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土曜夜のテレビ東京の看板番組である「出没!アド街ック天国」1995年スタートだからもう12年以上続く長寿番組である。地域密着系都市型エンタテイメントをうたうだけあって、取り上げる街の名所やお店を紹介しながらその街の個性を導き出すというある意味地理学的思考が詰まった番組だ。これだけ長く続いているので何度も同じ街が紹介されたりもするが、自分のストライクゾーンにはまっていることもあって何も用事がなければついつい見てしまう(笑)旅行番組や、街の流行のスポットを紹介する番組は数あるがこれほど地理空間情報に傾倒した捉え方をするケースはほとんどない。これがこの番組の特長であり、それでいて長寿番組なのだから日本人は空間情報的切り口が案外好きなのかも知れない。それにしてもこの番組、地方局でもネットされているのだが取り上げるのは首都圏の街がほとんど。地方局で視聴率が取れるのだろうか?まぁ余計なお世話かも知れないが。。。(笑)
2007.06.30
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技術が進歩していく過程では、常に新しい課題にあたるものだ。それを克服することでまた技術が進歩する。業界内で各社の技術者が知恵を出し合うことで課題を一つ一つクリアして技術を標準化していくことが出来ればそれが一番効率的だが、先端技術開発には常に競争が伴うためそれは簡単なことではない。デジタル写真測量や航空レーザ測量等の各種新技術が登場してきた過程でも様々な課題があがって各社が独自に様々な検証を重ねてきたが、とりまとめて標準化を行うのは測技協などの業界団体の役割分担となるケースが多い。標準化されてもなお、細かい課題は残るものである。技術が進歩していきながらも、手間がなくなるということは夢のまた夢で実際には新しい手間がさらに発生するようになることもある。一例を挙げると、デジタル写真測量の普及は作業を大幅に省力化したとされているが、撮影の現場ではむしろ負荷は増加しているという。省力化された工程としては対空標識の設置や各種写真処理が上げられるが、増えた手間についてはあまり語られない。例えば、GPS/IMUの導入によりGPS初期化のための水平飛行や八の字飛行がそうだし、写真の画郭が小さくなったことによる撮影枚数の増加、そしてコースそのものの増加、さらにコース間の旋回もGPSのバイアスを考慮するとバンクがつけられずアナログ撮影時よりも大回りを強いられている現実もある。またラインセンサやレーザ測量も含めて、より高解像度の成果を取得しようと思えば飛行はより低高度・低速という悪条件になってしまう。地図作りの工程全体から見れば空中三角測量等も含めて省力化されているといえるが、撮影工程だけを考えれば、むしろ作業は厳しさを増していることになる。このような例があるものの、技術開発の結果として全体の作業金額は従来よりも低めになるのが通例だ。工程によっては、手間が増えて金額が安くなるという悪循環もある。今後も様々な新技術が標準化されていくことが予想されるが、それぞれの工程における品質管理には十二分に注意する必要がある。技術の進歩の裏側で必ず新しい、あるいは置き去りになっている課題があるものだ。そうした課題にしっかりと目を向けてしっかりとした対策を講じることが重要だ。どうしても技術は華やかな部分に光があたりがちだが、どこかで地道な作業がその技術を支えていることを忘れてはならないだろう。来るべき空間情報社会に向けて、目をそむけてはいけない問題だ。
2007.06.29
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最近ふるさと税について様々な議論がされている。義務教育を受けた地域への一部納税が地域格差解消の起爆剤になるということらしい。ただし、引越し等で義務教育を複数の地域で受けた場合やその期間を海外で過ごした場合などの特例も規定されているようだ。で、実は自分はそのいずれにも該当してしまう。生まれは徳島県だが、これは母が実家に帰って自分を生んだため。生まれてすぐに家があった埼玉県与野市に戻り、そこで小学校入学。2年生まで過ごすものの、父親の海外転勤でフランスへ。フランスでは小学校5年生まで暮らし、日本へ帰国。中野区の小学校に編入し、そこで小学校卒業。中学校も中野区で入学したものの、2年生になるときに千葉市の中学校へ転校。そして千葉の地で中学を卒業している。自分はふるさと税をどこへ納めればいいのだろう(笑)それはともかく、本来故郷は自分の心の中にあるもので決して長く住んだからとか、義務教育をそこで受けたからとかで決定されるものではないはず。みんなが都会に出てこなければ生活できない世の中はやはりどこかおかしいと思うし、(この傾向はアジア・アフリカでは今後ますます強くなることが予想されているが・・・)地方を再生しなければ日本の未来がないことも良く分かる。でも、この制度自体はまだちょっと詰めが足りない気がするなぁ。。。もしかして故郷への愛情を育てることが先決じゃないか?それにしても俺の故郷ってどこなんだろう。。。?
2007.06.28
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答えが出ているものはどうしても答えを見てしまう。これは人間の性とも言える。答えが分かってしまうとプロセスはもうどうでもよくなる。そういう答えが出ているのだから、それまでのことだ。でも大切なことや楽しいことはそのプロセスの中にあることも多い。かつて時刻表の編集の現場にいたことがある。時刻表の読者のある層は、列車を探して時刻を追うそのプロセスが楽しいと言う。周りには理解しにくいが、彼らは数字の羅列を見ていても十分に楽しんでいるし頭の中では確実に仮想旅行を楽しんでいるのである。今では乗り換え案内サービスが全盛。時刻表の売り上げは激減している。それでも彼らは多分時刻表を購買する。彼らに大切なのはプロセス。そして乗り換え検索サービスはプロセスを見せない。そこに彼らが求めるものはないし、彼らはきっとその楽しみを知らない僕らを哀れに思っている。プロセスを大切にする彼らは結果だけを求めている僕らよりほんの少し豊かなのかもしれない。話は変わって、ハザードマップ。シミュレーションの結果だけをマッピングしているのが最近のハザードマップ。そこには結果のみが表示されていて、プロセスは見えにくい。人々はシミュレーションの結果を見て逃げるか逃げないかを決める。でも人は逃げない。なぜか逃げないのである。シミュレーションの結果は決して固定値ではない。ハザードマップに示されている答えも実は必ずしも正解ではない。それでも人は逃げない。それは、シミュレーションの結果以上のことも以下のことも想像できないからかもしれない。そこにハザードマップの落とし穴がある。人は想像力の豊かさを失ってしまった。ハザードマップの主題とは何だろうか?それは確かにユーザに伝わっているのだろうか?伝わっているとすれば何故人は逃げないのだろうか?伝わっていないとすればそんなハザードマップでいいのだろうか?定量的に答えだけを示すようなハザードマップはもう必要ない。
2007.06.27
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ネーミングライツについて考える。最近では日本でもすっかり当たり前になったが、元々はアメリカのメジャーリーグのスタジアムではじまった習慣らしい。厳密に言えば施設の命名権を買うのだが、ほとんどの場合、企業名や商品名が当てられることになる。日本で最初に導入されたネーミングライツは「サントリー東伏見アイスアリーナ」とのことだが、これは頭に企業名がついているものの、もともとの名称である「東伏見アイスアリーナ」の名前が残っていることからそれほどの衝撃を受けた記憶はない。ショックを与えたのは国内2例目となる我が地元の「味の素スタジアム」こちらは元が「東京スタジアム」だから違和感が大きかった。それでも今ではすっかりと受け入れられて「味スタ」の愛称も定着した。その後のネーミングライツは増え続けて、ベースボールスタジアムやサッカースタジアムの多くに企業名や商品名が冠された。トヨタカップの決勝を日産スタジアムでやっているなんて例も(笑)スタジアム以外でも渋谷公会堂が「渋谷C.C.Lemonホール」になったり道路である箱根ターンパイクが「TOYO TIRES ターンパイク」とされたのは話題になった。こうしたネーミングライツの大きなメリットはスポーツニュースや新聞紙上で施設名(=企業名・商品名)がくり返し露出することによる広告効果につきるが、地図上に堂々と注記が表示されるメリットも計り知れない。地図注記の場合はランドマークとしての価値などで取捨選択されるのが普通だが、ネーミングライツになるレベルの施設であればランドマークとしてもかなり重要なものが多い。となると、たとえ地図編集者の気が進まなくとも(?)注記は表示される可能性が高い。また、施設によっては国土地理院の地形図など官製の地図にも注記されるケースも多くそうなると広告効果はますます絶大である。ただ、命名権の契約期間が短いと年中施設名が変わることになってしまい、地図のメンテナンス上好ましくないとも言えるか(笑)そう言えば数年前に国土交通省が海岸名の一部をネーミングライツにする構想を発表した記憶があるがその後どうなったのだろうか?地図屋としては勘弁して欲しいが。。。
2007.06.26
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明日は年に一度のお楽しみ(←嘘)生活習慣病検診だ。血を抜かれたり、心電図をとられたり、バリウムを飲まされたりするアレである(笑)今からちょっぴり憂鬱。。。毎年検査の後、結果を書いた紙を渡されるのだけど、表にひたすら数値が書き込んである。医者に解説されれば分かるが、自分では数字を見ても何の判断も出来ない(笑)で、検査結果をGIS化してもらえればもう少し分かりやすくなるかもなどと考えてみる。例えば、検査結果の数値は属性値として、別のテーブルを参照させて良し悪しの判定をさせれば良い。一方、検査結果は座標値を持つことでGIS化に対応できるだろう。3次元座標でないと意味がないから原点の設定が難しいが。。。まずは地心座標系ならぬ「人心」座標系で考えることになるだろうか。その場合原点となる「人心」をどこに設定するか?心臓なのか脳なのかはたまたへそか(笑)いずれにせよ、原点さえ決まればGISには展開できるだろう。ただ、一般のGISは地心座標で展開するわけではなく、楕円体に準拠した座標系に投影される。楕円体の設定がされればその先に様々な表現方法があるはずだ。形状としては縦長の楕円体が適切だろうか?ちょっと違和感があるかな。地球は楕円体とは言え球に近いが、人体は楕円体で表現したとしても縦軸と横軸が違いすぎる。Z値の設定も難しそうだ。楕円体の表面を0とした場合、実際の体内はほとんどマイナス数値になってしまう。それにジオイドの設定が。。。(笑)まあこんな話が仮にうまくいったとすれば、GISで自分の検診結果を空間的に把握することが可能になる。もしかしたら今まで見えていなかった身体の各部の症状の関連性などが分かるかもしれないし結果の説明も分かりやすくなるかもしれない。こんなことを検査前夜に考えているより今夜はしっかり寝たほうが良さそうだ。おやすみなさい(笑)
2007.06.25
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土曜日に左胸が猛烈に痛んだので病院に行った。診療科目は整形外科。レントゲンも撮ってもらったが、結局これといった原因は見つからず。痛み止めをもらって帰ってきた。さて、「かかりつけの医者」というのがあるが会社員の場合難しいのはかかりつけを自宅の近くに作るかはたまた職場の近所につくるか、である。まあ自宅近くと職場近くそれぞれかかりつけを作っておくのが無難だろう。ただ、今回の整形外科をはじめとしてふだんあまりかかっていない診療科目の医者へはじめていく場合は難しい。通院の頻度がそれほどでもなければ自宅近くでいいだろうが、何度も通うようであれば職場の近くの方が便利だったり。もちろん、実際には病院そのものの評判の良し悪しや受付・診察時間の設定も考慮しなければならないわけだが。病院選びの空間優先度はいかほどのものなのだろう。。。
2007.06.24
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圏央道のあきるのIC~八王子JCTが開通した。これで中央道と関越道が結ばれることになった。都心の渋滞の緩和にいくばくかの効果が期待されている。7月1日にはJR中央線の三鷹~国分寺間で下り線が高架に切り替えられる。こちらも長きに渡る懸案事項。開かずの踏切の解消はまだかかりそうだが、とりあえず待ち時間は減ることになる。考えてみると身の回りでたくさんの工事が行われている。我が家の近所でも都市計画道路の新設及びトンネル化の工事が進んでおり、これが開通すると車の流れが大きく変わることが予想される。便利になることは確かだけれど、地元の特に子どもたちにとっては危険が増えることにもなるから複雑だ。身の回りの経年変化は実は結構あるものだ。毎日暮らしていると、時間の流れのトリックがありあまり気付かないが我が家の周りでもここ数年で道も変わっていれば、新しいマンションも建っている。インフラの整備に賛否両論あるのは当然だし、実際問題、効果と悪影響は常に背中合わせの存在だ。せめて経年変化を日々感じながら暮らしていこうか。良い結果が出ることを信じて。。。
2007.06.23
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パシフィコ横浜で開催されていた全国測量技術大会2007が閉幕した。最終日は終日測技協主催の測量調査技術研究発表会へ。発表の内容は年々レベルが上がっているように感じる。以前に比べて目的意識が高いというか。。。今日の技術発表もどれも素晴らしいものだった。惜しむらくは午後の安心・安全ワークショップか。基調講演をお願いしていた群馬大の片田敏孝先生が体調不良により急遽キャンセル。もちろん、司会進行の工夫やその他の発表者の内容の充実もあって、体裁上は無事に終了したし、それなりの成果も感じられた。ただ、発表者はいずれも測量業界の人間。災害情報学会でリーダー的存在である片田先生の減災へむけた独特の視点や忌憚のない意見が頂ける貴重な機会が失われたのは業界としては痛いのかもしれない。実際、先生であれば今日の発表者の皆さんとはかなり違う視点で話をしていたように思う。そのことについては、また次のチャンスを待ちたい。さて終わったあとは会場の片隅で懇親会に飛び入り参加(いわゆるタダ飲み・・・)こんな時でもないとなかなか会えない関係者も多いのでそれは有意義な時間だった。そしてさらに濃いメンバーで中華街へ繰り出したのだが。。。あ~明日は二日酔いか?(笑)
2007.06.22
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パシフィコ横浜で開催されている全国測量技術大会2007へ。今日のメインイベントは東京大学空間情報科学研究センター長である柴崎先生の特別講演。題目は「地理空間情報が拓く地域・生活イノベーション」会場は満員の盛況だった。話の内容は地理空間情報活用推進基本法(NSDI法)のキモの部分とその波及効果、さらには地理空間情報の未来、空間情報ビジネスの未来といったところ。法律が施行されるからにはそれなりの「責務」が発生するというくだりが特に印象的だった。いまだ全貌が見えない基盤地図情報の話もかなりの時間がさかれた。整備の方法から更新の担保、国・地方公共団体・民間の役割分担など課題の部分もまだまだ残っている。法整備がされ、基盤地図情報の存在が担保されることで地理空間情報の未来は大きく変わってくるだろう。特にビジネスという側面で考えればビジネスモデル自体が今までのものとは違ってくるのかもしれない。サービスとしての測位精度の向上や地理空間情報の更新はその代表例になるだろう。もちろんこうしたベースには確かな技術が必要になるが、高い技術を活かすための仕組み作りもまた不可欠になる。まだしばらく色んな変化が続くだろう。食いっぱぐれないように頑張らねば。。。(笑)ところで同時開催の写真測量学会学術講演会も例によってかなり面白い。今日のALOSを中心とした衛星セッションは内容的にも満足。
2007.06.21
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日本地図センターがマップリーダー制度を立ち上げた。地図の普及啓発を目的とした資格で、対象は教育者や地図販売に従事してきた人や地図に関する著作がある人など。基本的には講習を受けることで認定される。また地図力検定試験で好成績を収めれば上級リーダーとしても認められる。地図の普及啓発は必要なことだし、そのために何らかの資格を設けることもひとつの手段ではあると思う。ただ、この資格がどれほど世の中に認知されるのかが重要な問題だ。測量士のような国家資格や、技術士のように世の中に広く認められている資格は有用だが、せっかく苦労してとっても有効性があまりないのではちょっと気持が萎えるかも(笑)そういえば測量系CPDも講習会や研修会ではさかんにうたっているものの実際のところ有効に活用されているのかどうか、ちょっと疑問だ。さらに、日本測量協会は独自に測量技術の認定試験を行っているが、こちらも現時点では有効に活用されているとは言いがたい。受講料はそれなりに高いし、受講内容もレベルは高いとは思うが、その成果があまりメリットとなって帰ってこないのはちょっと残念。昔はそれなりに有用な認定だったんだけど。。。さらに凄いのが、空間情報総括管理技術者の資格。受験資格として技術士と測量士両方が必要で、さらに空間情報関連業務に15年以上従事しており、主任技術者を2回以上経験していること、とある。これは凄い資格だ。受けるための資格がすでに敷居が高いし、実際創設から2年間の合格者はいずれも測量業界の超実力者ばかり。しかし、その一方でこの資格が有効に使われているという話はまだ少ない。今後地理空間情報のコンサルティングの需要が高まると活躍の場は訪れるのだろうが、認定しているのが日本測量協会であることから業界の外側には認知されにくい。世間一般にいかに資格の有用さをアピールしていけるかが協会が早急に対応すべきミッションだろう。実際、規制緩和や標準化の波はどちらかと言えばスペシャリストを排除する方向に動いている。公共のインフラを整備する上で高度な技術が必要不可欠であることを、今後業界を挙げて大いにアピールすべきではないだろうか。さてさて、話をマップリーダーに戻すが。。。同じように普及啓発は大命題だが、資格としてはちょっと弱いかも?もちろん、勉強のために講習を受けてみるのは、有りだ。
2007.06.20
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日曜日に地元の府中市総合体育館で「ボールふれあいフェスタ」なるイベントがあった。これは府中市をホームタウンとするクラブチームが合同で開催する子どもたちとのふれあいイベント。子どもたちにしてみると憧れの選手たちと一緒に遊べるわけだし、地域密着を謳うクラブスポーツにとってもとても大切な機会だ。参加したのはFC東京(サッカー・バレーボール)NECブルーロケッツ(バレーボール)サントリーサンゴリアス(ラグビー)東芝ブレイブルーパス(ラグビー)トヨタ自動車アルバルク(バスケットボール)府中アスレチック(フットサル)FIRE FOX FUCHU(フットサル)FUTURO(フットサル)近年日本一を二分しているラグビーの両チームをはじめ、ほとんどのクラブが何らかのタイトルを手にしており非常にレベルが高いスポーツの町であることに改めて驚いた。これだけハイレベルなクラブが集まる町は他にないのでは?こういう地域密着系のイベントがあると市民の郷土愛(?)を呼び起こすきっかけになる。みんなが地元のクラブに誇りを持って子どもたちがスポーツを楽しむ暮らしはある種の理想でもある。Jリーグが日本のプロスポーツの世界に初めて「地理空間」的概念を持ち込んだのはよく知られるところだが、(プロ野球はどちらかと言えば大都市型興行で、スポーツフランチャイズはむしろ営業権の意味合いが強かったため)それ以前にもアマチュアスポーツではこうした考え方は存在していた。大相撲での郷土力士の活躍を喜んだり、高校野球で県代表校を応援するのはこのような地理空間的概念がスポーツに入り込んでいた好例だろう。イベントをきっかけにますますクラブと地元の間にいい関係が育っていけばいい。地域スポーツ普及のリーダーシップをとるのがこの町であったら市民としてこんな嬉しいことはない。
2007.06.19
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国土地理院が硫黄島の呼称変更を発表した。これまでの呼び方であった「いおうじま」から「いおうとう」へ変更するというもの。つれて2万5千分1地形図の図名の読み方も「いおうじま」から「いおうとう」へ変更された。「いおうじま」の呼び方は元々海軍が使っており、米軍がそれを取り入れたもの。最近では映画「硫黄島(いおうじま)からの手紙」のヒットにより、「いおうじま」という呼び方が定着していたがもともと旧島民は「いおうとう」と呼んでいた背景もあり、小笠原村から国土地理院に地名修正の要望が寄せられ、国土地理院と海上保安庁海洋情報部で構成する「地名等の統一に関する連絡協議会」で検討を続けてきた結果、6月18日の協議会で「いおうとう」に変更された。映画のイメージもあってか「いおうじま」の方がゴロがいいような気がするが。。。まあなれの問題か(笑)ちなみに硫黄島は現在でも隆起を続ける火山島で海上自衛隊の航空基地が設置されていることから無人島ではないが民間人は住んでいない。
2007.06.18
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週末の度にヤボ用で色んな町を訪れるのだが。。。今日は行徳。かつては自分の弟が住んでいたこともあってちょくちょく訪れていたのだが、何と今回行徳駅に降り立ったのは10年ぶり!行徳は江戸時代は塩田があって栄えた町で昭和30年代の大合併時に市川市に編入された。とは言うものの市川市の中心地へは地理的にも江戸川を越えなければならないことからあまり強い結びつきが感じられない。東西線が交通の主力であることもあいまってむしろ浦安エリアと言うほうがしっくり来る。旧街道沿いは古くからの集落の様相を呈しているが、駅周辺は近年発展したイメージが強い。実際駅前は10年前とはずいぶん違うように感じた。それでも周辺人口が多いことから大型店をはじめ、ショッピングゾーンは充実している。都心からの距離を勘案すると、住宅物件の相場もリーズナブルだ。思えば、東西線で隣接する妙典駅は出来てまだ間もないし反対隣の南浦安駅も後から設置された駅である。近年の急速な人口増加ぶりを象徴している。それでも今日話をした人のほとんどがこの土地が埋立地であることを認識していた。「昔はザリガニを取りに来たよね」みたいな。。。(笑)ベッドタウンとしては今後ますます発展していくことになるだろう。行徳の地域像のひとつとして、塩田があったことは伝え継いで欲しいなぁ。街マニアとしては(笑)
2007.06.17
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6月にしては珍しく富士山が見える朝だった。梅雨ながらも好天に恵まれたのと、日頃の運動不足解消のためウォーキングに出かけた。(と言ってもただの散歩だが・・・)暑さでだいぶ汗をかいて身体が絞れたはずだったがあまりにも喉が渇いてビールで元に戻ってしまった(笑)さてさて、歩いたのは近所の緑道。樹木も多いし、歩くにも自転車で走るにも快適な緑道だ。ここはもともと水路があったところを暗渠にしている。ところどころせせらぎをイメージした親水公園のような感じになって子どもが水遊びをしているが、それ以外にそこが水路であった形跡は見出せない。(たまに橋名が残ってたりはするが・・・)昔から住んでいる人はともかく、比較的新しい住人の皆さんはここが川だったなんて知らないんだろうな。でもこういう土地は周囲より低く、水が集まりやすいため、ひとたび大雨が降ると浸水しやすい環境なのだ。実際に川が流れているのが目に見えれば大雨の時は用心するのだろうけど、暗渠の場合その土地が浸水しやすいという事実が認識されにくくいざというときの避難行動が遅れる可能性も否定できない。市の広報や学校なんかで教えればいいんだろうけど、ネガティブなイメージで捉えられることは回避する傾向があるので実際には難しいのかも。散歩コースとしては本当に快適な緑道なんだけどなぁ。。。
2007.06.16
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先ほど放送されたタモリ倶楽部(テレビ朝日)でまたまた測量ネタ。今回は目黒川の段丘崖にかかる坂の高低差や角度を測量して検証するといういかにも坂好きのタモリ氏らしい内容。過日の放送で月刊測量を紹介した回に続いて日本測量協会が協力、お馴染みの瀬戸島氏が解説を加えたほか、トータルステーション担当で三明氏、さらには国際航業の若手のホープである丸山氏も出演を果たした(笑)三明氏のさわやかなキャラクタならこのまま出演を重ねれば測量界のアイドルになることも可能か?(笑)そして「測量界の健康優良児」丸山氏(失礼!)よりも伊集院光氏がさらに大きかったことにもショックを受けた(笑)冗談はさておき。。。(?)こうした番組で測量が取り上げられることは業界にとっては意義のあることだ。冒頭で最新の測量技術として航空レーザ測量が紹介されていたし、今回の測量成果を検証する際の地形表現なども工夫されており、何かと地味な測量という作業が確かな「サイエンス」であることを感じさせた。まだまだ続編がありそうだ。そうなることを楽しみに期待したい。
2007.06.15
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とうとう関東地方が梅雨入り。じめじめとした季節は好きではないが、この時期があるからこそ夏が盛り上がる(笑)やはり季節感は重要だ。さてさて、季節感をストレートに感じられる地図と言えば天気図につきるだろう。天気予報は隠れたヒット番組だから何だかんだみんなが最も良く目にする地図かもしれないし。気象は地球の営みが地理空間に与えている絶対的な条件であり、ケッペンの気候区分に見るようにそれぞれの場所で毎年おおむね規則的な天候が現れる。日本には四季があるので、特に「季節感」を体感する機会は多い。そして季節感は体感だけでなく、耳や目からも感じることが出来る。毎日のように天気予報を見ていると、季節の慣用句が自然と耳に入ってくる。「西高東低の気圧配置」「寒気の噴出しに伴う筋上の雲」「移動性高気圧が日本付近へ進み」「梅雨前線が北上し」「台風○号は日本海に抜けて温帯低気圧に変わり」などなど。一見専門的な内容だが、天気予報を見慣れているから耳に馴染んでおり、こうした言葉の響きに季節を感じたりもするのである。同様にして、目で季節を感じるのが天気図。本格的に等圧線を読むとなると熟練が必要だろうが、冬型の気圧配置や梅雨前線の動き、台風の北上などはある意味定型的で、毎年繰り返すことで何となく季節ごとの等圧線の形が脳に刷り込まれて目で季節を感じることが出来るようになる。天気図に表されている等圧線は目で季節を感じるための刹那的な地理情報なのかも知れない。
2007.06.14
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地形図や空中写真の販売でお馴染みの日本地図センターのサイトにクイズ:ここはどこでしょう?なる企画がある。任意の町の地図を見てその都市名を当てるという極めてシンプルなクイズ。クイズの地図には行政界や鉄道、道路、河川と伏字を使った微妙な地名(笑)記されており上級者はノーヒントで、初級者は様々なヒントを見ながら都市名を当てる。ほぼ週1回のペースで出題されて今週が第174回。何気に自分はこの手のクイズが大得意。現在169勝5敗の好成績(笑)もちろんノーヒントで。間違えた回も、市町村合併で変わった都市や誤って隣の町を答えたケースなどそれなりに惜しかった(笑)これはこれで特技だとは思うのだが・・・人に自慢する以外仕事上は何の役にも立たないよね。。。
2007.06.13
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ユーザの利便性を考慮して世の中に流通する製品は規格化(標準化)の道をたどる。地理空間情報についても例外ではなく、ISO/TC211の国際標準(案)を基にJIS化が策定され地理情報標準が定められ、さらにより実用的な地理情報標準プロファイル(JPGIS)が作成された。この標準はデータの設計、品質、記述方法、仕様の書き方等のルールを定めたものだが、特にデータの記述方法については、かつてビデオの規格をVHSとベータで争ったように水面下ではそれなりの綱引きが行われている。特に大きいのが事実上のデファクトスタンダードの存在だ。地理情報標準に準拠するデータの記述はXML形式がうたわれているが、実用上はESRI社のArcViewのフォーマットであるシェイプファイル(SHP)が幅を利かせている。実際GISにおけるESRI社の影響力は強く、毎年サンディエゴで開催されるユーザカンファレンスは世界中からユーザが集まり1週間にわたって開催されるビッグイベントである。こうしたことからGISの世界ではシェイプファイルがデファクトスタンダードとなっており、ほとんどの市販のGISソフトウェアがSHPとの互換性を保持している。また、もうひとつの動きとして、GoogleEarthのデータ形式であるKMLの存在が無視できない。こちらはXMLベースであるが、GoogleEarthの大ヒットとともにさまざまなKMLに関する解説書が出回った経緯がある。SHPもKMLも仕様が公開されていることからソフトウェアの開発グループも積極的に利用することで相乗効果を導き出している。さらにこうした民間主導のデファクトスタンダードは別に、公共測量成果としてのDMファイルやCALS/ECの電子納品要領で定められたSXFの存在もあり、多種の成果の混在が実際のところ現場でも混乱を招く要因となっている。まあそれはそれとして、国として定めた標準がある以上、市販のGISソフトウェアは今後JPGIS準拠データに取り組むことになるだろう。しかしながら、ここで重要なのは主役であるユーザの立場である。そもそも互換性がないことで不自由な思いをするのはユーザであるし、ユーザあっての標準化であるはずである。もしかして最近の標準化の議論は様々なグループの利益主導でユーザが置き去りになってはいまいか?地理空間情報は不特定多数のユーザが利用することを前提に今一度考えてみる必要があるのではないだろうか。
2007.06.12
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「地図って空から作るんですよ」と言うと意外に思われることが多いが、現在地図はほとんど空中写真から写真測量によって作成されている。空を飛べなかった伊能忠敬の苦労が偲ばれる訳だが。。。つまり飛行機の発明は地図にとっても大きな貢献をしたことになる。思えば地図を作るには測量士の資格を問われるが、操縦士や撮影士がいないと作れないことも忘れてはいけない。そして最近はプラットホームが空から宇宙へ広がりつつある。衛星画像やリモートセンシングによる地図作成である。近年普及しつつある高解像度衛星画像は地図製作にとって欠かせないソースとなりつつある。特に、地図更新時における経年変化抽出のためには効率的にくり返し画像を取得することが必要であることから衛星画像が重宝される。GoogleEarthのヒットもあって、一般のユーザの間でも衛星画像に対する関心は高く「衛星画像から地図を作る」行為自体が神聖化されつつある(←ちょっと大げさ・・・)。でも図化のためのソースを空や宇宙から撮影したとしても画像に写っていないものは地図に落とせない。樹林の中の細い道しかり、行政界しかり、そして属性情報(文字情報)はもちろんである。つまり、どんなに空からのデータ取得技術が進んだとしても現地調査を抜きにして地図は成り立たないということである。人の力はまだまだ必要なのよ。ね。
2007.06.11
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関東地方は昨日から今日にかけて激しい雷雨に見舞われた。季節の変わり目でもあり、ここのところ大気の状態が不安定になっていて我が家のすぐ近所でも先週自転車で走行中の男性が落雷を受ける事故があった(幸い命に別状はなかったが・・・)ところで今日テレビの気象情報を見ていたら、雨量メッシュとともに落雷の分布を示す図が出てきた。自分は気象の専門家でもなく分からないことが多いのだが、落雷のポイントはどうやって収集しているのだろう?またどのくらいの精度を持っているのだろう?確かに雲ならレーダーで分かる。雨量メッシュは高密度で配置されている雨量計から取得できるし雨量計の密度か不十分なら内挿補間も可能だろう。しかし落雷はポイントなのでその取得方法が難しそうだが。。。何かセンサーが設置してあるのか?いやいや、分布図では海上にもかなりポイントがあったのでそうではないだろう。この仕掛けと精度を知っている人がいたら是非教えて欲しい。。。もしも落雷のポイントがそれなりの精度で分かるとすればGISにのっけて色々解析してみたいと思うのは地図屋の性なんだろうか(笑)
2007.06.10
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ヤボ用で越谷へ。自宅がある府中から電車で埼玉・茨城方面へ出る場合、都心経由と武蔵野線経由の選択肢がある。行きは別件で寄るところがあったので必然的に都心経由。そして帰りは混雑が嫌だったので武蔵野線経由。距離はともかく、時間的には後者が断然速い。車の場合でも似たようなケースがある。東京を横切って動く場合、出来れば都心環状線はは通りたくない。距離的には近くても、よほど運がよくない限り混雑を回避することが出来ないからだ。ところが、現状では一般道経由しない限り、東名・中央道方面から東北道・常磐道方面へは抜けられない。中央環状線、外環道、圏央道。これらが開通することで、初めて都心をバイパスする機能が実現することになる。6月23日に圏央道の八王子ジャンクションが開通する。これで中央道と関越道が結ばれることになり、この方面の時間が大幅に短縮される。年度内には首都高中央環状線の新宿線が開通する予定で、これにより中央道方面から東北道・常磐道方面の時間短縮が実現する。急がば回れ。この言葉が正しさが、いよいよこれらの迂回ルートの開通で証明されることになる。それにしても武蔵野線。。。夜は本数少なすぎだぞ!(笑)
2007.06.09
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マイクロソフトが新製品「Microsoft Surface」を発表した。マルチタッチスクリーンのテーブル型PCで手で直感的に操作できるインターフェイスが衝撃的。いままでのタッチパネル型インターフェイスはほとんどの場合ポインタを手で動かすイメージで、あくまでもマウスが指に変わっただけという印象だったが、今度のインターフェイスは指の動きが日常の動きそのものでオブジェクトに対する操作もかなり直感的でよりユビキタス感が強調されている。複数の接触を感知することができるため、対面の人とのコミュニケーションを阻害することなく自然な操作が出来る。とここであれこれ説明するよりも、デモ体験がお勧め。http://www.microsoft.com/surface/さてさて、こうした未来的なインターフェイスが登場すると今後GISのあり方も大きく変わってくることが予想される。たとえGISの機能が今のままだったとしても、複数の人がテーブルを囲みながら地図をはさんでコミュニケーションをとれることが出来るのは大きい。現在紙地図と比較したGISの最大の弱点はそこだと思っていたので。さらに、いずれこうしたコミュニケーションに見合った機能が開発される日もそう遠くはないだろう。楽しみなような、地図屋としては少し怖いような。。。
2007.06.08
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カーナビが普及して久しい。今時はタクシーですら通常装備されていて驚くことがある。昔はタクシーの運転手はすべての道を暗記しているのだと思ってたが(笑)カーナビが定着する以前はほとんどの車にロードマップが積んであったものだ。運転しながら地図を見ることは出来ないのでロードマップを見ながらナビするのは助手席の仕事。カップルの場合、男性が運転して助手席の女性がナビという図式がデフォルトだろうか。それでもって道を間違えてケンカするのも良く見られた光景だ(笑)ロードマップの使い方だが、大きく分けて二通り。車の進行方向に合わせて地図をくるくる回すパターン、一方が地図は回さず頭の中で進行方向に合わせて変換する方式である。昨今のカーナビのあり方を見ていると前者が圧倒的に多い。進行方向に合わせて地図が回転するのは今の標準だ。だけどロードマップでこれをやると結構目が回る(笑)人間の頭に磁石がついているわけでもないので、地図を回すにも脳内で何らかの変換をしていることになるからだ。で、そのうちにやっぱり分からなくなる(笑)自分の友人はこれだけでは飽き足らず、自分の爪に進行方向を示す矢印を描いていた(笑)今では助手席がナビをするにしてもカーナビや携帯の助手席ナビが当たり前。ロードマップの時代は終焉を迎えるのだろうか。それでもたまに助手席で地図を回しているカップルを見ると微笑ましくもある。だってパートナーと一緒に道を探すなんて人生そのものじゃないか(笑)人生を正しい方向へを導いてくれるカーナビなどないのだから。。。
2007.06.07
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地形の模型を作成している工場を見学した。いや~リアルだ。凄い技術だ。ウレタンをDEMに合わせて削ることできれいに地形の凸凹が出来上がる。あとはオルソ写真や現地写真をもとに道や川や建物を入れ植栽をほどこし(これがまたリアル・・・)地物の名称を入れる。良く見る鉄道模型のジオラマを髣髴とさせる。いや~リアルだ。凄い技術だ。地図や写真はDEMを使って地形を表現したとしてもいわゆる擬似3次元。一方こちらの凸凹模型は本当の3次元。触ってみると実感が湧く(笑)世の中にはこんな技術があるんだなぁ。地図屋の仕事と作る内容は似ているが技術は全然違う。自分などプラモデル作るのさえ苦手だったから。。。
2007.06.06
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測量・GIS大手のパスコが延期になっていた衛星TerraSAR-Xの打ち上げが6月15日に決まったことを発表した。TerraSAR-Xはドイツの衛星で官民連携事業として日本での画像独占販売権をパスコが取得している。SAR(合成開口レーダー)に特化した衛星で、地表分解能最大1mという優れもの。2006年4月に打ち上げ予定だったが延期されていた。SARと言えば、これまでは地殻変動の観測などに使用されるのが主流だったが、パスコではSARを使った地図更新も視野に入れて様々な研究成果を発表してきた。光学系などの受動型センサと比べると天候に左右されにくく、また昼夜を問わずデータが取得できるので地図更新技術に大きな変革をもたらすことが期待できる。ただ、打ち上げが延期になっていたように衛星ビジネスはリスクも大きい。何しろ打ち上がらないと何も始まらないわけだから。そう言えばわが国のALOS(だいち)も延期延期でやっと昨年打ち上がった。ほとんどの場合ロケットの不具合で延期されるのだが、長く延期が続くと搭載センサが他の衛星と比べて相対的に劣る結果となる可能性もはらむ。反面、この打ち上げが成功すれば、パスコは国内のSAR技術で大きなアドバンテージを得ることが出来るわけだ。果たして結果は吉と出るか、打ち上げは迫っている。まずは注目だ。
2007.06.05
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地図が紙メディア中心だった頃には「縮尺」と「サイズ」が地図を選ぶ際の大きな要素だった。縮尺が大きければ地図は詳しいが1枚あたりの範囲が狭い。かと言って同じ縮尺のまま範囲を広げようとすると紙が大きくなる。従って自然と持ち運ぶ際の利便性(サイズ)と縮尺を勘案して地図を選ぶことになる。現在はGIS全盛。ディスプレイ上で拡大縮小が自在である電子データには「紙の大きさ」とか「縮尺」とかいう概念が当てはまりにくい。そのかわりに「縮尺レベル」という言葉が使われる。2500レベルとか25000レベルとか言うアレである。世の中に出回っているデータで全国を網羅するものとしては25000レベルが最もポピュラーだ。カーナビデータなどもほとんどがこの縮尺レベルと言ってだろう。そしてこれらのデータのベースになっているのは2万5千分1地形図。2万5千分1は紙地図時代にも主役だったが、GISの時代においても25000レベルデータの需要は高い。一方、紙地図時代にはユーザが多かった5万分1地形図はGISでは振るわない。これは拡大縮小が自在であることの弊害で、25000レベルデータとの住み分けがしずらいことによる。冒頭に書いたように、紙地図では「縮尺」と「紙の大きさ」のバランスが重視されたことから、自転車乗りの人たちの間などで5万分1はかなり使われていた。ところがディスプレイで地図を見る際に5万レベルというのはあまり需要が高くない。25000レベルデータでそのまま不都合なく代用できてしまうのである。その他の縮尺においても、かつてはサイズとのバランスが重要だったが、現在は縮尺レベルとしての独自性・独立性がGISデータの価値を決めているのかも知れない。今後GISデータの縮尺レベルは現在の住み分けが淘汰され、独自の縮尺レベルの段階が決められていくだろう。あるいは、「地図データはマルチスケール」なんて時代ももうそこまで来ているのかも。5万分1は丁度いいサイズと縮尺だったんだけどなぁ。。。
2007.06.04
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今日静岡のエコパでキリンカップサッカー、日本代表対モンテネグロ代表の試合が行われた。試合は日本が中澤と高原のゴールで2-0と快勝。そして試合同様に注目だったのがモンテネグロのサッカー。旧ユーゴスラビアなのでサッカーのレベルが高いのは分かる。90年W杯でもその実力は実証済みだった。後にクロアチア(98年W杯)やスロベニア(00年欧州選手権で活躍)が独立後も実力を発揮、そしてボスニア・ヘルツェゴビナやマケドニアの独立以降も新ユーゴスラビアは強かった。後に国名はセルビア・モンテネグロに変わり、そしてセルビアとモンテネグロに分かれた。果たしてどこまで強いんだろう?そんな興味があった。今回は敗れたものの、やはり強豪国のプライドみたいなものは感じることが出来た。さて、どうもサッカーと地理は欠かせない関係にある。日本でサッカーが市民権を得て以来、様々な国際試合が行われ、その多くはTV中継され、高い視聴率をとった。アジア予選ではそれまで知らなかったような国が次々と登場する。特に中東諸国、例えばサウジアラビアやイランはもちろん、クウェート、カタール、バーレーン、UAE、オマーン、シリアなんて国が次から次へと現れる。つれて、その国の国民性も垣間見れる。中央アジア諸国のウズベキスタンやカザフスタンあたりもおなじみだがサッカーがなければあまり知ることが出来なかった国かもしれない。W杯本選にも様々な国が出てくる。元々強豪である南米あたりでも、ウルグアイやパラグアイ、コロンビアなどはサッカーで大きく名を広めたように思う。都市名についても、そこにビッグクラブや日本人が所属するクラブがあれば印象が強い。かつて中田英が所属して有名になったペルージャをはじめ、グラスゴー、ル・マン、バーゼル、グルノーブルあたりは最近名が売れている(笑)もちろん、国内のJリーグも例外ではないだろう。Jリーグに加盟しているクラブは必ずしも大都市にあるとは限らず鹿島や磐田、鳥栖や平塚あたりはずいぶん名前を売ったように感じる。こうした世界の国々の国民性や、各都市の空気がサッカーを通じて日常の中に入ってくるとすればそれは地理教育の大きな一歩になるはずである。教科書には載っていないそこに暮らす人々の本当の姿が案外スタジアムで垣間見れたりするものだ。あっ、もちろん良くも悪くもだけど(笑)
2007.06.01
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