には反目するところが多い※んですが、高校野球に関しては北海道の代表ということで相当な祝賀ムードだとのこと。友人も「(優勝は)ありえないことだから」と連発していましたが、相当に嬉しそうな口ぶりでした。さっきは奇跡と言ったけど、戦いぶりを振り返ると、日大三高や横浜高校を強打で下しているあたり、相手が激戦の後で疲れていたとはいえ、単なるフロックではない強さを感じました。今回の決勝戦でも、「取られたら取り返す」気概が強く感じられた試合でしたし、やはり勝つべくして勝ったチームなんでしょう。※室蘭に地盤を持つ民主党の有力代議士・鳩山由紀夫が毎回のように選挙で苦戦する原因のひとつには、自民党が苫小牧出身の候補をぶつけてくるため、選挙=地域対抗戦化している側面もあるようです。
2004.08.22
コメント(0)
ドラゴンズが今日も勝って、2位のジャイアンツが負けたため、ジャイアンツの自力優勝の可能性が消えました。喜んでいるドラゴンズファンも多いはず。そかし、2位チームが負けてもマジックが点灯しないのは、3位のスワローズに自力優勝の芽が残っているから。今シーズンのドラゴンズはスワローズにやや分が悪いので、私はジャイアンツよりもスワローズの方が今後手ごわくなるんじゃないかな… と思っています。それと、どうしても気になってしまうのが、過去のデータ。昔からいわれていることですが、ドラゴンズは、ジャイアンツ以外のチームと優勝争いをすると、不思議と負けるケースが多いんです。84年と91年は前半戦に独走しながら後半戦カープに大逆転を食らっているし、93年は8月に首位のスワローズにいったん追いつきながら再び突き放されています。ジャイアンツ絡みだと94年の10.8ナゴヤ決戦みたいに頑張っているんですけどね。その辺のジンクスを克服できるのか、できないのか、今後の戦いを見極めていきたいと思っております。
2004.08.19
コメント(0)
ドラゴンズが、セ・リーグのペナントレースで、ここしばらく首位を走っています。1982年のインチキリーグ制覇※や星野仙一があまり好きではなかったこともあってかなり長いことアンチドラゴンズだったんですが、一昨年の山田久志監督就任以来応援したいチームのひとつになっているから、個人的には嬉しい傾向(^-^) それにしても、おかしいなぁ…と思うのが、これだけ長いこと首位を走っているのに、落合監督がクローズアップされる機会が滅多にないこと。本人もマスコミ嫌いだからコメントが取りづらいのかもしれませんが、もっと取り上げて欲しいものです。あ、ひょっとして、奥さんが野村克也夫人みたいになってしまうのを警戒しているのかな? それはうがち過ぎか(笑)振り返ってみると、落合監督がスポーツマスコミから支持を得た機会って、殆どないような気がします。広岡達朗、森晶祇、野村克也… スポーツマスコミの「嫌われ者」はいつだってジャイアンツに対峙した人たちだったんですが、落合監督はジャイアンツの4番としてそれなりの活躍を見せた(少なくとも清原和博よりは活躍している思う)にもかかわらず、当のジャイアンツファンからの支持が、とりわけ低いような気がします。この辺、常に打倒ジャイアンツの姿勢を見せながらついには国民的人気を得てしまった星野仙一とは対照的ですね。とにもかくにも、ドラゴンズがこのままリーグ制覇、いや50年ぶりの日本一まで突っ走って、落合監督の最高の笑顔を見ることを、期待したいものです。※この年のドラゴンズは、64勝47敗19引き分けでリーグ制覇。当時のルールでは仕方ないこととはいえ、試合数の半分も勝っていないチームの優勝なんて、認められるものか!!
2004.08.01
コメント(0)
実は私、一昨年の11月18日に、こんな日記を書いているんです。杞憂に終わればいいなと思いつつ今年の戦い振りを眺めていたんですが、どうも、同じ轍を踏みそうな感じですね。去年勝てば今年もまた勝てる! と思いがちですが、そうは問屋が卸さない。よくよく考えてみると、タイガースはここ10年間でAクラス入りしたのが昨年のたった1回こっきりしかないんです。だから、今年は「勝って兜の緒を締めよ」の年だったと思うんですけどね。岡田監督はそれほど悪いとは思いませんが、新監督の登場としてはあまりタイミングが良くなかったですよね。開幕の3連勝はカッコ良く決めたけど、やっぱり、優勝以外は前年の成績を下回ってしまうというプレッシャーの強いシチュエーションでは、采配を振るうのは厳しいかな? OB監督もいいけれど、野村、星野と外様の監督のもとで強くなったタイガースなんだから、ライオンズから伊原監督(現・ブルーウェーブ監督)あたり引っ張ってくればよかったのにと思います。今日は逆転勝ちしたけれど、下手すれば最下位もありうるなぁ… ディフェンディングチャンピオンとして、もう少し意地を見せてもらいたいと思います。
2004.06.12
コメント(0)
清原選手が2000本安打を達成してめでたい限りですが、今後の彼の起用法が、これまた注目を浴びています。なんでも、同じファーストを守るペタジーニとの併用になるとか。この話に、清原ファンはブーブーです。そう言えば、今日の「ザ・サンデー」でも、江川卓が清原の起用法について触れていて、ペタジーニをスタメン、清原を代打とする案を打ち出してました。理由は、その方が清原もホームランを打つことだけに専念でき、あと10本と迫った通算500ホームランも達成できる可能性が高くなるから、というもの。一定の年齢層、ファン層に根強いアンチファンを有する江川らしい、当たり障りの「ある」意見だと思います。が、実は私も、この案には賛成。故障持ちの清原がこのままスタメンで出続けられる保障はどこにもないし、現状の実力もペタジーニの方が上。それに清原だって見せ場で登場することになるでしょうから、ファンにとってもそれほど悪い話ではないと思います。とはいうものの、やっぱり、「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」(と言っては失礼か?)じゃないけれど、単純に打席数が多ければホームランの数だって比例して増えていくはず。ならば500本達成までは清原はやっぱりスタメンじゃなきゃ、とも思うし、簡単に結論を出すのは難しいですね。しかし、私は、こうも思うのです。「清原かペタジーニか」なんて、実にバカバカしい悩みだ、とも。この問題を機に、スポーツマスコミは、どうしてセ・リーグへのDH制導入を訴えないんだろう? これが実現すれば、「清原もペタジーニも」スタメンで活躍できるじゃないか、違いますか?これだけの巨大かつ余剰な戦力を抱えながら、ジャイアンツはDH制の導入を口にしようとしません。選手にとってもファンにとっても、不幸なことだと思います。打率1割、打席の半分はバントか三振というとてもプロのバッターとは言えないピッチャーを打席に立たせるよりは、DHの清原が打ちまくった方が、見応えのある面白い試合が演出できると思うんですが…実はこの意見、今思いついたんじゃなくて、かなり昔、FA制度ができる前から、私は口にしていました。「(アキレス腱断裂後はレギュラーに定着しきれなかった)吉村だって、(DH専任だった)門田のように全試合スタメンで出れるんだぞ」なんてジャイアンツファンに問いて回ったものでしたが、反応はあまり芳しくありませんでした。なぜなんだろう。悪い提案ではないと思うんだけど…
2004.06.06
コメント(0)
今日で、この日記も、執筆868日目を迎えます。868といえば、そう、王貞治の通算ホームランの数と同じ。私は王ファン(参考)なので、何となく嬉しくなっちゃいます。ところで、王の868本という数字は、なかなか破られそうにありませんね。清原は500号は達成できそうですが600本まで上積みするのは難しそうだし、中村紀洋も400本台かなぁ… 強いて言えば、日本にいた頃の松井秀喜が600本台までは伸ばせそうな勢いだったんですけどね。メジャーでは中距離ヒッターで、本数がなかなか伸びなくなりました。狭い球場、飛ぶボール、圧縮バット… 王の現役当時は今よりもホームランを飛ばす条件に恵まれていたと思うんですが、今の選手が当時活躍していたとしても、868本、単純計算して20年間以上シーズン40ホーマーを続けるなんてのは、やっぱり難しいと思います。改めて、王貞治は偉大だな… と思う次第です。
2004.05.27
コメント(0)
今日、お昼にたまたま、マリーンズVSブルーウェーブの試合がNHKでやってたので、見てしまいました。マリーンズの先発は渡辺俊介。今時珍しい下手投げです。元号が昭和の時代にはどこのチームにも一人はサブマリンがいたものでした。マリーンズの前身のオリオンズには仁科が第二エース的な立場で長期間活躍していたし、ブルーウェーブの前身のブレーブスには大エース・山田がデンと構えていました。他のチームに目を移すと、ホークスの金城、ライオンズの松沼兄、高橋直樹、ファイターズの工藤、バファローズの柳田と、パ・リーグはアンダースローの宝庫でした。それが今では主力級が渡辺一人ってのは、ちょっと淋しいですね。渡辺のボールは球速こそ最高で120キロ台と遅いんですが、ボールの大半が微妙に変化するので、TVで見ていても相当打ち辛そうでした。こういったピッチャーがもっと沢山活躍してくれれば、球界ももちっと面白くなるだろうにな… と思います。
2004.04.25
コメント(0)
今日からセ・リーグも開幕ですね。だからという訳ではないんですが、たまたまホエールズ(ベイスターズではない!)ファンの同僚と野球談義で花を咲かせてしまいました。その人は40代後半だったので70年代から80年代にかけて活躍した昔の選手の名前がポンポンと出て来たんですが、その中でちょっと気になる名前が。福嶋久晃(福嶋晃子の父親といえばわかるかな?)、そして中塚政幸。この二人って、PL学園出身じゃなかったっけ?気になって帰宅後に調べてみると、やっぱりビンゴ! 更に調べていくと、PL出身のプロ野球選手は3月17日の日記に記しただけではなく、実はこんなメンバーで、一軍のベンチが組めることがわかったんです!!<スタメン>1番 遊撃 松井稼頭央(L→NYメッツ)2番 二塁 立浪和義(D)3番 DH 加藤英司(B→C→Bu→G→H)4番 一塁 清原和博(L→G)5番 中堅 福留孝介(D)6番 三塁 片岡篤史(F→T)7番 左翼 新井宏昌(H→Bu)8番 捕手 福嶋久晃(W→C)9番 右翼 中塚政幸(W)<野手控え>捕手…木戸克彦(T)、金森栄治(L→T→S。外野兼務)内野手…行沢久隆(F→L)、小早川毅彦(L→S)、宮本慎也(S)、今岡誠(T)外野手…得津高宏(O)、西田真二(C)、吉村禎章(G)、サブロー(M)、坪井智哉(T→F)<投手>先発…桑田真澄(G)、尾花高夫(S)、野村弘樹(YB)先発兼リリーフ…新美敏(F→C)、西川佳明(H→T)、入来祐作(G→F)、前川勝彦(Bu→T)リリーフ…金石昭人(C→F→G)投手陣がやや手薄ですが、何なんだこのメンバー! これだけのメンバーが揃った高校は、ちょっとありませんね。意外に健闘しているのが横浜高校なんですが、スタメンを組んでみると、1番 遊撃 阿部真宏(Bu)2番 二塁 飯田幸夫(Bu→D→W)3番 一塁 愛甲猛(M→D)4番 DH 鈴木尚典(YB)5番 左翼 多村仁(YB)6番 中堅 斉藤宣之(G)7番 三塁 後藤武敏(L)8番 捕手 吉田博之(H→T)9番 右翼 青木実(S)投手 松坂大輔(L)、中田良弘(T)、高橋建(C)…で、現在売り出し中の若手までスタメンに入れざるを得ない状態。やっぱりPL出身の人材は、突出してると言わざるをえませんね。
2004.04.02
コメント(0)
福島県出身の選手を特集した記事が載っているということで、「週刊ベースボール」を買ってきました。で、早速その記事を読んでみたんですが、福島県出身で活躍した選手って、そんなに多くはないんですね。私が現役時代を知っている選手でいうと中畑清(安積商。現・帝京安積)、遠藤一彦(学法石川)、古溝克之(福島商)、現役だと諸積兼司(学法石川)や川越英隆(学法石川。ただし神奈川県出身)なんかがいるんですが、福島県出身選手のベストナインを作ってみると、去年ジャイアンツの準レギュラーとして活躍した鈴木尚広(相馬)あたりがスタメンに入っているぐらいだから、本当に層は薄いです。その辺、やっぱりすごいよなと思うのが、大阪出身の選手の層の厚さ! とりわけPL学園出身の選手でベストナインをつくると、こんなスゴイメンバーになってしまうんです。1番 遊撃 松井稼頭央2番 二塁 立浪和義3番 DH 加藤英司4番 一塁 清原和博5番 右翼 福留孝介6番 左翼 吉村禎章7番 三塁 片岡篤史8番 捕手 木戸克彦9番 中堅 新井宏昌控え 内野 宮本慎也控え 内野 今岡誠控え 内野 小早川毅彦投手 桑田真澄投手 尾花高夫投手 野村弘樹なんとスタメンに名球会メンバーが3人! 控えの野手も大物揃いだし、投手陣も100勝投手が3人ときたもんだ。この学校にもスカウトっているんでしょうが、その先見の明には驚かされますね。
2004.03.17
コメント(2)
メジャーリーグのオープン戦がスタートし、日本人メジャーの活躍も、連日報道されていますね。今年も活躍を、期待したいものです。でも今年は、メジャーのニュースでどうしても拭い去れない違和感がひとつ。それは、二人いる松井選手の表記。ヤンキースの松井秀喜は「松井秀」、メッツの松井稼頭央は「松井稼」となっているんですが二人とも日本ではそう呼ばれた試しがないので、どうにもしっくりきません。特に「松井稼」の方は「松井嫁」と見間違えちゃいそう(苦笑)このような同姓表記、野球界では大原則ですよね。でも、「そう表記しなければ名前を覚えてもらえない=選手の格が落ちる」ようなイメージが、どうしても付きまといます。昔、バファローズの鈴木啓示投手はスワローズからのトレードで鈴木康二朗投手が入団するため表記が「鈴木啓」となることに不快感をあらわにしたことがありましたが※、どうにかならないものかな…とは以前から思ってました。でも、イチロー選手の出現以来定着している登録名の自由化や、同姓の新人選手が入団してきても表記は「松坂」のままとされたライオンズの松坂大輔投手のケースなど、最近になって流れが変わりはじめているもの事実。両松井も「苗字+名前の1文字目」という無味乾燥な表記じゃなく、例えば秀喜を「松井G(=ゴジラ、ジャイアンツ)」、稼頭央を「松井L(=リトル、ライオンズ)」とするとか、選手のイメージを崩さない形で表記してもらえれば、ファンとしては嬉しいですよね。※確か、「康二朗は「鈴木康」でいいけどオレは「鈴木」のままにしてくれ!」と言ってたように記憶してますが、このケースに限って言えば、啓示の主張を通すのは無理がありすぎました。というのも、康二朗はタイトル(78年最高勝率)を獲得したこともあるバリバリの主力投手。300勝投手の啓示ではありますがこの主張をしていた時点では両者に実力差は殆どないと言ってよかったからです。事実、移籍後の康二朗はリリーフエースとしてタイトルを獲得(84、85年最多セーブ)する活躍を見せました。むしろ個人的には、1992年に落合英二投手が入団したときに「落合博」と表記されてしまったドラゴンズ時代の落合博満選手の方が、違和感が残りました。だって、当時の英二は肩痛で投げられない状態だったんですから。もっとも、現在の英二はドラゴンズの中継陣の柱。仮に博満監督が現役復帰したとしても、堂々と「落合」を名乗っていいと思います。
2004.03.09
コメント(0)
五輪日本代表の長嶋茂雄監督が、脳梗塞で緊急入院しました。早期回復を願ってやみませんが、今回の報道を見ていて思うのは、彼の入院がどうしてあれほどの大ニュースになるのか? ということ。私から見れば、過剰報道にしか思えません。確かに、長嶋茂雄は、現役時代、胸のすくようなプレイで国民を沸かせました。大記録を残した王貞治との対比で「記憶に残る男」と言われますが1960年前後に残した成績を見ると単なるスラッガーではなくて盗塁も多く、しかも毎年のように首位打者争いに顔を出すという、さながら長打力のあるイチローのようなスーパースターでした。しかし、1974年に引退してしまったため、1972年生まれの私は、彼の現役時代を知りません。私が知っている野球人・長嶋茂雄は、資金力が豊富な球団で金に飽かせて他球団やアマチュアの有力選手をかき集めていた監督です。選手時代は多くの人に夢と希望を与えたのかもしれませんが監督時代の彼からは「金さえあればどうにでもなる」という、夢とは180度かけ離れた幻滅するメッセージしか受け取れませんでした。ついでに言えば、それだけ選手をかき集めても毎年優勝できた訳ではなく、監督としての実力も???。野村克也、仰木彬、森祇晶など同年代で監督として優れた実績を残した在野の人物がいるにも関わらず敢えて長嶋茂雄を日本代表の監督に選んだ人たちの神経を疑ってしまいます。しかしそれでも、特に40代以上の人が長嶋茂雄に期待していたのは事実。例えば、長嶋信者で知られるねじめ正一(55歳)は、入院に際してこんなコメントを寄せています。「まず、本当に申し訳ないと思った。元気が当たり前と思い込みプロ野球発展を長嶋さんに託してきた。その期待を全部背負って頑張り過ぎたのが影響したのかもしれない」う~ん… その視点を、現役で頑張っている選手達に何故向けることができないのかなぁ? 少なくとも「長嶋茂雄監督」には期待できるものは何もないし、そんなに騒がないでそっとして欲しいと思うんですけどね。
2004.03.06
コメント(0)
選抜高校野球の出場校が、発表されましたねぇ。東北からは、指定枠の2校に東北と東海大山形、そして21世紀枠に一関一、更に希望枠に秋田商と、なんと4校が選出! それぞれに、頑張って欲しいものです。しかし、それにしてもおかしいなと常日頃から思うのは、出場校の地域配分。21世紀枠と希望枠、神宮枠を除く28校を全国8ブロックから選出している訳なんですが、定数がどうも人口配分に比例していないような気がするんです。手許の資料を見ると、各ブロックの定数は、北海道1、東北2、関東・東京6、東海2、北信越2、近畿6、中国・四国5、九州4となっているんですが、明らかに西高東低。特に中国・四国の5校は来年からでも削減が必要で、率直に言って、中国2校、四国1校の計3校で十分です。また、近畿の6校、九州の4校も、他地域に比べると多めなので、1校ずつ減らすのがベターでしょう。で、これらの地域から削減した4校分の枠を、関東に2校、東北と東海に各1校ずつ増枠すれば、「1校の格差」はかなり縮まると思います。
2004.01.30
コメント(0)
大魔神こと佐々木主浩投手が、日本球界に復帰する意向を明らかにしましたねぇ~。今シーズンも松井稼頭夫選手がメッツに入団するなどメジャーへ挑戦する流れが続いている一方で、新庄、小宮山、そして佐々木と、出戻りの流れも、ここのところ顕著になっています。しかし、彼らが元・メジャーリーガーに相応しい活躍を見せてくれるのかどうかは、はっきり言って未知数。昨年日本球界に復帰したブルーウェーブの吉井理人投手がメロメロだったように大崩れも考えられます。そこで、今年出戻ってきた3人の元・メジャーリーガーは今年どんな活躍を見せてくれるのか、勝手に推測してみたいと思います。◎新庄剛志(ファイターズ)札幌に移転した新生・ファイターズの目玉として招かれた新庄。人気は絶大ですが、実力となるとやや疑問符。タイガース時代の通算打率は2割4分台でホームランも30本台の経験なし。スラッガーとしての活躍は、はっきり言って、あまり期待していません。でも、守備には定評があるので、広い札幌ドームを思う存分駆け回り、ファインプレーを連発してくれるものと期待しています。新庄の入団と前後して同じ外野手でやはり守備に定評がある井出がトレードされましたが、これも球団が新庄の守備に期待している証なのかな…と思います。予測=打率2割6分 ホームラン15本 60打点。ゴールデングラブ賞受賞◎小宮山悟(マリーンズ)去年1年間何処の球団でもプレーしていなかったブランクがあるので、そう多くは期待できないでしょう。ポジションとしては先発の5番手あたりが妥当でしょうか。でも、マリーンズには清水直行、ミンチーとシーズン200イニング前後をこなせる柱がおり、3番手以下も渡辺俊介、小林宏之、そして昨年不振だった小野、加藤、更に今年の復活に賭ける黒木とメンバーには事欠かないだけに、そこに入り込めるかどうかは微妙です。予測=6勝6敗 防御率4.00◎佐々木主浩(ベイスターズ?)こちらも、そう多くは期待できないのかな… と思います。というのも、仮にベイスターズに入団したとしても、先発、中継ともにガタガタで、出番そのものが少なそうだから。90年代のベイスターズには盛田、五十嵐、島田直也と「中抑え」と呼んでもいいピッチャーが何人かいましたが、今のベイスターズでその役割を果せそうなのって、デニーと木塚ぐらいかな? 先発が6回まで投げたとしても、彼らで8回まで持つのかどうかは、ちょっと疑問です。結果、佐々木の登板間隔は先発並みになってしまい、ある意味宝の持ち腐れになってしまいそうな予感がします。予測=勝ち負けつかずの15セーブ 防御率2.50う~ん… 3人の、私の予測を上回る活躍を、期待したいものです。
2004.01.22
コメント(0)
今日、ウチの会社に来ている50代の派遣さんが、その昔、ドラフト会議で指名を受けたことがあることを知りました。しかも、山本浩二、田淵幸一、星野仙一、東尾修らが指名された1968年のドラフト! その人は某在京球団から下位で指名を受けて結局入団しなかったんですが、まさかウチの会社にそんな人がいるなんて、驚きでした。しかもその人、野球と全然関係のない苦情処理なんて仕事してるし…この話を聞いて思い出したんですが、東京に住んでいた小学生の頃、水道工事の会社に勤めていた父の同僚に、中川さんという元プロ野球選手がいました。「解説者をやっていてもおかしくない実績がある人」と聞かされていたんですが、調べてみると、毎日オリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)に在籍していた1955年に18勝を挙げて最優秀防御率のタイトルを獲っていた! 冗談抜きで驚きました。あと、これも父から聞いたんですが、1960年代にカープで4番を打っていた興津立雄という選手も、引退後は東京で水道工事の仕事をしていたとか。プロ野球選手と水道屋って、不思議な縁で繋がってるんでしょうかね?ひょっとしたら、あなたの周りにも、元プロ…とは言わないまでも、注目を集めるような実績を持っている方が、いるかもしれませんね(笑)
2003.12.17
コメント(0)
今日のスポーツ新聞は、いずれもホークスの日本一がトップニュース。王監督が胴上げされたりビールをかけられたりしている写真が、大きく踊っていました。また、トップニュースばかりでなく、中面や芸能面までもが、ホークス(あるいはタイガース)のニュースで、埋め尽くされていました。その中でも半ば恒例行事となっているのが、芸能人からの優勝祝賀メッセージ。電車の中で暇潰しに読んでいたら、ホークスファンの間寛平のコメントが、ちょっと印象に残りました。「もともと他球団やアメリカから戦力補強で強くなった阪神と、ドラフトで獲得し自前で選手を育ててきたダイエーでは、阪神には悪いけど強さの質が違うたんですわ。」言われてみると、ホークスのレギュラー陣って、逆指名入団が多いきらいはあるけれども、自前で育てた選手ばかりですね。改めて調べてみると、(野手)捕手・城島=95年ドラフト入団一塁手・松中=97年ドラフト入団二塁手・井口=97年ドラフト入団三塁手・川崎=00年ドラフト入団遊撃手・鳥越=99年ドラゴンズよりトレード左翼手・バルデス=01年入団中堅手・村松=91年ドラフト入団右翼手・柴原=97年ドラフト入団指名打者・ズレータ=03年入団内野手・小久保=94年ドラフト入団内野手・本間=95年ドラフト入団外野手・大道=88年ドラフト入団(投手)先発・斉藤=96年ドラフト入団先発・和田=03年自由枠入団先発・杉内=02年自由枠入団先発・ナイト=03年入団先発兼中継・新垣=03年自由枠入団中継・吉田=94年ジャイアンツよりトレード中継・岡本=97年ドラフト入団抑え・篠原=98年ドラフト入団主力20人について言えば、元からホークスという選手が、なんと15人! トレード組はわずかに2人だけです 。FAなどで他球団への移籍が多くなった現状を考えれば、驚異的な数字と言えるでしょう。しかもその多くは、93年から99年に現場・フロントで活躍した故・根本陸夫前球団社長の下で獲得した選手。根本氏はライオンズでも松沼兄弟に始まり石毛、秋山、伊東、工藤、渡辺、辻、郭、清原と好選手を次々と獲得して黄金時代の基盤を作り上げましたが、ホークスでも更なる黄金時代を築きそうな気配です。願わくば、根本氏がまだまだ長生きしていれば、なおよかったのですが…願わくば、ホークスのような「いい選手を獲り、育てて勝つ」チームが、他にももっと出てきて欲しいものです。
2003.10.28
コメント(0)
9月10日の日記で、ドラゴンズの山田久志監督(秋田県出身)の解任のニュースを取り上げたついでに東北出身者がプロ野球の監督になれる可能性についてちょっと話しましたが、そこで取り上げた山田監督と同じ秋田出身の落合博満がドラゴンズの後任監督に決定したとのニュースが、舞い込んできました。しかし、やはりというべきか、不安要素はあるもので、技術的にも、キャラ的にも、落合についていける人材は少ない模様。某夕刊紙にも「組閣ができない」という記述がありました。ドラゴンズは生え抜きの人材を大事にする傾向があるので、フロントの悩みも尚更大きいものがあるでしょう。加えて、選手の側でも、現役時代の落合と共にプレーしたのは、せいぜい立浪ぐらい。就任後は、選手とのギャップを埋めるのにも、苦労しそうな気がします。それでも、落合は、これまでの数々の発言を見る限りでは、野球に対する知識、情熱はかなりのものだと思うし、自らが「オレ流」と言われた独自の選手スタイルを確立したように、監督としても、これまでになかったスタイルの野球を見せてくれるのではという期待が持てます。乗り越えなければならない壁は多いでしょうが、頑張って欲しいと思います。
2003.10.07
コメント(0)
名古屋の立てこもり事件や栃木のタイヤ工場火災、沖縄の台風や北海道の地震と今月は衝撃的なニュースが入れ代わり立ち代わりに報じられましたが、今マスコミで大きく報じられているのは、ジャイアンツの原監督が辞任したニュースです。唐突だなぁ… というのが第一印象。確かに今年は頑張ってAクラスという成績でしたが昨年圧倒的な強さで日本一に輝いていただけに、もう1年は采配を取っても良かったはず。監督本人の意思で辞めたという表現でしたが「どうもそうではなさそうだ」とのキナ臭い雰囲気も相俟って、不透明・不自然な決定に感じます。しかも、後任監督が堀内恒夫ってのが、これまたマイナスだよなぁ… 堀内新監督に含むところはありませんが、時代の流れに逆行しているような気がしてならないんです。一昨年のオフに原監督が就任した際、「清新」という言葉が好んで使われました。監督本人のイメージもあるんでしょうが、「昭和30年代(33年)生まれ」でしかも「長嶋茂雄から政権を引き継いだ」というシチュエーションが、本格的な世代交代と受け止められたんではないかと思います。過去にも昭和30年代生まれの監督はいました(カープの達川監督)が、原監督の就任が「昭和30年代生まれの監督」の嚆矢となった感は強く、02年にはブルーウェーブの石毛宏典監督(昭和31年生まれ。解任は勿体無い…)、そして来期からはライオンズの新監督に昭和37年生まれの伊東勤監督が就任予定と、ここ数年監督の若返りが急速に進んでいる状況です。そこへきて、今回の堀内新監督。セ・リーグには団塊世代の監督がまだまだ多いけれど、55歳ってのは齢とりすぎだよなぁ… せめて江川卓(昭和30年生まれ)ならば、よかったんですけどね。
2003.09.28
コメント(0)
タイガースの優勝が、なかなか決まりません。タイガース自身も必死なんでしょうが、それにもまして、昨日までの相手のドラゴンズも目の前での胴上げを阻止すべく必死だったし、マジック対象チームで今日からタイガースとの直接対決を迎えるカープや、同じくマジック対象チームのスワローズもまた、タイガースの優勝を一日でも伸ばそうと必死の闘いを続けています。なのにも関わらず、昨日のジャイアンツは、引退を発表した川相選手のラストゲームと称して、彼をスタメンで起用。これは、いただけませんでしたね。確かに川相は引退試合を挙行するに相応しい選手だとは思いますが、よりによってそれを優勝阻止に燃えるスワローズ相手に行なうのは、ちょっと失礼じゃないかなぁ? 案の定、試合も負けてるし。ジャイアンツだって優勝のメはなくなったけど、熾烈なAクラス争いの真只中にいる訳だし、ペタジーニのホームラン王もかかっている状況なんだから、もう少しマジメにプレイして欲しいものです。年寄りの繰り言みたいになりますが、ジャイアンツがドラゴンズと最終戦まで優勝を争った1994年、この年に引退した西本投手が公式戦で引退試合を行なえなかったことがありました。引退セレモニーはエキジビションとして捉えられがちなだけに、昨日はいただけなかったです。TVの視聴率対策の結果だとしたら、尚更ですね。…と書いていたら、今日、タイガース優勝のニュースが! おめでとうございます!!
2003.09.15
コメント(0)
全501件 (501件中 451-500件目)