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映画「私を離さないで」をDVDで観ました。息子のカズが借りてきたですが、観たら2年前に映画館で観た映画だった。その時の日記です。題名だけではわからなかったけど、最初の場面で思い出しましたね。介護人になったキャシーが、手術室を見つめてるところ・・・【あらすじ】寄宿学校「ヘールシャム」で学ぶキャシー、ルース、トミーの3人は、小さい頃からずっと一緒に暮らしている。外界と隔絶したこの学校では、保護官と呼ばれる先生の元で子供たちは絵や詩の創作をしていた。18歳になり寄宿学校を出て農場のコテージで共同生活を始めた彼ら。やがてルースとトミーが恋を育むようになり、キャシーは孤立していく。その後、コテージを出て離れ離れになった3人は、逃れられようのない運命に直面する事に...。 印象に残った場面を引用します。 オリジナルからコピー(提供者)をとる。そのオリジナルとは親?オリジナルを探すためにはゴミタメを漁るしかないから、ポルノ雑誌のモデルをしてるかもと必死に見るキャシー。それを理解してくれてたトミー。 キャシーとトミーが、臓器提供の猶予を求めに作品展示ギャラリーのマダム宅に行き、ヘールシャルムの校長に会う。校長「ヘールシャルムは、臓器提供の理念を実践する最後の場で、作品は“提供者である子供たちも人間だ”と証明するため。そんな証明誰も求めてなかったけど。」キャシー「猶予はないのよ、トミー。」校長「そう、猶予はないの。今も昔もね。作品は魂を探るためではない。魂があるのかを知るためだった。」 魂があるなんて当たり前なのに、提供者にはそれさえも認められてなかったなんて・・・一縷の希望にすがりついてみたものの、かえって絶望の淵に追いやられ、トミーは絶叫する。トミーが提供前に最期の微笑み。最後の場面。キャシー「ここには、過去に失ったものがすべて流れ着く気がする。もし、それを信じれば、ここで待てば地平線のかなたに人影が現れる。近づくその人影はトミーだ。彼は手を振り、私を呼ぶ。その先は想像しない。したくない。トミーを知っただけでも幸せだった。私は自分に問う。私たちと、私たちが救った人々に違いが?皆”終了”する。”生”を理解することなく、命は尽きるのだ。」正視に絶えない残酷な現実。でも、それを淡々と描いている。焼きもちからキャシーとトミーの仲を裂き、割り込んでいたルース。でも、その償いにと執行猶予の申請にとマダムの住所を伝える。小さいころの恋がずっと続くんだなと思ってしまった。切なく、哀しいけど、美しい風景や建物が癒してくれる気がする。
2013年02月22日
松山ケンイチ主演の劇「遠い夏のゴッホ」を赤坂ACTシアターまで観に行ってきました。松山ケンイチ主演の劇「遠い夏のゴッホ」を赤坂ACTシアターまで観に行ってきました。目当ては、共演の筒井道隆なので、内容的にはあまり期待してなかったのですが、思ったより良かったですね。アムンゼン役の筒井道隆は、出番がそれほど多く無くて残念だったけど、気だるそうな雰囲気と、ボソボソと話すのが、やはりセクシーです。長女マッキーからオペラグラスを借りてったいったけど、割と前の方だったので、使わずに済みました。アムンゼンは、羽化の柔らかい体で落下したのが原因で、歌えなくなってしまい、失意の日々を送るセミ。アリから助けてくれたセミ、松山ケンイチ演じるゴッホを、なんでそのまま死なせてくれなかったんだと逆恨みしたりもするけど、ゴッホに感謝を伝えに来て、今度は救う。最期は、やはり歌ってみたかったと呟きながら死ぬけれど。ゴッホは、恋人のベアトリーチェと一緒に羽化するつもりだったが、年数を勘違いしていて、一年早く羽化してしまう。地上で夏の終わりまでしか生きられないと知り、約束が果たせないことに苦しむ。夢の中でベアトリーチェと会い、抱き合おうとしてもすれ違う。切ないですよね。ミミズのホセが、ゴッホとベアトリーチェの言葉を相手に伝えようとするけど、一年後でも会えると信じているベアトリーチェが哀しい。ゴッホは、来年の夏ベアトリーチェが羽化してくるまで生き延びようと、クワガタやカエルに越冬の方法を聞いたりする。「冬は、天敵だけでなく、世界中が敵になる。生きられるかどうかは世界を作ったものが決める。生きられるだけ生きろ」と言われ、二本足の化け物の住む世界に行って生き延びる。何のために生まれて、何のために生きるのか、アンパンマンの歌詞みたいだけど、考えてしまいましたね。アリが「生きるために働くのではなく、働きたいから生きるのでは?」と言っていた。松山ケンイチは、これが初舞台だそうだけど、健闘してましたね。ベアトリーチェ役の美波も熱演だっし、ホセ役の吉沢悠がコミカルでいい味を出していた。また、イルクーツク役の石川禅は、低音のセリフが響き、心にしみましたね。ネタバレになるので、あまり書けませんが、シリアスになり過ぎず、希望や明るさを持たせながらも、考えさせてくれました。主人がチケットを予約し、払ってくれたのですが、本当に感謝です。勤務先の厚生サービスで安くはなったのですが、S席はやはり高いのにね。開演前のステージ。まだ暗い・・・白い胡蝶蘭ばかりの中で、青い胡蝶蘭が目立っていた。まあ、青い溶液を吸わせているのだろうけど・・・緑もありましたね。帰りがけに赤坂ACTシアターから見えた景色。煉瓦や洋館がいいですね。
2013年02月18日
映画「ライフ・オブ・パイ~トラと漂流した227日~」を主人と観に行きました。入間でも上演していたのですが、主人が3Dの字幕版に拘って、大泉学園まで観に行ったのです。まあ、元々主人が観に行くのに付いて行ったので、入間でやっていたことさえ知りませんでしたね。3Dは、レディースディの割引対象にならなかったのですが、やはり、3Dで観ないと意味がなかったかも。映像、特に海の中など、美しかったですね。また、三つの宗教を同時に信じる意味がわからなかったけど、パンフレットによると「宗教の垣根を越えた、信仰に対する試練を意味していた」らしい。一つの宗教を信じていれば、観客がその宗教に対して違和感を感じるかもしれない。普遍的な神、創造主ということにしたかったらしい。また、ネタバレになってしまうけど、漂流には、二つの話があって、どちらを信じるかは自分次第だそう。もう一つが現実かもしれないけど、トラの方が面白い。哀しい現実を見たくなくて、そう考えたのかもしれない。どちらにしても、家族を失った哀しみを乗り越え、少年から大人になっていく過程を描いてるのかな。絶望に陥りそうになっても、また希望を抱き直し、生き続けることを選んだのですよね。荒唐無稽なファンタジー映画かと思っていたけど、結構深い映画でした。主人は哲学と言ってましたね。実際、主演した少年は、この映画に出演したせいで、経済学部ではなく哲学科に進学したそうです。いろいろ考えさせられますものね。
2013年02月06日
先日、息子カズがインフルエンザになったのですが、点滴のインフルエンザ薬ですぐによくなり、出席停止の間、退屈だからと借りたDVDを私も観ていました。★「(500)日のサマー」何日目と、話がすぐに前後するので、わかりにくい。などと文句を言いながら見ていたら、カズに文句があるなら見るなと言われてしまった。その後からは、カズは二階の自室のパソコンで見始め、見終わった後から、私が貸してもらい、一階リビングのテレビで見るようにしました。★「ソーシャル・ネットワーク」主人や長女マッキーは、映画公開時に見たらしい。カズも面白いと言っていたので、見てみました。Facebookの創始者と発案者などとの争いから、開始当時の回想。面白いけど、孤独を感じ、虚しさも感じる。★「同じ月を見ている」これはカズではなく、私が選んだ映画。途中で止まってしまい、最後まで観られなかった。哀しい話で見るのが辛かったからかえって良かった?でも、結末はやはり知りたいなあ。借りたTSUTAYAでは一本しかなく、代わりに「人間失格」を借りました。根暗な人だと思われたかな?★「きみに読む物語」以前、原作がベストセラーになった時、本屋で立ち読みの飛ばし読みをしました。あらすじは知ってたけど、結末は知らなかった。こんなにも一人の人を長い間愛せるものなんだなと思った。一歩間違えば、ストーカーや偏執狂?になってしまうけど、想いが叶って良かった。ネタバレになってしまうから、あまり書けないけど、最期まで一緒に居られて幸せだなあと思いました。★「オーシャンズ12」最初の方しか見なかったけど、眠くなってしまい、やめてしまいました。カズも途中で寝てしまったらしい。★「人間失格」太宰治の原作とは違い、中原中也が出てきたりしている。主人公の大庭葉蔵を太宰治と重ねているからだろう。「中原中也と、太宰治と、宮沢賢治と」に載ってるエピソードを読んでようやく理解できました。話が飛ぶので、原作を読んだことがあってもわかりにくい。もう一度読み直そうかと思ったくらい。うちにあるはずなのだけど、見当たらないのですよね・・・カズが読みかけと言ってたので、持ってるのかな?読んでから、観た方がいいのか、それとも、イメージが湧きにくいカズは先に見た方がいいかも。まあ、ちょっと違うからかえって観ない方がいいのかな。
2013年02月06日
息子カズが今日までレンタルしていたDVDを観ないで返すと言うので、もったいないから私が3本中2本観ました。映画「ジュリエットからの手紙」と「ウォール・ストリート」です。もう一本は、「食べて、祈って、恋をして」だったのですが、全部は観きれないから、ネットで映画評を観たら、「自分にはもっと価値があると勘違いしてる女?の自分探しの旅」みたいなことが書いてあり、 あまり良くなかったのでやめました。「ジュリエットからの手紙」は良かったですね。カズは「レ・ミゼラブル」でコゼット役をやっていたアマンダ・セイフライドが好きになり、彼女が出てるというので借りてきたらしいけど。そういえば、先日も「マンマ・ミーア」を観ていたなあ。「ジュリエットからの手紙」での彼女が一番輝いてましたね。あらすじ・解説不朽の名作「ロミオとジュリエット」。イタリア、ヴェローナの「ジュリエットの家」には、今も世界から恋の悩みを相談する"ジュリエット・レター"が届くとか。ロンドンに住むクレアの下に1通の手紙が届く。それは、50年前、クレアが書いたジュリエットへの手紙への「ジュリエットの秘書」なる人物からの返事だった。「ジュリエットの秘書」とは誰か。そして、50年前の初恋を再生させたその手紙には何が書かれていたのか。長い年月を越えて結ばれた真実の恋に涙。『英国王のスピーチ』同様、ネットとメール全盛の現代に、言葉の力を再認識させられる。出演は、『マンマ・ミーア』のアマンダ・セイフライド、ヴァネッサ・レッドグレーヴほか。恋愛映画の王道かもしれないけど、切なくていいですね。「ウォール・ストリート」も、割と良かった。それほど期待はしてなかったのだけど、意外と面白い。あらすじ・解説オリバー・ストーン監督&マイケル・ダグラス主演による名作「ウォール街」の23年ぶりの続編。前作の最後に逮捕され収監されたウォール街のカリスマ投資家ゴードン・ゲッコー(ダグラス)が長い刑期を終えてニューヨークに帰ってきた。疎遠になっていた娘ウィニーとの関係修復にとりかかるゲッコーだったが、ウィニーは強欲な犯罪者の父親を毛嫌いしていた。そんな中、ゲッコーはウィニーの婚約者でウォール街で一旗揚げようとしている野心家の青年ジェイコブと出会う。共演はシャイア・ラブーフ、キャリー・マリガン、ジョシュ・ブローリン。「ウォール街」を観てないから、よくわからないけど、それなりに楽しめました。ウィニーとジェイコブのカップルもいいなあ。強欲な父ゲッコーを忌み嫌ってるのに、同業者のジェイコブと付き合ってるウィニーは、やはり父親を憎み切れていないのではと思ってしまう。今日は、カズが友達を連れてきてチーズフォンデュパーティ。うるさかったり、台所を汚されたりもしたけど、DVDを見せてもらったから良しとしようかな?
2013年01月17日
映画を観たら良かったので、ついサントラ盤を買ってしまいました。一緒に見た息子のカズも聴きたがってたしね。【1000円以上送料無料】レ・ミゼラブル~サウンドトラック/サントラ
2012年12月29日
入間アウトレットで息子カズと買い物した後、ユナイテッドシネマ入間で、映画「レ・ミゼラブル」を観ました。主人は一昨日観てきたのですよね。主人は、ミュージカルで台詞が全部歌というのに違和感を覚えたらしいけど、カズは、かえってそこが目新しく感動したようです。パンフレットだけでなく、サントラ盤も欲しいと言うほど。残念ながら映画館では売っていなかったので、買えませんでしたが。私も、ミュージカル良かったですね。アフレコではなく、ライブ・レコーディングされてるから、リアルです。特に貧しさゆえに体を売ったファンティーヌが絶望的な心情の「夢やぶれて」を歌う場面。女優アン・ハサウェイが髪も切られ、ボロボロの姿だけど、神々しい。倉敷の大原美術館のエル・グレコの聖母マリアに重なって見えました。また、子役のコゼットが歌う「幼いコゼット」も可愛らしかった。エポニーヌの「オン・マイ・タウン」も切なかったなあ。「ひとり夜の街を彷徨いながら、エポニーヌはマリウスへの愛を強く自覚する。届かない想いでも道は残されている。」その前の「心は愛に溢れて」でも、コゼットとマリウスが愛の喜びをデュエットするのに加え、エポニーヌの切なくハモルのが哀しかった・・・やはりサントラ盤買おうかしら?「恵みの雨」で、エポニーヌの想いが、死ぬ前にマリウスに通じただけでもかばって死んだのも報われた感じ。ストリートチルドレンのガブローシュが誇りを持って死んでいくのも哀れでしたね。横に並べられてるガブローシュに、ジャベールが勲章を置くのも感動。でも、いくらジャン・バルジャンを捕えることの虚しさを痛感したからと言って、自殺することはないと思うのだけどなあ・・・信念を曲げるのがそんなに耐えられなかったのかな・・・ミュージカルだから、ここで大声で歌ったら、聞こえてばれてしまうじゃないなんて、つっこみたくもなるけど、そこはミュージカルならでは世界なのですよね。妄想の世界?とも思ってしまうけど、ライブ録音だから、まだリアリティはある。カズは、今まで観た映画の中でも5本の指に入ると言ってましたね。まだそんなに観てはいないとは思うけど。私もミュージカル映画は、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」くらいしか映画館では観てないけどね。あれは、歌手ビョーク演じるセルマの白昼夢ということでミュージカルシーンが出てくるのですが、あまりに唐突で、一緒に行った主人がミュージカルに違和感をもってしまいましたね。今回もよくミュージカル映画の「レ・ミゼラブル」を見に行ったなあというほど。私も暗くて、落ち込みそうになる感じでしたが。舞台のミュージカルはまた、映画とは違うのでしょうが。私も、パステル音楽館のコンサートでは、オペレッタに出演したりしますが、台詞の合間に歌があるというかんじなので、それほど違和感はないかも。
2012年12月29日
入間おやこ劇場主催、青年劇場の劇「キュリー×キュリー」の続きです。大広間でのカフェdeキュリーでは、食べ物、飲み物の他、Eさんが作った雑貨も売っているのですが、可愛くて、ついいっぱい買ってしまいました。ミニほうきを一つ、ミニチュアルームを一つ(左)、もう一つもTさんが買って無くなったので、予約済みにして飾っておいてもらいました。ウサギの方を私が買いました。Tさんが買ったほう。右のポーチも迷った挙句に二つとも買いました。板橋区からわざわざ来てくれた元の入間おやこ劇場会員のOさんと、Iさんに、ミニほうき1つとポーチ2つのうちどれか選んでと言ってプレゼントしました。Iさんがポーチ、Oさんがミニほうきでしたね。とても喜んでもらって、嬉しかったです。焼き立てパンも売っていて、私はクリームパンを買って食べました。劇「キュリー×キュリー」の看板も作りました。まだ当日券もあります・・・普段は会員のみで舞台を観ているのですが、今回の劇は大人数で高額なので、一般の人たちにもチケット売りをしたのです。90枚売れて、なんとか赤字にならずに済み、ホッとしました。プレゼントのワイン。今日が千秋楽だそうなので、打ち上げに使ってもらえるかな?味の素に勤めていたのですが、そのころ入っていたコーラス班の先輩Sさんが、合唱団50年史、60年史を渡すついでに?劇を観に来てくれました。秩父宮ラグビー場でラグビーをした後、わざわざ来てくれたのです。Sさんが原稿を書いてくれたのですが、私が初の女性班長だったらしく、くわしく書いてくれました。実行委員長としての挨拶は影マイクでするつもりだったのに、舞台に出て話すようにみんなに言われ、iphoneのメモを見ながら話しました。諸注意は、影マイクで言ったのですが。入間おやこ劇場の紹介は、下の原稿をメモに写して読みました。劇は、挨拶が終わってから入ったので、一番後ろで観たのですが、キュリー夫人役の江原さんの声がよく通り、迫力満点でした。コメディで笑い声が絶えず、子ども達にもわかりやすかったかな?でも、シリアスに考えさせられるところもあり、よかったです。不純物の中から、ラジウムを発見し、「大事なものは、見捨てられたものの中にある。」というセリフが印象的だった。見落としてしまいがちですよね・・・最後のセリフは、もっとピエールに重みを出してもらいたかったけどね。
2012年12月22日
新宿南口紀伊國屋サザンシアターへ文学座の劇「タネも仕掛けも」を観にいってきました。入間おやこ劇場に来た招待状で行ったのです。また、いつものように?途中寝てしまったのだけど、 手品の、場面とかはしっかり起きて見てました。 演劇だけど、手品としても楽しめましたね。 タネや仕掛けも知りたかったけど、それを教えては手品じゃないものね。 嘘もつき通せば、本当になる? 老マジシャンの正体が気になったけど、知らない方がいいのかも。 俳優や女優も年配の人が多かったけど、パワフルでしたね。 でも、やはりなんとなく物足りない感じがしたのはなぜかな。 眠くて途中寝てしまったのもあるけど、 起きて見なきゃとあまり思わなかったのですよね。
2012年11月07日
映画館で映画を久しぶりに見ました。主人が新聞の評論を読んで切り抜いておいた「天地明察」です。「2010年第7回本屋大賞を受賞した冲方丁の小説を、「おくりびと」の滝田洋二郎監督が映画化。20年以上の歳月をかけて日本独自の太陰太陽暦を作り上げていく天文暦学者・渋川春海の姿を描く。江戸時代前期、碁打ちとして徳川家に仕え、算術や星にも熱心な青年・安井算哲(後の渋川春海)は、4代将軍家綱の後見人で会津藩主・保科正之に目をかけられる。その頃の日本では、800年にわたり使われてきた中国の暦にずれが生じはじめており、算哲は保科から新たな暦を生み出すという一大計画の責任者に任命される。主演は「V6」の岡田准一。算哲の妻となるえん役に宮崎あおい。その他、中井貴一、松本幸四郎らが共演。」良かったので、パンフレットも買いました。岡田准一と宮崎あおいの夫婦役は、ほほえましかったですね。まあ、現実でもそういう関係になってしまったのだけど・・・安井算哲は、囲碁の家元の出で、算術や、天文、暦学、神道、朱子学にも詳しい。それでいて、無邪気で、ドジなところもあるから、見ていて応援したくなる感じ。岡田准一に合ってると思いました。宮崎あおい演じる円は、ひたすら算哲を待つのだけど、1年、3年と待つうちに、今度は10年と言われ、待ちきれないから傍に居ると言う。諦めかける算哲を励ますというか、追い込む?妻も凄いと思いますね。和算の天才、関孝和。囲碁の天才、本因坊道策。この二人は知っていた。二人の同時代の天才に挟まれて、あまり知られていなかったけど、こんな天文の天才?が居たんだと思わされました。天才と言っても、実は努力の人なのだけど。うまくいかない、人に認めてもらえないと、やる気を失ってしまうことが多いけど、それでも諦めずに、人の協力を仰ぎながらも頑張る算哲を見て、励まされましたね。
2012年09月26日
京都からの夜行バスで新宿に朝着き、2時から吉祥寺で劇を観ます。あまり寝られなかったので、このままだと観劇中に寝てしまう。入間のうちまで帰っていたら、時間が無くなるから、武蔵境の実家に行って、寝かせてもらうことにしました。昨晩電話したのですが、寝かせてと言ったら、泊まるのかと思ったらしい。母は、夜行バスなんて知らないものね。長女マッキーは、久しぶりに行ったので喜ばれました。まあ、お盆に行かなかったけど、お正月以来かな。母といろいろ話した後、寝かせてもらい、文学座の劇「エゲリア」を吉祥寺シアターに観に行きました。以前、吉祥寺シアターで観劇した後、台風で電車が止まり、帰れなくなったので、印象深いのですよね。芸術家、岡本太郎の母である岡本かの子の話です。かの子も、歌人、小説家ですが、瀬戸内寂聴の小説「かの子繚乱」にも書かれているように、自由奔放、天衣無縫、傍若無人、我儘放題?の女性です。灰色の戦時体制下で絢爛豪華な「生命の小説」を紡ぎつづけた岡本かの子。夫は国民的漫画家・一平、息子は天才前衛画家・太郎。途絶えることない男性遍歴や幾多の伝説に覆われた女流作家かの子。その型破りな家族のドラマが今、幕を開ける!1937年に久保田万太郎、岸田國士、岩田豊雄の三人の作家によって創設された「文学座」は、『女の一生』等の代表作で知られる日本を代表する劇団。オーソドックスな演技スタイルや戯曲重視の「新劇」の作風を継承しています。本作は俳優・劇作家として活躍する瀬戸口郁が書き下ろす小説家・岡本かの子と国民的漫画家・岡本一平の物語を、小劇場から商業演劇まで幅広く手掛けるベテラン演出家・西川信廣が演出。芸術夫婦の相克や家族の在り方を骨太に描き出します。 <あらすじ>明治43年。かの子は画学生岡本一平の熱烈な求愛を受け結婚する。しかし、二人の結婚生活はお互いの強烈な個性がぶつかり合い、またたく間に諍いの絶えぬ修羅場と化した。新聞の連載漫画で一躍時の人となった一平は酒色に溺れ、収入もすべて遊興費に濫費する始末。愛のない生活に絶望したかの子は強度の神経衰弱にかかり、精神病院に入院する。かの子の苦しみを知った一平は初めて贖罪の念にかられる。一平はそれまでの生活態度を改め、かの子のために生きることを決意する。しかし夫婦生活の地獄を見たかの子が立ち直るのは容易なことではなかった。二人は救いの道を仏教に求め、生涯姉妹のように生きることを誓い合い、夫婦の交わりをも断つ。やがて二人は常識では考えられない行動に出た。それは一平の了解のもと、かの子の愛人を同居させるという型破りな家族関係への突入だった......。 今だったら、ストーカーと訴えられかねないほど、好きになった医師を北海道まで追いかけて行くかの子。一緒に住んでくれと頼む夫の一平。母の愛人と父と母が一緒に住むという異常な家庭に育つ太郎。同居する書生までが、かの子と相思相愛だったとは・・・3人の男と同居して、自分の手足のように使う・・・そこまでしないと小説が書けないものなのか・・・あきれてしまうけど、あまりの凄さに圧倒される。演技過剰?かとも思える演技だけど、かの子を演じるには、これくらい必要なのかとも思った。かの子の文章も美辞麗句が散りばめられていたらしいから。実家で寝てきたせいか、演技に圧倒されたからか、よく寝てしまう私には珍しく、3時間の長丁場も寝ずに見られました。帰りが遅くなってしまったのは困ったけど。旅の疲れも残ってるけど、無理して観に行った甲斐はあったかな。
2012年09月17日
オペラシアターこんにゃく座のオペラ「森は生きている」を六本木俳優座劇場に見に行きました。入間おやこ劇場のOさん、Yさんと一緒です。ダブルキャストで、A組とB組があるのですが、今日はA組でした。みんな歌が上手くてすごいです。ただ、4月のお兄さんがちょっと頼りない感じで残念。オオカミもやってたけど、相方の女性の方が歌も上手かったなあ。私は、前半ランチの後だからか?うとうとしてしまいましたが、休憩の後の後半は何とか起きて見られました。衣装も豪華で、素敵なのですが、子ども向けの劇のせいかちょっと物足りない・・・劇団仲間の「森は生きている」も以前見たことがあるのですが、その時は、ほとんど寝てしまったので、それよりはいいかな・・・こんにゃく座の配信メールを受け取るように登録すれば、ポストカードがもらえるというので、登録しました。 何枚か種類があったのですが、入間おやこ劇場の例会として取る「ピノキオ」にしました。おやこ劇場・子ども劇場の首都圏ツアーの劇なのです。Oさんは、「ピノキオ」のCDと、森は生きているのTシャツも買ってました。
2012年09月12日
入間おやこ劇場の会員なのですが、例会部員でもあるので、下見のために、招待状でも行けるのです。おやこ劇場に招待1枚だから、もっと人が行くときは折半します。こんにゃく座のオペラ「森は生きている」は、10人以上で観に行きます。以前、劇団仲間の「森は生きている」を見たけど、ほとんど寝てしまってた・・・文学座の「エゲリア」も行きます。今日、申し込みました。岡本かの子の生涯らしい。岡本太郎の母で、小説家。自由奔放な人だったそうです。吉祥寺シアター。以前、別の劇を観に来て、台風で電車が止まり、帰れなくなったこともありました。今回は大丈夫だよね。なんて、9月だからまたまた台風が来る頃かな?明日も、初台まで青年座の「ブンナよ、木からおりてこい」を観に行く予定でしたが、Mさんが申し込んでなかったようなので、行かないことにしました。2人だと安くなるんですけどね。
2012年08月20日
長女マッキーが自主上映したドキュメンタリー映画「カンタ!ティモール」の続きです。すぐ寝てしまう私にしては、あまりの衝撃的な映像の連続に眠くもならなかった。 最初の独立後の牧歌的な歌や踊りと対照的に、独立運動中は悲惨で、話を聞くのも、映像や絵を見るのも辛い・・・でも、いろいろ考えさせられましたね。映画を見た後、映画にも出てきた南風島渉さんのインタビューがあり、話やメッセージが心に沁みました。独立運動の最中に東ティモールに飛び込み取材をし、独立運動家達に会って、撮影したり話を聞いたりしていたジャーナリスト。最初は軽い気持ちで行き、監視が厳しくて取材も出来ず、もう来ないと思ったけど、若い運動家達の命がけの訴えに引きずられるように取材を続け、ゲリラのキャンプにまで取材に行ったそう。平和的な理想を唱える独立などできるとは信じてなかったけど、インドネシア軍の捕虜を説得し、無傷で帰して、インドネシアのシンパを増やしたり、国際世論に訴え、独立の奇跡を勝ち取ったのです。東ティモール人を虐殺したり、レイプしたりするインドネシア軍を恨んで、捕虜も虐殺してしまったりしても当然なのに、それをせずに無傷で帰すなんてすごいこと。南風島さんが会った若いリーダー、カイは目の前で姉をレイプされ、殺された体験が独立運動を始めたきっかけ。何度も逮捕・拷問されながらも、くじけなかった。西ティモールはインドネシアの支配下にあっても長閑に暮らしているのに、なぜ東ティモールはこんなに虐殺されても独立運動をやめないのか・・・軍に連れ去られ行方不明になったら、遺体も返らず、死んだかどうかさえ分からない。せめて、骨のひとかけらでも返してくれたら葬れるのに。でも、墓を作ることさえ許されず、亡くなったり行方不明の家族の名を自分の体に刻んで、墓標にしている。もともとポルトガル領だった東ティモールは植民地から独立を宣言したが、インドネシア軍に武力で併合され、国連がそれを非難しても、変わらなかった。ノーベル平和賞を東ティモールのカトリック教会のベロ司教がもらったが、かえってインドネシア軍は強硬に進め、締め付けが一層強まった・・・国際社会の免罪符として利用されただけのノーベル平和賞だった・・・日本は石油などの資源をインドネシアから手に入れるために、東ティモール問題に目をつぶり、資金を援助。間接的に東ティモールの自決権を踏みにじってきた。国連では先進国で唯一、最後まで、東ティモールを認めなかった・・・そんなこと国民は露知らず、国民一人当たり3万もインドネシアに援助。東ティモールの内情や、日本の関わりは初めて知りましたね。 独立を勝ち取った東ティモールも課題が残っている。独立前は、もう戦争はしないと軍隊を持たないと言ってたのに、自衛のための軍隊を持たざるを得なくなった。まるで日本のようですよね・・・オーストラリアと油田の開発で競合し、話し合いの最中、なぜか治安が悪くなり、首相が交代。オーストラリア寄りの首相になって、不利になったのは陰謀か?独立して自由なはずの日本でも言いたいことが言えず、命をかけなくても、変えられるはずなのに何も行動しない国民・・・また、「いつかロロサエの森で~東ティモール・ゼロからの出発」という南風島渉さんの著書をその場で買い、サインもしてもらいました。宛名は、マッキーと私の連名で。マッキーは借りて読んだけど、まだ買ってなかったらしい。南風島さんに、マッキーの母と名乗ったら、「パワフルなお嬢さんですね」と言われました。マッキーも司会みたいなことをしたり、案内を言っていた。いつもとちょっと話し方が違うのは、緊張してるのか、よそゆきなのか? 南風島渉さんからの案内。 東ティモール独立10周年記念連続講座。「東ティモールの独立が私たちに問いかけるもの」詳しくは下記のホームページを見てくださいね。https://sites.google.com/site/timor10thleste/home
2012年07月14日
長女マッキーが友達とドキュメンタリ映画「カンタ!ティモール」を自主上映。下北沢のインステップ・ライトという国際協力カフェでやるというので観に行きました。「ビレバンの向かいの二階がインステ」というマッキーの暗号のようなメッセージ・・・まずビレバンが分からず、人に聞いたらビレッジバンガードという本屋の略称だと判明。向かいのビルを探したけど、2階には見当たらない・・・仕方なくマッキーに電話したら、「駅前のマックに居るから来たら?」と言われ、マックに行ったら、マッキーの友達で若い人ばかり集まってる・・・私は一応自己紹介したけど、居場所が無いなあ・・・なぜかiphoneの電波が無く、ブログは下書き保存出来ないし・・・設定で、wifiをオフにしても、オンにしても、動きません・・・映画代のお釣りが無いというので、マックで100円ソフトを買って細かくしました。みんなでぞろぞろインステならぬインステップライトに向かったのですが、なんと5階!マッキーが2階と言うから、2階ばかり探してました・・・国際協力のカフェらしく、国旗入りの絵なども飾ってある。トイレも凝ってますね。ペーパーホルダーが素敵。考えるべき言葉?が貼ってあった。英語だからよく分からないけど。トイレに貼ってあったストリートチルドレンなどの写真。店内にも写真展で別の写真が貼ってあったけど、それは写さずにおきました。写真展では、写してはまずいものね・・・今日の自主上映の「カンタ!ティモール」のパンフレット。東ティモールの約27年間にわたる独立運動で、国民の1/3にあたる20万人以上がインドネシア軍に虐殺された・・・「彼らのことばが、うたが、いつまでも心をはなれないのは、それがほんとうの物語だから。」「人類はひとつの兄弟なのさ父もひとり、母もひとり 大地のこども憎んじゃだめさ、叩いちゃだめ戦争は過ちだ、大地が怒るよ。」「ねぇ仲間たち ねぇ大人たち 僕らのあやまちを大地は知っているよ」ワンドリンク、アップルケーキ込みで1800円。私はグレープフルーツジュース。マッキーの彼氏や友達といろいろ話せてよかったかな。上映後は、食事しないでそのまま帰ったけど、終バスに間に合わずタクシー・・・映画の内容や、感想は次の日記に書いてるので、良かったら見てくださいね。
2012年07月14日
入間おやこ劇場の人達4人と、演劇集団円の劇「ガリレオの生涯」を観にいきました。今夜はサークル会もあったけど、今日はおやこ劇場が安くなる日だったのです。ブレヒトの脚本「ガリレオの生涯」なぜコペルニクスの地動説を証明しようとするガリレオが、教会からこれほど迫害されるのか、わかってなかったけど、この劇を観て、理解できたような気がします。単に聖書に書いてあるアリストテレスの天動説? を否定するだけでなく、身分制度や、虐げられてる農民の諦念をも覆してしまうからなのですね。 不幸でも、試練とされてる苦しみも神から与えられたものではなく、人為的に搾取されてるだけで、覆せるのだと。「てめえも主人や王様になりたい!なれるんだ」 革命的だなあ。「科学の真理を知らない人は、ただの無知だけど、知ってるのに違うと言う人は、犯罪者だ。」と言ってたガリレオは、自分自身が宗教裁判にかけられた時、拷問の機械を見せられ、自説を曲げてしまう。幼い頃からの弟子アンドレアは、ガリレオを信じていただけに許せない。 でも、幽閉されてる別荘に、オランダへ行く前に寄った時、「新科学対話」を渡され感激する。 これを書き上げる為に、自説を曲げて、死刑を免れたのかと。でも、ガリレオは、「私はそんな英雄ではない、拷問が怖かっただけだ」と。アンドレイに「新科学対話」を託し、科学者は人類の労苦を少なくするために科学を追及するべきだと言う。娘の結婚を破談に追い込んでしまったことと矛盾するようにも思えるけど・・・いろいろ考えさせられ、迫力ある芝居に圧倒されました。叫んでる時、台詞が聞き取りにくいところもあったけど。法王を女優高林由紀子が演じ、法王の衣装を身に着けながらガリレオの処分を迷うとことろなど圧巻でした。科学者としてはガリレオを認めてるけど、法王としては認めることが許されない。疑うことから科学が始まる。ブレヒトも、客観的・批判的に見ることを観客に促す「叙事的演劇」を提唱したそうだから、科学的な人だったのでしょうね。情報をただ鵜呑みにするだけではなく、一度疑ってよく考えてから自分のものにすることが必要なのでしょうね。夜、夕食を作り置いてから出かけてまで観た甲斐はありました。いつも寝てしまう私が3時間もの大作を寝ずにじっくり観られてたのですから。
2012年07月10日
先日、おやこ劇場のAさんに勧められて、前売り券を買ったドキュメンタリー映画「隣る人」を長女マッキーと観に行きました。次女ミンミは、昨日観て来たのですが、それほどでも・・・と言ってましたね。11時の回を観ようと、ポレポレの地下の受付前で待ってたら、マッキーは入り口で待ってたようで会えなかった・・・でも、展示してある新聞記事など読んでました。上に上がったらマッキーが待っていて、悪かったなあ。11時の回は無くなったそうで、13時の回を観ることに。その前にランチやおやつを済ませたせいか、睡魔が・・・・途中起きてはいたのですが、断片的にしか覚えていないので、パンフレットを買って読んでます。「隣る人」「地方のとある児童養護施設。ここでは様々な事情で親と一緒に暮らせない子どもたちが「親代わり」の保育士と生活を共にしている。マリコさんが担当しているのは、生意気ざかりのムツミと甘えん坊のマリナ。本来、親から無条件に与えられるはずの愛情だが、2人にとっては競って獲得しなければならない大事な栄養素。マリコさんを取り合ってケンカすることもしばしばだ。そんなある日、離れて暮らしていたムツミの母親が、ふたたび子どもと一緒に暮らしたいという思いを抱えて施設にやってくる。壊れた絆を取り戻そうと懸命に生きる人々の、平凡だけど大切な日々の暮らしは今日も続く。」もっとも印象的だったのは、担当のマキノが担当替えになり、マイカが泣き叫んでマキノにしがみつくシーン。担当が生活を共にして擬似親子になってるから、引き裂かれる悲しみは、交代制の施設よりずっと激しい。マキノもいざとなれば、マイカを自分の子にしてもいいとさえ思うほど。 素直に甘えられないムツミは、泣き叫ぶマイカを見ながら、離れられない・・・マリコをママと呼んで、布団の残り香を「一番いい匂い」というマリナ。哀しいくらいに結びつきが強い。それでも、血縁関係のある本当の母子の関係を取り戻させようと努力もしてる。ムツミの母は、ムツミを引き取りたいけど、お互いぎこちなく、なかなか戻れない・・・実の親子だからって、うまくいくとは限らない。なかなか難しいですよね。隣る人になるためには、どうしたらいいのでしょう?ただ傍に居るだけでいいのかな。どう声をかけたらいいいんだろう。よく分からないけど、問題提起というか、考えさせられた映画でした。今日は、刀川監督と光の子どもの家の菅原理事長も来ていて、挨拶してました。元保育士の方も観に来ていたのですが、その人は、辞めた今も、担当していた子ども達を自分の家に盆・暮れに招待するなど、関係を続けてるそうです。完全なドキュメンタリーで、音楽もナレーションもなく、淡々と生活を写していくので、眠くもなってしまうのですよね。もう少し編集というか、工夫してもらえたら、観やすいと思うのですが。興味ある人が熱心に観れば、感じるところがもっとあるのでしょうが・・・次女ミンミは寝ずに観たそうですが、長女マッキーも途中寝てしまったそう・・・
2012年06月25日
長女が友達と、自主上映会を企画してます。良かったら観に行ってくださいね。私も観に行きます。次女ミンミはもう試写会を観に行ったけど、良かったと言ってた。【お知らせ】7/14(土)18:00~20:00東ティモールドキュメンタリー『Canta! Timor』の自主上映会をします。*こんなに人に伝えたくなる映画、初めてでした。場所は下北沢 Instep Light詳細→ 『Canta! Timor』2012年7月14日 18:00~20:00『彼らのことばが、うたが、いつまでも 心から離れないのは、それがほんとうの物語だから。』東南アジア、東ティモールを舞台に、大地とのきずなを描くドキュメンタリー。... 1999年までの24年間で人口の3分の1を失うという、狂気のような殺りくを受けた東ティモール。消えない悲しみを抱きながら、許すという選択をした人々の姿が、美しい音楽とともに綴られる。日本が深く関わりながら、ほとんど報道されなかった東ティモール問題を取り上げた、国内初の作品。【予告編 http://www.youtube.com/watch?v=vQ-e_RNEOoI】【監督トーク http://www.youtube.com/watch?v=Gv7-cPNusUc&feature=related】***【こんなに人に伝えたくなった映画、初めてでした。】人としての「生き方」のヒントがここにたくさん詰まっています。キーワードは、東ティモール/笑顔/平和/赦し/自然と生きること。主催者は、別々の場所で映画に出会い集った3人。「もっと多くの人に観てほしい」その気持ちだけで、今回、自主上映をすることになりました。少しでも多くの人に観てもらえたら嬉しいです。◎東ティモールのフェアトレードコーヒー含むワンドリンクと、 陸前高田のりんごをたっぷり使ったリンゴケーキ付き!◎上映後、カフェが通常営業に戻るので、時間がある方は是非、ご飯を食べながらゆっくりお話しましょう!***日時:7月14日(土) 18時~20時 定員20名会場:ワールドカフェ&バー Instep Light下北沢駅 南口徒歩2分( http://ilcafe.client.jp/index.html/)料金:1800円 (ワンドリンク&ケーキ付)定員:20名(先着順)主催:鳥居真樹/橋本工/葉計翔平***■ストーリー----------------------------------------- 東ティモールで耳にした、ある青年の歌。日本帰国後もメロディが耳に残って離れない。作者は青年を探すため島へ戻る。そして一つの旅が始まった--------。「ねぇ仲間たち。ねぇ大人たち。僕らのあやまちを、大地は知ってるよ-------」歌はこう始まっていた。直接的な言葉を歌えば命に危険が及ぶ、インドネシア軍事統制下にひっそりと歌われた歌だった。青年に連れられて、作者は島の奥へと入っていく。そこに広がるのは、精霊たちと共にある暮らし。太陽に照らされた、はじけるような笑顔の人々。その一方で、人口の3分の1の命を奪ったインドネシア軍の攻撃が濃い影を落とす。報道にのらない地下資源ビジネス、日本政府の驚くべき行動。「悲しい。いつまでも悲しみは消えない。でもそれは怒りじゃない。」「日本、ティモール、インドネシア。みな同じ。母一人、父も一人。大地の子ども。叩いちゃいけない。怒っちゃいけない。」弾丸が飛び交う中、人々は命をわけるように助け合い、大地への感謝を歌と踊りに表し続けた。自然を敬い、輪になって踊る、遠く懐かしい風景。いつのまにか、ティモールの旅はそっと作者に問いかける。愛すべきふるさと、日本の島々の姿を-----。(公式サイトより。 http://www.canta-timor.com/)続きを読む
2012年06月19日
昨日、入間おやこ劇場の例会部で事務所に居たら、Aさんが「隣る人(となるひと)」という映画のチラシを持ってきて、とてもいい映画だから是非見てというので、見に行くことにしました。Aさんは、体に迫ってくるほどの衝撃だったそうです。6月29日まで、ポレポレ東中野で上映してます。児童養護施設の日常を追う8年間のドキュメンタリーです。「誰もひとりでは生きられない。親と暮らせない子どもたちと、隣り合う保育士たち。そして、子どもとふたたび暮らすことを願う親。」「あなたは誰かにとっての『隣る人』になれますか?」俵万智(歌人)「愛情とは、何か特別なことをしてやったり、まして期待したりすることではない。なんでもない時間を共有し、ひたすら存在を受けとめること。子どもとは、こんなにも愛情を必要としている生き物なんだと、せつなく、たじろぐほどでした。」 天童荒太(小説家)「人がどんなつらさにも耐えて、なお生きてゆくことがなぜ可能なのか。胸迫るその答えもここにある。いとおしい子どもたち。いとおしい人びと。 観ながら涙し、観終えてこみ上げ、二度見てこれを書いている今も心が揺さぶられている。」 ライムスター宇多丸(ラッパー/ラジオパーソナリティ)「揺ぎない誰か」を求めるということが、人にとっていかに根源的で切実な欲求であることか・・・すっかり「一人で大きくなった気でいる」、すべての大人たちに観てほしい。 内田也カ子(文筆、音楽活動)「子どもと生きることは、キレイゴトばかりじゃない。・・・これほどまでに静かに真実を見つめた映像が、未だかつて存在しただろうか。」 佐藤忠男(映画評論家)「児童虐待などの暗いニュースの多い昨今だが、児童養護施設には子どもたちがこんなにも保育士たちを慕って心の安定を得ているところもあると知って、本当に嬉しい気持ちになる作品である。・・・ドキュメンタリーの傑作だと思う。人間万歳!トークイベントもあるそうです。私や長女マッキーが行く25日には無いようで残念ですが。Aさんから前売り券を売ってもらいました。マッキーは、大学生割引があるからいいかな?
2012年06月19日
今日は、主人と映画「ファイナル・ジャッジメント」を観に行ってきました。知り合いからもらった映画のチケットなのです。幸福の科学の大川隆法が製作総指揮なので、チケットを配ってるらしい・・・中国を暗示した共産主義国に日本が占領されるというストーリー。そんなことありえないと思いたいけど、確かにこのごろきな臭いしね・・・主人は新聞の広告の切抜きを持ってきてたけど、すごい広告ですよね。チケットといい、広告といい、一体いくらかかってるのかな?その新聞の切抜きの裏には、主人の好きな鉄道情緒が味わえるお店の紹介。今度行ってみようかという話にもなりました。話は飛んでしまいましたが、映画の話。途中ちょっとウトウトしてしまったけど、話は割りと面白い。ただ、CGを使った宇宙の場面は長すぎ・・・宗教がアヘンという共産主義も嫌だけど、人類みな信仰を持つべきというのも極論かも・・・私自身はクリスチャンで、他の宗教も認めるべきだと思ってるから、この映画の考え方は共感できるけど、無神論者の人たちには理解できないかも。でも、幸福の科学って一体何の宗教なんだろう?なんて思ってしまいました。3大宗教もみな一人の神から啓示されたものと言ってたけど・・・私もそんな風に思っていたから、面白いと思いました。盲人達が象を触って、鼻や体、足など、それぞれ別物だと思うように、宗教が違っても、共通点は多いと思うのです。たとえば人を殺してはいけないとか。ポアしていいというようなオウム真理教は別ですが・・・ただ、宗教や文化の違いで民族が憎しみ合い、殺しあってるから、矛盾してる。宗教も戦争の原因のひとつですよね。考えさせられる映画ではありました。娯楽映画としては物足りないとの主人の弁。確かに一般受けするかどうかはわからないなあ・・・
2012年06月06日
映画「ファミリーツリー」を主人と観てきました。主人は新聞の映画評論を見て行こうと思ったらしい。私はそのおまけでついて行ったのですが。アカデミー賞の候補になって、脚色賞だけ取れた映画。映画館のユナイテッドシネマの会員カードを持っているのですが、5月10日で期限が切れていた・・・もう一本見れば、ただで1本観られたのに・・・まあ、今日は水曜でレディスデー。主人と夫婦50でも割引になるからいいけどね。それはともかく映画の内容。ストーリー(あらすじ)「サイドウェイ」「アバウト・シュミット」のアレクサンダー・ペイン監督がジョージ・クルーニーを主演に迎え、ハワイで暮らすある家族に起こる出来事を描いたドラマ。祖先の土地を受け継ぎ、ハワイで妻と2人の娘とともに暮らすマット・キングだが、ある日、妻のエリザベスがボートの事故でこん睡状態に陥ってしまう。さらに、エリザベスには不倫の相手がおり、離婚まで考えていたことが発覚。友人や長女もその事実を知っていたことにがく然としたマットは、自らの人生を見つめ直すことになる。第84回アカデミー賞で脚色賞を受賞。キャスト・スタッフキャスト:ジョージ・クルーニー、シャイリーン・ウッドリー、アマラ・ミラー、ニック・クラウス、ボー・ブリッジス、ジュディ・グリア監督:アレクサンダー・ペイン製作:アレクサンダー・ペイン、ジム・テイラー、ジム・バーク原作:カウイ・ハート・ヘミングス脚本:アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ前半、少しウトウトしてしまったけど、後半は妻の浮気相手を探す旅に家族で出かけるシーンなど、目を離せなくなってきました。それでもパンフレットを買うほどは面白くないかも。映画を観るとついパンフレットを買ってしまう私ですが、今回解説が必要なわけでもないしね。まあ、ハメハメハ大王の子孫というのがちょっと気になったけど。妻の浮気相手を問い詰める夫は、観ていてきつかった。でも、「さようなら、僕の苦痛、僕の喜び」と昏睡状態の妻に話しかけていたのは、やはり愛していたんだなと思いました。その妻が浮気相手からは実は愛されてなかっというのもショックだったかも。浮気相手の妻もショックだったでしょうね。浮気を父に教えて、一緒に浮気相手を探す長女。母親と浮気のことでケンカ別れしたまま、母の死で仲直りできない。私も今、長女マッキーが勝手にシェアハウスに住むと決めたことで怒って、長女とケンカしてるから、このままになってはイヤだなあ・・・バイトが決まって、自分で家賃を払えるようになってからシェアハウスに住んでと言ってたのにね。援助しないよと言ってるのだけど、業者から借りるくらいなら貸したほうがいいのか・・・まったく経済観念がないんだから・・・次女ミンミも長女の勝手さには呆れている。まあ、映画とは別な話になってしまったけど、親子・夫婦、それぞれ話し合わなければ分かり合えないのですよね。話すのもなかなか難しいです。
2012年05月30日
入間おやこ劇場の例会部の後、文学座の劇「ナシャ・クラサ(同級生)~私たちは共に学んだ」を観ました。これからアフタートークなのだけど、帰りが遅くなるからどうしようかな。でも、アフタートークがある日を選んだのです。一時間半のアフタートークは長いなあ。劇も二時間半くらいあったからね。それだけ迫力のある劇でしたが。 第二次大戦中、ソ連とドイツに占領され、国が無くなっていたポーランド。ナチスに虐殺されたことになっていたユダヤ人が、実はポーランド人によって虐殺されていたという町。同級生同士で、愛し合い、憎しみ合って、殺し合ってしまった。被害者も立場が違えば加害者になる。ユダヤ人のメヘナムは、またソ連支配になった時、公安の取調べで、かつて差別したポーランド人の同級生達を拷問する。支配する国が変わる度に、加害者、被害者の立場が逆転。本当に歴史に翻弄され、人間性まで変えられてしまう。畳み掛けるような膨大な台詞の海に溺れそうになるけど、まさに襲いかかる運命を暗示しているのかも。考える暇も、息つく間、寝る暇もなく引き込まれてしまいました。ドラが同級生達から輪姦されるシーンは見るに耐えないけど、まだ、生身の女優ではなく、椅子?を代役にしてたから良かった。犯された後、快感を感じてしまったと言う台詞には、違和感を覚えたけど、アフタートークで、女性記者が言ったように歴史は生き残ってる者に作り変えられるかもしれない。ルィシェクとは昔恋仲だったからかもしれないけど。前半のユダヤ人虐殺までで休憩になった時、背景などを知りたくて、パンフレット代りに文学座通信を二部買ってしまったほど。 いろいろ考えさせられてしまった。演出家と、脚本の翻訳家、演劇担当の新聞記者。記者のインタビューという形だけど、逆インタビューも。ト書きのない脚本で、脚本家は、台詞にト書きが含まれていると言ってるらしい。確かに動きまで台詞で説明する部分もあったけど、ト書きがない方が、縛られなくていいかもしれないと演出家も言っていた。台詞だけでどこまで表現できるか?とりあえず観客に台詞をドンドンぶつけて、また、アフタートークは、時間がなくて、一時間ほどで中座してしまったけど、興味深い話でした。暴力シーンなどきつくて途中で帰った方も居たようでした。戦争体験がない私でも辛い感じでしたから。前半は、納屋で焼き殺されるところまででした。後半は、その後のそれぞれの人生。ゾハは、メナヘムと逃避行。ゾハだけアメリカに渡り、アブラムに紹介されたユダヤ人家庭で家政婦。後に結婚してから、ポーランドに一時帰国。ユダヤ人のラヘルカは、ヴワデクと結婚するためにカトリックに改宗し、マリアンナと改名。それでも警官となったルィシェクに連れて行かれそうになり、ヴワデクがルィシェクを殺して、2人で逃げる。防空壕で出産するが、二時間後に赤ちゃんは死亡。ラヘルカは、ヴワデクが絞め殺したのではないかと疑う。後にヴワデクは、ポーランド人による虐殺だと告発し、ユダヤ人の妻を救ったと英雄扱いされるが、ラヘルカは、墓碑に改名したマリアンナと刻んで欲しいと言う。メナヘムは、ゾハと別れ、ソ連公安の取調べ官になり、ルィシェク、ズィグムント、ヘニェクを拷問する。それでも、ラヘルカにも口裏を合わせられ、告発できない。メナヘムは、イスラエルに亡命し、拷問した者としてズィグムントらに引き渡しを求められている。ズィグムントは、以前ルィシェクを公安に売ったくせに、その罪をヤクブカツに着せて殺した。ヘニョクにそのことを指摘されるとドラを一緒に犯したことを持ち出し、口封じする。ヘニョクは、カトリックの司祭になるが、自分達が殺した霊におびえ、酒に溺れ、ギャンブルに手を出す。ズィグムントは、社会的に成功し、息子もエリートになるが、竜巻に巻き込まれ死んでしまう。ヘニョクは、「息子は自分達の罪を被って身代わりに死んでくれた」と言う。暗く重い劇でしたが、胸にずっしり残りました。
2012年05月22日
今日は、おやこ劇場西グループ合同の中学生以上向けミュージカル「ファイブ」を観に行きました。私は、入間おやこ劇場の会員なのでチケットが来るのです。たて看板。ミュージカル「ファイブ」の事前交流会ダンスワークショップが4月28日にありました。16名参加。ストレッチからステップまで。演出・振付の小川さんが来て、教えてくれたようです。中学生から大人まで参加して、楽しんだようですね。今日観たミュージカルファイブも、最初はちょっと衣装や、「イエイ!」とノリを要求されるところはひいたけれど、歌やダンスは割と上手だったし、面白かったです。何年か前に一度、初演?のころを観た時は、ちょっと・・・と思ったけれど、今回の方が良くなっていたかな。御手洗さん役の人の低音が良かったしね。懐メロも歌われていて、懐かしかった。聴いたことあると思っても、誰の歌か知らなかったら、Kさんがバート・バカラックの歌よと教えてくれました。越路吹雪の「ラストダンスは私に」も良かったし、コーラスもきれいにハモっていましたね。オリジナルの「ピエロの歌?」は惜しかったとKさんが言ってたけど、確かに歌や歌詞がいいだけに、もう少し情感を込めて欲しかったですね。恋は自分に似合わないと歌うのは哀しい・・・また、親の愛情と、それを拒否する子ども・・・対立するものなのかな・・・例会部の総会資料作成するのに、私はこの「ミュージカル・ファイブ」の担当なので、写真や報告が欲しいのですが、なかなか手に入らなくて困ってしまう・・・早く仕上げてしまいたいと思ってしまうせっかちな私です・・・
2012年05月12日
入間おやこ劇場にきた招待状で、劇団俳協の劇「ちゃきん」を観てきました。下落合駅前のTACCS1179という会場です。1人だからか、一番後ろの一つだけ空いた席に案内されました。隣の人達は、劇団関係者らしい会話をしていました。さすが俳協はすごい?みたいなことを言ってたのですがおやこ劇場の例会部では、あまり俳協の劇は期待しないように言われてきたのですよね。でも、実際見たら、それほど悪くはない。期待しないように言われると、かえって逆に思うのかもしれないけど。よく寝てしまう私が、珍しくしっかり観て考えさせられました。あらすじ。「30年前、4人の少年少女は海辺で茶巾包みの1000万円を拾った、、、昭和、、、平成、、、そして今、、、、その時代その時代、何かを変えられるんじゃないか、、、ずっと、そう思って生きてきた。変わらね想いと変わり果てた人生が交差する男女の、30年にわたる純愛物語。」最初、高校生のみどりが、スケバンのまきに楯突いて、取り巻き達に寄ってたかって、みんなの前でスカートをめくって縛られる「ちゃきん」にさせられ、下着まで見えたのには、ドキッとしてしまいました、、、そんなにされても頭を下げないみどりはすごいと感心し、パシリをさせられてた裕子、在日でミュージシャン希望の彰夫、ボンボンで留学帰りの哲平がみどりに近づく。映画好きのみどりは、映画を観てるときは嫌なことを忘れて、映画の世界に入り込めると言う。4人は、海辺で茶巾包みに入った1000万を見つけ、何かを変えるために使おうと決める。みどりは、離婚した父が、養育費を渡すからと月一回母に会いに来るのが耐えられない。わざわざうちに訪ねてきて2人で何をしてしているのかと、、、彰夫は、みどりの母にお金を渡せば、父から養育費をもらわずに済むのではと提案するが、そんな同情は要らないという。早く自分で稼ぎたいと、、、学生がいくらお金を持っていても使えない。使えばそんな大金どこからと疑われるだけだから。東京駅の電話ボックスにカバンに詰めたお金を置いてくる。「困っている人のために使ってください。政治家には渡さないでください。」と書いたメモを入れて。4人で分けて隠し持ち、大人になってから使えばいいのに、なんて思ってしまった私、、、4人は、そんなことより何かを変えたいと思ってるのですよね。ジョンレノンのように?演出家増田敦さんのコメントに共感したので載せますね。「本日は劇団俳協創立30周年記念公演vol.4「ちゃきん」にご来場頂き誠にありがとうございます。「何かを変えよう」この芝居の中で、30年前の何も知らないみどりや彰夫は、無知でちっぽけな自分に怯えながらも、未来を信じ、何かを変えられる何物かになろうとしていました。そんなみどりや彰夫と違って、私にとっては演劇をすることが幸せで、演劇でお客さんを喜ばせたり、感動させたいと思っても、「何かを変えよう」と思うことなどほとんどない普通の一般人でした。そして3.11。昨年の悲惨な現実は、そんな普通な私にさえ、「何かを変えよう」と強く思う変化をもたらしました。特に震災と原発事故には死の現実を突きつけられました。地震の度に原発を心配しない日はありません。事実はTVや新聞で報道されません。みんな何となく幸せと言いながら、沢山の格差が生まれ、企業優位で政治が動き、自殺者が3万人以上いるこの国は本当に幸せと言えるのでしょうか?3.11を越えて今、いろいろなものの価値が変わろうとしています。劇団俳協はどうでしょうか?私は私自身を変えたいと思っています。劇団を変えて、演劇で未来を作りたいと考えています。演劇で「何かを変える」何者かになる為に。」哲平の死(自殺)、その忘れ形見を宿したみどり、見守る裕子、忘れられない彰夫など、「あすなろ白書」を思い出してしまった。あのマンガもドラマも好きだったから、この劇も良かったのかな。「あすなろ白書」の掛井君を見て、筒井道隆のファンになったのですよね。脚本がよかったかも。時代によって三回も俳優や女優を変える必要があるのかな?とも思ったけど、最後にみどりにそっくりな娘(1人二役)を彰夫が見つけるから、みどりは時代ごとに変わる必然性があったのですね。まあ、二回でもよかったかな。何人も出したかったのかも?やはり役者によってイメージが変わるから、あまり変えられたくないかな。それでも脚本の面白さに助けられてるかも。休日に半日かけて観に行った甲斐はありましたね。アンケート書いた人の先着何名?様には特別カードを差し上げますというので、アンケート書いてみたけど、よく分からないカードだった・・・表はちゃきんの写真で、裏はアイフォンのアプリがあれば見られるのかもしれないけどね。アイフォン5月に買う予定だけど、それまでは取っておかないかも・・・
2012年04月29日
筒井道隆のファンなので、真矢みきとダブル主演の劇「彼女の言うことには」を観たいのですが、昨夜から今日、パソコンで予約しようとしているのに出来ない、、、チケットのサイトに新規登録しようとしても出来ないから、以前登録したかな?と入力したけど登録されてない。ニックネームでひっかかってるのだろうけど、そんなにかぶることはないよね。私に観に行くなということかな。パルコ劇場で8000円と高いから、諦めようか、、、
2012年04月25日
劇「ねむるまち」は、入間おやこ劇場の小学生向け例会ですが、先日、演出家のバーント・フーグルンドさんの講演会を聞いて良かったので、のりいれして観ました。首都圏ツアーの作品で、東京・千葉・埼玉などいろんなおやこ劇場・こども劇場で一緒に取っています。それぞれの劇場が貼ってます。 演出家バーント・フーグルンドさんはスェーデン人なのですが、 スェーデンは、児童文化・児童演劇が素晴らしい国らしい。開演ぎりぎりまでロビーで待ちます。「なかにはあめがふっています。すこしおまちください。」と劇団員が立て看板を持って歩く。説明まで、もう劇の一部ですね。劇が始まる前に、劇団員が子ども達や大人を席まで案内してくれます。市民会館のホールなのですが、観客席は使わず、ステージの上で平土間のように身近で観るのです。帰りにおみやげとしてもらったパンフレット。劇は、前半が夢の中の物語、後半が目覚めてからの物語り。ほとんど無言劇なので、後半は少しうとうとしてしまったが・・・前半の夢の中での嫌な事が、目覚めた後では、解決に向かう感じ。「夜の冷たい孤独が温かな連帯感の中に溶けて消えていく」ということを見せたいと、講演会でも言ってたけど、そういうメッセージなのですね。前半がもっと暗いかと期待していたのだけど、それほどでもなかった。まあ、子ども達に見せるにはやはりこれくらいの方がいいかも。また、終わってからロビーで20日の地域公演「大亀ガウディの海」の原作大型絵本が何冊か売れてよかったです。さすがKさんの説得力!車に乗せてもらったのですが、Kさんは腰を痛めてるので、大型絵本を私が運んだから、少しはお役に立てたかな?
2012年04月24日
韓国の無言人形劇の「ダルレの話」を清瀬まで、仕事帰りに観に行きました。2010年7/16に入間おやこ劇場でも観たのですが、ほとんど寝てしまっていたのです。今度、「ダルレの話」の合評会をやると言うので、もう一度観に行きました。清瀬子ども劇場では、人数を聞いて席を受付で取ってくれます。私は一人なので、A17という最前列の真ん中の特等席!これでは寝るわけにはいかないなと思っていたのに、またウトウトしてしまいました。まあ、前回よりは観ていたと思うけど、観ていたら前回をなんとなく覚えていたから、それほど変わらないのかも。泣ける話と聞いてるのだけど、私は泣ける段階ではなかったですね。最初は、子どもの笑い声が聞こえるほどコメディタッチ。恋人のイチャイチャから、結婚して、子どもが出来て、ほのぼのとした家族の風景。魚釣りで釣った大きな青い魚の動きが美しい。戦争に父が駆り出される時のシルエットでの演技が悲惨な雰囲気をよく出していい感じ。父が雪だるまを作っているパントマイムが上手いなあ。父が回想しているのか、また青い魚が現れ、娘も乗っている。幸せな家族の象徴なのかも。母が父からもらった赤い靴を見ながら思い出し、踊ってる。ちょっと長いかな?父、母が朝鮮戦争で亡くなり?幼い娘が幸せだった頃を思い出す。スライドで絵が映し出される。少しずつ絵が加わっていくのが面白い。少女は人形だけど、本物の子どものような動き。動かし方が上手いのですよね。最後、死んだ犬を抱きしめながら、動かなくなった少女に、雪が降り続ける。赤く光るのは血の象徴?ここで泣けたらいいのだけど、、、音楽は感動的?とばかりに盛り上がっていた。アンコールで少女が母に抱きつくと、「可愛い!」という歓声が。私もそう思いました。寝てしまうのは惜しいけど、やはり無言劇だからか、眠くなってしまう。まあ、仕事帰りで、今日は卒業式だったというのもあるかも。清瀬までもう一度行った甲斐はあるかな?終わってから、絵葉書を買い、うちで写しました。舞台の画像はその絵葉書です。本も売っていて、「抱きしめてあげて」も買ってきました。いわさきちひろの絵もいいですよね。
2012年03月23日
今日の18:30~20:30の予定で、中高生のためのフォーラムシアター「それいけ思春期!」がありました。入間おやこ劇場の共催です。今日のアートイン・フォーラムシアターの前に、2回、中高生のワークショップがあり、それを参考に劇を作り上げてます。フォーラムシアターとは、参加型の学習法。元々の名称は、「被抑圧者の演劇」。フォーラムシアターの詳しいことは、下のパンフレットをクリックすると大きくなって読めます。本日のプログラム。◇オープニング。◇Part1 ワークショップタイム。「人間彫刻」(静止画)で、「問題」と「解決」を図るウォーミングアップ!止まった状態の役者達を、観客が参加して動かしたり、台詞を言わせたりする。★電車内の風景。つり革につかまった腰痛の老人。座って、お化粧したり、携帯をいじったり、寝ている若者達を見て、席を譲るべきだという子ども達。★中学校の教室。椅子をふりあげ、クラスメート(女子)に投げ下ろそうとしている女子。それを指示してやらせてる男子。見て見ぬ振りをしている男子。「なんでいじめるの?」「面白いから。」そう言いながらも、全然面白そうじゃない。イジメは深刻な問題で、見ているだけでも辛かった・・・理想の終わり方を考えてから、そこに到るプロセスも考えさせる。◇Part2 問題提起ドラマ上演★ドラマ1家族編「ある日ある時ある家庭で」中学の春学期終業式の夜。あの「通知表」から次々に・・・?!★ドラマ2学校編 「ある日ある時学校で」「少年の主張」作文コンクールのクラス代表は誰に・・・?~ちょっと休憩/リラックスタイム~◇Part3 もう一度上演「同じドラマをもう一度見ながら、問題あり場面で「ストップ!」解決へ向けての「ひとこと」や「行動」にチャレンジします。俳優たちとともにワイワイ「突っ込み」OKで時間いっぱい!」★家庭編でのダメ出し。兄が「ただいま」と言っても、「お帰りなさい」を言わない母と妹。「いただきます」を言わないのに、勝手に食べだす妹。それを止めない母。妹の通知表を兄に聞こえよがしに声に出して読む母。兄の通知表をカバンから無断で取り出そうとする妹。エロ本が入ってるのを母に告げ口し、母と二人で追求する妹。子どもの権利条約では、子どものプライバシー保護も含まれてるらしい。うちも、カズが持ってるのを発見したらどうしよう?経験者の母達は、見て見ぬ振りをするとか、もっとうまく隠しなさい?と言うらしい。テレビを見ながら通知表をチラッと見る父。消して見るようにとダメだしされてたけど、うちなんて、主人は疲れてるから明日見るとか、興味ないのですよね・・・兄と妹の通知表を並べて比較する母。それは酷いとみんなからブーイング。でも、ありがちだという子ども達・・・勉強できないからと「クズ」と言うのも酷い。「不得意科目がどうしたらよくなるのか相談に乗って欲しい」という女の子も居た。「どうして出来なかったのか?」と父が問えば、兄「頑張らなかったから。自分としては頑張ったつもりだったけど・・・」父としては、責めてるつもりはないけど、兄はプレッシャーを感じる・・・親子の意思の疎通、コミュニケーションは難しいですね・・・★学校編。時間延長になり、あまり時間がなかったからかもしれないけど、一度もストップがかからず、終わってしまった・・・学校ではよくありがちな風景だから、仕方ないと諦めムード?「少年の主張」作文コンクールのクラス代表が、クラスの生徒が決めた「ルールは何のために?」ではなく、職員会議で「被災地のために何が出来るか?」に決定されたと言う教師。「ルールは何のために?」は、校門の外で喫煙してる教師の煙が風で校庭に入り、生徒の健康を損ねてるという主張が問題らしい。教師は「教育委員会に問い合わせたら、校門外の喫煙は問題なしと認められた」と言うのだ。実際にワークショップの中で聞いた実話らしい。それに抗議する高橋も、チャチャを入れてるようで、教師に相手にされない。「でも・・・」の後を教師に遮られ、聞いてもらえない「ルール」の作文を書いた石井。「被災地」の作文を書いた黒田は、携帯の電源を切るというルールを破っても教師に怒られず、エコヒイキされてると高橋に言われる。黒田が帰ってしまった後も、言い続けてる高橋を黒田は「死んじゃえ」と平手打ち。いい音がして、痛そうでしたね。役者さん達も、なり切ってるなあ・・・ 時間延長になってしまったので、ドラマ1とドラマ2の間に、うちに慌てて電話。私が帰ってから、車で義母をうちまで送らなければいけないのですよね。でも、途中では帰りたくないので、遅れることを了承してもらいました。参加型で、自分も感情移入して入り込める。やはり親の立場に立ってしまうけど、昔の自分も思い出し、複雑な心境・・・親や先生にわかってもらえず、悔しい思いをした自分も居る。友達の輪の中に入れず、辛い思いをした自分も・・・参加型の趣向が面白かったし、考えさせられた劇でした。
2012年03月17日
劇団銅鑼の劇「砂の上の星」を新宿に観に行きました。入間おやこ劇場への招待状で入ったのです。「だいじょうぶ、地雷はわたしには何もしないから」「輝く星空、あなたは何を思いますか?カナダ人作家デボラ・エリス原作「生きのびるために」三部作の舞台化。タリバン政権下のアフガニスタンを舞台に、二十年後、パリのエッフェル塔で会う約束をする少女たちの長い旅の物語。イギリス在住の演出家、音楽家を招き、ディバイジングで創り上げる創作劇。」「タリバンに制圧されたアフガニスタン・カブール。女性は仕事を追われ、家の中にいなければならなくなった。女の子は学校にも行けなくなり、外出には男性同伴で少女は大きなスカーフを、おとなの女性はブルカをかぶらなければならない。そんな中、父をタリバンに連れ去られた少女パヴァーナは家族のために少年として市場にでかける。少女だということを誰にも気づかれないよう、細心の注意を払いながら。やがてパヴァーナが市場で出会ったのは、なんと、かつての同級生ショーツィアだった。ショーツィアもまた髪を切り、少年として働いていたのだ。父の帰りを信じて待つパヴァーナ。いつかこの国を出てフランスへ行くことを夢見るショーツィア。ふたりは互いに励ましあって約束する。二十年後の春分の日、パリのエッフェル塔のてっぺんで会おう、と。そして、パヴァーナとショーツィアのそれぞれの旅が始まる。 」 アフガニスタンの少女2人の物語。地雷の怖さはカンボジアに行った長女マッキーから、聞かされてきたけど、アフガニスタンも地雷原が多いのですね。もう一人のライネ?という幼い少女が、「食べ物を地面に食べさせてあげると、地面は私を好きになる。だいじょうぶ、地雷はわたしには何もしないから」と言いながら、地雷原の中に入ってしまう、、、想像はしていたけど、爆発音を聞こえた時、涙ぐんでしまいました。子ども達は、「なんで大人は人間を殺すんだろう。食べるためでもないのに、、、」「ただ殺すだけだよ、、、」戦争の悲惨さは、子どもや女性など弱い者には更にのしかかる、、、少女は男装して、市場へ稼ぎに行くのです。墓を掘り返して、骨を売る?やっと貯めたお金まで大人に巻き上げられる。それでも、20年後にフランスのエッフェル塔のてっぺんで会おうという約束を希望に生き抜いてる。平和な日本は幸せだと思いつつ、そう実感することもあまりないですよね。Space雑遊という小さな劇場で、身近に感じながら観られました。椅子の座り心地はよくなかったけど、お陰であまり眠らずに居られたかも。台詞のないところは少しうとうとしてしまいましたが、よく寝る私にしては、ちゃんと観られたし、考えさせられました。
2012年03月10日
今日、入間おやこ劇場の例会部で下見情報を見ていたら、劇「砂の上の星」(劇団銅鑼)の 招待状が来ていたので、3月10日(土)14:00の部を観にいこうと思います。「輝く星空、あなたは何を思いますか?戦火の中、たくましく生きている子どもたちの物語。物語:タリバンに制圧されたアフガニスタン・カブール。女性は仕事を追われ家の中にいなければならなくなった。女の子は学校にも行けなくなり、外出には男性同伴で少女は大きなスカーフを、おとなはブルカをかぶらなければならない。そんな中、父をタリバンに連れ去られた少女パヴァーナは家族のために少年として市場に出かける。少女だということを誰にも気づかれないよう、細心の注意払いながら。やがてパヴァーナが市場で出会ったのは、なんと、かつての同級生ショーツィアだった。ショーツィアもまた髪を切り、少年として働いていたのだ。父の帰りを信じて待つパヴァーナ。いつかこの国を出てフランスへ行くことを夢見るショーツィア。ふたりは互いに励ましあって約束する。二十年後の春分の日、パリのエッフェル塔のてっぺんで会おう、と。そしてパヴァーナとショーツィアのそれぞれの旅が始まる・・・。 」劇団銅鑼の「ハンナのかばん」も観たけど、それはいま一つだったのですが、テーマはいつもいいのですよね。以前の、ナチスからユダヤ人を逃がしたリトアニア外交官杉原千畝の劇も観ました。今回も演出などどうかな?と思いつつ、やはり観たいと思ったのですよね。また、文学座の「父帰る」(作・菊池寛)も観たいと思いつつ、まだ迷ってます。余裕があったら、観にいきたいな。例会部員は、招待券を使って観にいけるのが嬉しいですよね。まあ、何人も行けば頭割りですが・・・
2012年02月27日
ドラマフェスタin入間で、午前中、入間おやこ劇場の「おやこでワイワイお話LIVE」の手伝い。12時から2時前まで、入間おやこ劇場のカレーの店の手伝い。そして、2時から市民ミュージカル「こんにちわっ わたしの人生」を観ました。1時から3時半までの「くるくるレインボー」も作ってみたかったけど、時間が重なってて出来ませんでした。カレーの店番の時、くるくるレインボーの見本を回してると、こども達が興味を持ってくれるのだけど、時間が無く作れなかったりして残念・・・軽食コーナーがあることを知らない人達も居て、生徒も来てくれたのだけど、カレーを勧めたら、お昼食べてきちゃったと言われました。来年度は、チラシに軽食コーナーを明示するとか、スケジュール調整とかして欲しいですね。なんて、本題のミュージカルに戻ります。Mさんにあまりチケット売れてないから買ってと言われ、義理で買ったチケットだったので、あまり期待はしてなかったのですが、意外と面白く、考えさせられたりもしました。あらすじ「友達の家に遊びに来ていたクラスメイツ6名は、塾へ行くまでの間にと人生ゲームを始めた。すると、なんとゲームの世界に引き込まれてしまったのだ!!」 「あんな大人になりたくない!ガミガミ言わないで!子どもだって人間なんだ!」と歌いながら踊る子ども達。実感しながら叫んでる感じでしたね。 ゲームの世界で成功や失敗を味わい、夢のない大人になってしまった6名。なかなかゲームが終わらず子どものままで居た花子に再会し、このまま夢を諦めていいの?と言われ、思い直す。失踪したと思われていた蓮見の父と蓮見も再会。蓮見に「お父さんでしょ」と言われながらも、「家族を省みず、ゲームにハマルなんて本当の父親じゃない」と父は否定するけど、「優しい蓮見に会えて嬉しい」と言う。ホロっときてしまいました・・・ゲームの世界から現実に戻るように父から言われ、決心するクラスメイツ。でも、ゲームの世界で結婚し、11人もの子どもをもうけた茂木は、家族を置いてはいけないと、ゲームの世界に残る決心をする。ここで不思議に思ったのは、蓮見も息子を塾に行かせようとしていたのだから、蓮見も子ども、家族が居るのに、なんで迷わないのだろうということ。失踪した父には、一緒に現実に戻ろうと言うのにね。みんなも誰もそのことに触れない・・・まあ、それはともかく、人生はやり直せないけど、人生ゲームでシュミレーションしたのだから、本当の人生では夢をあきらめずに頑張ると誓う子ども達。こんな風に二度人生を生きられたら、失敗を繰り返すまいとちゃんと生きられるのかしら?選択肢を間違えない?なんて、いろいろ考えてしまいました。踊りも上手くて、特にトレンチコートを着た刑事役の少年のダンスが良かったなあ。終演後のお見送りの時、見かけたので、思わず「ダンス上手かったね」と声をかけてしまいました。銀行員の男性も上手いと思ったけど、この人は鳥獣戯画の劇団員でした。午後は銀行員の役を入間おやこ劇場のAさんが演じるそうです。Aさんはドラマケーションのプロだからね。
2012年02月11日
次女ミンミがお勧めの文学作品のアニメ版(青い文学)の中の「走れメロス」を観ました。「走れメロス」のアニメ(青い文学)前編、「走れメロス」のアニメ(青い文学)後編。ミンミの好きな俳優、堺正人が声優をしてるのですが、この「走れメロス」では、劇中劇のメロス役。「走れメロス」は太宰治の有名な作品なので知ってますが、もう一つの物語はオリジナルで面白かったです。ミンミは泣けたそうだけど、私はウルっときたくらいかな?この頃、本にしても、ミンミのお勧めを読んだりして影響を受けている。親子の立場が逆転かな?負うた子に教わるのもいいですよね。
2012年02月10日
NPOこども劇場おやこ劇場埼玉センター主催のさいたま☆ルンルン劇場を観てきました。朝霞コミュニティセンターホールで、音楽劇「おとなしいきょうりゅうとうるさいちょう」、「一人で演じる走れメロス」。杜川リンタロウ(芝居屋)と、つつみあつき(クラリネット)の2人で音楽劇をやるのです。11時からのプログラムは、まずイソップ童話の小芝居&クイズ。クイズで知ったのですが、イソップが紀元前六世紀生まれらしい。奴隷だったのに、話が上手いから解放されたそうです。イソップの中でマイナーな話をすると言ってたけど、「ネズミと猫」は割とメジャーですよね。ネズミの会話の語尾にチューをいちいち付けるのはどうかな?狼少年の小芝居では、狼少年ケンの主題歌をBGMに使ってたけど、ちょっとうるさい?狼の代わりにパンダのお面を被ったおやこ・こども劇場会員が出てきて、その人の方が芸達者だったような・・・クラリネットの分解演奏は面白かった。でも、その前にクイズで「『もっと小さく』という題名ですが、何が小さくなるでしょう?」と言うのはプログラムに書いてあるから、楽器が小さくなると分かってしまいますよね。ストローで笛を作るのはみんな夢中でした。ストローの先を潰して三角に切り、くわえて鳴らすのだけど、結構力まないと音が出ませんでした。どんなに頑張っても出ない人は居るから諦めてくださいとも言ってたなあ・・・コツを教えてくれるといいのだけど・・・最後に音楽劇「おとなしいきょうりゅうとうるさいちょう」。力み過ぎて疲れたのと、暗闇でウトウト・・・「モモ」のミヒャエルエンデの作品で、エンデも「終わり」という意味の名前が気に入らなかったそうです。名前が気に入らなくても、からかわれても気にしないようにというような話だったらしいですが、寝ていてよく覚えていない。ただ、音量が大きくてうるさかったという印象。マイクを付けてしゃべってるし、歌もあるのだけど、割と一本調子なんですよね・・・時々目覚めたけど、起きる気がしなかった・・・午後のプログラムもまた同じ二人ということで、あまり期待はしませんでした・・・朝霞コミュニティセンター内のティールームぱるでたらこスパゲティを食べてランチ。午後は、「一人で演じる走れメロス」。プログラムは、クラリネットの演奏の後、リーディング太宰治。朗読でした。ここからもう眠くなり、あまり覚えていない・・・私も太宰治は「人間失格」など何冊か読んでますが、杜川リンタロウさんは、太宰治に思い入れが強いみたい。その後の音楽劇の「走れメロス」も、悩んでるところまで叫び続け、ちょっとウザイ感じ・・・押し付けがましい感じで引いてしまうのですよね。一生懸命頑張ってるとは思うのだけど、受け入れにくいものでした・・・例会の下見も兼ねてるのだけど、これは例会には取りたくないなと思いましたね。帰りは朝霞駅まで草加おやこ劇場の方に先導してもらって歩きました。電車は乗換えが多くて面倒だったけど、最寄駅まで主人に車で迎えに来てもらってそのまま義母と買い物しました。
2012年02月04日
映画「婚前特急」をDVDで観ました。「恋に奔放なOLが“たった一人のほんとうの相手”を探して奔走する、ドタバタ婚活コメディ。『蛇にピアス』で演技力を高く評価された吉高由里子が、見た目はいいが性格は最悪のヒロインに扮して弾けたコメディ・センスを発揮。加瀬亮、榎木孝明、バンド「SAKEROCK」の浜野謙太らバラエティ豊かな彼氏たちの配役も見どころだ。」主演の吉高由里子の小悪魔ぶりが気持ちいい。彼女は不思議な雰囲気で魅力的ですよね。5股もかけてて、最低の男から別れようとするのだけど、振るつもりが振られた感じでプライドを傷つけられ、復讐しようとする。あらすじ「24歳のOL池下チエ(吉高由里子)は時間を有効に利用して人生を堪能するために、5人の男と付き合っている。仕事の愚痴を言うのは包容力のあるバツイチの西尾みのる(加瀬亮)、旅行に行くのはリッチな年上の三宅正良(榎木孝明)、スカッとしたいときはバイク乗りの出口道雄(青木崇高)、癒されたいときは年下の野村健二(吉村卓也)、ラクしたいときは気取らずにいられる田無タクミ(浜野謙太)と、TPOに応じて様々なタイプの彼氏がいた。そんなある日、親友の浜口トシコ(杏)が長年付き合っていた彼氏の子供を身ごもり、結婚することに。トシコはチエにも結婚を勧めるが、チエはまだその気になれない。しかし結婚式でトシコ夫妻の幸せそうな姿を見たチエは、自分の彼氏たちを査定する。チエが男たちのメリットとデメリットを手帳に書き込んでいると、トシコから電話が入る。トシコから、査定して残った男との結婚を勧められたチエは、最後に残った人が自分の“ほんとうの相手”かもしれないと思う。まず、デメリットだらけの田無と別れることにしたチエだったが、田無はチエと付き合っていると思っていなかった。田無にフラれたことに愕然としたチエは、思い切り自分に惚れさせてフッてやる、と憤る。そんななか、他の男たちともしっくりいかなくなる。ある日チエは、トシコ夫妻の家に泊まる。朝食の準備をしながら交わす夫婦の何気ないやりとりを見たチエは、自分のほんとうの相手を探そうと決心する。」ネタばれしそうなので、あまり書かないけど、割と面白かったですよ。確かに田無は、最初なんでこんな人と付き合ってるの?という感じだけど・・・田無演じる浜野謙太は、バンドの一員で俳優じゃないらしいけど、割と演技力あるのかな?杏演じる友達やその夫も、なんて優しいんだろうと思ってしまう。そういう夫婦を見てるから、結婚したくなったのかも。ドタバタコメディだけど、後味はいいですね。
2012年01月23日
入間おやこ劇場の高学年以上例会(鑑賞会)で、劇団かかし座の「手影絵の世界」(ハンド・シャドウズ・アニマーレ)を観てきました。手だけでこんなに出来るんだと感心しました。頭の毛や腕なども使ったりしてますが。途中、ふくろうの影絵のやりかたを教えてくれて、なんとか私も出来るようになりました。4人ステージに呼ばれて、やってました。こういう参加型もいいですよね。後半のペンギンのラブストーリーは少しうとうとしてしまったけど、最後、アンコールのゴリラのラブストーリーではしっかり目覚めました。ゴリラは横顔で迫力ありますね。DVDも売ってました。買わなかったけど、パンフレットだけもらってきました。かかし座の手影絵をひろみちお兄さんがやってるDVD。キツネに目を入れるだけで可愛くなりますよね。「手ぐみ」あそびの本も買ってきました。影絵の本も売ってて、迷ったけどこちらにしました。事後交流会「手影絵ワークショップ」を募集してて、定員まであと2人!と言われ、つい申し込んでしまった・・・1月29日(日)13:00からなので、それまでに少し本を見ながら出来るようになりたいなあ。まあ、予習は苦手だからやらないかも・・・かかし座のメンバーが来て、無料で教えてくれるなんてお得!まあ、入間おやこ劇場からはお礼してると思うけど。手影絵を観るだけでなく、実際やれるようになるのも楽しいかも。いろいろ楽しまないとね。
2012年01月21日
カズが借りてきたDVDで「イキガミ」を観ました。 以前、原作の漫画を読んだことはあったけど、映画は初めてです。2011年1月16日コミック「イキガミ」を読んだ日記大体1年前でしたね。イキガミ「国家繁栄維持法」。この法律は国民に「生命の価値」を再認識させることで国を豊かにすることを目的とし、その手段として若者たちを対象にしたある通知を出している。その通知とは「逝紙(いきがみ)」と呼ばれる死亡予告証である。およそ1000分の1の確率で選ばれた者は、紙を貰ってから24時間後には死んでしまう。漫画も良かったけど、映画もいいですね。イキガミ配達人藤本(松田翔太)もいいし、他のキャストもいいなあ。山田孝之や桜(鳴海璃子)の兄弟愛は泣けます・・・ただ、普通のお涙頂戴では終わって欲しくないなあ・・・最後の、「時が来るまで胸のうちに秘めておけ」という台詞に、いつ時が来るんだ?などと思ってしまいました・・・昔の赤紙や思想取締りを思い起こさせますよね。思想犯としてつかまった後、転向させられて逆に体制の犬にされてしまう悲劇・・・息子を守ろうとした母親が思想犯になり、推し進める側になるとは・・・なんて日本人は従順なんだろうと思ってしまう・・・何も若い人たちを無作為に殺さなくても、自殺や病気・事故で亡くなる人たちを見るだけで、十分命の大切さがわかるはずなのに、やはり自分の身にならないと分からないのかな・・・設定がアメリカのSF小説や、星新一の「生活維持省」に似ていると盗作?騒ぎになったこともあったらしいけど、訴訟にはなってないから、星新一の遺族は一応納得したのかも・・・私も、星新一を中学生の頃、ラジオで聞いて衝撃を受け、読みふけりましたね。司馬遼太郎などの歴史小説も好きだったけど・・・完全に真似していては問題だと思うけど、アイデアが似てるというのは、どこまで追求すべきなのか分かりませんね・・・それはともかく、この映画では、まだ配達人がこのイキガミの制度を疑問に思う程度だけど、これからの展開が楽しみ。漫画はその先をいってるから、映画も続編を出して欲しいですね。
2012年01月18日
高1のカズが借りてきたDVDで「ハルフウエイ」を私も観ました。高3のラブストーリーなので、カズはリアルタイムだろうけど、私は高校時代を思い出して懐かしいなあ。2009年2月21日公開「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」「オレンジデイズ」など数々の話題作を放ち続け、その透明感のある美しいラブストーリーが、世の女性を魅了し、恋愛ドラマの一時代を築いた脚本家・北川悦吏子。本作では、脚本はもとより監督に初挑戦!主演のヒロを演じるのは、現在キットカット7代目イメージキャラクターを務め、CM・ドラマ・映画にと幅広く活躍中の北乃きい。ヒロの恋人・シュウに『天然コケッコー』で夏帆と共に主演を務め、2007年夏期の最高視聴率を記録したドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~ 」へも出演し、今後を期待される若手俳優・岡田将生。青春の初々しさと、こころの痛み。やがて訪れる恋人たちのすれ違いや、相手を想う極上のきもち…。だれの記憶にもある“卒業の風景”を通し、ピュアでまっすぐな恋をビビッドに辿っていく。2人並んで自転車をこいだ通学路、夕日が照らす放課後のグラウンド、寝転がって話し込んだ河原の土手・・・・・。だれの記憶にもあるような懐かしい風景の中に溶け込んだ2人は、高校生ならではのひたむきでピュアな思いを伝えている。(作品資料より)監督・脚本 北川悦吏子出演 北乃きい 岡田将生溝端淳平 仲里依沙成宮寛貴 白石美帆大沢たかお「リリイ・シュシュのすべて」や「花とアリス」を監督した岩井俊二プロデュース。映像が綺麗なのはそのせい? 北海道ロケだそうです。ラストシーンの北乃きいの泣き笑いの顔からすぐにエンディングの「ハルフウエイ」が流れるのが印象的。その曲と声が雰囲気に合ってていいんですよね。『ハルフウエイ(道の途中)』の言葉の中で、エンディング曲を歌ったsalyuのブログの一部が紹介されてました。また、主演二人の台詞は、ほとんどアドリブだそうで、ちょっとぎこちないところが自然かも・・・それにしても、北乃きい演じるヒロが少しわがまま過ぎると言うか、岡田将生演じるシュウが優柔不断というか優し過ぎる感じ・・・シュウは自分の将来がかかった志望校なんだから、ちゃんと自分で決めろよな、なんて思ってしまう。遠距離恋愛になったら、別れてしまうのではと心配なのだろうけど・・・シュウの東京行きを止めるだけでなく、ヒロ自身も東京に行くという選択はなかったのかな?ヒロは、シュウが志望校を変えたら変えたで、自分の責任と痛感する・・・これ以上書くとネタバレになるので書きませんね・・・それを相談する大沢たかお演じる書道の先生もいいなあ。思ってることを言葉に表せと言ったら、「いけ」「いくな」「いけな」・・・行って欲しくない気持ちと、行って欲しい気持ちが入り混じってるのですよね・・・友達のことと言って相談するのは、大概自分のことと相場は決まってるけど。シュウも成宮寛貴演じる進路担当の先生に相談してるけど、こんな先生が居る高校っていいよね。相談されるような教師になりたいけど・・・カズもこんな感じに憧れてるみたいだったけど、自分は進路なんて考えているのかな?私は高2の時に高3の先輩と付き合い、やはり受験の前は会わないと言われ、会ってなかったら、落ちて浪人してしまい、結局別れてしまいましたね。もっとわがまま言えばよかったかな?高校の先生が、付き合ってると男は落ちて、女は受かるんだよなと言ってましたね・・・なんて高校時代を思い出してしまいましたが、そういう意味でも面白かったなあ。
2012年01月18日
次女ミンミが借りてきたDVDを観ました。三枚あるうち、「その街のこども」(劇場版)は阪神・淡路大震災15年特集ドラマのテレビ版をテレビで観たし、「クワイエットルーム(精神病院の女子専用閉鎖病棟)にようこそ」は以前、やはりDVDで観たことがあったので、観たことがない「乱暴と待機」を観ました。映画gooより引用。「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の本谷有希子による原作を「パンドラの匣」の冨永昌敬が監督した群像劇。奇天烈な4人の男女が織り成す複雑怪奇な関係を六畳間の息詰まる空間に映し出す。出演は「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」の浅野忠信、「デトロイト・メタル・シティ」の美波、「パーマネント野ばら」の小池栄子、「シーサイドモーテル」の山田孝之など。あらすじ - 乱暴と待機木造平屋建ての市営住宅に引っ越してきた番上(山田孝之)と妊娠中の妻・あずさ(小池栄子)。スナックへ向かうあずさを見送った番上は、引越しの挨拶に訪れた山根家で、漫画のような眼鏡にグレーのスウェット姿で…>>『乱暴と待機』あらすじ全文 ※ストーリーの結末が記載されていることがあります。ご注意ください木造平屋建ての市営住宅に引っ越してきた番上(山田孝之)と妊娠中の妻・あずさ(小池栄子)。スナックへ向かうあずさを見送った番上は、引越しの挨拶に訪れた山根家で、漫画のような眼鏡にグレーのスウェット姿で熱心に読経する奈々瀬(美波)と出会う。彼女は兄と二人、二段ベッドが鎮座する部屋に暮らしていたが、明らかな挙動不審で、もじもじしながら聞かれもしないのにスウェット姿の理由を喋り出す。引越し三日目。山根家の軒先で、奈々瀬を見たあずさは驚愕する。二人は高校の同級生で、その時奈々瀬から受けた酷い仕打ちを、あずさは今も忘れずにいたのだ。と同時に、あずさは奈々瀬に兄貴などいなかった事実に気付く。しばらくして、足を引き摺った英則(浅野忠信)が作業着姿で奈々瀬の家に入るのを見たあずさはさらに驚愕。「あいつら、兄妹なんかじゃない……」。六日目。山根家のガラス窓にサンダルを投げつけたあずさは、そのまま部屋に入り込み、英則に苛立ちをぶちまける。室内を見回すと奈々瀬の姿はない。英則は「他人に説明する義務はない」と言い捨て、家を出ていく。一人残された部屋で、あずさは偶然、天井裏の隠し部屋を発見。とその時、外から人が入ってくる音が聞こえ、あずさは慌てて天井裏に潜り込む。天井板の隙間から覗いてみると、奈々瀬と番上がそこにいた。七日目。番上との関係を追及するあずさに対し、奈々瀬は「何もするわけないじゃないですか」と愛想笑い……。思えば五年前、奈々瀬の前に突如英則が現れてから、二人の奇妙な“軟禁生活”が始まった。「俺はお前に復讐するぞ」と言って、奈々瀬を家に連れ帰った英則。そんな彼は、夜毎、二段ベッドの上の段で誰もやったことのない復讐方法を考え続けていた。奈々瀬は思う。「永遠の愛は疑ってしまうけど、永遠の憎しみなら信じられる。私もお兄ちゃんも、それに気付いていたのかもしれない……。」奈々瀬役の美波って、見たことあると思って調べてみたら、下流の宴(2011年、NHK)の宮城珠緒役の女優だった・・・変わった役をやれる子ですよね。「永遠の愛は疑ってしまうけど、永遠の憎しみなら信じられる」という言葉が印象的。確かにそうかも、なんて思ってしまう私・・・コメディチックだけど、結構深いのかも・・・あまり期待はしてなかったけど、面白かったです。Yさんとのランチの時間が迫ってたけど、最後まで観たいと思ってしまったほど。観た甲斐はあったなあ。山田孝之は情けない役だけど憎めない。「白夜行」や「世界の中心」で愛を叫ぶが良かったよね。ゲームみたいな深夜ドラマも面白かったけど。名前が出てこなかったから、また調べてしまった。勇者ヨシヒコと魔王の城 (2011年7月 - 9月、テレビ東京) - ヨシヒコ役(主演)また、最近海外でも認められているらしいけど、何の映画でかな?http://www.holic-mag.com/hogaholic/int/int32.htmlいろんな映画でいろんな役をこなしてるのが評価されてるのかも・・・これもその一つになるかな?哀愁のある瞳がいいですよね。なんて、私は筒井道隆のファンなのですが、彼も哀愁が漂ってると思います。
2011年11月30日
入間おやこ劇場の事務所にオールライツ(子どもの権利条約を考える会)で行ったのですが、ランチは近所のカレー屋のケータリングで済ませました。今日のカレーは大根カレーかチキンカレーで、珍しいので大根カレーにしてみました。割と美味しかったですよ。辛口だったので辛かったけど、スープを飲みながら食べました。その後、雑談しながらも、例会部員なので、下見の招待券を探し、また文学座の劇「メモリーズ」を観に行くことにしました。文学座は、「連結の仔」、「岸田國士短編集」、「メモリーズ」と三連チャンで観てますね。まあ、面白いからいいのですが。また短編集ということで、文学座は短編集が好きなのかしら?ともかく楽しみですね。
2011年11月14日
新宿の紀伊国屋サザンシアターで、文学座の劇「岸田國士傑作短編集」を観てきました。早めに出たつもりが、またギリギリになってしまい、焦ったけど間に合いました。入間おやこ劇場に来ていた招待券で行ったのだけど、パンフレットと封筒入りのアンケートを渡されてプレッシャー。それなのに、途中ちょっとウトウトしてしまいました。でも、全体的には、割と面白かったです。作が岸田國士というので、古臭いかな?と思ったけど、言い回しこそ、昔ながらの上品な言葉遣いですが、内容は昔も今も変わらないんだなと思ってしまった。特に夫婦、男女のことはね。その当時としては新しい男女のあり方を言っていたのかもしれないけど。特に「驟雨」の男の言い訳?言い草は、我が儘だけど面白い。当事者だったら、笑っていられないけどね。結婚はしてみなければわからないのだから、これで仕方ないと諦めるか、独りでやっていく決心をするか、恒子はどうするんでしょうね。演技はさすがに上手いかな。岸田國士の脚本は今も古くなく、大人の劇と言うとおり楽しめました。ただ暗転が多かったり、長かったりすると、すぐに睡魔が襲ってきますが、、、「秘密の代償」の暗転の時、緞帳の前で、一人ずつ無言で演技してるのはいいですね。待ってる間、飽きないし、眠くならない。また、「明日は天気」については、パンフレットから引用します。「夫がようやく会社から休みをとって、妻を連れて海水浴にやってきた、しかし雨に降りこめられ、ほんとうに一寝入りしていたらしいかたわらの妻を相手に『空想の遊戯』をする破目になるというのが『明日は天気』である。『空想の遊戯』とはファンテジィという理知的想像の遊戯こそが、ままならぬ現実やうつうつとして楽しまない現実、あるいは邪な現実をやわらげる。」本当にそうらしいですね。人質に取られるなど極限状態に置かれた人達の中で、精神的に壊れなかった人は、楽しいことを思い浮かべ、現実逃避していたらしい。自分の理想の家の間取りなど考えたりとかね。妄想・空想もある程度は必要ということなのでしょう。何事にもいい面、悪い面があるから、いい面を見るようにしたほうがいいのかな?劇の感想から離れてしまったけど、いろいろ考えさせられたり、クスッと笑ったりと楽しかったです。観劇の後、紀伊国屋に寄り、6人用カレンダーを買って帰りました。デッキを通って新宿駅に行く途中、夜景がきれいでした。
2011年11月09日
久しぶりに映画館で、映画を観ました。「猿の惑星・創世記」です。主人が最初の「猿の惑星」を二度も映画館で観るほど好きだったと言うので、一緒に観に行ったのです。私は、「猿の惑星」を小さい頃、テレビでしか観てなかったから、最後のシーンは衝撃的だったけど、それほど好きではなかったので、この創世記も、あまり期待はしていませんでした。そのせいか、思ったより良かったですね。前半は、情感が溢れていて、胸が詰まる感じでしたが、後半、シーザーが立ち上がってからは、アクション映画さながら・・・アクションはあまり好きではないけど、それまでの伏線があるから、共感できました。猿と人間、越えられない壁があると思っていたけど、実はそれほどの違いはないのかもしれない・・・虐待されたり、差別されて不快なのは、人間も動物も変わりない・・・でも、知能が高くなって、もっと苦痛に感じてしまうのはかえって可哀想な感じもした。パンフレットを買ったのですが、少し引用させてもらいます。最初の「猿の惑星」についても書いてあります。「そもそもオリジナル版の原作小説『猿の惑星』からして、第二次世界大戦中、日本軍の捕虜となったフランス人作家ピエール・ブールの体験をベースとした文明批評的性格が強かった。アジア人を支配していた欧米人が、模倣(=猿マネ)がうまいアジア人=日本人に支配されてしまった世界をSFとして描いたものだと言われるように、元々本作は現実社会を巧みに映し出した物語だったのである。」猿は日本人だったのですね・・・初めて知りました・・・いろいろ考えさせられる映画でした。にほんブログ村
2011年11月01日
東池袋のアウルスポットに、仕事帰り、華のん企画プロデュースの劇「三人姉妹」を観にいきました。今日は残業せずに済んだので、早めに東池袋に着き、劇を観る前に、マレーチャンというマレーシア料理店で夕食を済ませてから観られました。満腹で寝てしまうかとも思ったけど、私にしては珍しく?最後までしっかり起きて観られましたね。チェーホフ原作の劇は初めてでしたが、ユーモアもあり、考えさせられることありで面白かった。イリーナが最初、台詞をかんでたのが気になったけど、だんだん良くなってきました。みんな演技割とうまいですよね。途中で入る歌も現代的だけど、寂しげで良かったです。暗転の時、舞台上で着替えるのも面白い。お陰で眠くならずに済みました。人生や生活は、空しくて、嫌になることが多いけど、未来の自分や子孫たちのために、少しは役立ってるかも、と思えば、働いたりする甲斐はあるのかな?なんて思ってしまいました。また、せりふ回しが独特で、興味深いですね。うろ覚えなので、パンフレットに載っていた俳優、女優の好きな台詞を引用します。「きみは帽子をかぶり、ステッキを手にして、出て行くんだね、出てって、どんどん歩くのさ、あとをも見ずにね。遠くへ行けば行くほどいいんだ。」byチェブトゥイキン。「人間は信じる気持ちがなければ生きていけない気がする。何のために生きているのか誰のために生きているのか、それを知らなきゃ、何もかもがつまらない、取るに足りないものになってしまう気がする」byマーシャ。「そんな気がするだけだよ。われわれはいないんだ。この世にはなんにもありゃせんのだ。ただ存在してるような気がしてるだけなんだ。どっちにしたって同じことだよ。」byチェブトゥイキン。「自分の一生を、もしかしてそれを必要としている人々のために捧げるわ。」byイリーナ。「勤労へのあこがれ、ああ、痛いほどわかりますね!生まれてこのかた僕は一度も働いたことがないんですからね。」byトゥーゼンバッハ。「いざ自分が恋をしてみるとわかるから、誰がなんにもわからないんだって、めいめいが自分で自分のことを解決しなくちゃならないんだって。」byマーシャ。ドトールで豆乳ラテを飲みながら、この日記を書いてます、、、忘れないうちに書かないとね。にほんブログ村
2011年10月28日
劇団ひまわりの劇「カラフル」をシアター代官山に観にいきました。入間おやこ劇場への招待券を使って行ったのですが、もう一人行くかもしれないので、チケット代は折半です。電車に乗り遅れ、開演時間ギリギリか、少し遅れそう。間に合うかな?早めに出ればいいのに、ついギリギリになってしまうのですよね、、、案の定、間に合わず恵比寿駅から慌ててタクシーに乗ってしまいました。でも、受付がなかなかしてもらえなかったり、暗いからと中に入れてもらえなかったので、トイレにいかせてもらいました。急いでタクシーに乗るほどではなかったかな?まあ、徒歩七分と書いてあったけど、割と遠かったし、道も分からなかったからタクシーで良かったかも。劇団ひまわりは、子役からやってる人が多いのか、若い人が多く、フレッシュでしたね。主人公の少年は、少女が演じていて、可愛らしい。高3の少年とは思えなかったけど、だんだん慣れてきました。初恋の君が援助交際してる場面は、隣の席で女の子が見ていたので、わかるのかな?とドキドキしてしまいました。自分の体を切り売りしてると、心まで病んでしまうのかな?また、自殺は自分を殺すことで、罪なんだと、改めて思ってしまった。深い蒼の海底から白い馬が飛び立とうとしている絵を描いてるという主人公。東山魁夷を彷彿とさせる絵だなあ。ダンスシーンが長く、ウトウトしてしまったけどね。主人公の母は、太ってても不倫できるんだなんても思ってしまった。ダイエットしないとと思いつつ、なかなか出来ない私、、、帰りがけにまたケーキを食べてしまった。それはまた次の日記に書きますね。劇はあまり期待してなかったけど、思ったよりは良かったかな。作品紹介死んだはずの僕は、神様の気まぐれで再び生きることになってしまった。しかも中学生の小林真として甦り、その家族と一緒に生活をしながら、生前自分が犯した罪も見つけろという難題つきで。僕は生前の記憶をすっかり失っているというのに。家族はそれぞれに奇妙な問題を抱えているし、果たして僕は小林真として生きていけるのだろうか?にほんブログ村
2011年10月22日
入間おやこ劇場の事務所にオールライツで行ったのですが、招待券もついで?に探しました。3公演に申し込んできてしまった。他にも行きたい人が居たら、優待券などと折半します。下見要員の例会部員だから役得?だけど、仕事が暇な今のうちに行っておかないとね。劇団ひまわりの「カラフル」10月22日(土)13:00~の回に行きます。シアター代官山。今度は恵比寿から行こうかな。あらすじ「死んだはずの僕は、神様の気まぐれで再び生きることになってしまった。しかも中学生の小林真として甦り、その家族と一緒に生活をしながら、生前自分が犯した罪も見つけろという難題つきで。僕は生前の記憶をすっかり失っているというのに。家族はそれぞれに奇妙な問題を抱えているし、果たして僕は小林真として生きていけるのだろうか?」このごろ、土曜に観劇に出かけて遅くなると義母との買い物に行けず、買い物が日曜にずれこむと、ウォーキングが遅くなるからと主人が機嫌悪くなるのです・・・今回はたぶん一人だから、観終わったらすぐに帰ってこよう・・・ 華のん企画の劇「三人姉妹」28日(金)19:00~の回仕事の後で行くから、間に合うか心配だけど、池袋の「あうるすぽっと」だし、なんとか間に合うでしょう・・・チェーホフ見たことがないので、楽しみです。あらすじ「ロシアの地方都市に暮らす三姉妹。三人には生まれ故郷のモスクワへ戻りたいという夢があった。長女のオーリガは独身のまま教師をし、次女のマーシャは夫がいるものの満たされない毎日を送り、三女のイリーナは働かなくてはと思いながら、モスクワへの夢を捨てられずにいた。そんな姉妹の住む町にモスクワから来た連隊が駐屯することになる。亡き父が大佐だったため、姉妹の家には将校たちが毎日のように訪れていた。マーシャは中佐と恋に落ち、イリーナは求婚してきた男爵と婚約した。しかし連隊が町を去る日が近づいてきて…」 文学座の「岸田國士傑作短編集」「明日は天気」・「驟雨」・「秘密の代償」紀伊国屋サザンシアターにて。岸田國士の名前は知ってても、観たことはないのです・・・まあ、観劇する機会もここ最近増えたので、まだよく分からないのですよね。ストーリー 『明日は天気』夏の盛り、家計をやりくりしてある海岸の旅館に避暑にやってきたひと組の夫婦。 海を見晴らせる部屋に逗留しているというのに、雨つづき。 砂浜に出ることもかなわず、海水浴も楽しめず、暇を持て余す二人の間に忍び寄る淀んだ空気…。 夫婦の会話の中から、男と女の、微妙にズレる感情の機微が浮かび上がる。 『驟雨』倦怠期が見え隠れする夫婦。 ある日、新婚旅行に旅立ったはずの妻の妹が突然訪ねてくる。 狼狽する妻を尻目に、普段無口な夫は雄弁に語り出す…。 『秘密の代償』休暇をとって海辺の避暑地の別荘にやってきた高級官吏の生田一家。 ある日の夕方、本宅から一緒に連れてきていた小間使いのてるが、唐突に暇を申し出る。 高級官吏の妻は、夫か息子がてるに手を出したのではないかと疑い、ふたりを試そうとする。 夫、妻、息子。それぞれの思惑が渦巻いて…。 また、たてつづけに3公演申し込んだけど、行ける時に行っておかないとね。ミンミはバイト代をつぎこんで、4公演観に行くそうです。まあ、下北沢の小劇場などが多いけど、自腹だから大変・・・そんなに劇が好きなら、またおやこ劇場に戻ればと言ったのだけど、学校帰りに東京で好きな劇を観たいのだそう・・・お互い、劇を観るにはお金がかかるね・・・私はチケット代が無料か割安でも、交通費や食費もかかるからなあ・・・一人だとちゃんとしたお店で食べる気にはならないけど、お腹が空くから、ちょっと食べてしまうのです。そういう時こそ食べないでダイエットすればいいのにね・・・にほんブログ村
2011年10月12日
演劇集団円の劇「ウエアハウス」を三軒茶屋のシアタートラムで観て来ました。橋爪功と金田明夫が13年ぶりに共演したそうです。テレビや映画でも見る俳優達を、身近に見れるのはすごい。5列目だったので、迫力でした。他にも共演者はいたけれど、後半ほとんど2人だけで、鬼気迫る演技でした。入間おやこ劇場の人たちと一緒に観に来たのですが、みんなも感心してましたね。回る舞台にも驚いたけど、やはり演技が素晴らしくてよかったです。橋爪功は、声を張ってないのに、よく聞こえる声で、自然でしたね。「演劇集団円が、演出に鈴木勝秀を迎えて送る本作。エドワード・オールビーの『動物園物語』をベースに、鈴木が設定を現代の日本に置き換え、構成も新たに作り上げました。『動物園物語』同様、不条理感が漂う作品になるとのことです。また、橋爪功と金田明夫の共演は実に13年ぶり!要注目の一作です。[Introduction] 『ウエアハウス』は、鈴木勝秀が15年以上の年月をかけて、E・オールビー『動物園物語』をベースにして、様々な演劇や音楽の実験をしてきたシリーズである。それを今回は演劇集団円との共同作業によって、ストレートプレイとして作品化した。取り壊しが決まった教会の地下にある" 憩いの部屋"──地域サークル、「暗唱の会」のメンバーが定例活動を行っている。活動の内容は、各自がそれぞれ好きな詩や小説、戯曲などを暗記してきて、メンバーの前で暗唱するというものである。近くの出版会社で働くエトウ(金田明夫)もそのメンバーの一人である。だが、エトウはこれまで一度も暗唱を披露したことがない。アメリカを代表するビート派詩人、ア レン・ギンズバーグの長編詩『吠える』をただひたすら練習しているだけである。ほかのメンバーが昼食に出て一人になると、またぶつぶつと『吠える』をつぶやく。そこへ、初老の男オリベ(橋爪功)が現れる。いきなり英語で話しかけてきたオリベに興味を引かれ、エトウはオリベと話し始める。質問ばかりするオリベに戸惑いながらも、エトウはいつしかオリベのペースに巻き込まれていく──」[構成・演出] 鈴木勝秀 [出演] 橋爪功/金田明夫/高間智子/伊藤昌一/小久保丈二/佐藤銀平/近松孝丞/坂田真裕子行く途中に買ったガチゴリというチョコスナック。三軒茶屋の駅前で神輿が出てました。三軒茶屋の横丁にあった縄暖簾。レトロな居酒屋。にほんブログ村
2011年10月08日
入間おやこ劇場の例会部員などで、観劇ツアー。座・高円寺まで「旅とあいつとお姫様」を観に行きました。以前、例会で観た「人魚姫」の演出家、テレーサ・ルドヴィゴさんの脚本・演出です。「人魚姫」は、みんなが「いい!」と言うほどはいいと思わなかったのですが、今回の「旅とあいつとお姫様」の方が個人的に好きでしたね。子ども向けとしては、ちょっと考えてしまうけど、大人には、そのちょっとエロ・グロのところも面白い。神秘的というか、残虐なところ、ドキッとさせられるところも魅力的。それだけに例会で取る候補にあげるのはどうか?とみんなも言ってました。杉並区の小学四年生はみんな、区の予算で、この劇を高円寺まで観に来られるのだそうです。文化にお金をかけてもらえて、うらやましいですよね。他のおやこ・こども劇場も、高円寺まで席買いで観に来ているようなので、入間おやこ劇場の例会としてもいいかな?会員がみな、高円寺まで観に来るわけにはいかないけどね。「人魚姫」のように首都圏ツアーになると割安で見られるけど、もう他のこども・おやこ劇場は割と見てしまってるから、これから首都圏ツアーになることはないでしょう・・・それにしても、子ども向けの劇と高をくくっていましたが、楽しめました。一緒に観に来ていた劇場の子ども達は、劇を見慣れているせいか、それほど衝撃は受けていなかったようだけど、やはり印象には残ったらしい。「人間は一人ではない」というメッセージも伝わりましたね。なんでこんなに助けてくれるのか?と疑問に思うほどだったけど、最後にわけがわかりました。白い花は、別の人の象徴かと勘違いしてしまいましたが、話を聞いて納得しました。見応えはありましたね。流石、観た人達がまた観たいと二回、三回観たほどです。
2011年10月01日
次女のミンミが借りてきたDVDで映画「縞模様のシャツの少年」、「ぼくの大切なともだち」を観ました。「縞模様のシャツの少年」は、ユダヤ人の強制収容所の所長の息子の少年と、収容所内の少年との友情を描いたもの。誰も遊び相手の居ない所長の息子は、収容所まで探検に行き、鉄格子越しにユダヤ人の少年と交流します。所長の家に仕事しに来たユダヤ人少年に、息子はお菓子をあげながらも、将校に問いただされ、勝手に食べたと言ってしまう、、、それでユダヤ人少年は将校に折檻され、罪悪感をもった息子は、謝ってまた友達になるけど、ユダヤ人少年の行方不明の父親を一緒に探そうと言い出してしまう、、、収容所の実態を知ってしまった母親は、夫に人でなしと言い、子ども達と収容所から離れようとした矢先に、、、あまりにも悲惨だけど、少年達の純粋な友情が哀しいほど美しい。人が人を殺めることの残酷さを思い知らされました、、、考えさせられるし、こういう映画を借りてきたミンミもすごいな。もう一本の「ぼくの大切なともだち」は、先日見たのですが、こちらは大人の男性の友情の話。友達が居ない男性が、親友を作れるか賭けをする話です。私も友達少ないから、身につまされるなあ・・・ミンミは以前借りてきた「リトルランボーズ」といい、男性や少年の友情ものが好きなのかな?まあ、私も男子高校生の友情もの「box!」を借りてきましたが。でも、ミンミは「メリーに首ったけ」などのラブコメディも借りているみたい。私も時間があったら観ようかな?ドラマの録画もたくさん溜まってるんだけど、最終回で一段落かな?にほんブログ村
2011年09月26日
入間おやこ劇場の例会部員や運営委員の人たちで、キラリ富士見に演劇集団円の子どもステージ「赤ずきんちゃんの森の狼たちのクリスマス」を観にいきました。 ここキラリ富士見では、東日本大震災の為に中止になり、今日に延期になったのです。入間おやこ劇場では、東日本大震災の翌日の3月12日に公演してしまいましたが・・・総会資料「赤ずきんちゃんの森の狼たちのクリスマス」(例会のまとめ)より引用。「3月11日の東日本大震災。この日からリハーサルにため来ていた劇団の方は、電車が不通になり、急遽産業文化センターの和室に泊まるという非常事態。翌日の例会は、開催したい強い思いと産文のバックアップで無事に開催できることになり、ほっとしました。例会はたくさんの人が参加しました。そしてたくさんの人の思いが一つになりました。役者さんも、ステージの森も、音楽も、みんな素晴らしかったです。とても心に残る作品でした。」うちのサークルの会員のKさん、Sさんなどが中心になって、布団をみんなから集め、産文の和室に運び込み、泊まれるようにしたのですよね。うちは余分な布団がなく手伝えなかったのですが、翌日の森のカフェは手伝いました。震災がなければ、当日カズやミンミの合格祝いで旅行に行ってるはずだったのですが・・・話が逸れてしまいましたが、私はこの例会を見たにもかかわらず、寝てしまい、最初と最後しか覚えていませんでした・・・28日に合同合評会に参加する予定なので、観ておかないとと思ったのですよね。みんなは二度目だけどチケット買って観に行くと言う。私も後からチケット頼んだのですが、2000円なら安い方ですよね。乗り合いで行ったのですが、待ち合わせに間に合わないかと思ってしまった。午前中はカズとアウトレットに買い物に行ってたのです。ゾフでめがねを買うつもりでしたが、カズは気に入ったフレームがないと言って買いませんでした。ノートを買っても、黒板が見えないからノートがとれないと言ってたのにね・・・結局またカズのシャツやカーディガン、私のワンピース、ベストなどを買ってしまった。でも、間に合って、車を待ってる間に、芋虫を発見!最初気づかないほど、保護色でしたね。またまた逸れてしまってすみません・・・逸れついでに、夕食?代わりに食べた縄文どら焼き。いろいろあったけど、珍しい青梅あんにしました。劇は、また途中ちょっと?眠くなったけど、今度は大体観られました。ミュージカルみたいになっていて、歌も素敵でしたね。赤ずきんちゃんのパパや、魔法使いのおばあさんの声がいいなあ。幻想的だけど、森番の解説などがあって分かりやすい。子ども向けだから、ちょっとかわいらしいけど、良かったですね。子ども達もよく笑っていて、気持ちよかった。私はなかなか笑えない方だけど・・・くすぐるって愛情表現なのかな?両親にくすぐられたことが無い子どもは、笑えないのかしら?そんなことを考えてしまった・・・ロビーには、手作りの赤ずきんちゃんなどの人形や、クリスマスツリー!また、劇を観終わって、例会部員などで、例会部会?総会資料の例会のまとめを統一するために入力し直すことになったのですが、私がその入力をすることになってしまった・・・最初断ったのだけど、みんな忙しくて出来ないらしいし・・・私も明日、前任校の運動会だし、明後日はパステル音楽館のチャリティコンサートの練習、おやこ劇場のブロック会と忙しいんだけどなあ。まあ、フォーマットをみんなに不評のエクセルで作ったのは私だから仕方ないかな?「赤ずきんちゃん・・・」の例会のまとめの入力もしたしね。例会部長からこれまでの例会のまとめがメールで届いたら、明々後日までに仕上げて、事務所に届けないとね。そんな話を夕焼け見ながら、ロビーでしている途中、女優の高林由紀子さんや、演出の小森美巳さんが通りかかり、震災で揺れる入間おやこ劇場で印象に残っていたらしく、いろいろお話したり、一緒に写真を撮ってもらったりしました。高林由紀子さんは、魔法使いのおばあさん役をしていたのですが、素顔は若々しく可愛らしい方で、素敵な印象でした。小森さんもお話が面白く、0123初めてのお芝居「どうぞのいす」などの話題になり、それを企画発案した「横浜こどものひろば0123」というおやこ劇場関連の方達が受賞するということも教えてくれました。功労賞のようにご褒美としてあげる賞ではなく、これから発展することに賞をあげるべきだと審査員として主張してくれたそうです。おやこ・こども劇場は知られてないけど、子どもの情操教育のために役立ってると信じてます。まあ、私は子どもが卒業して、親だけ会員になってしまったのですが、私の居場所として、精神衛生上もいいかな?劇も好きだけど、一緒に語り合える人たちが居るからいいのですよね。にほんブログ村
2011年09月23日
台風の中、吉祥寺まで劇「連結の子」を観てきました。吉祥寺シアターの場所をチケットピアの人に聞いたら、親切にもパソコンで地図を印刷してくれました。また開演まで少し時間があったので、駅ビルアトレの新宿中村屋オリーブハウスで、カニクリームシチューパンを食べました。劇「連結の子」は、さすが文学座でした。吉祥寺シアターは座席数239と割と小さいけど、舞台は広く、田舎の一軒家の居間をそのまま再現している。暗いテーマかと思ったけど、笑いも交えて面白い。連結とは世代間の繋がりと、家族の中でクッション、緩衝材になってくれる人のことを表しているらしい。あらすじは、前の日記の最後に書いたので、見てくださいね。刑期を終えて戻ってきた孫息子と、迎える祖父。身元引受人を断った父母など、家族のしがらみが描かれている。妹夫婦や叔父夫婦、隣の夫婦と姑、保護司と、愛憎が入り混じる。鉄道マニアの男達。撮り鉄、乗り鉄、模型鉄?など、好きなジャンルは違っても、鉄道好きの血は、運転手だった祖父から息子達、孫に引き継がれてる。四人で電車の歌を歌いながら歩き回るところは狂気さえも感じたけど、、、、嫁と姑の争いは、どこでもあるなあと思いつつ、姑が以外にも嫁を思いやってるのを見て、羨ましいというか、そう思えばうまくいくのかな?とも思ってしまった。間に夾まれた息子、旦那は連結の役目を果たさないとね。また祖父は、妻の病気の苦しみを見ていられず、延命治療をしなかったことに罪悪感を持ち、孫が嘱託殺人したことと変わりはないと思ってしまう。「高瀬舟」の時代から永遠のテーマかも、、、難しいですよね、、、いろいろ考えさせられる劇でした。行きも大雨だったけど、帰りは風がひどく、傘がダメになりそうだったので、傘を閉じて、濡れて歩くほど、、、、今、帰る途中ですが、無事に帰れるかな?吉祥寺から近い実家に帰ろうかとも思ったけど、明日は仕事だからそうはいかない。今夜も義母に夕食をうちで食べさせないとね。来る方が大変かもしれないけど、車で送り迎えだから大丈夫か。うちは、主人よりミンミが緩衝材、連結になってるかな?強い雨風を避けて入ったアトレで、レゴで作った吉祥寺の街が展示してありました。子どもが作ったらしく、○○の家と書いてある字が可愛らしい。この子達にも連結していってるのかも。 にほんブログ村
2011年09月21日
吉祥寺シアターに文学座の劇「連結の子」を観に行きます。入間おやこ劇場に着ていた招待券を使わせてもらうのです。台風だから、ちょっと出かけるのが嫌だけど、招待だから行かないわけにはいかない・・・文学座なので、期待してるけど、期待し過ぎるとがっかりすることもあるので、あまり期待しないことにしよう。頑張って、大雨の中行ってきますね。観た感想は後でまた書きます。<あらすじ>とある地方都市の一軒家。高原直哉はすいとんを作っていた。すいとんは孫、由起夫の好物。今日は、服役していた由起夫の出所日だった。帰ってきた由起夫とのぎこちない会話が続く。閉鎖的な田舎。由起夫の身元引受を拒否していた両親。直哉を囲む怪しげな身内。そして、二人が抱えた心の闇とは……。にほんブログ村
2011年09月21日
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