森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2014.01.18
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私が以前携わっていた訪問営業の仕事について書いてみます。

仕事をしているうちに訪問するのが怖くなりました。
私はそんな弱気を出してはいけないと空元気を出して、無理やり仕事場に向かっていました。
でも体は正直なものです。
顔は引きつり、怯えているのですから、人に会うことすらできません。

森田理論学習をしている今だったら、怖い自分の味方になることができます。
怖かったら仕事を休んでもいい。さぼってもいい。逃げてもいい。
なんだったら辞めたっていいんだ。怖いのに無理することはない。
それが正直な気持ちなんだ。

仕事を続けるにしても、ノルマなんか達成しなくてもいい。
辞めさせられない程度の仕事でもいい。

そういうともう一人の自分が、でも辞めたら家族の生活費はどうするんだといいます。
そうだなあ。辞めるとたちまち生活できなくなるなあ。
また不況だからすぐにいい仕事は見つからないかもしれない。
それだけは何としても避けなければいけないなあ。

そしたらその真ん中をとって、昇進はあきらめる。ボーナスが少ないのを我慢する。
左遷されても甘んじて受ける。嫌な部署に回されても、安易にやめないで移る。
人から出来損ないといわれても受け入れる。それだったら何とかできそうだ。

家族のために生活の糧をとってくることに徹すれば何とかなる。
そして次に自分のやりたいことを見つけておこう。

会社の上司や経営者が聞いたら、あきれてものが言えないかもしれません。
でも感情を大事にして、理知で調整すると、こういう対応になると思います。
自分の心は矛盾を起こしていませんので生きてゆくことができます。





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Last updated  2014.01.18 06:58:10
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