In My Life

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2009年07月29日
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カテゴリ: スポーツ全般
中村俊輔_DVDアイ・ラヴ・サッカー.jpg

 ずっと以前から俊輔マニアの僕としては、中村俊輔が現在も進化し続けていること、またその進化の方向が的確でまったくブレが無いことが嬉しくてたまらない。世界を見渡せば魅力的なサッカー選手がたくさんいるのに、その中で僕がなぜ俊輔に注目するようになったのか、俊輔の本当の凄さとは何なのか、などなど今のうちに詳しく書き記しておきたいのだが、それをすると大変長い文章になってしまうのでシリーズもののように少しずつ書き足していくことした。今回はその1回目。

〔第1回〕●王国からの降臨
 海外のサッカー界に身を投じて以来、常にチームの中心選手として突出した才能を発揮し続ける中村俊輔。そのプレイを評して、イタリアのスポーツマスコミはかつてこう表現したことがある。

「中村は日本からやって来たのではない。サッカー王国から降臨したのだ!」

最高の褒め言葉だと思う。ヨーロッパのサッカー通を唸らせた最初の試合(セリエA第2戦、レッジーナ対インテル戦)を僕もよく覚えている。インテルの名選手レコバをして「ファンタジスタ・ナカムラの誕生!」と言わしめたプレイの数々。

あのネドベドも「中田英寿とはまったく異なる才能、そしてファンタジスタだ!」と褒め称え、デル・ピエロは俊輔のファンになったと言う。確かに、俊輔のプレイは世界中のトップクラスのプロ選手たちさえも虜にする魅力に満ちていた。

しかし、セリエA残留を常に目標とする下位チームの事情が、やがて俊輔の前に大きな壁となって立ちはだかることになる。だが、その試練こそが、敢えて逆境の中に身を置いて見つけようとした課題(自分に足りないもの)でもあり、その壁を乗り越えて新たな引き出しを増やして行くこと、それこそが俊輔の海外武者修行の真の目的でもあったのだ。長い苦難の日々が続くなかで、本物の進化に向けての歩みがここに始まるのである。 (つづく)

 →  レッジーナ対インテル戦(セリエA移籍後第2戦)

    試合中両チームの誰よりも輝いていた!


 →  中村俊輔 It´s so Japaneasy!
芸術的でビューティフルなボールタッチにしばし酔っていたい!

 →  トーキング・ザ・パーフェクト・フリーキック
俊輔自身によるフリーキック解説





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最終更新日  2009年07月30日 21時52分35秒
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