　ペタルにスプラッシュが入る交配種、Lc. Gila Wilderness 'Cactus Flower'（Lc. ジラ・ウィルダーネス ’カクタス・フラワー’）のオリジナル株が開花した。昨年入手したもので、昨年も開花しているが、あまりきれいに咲かなかったので紹介しなかった。というわけで今回がブログ初登場である。 Lc. Gila Wilderness 'Cactus Flower' 20151018-1

Lc. Gila Wilderness 'Cactus Flower' 20151018-1

Lc. Gila Wilderness 'Cactus Flower' 20151018-2

　これは’80年代に流行したクサビ花、またはスプラッシュと言われる交配種の一つで、当時、このLc. Gila Wildernessの様々な個体が流通したものだが、ほとんどの個体は白いペタルの大部分に大きな赤いスプラッシュが入るのだが、この’カクタス・フラワー’は、おそらくこの品種の中ではもっともそのスプラッシュが小さい個体だ。私が洋蘭を本格的に開始した高校時代からこの個体の存在は知っていたが、ようやく入手できてニンマリしている（＾＾）。ちなみに、’カクタス・フラワー’を日本語に訳すと「サボテンの花」。しかし、この個体、どこがサボテンの花やちゅうねん（笑）！という気もしなくもない。
　ところでこの品種名にある'Gila'の読み方だが、日本の洋蘭業界では「ジラ」と表記される。しかし、英語の名前の発音を紹介しているサイトを複数調べたところ、「ヒラ」「ジラ」の2通りの発音があり、それぞれ実際の音声も聞いた。この品種名の発音が「ヒラ」なのか「ジラ」なのか、それは命名した本人に聞くしかないのかもしれない。

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