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誰かを雇おうとするときには誠実さ、知力、実行力という三つの資質に注目すると良い。中でも一番重要なのは『誠実さ』である。なぜなら、不誠実な従業員を雇った場合、知力と実行力はあなたを窮地に陥れるからだ。(ウォーレン・バフェット 投資家・実業家)「史上最強の投資家 バフェットの教訓」より「誰か」「従業員」を「政治家」に置き換えて読むと興味深い。バフェットの教訓 \1575
2010/01/27
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☆まず、タイトルは記事の内容を強調したもので、ブックオフコーポレーションを非難したり貶めたりする意図ではないことをお断りしておきます。記事を読んでいただければ、私が浅慮ながらブックオフ(というより古本業界全般)の繁栄を願っていることをご理解いただけるかと思います。-------------○5万円の本、大手古本チェーン店で600円・・・一昨年だったか、部屋を整理していてたくさんの本が出てきたので、古本屋に売りに行くことにした。小説から雑誌まで50冊あまり、購入価格にして5万円以上はあったろう。まず、近所に新しくできた古本大手チェーン店にもってくと驚きのスピード査定と超低評価だった。査定時間はたった10分ほど、買い取り価格は600円足らずだった。経験上、数千円と踏んでいた私は、あまりに安い査定にも驚いたが、査定明細を見てさらに驚いた。なんと!!私の本は状態・価値や相場価格などお構いなしに、種類とサイズだけで査定されていたのだ!?たとえば新書・B6サイズなら全部10円、単行本マンガは全部5円という具合だった。さらに、古い本は「買取不能」となっていた。絶版になっているとはいえ、ヤフーやAmazonならプレミア価格で売れる本なのに・・だ。対応してくれた20代とおぼしき店員は「処分されるのなら引き取りますが・・・」という。タダで引き取って売るのは目に見えていた。その時、古本チェーンで最大の成功を収めているブックオフが、こういった「超簡易査定法」を作って、アルバイトにも古本の査定ができるようにし、日本最大手の古本屋になった理由が実感として分かる気がした。仕入れ(原価)が安く、販売価格がそれなりなら利益率は高くなる。-------------○小さな古本屋で600円→10,000円に買取額アップだが、ビジネスモデルに感心しても、買取価格があまりに安いのはもちろん面白くない。大手チェーン店を出て、段ボールいっぱいの本をまたトランクに載せ、町の小さな古本屋に持っていった。店主のお爺さんは「数が多いからちょっとお時間を頂きます。よかったら、お電話しますから後日いらしても・・」と言った。私が「いや本も見たいので」というと「では、立ち読みでもして待っていて下さい」と言って、本を一冊一冊めくりながら丁寧に査定を始めた。私はお目当ての小説を探しながら、こんな小さな店なのに、先ほどの大手チェーン店と同じ本(その時は海堂尊や伊坂幸太郎の本が目に付いた)の値段が安いことが不思議だった。あと、比較的最近の本やベストセラーに混じって、レアな本、古い本などが多いことが大手チェーンと違うと感じた。30分ほどしただろうか、店主が私を呼んだ。「珍しい本もあって、本当はもうちょっと頑張りたいのだけど、不景気なのでこの値段でお願いできませんか?」お爺さんから申し訳なさそうに提示された価格は10,000円を少し超えていた。先ほど「買取不能」とされたレア本には500円の値段がついていた。その他、稀少で状態のよい本ほど高値がついていたのが、買取価格を押し上げたようだった。(私は昔買った本でもブックカバーをあまり外さず、本棚でも日焼けしない)同じ本を持っていって、600円から10,000円にアップなのだから、断る理由はない。快く本を売って、そのお金で、新しく数冊の古本を買って帰った。-------------○良心的な古本屋が一軒、また一軒・・この経験の後、私はつくづく思った。「二束三文の本はチェーン店に、価値のある本は古本屋に持っていこう」と。その後も、マンガや中古で買った安い本はまとめてチェーン店に「捨てに」行き、ハードカバーや状態がいい本は古本屋に持っていった。幸い、大手、個人店どちらも近所にあるので、私は随分得な売買をできたと思う。余談ながら、Amazonで本を売るということもやった。これは、それなりに高値で売れるのだが、毎日PCを開いているわけではないので、注文メールに気付くのが遅くなり、相手に迷惑をかけたことがあり止めてしまった。さて、私の本を高値で買い取ってくれた古本屋が、去年いっぱいで閉店した。本の価値をよく分かり、マンガも大衆誌もハードカバーも、的確に査定してくれる店だった。買うにしても大手チェーン店より安く、読み終わって手元に置いておくつもりが無ければ、売値の1/3~1/5の価格で再買取してくれる、有り難い存在だった。店主がご高齢だからという理由だったが、稼業を引き継ぐ人がいなかったのか?なんにしても、とても残念だ。-------------○古本の価値がどんどん下がっている?さて、私がこの記事を書こうと思ったきっかけは「書店数が10年で29%割減少、県によっては半減」「本の販売、2兆円割れ確実。20年前の水準に」という報道(ともに朝日新聞)を知ったからだ。原因は活字離れ、週刊誌など雑誌の不振、Amazonなどネット書店の台頭、大型店舗への集約化などいろいろ指摘されている。これは通常書店の話で、古本屋の場合はまた少し事情が違うが、好ましいことではない。古本屋については(個人的な推測の域を出ないが)「古本市場のデフレ化」が進んでいる気がするのだ。デフレとはいうまでもなくモノの価値が下がることだ。実感として、ここ数年、古本の買取、販売価格とも下がり、体力のない町の古本屋さんがバタバタと倒れている。そればかりか、快進撃の出店を続けてきた大手チェーン店も、古本デフレに苦戦を強いられている様子だ。古本最大手チェーンのブックオフコーポレーション(3313.t)の売上高は、ここ10年間まったくの右肩上がりで2002年246億円から2009年605億円に倍増している。しかし、ブックオフが全国展開を加速する中、純利益は近6年、10億円前後でうろうろしている。つまり「売上は上がったが、いっこうに儲かってない」のだ。(私はいまのブックオフの株はとてもじゃないが買えない・・)-------------○古本業界も読者もみんな損する「古本デフレ」そこで元の話に戻る。古本業界の不振原因はいろいろあろうが、私は一つに古本の価値が下がった・・・デフレ化しているのが原因だと思う。私の想像話を、本に限定して、シンプルに言えばこうだ1.大手チェーン店が古本相場を下げる(買取価格、販売価格ともに下げる) ↓2.これまで高値買取してきた古本屋が経営難、倒産 ↓3.大手チェーン店に古本が集まる、買取価格さらに下がる ↓4.古本の買取で、新しい本を購入していた消費者の財布が寂しくなる ↓5.消費者が新刊、古本ともに購入しなくなる ↓6.大手チェーン店はさらに販売価格を下げる、利益を出すために買取価格も下げる ↓ 1に戻るまるで、古本のデフレスパイラルのような格好だ。この古本デフレが終わらず、古本相場が下がったままだと、体力のない町の古本屋はバタバタ倒れ、大手チェーン店も自ら首を絞めるごとく大手同士の削り合いで苦しくなる悪循環だろう。しかし、逆風の中でも、地域の人に信頼され、適正価格の買取で頑張っている町の古本屋さんがまだ残っている。私は、こういった「町の古本屋さん」が業界も消費者も苦しめる古本デフレ打開の鍵を握ると思う。-------------○賢明な消費者が古本デフレを止める古本デフレは手持ちの本の価値も下げる。それは、あなたの資産価値が下がるということだ。当然だが、古本デフレで、古本を多少安く買うことができても、高く売ることができなければ、トータルで損をしている。・街の本屋で本を500円で売り、400円の古本を買えば+100円。 さらにその本を200円で売れば+300円。・大手チェーン店で本を50円で売り、400円の古本を買えば-350円 さらにその本を50円で売ると-400円。同じように本を売り買いしているのに、方やプラス、方や大幅マイナス。同じ古本屋でも随分な差がつく。これが現実だ。なのに、私たちがこういった当たり前の「損」に無頓着になってしまうのは、本を買う→売るの間に時間的ギャップがあるため、なかなか大損に気付きにくいからだろう。これを打開する根本的解決策は一つしかない。自他ともに得をする「賢明な消費行動」だ。本を読む人が、賢明な消費行動「高く売って、そこそこの値段で買う」を繰り返せばよい。大手チェーン店より町の古本屋さんの方が高いというイメージを持つ人も多いが、経験上そんなことはない、だいたい同じ値段だ。大手チェーン店の数倍、場合によっては10倍以上の値段で買い取ってもらい、別の古本を買えばいい。古本屋さんも儲かる、あなたはもっと儲かる。つまり、「本を売るならブックオフ」に恨みはないが、CMをもじって言えば「本を売るなら町の古本屋」「本を捨てるならブックオフ」ということだ。要するに、クズ本は一律査定の大手チェーンに、価値ある本は適正査定の町の古本屋さんに持ってゆく。結果的に、大手チェーン店は雑誌などの他、CD、DVD、ゲームソフトなども手がけ、量で商売するだろう。町の古本屋さんは、買取査定の強みを発揮し、大手には集まらない良書・レア本を集めて質で商売するだろう。このような棲み分けが作られ、さらに大手チェーンと町の本屋さんが穏便にけん制しあい、消費者は漁夫の利でお得な売り買いをする。(繰り返すが、大手チェーンでも個人店でも古本の値段は似たり寄ったりだ)これが、消費者にとって最も理想的ではないだろうか?本の適正価格が形成され、買値、売値の削り合いが終われば、古本デフレが終わり町の古本屋さんも大手チェーン店も業績が回復するだろう。もちろん、こんな単純な話で古本デフレが終わるとは思えないが、小さくない一石を投じることにはなるのではないだろうか。そして、それは巡り巡って人々の読書人生を充実したものにするだろう。全国古書籍商組合連合会古本店仲間古本店- Yahoo!電話帳
2010/01/26
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2ちゃんねるで韓国がまだ順調な経済発展を続けている(と思われていた)頃に、09年の韓国危機を予測した伝説の2ちゃんねらー・三橋貴明氏が、2010年参院選に立候補する。-----------MSN産経ニュース「猪口氏らを追加公認」 (2010.1.22) 自民党は22日、夏の参院選で、千葉選挙区(改選数3)に前衆院議員の猪口邦子元少子化担当相(57)、比例代表に元衆院議員の柴野多伊三氏(58)、作家で経済評論家の三橋貴明氏(40)=いずれも新人=など7人の公認を決めた。自民党の公認候補は選挙区32人、比例代表19人の計51人になった。3氏を除く公認候補は次の通り。(敬称略) 選挙区=宮城 熊谷大(新)▽福井 山崎正昭(現)▽愛知 藤川政人(新)、比例代表=赤石清美(新)-----------三橋氏ブログ 「新世紀のビッグブラザーへ」 ・「今日から」(2009.8.31)・「祭りの始まり 『ルビコンを渡れ!』」(2010.1.22)三橋氏ブログから引用「外国人参政権や人権侵害救済法など、日本の伝統や文化を破壊する法案には心底から反対。この種の法案の危険性を、日本国民に知らせようとしないメディアを許せない」「三橋貴明は2010年の参院選に出馬することを決心しました。但し、条件を一つ付けました。それは、非拘束名簿式(※)で全国から投票できる形での立候補が不可能な場合は、取り止めるというものです。なぜ「非拘束名簿方式」でなければならないのかといえば、それ以外に「全国の人に三橋貴明と名前を書いてもらう」手段がないためです」※ 非拘束名簿方式・・・政党名の変わりに、候補者の名前で投票できる方式。この方式であれば、従来の各党が決めた名簿上位議員(古参議員など必ずしも国民の信頼を得られていない者が多い)ではなく、有権者が選んだ候補者に票が入るため、望む候補者を当選させやすくなる。要するに、有権者が自分の支援する候補者を、より確実に当選させることができるシステム。参議院の"参議"とは、もともと貴族以外の士族・平民がなる官吏の役職名。旧・貴族院の生まれ変わりである衆議院より「国民代表の国会」の色が強いのもそのため。ネット社会というものがあるのならば、三橋貴明氏はまさにネット社会の「代表」だろう。私は今日(1/25)三橋氏ブログの「祭りの始まり 『ルビコンを渡れ!』」(2010.1.22)のコメント欄にこう書いた。-----------1045 ■「三橋貴明」という四文字の意義主義主張の根幹の部分でここまで共感できる候補者は他にいなかった。「三橋貴明」と書くことの意義は大きいと思う。有権者が、どのような意思をもっているかを自分に限りなく近いダブル(分身・代弁者)を指名することで、国政に投影することが可能になるからである。マスメディアは三橋貴明がいかに巨大な票を獲得したかを報じないかもしれない。報じないことが彼らの「言論操作」の一手段だから。だが、インターネットはありのままを報じる。貴ブログでも拙ブログでも報じる。大衆は知る、三橋貴明の勝利を。国政参加という言葉の意味を。旧態メディアが息絶え絶えであることを。眞鍋かとり 2010-01-25 01:56:16 -----------読み返すと、いささか入れ込みが過ぎるが、偽らざる本音である。民主党議員でもなく、自民党議員でもなく、「自分が選んだ議員」に投票しよう。自分と意見を同じくする分身を国会に送り込むのだ。そして、国民の方を向いていない政治家達の首をこっち向きに捻ってあげよう。非拘束GJ! これぞ国政参加!政治不信と言われて久しい。「三橋貴明」の得票数次第によっては、選挙の歴史が、政治が今年の夏に変わる。投票しようと思える議員がいることは、代表民主制をとっている国家においては、つくづく幸せなことだと思う。さあ、投票に行こう!
2010/01/25
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虚しい希望抱いた植民地・朝鮮[中央日報 2010.01.18 ]※赤字は筆者による要約1919年1月18日、第一次世界大戦で勝利した連合国の陣営は、敗戦した同盟国への講和条件を話し合うためパリ講和会議を開いた。 特に当時のウィルソン米大統領は、1917年、十月革命でロシアに社会主義体制がスタートすると、翌年1月、大戦の終結に向けた「14カ条の原則」を主張し、民主主義の陣営を自ら主導しはじめた。14カ条に含まれた「民族自決の原則」は、弱小民族と帝国主義陣営間の対立を世界革命の戦略に利用しようとしたボリシェビキ政権の民族自決権に取り組むためのものだった。 (第一次世界大戦後、民主主義・アメリカと社会主義・ロシアの対立が表面化し、アメリカは社会主義陣営に対抗するため「民族自決(独立)」を唱えはじめた)韓国はもちろん、植民地の諸民族が新たな強国に浮上する米大統領が宣言した民族自決を、独立の曙光(しょこう)がさしてくるものと受けとめた。しかし、ウィルソン大統領は植民地で利権を失うのを懸念する勝利国を慰めるため同条文についての立場を明らかにした。「自決権は、戦争の結果、国際的な考慮の対象となるドイツの植民地に適用される。民族を掲げ、不完全な諸国が講和会議に入場するのはよくない」。 これによって、大韓国人国民会(米国で結成された独立運動組織)の代表として同会議に出席しようとした李承晩(イ・スンマン)は、米政府がビザ(査証)の発給を拒否することにより出発すらできず、上海臨時政府の代表としてパリ入りした金奎植(キム・キュシク)も入場を断られた。 「朝鮮(チョソン 1392~1910)の問題はパリ講和会議の議題として上程すらできないだろう。列強のどの国もわざわざ朝鮮問題を取りあげて、日本の機嫌を損なうことはしないだろう」(「尹致昊日記」1919年1月18日)。その時、尹致昊(ユン・チホ)の予測通り、植民地・朝鮮の問題は検討の対象にもなり得なかった。 (朝鮮人は民族自決にあやかれると大きく期待したが、当のアメリカは独立は開明国に限ると明言し、朝鮮はそうでないと認識していた。実際、朝鮮代表は会議のテーブルにすら着けず、会議でも韓国のことは話題にもならなかった) 戦勝国の一員として講和会議に出席した日本の利益に直結する韓民族の自決は、与えるつもりもないものを、勝手にもらうつもりでいるのも同然だった。列強に独立を訴えた3.1運動(日本による植民支配時代の1919年3月1日、朝鮮全域に広がった独立運動)や1921年に米ワシントンで行われた軍縮会議が無為のものになってしまった後、民族主義の右派は帝国主義・日本と妥協し、経済と教育の分野で実力を養成すればいつか到来する国際情勢の変化により独立を得られるだろうと見通した。 (日本が戦勝国であることからも朝鮮独立が難しいのは当然だった。一連の運動が無駄に終わり、朝鮮が国際社会から独立国家としてふさわしくないと見られている事実を受け止めた民族主義の右派は、日本の力を利用していつか独立できるだけの国力をつけようとした)半面、社会主義の左派は、1919年8月、朝鮮の独立を保障した第2インターナショナル(社会主義者の国際組織)と、1920年、上海臨時政府に200万ルーブルの独立運動資金を約束した旧ソ連に希望を寄せた。1922年、1回目の極東人民代表者会議の出席者は、ワシントンの軍縮会議で西欧の列強が、朝鮮が求める独立に背を向けたことを猛烈に攻撃し、プロレタリア革命を夢見た。 (一方、社会主義の左派は朝鮮独立を約束した旧ソ連に期待し、革命を夢見た)冷戦崩壊以来、左派の夢が迷夢であるのは明らかになった。しかし、右派もその時、他国の力に頼って独立を獲得しようとした過ちを犯したのを否定できない。永遠な敵と同志がない「力の政治」が再び作動する現在。胸痛むかつての歴史が、恥部を映す鏡として迫る。 (冷戦が崩壊して振り返ってみると、旧ソ連に期待した左派は完全に間違っていた。しかし、一方で日本の力を借りて近代化しようとした右派も辛い歴史を作った) 慶熙(キョンヒ)大学学長・許東賢(ホ・ドンヒョン、韓国近現代史) -------------この記事を書いた許氏は、日韓併合を韓国政府見解どおり「過ち」「恥」としつつも、当時の朝鮮が未開の国※として国際社会から見られ、独立にふさわしくないと見られていたことを明らかにした。また、朝鮮(韓国)の右派が、日本の力を利用して国力をつけようと日韓併合の道を選んだことを、韓国三大新聞のひとつ「中央日報」で公にしたあたり韓国人であってもさすが「歴史学者」といえるだろう。"帝国主義の日本が嫌がる韓国を植民地にして、弾圧と搾取の限りを尽くした"・・・というのが韓国政府推奨のストーリなので、この「韓国による日本利用」という現実的な側面を書くことは、韓国内では勇気が要ることだったと思う。私も、せめて、当時の韓国の国内事情や韓国政府が併合を希求した・・・日本ではロシア驚異説・帝国主義の推進派と、韓国保護の負担・投資効果に否定的な反対派が対立していたが、韓国側の強い要望という大義名分で推進派が優位に立った・・・という併合の背景だけでも日韓が正しく認識できれば、悪化の一途を辿る日韓関係も多少は良好になるかもしれないと思う。※このころの朝鮮王朝(李氏朝鮮)は、明成皇后(閔妃)らによる腐敗政治によって疲弊し、民衆は貧困と飢餓を極めていた。また、王朝は奴隷制度を維持するなど、西欧諸国から見れば蛮国に写っても仕方がなかったのだろう。いまや、韓国民は韓国政府や韓国マスコミに当時の右派は単なる利権目的の「売国奴」と教えられている、のみならず当事者とその子孫を事後法で処罰すらしている。法治主義では禁中の禁である事後法で処罰とは、、、なんという「現代民主国家」だ・・・[解説]※明成(ミョンソン)皇后=いわゆる閔妃(ビンピ、ミンピ)とは・・・「朝鮮の西太后」あるいは「アジアのマリー・アントワネット」と評される李氏朝鮮末期の実権者。国王・高宗の妃であるが、国王が政治に無関心で恐妻家であったため、閔妃みずから没落していた自らの家系「閔氏再興」を掲げ、縁故者を重役に登用し王朝を私物化した。閔妃に登用された役人たちは民衆を圧迫。重税による搾取の限りを付くし、刃向かう者には濡れ衣を着せて処罰、保釈金をせしめるなど、朝鮮は「百姓は冤罪に泣き、誅求に苦しみ、怨嗟の声八道に満つ(閔妃側近の手記)」という有様になった。また、閔妃は自らの権益を守るために恐怖政治の手段を用い、腐敗政治の改革を試みた金玉均を八つ裂きにし、彼をかくまった日本公使館に火を放ち多数の日本人を焼き殺すなど、残虐な粛正を繰り返し「朝鮮の西太后」と例えられることもある。さらに、人民を貧困飢餓を陥れる一方、自らは豪奢な生活や寺院への寄付で湯水のように金を浪費し、国家財政を破たん寸前にまで追いつめ、民衆の怒りを買ったあたりはマリー・アントワネットと類似する。1895年、腐敗政治打倒と朝鮮の民主改革を目指した禹範善らによって暗殺される。(乙末事変・王城事変)。享年44歳。韓国などでは、乙末事変を閔妃打倒を計画していた日本の三浦公使が主導したという説があるが、これらを裏付ける事実はなく、三浦語録などを根拠にした憶測の域を出ず、三浦の関与の程度は不明である。当時、日本を含めて閔妃打倒を目指していた勢力は多々あったが、様々な資料から、乙末事変は、政権を閔妃から取り戻そうとした国王の実父・大院君(タイインクン)が主首であることが明らかになっている。ところがNHK「坂の上の雲(司馬遼太郎・原作)」2009.12.20放送「留学生」の中で「朝鮮で大事件が起こった。王妃・閔妃が、三浦梧楼公使率いる日本人たちによって暗殺されたのである」と原作にはないナレーションを挿入したばかりか、「日本人が」殺害したとでっち上げたため、「JAPANデビュー」に続くねつ造報道と、変わらない偏向報道に批判が再燃した。(HNK坂の上の雲ねつ造事件)この事件に、大院君の度重なる強い要請を受けた日本人が参加したことは確かだが、日本は国際社会からの視線に恐怖していた時代でもあり、日本人の方針は「閔妃更迭(→失脚)」であった。閔妃殺害の実行犯については、現場が騒然としていたため、今となっては確実なことが分からない。なにせ、当時の乙末事変に参加した朝鮮兵の中でも「閔妃を殺したのは自分だ!」と自慢する者が「複数」いたというぐらいだから、朝鮮人の怨念が分かる。しかし、殺害現場に居合わせた閔妃の世子である皇太子・純宗(当時反日側)の兄弟が「私の部下、禹範善が殺害した」と証言しており、のちに禹範善を暗殺して報復を遂げた。さらに、王宮にいたロシア人(当時日本と対立)も「朝鮮兵が閔妃を殺害した」と本国に報告するなど、乙末事変は詳細不明であるものの、ほぼ公式に首謀は大院君(自認)、実行犯は禹範善(自供)とされている。なお、大院君に荷担した日本人は、当時、閔妃圧政に苦しむ朝鮮全土から歓迎され、大院君などは謝礼金と感謝状すら出した。しかし、欧米では日本と対立していたロシアが「日本人が王妃を殺害」と吹聴し、そのままNYヘラルドなどで「QUEEN KILLED BY JAPANESE.」と報道された。日本政府は現地のクーデターに日本人が関わっていたことに激怒。関係者を裁判にかけて処分しようとしたが、協力日本人に感謝する大院君以下、朝鮮側の操作妨害によって証拠が集まらず、三浦らは証拠不十分で釈放となった。一方、朝鮮では自らが実行犯と名乗った朝鮮兵3名が死刑に処された。この3人が閔妃を直接殺傷したということでこの事件は決着したが、三浦(事件現場に居なかった)は「彼らは(犯人ではなく)日本人が疑われないよう、命がけで庇ってくれたのだ。彼らこそ義士だ」と解釈して獄中に泣いた。ちなみに、韓国では閔妃を「日本の侵略に抵抗し、日本人によって殺害された悲劇の皇后」と教えているが、もちろんこれは実在しない檀君(ダンクン)物語と同じ韓国内だけの閔妃評で、世界の歴史観はまったく異なる。一人の人命が失われた大事ではあるが、歴史という観点からすれば、少なくとも当時の李王族や朝鮮人が閔妃の死を望んだのは間違いない。(参考:獄長日記「閔妃殺害事件史料(1)~(4)」 きままに歴史資料館「日露戦争前夜の日本と朝鮮(2)」
2010/01/22
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アカデミー賞を総なめにするのでは?「タイタニック」を超えるのでは?と話題の映画・アバター3D映画はこれまでも何度か観たので特に期待はしていなかったが、見終わってこれだけは言える。 いま日本人はアバターを絶対見るべき!それも3Dで!アバターを「アメリカ版もののけ姫」と評していた映画評論家もいたが、たしかにそういう面もあるけど、この映画は3Dの生々しさで観ることに意義がある。J・キャメロン監督の秘めたメッセージもつたわってくる。それとは別に監督が意図したかどうかは分からないが、今の日本人なら映画を観て痛切に感じ、考えてしまう内容が3Dで強く伝わってくる。アバターは2D版やDVDではなく3Dで観てください。吹き替えは構わないと思いますが、3Dでなければ意味がありません! 「アバター」公式サイト 余談だが、中国共産党はアバター上映を禁止するそうだが、自国映画保護だけが目的だろうか?映画を観た今は、中共がアバターを警戒する真の理由は・・・
2010/01/20
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白樺ガス田の主権強調・・中国外相中国外務省は19日までに、ヤン・チエチー(楊潔●[●=竹カンムリに褫のつくり])外相が17日に行った岡田克也外相との会談で、東シナ海の日中中間線近くで中国が単独開発しているガス田「白樺」(中国名・春暁)について、「中国が主権を有している」と強調したことを明らかにした。会談で岡田氏は、白樺ガス田について「(共同開発の)合意に反することがあれば、日本側としてしかるべき措置を取る」と伝えている。楊氏は「日本は中国の関係法に基づき出資、開発協力に参加できるが、共同開発とは本質的に区別される」とも述べ、日本側の姿勢に反発した形だ。 2010.1.19 時事通信------------要するに「ガス田と天然ガスは中国のもの。日本はカネだけだせ。でもガスはやらん」と言っているわけだ。さらに、現在の国際法(国連海洋法条約)では、ガス田の大部分が両国の排他的経済水域内にあるのだが、中国は(現在使用されていない)40年前の国際法を持ち出して「ここは中国領海」と強弁する。日本が国際司法で解決しようと何度も打診しているが絶対に応じない。鳩山首相の思惑は完全に外れ、中国は日本を「対等な国」「お友達」とは見ていないことが明確だ。これはエネルギーという国益問題と領海という国防問題をはらんだ実に重大な問題で、今後の日中関係にも影響を及ぼすことは疑いない。すでに対外石油依存度が50%を上回った中国は絶対に東シナ海ガス田を譲らない。しかし、対外石油依存度がほぼ100%かつCO2削減25%という苦境の日本も、クリーンエネルギーである天然ガスを譲るわけにはいかない。岡田外相は玉石混淆の民主党にあって、気が強く芯のしっかりした人間だと思う。外相として、あらゆる手段を講じて、なんとしてもこの問題を解決しなければならない。「日本は専制国家中国を選ぶのか?民主国家アメリカを選ぶのか?」とすら言い始めたアメリカさらに「中国は貧困を輸出する」と対中関係が悪化しているEU常に中国の軍事脅威にさらされているインドをはじめとした(真の)東アジア諸国あらゆる国と連携をとり、外交手段の限りを尽くして問題解決に当たって欲しい。外務省や防衛省をはじめとした官僚も全力を尽くしてほしい。この亡国の危機こそ「いざ鎌倉」国家公務員・・・官僚とは国益のために存在するという存在価値を存分に発揮して欲しい。そうすれば国民も官僚の真の実力をきっと見直すだろう。私が岡田外相や官僚よりはるかに心配なのは鳩山首相だ。村山首相、河野官房長官・・・日本のトップが自ら日本の国益を損ない、未来に悪影響を残した例は数限りない。「政治家なんて信用できない!」と政治に無関心な人は、自分の過去・現在・未来に関心がないのと同じだ。国民(特に鳩山民主党を支持した人)は、鳩山首相が「中国の官僚」か?「日本の首相」か?しっかり見極める必要があるだろう。ところで、asahi.comでは「中国が東シナ海ガス田の主権を明言した」という記事が見あたらないのだが・・・☆おすすめ☆謝罪を越えて ~新しい中日関係に向けて~ \550[書評] 日本と中国は、過去にこだわりすぎて、お互い憎しみあうことから脱却すべきだ。輝ける将来を見据えて、中日経済の協力関係を構築する必要がある。―本書が発表されるや、中国では大論争が巻き起こった。人民日報元高級評論委員による勇気ある「正論」。
2010/01/19
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自民が外国人地方参政権付与に反対する議連の活動を再開へ 自民党の国会議員有志が外国人地方参政権付与に反対する議員連盟を20日に復活させることが18日、わかった。鳩山政権が通常国会で永住外国人に対する地方参政権(選挙権)付与法案の成立を目指しているため、自民党内で法案反対の運動を展開していくのが目的だ。MSN産経ニュース (2010.1.18)外国人参政権へあまり興味がない、支持でも不支持でもないという人はこの法案が世界でいかに稀少で、さらに民主党案が稀少なだけでなく奇異だということを知って欲しい。●外国人参政権の大義名分とは?知識層と言われる人は真顔で「外国人参政権が日本を救う」などという。だが、民主党が外国人参政権を国会提出する大義名分は「外人さんだって税金を納めてるんだから参政権も認めてあげよう」ということではない。日本では参政権に納税・所得制限はない。生活保護者でも参政権が保障されている。だからといって、もちろん「人権が・・・」という話でもない。参政権という権利は、人権に付与される自然権利ではなく、憲法によって国民に付与される特別権利(特権)だからだ。人権と特権を混同するのは、実に根本的な間違いだが、巷ではこれが流行っている・・・多少は頭のいい人々がいう「日本列島は日本国民だけのものではなく、日本に住むすべての人のものである」「日本列島は日本国民だけのものという考え方は外国人差別にあたる」という実に心の広い話でもない。・・・・だいたい、根本的に「日本列島」という"土地"ではなく「日本国」という"国家"が"国民主権"であるのだから(憲法参照)、この考え方は足下概念からして間違っている。どれぐらい間違っているかというと、「日本の土地不動産を所有している外国人は、無条件で参政権を持つはずだ」という珍妙な理屈を思い浮かべるとよいだろう。・・・・そうではなく、民主党が「韓国から要請があったから」と正直に認めながら、それだけでは格好がつかないので表向きの大義名分としているのは「日本は人道主義国家であると世界にアピールしましょう!」ということが最も大きな一つだ。社民党、共産党をはじめ、各党の推進派議員の拠り所がこれだ。具体的には日本が1979年に批准した「国際人権規約」の「市民的及び政治的権利に関する国際規約」(自由権規約、国際人権B規約)の第25条(政治に参与する自由)を具体化しましょうと言っているのだ。-----------------------国際人権B規約第25条(政治に参与する自由)すべての市民は、第2条(権利と自由の保障および差別の禁止)に規定するいかなる差別もなく、かつ、不合理な制限なしに、次のことを行う権利及び機会を有する。(a) 直接に、又は自由に選んだ代表者を通じて、政治に参与すること。(b) 普通かつ平等の選挙権に基づき秘密投票により行われ、選挙人の意思の自由な表明を保障する真正な定期的選挙において、投票し及び選挙されること。(c) 一般的な平等条件の下で自国の公務に携わること。-----------------------●外国人参政権は国際的に超レアな法律ところが、国際人権規約に基づいて参政権を付与してもなんの国際アピールにもならない。どころか「日本はクレージーだ」と思われるだけだろう。国際人権規約については、一部批准とか保留とかあってややこしいのだが、要するにこの国際人権B規約は、国連加盟国192カ国中164カ国が批准している(2009年)。まじめな日本人は「批准したのだから守るべき」と思ってしまうが、この手の「規約」というのはそもそも「こういう世界になれたらいいね」という程度のものである。批准も「ウチの国もそう思うよ」「まぁ大筋ではいいんじゃない」ぐらいの意味しかない。要するに、規約のどの部分を採用し、アレンジし、自国の法に取り入れる入れないかはそれぞれの国で考えてやってね、という規約である。ちなみに、国際人権規約の中では死刑の廃止がうたわれているように、なにも参政権だけをことさら取り上げることでもないのだ。実際、地方自治における外国人参政権を認めている国は条約批准国164カ国に対してわずか38カ国だ。その38カ国のうち、25カ国がEU加盟国、英連邦諸国と関係国という事実上の共同体で、ほかも隣接国同士で参政権を認めている例がほとんど。さらに、民主党が提出する「国籍を限定せず参政権を付与する」国は条約批准国164カ国に対してわずか24カ国だ。一見人権にうるさく、死刑も廃止しているこれら批准国164カ国が外国人参政権に慎重なのは、正常な政治感覚があれば矛盾でもなんでもなく当然といえよう。いうまでもなく、国民以外にいかなる参政権を与えることも、内政干渉のチャンスを与えることだからだ。実際にオランダの悲劇という実例がある。(イスラム自治区を作られ、政治が及ばない、傍若無人の限りをつくされている)世界は地方、国政に関係なく、外国人参政権の付与というものは実に慎重に取り扱わなくてはならないことを知っている。一方、後述の韓国との参政権格差も含め、日本は国際社会から見て、実に奇妙なことをしようとしている。これでは人道アピールもあったものではない。死刑を残して、参政権を付与するなど、よほど変な国家だと思われるだけだろう。↑クリックすると動画が見られます●日韓の参政権格差1万倍はなぜスルーされる?民主党、社民党、共産党議員の中には韓国との「相互権利」を言う向きもある。確かにEU諸国の間では相互権利的にに参政権を認めている場合がある。EUは全体で一つの政治経済ブロックなのだからそれは分かる。では「韓国政府サイド、在日の方々からも要求が非常に高まってきている(小沢一郎)」という韓国の外国人(日本人)に対する参政権の付与状況はどうだろう?韓国は永住権獲得者に「国籍を限定せず」参政権を付与しているが「永住権の条件が非常に厳しい」具体的には・・・12年以上滞在 または 200万ドル(2億円前後)以上の投資を韓国にしていることかつ韓国で年収6万4千ドル(単純計算すると年収600~700万円だが、日韓で約4倍の所得格差があるので、厳密に換算すると少なくとも年収2千万円以上の超富裕層)が条件だ。年収6万4千ドルということは30年で192万ドル。個人の納税額と経済活動で国に貢献した額(個人経済効果)を合わせると、だいたい収入とトントンになるという古典的経済理論を考えると、韓国の永住権の条件は実にはっきりしている。つまり、韓国の永住権が欲しければ2億円出せ!と言っているのだ。韓国では上記のような厳しい制限によって日本人の永住権取得者は約50人、実際参政権を持つのはたった10人余という。ひるがえって日本の永住権許可条件は非常に緩く、要するに「悪いことせず、日本に10年以上住んでいればよい」というだけだ。この日本基準のゆるすぎる永住権許可であれば、永住在国人の98%を占める在日朝鮮系人40~50万人がすぐに永住権と参政権を取得できる。しかも、韓国と違って高額納税者どころか、在日朝鮮人のうち2万3千人(厚労省報告)が生活保護を受けて逆に税金を消費している始末。つまり、経済格差、住みやすさ、治安の良さ、外国人差別、そして永住権許可条件が合わさって、日韓では実質1万倍の参政権格差があって「相互」などといえたものではない。相互を言うのであれば、この巨大な格差をスルーするわけには行かないだろう。だが、この点に言及してなお参政権の是をいう議員を寡聞にして知らない。おそらく、日本では所得制限なしで参政権が得られるため、韓国と条件を揃えると、永住権に所得制限が生じてしまい、それが参政権と必ずリンクしてしまうのが不味いという考えなのだろう。●大義名分の裏には議員のホンネが・・社民党、共産党、公明党のほとんどの議員が、こうした現実を踏まえてなお外国人参政権推進派である。一方、民主党の中では松原仁など慎重派が少なくない。もともと民主党は自民党をはじめいろんな政党を抜けた議員の大所帯だから、小政党とは違って内部でも意見の対立があるのだ。それでも小沢一郎幹事長は「民主党議員は外国人参政権に反対でも賛成するのが普通だ」と言った。参政権以前にこれは決して許し難い、政治家として二重の国民背信だ。まず、議員一人一人の主義主張を無視することになり、その議員に投票した国民への意思を無視している。次に、外国人参政権に諸外国が慎重なのは「内政干渉」の可能性が高く、国民の利益が脅かされかねないからだが、その可能性や議論を国民に示さず強行採決だと言っている。議論なき強行採決は全て悪質だが、曲がりなりにも国家財政を立て直そうとした消費税導入とは比較にならないほどの悪質だ。小沢一郎は悪党中の悪党だと私は思うが、一方で狡猾さもずば抜けている。有能だと思う。それほどの政治家が、なぜこうまで強硬に出るのか?小沢ほどではない2流の政治家でも「内政干渉」という言葉ぐらいは知っているだろうに、なぜ積極推進に出るのか?まず、疑うべきは韓国をはじめとした特亜3国がらみの利権があるが、これは他のブログに詳しいので譲る。小政党で特亜3国がらみの利権に直接ありつけない議員にも「外国人参政権の推進派」のメリットはある。たとえば、社民党、日本共産党は(意外にまともなことも言うのだが)、ベースが社会主義、共産主義、なにより売国奴的な政党であるとして国民から支持されていない。そこで現在50万人・・・年々増加する在日中国人を加えて将来100万におよぶという・・・外国人の大票田は魅力だろう。これに自治労など、世論の逆風にあっている組合系を政治的に支援して加えれば(自治労は民主党の大票田。同時に外国人参政権について積極推進の立場)、いかに落ちぶれ政党とはいえ当選の目がある。このように、外国人参政権は「選挙対策」というキーワードを通すとまた違った面が見えてくるかもしれない。そして有権者は選挙対策の政策に惑わされると、国をボロボロにされるということを、旧社民党から、自民党から、そして民主党からさんざん学んだのだから、そろそろ賢明にふるまうべきだろう。
2010/01/18
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「なにも考えていない(鳩山)首相を悪いことばかり考えている(小沢)幹事長が動かしている党」「政治を信頼していない割には政治をぜんぜん知らない人が投票している党」友人の民主党評。実に的確。小沢一郎虚飾の支配者小沢一郎嫌われる伝説民主党政権がもたらす日本の危機知らなきゃヤバイ!民主党ー新経済戦略の光と影民主党が日本経済を破壊する民主党政治の正体民主党ってこういうことだったのか会議民主党の正体民主党解剖民主党の闇民主党政権で日本経済が危ない!本当の理由
2010/01/16
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○左翼=反日、右翼=愛国か?私は、自分の国を愛するのは世界共通だと思う。だから、いろいろある国だけどオレは日本人だよ。日本に誇りを持っているよ、という人はよく分かる。だが、日本を貶める反日・貶日日本人が分からない。貶日〔へんにち〕:日本を貶めたり価値を損なうこと。左翼・右翼と大ざっぱにいえば、右左の考えというものは分かる。古典的にいえば左翼は改革派、右翼は保守派というだけの話で、フランス議会でそれぞれが左右の議席について論議したことに由来している。自由にものを見て、自分で考えることのできる個人が、典型的な左翼、右翼、あるいは中道ということはむしろ少ないだろう。「右翼」「左翼」とレッテル貼りをするのは実際のところまったく不毛だと思う。それだけに、反日日本人(左翼でない宗教サヨク)というのは実のところ全然分からない。一般にいわれるよう、左翼=反日ではないと思う。例えば日本を憎む帰化韓国人がいたとして(小沢一郎のような)、彼は反日ではあるが左翼ではない。そもそも、左翼というのは必ずしも国益を損なうことを目的としていないのだ。(結果として損なうことも多いだろうが・・)だが、反日(貶日・憎日)というのは、第一に日本国と日本人を攻撃することを目的としている。だから反日=左翼・革新的愛国=右翼・保守的この単純構図で物事を見ていると、誤解やズレが生じて、議論に支障が生じるかもしれない。○左翼と反日は違う反日は左翼の論理を悪用するから「反日=左翼」と思われがちだ。(困ったことにまともな左翼思想者も、反日に利用されていることを気付いていないようだ)左翼思想の中にも、より良い日本を考えての思想があるだろう。逆に、いわゆる右翼団体でも、皇居周辺で街宣車を走らせているような「右翼団体」は反日だ。なぜなら、彼らはわざと迷惑行為をやり、日本や天皇に嫌悪感を抱かせるのが目的だから。昔、皇居近くの役所に勤める友人と昼食をした後に、黒塗りの街宣車が皇居まで届きそうな大音量でがなり立てているのを見た。私が「あれじゃあ、どうしたって逆効果だろう・・」と苦笑まじりに皮肉ると、友人は私を見てあきれた顔をしたままバカにしたように言った。「当たり前だろ、それが狙いなんじゃないか」恥ずかしながら、そのときまで私は右翼団体が在日韓国人や華僑マネーの入ったヤクザら反日勢力によって動かされていることを知らなかった。本当の右翼団体(というか皇室擁護論者)は、雑誌に皇室についての論文を投稿したり、許可をとってビラ配りをしたり、国会議員と真面目に話し合ったりと、正常な政治活動をしている。このように右翼・左翼と、愛国・反日は区別して考えた方がいいと思うのだ。○反日日本人とは何者だろう?私は最近「反日日本人とは何者か?」とよく考える。民主党、社民党など政党、創価学会や日教組など、反日・貶日的性格の強い団体は「利権」というキーワードが絡むので分かる。具体的には、お金や特権が手に入る。例えば、日本人の自虐心や負い目を煽る記事を書く朝日新聞には、中国報道で利権が保障される、などのように。第二次大戦の前後、日本に出稼ぎにきて、現在4,50万人住み着いている在日朝鮮人、韓国の5000万韓国人の反日感情も分かる。隣国の日本が常に世界の先をゆくのに嫉妬するのは仕方ない。さらに、特亜3国は政治不信を逸らすために国家を挙げて反日キャンペーンを張っている。「共通の敵がいるときに団結力は最も強くなる」だ。ウソと本当をないまぜに教えられる憎日教育を受けた人々の反日感情は当然。だが、、、それでもなお反日・貶日「日本人」は分からない。生まれも育ちも生粋の日本人で、日本になんの悪いこともされず、反日団体からほめられることはあっても実利のある支援は得られない。「自分さえよければ」ならまだ人間臭くて分かる。しかし、彼らは自分のやっていることで、日本国の、日本人の価値を落とし、緩慢に日本人である自分の首を絞めているだけなのだ!?その点、左翼と呼ばれる人たちは反日とは違う。いわゆる左翼の自虐史観というものについても「日本が歴史を反省すれば、国際社会から見直され認められる」「悪いことは悪いと反省すれば、罪悪感や歴史の呪縛から解放される」という。彼らには(真実か現実的かはさておき)よりよい日本という概念がある。さらにいえば、中には「腹を切って詫び、潔い日本人を見せる」という崇高さすらあるかもしれない。(ただし、自分の腹を切るならサムライだが、他人に詰め腹を切らせるのは処刑人だ)まともな左翼の目的は「より良い日本(あるいは世界)」だ。 どんな方向からであっても、良い目的・・・未来、展望があるのならば、議論の価値がある。だが、反日日本人の目的はどうだろう。「日本をズタズタに切る」ことだ。その先・・・未来とか展望とかがない。これが左翼と反日との決定的違い。そして、結果は・・「日本と一緒に自分も死んじゃいました」だろう。・・・理解できない。いったい、彼らの心の中はいったいどうなっているのだろう???○反日日本人の「利益」とはなにか?唐突だが、私は個人がやることの背景は必ず「個人益」があると信じている。いい生活がしたいという俗な願いも個人益。この国をよい国にしたいという大きな願いも個人益。ともに己の満足を基準にするから「益」には違いない。では、反日日本人の個人益とは、反日日本人の満足とは何だろう?日本がダメになってしまうことだろうか?日本の子供達が満足な教育と生活を受けられず青年は職を得られず堕落し労働者は働いても働いても苦しく日本の企業が世界で没落してゆき逼迫した日本が、他国の支配を受けることだろうか?他国による支配といえば、反日日本人を中国・韓国あるいはアメリカの工作員と考えるのは簡単だ。だが、仮にそういった反日工作の結果だとしても数が多すぎる気がする。あまりにも日本に・・・日本人である多くの善良な人々、さらには日本人である自分に無関心・無知・無遠慮すぎる気がする。良識的な左翼の人々とちがって、彼らの日本攻撃の先は全然みえない。過去・現在の日本を責めて攻めて・・・それで終わりだ。先はない。彼らの主義、信条、思想すらみえない。それを聞いても答えてくれない。どうやら自分の意見がないらしい。いや、そもそも・・・もしかしたら、かれらが反日なのには、まともな主義、信条、思想というものがないのかもしれない。・彼らは、極端な左翼思想を展開するうちに、逆に思想にがんじがらめに囚われた人かもしれない・日本のシステムに順応できず、落ちこぼれ、嫌われ、軽んじられている人かもしれない。・自分の不遇や不幸をどこかに責任転嫁したく、日本そのもの憎む人かもしれない。・反日的なことを言っていたら、左翼や反日の人間から褒められたことが嬉しくて反日を続けている人かもしれない。・ネットにしか居場所がなく、反日言論で一部の人に褒められることを生き甲斐にしている人かもしれない。これらの反日日本人の動機はネットで指摘されることではある。が、あまりに幼稚で刹那的すぎて私などは「いったい、それだけでああいったエネルギーの要る反日活動ができるのか?」と疑問に思ってしまう。日本人って・・・内心の自由が保障されてて、ネットで自由に情報を得られて、議論もできて・・・もうちょっとまともじゃないのだろうか?そんな低次元の人間がこんなに多いだろうか?そう考えると、一応、反日日本人を説明できるこういった動機にも「?」マークをつけたくなるのだ。(これは、単に私が人間の善良を信じたくて、現実を受け入れ難いだけなのかもしれないが)これが常識だとすると「左翼か?反日か?」ということに加え「反日か?愚者か?」ということも考えなくてはならないことになる。いったい、反日日本人とは何者で、何が目的(満足、個人益)なのだろう?この記事をご覧の方で、ご意見、またはいいHPや本があったら教えてください。いま、私は真剣に反日日本人の本音を知りたいのです。サヨクの心理
2010/01/11
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●お年玉くじも外れた書き損じハガキは・・・年賀状がインクジェット式中心になってからずいぶん書き損じ(プリントミス)も増えてきた。宛名を間違おうが、賀状面が汚れていようが、投函する前ならば年賀状・葉書は同価の切手に交換できるが、ちょっとした募金活動に使うのもよくないだろうか。各種団体に寄贈されたミスプリ葉書は、切手になって通信費に使われたり、切手をさらに換金して財源となったり、各種団体の活動源となる。もっとも、年賀はがきはお年玉くじのチェックはわすれずに!●書き損じハガキを送るときの小ワザ寄贈には封筒が一枚あればいい。「切手はいらないのか?」という疑問もあるだろうが不要だ。なぜなら、葉書の「50円」の部分がそのまま切手になるからだ。つまり、葉書の額面部分を切り取って封筒に貼り付ければ切手と同じ扱いになる。具体的にはこのような感じ。郵便配達には何の問題もない。インクジェット紙はがき1枚の重さは、印刷していなければ約2.5g。宛名面、賀状面にフルカラー印刷していれば5g弱。これを普通の封筒に入れるのであれば「定型」扱いなので25g(5枚)まで 80円 50g(10枚)まで 90円 大きめの封筒に大量に入れるのであれば「定形外」扱いなので50g(10枚)まで 120円 100g(20枚)まで 140円 150g(30枚)まで 200円 250g(50枚)まで 240円 となる。●書き損じはがきをどこに寄贈するか?書き損じはがきを求めている団体はたくさんあるが、決算報告も出していないようなお金の流れが不透明な団体も少なくない。HPなどを見て安心でき、決算書、年次報告書をしっかり公開している団体に送るといい。広告塔(有名人)のインタビューは載っているが、お金のことが書いてない団体は怪しいと思って良い。●日本盲導犬協会を応援する理由 ~盲導犬が誤解されている?!~私は毎年日本盲導犬協会に贈っている。私が日本盲導犬協会に贈る理由は、視覚障害に関心があることが最も大きい。だが、その他にも、次のような理由がある。1. 財務の透明性が高い。・・・年次報告書がしっかりしている。有象無象の"有名人"が支援している団体は多いが、H21年4月に皇太子夫妻が見学されたのはかなり厳しい審査をクリアしている証拠。2. 盲導犬の社会要求が高い。・・・視覚障害者の方々うち盲導犬を申請しているのは約8000人。盲導犬がいないと生活に重大な支障が生じる人は約4000人。これらの人々の中には盲導犬がいれば生活自立できたり、仕事に就くことのできる人も多い。しかし、実際の盲導犬は出産も育成も追いつかず、2009年現在1000頭に満たない。これは、盲導犬を必要とする人1人につきEU諸国の1/5、イギリスと比べると1/10というとんでもない低水準だ。要するにお金も人も足りていないのだが、政府がこの部分に力を入れた様子はない。(とくに事業仕分けなど称して苦しい資金繰りをやっている民主党は期待できないだろう)3. 一部の動物愛"誤"家によって盲導犬育成に支障が起きている。・・・犬の習性と団体をまったく理解せず「犬を働かせる=悪だ!」「犬が短命になる!」「盲導犬は虐待だ!」という思いこみ、決めつけ主張が、自称・動物愛護団体から寄せられ(もちろんマトモな愛護団体はそんなことは言わない)、知識のない一般人に誤解が広まって活動資金が集まりにくくなっている。盲導犬ら介助犬に負担がまったくないわけではないが、科学的・統計的事実はこうである。・盲導犬は健康状態が非常に良い。…各種予防接種、定期的な健診が大きいと考えれる。・盲導犬レトリバーの平均寿命は、通常の家庭犬レトリバーより数年長い。…これは国内外を問わず様々な大規模調査で明かになっており、盲導犬が使役のため短命という仮説で調査を行った学者は当初面食らったそうだ。理由は健康管理、気質適性(仕事が好き)、良血統など諸説あるが、普通の家庭犬になった兄弟犬よりも長生きであるという報告もあるので、ゆきとどいた健康管理とメンタル面の良さが大きいと考えられる。・定期的にチェックを行い盲導犬活動が負担と認められたらすぐに引退する…これはもちろん障害者保護の意味もある。専門の獣医師やスタッフが反射速度や歩き方、聴力など老化状態を厳しくチェックする。・動物行動学者から見れば、盲導犬にとってお仕事はむしろやりたい事で苦役ではないらしい…日本における動物行動学の第一人者、東京大学の森裕司教授は、「犬は群れ動物なので『喜んで』盲導犬活動している可能性が高い」と指摘しているそうだ(東大獣医卒の友人談)森教授によると、犬のような群れ動物は、そもそも果たすべき役割(野生状態では狩り)がないことがストレスなので、なにかしら仕事をしたがるそうだ。(たとえば家庭犬が道行く人に吠えるのも家を守る「仕事」をしているつもりらしい)これは私が聞いた話だが、盲導犬の中には老齢で引退しても仕事をしたがるケースがあるという。そのため施設で「ストレス解消のため」模擬盲導犬活動を行うことすらあるらしい。※余談だが、友人によるとこの森教授は外見も中身も非常に好人物で、東京大学でも最も女性ファンの多い先生の一人だそうだ。さらに講演が名人芸といっていいほどに上手く、各地の動物愛護センターなどに招かれて講演をしていたので(最近はご多忙のようだが)、動物行動学に興味がある人は一度聞いてみるといいだろう。盲導犬など介助犬に限らず、社会福祉、環境活動、国際平和、いろんな社会問題に、いろんな団体が真摯に活動していて、書き損じはがきを歓迎しない団体はないだろう。書き損じはがきを切手に変えるのも良いが、こういう活用の仕方もあるので、広く知って貰いたいと思う。
2010/01/03
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