森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2014.01.27
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カテゴリ: 森田番外編
戦国時代を代表する織田信長、明智光秀、豊臣秀吉、徳川家康の生き方を順次
森田理論で分析してみたいと思う。

まず織田信長。
織田信長はすぐれた能力を持っていた。
智力に優れ、アイデアマンであり、理論家、理想家であった。
良くも悪くも思い立ったらすぐに行動できるという積極果敢でまさに闘争的な人であった。
戦さでは、無理と思えるような奇襲戦法を用いた。ワンマンで独裁家であった。
ユダヤ人を虐殺したヒットラーのような人であった。

血も涙もなく、一向一揆などでは、容赦なく民衆を皆殺しにしている。
比叡山延暦寺の焼き討ちもそうだ。
森蘭丸以外は腹心でも、血のつながった家族でも容赦のない粛清を行い、約束などは
平気で破っていた。明智光秀もその被害者の一人だった。

15歳の時斎藤道三の娘濃姫と結婚しているが、政略結婚であったという。
女性には冷淡で愛情のかけらもない。

織田家は上昇志向、権力志向の強い権威主義、選民意識の強い家系であった。
一族は互いに殺し合い、能力のあるものが生き延びるという宿命をおっていた。
いつもアドレナリンが出ていて、興奮状態で血管が収縮して戦闘モード状態の人間を
イメージしてもらうと分かりやすい。

父親の信秀からは、2歳の時に那古野城の城主にされ、スパルタ教育、帝王学で常に
先陣を切ることを要求されていた。
人間的な暖かいふれあいなどは何の意味もない。
他人はみんな敵、人間関係は食うか食われるしかないと思っていた。

暖かいおもりやりの感情は無理やり押さえ込んで、憎しみ、恨み、猜疑心、妄想などの
怒りの感情を膨らませて、衝動的、異常行動へと駆り立てていった。
あまりのひどさに信長は、人格障害の疑いがあるといわれている。





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Last updated  2014.01.28 00:05:38
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