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2012.01.05
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テーマ: 生き方上手(689)
カテゴリ: カテゴリ未分類

3回シリーズです。

(長期間を要する信用)

何事も信用を得るためには長期間を要します。逆に信用を落とすには一日あれば足ります。

 たとえば、今まで善良な人と言われてきた人が、ある日、町の舗道を歩いていて、通り魔のようにすれ違った人をいきなりナイフで刺してしまったら、その日から犯罪者となってしまいます。

 一度信用を落としてしまったら、もとの信用を取り戻すには、さらに長期間を要します。

 あるいは不可能な場合すらあります。

 信用は個人においても、商売やビジネスにおいても重要です。

  (企業における信用)

 前にも述べましたが、最近では、大企業においても企業倫理が問われるような問題が発生しております。

 たとえば、食品や産地の偽装表示問題、大企業の粉飾決算、インサイダー取引など、これらはいずれも経済のグローバル化に伴う競争の激化、バブル崩壊後の長引く不況や、その後の世界同時不況などが直接の誘因となっているのでしょう。

 こういったごまかしは、企業の中の特定の個人もしくは少人数だけでやる場合と、企業ぐるみでやる場合とがあります。

 個人もしくは少人数だけでやった場合は、企業全体の責任が問われることはあまりないでしょうから、企業が立ち直るのは早いでしょうが、企業ぐるみで行った場合には、企業の信用を取り戻すのに長期間を要します。

 事の次第では経営を存続することが難しくなり、規模が縮小するか、最悪の場合は倒産すらあり得ます。

 これまで築き上げてきた信用が一瞬にしてフイになるわけです。 もったいない話ではあります。

 このような状況の中で、最近では企業倫理の強化が以前にも増して叫ばれるようになってきました。

次回へ





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最終更新日  2012.01.05 15:50:53
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