園芸侍の「なんでも植物栽培記」

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テーマ: 家庭菜園(59088)
カテゴリ: タマネギ
4月26日 のタマネギ収穫報告に続く第2弾。今回は、9品種植えた中の最後に残っていた品種、「大阪丸」玉葱と「大阪丸黄」玉葱の収穫について書きたい。
 私がこの2つの品種についてずっと疑問に思っていたのは、同一品種なのか否かということ。種子の入手先は、大阪丸玉葱が国華園、大阪丸黄玉葱が野口種苗である。以前、それぞれの業者に、この2品種が同一品種なのかどうか問い合わせたことがあるのだが、国華園からは返事がなく(笑)、野口種苗からは分からないとの回答があった。それなら、自分で育ててみようじゃないかということで両方取り寄せて同じ日に種子を蒔いた。
 で、ブログでは今まで書かなかったのだが、もう発芽した時点で両者に違いが表れた。国華園の大阪丸玉葱は2008年に買った種子を未開封のまま冷蔵庫に保存していたのだが、意外なことに発芽率が落ちていなかったのだ。そのことは昨年の10月16日の日記に書いている。そして、野口種苗の大阪丸黄玉葱は、新しい種子のはずなのに発芽率が今一つで、苗の育ちも遅かった。ちなみに、国華園の種子はパウチ入りで、野口種苗の種子は昔ながらの紙袋入りであったため、パウチ入りに比べて温度や湿度の影響を受けやすいと思われる。発芽率の違いはここに原因があるのかもしれない。
 そして、定植時の苗の大きさも国華園の大阪丸の方が平均して大きく、野口種苗の大阪丸黄の方も、なるべく大き目の苗を選抜して植えたが、平均して大阪丸よりはやや小さかった。その後、両者の成長の差は埋まることなく、5月下旬になって大阪丸玉葱の方が先に倒伏した。
大阪丸黄玉葱、大阪丸玉葱 20150606
 右側が大阪丸で、左側が大阪丸黄である。こうして見ると、違いが歴然である。大阪丸はほとんどの株が倒伏しているのに、大阪丸黄はほとんど倒伏していない。しかし、このままでは次の作物が植えられないため、6月6日に両方とも収穫することにした。
大阪丸玉葱 20150606
 まずこちらが大阪丸玉葱。苗の生存率が良く、マルチなしでも比較的玉揃いも良く、大きな玉が収穫できた。
大阪丸黄玉葱 20150606
 こちらは大阪丸黄玉葱。苗の生存率は良かったのだが、玉の大きさは平均して大阪丸よりも小さく、それでもどうにか大阪丸に近い大きさのものを選んで撮影したのがこれ。
大阪丸黄玉葱、大阪丸玉葱 20150606
 こちらが両者を並べて撮ったもの。右が大阪丸で左が大阪丸黄だ。やはり平均して大阪丸の方が大きい。ただし、大阪丸黄の名誉のために言うと、こちらはまだほとんど葉が倒伏していなかったので、自然に倒伏するまで畑に置いておいたらもっと大きくなったかもしれない。
 というわけで、結論。大阪丸と大阪丸黄が同一品種なのかどうかは、残念ながら分からない(笑)。苗の時点で大きさが違い、さらに倒伏時期も違ったのは、品種が異なるからなのか、それとも種子の鮮度の問題だったのか、1回の実験だけでははっきりしない。興味がある方は、大阪丸と大阪丸黄の両方を栽培して実験されたし。





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最終更新日  2015.06.11 21:28:16
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