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2013/06/20
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カテゴリ: MS




 【多発性硬化症(MS)と自律神経失調症「恐怖」のお話(私の場合編)】




前回の汗の症状は私にはかなり辛かったが、

この恐怖というものも、いつ襲ってくるかわからなかった分だけ、

本当に悩まされたものだった。




私は、極度に人の目が怖い対人恐怖症だった。

不登校になり引きこもっていた時は、たまの外出はとてつもなく緊張して目が泳いだし、

顔は真っ赤になり、声を発しなければならない時は声は震えた。

アトピーもとんでもなくひどかったので、「うわ、すごい顔」とか、「かわいそうに」とか、

そんなことを周りの人に思われているんじゃないかと思うと、

顔を上げることなんてできるはずもなかった。

今思うとただの自意識過剰なのだが、それはまた一つ自分を追い詰める材料となったのだった。




一番の恐怖は、『人が多い密閉された空間』だった。

例えば、他人が運転する車、

途中下車できない特急電車や通勤ラッシュのようなみんながイライラと急いている満員電車、

風通しのないエレベーター、隣との席がやたらと近い飲食店など、

恐怖が募るにつれ身体は硬直し、冷や汗が吹き出した。




特急電車なんてこれから20分も止まらないじゃないか…、

後15分…後14分…、1分しか進んでない!

満員電車なんて身動き一つ取ることができない、

他人と密着してる、息がかかる、早く早く着いて!

エレベーターなんて暑い、狭い、閉じ込められてる、

上下の移動が気持ち悪くて吐き気がする、降ろして!




トイレの個室など、狭くても人がおらず一人だけになれる空間なら安心できたが、

戸や窓の風通しがない極端に狭い部屋なんかはあまり長くはいられない。

逆に、自分の家の部屋の片隅やトイレはなどは確実な安心があるから大好きで、

特にトイレは自分の情けなさを思いうずくまって泣く私だけの格好な居場所だった。

ただ、電話やチャイムの音にはビクっとしたのだが。




要するに心理的なもので、本当におののくほど怖いのだ。

パニック症状に陥ったことだって度々あったし、息切れ動悸が激しく、

頭もガンガンズキズキ痛む。

汗もシャワーを浴びた後ように流れ出るし、疲労感も著しかった。

何か他のことで考えを紛らせ続けるにも限度があり、

どうしても『恐怖』という二文字が頭の中を埋め尽くしていったのだった。





つづく。











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最終更新日  2013/06/20 08:04:02 PM
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