In My Life

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2016年03月08日
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カテゴリ: クラシックギター
ロボコップのワンシーン.jpg

映画“ロボコップ(2014年版)”を観ていたら、クラシックギターの名曲『アランフェス第二楽章』を両手を失った演奏家が義手で演奏するシーンが出てきたので興味深く見入った。サイボーグ技術の権威でもある医師は彼に“手が弾くのではなく、君の心が弾くのだよ!”と助言。“しかし、興奮すると脳内バランスを失って上手く弾けなくなるから気を落ち着けて!”とも伝える。ところが演奏家のほうは“感情を込めないと弾けない(指を動かせない)”と…。

このやり取り、その後どこまで踏み込んで行くのかな~、と大変興味深かったのだが、そこで終わってしまって残念。しかし、この意外に思えるワンシーンに込められた問題こそが、この映画のストーリー展開を推進する重要な要素となっていることに間違いはないだろう。

 →  Robocop 2014 - Guitar Scene - Aranjuez

しかし、実際にクラシックギターの名曲を"繊細な表現で演奏する人間の手"をメカで実現させるとしたら、それはとてつもなく難しいことだろう。ただ弦を掻き鳴らすだけならともかく、否、例えば"アルアイレ"のアクション、それだけでもかなり難しいはず。人間の手の動きは本当に複雑で高度なアクションが組み合わされてできているから。

パンピング・アーム.jpg

以前、横浜の井桁典子先生のところで"アンドーヴァー"のレッスンを受けて以来、ボディマッピングの意識が芽生え、おかげで僕のギター演奏姿勢はかなり改善された。そして3年前、脳梗塞の後遺症克服のために習い始めたのがヨガのレッスンであるが、先生からはボディマッピングを基にした実に有効な身体の動かし方を毎回何かしら授けてもらっている。それにしても人体のメカニズムの精巧さ・・・溜め息がつい漏れる。

日々のリハビリから得られる貴重な知識。なんとか"知恵"として生かしたいものだ!





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最終更新日  2016年03月09日 00時01分39秒
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