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2026/04/21
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カテゴリ: 2023〜いとおかし。
以前からいつか行ってみたいと恋焦がれていた寺へ行ってきた。

ひどく遠かった。

ひどく疲れ果てた。

でも、「貴重な経験になった」この一語に尽きる旅だった。





まず本堂に入り御本尊に手を合わせる。

美術館の説明書きと同じで、最近では寺の方のお話も大方理解できるようになっているので、ふむふむと聞き入る。

こんなにも保存状態が良いなんてロマンを感じるなぁ。

その他いくつもお堂があったので順番に見て回った。





さて、一通り見終わったかと思ったところで、その向こうに険しく急な階段が伸びているのが目に入った。

ちらと小耳に挟んだところによると、360段もの階段を登った先に一つだけポツンとお堂が建っているとのこと。

はて…、行くか戻るかは私次第だが、階段を見ると登らなきゃならない衝動に駆られるのはなぜか…。

むずむずしたのは僅か1秒、すぐにGOと心は決まった。

電車とバスを乗り継いで(バスはなんと一日に7本のみ)、遠路遥々えっちらおっちらやって来た訳だ。

二度と、再びこの地に立てる保証はない。

行くっきゃないだろう。





いざ出発。

楽勝さと思ったのも束の間、すぐに心臓の鼓動は速くなり、体の芯から熱くなってゆく。

数段登っては立ち止まって腰を伸ばし、また数段登っては立ち止まって腰を伸ばしを繰り返す。

早くも登ろうと決心したことを後悔し始めるが、鶯の澄んだ鳴き声に誘なわれながら、一段一段踏み締めて登って行った。

幸い日は陰っていた。

手にぶら下げていた日傘を杖にしつつ登り続け、汗をかきかきヒーヒー言いながらやっとの思いでてっぺんへ。

頂上着いたー!





そこには納付所(つまり御朱印を書いてくれたりお守りが買える社務所)があり、ニコニコと柔和な笑顔を称えた若坊主がちょこんと腰を下ろしていた。

何とも言えず心からホッとし、やり遂げた感に満ち溢れる。

お堂は意外にも簡素で、内部立入禁止だったが、ここまで来てここの空気を吸えたことがご利益だろう。

足がしびれている私だってやればできるじゃないか。





で、この世の摂理、登ったら降りなきゃならぬ。

この階段は凸凹の石段だったが、とにかく足元が悪く、非常に間隔の狭い階段だったので、今にも前へつんのめっていきそうな錯覚に陥りおっかない。

私、これ踏み外したら真っ逆様に転がり落ちてお陀仏だな、と用心しつつそろりそろりと降りる。





ようやく後3分の1ほどで此岸かというところまで降りた辺りで、昼間っから一杯ひっかけていそうな陽気な3人連れのおっちゃんが前から登って来た。

まだかかる?と聞くので、こっからです(まだまだ本番はここからですよという意)と返事するとガハハと笑って過ぎてった。





どうにかこうにか無事に降りて来られたが、もう膝が笑ってガクガクし、疲労困憊。

帰りの電車の中ではこっくりこっくり船を漕いで居眠りしてしまった。

それにしてもがんばったと思う。

ただただ足を一歩ずつ前へ出すということをひたすらに続けさえすれば、登って降りて来られるんだ。





ところで、さっきの若坊主は、来る日も来る日もこの360段の石段を行き来しているのだろうか。

想像しただけで降参と言いたくなるが、いやはやご苦労様でございます。





そして後日もう一つ。

2年ほど前からいつか行こうと考えていたハイキングコースも歩いてきた。

某有名神社の裏手に広がるS字カーブがくねくねと続く緩やかな小道を30分ほど上がる。

実は以前この神社までは来たことがあったのだが、運悪く突然の大雨に降られ、ハイキングは危険だと思い引き返したのだった。





今日こそは。

険しい勾配ではないので、なんとも歩きやすかった。

すれ違う方たちとこんにちはと挨拶し、気持ちいい。

途中で何度か座って休憩しつつ、なんなくゴールまで辿り着いた。





ヤッホー!

見晴らし台があり気分爽快。

桜のお花見は、病院と重なってしまいなんだかしんどくて行けなかったから、その分、より一層充実した旅になったと思う。










まるで絵に描いたような景色。


この先どんどん階段が細くなっていきます。


新緑のハイキングコース。


一人旅、ゴール。





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最終更新日  2026/04/21 07:50:04 PM
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