In My Life

2012年09月28日

新米と籾摺りの現場

テーマ：今日の出来事(293199)

カテゴリ：自然の恵み

残業でやや遅い時間ではあったが、仕事帰りにお米の籾摺り業を営むＵ君宅へ寄って出来たての新米を特別に譲ってもらった。銘柄は「こしひかり」で籾摺りが済んだばかりの玄米である。

台風１７号が接近しいてることもあって稲作農家からの依頼が殺到し、Ｕ君の仕事は一昨日あたりから今日にかけて機械をフル稼働させて大変忙しいのだという。そんな中、稼働中の装置がどんなものなのか興味をもった僕のためにＵ君は、稲刈りに使用するコンバイン、刈った稲を運ぶための袋、そして籾摺りを行う巨大な装置などを易しく解説を加えてくれながら見せてくれた。

今頃の季節は毎年お世話になっているが、取れたてのお米は本当に絶品の美味しさだ。試しに数粒、袋の中の玄米を生のまま食べてみたらほんのりとした甘さを感じることができた。土鍋で炊く白米も大好きなのだが、上手に炊いた玄米の美味しさに勝るものは無いと僕は思っている。美味しく炊くには道具とコツが要るが、一度味わったらもう絶対に病みつきになってしまう。

籾摺り直後の玄米_1.jpg

「この美味しさはいったい何だ！」という、食べることで深く強烈な体験をしたのが僕の場合は東京渋谷の自然食レストランで味わった玄米だった。そういえば、その店にはジョン・レノン＆オノ・ヨーコの写真とサインが飾ってあった。二人は玄米食の愛好家としても有名だったからね。

籾摺りの前に稲を乾燥機にかけること十数時間。巨大な乾燥機が数台同時に休むことなくフル稼働。そして精巧な仕組みで動く籾摺り装置。コメを傷めずに籾殻だけを取り除く部分の実にデリケートなメカニズム。実に上手くできていることを知り、その知恵の結集ぶりに感心した。

今日は大変貴重なものを見せてもらった。これで御飯がますます美味しく感じられるね!!!

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