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児童書。ハワイで生まれた日系二世の少年マレスケの目線からの戦争の話。日中戦争中の日本がアメリカと戦争をするとは思っていなかった日系人たち。自分はアメリカ人だと思っていたマレスケは、本土では日系人が収容所へ入れられた、と聞き戸惑う。兄は志願して日系人だけの部隊に入り、ヨーロッパへ派兵される。「どっちかにつかなければならないなんて、考えることのない世界になればいい」と兄からの手紙。姉は軍人の彼氏から敵の国の人とは結婚出来ないと言われ、別れる。当時の日系人たちの苦悩がうかがえる。マレスケの虹 [ 森川成美 ]
2023.08.30
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「ラプラスの魔女」の続編というか前日譚。円華が特殊な能力を得てから、硫化水素事件が起こるまでの物語。鍼灸師・工藤ナユタと知り合ったことで、彼に関わる人を科学的に救済していく。ナユタの過去に、今話題のジャニーズのような問題があったとは。次は「魔女と過ごした七日間」へ。魔力の胎動 (角川文庫) [ 東野 圭吾 ]
2023.08.30
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垣谷さん初のエッセイ。同世代で共働きで子育てをしてきた人生が似ているので、すべてが共感できる。漢字を捨てた国、時間泥棒、ルッキズム、IT後進国の幸せ。仕事が忙しくて子供を理不尽に叱ったり。驚いたのは2016年にドイツで刊行された「母親になって後悔している」というイスラエルの社会学者オルナ・ドーナトの本の話。母親のイメージは西洋も日本もあまり変わらない。もう一度人生をやり直せるとしたら子供を持ちますか?という問いに80%の女性が「ノー」と答えた。出産・子育ては女性の人生を奪う。世界的に少子化は進んでいる。行きつ戻りつ死ぬまで思案中 [ 垣谷 美雨 ]
2023.08.30
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装画のWAKICOさんのゆるいイラストがいい。3編収録されているが、表題作が3分の2を占める。特に同調圧力の強い日本では日常生活の中に不条理があふれている。それを見事に簡潔な文章にしてくれる作家さん。読んでいて気持ち良かった。いい子のあくび [ 高瀬 隼子 ]
2023.08.28
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漂白剤に「混ぜるな危険」と表示されるようになった頃、混ぜると危険なんだなと思い、実験してみた。残念ながら失敗に終わった。だから、狭い部屋でなく屋外で発生させて自分は吸わずに目的の人に吸わせることは難しいと思う。スパコンとA Iを兼ね備えた頭脳を持つ人間なら可能なのか?続編を読んでみよう。ラプラスの魔女(1) (角川文庫) [ 東野 圭吾 ]
2023.08.23
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ものすごい熱量を感じた。でも、私が古い人間なのか、分からない言葉が多すぎる。インセル、ADA、スパダリ、ヴィラン、アウフヘーベン、ノンケ、セペ、とりあえず、分からないながらも最後まで読んでからググった。それがら「コタツ記事」WEBメディアのライターはパソコン一つで家に居ながら取材もせずに記事を書いて収入を得ているそうだ。アラカンのおばさんにはついていけない。「妊娠して中絶したい」が「妊娠して出産したい」になる日がくればいいな、と思った。ハンチバック [ 市川 沙央 ]
2023.08.23
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『地球にちりばめられて』の続編。Hirukoと4人の仲間たちはSusanooが失語症だと思い込みコペンハーゲンの病院へ連れて行く。付き合いが短い4人がなぜそこまで熱心になるのか。Susanooも嫌がらずについて行ったのか。全く分からないまま次へ続く感じで読了。その国では大災害が起きて大勢の人が死んで、建物も流されたり、燃えたりしてなくなって、戸籍も無くなってしまった。政府は本人確認のための「生存者ナンバー」を交付したが、何もなくても気にしないでいいと「ドンマイナンバー」と名称を変えた。その国では空気に字が書いてあって、それが読めない人は政治家になる。というところで、笑ってしまった。星に仄めかされて [ 多和田 葉子 ]
2023.08.16
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木版画の素朴な色使いがきれい。地球で最初のいのちの誕生から植物、動物、人間へとつながる。シアノバクテリアが最初のいのち。そして酸素が生成される。生き物にとってなくてはならない酸素は原始のいのちにとっては有害だったなんて。地球の生命は奇跡だな。もし地球に植物がなかったら? [ きねふち なつみ ]
2023.08.16
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「わたしたち人間は、生命というひとつの大きな流れのなかにいます」「自然のなかではすべてのことがらがつながっています」文明が発達するにつれ、人間は傲慢になり、効率ばかり考えるようになった。1962年に『沈黙の春』を出版したレイチェル。ケネディ大統領も注目し、議会で話もした。アメリカでは害をもたらす化学薬品は法律で禁止された。でも日本では話題にならなかった。そして、人間が被害をうける公害が多発した。レイチェル・カーソン物語 なぜ鳥は、なかなくなったの? [ ステファニー・ロス・シソン ]
2023.08.16
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しかけ絵本で子供の興味を引く作り。昔の人は地球はどんな形だと思っていたのか。世界中に伝わる話が絵になっている。人間は天空や大地の中を想像して、天国や地獄の概念を得たのだろうか?大人が読んでも面白い。地球のかたちを哲学する
2023.08.16
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村上春樹の本に「ハーメルンのふえふき」の話が出てきたので読んでみた。絵を見ると、ハーメルンの町は川に囲まれた城塞都市のようだ。入り口の東門から物資が出入りして羽振りの良い暮らしをしてた。「街とその不確かな壁」に出てくる街みたいだ。ふえふきがネズミを退治したのに、御礼の金がもらえなかったせいで、町の子供たちが連れて行かれる。子供を人質にとるところは「動物会議」に似ている。約束は守りましょう。ハーメルンのふえふき/グリム/いもとようこ/子供/絵本【3000円以上送料無料】
2023.08.16
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戦争のせいで生まれ育った町を出て外国へ行かなければならなくなった少女ソエ。最後の晩に町の地図にしるしをつけて忘れないようにする、戦争が終わり、町に戻ってくるために。ウクライナから外国へ避難する人たちが思い浮かぶ。かつて疎開していた日本人も、はやく戦争が終わって帰れることを願っていたのだろう。しあわせなときの地図 [ フラン・ヌニョ ]
2023.08.16
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鳥は恐竜の生き残りだった(かもしれない)。いろんな形の鳥の巣から進化の歴史をひも解きます。やぶや水辺に巣を作る鳥は「早成性」で体が大きく、ヒナは卵からかえってすぐに歩き始める。木の幹や枝に巣を作る鳥は「晩成性」で体が小さく、ヒナは未熟なまま生まれてくるので親がえさを与えて育てるので、安全な場所に巣を作る。人間の胎盤に似ている鳥の巣はちょっと違うんでないかな、と思ったけど、鳥の絵が細かくてきれいです。鳥は恐竜だった 鳥の巣からみた進化の物語 [ 鈴木まもる ]
2023.08.16
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小さなことは気にしないようにしよう!億、兆、京(けい)、垓(がい)、𥝱(じょ)・・・こんな おおきな かず、みたこと ある? [ セス・フィッシュマン ]
2023.08.09
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車の速度で宇宙空間を旅しながら、地球の歴史を遡って行く。時速60キロで計算すると、月までは約1年かかる。金星は78年。火星は170年。そのくらい前の地球の人間は何をしていたか。小さな地球の上で土地の奪い合いばかりしていた。そして今も大して変わらない。技術は進歩しても、人間の本質は太古の昔から成長していないんだな。そのころ地球では… 時間と宇宙を旅してみつけるぼくたちのいばしょ [ オリヴァー・ジェファーズ ]
2023.08.09
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9月3日まで開催中山梨県には無い土器や土偶が長野県や静岡県、東京都から来ています。仮面様把手土器 長野県川上村 鉄仮面のような中空土器です。土偶 東京都八王子市 お母さんの頭が欠けているけど、子供を抱いた優しい感じ。双口土器 長野県茅野市 双口の土器は珍しいですね。
2023.08.04
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初めての作家さん。主人公の一人称語りが気持ちよくてスラっと読めた。「会社の不利益になる」という理由で人事担当へ左遷された女性が、新卒の一次面接を任され、「会社の不利益になる」人材を採用するにはどうしたら良いか画策する。そして考え出したのが、学生の顔の黄金比を見て判断すること。主人公の執念深さと論理的な思考で展開する文章がスピード感があって面白い。まだ読んでいないが、前作「我が友、スミス」が芥川賞候補になったのも納得できる。今後が楽しみな作家さん。黄金比の縁 [ 石田 夏穂 ]
2023.08.02
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