In My Life

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2007年07月18日
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カテゴリ: スポーツ全般
日記をアップするタイミングをちょっと逃してしまいましたが…。

アジア杯、対ベトナム戦。勢いに乗ったベトナムの先制ゴール。おそらくゲームを観ていた日本人の誰もが青ざめたはず。これは・・・この調子で攻められたらもっと点を取られることになるんじゃないか。そう、いきなりネガティブな思考の淵へ突き落とされたかのように。

だから、そのたった4分後の日本代表の同点ゴールには、先ほど青ざめたばかりの日本人の誰もが歓喜しひとまず胸を撫で下ろしたはずです。い~や、これなら大丈夫かも・・・日本もやるじゃないか! 不安が完全に拭い去られた訳ではないけど、それまでチロチロと消えかけていた希望の灯が力を取り戻した感じに。

同点ゴールを演出した中村俊輔選手の技術はワールドクラス。もちろんずば抜けたものだけど、何といっても価値があるのはあのタイミングで点を決めたこと。まさに10番に相応しい仕事をしていると思いました。おそらく一番安心したのはオシム監督だと思うけど。

俊輔マニアを自認する僕にとっても非常に嬉しいものでした。俊輔は確実に進化している! 弱点だったディフェンス面、流れの中でのシュート力・・・もう弱点などと言う者はいないでしょう。彼はどれほど努力してきたのだろう。とにかく見事です。

進化はそれだけに止まらず、もともと持っていた長所を更に伸ばしていることに驚かされます。キックの精度と破壊力には更に磨きがかかっているようで。蹴るボールの質も、以前のようなフワ~っとした軽量級って感じがなくなり、ヘビー級のパンチ力みたいな重みを身に付けて来ているように感じます。フェイントのキレも凄まじく、もしも敵にこんな選手がいたら恐くてたまったものではないでしょう。

僕がシビレタのはこのベトナム戦で前半26分に見せた高原へのレーザービーム・クロス。低い弾道のライナーようなボール。目標へドンピシャで飛んで行く一直線的弾道の凄さにとにかく見惚れてしまいます。残念ながら高原のヘディング・シュートはゴールマウスを外してしまいましたが、あれはレッジーナ時代にボナッツォーリ選手に面白いようにゴールを決めさせた、俊輔の超強力な武器のひとつ。

俊輔レーザービームクロス_1.jpg

俊輔レーザービームクロス_2.jpg

俊輔レーザービームクロス_3.jpg

そしてもうひとつ、右足によるキックの精度にもおそらく自信を付けてきていること。本人は「たまたま」などと言っているが、たぶんそう。

今回は俊輔のことしか書けなかったけれど、他にも書きたいことがいっぱいの日本サッカー。オシムさんが監督になってくれてから、興味深い事だらけの日本サッカー。決勝トーナメントは強敵揃い。それをどう戦い抜いて行くのか。次は因縁のオーストラリア戦。楽しみですね!





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最終更新日  2007年07月19日 07時02分01秒
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