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福岡でうつ病学会があったため、「はやぶさ」で出かけた。ブルートレインもどんどん廃止されていくご時世、この機を逃すと九州方面にブルトレで出かけることは二度とないかもしれない...。発売日にいつもの駅でキップを購入。一人旅、さすがに防犯上個室が取れなかったら新幹線か飛行機にしようと思っていたが、あっさり往復Bソロをゲット。復路のきっぷは発売時刻ではなく、夕方の購入だったので、マルスくんに「残席1」と言われた。車両の端だから揺れるだろうな、と思ったが選択の余地なし。...実際同じ2階でもかなりの揺れ(4番個室
2008年07月27日
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今日のタイトルは、ある先生からのリクエスト。こういう世界があることを、ぜひ書いて、とおっしゃったので、お応えすることにした。入院患者さんの間の歴然とした「貧富の差」。これは非常に切実な問題で、これによって精神症状が不安定になったり、起こす行動によっては患者さんの処遇が変更になってしまうほどの、大きな壁なのである。今回の場合、医療費支払いで各ご家庭が裕福かどうかという点を言っているのではない。入院患者さんのお小遣いの間にある、「貧富の差」の話。長期入院患者さんにとって、お小遣いの金額は死活問題だ。閉鎖病棟では一日の小遣いを一律に決めているケースもあるが、特に開放病棟では...。小遣いの金額、それにタバコ代を含むのか、タバコは別に差し入れなのか、電話代を含むのか、別にテレカでもらっているのか...。そういったものは当然家族の心づもりひとつなのだが、看護師が手渡すので、病院から支給されていると思っている患者さん、結構いる。1日の小遣いが110円(自販機1回分)、タバコは1日5本の患者さんが診察のたびに私に言う。「先生、小遣いを1日300円にしてください。せめてタバコを1日10本にしてください。」患者さんって言うのは、主治医の指示は絶対だと思っているわけ。だから、私が指示すれば、小遣いの金額が上がるとか、煙草の本数が増やしてもらえるとか、本気で思っている。医師が唯一小遣いの金額を決められるのは、家族からの預かり金はたんまりあるが、精神症状や糖尿病などで渡す小遣いを制限しているケース。とにかくもともとの銭がなければ始まらないのだ。「お小遣いとか、タバコとかは、ご家族がどれだけ入れてくれるか、で決まるのよ。私が自分の権限であなたに出してあげられるのは、薬だけなんだってば。タバコは、10本ずつ吸ったら、次に送られてくるまでの2週間は無しで我慢よ。我慢できないでしょう?」何回同じ説明をしただろう。しかし彼はなおも食い下がる。「●●さんは1日1箱タバコをもらっている。小遣いだって2000円だ。タバコは今日送られてきたはずで、無いはずがない。先生が指示すればそうなるはずだ。家族がというなら、先生が家族に電話してください。俺が自分で電話すると、家族は電話に出ない。先生がかければ、出るはずだ。」「ご家族はあなたからの電話だから出ないわけじゃないって。ナンバーディスプレイだったとしても、表示されるのは病院の電話番号なんだから、私がかけても同じ。」自分で言ってて、無駄な説明と分かっている。この患者さんの場合、一度は家族にお願いして、看護師が2日で300円渡したことがある。ところが数日後に衣類を届けに来た家族が、「そんなことを許可した覚えはない」と激怒したのだった。タバコをなんとか増やしてもらうことも「とんでもない。あいつにこれ以上渡すものはない」と一蹴された。そんなこと、彼に伝えるのもあんまりだが、仕方ないのでやんわりと伝えた。それでもなお「先生が決めればそうなるはずだ。先生の口一つだ。自分だけ、小遣いが少なくて病院からいじめられている」と彼は信じている。週に500円の患者さんなら彼よりもらっている金額が少ないのだが、彼はその受け取っている瞬間を見るだけなので「自分が一番少なく貰っている」のである。1週間の小遣いが500円の別の患者さんは、診察のたびに「小遣いを、お札でください」と言う。1度に1000円渡したら、2週間に1回になります、という説明をいくらしても、「そんなことないよー。毎週1000円出てくるよ」と譲らない。楽しみと言えばやはりタバコくらいだが、先日も家族から「タバコの消費が早すぎる。もっと吸わせないようにしろ」と看護師がクレームを受けた。C券の500円札、岩倉具視くん、少しとっとけばよかった。板垣退助の100円札でもいいのか(笑)。どうせ使うのは病院の売店なんだから、数枚あれば、後から500円玉と両替して、彼専用の院内日銀券みたいに流通させれば....。やはり小遣い週500円の別の患者さんは、自分より多少お金を持っている同室者にイ●ンで広告の品のインスタントコーヒーを買ってくるよう頼んでしまった。しかも、その買い物の帰り道、頼まれた患者さんが日射病で倒れ、救急車で戻り大騒ぎになった。インスタントコーヒーの方が毎日缶コーヒーを買うより安いし、たくさん飲めるから、と彼なりに知恵を絞ったようであるが、代金398円を返すことができず、トラブルになった。だいたいこういうのは、頼まれた患者さんも若干の見返りを期待して引き受けているのである。一番いいのは家族に買い取って持ち帰ってもらうことだが、家族は「そんなこと知るか。病院の管理の問題だろう」と言う。どうにか預かり金から出す、などということをしたら、次から味をしめてますます他の患者さんに買い物を頼むようになってしまう。結局翌週の小遣い500円から差し引いてコーヒー代を支払ったのだが、今度は金がないので他の患者さんにタバコをせびって、問題になった。一部の「裕福な」患者さんはタバコの1本くらい「おう、やるよ」と言ったふうで、何とも思わないのだが、そうでない患者さんは「あいつが盗った」「借りておいて返さない(足りなくて借りたタバコを返すあてなどあるはずがない)」と大騒ぎになってしまう。自分の貯金がかなりあって、自由に使える患者さんでも、院内での小遣いは週2000円で我慢してもらっている。病院だって資本主義社会、本来は自由にすべきだが、週2000円でも、周囲の患者さんにはかなりの目の毒、実際やっかまれている。誰が沢山お金とお菓子やタバコを持っているのか、患者さんは本当によく知っている。患者さんの社会性を考えたら、閉鎖病棟より開放病棟で、自由に買い物ができたほうが、いいに決まっている。でも診察のたびに、小遣いを110円からせめて200円にしてくれとか、タバコを5本から10本にしてくれとか、そんなことで何十分ももめていると、「今日のところは私が100円(またはタバコ1本)あげるからこれで1週間看護師にも不満を言わず黙っといて」と言いたい気持ちになる。言わないけどね.....。
2008年07月18日
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ローテート研修時代はなんと全科当直をやっていたけれど、精神科に入って以降すでにいくつもの精神科病院の当直をやってきた。当直環境や条件は、非常に様々で...過酷なところもあった。ある男性医師:「僕はユニットバスって好きでね。当直室の風呂で、ほら、あの西洋風の、湯船にぶくぶく泡立てて入ってさ、垢を擦るといっぱい浮いて...あれを見るのが快感なんだ。」...先生、それは止めてください。私は曜日の関係で、必ず先生の次の日が当直なんです。それを聞いて以降、私はその病院で真夏でも風呂に入れなくなってしまったではないですか。とってもアブラギッシュで、夏場は当直室の冷房温度設定を最低の16℃に設定するあなた。しかも設定を変えず、翌日までスイッチを入れたまま。激しく寒いです。地球にも優しくないと思います。なによりあなたの入ったあとの浴室は、見るのも怖くて、ドアを開けることができません。普通の日は昼間に掃除が入るからいいけれど、連休であなたの後は最悪です。シャンプーやボディソープを、あなたは今も浴室に置いているのでしょうか。あなたの使った後は髪の毛やらなんやら、いっぱいボトルにひっかかっているのです。私物を置きっぱなしはよくないし、せめてさっと流してから出ましょうよ。家で奥さまに風呂の使い方が汚いと怒られるので、当直で一番ゆっくり入れる、とおっしゃいましたが....。だからって、朝寝坊したのにまた風呂に入り、医局の冷房を最低温度にして涼み、出勤してきた私とパンツ1丁で鉢合せ、ってどういうことですか。他の先生の中には、パンツ1丁すらまとわぬあなたと朝の挨拶をしてしまった方もいるそうです。医局は保護室ではありません....。その病院で初めて当直をした時、シーツや枕カバーに髪の毛がいっぱいついてて、驚いた。リネン交換が週に1回だなんて、気持ちよく当直できる先生は常に1人だけ(平日は曜日ごとに決まっていたから)。仕方がないので、自分の白衣を持って来て、上に広げ、コートをかぶって寝た。その次からは、バスタオル1枚とタオルケットを2枚持って来て、その間で寝た。荷物と洗濯が多くなって大変だった。後から赴任した女医さんが、自分の当直日にシーツを交換しろ、と事務に要求し、「あの女医はわがままだ、事務をなんだと思ってる」と大顰蹙を買った。交換は自分でしてもいいけど、せめて交換用のシーツを置いてだけほしい、と私は思った。結局その女医さんはシーツ交換日を自分の当直日に変えさせることに成功した。私は何も言えなくて、バスタオルとタオルケットを当直キットに入れたままだった。ちなみに、夜21時になると冷暖房が切れるのもキツかった。夏なんて、その時間に寝そびれたらもう寝られない。冬も、21時からその汚い布団に入ってないと凍えた。恵まれない環境での当直は、あまりコールがなくてもそれだけで消耗してしまうのです。
2008年07月17日
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精神科の教科書に二人組精神病(フォリアドゥ)、という言葉がある。親密な関係である二人(生活を共にするような親子、夫婦...)のうちの一人に幻覚や妄想がある時、もう一人も同じような訴えを持つことがある、そういうケースのこと。もともと精神病を持たない片方の人間が、たとえば結婚して精神病の親と離れて生活を始めた場合、まるで憑き物が落ちたように症状が消えてしまうのが特徴である。ある、初老期の統合失調症の女性を、入院でお預かりした。何十年もほとんど家から出ずに生活していたため、とりたてて大きな問題を起こさなかったが、今回は、隣の敷地で木の枝を切ったり、石を投げたりしてしまったのである。いらした時は、腕を振り回すばかりで、まったく話が通じなかった。一応話しているのが日本語とは分かるが、疎通がここまでとれないと、宇宙人と対話しているようなものである。女性の場合、幻覚妄想や著しく解体した思考を持ちながら、何十年も家庭で過ごした末、未治療で精神科病院に訪れることが割合多くある。圧倒的に男性より多いのだが、これは決して長寿なせいではないし、「座敷牢」に入れられていたわけでもない。話もほとんど通じないのに、単純型統合失調症といえるようなもので、家族の寛容度が高く、家の中の家事だけはきちんとやってきたなんていうケース。話を戻そう。この患者さん、当然病識もないし、自分で入院治療に同意するだけの現実検討能力がないから、娘さんを保護者とする医療保護入院となった。入院で治療を開始し1週間ほどで、拒絶的な態度はなくなり、多少はこちらの問いに答えてくれるようになった。家では半年以上入っていなかった風呂にも入れたし、髪も洗ってとかせたし、魔女のように伸びた爪も切らせてくれた。落ち着きなくうろうろすることもなくなって、椅子に落ち着いて座っていられるようになったし、自室を飛び出すこともなく休めるようになった。それでも「隣の土地の●●さんが」と突然話し出したり、「私はビジネスママなのよ」など意味不明な会話が半分くらいだった。本人は患者さんだからこんなものだが、いざ入院させてから娘さんが謎すぎた。着替えを頼めば、タンクトップや、マイクロミニみたいなスカートばかり持ってきた。一応初老のおばあちゃんなので、「えええっ?」とスタッフと目を丸くしたものだ。娘さんは非常にマメに面会に来るのだが、あの意味不明な会話をする患者さんと、長時間話し込んでいるのである。患者さんは時々意味なく娘さんの頬をぴしゃんと叩いたりしているが、それをニコニコと何度も「ダメでしょ」と両手でくるんでは離している。そんな様子を見ていると、突然娘さんが家族面談を要求した。「まあ、来た時よりは随分静かに落ち着けるようになったなあ。娘さんもそう思っているだろう。でも退院はまだ当分先ですよ」と説明しようとして面談室で対面した私は、突然娘さんに怒られたのである。「確かにうちの母はご近所に迷惑をかけました。保健所や役所にも言われて仕方がないから連れてきました。お風呂にも入れてもらって有難いと思っています。でも、ここへ入院させて動けなくさせられるとは思わなかった。前はもっと、よく動いていました。」誤解のないように言っておくが、患者さんは決して動けなくなっていない。もちろん入院時に若干鎮静をかけるという説明はした。食事・排泄・歩行も自力でしているし、ドアを開けてベランダに出てベンチに座り、ブツブツ独語もしている。ただ、うろうろ無意味に動き回ることがなくなって、一ヶ所に落ち着いて座っている時間が長くなったというだけだ。「この娘さんは、私たちと『正常・異常』の感覚が違う!」と気づいた。まったく話が噛み合わず、インフォームドコンセントがなんとか、というレベルの話ではない。つまりこの保護者である娘さんのニーズ(あるのかないのかよく分からない)と、私の提供できる治療というサービスが、一致することはないのである。さて困った。これでは退院させても、外来治療にものらないだろう。何しろこの娘さんは本当には困っていなくて、近所や役所に言われたから連れてきただけなのである。治療としては全く中途半端だ(まだほとんど軌道に乗っていない)が、退院にするしかなかった。看護の職員に尋ねると、やはりこの娘さんとの接触性に違和感があったと言う。病棟の説明をしても、聞いているのか聞いていないのかわからないような感じで、共感性に乏しかったのだ。数日後に改めて迎えに来て退院、とあいなったのだが、それを聞いた役所が血相を変えて「どうして退院させるんだ。市長同意(保護者になりうる身内がいない場合に使う)で何とか継続できないのか」と電話してきた。入院前は年金のことなどで、毎日のように役所に押し掛け、意味不明のクレームをつけていたようなので、役所としては簡単に出て来られては困るのが本音なんだろう。以前にもご近所トラブルでこの患者さんが警察に保護された時、迎えに来るよう連絡しても、この娘さんは「別に大したことではないから、行く必要はない」と気にもかけなかったそうである。私はこの娘さんの印象を、ちょっと病的、ひょっとしたら発病しかけているのかもしれない、と感じていた。実際、患者さんと話をしているのに近かった。少なくとも、スキゾタイパルな人であることは間違いない。もしこの娘さんが、精神病であると診断されれば保護者として不適格ということになるから、市長同意に切り替えというのもありだろう。しかし、それにはこの娘さんがどこかへ受診して診断を受けることが必須だし、その診断は他医が行うべきで、私がするべきではない。入院継続を拒否した保護者に、「お前は精神病だ」といきなり主治医が言って、勝手に入院を継続した、とあっては、訴訟になってしまう。だいぶ役所には食い下がられ、しまいには保健所の保健師まで退院になるのが納得できないと飛んできたが、彼女の入院治療を行うには、何か刑事事件を起こして措置入院になるしか方法がないだろう、逆に微罪であっても、そのタイミングで持ち込むしかないと説明した。まあ、ご近所には迷惑だが、とんでもなく大きな事件は起こさないと思う。いっそ最初から娘さんなしで、「身寄りがありません」と来てもらえば、対応できたのだが、こればかりは仕方ない。この娘さんの感覚のズレ、が患者さんである母親に長年育てられた環境因なのか、それとも娘さん自身にある遺伝負因なのかは、わからない。「うちの母のいったいどこがおかしいのか、言ってみてください」とまで言われては、たぶん、二度と私のところに来ないだろうし。
2008年07月13日
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サミットのニュースを「去年行ったなあ」と思いながら眺めていると、マダム方が昼食会をしたという記事が目に留まった。...真狩村のレストラン。ユリ園を歩いている写真も、奥様方が並んでいる後ろに写る緑色の屋根も。子どもがカブトムシとカエルを捕まえて喜んでいたまさに同じ場所。みんなみんな、見覚えのあるところだった。日経「プロの選んだオーベルジュ」のトップ1にも輝いていたから、到底今年の夏は予約が取れないと思い、あえて外してコースを組んだ。...夏のご案内レターもせっかく頂いたけれど。ニュースを見ながら、子どもが、母が、「すごいところだったんだね」「また行きたいね」と話していた。残念ながら、これまで以上に予約が取れない店になってしまうんだろうなあ。サミットと、日経が憎いです...。
2008年07月09日
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東京(銀座~新橋界隈)に出ると、買うと決まっているものが、いくつかある。1.「ホテル西洋銀座」のパンドミー(食パン)うちの中では知る限り、ここの食パンが一番美味しい、飽きない、と言われている。イーストの匂いの強い食パンはうちでは論外。フ○ションのパンドミーの方が皮の香ばしさは上のような気がするが、ややフワフワしすぎてモチモチ感が物足りない。ロ●ションのパンドミーより値段は安いが、西洋のは食事パンとして存在を主張しすぎないところがいい。何枚でも食べられるくせのない美味しさ。カルピスバターはもとより、イグレックプリュス+(世界一の朝食で有名な神戸北野ホテル)のコンフィチュールとのコラボが絶品。テイクアウトで買ってこそできる贅沢である。2.「空也」のもなか(平日限定)有名すぎてわりと普通のおみや。上あごに皮がくっつかないところがいい。変哲のない普通のもなかだとは思うが、きちんと作ってある感じ。銀座で買う割に値段が安いのもよい。3.「たちばな」のかりんとう(平日限定)袋入りのものしか買ったことがないが、外から見ても割れや欠けがなく、艶やかなかりんとうがぎっしり入っている姿はそれだけで壮観。一般的なかりんとうによくある、黒糖のこゆい味とは全く違う味。2に通じるが原材料のシンプルさが潔い。4.「ウエスト」のチーズバトンとにかく子どもが取り合いになるほど好き。箱なし、袋入りを買うとお値打ち。大丸の中で帰り際に買うことが多いが、喫茶で食べる卵サンド(ぶっ飛ぶほど高いけど)も美味しい。5.「東京ばな奈」の「ゴーフレット」なぜゴーフレットか?日持ちがいいから。軽いのもよい。箱が子どもの工作の材料にもマル。なんだか唐突な話題ですみません。
2008年07月06日
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