園芸侍の「なんでも植物栽培記」

PR

プロフィール

園芸侍

園芸侍

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

園芸侍@ Re:輸入について(05/21) 友サイテスさんへ  しばらくブログを見…
友サイテス@ 輸入について 突然の連絡、すみません。 現在、個人輸入…
園芸侍 @ Re[1]:家を買う! の巻(03/20) 白蜘蛛ホルタミーさんへ コメントありが…
園芸侍@ Re[7]:幹が黒いサトウキビ(12/14) panaurumagicさんへ  こんばんは。ご回…

バックナンバー

2025.05
2025.04
2025.03
2025.02
2025.01
2014.04.27
XML
カテゴリ: 山野草・野生蘭
 今日は関東某所にあるムギランの自生地を見てきた。もともと、ここにムギランが自生しているのに気付いたのは昨年の5月。前々から、何度かそのそばは通ったことがあり、なんとなく着生蘭が自生してそうな気がしていたので、近付いてよ~く見てみたらムギランが自生しているのがわかった。
ムギラン 自生地 20140227-1
 この崖の、画像の真ん中あたりに、黒く苔むしたようになっている箇所があるが、ここにムギランが群生している。ご多分に漏れず、ムギランも乱獲がたたって野生の姿を見るのが難しくなっている。その場所は、絶対に人間の手が届かないところで、よく見ないと気付かれないためか、かなり多くの株が群生している。
ムギラン 自生地 20140227-2
 肉眼でははっきりと見えないため、デジカメを最大限にズームして撮ってみたのがこの画像。確かにムギランらしきものが写っている。しかし、周囲にはシダのマメヅタも大量に自生しているため、この画像ではまだムギランという確信が持てない。そこで、画像サイズを大きくして最大限にズームして撮影し、さらにトリミングしたのが次の画像。
ムギラン 自生地 20140227-3
 おお、まさにこれこそ紛れもなくムギランである。本当に人間の手が届かないところだけにびっしりと自生している。ぜひ開花した姿をそばで見てみたいものだが、この場所は深く切り立った谷になっているため、鳥にでもならない限り近付くことができない。だからこそこれだけの株が残っているのだろう。せめてデジカメをズームして花が撮影できたらと思っている。ああ、高性能なデジカメが欲しい(笑)。
ムギラン 自生地 20140227-4
 なお、この崖はイワヒバの自生地でもあり、ムギランとイワヒバの混生が見られる。この画像では乾燥して葉が丸まっているが、水分のある個所に生えているものは青々としていた。実はイワヒバの自生地を見たのもここが初めてで、かなり多くの個体が自生している。
イワヒバ 自生地 20140427-1イワヒバ 自生地 20140427-2
 そして、その崖の下に降りてみれば、おそらく豪雨の時に上流から流れてきたと思われるイワヒバがいくつか落ちていた。この崖のムギランも、豪雨の時には少しずつ株が落下しているのかもしれない。しかし、崖の真下は急流になっているため、ムギランが落下するや否や激しい濁流に揉まれて粉々になると思われる。それでも、もっと下流に行けばムギランが拾えるのではないかとちょっと淡い期待を抱いたりもする(笑)。開花期になったらまた行ってみたいと思う。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014.04.29 20:48:36
コメント(2) | コメントを書く
[山野草・野生蘭] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: