森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2026.01.20
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プロ野球のバッターでチャンスで凡打に終わったとき、バットを叩きつけたり、ダッグアウトに戻った時椅子などを蹴飛ばすような選手がいます。
相手への腹いせというより、自分自身に腹が立ってどうしようもない状態です。

これを「することモード」と「あることモード」で考えてみましょう。

「することモード」 ・・・自分では悔しい気持ちを処理しきれないので、それをものにあたることで、精神的に楽になり、自己の苦痛を回避しようとしている。
非建設的な行動や原因分析をしないで、人や物に吐き出している。
これでは人から軽蔑されることになります。
次に生かすことができないので、感情の暴走が続く。
この行動は、くやしいという感情を「今すぐに解決すべき不快な感情」と捉え、衝動的、短絡的な行動によってそのギャップを埋めようとする最も原始的な「することモード」といえる。

「あることモード」 ・・・悔しいという感情を認めてじっくりと味わう。
湧きあがってきた悔しいという感情を、よいとか悪いとか評価しないで。その感情に内在する情報(不甲斐なさ、リベンジの意欲)を味わう。
感情から得られた情報を基に、目標達成やリベンジを果すために、打てなかった原因を整理、分析、研究する。
自分ではよく分からない場合は同僚やコーチの助けを借りる。
次は明確な狙い球を絞って打席に入る。

ここで考えてみたいことは、悔しいという感情がほとんど湧き上がってこない人である。
鈍感・無関心で、終わったことは仕方ないとあっさりとあきらめてしまう人である。
問題点や、怒り、不甲斐なさ、喜びなど感情全般が停滞して、感情が鈍麻している人である。
感情という重要な情報を処理する能力が低下しているのである。
気づきがない、発見がない、問題や課題の発見能力に問題がある。
感情的なセンサーが働かないので、次に生かすべきギャップが認識できない。

神経質性格者はこの手の人はほとんどいない。
むしろ喜怒哀楽などの感情が泉の如く湧き出てその対応策に翻弄されている。
しかしそれは両面観で考えると、豊かな感情、鋭い感性が高度に発達していることあり、忌み嫌うのはもったいない。
感情や気分の取り扱い方や活かし方を森田理論で学習することが大切になります。





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Last updated  2026.01.20 06:28:22
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森田生涯 @ Re[1]:最初は症状回復を意識した行動でも構わない(01/30) 長谷川勤さんへ ありがとうございます。 …
長谷川勤@ Re:最初は症状回復を意識した行動でも構わない(01/30) 森田生涯様 いつもお世話になっています。…
森田生涯 @ Re[1]:小林一茶の人生から学ぶこと(01/02) 楽天星no1さんへ コメントありがとうござ…
楽天星no1 @ Re:小林一茶の人生から学ぶこと(01/02) 一茶の人生を初めて知りました。不幸だっ…
森田生涯 @ Re:短期、中期、生涯目標の設定は有用ですね(01/01) 楽天星no1さんへ コメントありがとうござ…

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