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伯父が再び入院しています.今回も誤嚥性肺炎がコトの始まりだったのですが,投与された抗生物質が合わなかったらしく一気に黄疸に陥ってしまいました. もともとお酒の飲み過ぎの代償性肝硬変という状態だったのですから,全身状態はどんどん悪化し腎機能も低下してきました.肝腎症候群と呼ばれる病態です.昨日は朝の5時から12時間で尿量が80mlしかありません.明け方まではもたないだろうと覚悟を決めました.従姉には,同じ様な脳出血で倒れたワタシの父が20日しかもたなかったところが,丸8年もがんばることができたのだからと,わけのわからない慰めを言い,親戚たちには週末に予定を入れないようにと耳打ちしました. けれども,昨日の午後に行われた血漿交換療法の後,尿が出始めました.結局昨日は24時間で450mlの尿量でした.今朝の様子は,昨日よりも楽なようでホッとしたのですが,担当医の話では期待したほどの黄疸の改善もなく,尿量も不十分なので腹膜透析をしようと思うとのこと.伯父に体力さえあれば,この局面を乗り切るかもという気持ちになってきました. それにしても,こんなに高額な医療技術を駆使して普通ならば助からないはずの命をつなぐことが可能なのは,個人の一般病院だからこそです. 現在,日本中の個人病院の殆どは老人病院となっており,患者一人あたりにかけうる医療費は限られたものになっています.従って,高額な治療を行う設備も薬品も人員もないのが普通なのです.一方,これらが揃っているはずの公的な病院の医師たちはというと,殆どが「70歳以上の年寄りは死んだ方がいいんだ.」と言わんばかり.担当医の一存で要介護の高齢者に高額な治療を行うことが,難しいシステムになってきています.現場での医師の裁量権の尊重とか言いながら,生殺与奪の権力が,人間的に未熟な医師たちに弄ばれているようにさえ思えることすらあります. 伯父は,長らく要介護状態ではありましたが,家族(妻,一人娘,婿養子,孫娘たち)からは,非常に愛されており,まだまだ生き続けることに大きな意義がある状態です.同様な状態で,輸血はおろか点滴や酸素吸入さえ拒否して,ほとんど治療を受けないで逝ってしまわれる例もあります.医師としてのワタシはそれはそれで一つの有り様だと受け入れなくてはならないと考えてはいますが,医療サービスを提供する側が受ける側に十分な情報を提供しないで選択肢を強制するようなことはあってはならないのです. しかし,社会全体の価値観からすれば,伯父のような要介護高齢者に健康保険で高額な医療サービスを利用されることを否定する考え方が優勢になってきつつあります. 現厚生労働大臣の坂口さんが,就任時に医師会の広報に寄稿された主張を,伯父のような事例に当てはめると,最初の肺炎に用いた以外の費用は全て病院持ちでやれということになりかねません.そんなことになったら,アレルギー体質の要介護老人の治療を引き受ける病院はあっという間に陶太されてしまうでしょう.後に残る病院は短期間で治るようなカンタンな患者しか診ないようなところばかりになるでしょう.そうなると,折角進歩した医療技術の恩恵を受けられるのは限られた社会的地位と財力を持つ人たちだけになってしまうでしょう. 日本で受けられる医療技術は,確実に年々向上してはいるのですが,最先端の部分では欧米諸国よりはるかに遅れていますし,現行の医療制度では到底追いつくことはできないでしょう. しかし,全ての国民が受けることができる医療サービスの内容についていえば,世界一平等なのです.現行の制度を正しく利用できれば,名もないモト八百屋のジイサンでも国の要職にあるヒトでも同じ病態になったならば,大差ない費用で同じ医療技術の恩恵に浴することができる筈なのです. 医療費抑制を掲げる構造改革のどさくさに紛れて,悪いところはそのままで良いところが侵されてしまう愚だけは避けて欲しいところです.
2003.01.31
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冬は寒い.{{ (>_<) }} だから ゴミはストーブで燃やしてしまう. 冬は暗い. だから たくさん寝ることにする. 冬は雪が積もる. だから 転ばないように注意して歩く. (でも,転んじゃったけど.) 冬は気が滅入りやすい. だから 多くは望まないことにする. 春夏秋冬 気候に合わせて暮らすようにすれば ちょっとは 気楽に主婦や母をやれるかも なんてことを 19年目にして やっと思いつくなんて!
2003.01.24
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今朝の新聞(日経)をパラパラとめくっていたら,八王子の市長さんが不登校の子どもたちのために新しい小中一貫の学校を作ろうとしているという記事がありました.小学校でつまづいたまま,ウヤムヤの内に卒業ということになった子どもたちはたとえ中学校に通い始めたとしても,勉強がわからず,再びつまづいてしまうリスクが高いという問題に取り組んでいこうということのようです.非常に現実を見据えた発想だと思いました. ところが,文部科学省の定める様々な規制(不登校の問題などは論じられずに制定されたものに決まっていますが)がこのような学校を作ることを許さないようなのです.まったくお役人のやることは後手後手で嫌になります. 幸い,首相は規制緩和の方針を示したらしく,なんとかなりそうだということでした.「地方が国を動かす一例」とまとめられていましたが,まもなくウヤムヤの内に小学校を卒業する見込みで自宅学習している不登校児の親としては,今後の続報が大いに期待されます.
2003.01.18
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年末年始に長期処方を連発していたら,今週の外来はメチャクチャひまになってしまいました.来たのは,初診の風邪ばかりで以下の3つのタイプが目立ちました.1)流行性感冒らしくて,一応信用できそうなB-D社製のインフルエンザの迅速診断キットで陽性のもの2)流行性感冒らしくて上記のインフルエンザの迅速診断キットで陰性のもの3)寒さで気道粘膜の状態が悪化して細菌感染を起こしたらしいもの尚,当然ですが,それぞれ随証的に選択した漢方エキス剤とうがい薬を処方し,1)にはタミフルを,3)にはケフラールをオマケにつけております.ただし,2)がインフルエンザである可能性は否定できません.たまたま,咽頭ぬぐい液にウイルスがいなかったというだけのことかも. さて,診察した途端にイヤアな感じがした患者様が続けて2人いらしたのですよ.1人は1),もう1人は2)のタイプでした.我が家は,毎年家族全員インフルエンザの予防接種をしていますし,かつて休日の救急センターで流行性感冒250人を1日に診察したけれど,うつされなかったという変な実績もあったので,「フン!うっつるもんかあ.」と強がってはいたのですが3日目の夜,悪寒で目覚めてしまいました.ふだんの風邪なら,このタイミングでちょいちょいと煎じ薬を作ってのめば数時間で全快のパターンなのですが,残念ながら今回のウイルスには全く免疫がなかったのでしょうか?なんとか症状を抑え込み,なるべく患者様に近づかないようにしながら仕事はしていましたが,発症4日目にしてもまだ不調(尚,合法的に休もうと目論んで自分にもキット検査をしましたが陰性だったので休めませんでした.).おまけに子どもたちまで,見事に3日の潜伏期で悪寒発熱を呈して次々と寝込んでおります(長女だけは,ちょっと倦怠感を訴えましたが,ドリンク剤を飲んだらラクになったということでした.でも,朝学校に行かせる世話をするのがしんどいので休ませてしまいました.) 感染症情報センターのHPもチェックしましたが,どうもAH3型とかいう聞き慣れないタイプのインフルエンザウイルスが台頭してきたみたいです. こりゃ,今年の冬は入院ベッドが足りなくなってタイヘンなことになるかも・・・・高齢者が集団生活しているところではエライことになりそうです. 老人保健施設の施設長をやめてしまっていてヨカッタなんていうと不謹慎ですが,薬も酸素も経済的に使用を制限され,看護師も頭数が少なくて通常業務にないような急性疾患の看護には手が回らず,病院に入院加療を依頼しても在宅患者が優先と断られる(老人保健施設には医師がいるからという名目で)という四面楚歌状態での診療は情けなくて辛いものだったのでした.
2003.01.17
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「もお限界だああ!コタツだああ!」このところの大雪で冷え切った家の中で,長男が叫びました.コタツをすると,それでなくとも散らかり易い家がますます散らかる.それに,誰も動こうとしなくなる.という理由で,極力コタツはしないように努めてきたのですが,確かに寒い{{ (>_<) }}.「勝手にすればあ.あんたたちが出せる状態にしてくれるんならいいよお.」と答える間もなく,やれ,掃除機だホットカーペットだ,古毛布だとみるみるコタツの準備が展開し始めました. ところが,突然「おかあさ~ん!コードがない!」と長男の悲鳴!そんなバカなあ,コタツの本体の足に引っかけて物入れにしまっておいたはず.しかし,夏中,長女と猫たちが物入れに潜り込んで荒らし回っていたことが判明.子猫がどこかにくわえていったのかしらん?どこを捜してもコードは見つかりません. もちろん,ワタシの頭の中を駆け巡るのはADHDADHDADHDADHDの4文字でした.こういうアホみたいな紛失物の発生がADHDの人生を更に困難にしていくのですよ.なあんて,めげていたのは昔のこと.とにかく捜したって見つかるようなレベルではない混沌が我が家には存在しています.しかしながら,文書類については10数年前から山根式袋ファイル法の実践に努めているので,コタツの取扱説明書はすぐに見つかりました.購入した電機屋さんに行ってコードの取り寄せ注文をしてきましたもんね.わずかな手間と時間とお金でこの場をしのげてヨカッタアとプラス思考に努めましょう. 今度はしまうときにはコードは外さずにしまうことにしようっと.
2003.01.07
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最初にカレンダーに気がついたのは,夫でした.彼は公務員だから,12月28日から1月5日までばっちりと休み扱いのはず.11月下旬から,るんるん気分で嬉しそうでした.ワタシはというと,民間医療機関のパート労働者ですから,減収カクゴならば長期通院の慢性疾患の患者様方にさえ迷惑がかからなければ,融通は利かせられます.といっても,年末年始は流行性感冒の時節で初診が多い.公立医療機関が軒並み休みとなれば,ぬけぬけと丸々休みたいとも言いにくい.結局,大晦日から1月5日までの休みになりました.ラッキーだったのは27日の宿直を26日と交替して欲しいと頼まれたこと.おかげで予定よりも,半日余分に休めました. さて,12月28日29日は,年賀状を出すために1年間の郵便物や名簿を仕分けしながら,机回りを片付けました.このまま来年3月の確定申告に向けて,ひたすら机回りの機能性向上を冬中こころがけなくてはなりません.合間にデジカメで撮った羊の写真を加工したり,引っ越したヒトの住所を確認したりもしました. でも,あまりに良い天気だったので,お風呂の天井のカビ採りも同時進行しました(スチームクリーナーをかけただけだけれど).夫も休日回診が終わってから早めに家に戻ってきましたので,子どもたちは片付けと掃除機がけ,夫はコインランドリーで大物の洗濯と仕事も分担しました.我が家としては奇跡に近い雰囲気で,年末の仕事が順調に片付いていきました.これも,「家中がキレイにならなければ,じいちゃんばあちゃんのところへは連れていかない!」と夫が喚いたおかげと思われました. しかし,思わぬところに穽はあるものでした.あとは年賀状を印刷するだけの機械まかせのはずだったのに,いざとなるとカラープリンターのシートフィーダーが動きません.はがきを捌いたり,押し込んだり悪戦苦闘している間に29日は30日になってしまい深夜の2時!取扱説明書を何度も見直して,ヘッドクリーニング用の粘着紙をプリンターに入れてみたら・・・・5円玉がひっついて出てきました!? 誰がコンナモンを入れたのやら?そりゃあ調子も悪くなろうというモンですヨ. 結局,このタイムロスがたたり30日は急いで仕事から戻りましたが,2台のパソコンとプリンターをフル回転させても,年賀状200枚余りができあがったのは31日の朝4時でした.子どもたちに「なんで,年賀状の図案なんぞに凝りまくるのか?もらったのなんてロクに見てないだろ?」と罵られましたが,母親がセミプロの版画家で年賀状には思いっきり力を入れるのが当然という育ち方をしてきたワタシは,どうもアタマを切り替えられません. さて,31日7時過ぎ.眠くて仕方がないのに,子どもたちに叩き起こされました.夫は待機なので,まだ出発できませんから,ワタシが運転して先に行くのだと言い張ります.ぼんやりした頭で出発しようとして,ふとゴミ箱を見たらビックリ( ゚_゚;)!数日前に買ってきた大工仕事の材料だの,1円玉だの10円玉だのが捨てられている?道理で片付けがバカに早かったはずだと腹が立ってしまいました.頼みもしないところまでキレイにしてくれたと喜んでいただけに情けなくて,ヒステリックになりながら,ゴミ箱の中を点検してゴミでないモノを拾い集めました.けれども,おかげで目が覚めてきましたので,8時過ぎに出発.途中,眠たくなったら休憩しながらも1時過ぎには無事群馬県入りできました. あとは,姑や義妹たちには申し訳ありませんが,家事から解放されて朝寝坊やり放題の極楽のような日々でした.「片付けられないオンナ」のワタシには,「間に合わない何もできないヨメ」というレッテルがいつの間にかくっついているおかげというか,彼女たちは「異様に(というより普通にかも?)片付けられるオンナ」であるおかげというか・・・・ でも,楽あれば苦あり.帰り道では猛吹雪に遭い,最後の休日の本日は積雪70センチの極寒地獄でした.明日はクルマを出すのに1時間以上はかかりそうです.{{ (>_<) }}{{ (>_<) }}{{ (>_<) }}
2003.01.05
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