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浜松らんちう飼育日記(2007.12.31)大晦日いよいよ大晦日になりました。大晦日の空は晴れていますが早朝の気温は2℃と低く池の水温も7℃に下がりました。今日から正月に掛けて一級の寒波が襲来するとのことで人だけでなくらんちう達も寒を充分に感じてくれると思います。年末は慌しくこのブログの更新も充分に行えませんでしたが、何とか年末を迎えることが出来ました。年明けには来る産卵時のことなどを少しづつまとめて行きたいと思っています。今年1年多くの皆様にご意見、ご質問を頂き大変勉強になりました。来年も本年同様よろしくお願い致します。来年も皆で頑張ってよいらんちうを作出しましょう!よい新年をお迎え下さい。
2007.12.31
浜松らんちう飼育日記(2007.12.30)伸し餅今朝の天候は晴れ、午前中は少し曇るらしいが午後から明日に掛けてよい天候になるらしい。但し、遠州の空っ風が強く吹くのではなかろうか。早朝の気温は7℃と高く水温も10℃近くと高め。明日から3~4日本格的な寒さが訪れるらしい。早いもので我が家のらんちう達が冬眠入りしてから2ヶ月近くが経過した。この冬は今のところ例年並の寒さであるが1月~3月に掛けてはどうであろうか。我が家では後20日もすれば冬起こしをするタイミングになるが、その頃からからの天候が気にかかる。昨日は妻と二人で家中の窓拭き、今日の夜には伸し餅切りなどいよいよ我が家も正月を迎えるモードに入ってきた。
2007.12.30
浜松らんちう飼育日記(2007.12.29)逆転昨夜から今朝に掛けて、この地方では久しぶりの大雨となりました。我が家の前にあるグランドは大雨の時に一時的に貯水池となる仕掛けとなっています。今朝はまだ水が溜まっており池のようになっていました。飼育池にも雨水が入ったようで水位が上がっていました。ところで、今朝は気温と池の水温が逆転しました。気温は13℃で、池の水温は10℃でした。通常、早朝では気温よりも水温が3~4℃高いのですが今日はそれが逆転したのです。コンクリートの池は暖まりにくく冷え難いといわれていますが、今日はそれが顕著に表れた日だと思います。
2007.12.29
浜松らんちう飼育日記のご案内 1. 日記 磐南桜の日々のらんちう飼育について綴っています。2. 浜松らんちう飼育日記 INDEX 過去の日記を編集し、らんちうの楽しみ方、育て方などらんちう 飼育に関する内容を項目毎に分類し検索しやすくしています。 浜松らんちう飼育日記 INDEX JUMP3. 錦友会、浜松らんちう同好会のご案内 錦友会と浜松らんちう同好会それぞれの専用ページを作成し、 会のご案内、ならびに行事案内、行事報告などを記入しています。 錦 友 会 JUMP 浜松らんちう同好会 JUMP
2007.12.28
浜松らんちう飼育日記(2007.12.27)しめ飾り今日の朝は快晴で風は吹いていない。庭には今年2度目の霜が降りた。早朝の気温は2℃、水温は7℃であった。らんちうは青水の池の底に潜り殆ど見えない状態。予報では正月頃からこの地方でも零下の気温になる日がでて来るそうだ。いよいよ、これから1ヶ月一寸一番寒い季節になる。しかし、この地方では冬でもほとんど雪が降らないので、我が家のように屋外飼育であっても毎日池の様子を見て回れるのでありがたい。今日は正月の玄関飾り(しめ縄)を買いに行く予定。例年、近くに住む親戚のおばさんが自分の田で栽培した稲を夏場に切り取ったもので我が家の分も作ってくれていた。しかし今年は不幸があったので1年間お休みとなった。私が子供の頃と違い正月の過ごし方も大きく変化しているが、この時期になるとたいしたことはしなくても何かと準備に追われる。
2007.12.27
浜松らんちう飼育日記(2007.12.26)冬場の行事今日は晴れで、気温が5℃に下がった。早朝の池の水温は8.5℃であった。魚の調子は良さそうである。又、早朝なので洗面器には掬いはしないがそれほど痩せてはいない様子。青水の状態さえ良ければ、らんちうはそれほど痩せるものではない。この冬場は、飼育面では非常に楽で殆どやることはない。しかし、私が所属する会の行事を含み1月~3月に掛けて、総会や新年会が目白押しに開かれる。会場の手配、資料作りなど準備することも多く何かと仕事があるのもこの季節である。
2007.12.26
浜松らんちう飼育日記(2007.12.25)大掃除今日の早朝の気温は7℃、池の水温は9.5℃であった。天候は曇り空で、殆ど晴れないらしい。らんちうは青水が濃く殆ど見えないが時々ぼんやりと見える魚はゆっくりながら元気に泳いでいる。師走になると、ご多分に漏れず我が家でも大掃除が始まった。妻は地区の公民館に勤めているので、休日になると待ち受けたように忙しく飛び回っている。衣類のことなどは常日頃、妻任せなので私が手伝いに入るチャンスがほとんどない。私にお声がかかるのは窓の高いところを拭くとか、天井の蛍光灯を換える等極限られている。常日頃、家の中のことは妻に全てお任せと決め込んでいるので、いざとなっても役に立たないと思われているようだ。反省。反省。今日は庭の清掃ぐらいは率先してやらねばと一大決心をしている。
2007.12.25
浜松らんちう飼育日記(2007.12.24)長い冬眠期今日は良く晴れている。気温が8℃と高くそれほど寒くない朝となった。池の水温は9℃であった。青水の状態が良く魚も調子が良さそうだ。昨年の冬は暖冬で、冬眠に入った以降も水温が高く魚がいつも泳いでいたが今年の冬は例年並の寒さとなり、魚の動きは遅く充分に冬眠状態となっているようだ。それにしても、冬眠期は長く感じる。11月の上旬に冬眠入りさせてから2ヶ月近くになるが、餌を全く与えず、水換えをせず、ただ、毎日、青水の状態と魚の動きを見るだけの日が続いているのである。この状態が後1ヶ月近く続くのだから更に長く感じることであろう。したがって、愛好家の中には年明け早々に冬起こしをし、餌を与え始める人がいるが気持ちが分からないわけでもない。早く仔引きをして大きくしようという気持ちだけでなく、1日でも早く元気に泳ぎ回る魚の姿を見たいという気持ちなのではなかろうか。我が家の場合は屋外飼育のため、そのようなことは出来ないので、冬起こしは早くても1月の下旬から2月の上旬になるので、それまで長い冬眠期がまだ続くことになる。
2007.12.24
浜松らんちう飼育日記(2007.12.23)さくらとひばり今日も雨、雨は午前中に晴れるようだ。早朝の気温は7℃、池の水温は8℃であった。青水の中の魚の調子は非常に良いようだ。雨が2日続くと我が家のワンコたちは非常に退屈しているのが良く分かる。我が家のワンコは2頭いて、赤柴のさくらと黒柴のひばりである。いずれも雌犬で2歳を越えたところである。見た目は、大きさが差ほど違わず、違いといえば、色くらいである。しかし正確はまるで真反対といっても良いほど大きく異なる。赤柴のさくらは活動的で、機敏、その上飼い主には忠実で番犬としての能力も抜群に良い。所謂、優等生タイプ。一方の黒柴ひばりはいたってのんびり家でいつ見ても昼寝ばかりしている。おまけに飼い主への忠節心などは持ち合わせないようである。飼い主に近づくのは食事の時ぐらいである。所謂、物事に動じない、マイペース型。しかし、見た目が非常に優しく誰にでも好かれるタイプでもある。こんなに違う2頭のワンコと散歩に出かけるのはなかなか大変なことである。それぞれが関心を持つ場所、物、匂いなどが異なるので一緒に歩くのがなかなか難しい。したがって、最近は妻と私で1頭づつ連れて散歩する機会が増えた。妻も一緒に散歩に出ると夕食の時間が少し遅れるが、我が家の2人と2頭にとってはこの方法が今のところ一番いいようだ。
2007.12.23
浜松らんちう飼育日記(2007.12.22)遠近両用今日は朝から浜松に出かけ、先ほど2時ごろに帰宅しました。丁度、今雨が降り出してきました。久しぶりの雨になりそうです。今朝の気温は7℃で、池の水温は8℃弱でした。池の水温は連日7~8℃くらいで落ち着いています。雨もたまにはいいものですがワンコたちが可愛そうです。犬走りに2匹並んで立ちすくんでいるか犬小屋で寝ているかのいずれかのようです。今日浜松に出かけたのは眼科での定期健診とメガネ作りのためです。私は若い頃から近視ですが幸いメガネをかければ両眼とも1.2以上見えます。今日メガネを作ったのは最近近視は変わらないのですが、老眼が強く出てくるようになりましたので、遠近両用のメガネを作るようにしたのです。遠くは何の支障もなく良く見えますが、近くが見づらいので新聞が読めないこともありますし、春先の青仔の選別時に不自由を感じます。したがって、春先の選別時までに遠近両用になれるため準備をしたわけです。らんちうがいくら好きでも青仔の選別がでくなくなっては楽しみが半減してしまいます。身体も元気な方ですが、自分では目に人一倍気を付けるほうだと思っています。
2007.12.22
浜松らんちう飼育日記(2007.12.21)夕方の5時今朝も快晴、北の山々に霞がかかっているがそのほかには雲ひとつない青空が広がっている。早朝の気温は5℃で池の水温は7.5℃であった。今日の午前中は良く晴れ、午後から曇ってくるらしい。昨日の日中暖かくなったところで種魚池の内、水位が少し下がっている池に更水を加えた。やはり乾燥期なの少しづつ蒸発しているようだ。その注し水をした時の水温は10℃一寸とそれほど高くなかったので、少しためらったが、何匹か魚をそっと掬い様子を見てみた。掬った魚全ての状態は大変良く何の異常も見受けられなかった。冬眠期間は後約1ヶ月間あるがこの様子であれば元気に乗り越えてくれそうに思う。ところで、12月の暮れともなると夕暮れが早い。この地方では5時に暗くなっている。ワンコとの散歩はいつも4時半ごろ出かけることが多い。少しゆっくりしていると帰りは真っ暗になっている。当面、散歩に出かける時間帯を早めようと思っている。散歩するコースが近くの農業道路なので危ないところがあるのでワンコたちに引っ張られ転ばないとも限らない。この年末に転びおでこにコブでも作れば孫に笑われてしまいそうだ。
2007.12.21
浜松らんちう飼育日記(2007.12.20-NO.2)繁殖の勝負どころ1. 最初の1ヶ月でほぼ決まり (1) 大相撲の世界では一瞬の立会いが勝負を左右し、陸上競技100m走 では一瞬のスタートダッシュが着順を左右することが多い。これほどの一瞬 の間ではないが、我が家のらんちう飼育におけるその年の繁殖の成果は 産卵後約1ヵ月が経過した時点で概ね予想がつくと言っても過言ではないと 思っている。 (2) 産卵後約1ヵ月といえば、2回ほどの選別を終えた稚魚がやっと2cm 前後に育った頃である。このサイズの稚魚を秋の当歳魚に仕上げるまでには 更に20回前後の選別と数ヶ月間にわたる飼育作業が待っているが、この期間 は自分の持てる普段の力を出せれば自然と結果がついてくると思っている。 (3) 大相撲の一瞬の立会い、陸上競技100m走の一瞬のスタートダッシュ の良し悪しは微妙な差を除き、我々素人にもある程度ビジュアルに判断可能 なことであると思う。一方、上記で述べた我が家における約1ヶ月経過時点 での判断は何ら定尺的なものはなく、独善的で抽象的なものだと思っている。 (4) その判断基準を一言で言えば、1ヶ月経過した時点で自分の期待する レベルの質を持った稚魚が期待する数だけいるかどうかということになる。 この条件を満たした年の秋には、ある程度の質を持った当歳魚が数多く残る ことになる。一方、この条件を満たさなかった年には数は無理やり残しても 良いものが少ないという結果に終わるのである。2.この1ヶ月間に多くの関門あり (1) 産卵から稚魚が2cm前後に育つこの1ヶ月間には、らんちう飼育に おける重要な作業が連続し、その後の飼育成果に大きな影響を与える関門 がいくつも存在する。産卵(採卵)、孵化、稚魚・青仔の飼育と選別などが 主な作業となるが、その作業毎に関門となる事項について述べてみたい。 (2) 産卵(採卵) 1)一つ目の関門である採卵作業が上手く行ったかどうかは次のように 判断している。一言で言えば、「期待する種魚(雄、雌)の交配で採卵 できたかどうか」と言うことになる。 2)期待する雌魚が産卵しない場合があるがこれほど残念なことはない。 したがって、同レベルの雌魚を何尾か余分に残すようにしている。 3)雌魚は産卵するものの、交配時に交配相手として期待していた雄が 発情せず液が出ない場合も残念なことである。したがって、雄の場合も 良く似たタイプの魚を余分に残しておくようにしている。 (3) 孵化 1)二つ目の関門である孵化作業が上手く行ったかどうかは次のように 判断している。一言で言えば、「採卵率が良かったかどうか」と「孵化した 仔(針子)が正常か」と言うことになる。 2) 交配した卵が所定日を過ぎても孵化しない場合や孵化しても一部分の 場合は残念である。主な原因は卵が未熟、過熟のいずれかであることや、 卵は成熟していたが、雄の液が良くなくて受精できなかったことなどが 考えられる。種魚が冬眠前の充実期や冬眠開け後に病気に罹り、体調が 充分でない時に行った産卵交配で採った卵にこのようなことが多い。 3)孵化した仔(針子)は通常孵化後2日程経過し頃から水中を元気に泳ぐ ようになるが、何らかの原因で泳がない場合も失望してしまう。この場合 の主な原因は、上記と同様に種魚の体調が悪かった場合とか、産卵日の ズレにより卵が未熟もしくは過熟であった場合などに多い。 (4) 第1回目の選別 1)三つ目の関門となる青仔の第1回目の選別結果が良かったかどうかは 次のように判断している。一言で言えば、「第1回目の選別基準をクリアー した青仔が期待する数だけ残ったかどうか」と言うことになる。 2)第1回目の選別においては、泳ぎ具合、体の曲がりの有無、刺し・つまみ の有無、及び奇形・不正と見做される部位の有無などをチェックし合格又は 不合格に振り分ける。この選別基準で合格した青仔の数が1腹分でどれだけ 残るかで、後々に対する期待感が大きく異なってくる。 3)我が家では過去の経験に基づき、1腹で残った合格数が600~800は可、 900~1100を良、1200以上を優としている。この選別時点での合格数が 秋の繁殖成果を大きく左右するのである。例年のケースで言えば、優が2組と 良が2組もでれば、その年はほぼ満足した質の魚が池を埋め尽くすことに なり、優がでなくて、良や可を7、8組と数多く残さなければならないような年 にはなかなか満足な結果は得られていない。したがって、産卵後約1ヵ月が 経過する時点での我が家の最大の関心事は、この優、良、可の組がそれ ぞれどれだけ出るかと言う一点に集中することになる。所謂、勝負どころで ある。 以上
2007.12.20
浜松らんちう飼育日記(2007.12.20)ブログ(カテゴリー検索)更新今朝は雲ひとつない快晴。昨日も朝のうちは快晴であったが日中は雲に覆われて寒い1日となった。今日の日中はどうであろうか。外気温は4℃弱、しかし、庭には今年初めて霜がおりた。池の水温は7℃で青水の状態は良好。魚は殆どが見えないが心配はしていない。日中水温が上がってから、もう一度覗いてみる予定でいる。ところで、らんちうが冬眠している間に飼育池関係の修理や備品、小物の調達などをやっておかなければならないが、このブログも今年分を見直し、左欄から検索できる記事の再編成をしなければならない時期に来た。1年経過すると、飼育方法についても変わったところがでてくるし、訂正したい箇所も出てくる。更新はこのブログの編集機能で行う事になるので読んでおられる皆さんには雑音情報が沢山出てご迷惑をお掛けすることになる。雑音が多い期間、リンクを外されるのもひとつの方法だと思います。
2007.12.20
浜松らんちう飼育日記(2007.12.19)日向ぼっこ今日の朝も快晴、風は全く吹いていない。外気温は5℃、池の水温は7.5℃。らんちうは濃い青水の底のほうに潜っていて殆ど見えない。たまに中層を泳いでいる魚の姿が薄っすらと見えるが泳ぎはゆっくり。これだけ水温が低い日が続くと、日中に太陽光で温まった上層部にらんちうが集まり日向ぼっこをすることが多くなった。人が近寄ると直ぐに潜るが少し経つと又集まっている。水深が30cmもあると表面と池底では水温が大分違うのであろう。日中に浮いている姿を見ると鰓病にでも罹っているような不安に襲われることがあるが直ぐ潜るようであれば何の心配も要らない。但し、人が近づいても潜らない場合は病気にでも罹っていないか一応注意する必要がある。そのような場合には日中の暖かい時に洗面器に掬い魚体を見てみるのが一番分かりやすい。冬季の間は病気に罹っていても、分かり難い場合があるので注意深く観察してみると良い。気付かずにいると、背中を干してしまいその部分が黒ずんだりすることがある。又、手鰭や尾先が赤くなったり、爛れているような場合は冬季であっても治療しておかないと魚を落としてしまうことがあるので留意したい。
2007.12.19
浜松らんちう飼育日記(2007.12.18)愛好家仲間今朝の気温は5℃、池の水温は7℃であった。寒い日が続くとコンクリートの池自体が冷えて、気温が少し高くなっても直ぐには戻らなくなる。今日の日中も良く晴れるらしい。12月になると今年の出来事を振り返ることが多くなる。我が家のらんちう飼育においては反省することが多い中、嬉しいこともいくつかあった。その中で一番良かったことは親しく出来る愛好家仲間が増えたことである。特に春以来遠方からわざわざ我が家のらんちううを見るために訪問してこられた愛好家の内、何名かの熱心な愛好家の方々にはその後も再度訪ねていただいた。中でも、神奈川、石川、群馬の愛好家の方々は我が家のらんちうを中心に飼育されるようになった。浜松から離れた遠方で我が家の系統の魚が飼育されているのは大変嬉しいものである。近いうちに、これらの愛好家の池で育った我が家の系統の魚が各地の大会や更に大きな大会で活躍するようになってくれることを夢見ている。皆さん非常に熱心なので、来年にもそのような魚が出てくるのではないかと言う期待感もある。来年も、これらの愛好家の皆さんに負けないよう少しでも良い魚を作出出来るよう頑張って行きたいと思っている。
2007.12.18
浜松らんちう飼育日記(2007.12.17)公園の鯉今日も快晴で、気温が低い。早朝の外気温は2℃、池の水温は7℃であった。さすがに、この水温になるとらんちうたちの動きは鈍くなる。これから1ヶ月ほど5~8℃くらいの水温が続いてくれるとらんちうが寒を充分に感じてくれるように思う。ところで、このブログに時々書くことがあるが、我が家から歩いて数分のところに公園があり、公園の中には不釣合いなほど広い池がある。この池は、細長い形をしており、2mほどの幅でくねくねと70~80mほど続いている。この池には地元の有志が放流した鯉や金魚やフナが数多く入っている。この公園に訪れる人が多く、魚たちも良く慣れている。私も孫を連れて度々遊びに行く。ここのの魚達を見ていて常々もっと水深を深くしてやらないと、金魚などはまだしも大きな鯉にとっては浅さ過ぎるように思っていた。しかし、大きな鯉を数十匹放流してから数年経つが皆元気に生息しているので問題はなさそうだ。水深は深くて30cm浅いところでは20cmなので70cmくらいの鯉になると背を出して泳いでいることがある。特に冬の間は水面が凍り、水温が相当下がるので寒さをもろに感じているように思える。しかしながら、毎年お彼岸ごろになると、何事もなかったように元気に産卵を繰り返している。これを見て思うのは大概の生き物は人間が思っている以上に環境に対する順応性が非常に強いことである。我が家のらんちう池では冬の間、蓋をし、水温が余り下がり過ぎないように調整したり、水面が凍りつかないようにしているが本当は余分なことかもしれない。野生に近い状態の魚と観賞魚の飼育とでは違うとはいえ、余り過保護になりすぎてはいけないとも思えるのである。
2007.12.17
浜松らんちう飼育日記(2007.12.16)積雪地方今日の朝は快晴、冬らしく寒い朝になった。気温は5℃を下回り、水温は8℃に下がった。池の青水の状態は良好でらんちうの動きは大変ゆっくりながら元気な様子。昨日から北日本や北陸地方などで雪が降り出しているが、そこに住まれるらんちう愛好家の皆さんのご苦労はどれほどであろうか。この浜松地方は冬でも雪が降らないので、積雪地方のご苦労が想像も出来ない。雪に埋まった飼育池なんかは全く想像も出来ない。多分、ハウス飼育が多いのであろうが春が遅いので春先の飼育が容易でないことも想像できる。このブログでは、1月下旬から2月上旬の冬起こしの話を書いたりするが、積雪地方の愛好家の皆さんからすると、全く参考にもならない内容であると思う。先日、我が家の飼育方法について書いた折、春夏秋冬それぞれの自然に合わせた飼育が一番良いなどと書いたが、ある意味では手前勝手で独りよがりな言い分であることが良く分かる。
2007.12.16
浜松らんちう飼育日記(2007.12.15-NO.2) 雄雌分離毎年訪れる産卵期における我が家の課題は産卵率の向上です。今日はこの問題について少し述べてみます。1.経緯らんちう飼育を始めてから数年間は、毎年期待した雌魚の殆どが産卵し非常に順調でした。しかし、最近の数年は余り芳しくありませんでした。自分で考えられる対策をいろいろと試み、産卵が順調に行っている他の愛好家のやり方を参考にしてみましたがなかなか改善しませんでした。ところが、今春の産卵期は初心に帰り、初期の頃に行っていた方法に戻して見たところ、予想していた以上に良い結果を得ることが出来ました。2.過去数年の産卵状況 (1) 越冬させた雌の約40~60%が産卵するものの、他の雌は全く 産卵しないことが多かったように思います。産卵しなかった雌の中には 卵を腹に長く持ち過ぎ死んでしまう魚が毎年数匹出ました。 (2) 冬眠前の種魚の健康管理、冬眠期間の取り方、冬起こし後の水温 調整、餌の与え方、水換えなど、色んな面でこれと思えることを次から 次へと試みましたが思うように改善しませんでした。 (3) ところが、今春あることに気付き、らんちうを始めてから数年間 続けていた方法に戻してみたところ、予想以上の好結果を得ることが 出来ました。3.今春の産卵状況 (1) 今年の春は100パーセントではないものの、殆どの雌が順調に 産卵しました。更に2番仔以降も順調に産卵しました。又、卵を長く抱え 過ぎ腹が腐り死んでしまう魚も全く出ませんでした。 (2) 今春、従来と変更したのは、産卵期中常時同じ池で同居させていた 雌魚と雄魚を産卵前の一定期間別池に分け、産卵時に再び一緒にする 方法を取ったことです。この方法をとることにより、雌の産卵のタイミング と雄の発情のタイミングが上手くマッチングするようになり良い結果を もたらしたと考えています。雄雌を常時同居させていた時は、雌が産卵 の兆候を見せていても雄が追尾せず無関心なものが多かったように 思います。一方、雌の方も雄が追尾しないので、産卵しきれずに卵を 長く抱えすぎる結果になっていたと考えています。4.雄雌分離の方法 (1) 冬起こし後、約3週間は雄雌を同居させたまま飼育します。この 期間は、水温を徐々に上げながら、薄い青水で飼育し、水換えを繰り 返すことにより魚たちに春を感じさせるようにします。餌は少なめに与え、 冬眠で痩せた身体を回復させれば充分と考え、太り過ぎにならないよう に注意します。 (2) 3週間経過したら、それまで同居させていた雌魚と雄魚を別の池に 分けて飼育します。分離した後の飼育方法は餌の与え方を除きそれまで と基本的には変えません。雌魚への給餌はそれまでと同様に与え過ぎ ない範囲で行うが、雄魚へはこれ以降当分の間殆ど与えないように します。この時期、雄魚には餌を与えないほうが雌魚の産卵時にタイミング よく発情し追尾するようです。餌を与えすぎると肝心な時にボケてしまうこと が多いようです。 (3) 冬起こし後、1ヶ月を越す頃になると雌魚の産卵日が近づき大きく なった腹が柔らかくなり、卵管の先が腹からはっきりと飛び出すなど産卵 の前兆が表れてきます。このような前兆が顕著に表れ産卵が近づいて いる雌魚と、その雌魚に交配する雄魚を同じ産卵池に移します。移す雌の 数が多く、雄の数が少なくなる場合には、雄の数を増やしほぼ同数にして おくと追尾が行われやすくなります。尚、産卵池は更水で、水温を種魚池 より3℃ほど高い20~21℃位にします。産卵池にビニール製の産卵藻 などを入れておくと産卵の兆候や動きがはっきりと分かります。 (4) 産卵池に移した翌日もしくは翌々日の早朝に、産卵する雌魚を雄魚 が追尾しているので掬い上げ産卵させながら人工交配します。産卵が 全て終わった後は、再び雄雌別々に元いた種魚池に戻します。戻った魚 たちは次の産卵時まで種魚池で待機させます。5.まとめ上記で述べた雄雌分離方式を来春も続けてみる予定でいます。来春も良い結果が出てくれることを期待しています。この浜松地方の愛好家の多くは雄雌を分離しない方法で産卵させています。今回の方法がたまたま偶然に良い結果をもたらしたものなのかどうかは、この先回を重ねてみないとはっきりしません。したがって、これをお読みの皆さんもそれぞれで研究してみてください。
2007.12.15
浜松らんちう飼育日記(2007.12.15)本格的な寒さ今朝は気温が下がり5℃でした。天候は晴れて典型的な冬型気候に入ったようです。池の水温は9℃とまだ高いですが、明日以降もっと下がってくると思われます。魚たちはゆっくりながら元気に泳いでいます。これからもっと水温が下がると泳ぎは更にゆっくりしたものになりそうです。種魚たちは冬眠に入ってから1ヶ月以上経過し、やはり痩せてきたように見えます。青水の中にいるとは言え全く餌を与えないのですから当然といえば当然です。これから更に1ヶ月ほど冬眠するのですから更に痩せ体力を消耗するはずです。こういう状態を見ていると来春が待ち遠しいと共に冬起こし後は時間を掛けてゆっくりと回復させてやらねばと思っています。
2007.12.15
浜松らんちう飼育日記(2007.12.14-NO.2) 二才魚、親魚の楽しみ方(その3)前々回(その1)では「二才魚、親魚の魅力」、「育てる魚の入手方法」、「育てる魚の選び方」などについて述べました。前回から「二才魚、親魚の育て方、仕上げ方」について述べています。前回は季節ごとの飼育方法の内、冬季、春季について述べましたので、今回は夏季と秋季のについて述べてみます。4.夏季の飼育 (1) 我が家では、冬眠期とそれに続く産卵期で体力を消耗していた魚 たちが、4月の中旬から下旬頃に充分に回復し、元気な泳ぎを見せる ようになります。この頃にから、秋の品評会に向け、二才魚・親魚が 伸び伸びと育つように飼育方法のギアーチェンジを大きく切り換えます。 (2) 5月上旬に、それまで1池(1坪)に12尾前後で飼育していたのを 7~8尾に減らします。これは広いところで伸び伸びと育てるためです。 飼育数を減らすと共に、与える餌の量も増やしていきます。増やす方法 としては1回に与える量を余り増やさず、与える回数を増やすように します。少し食べ、運動をし、又それを繰り返すという飼育方法が一番 バランスよく育ってくれるからです。最初の内は日に3回ぐらいですが 5月の終わりには日に4~5回与えます。この時期になると春に生まれた 黒仔に赤虫を与え始めますので、二才・親魚にもペレットと共に赤虫も 与えます。割合は半々ぐらいです。この時期から伸び伸びと育てること と共に留意するのが色揚げです。色彩が鮮やかで赤味の濃いものが好み ですので、それを実現すべく飼育上いくつかの工夫をします。今の所、 この色彩に大きな影響を与えるのは、遺伝的な要素以外に、太陽光線、 池の色、飼料、水苔、飼育水などではなかろうかと考えています。この 5月には太陽光線を充分に取り込み、池内に極薄く水蘚を生やし、飼育水 は比較的薄い青水とし、飼料は色揚げ剤入りの小粒ペレットを与えて います。 (3) 5月からの本格的な飼い込みにより、6月に入ると魚体が一回り 大きくなり逞しさも増してきます。この時期に再度、飼育数を減らします。 7~8尾から5尾前後に減らします。それと同時に、この時期になります と魚1尾1尾の成長のスピードとその特徴がはっきりと分かるように なりますので、1池で一緒に飼育する魚の組み合わせも考えるように します。魚の組み合わせで、主に考慮に入れるのは成長スピード、雄雌、 品評会用/種魚のいずれか等です。成長スピードは魚により異なります ので、良く似たタイプの魚を集めます。雄雌は余り大きな問題ではあり ませんがバランスよく配分します。種魚は余り大きくする必要はありません ので、種魚ばかりを集めて数を多くし飼育します。この6月~8月にかけて は魚がどんどん大きくなるときです。餌は日に6~7回与え、水換えも3日 に一度は行います。この時期は日差しが強く水温が高いので、青水は殆ど 使いません。バクテリア繁殖のために洗面器に1~2杯戻す程度です。 この青水に代えて水苔を生やします。この水苔は水を浄化し水質をよい 状態に保ってくれると共に水中に酸素を豊富に供給してくれます。又、 色揚げにも大きな効果を発揮してくれます。苔を食べさせると頭が出ない という人がいますが我が家の経験では全く関連性は無いように思って います。梅雨時には余り雨水は池に入れないようにしています。雨水は 色揚げ面から言うと余り良くないように感じています。それと真夏の日除け ですが遮光率の高いものは使わず太陽光線をほどほどに取り込めるよう にします。言うまでもなく、真夏時の通気には充分気をつけます。5.秋季の飼育 (1) 我が家の二才魚、親魚は、5~8月までの飼い込みにより、9月の 頭には秋の品評会で他の魚と充分に張り合えるだけの大きさに成長して います。したがって、9月以降は品評会に向けて仕上げていく期間となり ます。仕上げのポイントはいくつかありますが、主なものは、魚の姿を バランスよく整えることと、色彩を鮮やかな状態で維持させることです。 魚体のバランスで大きな影響を与えるのが腹部の出具合です。魚により、 出すぎているもの、逆にもっと出てもらいたいものといろいろです。この 腹の出具合をその魚に一番あった状態で仕上げていきます。どの池にも、 どの魚にも夏場までと同じように同じペースで餌を与えていたのではこの ような事は出来ません。従って、魚の入れ換えを行い、餌の量や回数、餌 の種類などを換えながら調整していきます。9月以降は飼育水を青水に 切り換え日が進むに連れ濃度も上げていきます。しかし、水苔の効果も 大きいので短く生やし続けます。餌は上述したように池や魚により異なり ますが、9月は日に3~4回、10月は2~3回、色揚げ剤入りのペレット もしくは赤虫を与えています。水換えは9月が3日に1度、10月が4日に 一度くらいです。この期間、日差しは充分に取り込みます。 (2) 規模の大きな品評会では優秀な魚が数多く集まり競争が厳しいもの となりますので、自家の出品魚を最高の状態に仕上げて出品したいもの です。最高の状態とは、病気をせず健康な状態であること、姿形のバランス 及び色彩の輝きがその魚として最高の状態に仕上がること、人前でゆったり と綺麗に泳げること等であると思っています。自分が期待する出品魚を他の 魚と同じ池で同じように飼育していてはなかなかこの状態に持って行き難い ものです。そこで・・・ (注:ここからは先は面白半分に読んでください。そこまでやるのは馬鹿だ と言われそうな内容です。) 目指す品評会の2週間ほど前に、仕上げ特訓池を設け他の魚とは別に 飼育します。この特訓池は身近に置き、いつでも見ることの出来る場所に 設置し、蓋をせず人が近づいても驚かないよう慣れさせます。又、日に 何回か洗面器に掬い、洗面器の中で落ち着いて泳げるよう慣れさせます。 日々の餌やり、水換えなどは個々の魚の状態を見ながら臨機応変に対応 して行きます。このような状態で約2週間飼育しますと、出品日にほぼ上記 で言う最高の状態に持って行けるのではないかと思っています。 しかしながら、これほどのことをやるに値する魚がそう簡単に出来ないのが 大きな悩みの種であることは言うまでもありません。 以上
2007.12.14
浜松らんちう飼育日記(2007.12.14)興味津々今朝は晴れ、ここ数日暖かい日が続いたが、今日から寒くなりそうだ。明日から数日間寒波が到来するとの予報。これで池の水温も10℃以下に下がるのではなかろうか。11月の下旬に一時寒くなったが、その後は暖かい日が続いたので、10℃以上の水温が多かった。前にも言ったが1ヶ月ほどの間、10℃以下、出来れば6~8℃くらいの水温になってくれれば魚たちに寒を感じさせることが出来ると思っている。今朝の外気温は7℃、水温は10℃であった。さて、来春の産卵で1つ楽しみにしていることがある。それは来春明け3歳になる雌親の産卵のことである。この雌親は当初から3歳で品評会に使いたいと思い大きく育ててきた魚である。したがって、これだけ大きく育てた魚が春に産卵するのかどうか興味深く見ているのである。二才種魚はあまり大きくすると次の年産卵しないと言われているので、その通りになるのかどうか、この魚の来春の結果で私なりの答えが出そうである。兎に角、この二才魚は親に負けないほど大きな魚体をしているのである。
2007.12.14

浜松らんちう飼育日記(2007.12.13-NO.2) 二才魚、親魚の楽しみ方(その2)前回(その1)では「二才魚、親魚の魅力」、「育てる魚の入手方法」、「育てる魚の選び方」などについて述べました。今回から2回に亘り、そのように選び出した魚を、春から秋の品評会に向けて、どのように育て仕上げていくかについて少し纏めてみたいと思います。画像: 二才魚 赤勝ち更紗 雄魚 2007.5.28 この写真は少し古いものですが、ほぼこの姿のまま大きくなり、 現在も我が家で飼育しています。来春もう一度種魚といて他の 親魚たちと共に活躍してもらおうと思っています。1.基本的な考え方 (1) 伸び伸びと育てる 1)二才魚、親魚として、品評会で他の魚と堂々と争うためには、 姿形や泳ぎと共にサイズ面でも遜色の無いように育て上げなければ なりません。大きければ良いというものではありませんが、あまりに 小さくては充分に張り合えません。それと、伸び伸びと育てること により、その魚が持つ潜在的な資質を充分に引き出してやれると 考えています。 2)伸び伸びと育てるには広い池で数少なく飼育するのが一番です。 二才魚、親魚は初夏以降、1坪の池で5~6尾を飼育するようにして います。もっと小さな池でも飼育は可能ですが、思い切って飼育数を 減らさないと伸び伸びと育ってくれません。 (2) 出来るだけ自然に育てる 1)基本的には、春夏秋冬それぞれの季節に合った自然な状態で飼育 します。魚を大きくするために冬場に水温を上げ、餌を与えるといった 飼育方法は取りません。出来るだけ自然に育てることにより魚が元気 に育ち病気などに罹り難くなります。 2)我が家では、種魚だけでなく、品評会用に残した魚にも産卵させ ます。産卵させると雄も雌も体力をすり減らし大きくならないという話 を聞きますがそれほどの支障はないと思っています。かえって、無理 に抑えず自然に産卵させることにより後々支障なく育つてくれると 思っています。 (3) 逞しく且つ華麗な姿に育てる 1)伸び伸びと育てることにより、魚は自分の持つ力を充分に発揮し 太く逞しく育ってくれます。ただ、大きくすることばかりに目を奪われて いると太りすぎでバランスの悪い体形になりますので木目細かな気配り も必要です。 2)如何に太く逞しい体形に育っても、鱗並びが乱れ、色彩が褪せて いてはその魚の魅力が半減してしまいます。鱗並びに関しては魚を 選ぶ段階で注意しなければなりませんが、色彩の鮮やかさに関しては 水質、水換え、給餌などの工夫により大きく異なってきます。我が家 では、出来るだけ鮮やかな赤味が出てくれるように工夫をしています。2.冬季の飼育 (1) 我が家で冬季に飼育する魚は大きく分けて2グループに分かれます。 1グループは種魚として活躍してもらうグループです。他は種魚とはせず もっぱら品評会用に育てるグループです。中には種魚と品評会用を 兼ねる魚もいます。冬季の間はこれらの魚をグループ分けせずに同じ池 で飼育し冬眠も同じようにさせます。 (2) 冬眠期 1)通常、2~2.5ヶ月間冬眠させます。この期間は青水で飼育し、餌は 一切与えません。 2)冬起こしの時期は例年1月下旬から2月上旬です。品評会用の魚の 冬起こしはもっと遅くても良いのですが同じ時期にすることにより、この後 の飼育を同じペースで行えることが大きな利点となります。3.春季の飼育 (1) 春季の飼育で一番気をつけていることは、この時期に魚を大きく するという気持ちを捨ててしまうことです。秋の品評会に向けて少しでも 大きくしたいという気持ちにもなりますが、この時期は冬場に弱った体力 を回復させ、無事に産卵させることに専念します。餌を与えすぎると過食 や水の汚れで病気が発生しやすくなります。この体力が落ちている時期 に病気だけはさせたくないと思っています。 (2) 産卵期前 我が家の産卵期は、自然な状態に比べて約1ヵ月早めていますので水温 をヒーターで上昇させますが、冬起こしから3週間ほどかけて徐々に上げて いきます。又、早朝の水温で17~18℃以上には上昇させません。餌は 日に1~2回与え量は少なめにします。水換えは概ね3日に1度の割合で 行います。 (3) 産卵期 1)我が家の産卵期間は概ね2月下旬から3月の彼岸頃です。この期間 を通し、水温は早朝で17~18℃を維持していきます。餌も多くは与え ません。水換えは3日に1度程度です。 2)この産卵期で注意していることは、産卵のタイミングを見逃さず、産卵 させるということです。雌魚の中にはすんなりと産卵する魚とそうでない魚 がいます。産卵しそうな腹の膨らみになっているにも拘らず、それらしい 動きをしないので見逃してしまうことがあります。又、前兆はあっても難産 でなかなか産卵できない場合もあります。雌魚が産卵しないまま長く腹に 卵を抱えていますと、やがてそれが腐り雌親自体が死んでしまうことが ままあります。それと、産卵があった朝、発見が遅れ池の中に卵が零れて いるような場合には早めに水換えをすることが大切です。そのままにして おくと急速に水質が悪化し、魚が調子を崩してしまうことがあります。 (4) 産卵期後 1)我が家で、採卵し孵化させるのは基本的には1番仔が大半で、2番仔 を必要に応じて採るくらいです。しかしながら、多産系の雌魚はこの後も 数回に亘り卵を産みます。そのままにしておきますと雄も雌も皆疲れ果て 体力を無駄に消耗してしまいます。したがって、3月の彼岸以降は、出来る だけ産卵回数を減らすような飼い方に変えていきます。 2)3月の彼岸を越えたら、それまでいた種魚池からもっと広い二才・親用 の飼育池に全ての魚を移します。この際、1池当たりの飼育数及び魚の 組み合わせは大きく変更せず魚の入れ換えも行いません。二才・親の 飼育池では濃くもなく、薄くもない程度の青水で水温は自然任せにして 飼育します。与える餌の量はそれほど増やさず、水換え回数を出来るだけ 少なくし5日に1回程度にします。こうすることにより、産卵回数を相当 減らすことが出来ます。しかし、中には産卵する魚がいますのでタイミング よく産卵させ流しておきます。この飼育状態を1ヶ月も続けると魚たちが 体力を充分に回復しますので、これ以降はいよいよ本格的な飼い込み期 に入っていきます。次回、「二才魚、親魚の楽しみ方(その3)」に続く
2007.12.13
浜松らんちう飼育日記(2007.12.13)池底の皿今日は朝から雨、雨足は強くないがしきりに降り続けている。朝の外気温は10℃とこの季節としては高い。池の水温は11℃でこちらも高め。この雨は昼頃までで止み、午後から晴れてくるらしい。魚たちの動きはいつもどおりで、水中をゆったりと泳いでいる。ただ、青水の濃度がまだ上がっており、水深30cmの底にいる魚の姿が見えなくなってきた。池底の中央に白色の皿を埋め込んであるがこの皿も見えない。青水を洗面器に汲み上げ見てみるが状態は非常に良い。ただ、魚が見えないというのは少々不安になるので明日の日中に少し水を入れ換えようと思っている。明後日頃から本格的に冷え込んでくるという予報なので、是非明日の内に済ましてしまおうと思っている。
2007.12.13

浜松らんちう飼育日記(2007.12.12-NO.2) 二才魚、親魚の楽しみ方(その1)我が家では、自分が気に入った種魚から仔引きし、秋の当歳魚として育て上げていくことを毎年大きな楽しみとしています。当歳魚の飼育と同様に力を入れているのが二才魚、親魚の飼育です。今日はこの二才魚、親魚の楽しみ方や育て方などについて私見を少し述べてみたいと思います。画像: 悠々と泳ぐ二才、親 2007.10.101.二才魚、親魚の魅力 (1) 当歳魚の若々しく凛々しい姿に多くの愛好家が魅力を感じて います。又、春に仔引きしその年の秋に品評会に出品できるのです からその手軽さも大きな魅力です。一方、飼育期間は二才魚で2年、 親魚になると3年以上の長期に及びますが、より逞しくより華麗に なった姿に大きな魅力を感じる愛好家も数多くいます。私も逞しく 大きな姿で池の中を悠々と泳いでいるのを見るのが大変好きで魅力 を感じています。 (2) 一般的には、品評会で活躍できるレベルの当歳魚を仔引きから 始めて作り出すことはなかなか大変で確率的にも非常に低いものだと 思います。それに比べて、二才魚、親魚の場合はらんちうとしての基本 と将来性を具えた魚を当歳魚の内に見つけ出すことが出来れば、 品評会で活躍できるレベルの魚に非常に高い確率で育て上げることが 出来るのも大きな魅力の1つです。 2.育てる魚の入手方法 (1) 前述したとおり、品評会で活躍できるレベルの二才魚、親魚を 育て上げるには先ず、その素質を持った魚を探し出さなければなり ません。品評会や交換会等に数多く出品される魚の中からそうした 素質を持った魚を発見し、譲り受けることが出来ればラッキーです。 余り欲張り過ぎなければ、良い素質を持った魚を探し出すことが出来る チャンスがあると思います。しかし、質の高いものを求めれば求めるほど 簡単には入手できないのも事実です。 (2) 我が家では、基本的に自家で育てた当歳魚のなかから、将来性 があると思われる魚を選び出し残すようにしています。そのために、 ある程度大きくなった黒仔の選別段階で、そのようなことを考慮する こともあります。 3.育てる魚の選び方 (1) さて、将来二才魚又は親魚として活躍できる可能性を秘めた魚を 選び出す方法ですが、これがなかなか文章で表し難い問題です。実際 は自分の過去の経験などから魚を見た瞬間、これは将来ものになるぞ という何かを感じさせる魚にめぐり合うことがあります。そのような魚を 優先的に我が家に残すようにしています。しかし、こう言ってしまえば、 元も子もありませんので具体的にどのような点に注目して選んでいるか について少し述べて見ます。 (2) 選ぶ際の注目点は主に次の2点です。一つ目は現時点で品評会 に出品できるレベルの魚として持つべき基本的な要素を備えているか と言う点であり、二つ目は現時点よりも二才魚もしくは親魚になった段階 で更に良くなる可能性を秘めているかという点です。 (3) 一つ目の基本的な要素を具備すると言う点では、当歳魚の時代 に良い成績を収めたもので無ければならないと言うことではありません。 しかし、それと同等もしくは順ずるレベルの素質を持った魚を選びたいと 言うことです。したがって、体形面や泳ぎなどに大きな欠陥を持っている 魚や魅力に欠ける魚などは対象外とします。 (4) 二つ目の将来性を秘めていると言う点ですが、このような話を良く 聞きます。「当歳魚で大関を獲得した魚が必ずしも二才魚、親魚の大関 に育つ資質を持っているとはいえない」、「当歳魚で1等賞又は2等賞 あたりに入賞した魚が二才魚、親魚になってから更に上位に行く資質を 持ち合わせていることが多い」といった話です。これらの話は、絶対的な ものではありませんがある意味では相当真実を言い当てていると思って います。当歳魚で大関になる魚の姿は、その時点のものが最高である 場合が多いのです。全体のバランス、頭の発達具合、筒の太み、尾形、 泳ぎ等が最高の状態で仕上がっている時だと思います。その最高の状態 が二才魚、親魚と成長していく段階で維持できれば良いのですが、通常は 負担になる場合が多いのです。当歳魚の時に目を見張るほどの立派な 頭が二才になる過程で発達し過ぎて他の部位が追いつけずに全体の バランスを壊してしまうことがあります。又、当歳魚の時に柔らかい良い泳ぎ をしていた魚の尾が二才魚に成長する過程で大きくなった体のボリューム に負けてしまい弱々しいものとなることがあります。一方、当歳魚の時に 頭の発達不足で上位に食い込めなかった魚の頭がその後順調に発達し 二才魚になった時に良いバランスに仕上がる場合があります。又、当歳魚 の時に、優れた部位や泳ぎを具えているものの体長がやや長めのため 下位に甘んじた魚が、二才魚に成長した段階で横幅が出て良いバランス に仕上がるといったこともあります。発育過程におけるらんちうの姿は、 体が大きくなるにつれ変化して行きます。その変化が先々良い方向に 向かうのか、それとも逆の方向に向かうのかを目の前にいる魚を眺め ながら判断する、即ち先を読むことが大切です。これが出来れば、翌年 以降における二才魚、親魚の飼育が一層楽しいものとなります。次回、「二歳魚、親魚の楽しみ方(その2)」に続きます。
2007.12.12
浜松らんちう飼育日記(2007.12.12)冬眠約1ヵ月経過今日の朝は雲が多いものの太陽は顔を出している。雨上がりで庭中のもの全てが濡れている。ワンコたちは朝早くから庭を飛び跳ねていたって元気。今朝の外気温は9℃で池の水温も9℃であった。今日は概ね晴れるが午後遅くになって曇ってくるらしい。冬眠中のらんちうは濃い青水の中でゆっくりと泳ぎ調子は良い。種魚たちへの餌を切り、冬眠状態にしてから約1ヵ月になる。あと約1ヶ月半の冬眠が続くのだから痩せるであろうし、体力も消耗するだろう。我々愛好家にとっては楽なシーズンだが、彼らにとってはまだまだ厳しい日々が続くことになる。
2007.12.12
浜松らんちう飼育日記(2007.12.11-NO.2)来春の産卵期前の飼育方法についてこれまで2回に亘り、「冬起こしのタイミング」、「冬起こしの方法」について我が家の方法をご紹介しました。今回は冬起こし後から産卵直前に至る約1ヵ月間の飼育方法について簡単に纏めて見ます。1.基本的な考え方 (1) 長い冬眠期で痩せた体力を回復させ、健康な状態で産卵期を 迎えさせることを唯一の目標とします。産卵期の近づいた魚たちは 猛烈な食欲をみせ、餌を与えると与えただけ全て食べてしまいます。 これに吊られて餌をどんどん与えていると産卵に差し支えることにも なりかねません。この時期に魚が太りすぎると雌魚が難産に陥ったり、 雄魚が肝心なときに発情せず雌魚を追わなかったりすることが考え られます。枯れる寸前の老木が何とか子孫を残そうとして綺麗な花を 沢山咲かせると言われていますが、らんちう飼育においてもこの期間 はやや抑え気味に飼育していくのが良いと考えています。 (2) 我が家では自然な状態に比べ、約1ヵ月早い時期に産卵させ ますので、水換え、水温調整、給餌などを通じて、魚たちができるだけ 自然に冬明けから早春の季節感を感じ取れるように心がけています。 この期間に、急激に水温を上げすぎたり、常時高くしすぎると魚の 季節感が狂ってしまい春を飛び越して夏の状態に入り、産卵が不調に 終わってしまう恐れがあると考えています。2.水温調整 (1) 我が家では、冬起こし後の1週間は早朝の水温で12~14℃、 2週間目は15~16℃、3週間目以降は17~18℃と除々に上げて いきます。4週間目から産卵期が終わるまでの期間は17~18℃を 超えない範囲で維持していきます。日中の水温は早朝に比べて、 3~4℃ぐらい上昇しますが、高くても22~23℃を超えない範囲に 抑えるようにしています。 蓋の開け具合と日除けで温度調整します。 (2) 我が家の過去の事例や他の愛好家の経験から判断して、産卵 は水温が15℃~18℃ぐらいで充分に行われると思います。常時、 20℃以上を超えていると魚がボケてしまい産卵しないことがあると 考えています。3.水換え (1) この期間は産卵前の魚に刺激(春の季節感)を与えるために、 水換えの回数を多くします。冬起こし後の2週間は3~4日に1度、 3週間目からは3日に1度の割合で行います。産卵時期が近づくと1日 おきに行うこともあります。 (2) 水の状態は冬起こし後は薄い青水とします。その後は水温を 上げるに従い、青水は徐々に薄くしていき最終的には洗面器に1杯の 青水を戻すのみとします。尚、冬起こし後の池の水深は20cm前後と 浅くします。冬眠期は約30cmと深くしていました。4.給餌 (1) この期間に与える餌の量は少な目にします。最初の数日間は 日に1回少量与えます。その後は日に2回与えますが量は少な目に します。 (2) 餌の種類は赤虫か小さな粒のペレットですが、我が家では殆ど 極小サイズのペレットを与えています。冬起こし後の数日間は消化の ことを考え、ペレットをミキサーで細かくし団子状に練った物を与えて います。5.その他 (1) この1ヶ月の飼育期間で注意しなければならないことの1つに 病気対策があります。餌の与え過ぎや水換えの遅れで鰓病などを発病 させると産卵が遅れたり、生まれた卵の孵化が不調であったりといった 事態になりかねません。又、この時期の病気は魚の体力が充分でない ときだけに長引くことがあります。 (2) 最初の産卵は通常冬起こし後約1ヵ月後が多いと思いますが、 稀にもっと早く産卵することがあります。何年か前に冬起こし後2週間 で産卵したことがあります。したがって、冬起こし後2週間を越えた頃 からは毎朝一度は魚の状態を見ることが必要です。それとこの時期 から雌魚の腹の膨らみ具合や柔らかさもチェックするようにします。 以上
2007.12.11
浜松らんちう飼育日記(2007.12.11)池の水温今朝は今にも降りだしそうなどんよりとした空をしている。風は全くない。今日1日このような天候が続くらしい。冬場の太平洋側の天候にしてはめずらしい。池の水温は10℃で魚はゆっくりと泳いでいる。このところ朝の水温が10℃前後が多いので、そろそろ蓋をもっと大きく開いて水温を6~8℃ぐらいになるように調整しようと思っている。冬眠期間2ヶ月の内、1ヶ月ぐらいの間は水温を6~8℃ぐらいにしたほうが寒を感じるのではなかろうかと思っている。今のところ、野池の鮒や鯉も水草の中に入ったり出たりを繰り返しているが、もう少し寒くなると入ったきりになり出てくることはほとんどなくなる。人によっては寒中に蓋をあけたきりにして池の水面を凍らせる人もいる。我が家では5℃以下にはしないようにしている。その水温になると魚が止まってしまうのでなんとなく不安になってしまう。
2007.12.11
浜松らんちう飼育日記(2007.12.10-NO.2)来春の冬起こしの方法について先週、冬起こしのタイミングを我が家ではどのように決めているかについて述べてみました。今日はそれに引き続き、冬起こしの方法にについて少し纏めてみます。1.冬起こしの方法 (1) 一般的に、冬起こしの方法は産卵させる時期により、異なると 思います。 1) 春さくらの咲く前後の時期に産卵させる人は、3月初めの暖かく なり始める頃に魚達が冬眠している池の春1番の水換えを行い、それ 以降、餌を少しづつ与え始める方法を取ります。この方法は昔から 行われているもので、自然に任せる方法であるといえます。 2) 自然な産卵時期より早い時期に産卵させる場合には、池の水温 がまだ低いため水温を人為的に上昇させる方法を取ります。上昇 させる方法としては、ハウスの利用やヒーターの使用などがあります。 (2) 我が家の方法 1) 我が家は屋外飼育ですが、例年1月の下旬頃に冬起こしをします のでヒーターを使用しています。2.我が家の冬起こし作業 (1) 1月下旬は年間で一番気温の低いときで、池の水温も5~8℃、 もっと低いときもあります。 この時期に水温を上昇させます。方法は 次の通りです。 1) ヒーターを入れる2~3日前にそれまで開けていた蓋を閉じます。 但し、1,2箇所に小石などを噛ませて換気だけは行われるようにして おきます。2~3日経過すると水温は約3℃ほど上昇します。 2) 蓋を閉めてから2~3日経過したら、ヒーターをONにします。 水温は当面の間、15℃を超えない範囲で上昇させます。ヒーターは 通常200Wを使いますが、あまり気温が低いと300Wにする場合が あります。 (2) 水温を上げた後、12℃を越えた段階で冬起こし後最初の水換えを 行います。水換えは更水に洗面器2~3杯分の青水を混ぜた飼育水とし、 水深を約20cmとします。 (3) 冬起こし後の最初の餌は、水換え当日か翌日より与え始めます。 与える量は始めの内は極少量とし、徐々に増やしていくようにします。 最初の内は柔らかい餌が良いので、細かい粒のペレット、赤虫などでも 良いと思いますが、我が家ではペレットをミキサーで細かく潰し、耳朶の 固さ程度に練った団子を与えます。その後は小粒のペレットに切り換え ていきます。 以上
2007.12.10
浜松らんちう飼育日記(2007.12.10)ほどほどの寒さ今朝は昨日よりも気温が低くなり5℃でした。池の水温も9℃まで下がりました。昨日は今年最後の交換会が終了し、愛好家の皆さんも来春まで冬眠(休養)にはいられるのではないでしょうか。私もこれから少しの間、ゆっくりと出来そうです。来春、冬お越しするまでは数池の状態を見てまわるぐらいで、殆ど作業らしい作業はありません。今朝の水温は9℃とこの地方のこの時期の水温としては平年並みでした。この様子では、当分の間、ほどほどの寒さが続きそうですね。これで、来春の仔引きの時期が少し暖かくなってくれるとありがたいと、早くも来春に想いを馳せています。今日も青水、魚の状態、良好。
2007.12.10
浜松らんちう飼育日記(2007.12.9)交換会シーズンも終了今朝の外気温は7℃、池の水温は10℃でした。今日は朝から浜松市で愛魚会が開催した交換会に参加してきました。各地で開催されてきた今年の交換会は今日が最終だと思います。参加者、出品数共に多く非常に賑やかでした。天候が良かったのと風がそれほど強くなかったので、屋外に長くいても苦にはなりませんでした。我が家では、今日の出品で、外部に出す魚は全ていなくなり、残したものは全て冬眠を続けます。現在飼育しているのは種魚や来年の2歳候補など約35尾です。
2007.12.09
浜松愛魚会交換会のお知らせ 浜松の愛魚会による交換会が本日12月9日(日)に浜松市で開催されます。品評会シーズンが終了した後、各地で交換会が開かれてきましたが、いよいよ今年の最後を飾る交換会の開催です。当日はこの浜松地方の愛好家に限らず、愛知県東部地方の愛好家も出品しますので魚の数が多く非常賑います。又、今年最後の交換会ということで参加者が多いのもこの交換会の特徴です。これから来春の種魚や2歳・親に育て上げる魚を探される方にとってはまたとない良い機会となりますので是非参加してみてください。本日は一般公開されますのでらんちうに興味をお持ちの方であればどなたでも参加できます。したがって、初心者の方が一堂に集まった多くのらんちうを観賞する良い機会にもなると思いますので是非来てみてください。私も本日は参加する予定でいます。参加された折には気軽に声を掛けてください。尚、駐車場は充分に確保されていますので車での来場は可能です。 記1.行事: 愛魚会らんちう交換会2.開催日時: 2007年12月9日(日) 9:30am~3.会場: 新橋(親合)神社 浜松市南区新橋町 地図
2007.12.09
浜松らんちう飼育日記(2007.12.8)見えるか見えないか?今朝は良く晴れてそれほど寒さは感じない。外気温は8℃で池の水温は10℃であった。今日の日中も晴れてよい天候になりそうである。青水の状態、魚の状態共に良さそうである。昨日は種魚池3池の青水を掻き混ぜた。一昨日1池は既にやってあったのでこれで全ての池の青水のコンディション作りと魚の状態チェックを行うことが出来た。青水を掻き混ぜる前に、魚を洗面器に上げたあと青水を掻き混ぜるだけであるが、こうすることにより青水の濃度があまり落ちない。洗面器に掬い上げた魚は一応1尾づつ体のチェックはしたが何の異常もなかった。この様子では冬起こしまでの厳しい寒季を何とか乗り越えてくれそうに思える。青水はやや濃い目であるが、冬季の間は薄くなっても濃くなることはないのでこのままでおくことにした。種魚池の水深は30センチ以上あるので底の魚が見えるか見えないかといった具合であるが魚の調子が良さそうなのでこのまま行くようにした。
2007.12.08
浜松らんちう飼育日記(2007.12.7-NO.2)来春の冬起こしのタイミング冬眠入りをさせたばかりのこの時期に、来春の冬起こしのことについて考えるのは少し早すぎますが、我が家ではこのタイミングをどのように決めているかについて少し述べてみます。1.春先に冬起こしをするタイミングは下記の事項を考慮して決めています。 1) 冬眠期間 2) 冬起こし~産卵までの期間 3) 産卵後~当歳魚として仕上がるまでの期間 4) 潮の干満2.冬眠期間 1) 冬眠期間は通常2~2.5ヶ月です。1.5ヶ月では少し短いように思って います。 2) この冬の冬眠期間は11月上旬~1月下旬の約2.5ヵ月を予定して います。3.冬起こし~産卵までの期間 1) 過去数年のデータでは、冬起こし後35日目前後に、一番仔の産卵 ピークが集中しています。又、二番仔の産卵はこの10日~14日後が最も 多くなっています。 2) 来春の冬起こしのタイミングは、一番仔の産卵を期待する時期から 約35日前の日とする予定です。4.産卵後~当歳魚として仕上がるまでの期間 1) 当歳魚として一人前のサイズに育て上げるまでの期間は、我が家の 飼育環境や飼育方法を前提にすると、大体150~180日です。 2) 毎年、当歳魚を一人前のサイズに育て上げる期限を8月としています。 9月以降は仕上げ期間と考えて大きくすることはあまり考えないからです。 3) 8月の期限とその前の飼育日数を考えると、我が家での産卵時期は 3月の上旬~お彼岸ごろが一番理想的です。5.潮の干満 1) 過去数年間、産卵日と潮の干満の関係は記録してきましたが、大きな 関係はないように思っています。しかし、昨年あたりは大潮の期間から下げ にかけての中潮の日に集中しました。 2) 今年の場合も、一応一番仔の産卵時期を満潮から下げに掛けての 期間に合わせてみようと思っています。6.来春の冬起こしのタイミング 1) 現在のところ、我が家での冬起こしのタイミングは1月の下旬になると 思っています。予定では既に何日と決めているのですが、当日の天候など を見ながら実施しようと考えています。 2) このタイミングに冬起こしをしますと、順調に行けば産卵は2月の下旬に 始まり、2番仔を撮り終えるのが3月の中旬前となります。この期間の産卵 であれば、8月までに充分なサイズに持っていけます。 以上
2007.12.07
浜松らんちう飼育日記(2007.12.7)冬眠期の病気今朝は曇りで、外気温は8℃。水温は昨日よりも2℃上がって10℃あった。青水の状態はやや濃い目だが良好。魚もゆっくりながら中層を泳いでいる。今日の日中の天候は予報によると、晴れるらしい。昨日も日中天気が良かったので、種魚池の1池の魚を全て掬い、青水を掻き混ぜてやった。今日も日中晴れれば、他の種魚池の青水も掻き混ぜようと思っている。念のため、魚1尾づつの状態をチェックしてみようと思う。昨日の池の魚は全て元気であった。この時期に考えられる病気としてはカゼや尾ぐされ病などがあるが、冬眠前に健康であったのであれば、心配は先ずないと思う。カゼは体が白っぽくなり元気がなくなる病気であるが、治療するためには水温を上げなければならないので厄介である。冬眠前の鰓病が完治していなかったような場合に、尾ぐされ病に罹り鰭や尾が充血したり腐り始めていることがある。これは水温はそのままで塩で治るが治療完了後に塩を抜かなければならないのでこれも厄介である。この場合には更水のまま冬を越すことになりかねない。
2007.12.07

浜松らんちう飼育日記(2007.12.6-NO.3)我が家の種魚候補(その1)今日の午後は気温はそれほど高くはなかったものの、日差しが強く風も穏やかになったので種魚池の内の1池の魚を上げ、青水を掻き混ぜてやりました。その際、写真を撮ってみましたのでUPします。画像1: 当歳 雄 更紗 13cm 200.7.12.6 この当歳魚は我が家の素赤系の魚です。筒が太く、尾構えもしっかり いています。雄にしては、頭の形も良いと思います。来春の種雄として 期待している1尾です。画像2: 当歳 雌 素赤 15cm 2007.12.6 この魚も素赤系の腹から出た魚です。画像では良く分かりませんが 体型が良く、頭の形の良いところが特徴です。画像3: 当歳 更紗 雄 14cm 2007.12.6 この魚も同じく素赤系の仔です。今年は素赤系の親から更紗が数多く 出ました。画像は動きがなく良く撮れていませんが、私のお気に入りの 1尾です。画像4: 当歳 素赤 雌 15cm 2007.12.6 やはりこの魚も素赤系の腹の仔です。やや筒に太みがありませんが 頭、尾形に優れ、いかにも沢山卵を出しそうな体型をしています。 将来は2歳、親魚としても面白いと思っています。(フラッシュ光写る)
2007.12.06
浜松らんちう飼育日記(2007.12.6-NO.2) 「素赤系」と「更紗系」我が家では大きく分けて2系統のらんちうを長年飼育しています。「素赤系」、「更紗系」と便宜上呼んでいます。それぞれの系統の元祖となる魚がたまたま素赤色,更紗色だったのでそのように呼ぶようになりました。しかし、今年は「素赤系」には更紗色の魚が多く、「更紗系」には素赤色の魚が多く出ました。親魚や一代前の組み合わせでそのようになったものだと思います。今年は色彩上そのようになりましたが、体型や尾捌きなどはそれぞれの特徴が良く出てくれた良い年でした。素赤系の特徴は頭が良く発達し、尾張りがやや強めで俗に言う遠抱きといわれる尾形をしていることです。一方の更紗系の特徴は鱗がきめ細かで色彩、特に赤味が強く出ることと、尾捌きが非常に良いことです。こう言った特徴は今年の仔達に充分引き継がれました。それとここ数年、頭の強化に目標を置いた改良を続けていますが今年はその改良結果が大分取り込めてきたと実感しています。来春もこれらの系統の特徴が引き継がれ、自分の理想とする魚の姿に近づいてくれるよう改良を進めようと思っています。改良は自家系統の特徴のある種魚を掛け合わせて行いますが、それと同時に毎年数は少ないですが改良に適した魚を外部から入れるようにしています。今年は1尾ですが、自分の好みに合い改良ポイントをしっかりと持った魚を入手することが出来ましたので楽しみです。毎年、春の産卵期に気に入ったペアーの腹の仔を10腹程度残し、飼育を続けるのですが選別を重ねて行くにつれその数は減り、2~3ヶ月もすると4~5腹に減り、秋になって自分なりにヒットしたと思えるもの、すなわち、まあまあのレベルで出来たと思えるものは1~2腹に減ってしまいます。このように、らんちうの仔引きの世界は思うようにならないところがありますので、ある程度安定した歩留まりが期待でき、自分好みのタイプの仔が出ることを期待出来る系統魚の維持は大切だと思っています。ただ、自分の系統魚を可愛がりすぎ独りよがりになりますと知らず知らずの内に、時代に取り残されていきますので、他の方の良い魚を数多く見ると共に、自分の理想とする魚の姿を再確認しながら改良を続けていくことも大切なことだと思っています。それにしても、思うような魚がなかなかできないのがこの世界です。辛いですね。しかしそれ故に面白いところでもあります。まだまだ、チャレンジの道のりは長いようです。
2007.12.06
浜松らんちう飼育日記(2007.12.6)日本晴れ今朝も良く晴れ日本晴れの空、気温は4℃ながら風が少し吹いているので体感温度はもっと低く感じる。池の水温は昨日より下がり8℃~9℃の間であった。青水、魚の状態は良好。さすがにこの水温になると泳ぎは遅くなる。昨日の日中は良く晴れ太陽光線も沢山入ったが水温は3℃上がったのみで12℃であった。昨日も言ったがやっと魚達が冬眠したという気持ちになる。来年の種魚の内の何尾かの画像を撮り、ここでUPしようと思っているがこれだけ水温が下がると魚を掬いたくないので出来ないままでいる。
2007.12.06
浜松らんちう飼育日記(2007.12.5-NO.2) 冬眠期の飼育管理について12月には入り、殆どの皆さんは愛魚を既に冬眠させておられるか、まだの方でもこの中旬頃に冬眠させられるのではないでしょうか。我が家では、既に11月の上旬から冬眠状態に持っていっております。しかし11月の下旬までは暖かく冬眠させていると言う感じではなかったのですが、12月に入り気温が下がり本格的な冬眠期に入ったと感じるようになりました。我が家の近くにある公園の池に住む鯉や金魚も水草の陰にいてあまり泳ぎ回ることがなくなってきました。冬眠期に入りますと飼育管理といっても殆どやることはありませんので、取り立てて書くほどのことはないのですが、我が家で行っている事を簡単に書いてみます。1.冬眠させる期間前述した公園の鯉を見ていると、例年12月の頭に冬眠に入り、2月の中旬頃の暖かい日中に水草の下から出て底の泥をつつき始めます。そして、3月のお彼岸頃に産卵のピーク時を迎えています。これからすると、この地方の自然界での冬眠期間は大体2ヶ月~2.5ヶ月のように思います。我が家の場合も、年によって異なりますが大体この期間冬眠させています。今年の場合は、11月上旬から来春の1月下旬までを予定しています。2.冬眠中の飼育環境我が家の池は全て屋外にあり、3種類のものがあります。コンクリートで出来た池、コンクリート池ではあるものの側面が薄い池、箱舟と呼ばれる塩ビ製の池です。冬眠させるのはこのうちのコンクリート池を使っています。他のものより保温性が良く、春先に水温を上げやすいからです。又、コンクリート池の中でも出来るだけ日当たりの良い場所のものを使うようにしています。屋外ですので池には蓋をします。蓋は木枠に樹脂製の透明トタンを貼り付けたものです。3.日常の管理 1) 水質、水温の調整 飼育水は冬眠期間を通し、濃い目の青水状態を維持していきます。ご存知の ように冬季の青水には二つの大きな役割があります。一つ目は青水が更水に 比べて保温性が高く急激な気温変化を和らげてくれる事です。二つ目は青水 の中に住む植物性プランクトンが冬眠期のらんちうの餌になってくれると言う 事です。したがって、良い青水の状態を冬眠期間中維持できれば、らんちうは あまり痩せずに元気に冬を越してくれます。低温期には青水の濃度が上がら ず、むしろだんだんと薄くなっていきます。これを回避するために、暖かい日中 に魚を傷つけないよう注意しながら、青水を掻き混ぜてやるようにしています。 水温(早朝)は12月初めで10℃前後ですが、これからどんどん下がり寒中 には5℃を下回るような日も出てきます。我が家では低くても6~7℃を下回ら ないようにしています。寒中は、池の蓋の開閉具合や波トタンの二重重ねなど で調整します。 2) 日々の作業 冬眠期の間、我が家では原則として1日1回(早朝)は池を覗き、青水の状態、 水位、エアーの出具合、水温をチェックし、魚の泳ぎを観察するようにして います。魚が水中をゆっくりながらも泳いでいる限り、元気ですのであまり 洗面器で掬ったりしません。一番注意しているのは、蒸発による水位の低下 と換気です。この期間は蒸発するのが早いのでまめに注し水を行います。又、 水温調整のため蓋をしますが、寒中でも締め切らないようにして換気には 充分留意します。 3) 魚の状態チェックの方法 早朝の水温が10℃を下回る時期になっても、魚の状態が良ければ通常は 中層以下の水域をゆったりと泳いでいます。池の片隅に寄り上層で浮いて いたり、池の底などで動かずじっといているような場合には、状態が良くないと 思われるので注意が必要です。しかし、日中の日差しが強くなった時間帯に陽 がよく当たり水温が高くなっている上層の一隅に集まっているような場合は あまり心配はいりません。魚が元気であれば、人が近づくと直ぐに水中に 潜ります。 以上
2007.12.05
浜松らんちう飼育日記(2007.12.5)孫今日は昨日よりも寒くなり気温は4℃、池の水温がこの冬初めて10℃を割り、9℃となった。今日明日と良く晴れ、冬型の天候が続きそうだ。昨年が記録的な暖冬であったので、今年の冬がより寒く感じるがこれが平均的な寒さなのであろう。青水の状態、魚の状態共に良好。今日は今のところ風は吹いていないが、10時頃になると「遠州の空っ風」がお見えになるのではないだろうか。昨日は愛好家が訪ねてこられると言うことで、蓋の重石を充分しなかったところ、蓋が少し飛んでしまった。春先の3月頃まではこの風との付き合いをせざるを得なくなる。今日は午後に近くに住む孫(2歳ちょっと前の女の子)が遊びに来て、2時間ほど子守をすることになっているがこの風が吹くと散歩も出来ないので、何をして遊ぼうかと悩んでしまう。子供と言うのは、直ぐに自分で遊びを探し出すのであまり心配はないが・・・。
2007.12.05
浜松らんちう飼育日記(2007.12.4)リフレッシュ今日の朝は良く晴れていが、気温が昨日までに比べて低くなって7℃であった。池の水温は10℃と2℃ほど低くなった。今日から3~4日寒くなりそうだ。12月上旬だからこれが普通なのであろう。池の青水がこの寒さでまだ濃くなっている。今朝当たり底近くにいるの魚の姿が分からなくなってきた。近いうちにもう1度青水を割り水して薄めようと思う。多分、あと一回で青水の濃度は落ち着くように思う。その後は冬起こしの時期まで約2ヶ月間青水を現在のように良い状態で維持していきたい。今週の末の交換会に出品する魚が残してあるが、さすがに冬季になると餌も与えられないので痩せてきたが仕方のないことである。しかし魚は元気なので安心だ。いよいよ今年のらんちう関係の行事は来週の交換会で終了し、われわれの活動も来春の冬起こしの時期までリフレッシュ期間に入る。私の場合は11月の中旬から既にその状態に入っているとも言えるが・・・。
2007.12.04
浜松らんちう飼育日記(2007.12.3-NO.4) (雑感) 常連さん1.はじめに毎年のように全国大会で上位に入賞するレベルの魚を作り続ける飼育家(常連さん)が、今年も東京大会で大活躍しました。これらの常連さんの魚を見ていて先ず気がつくのは直ぐにどの常連さんが作った魚か想像がつくということです。これらの常連さんが出品する魚にはその作り手の好みや個性がはっきりと現れていることが多いのです。それぞれの作り手の好みや個性がはっきりと現れていると同時に上位に入賞するために必要な基本的な要件をそれらの魚が備えていることも分かります。毎年、多くの愛好家が仔引きし丹精して育てた魚を出品し何とかよい成績を収めたいと思いながらも苦戦する中、これらの常連さんはたびたび当たり前のように上位入賞を掻っ攫っていきます。不思議なものです。今日はこの辺りのことについて、少し私の感じるところを書いてみたいと思います。2.高い目標設定とそれを実現できる高度な飼育技術上位に入賞する魚を見て、先ず、気がつくのは観賞魚としてのらんちうの基本要件を十二分に備えているのに加え、作り手がうったえようとする個性も十二分に発揮していることです。常連さんたちは、自分の好みだけではなく、高度な審美眼を持った審査員の目を引きつけるのは何かを充分に知った上で、自分が作出したい魚の理想的な姿を頭の中にはっきりと描切っているように思えます。ただ、これだけのことなら、少し経験を積んだ愛好家の中には、上記常連さんに負けず劣らず、立派な理想像をお持ちの方が多くおられると思います。では、何が違うのかと考えると、それは飼育技術の差に行き着くのだと思います。いくら頭の中で理想的な姿を描いてみても、それを実現できる技術が伴わないとどうしようもありません。3.飼育技術の差らんちうという趣味の世界では、こうすれば必ずいいものが出来るという王道はありません。種魚選びに始まり。春の産卵・孵化、青仔・黒仔時代から夏場にかけての育成と選別、秋にかけての充実と仕上げなど、年間を通しての飼育ステップは、全ての愛好家の間でそれほど大きな差はないと思います。しかし、そのステップごとの作業や管理内容を細かく見ると十人十色皆違うのではないでしょうか。飼育環境や設備の違いなどまで考えると先ず同じものはないということです。こうした中、上記で述べた常連さんたちは毎年のように特徴のある立派な魚を繰り返し作出してくるのですから、何か特別な飼育方法でもあるのではないかと疑いたくなるほどです。設備、選別方法、餌の種類や与え方、水換えの仕方のどこかに特別なものがあるのではないかと知りたくもなります。しかし、私には設備を同じにして、飼い方を真似てみても全く同じようなものが出来るとは思えないのです。しからば、どこで違いが出るのかということですが、実は私にもはっきりしたことは分からないのが本当のところです。こう言って終わってしまえば元も子もませんので、このような事ではないのかなと想像できることを幾つか上げてみます。 (1) 見抜く力 種魚を見て、それから出る仔の姿をイメージングする、黒仔を見て秋の姿 を思い浮かべる、当歳魚を見て2歳、親になったときの姿を想い描くなど、 目の前の魚をみて、先々を読み、見抜く力が優れているのではないかと 思います。勿論、その先には自分の理想とする魚の姿が常に見え隠れ しているように思えます。 (2) 導く(作り出す)力 如何に先々を見抜く力があっても、その方向に導く力がなければ、それを 実現することは出来ません。自分に与えられた飼育環境、飼育条件の中で 工夫を重ね、自分なりの飼育技術を確立して初めて出来ることだとも思え ます。 (3) 仕上げる力 夏場頃までにある程度成長した魚を最終ステージ(全国大会)で最高の状態 に仕上げていく力が優れていると思われます。殆どの愛好家の場合は、秋に なるにつれ魚が潰れていってしまうのが常であるが、常連さんたちはより 鮮やかに仕上げていく力があるように思えます。 (4) 継続力 飼育技術が如何に優れていても、毎年のように素材、すなわち種魚がころ ころ変わっていては、自分の好みとする魚を毎年のように作り出せないと 思います。彼らは自分好みの魚を毎年のように出し続けることが出来る ように自分の系統魚を大切に育て上げ、その中の優れたものを手元に おいているように思えます。 (5) 上昇力 晴れの舞台で、一旦いい成績を収めると達成感のようなものに酔いしびれる のが常ですが、これら常連さんはそこで留まらずに、毎年毎年更に良い魚を 作出しようとする上昇力(改善意欲)を持ち続けて努力しているのではないか と思っています。以上、世の中に多くみられる評論家同様、好き勝手なことを並べ立てましたがご勘弁願います。たびたび「らんちうは水換えで作る」と言う言葉を聞きますが、「人がらんちうを作る」と言う思いもします。 常連さん達に負けないようお互いに頑張りましょう! 以上
2007.12.03
浜松らんちう飼育日記(2007.12.3-NO.3) 低温期の鰓病対策について(その2)4.我が家での鰓病治療 (続き)我が家では、次の3通りのいずれかの治療方法をケースバイケースで選択します。一つ目の方法は水温を25~26℃の中温域に上昇させ治療する方法、二つ目は水温を30℃の高温域に上昇させて治療する方法、三つ目は加熱せず低温のまま治療する方法です。 (1) 中温治療 朝の水温が15℃ぐらいの時期に主に取る方法です。この25~26℃ の水温は大体9月頃の水温で、比較的発病しやすく、治癒率も低く ありません。発病から治癒するまでの期間は大体長くて2週間です。 この方法は、昨年11月上旬に交換会で購入した魚を我が家の種魚 本隊2池分の魚と一緒にするときに取った方法です。 (2) 高温治療 この方法は、真夏状態にした池の中で発病させ治療する方法です。 発病から治癒するまでの期間が数日と非常に短い反面、いくつかの 危険性を伴います。一つ目は低温状態で発病している魚を行き成り この水温まで上げると高い確率で直ぐに死亡してしまうことがあります。 二つ目は30℃の水温を真冬の10度以下まで下げる際に魚を衰弱 させてしまう恐れがあります。この方法は今年11月下旬に交換会で 購入した魚を我が家の種魚の一部と一緒にするとき取った方法です。 来春は従来からいる我が家の種魚本隊のグループとは別に飼育して いくつもりです。 (3) 低温治療 この方法は、治療から治癒するまでの期間が上記の方法に比べて、 長く掛かります。しかし、自然のままの水温で治療しますので、魚に 大きな刺激を与えません。気長に待つことが出来れば他の方法より 安全といえます。我が家では既に鰓病経験のある魚が再発した場合 などにこの方法を取ることがあります。但し、交換会の魚などと一緒にし、 新たな鰓病の発生が予測されるときは、鰓病が全ての魚に発病せず、 翌年に持ち越す恐れがありますので、この方法は取りません。5.交換会で購入した魚の治療方法11月の中旬以降に交換会などで購入した魚を自家魚と一緒にして飼育する場合の注意事項や治療方法について述べます。 (1) 交換会場で注意したいこと 1) 洗面器の中で元気に泳ぎまわっている魚を選ぶ。元気の無いもの は避ける。 2) 持ち帰る魚は1尾づつ別の袋に入れる。持ち帰る間に鰓病が発生 するのを防ぐためです。同じ出品者の魚であれば、何匹か一緒にしても いいのかもしれません。 3) 複数匹購入する場合には出来るだけ、同じ出品者の魚に絞る。 この場合は複雑な鰓病の発生する確率が低くなりますし、自家の魚と 一緒にした後の鰓病治療も比較的順調に進むと思っています。 (2) 持ち帰り後の処置 1) 持ち帰った魚を入れる治療池は前もって準備しておきます。 2) 自家の種魚と一緒にする場合には、翌日直ちに一緒にしたほうが 良い。理由はほぼ間違いなく発病するので、何段階もステップを踏む ことは無駄と考える。但し、自家の本隊グループにダメージを与えたく ないので、出来れば新たな1グループを作ることができれば一番良い と考えます。 (3) 治療方法 前述の4で述べた高温治療、中温治療、低温治療のいずれの方法を 取るかは、交換会魚の購入目的、自家魚の構成・尾数、自分の対処能力、 予想されるリスクなどを考えた上で決めます。6.春先の鰓病治療我が家では、大切な産卵期に鰓病を出来るだけ発病させないように、前年の内に対策を講じていますので、幸いここ数年春先の鰓病は発生していません。したがって、この時期の治療方法に関してはあまり確かな話は出来ませんが、こうすれば良いのではないかと思うところを少し書いてみます。 (1) 冬起こしした後に鰓病が発生することがあります。前年、鰓病に罹り 治療が終わっているものの場合は、餌を切って、塩を加えてやれば直ぐに 治ると思います。しかし、前年遅くに外部から購入した魚が入っている池で 鰓病が発生した場合には手こずる場合があります。特に前年鰓病が発生 せずに春先になってから本格的な鰓病に発展した場合には、魚たちの 体力が落ちているときだけに慎重に取り組むことが大切だと思います。 (2) この時期の治療法ですが、何分、魚の体力が消耗しているときだけに 急激な刺激を与えてはいけないと思っています。したがって、水温をあまり 高くするようなことはしません。発病したときの水温のまま治療するのが 良いと考えます。我が家では、発病したら直ちに餌を切り、塩を0.5%分 加え、エアーを強くするだけです。水が汚れていなければ水換えもしません。 ただ、そのままにしておきますと汚れがどんどん進みますので、トロピカル ゴールドなどを加えることがあります。この時期の治療で、一番気をつけ なければならないのは、急いで餌を与えないことです。種魚などの場合は 産卵時期のことなどを考えるとついつい餌を与えたくなりますが、これを やると間違いなく致命傷になると考えた方がいいと思います。7.その他 (1) 上記で述べた我が家での高温、中温、低温、それぞれの詳しい治療 方法についてはこのブログの過去の記事を参照してください。 (2) 上記で述べた治療方法などに関する内容は、飽くまでも我が家でこれ までに経験したものをベースに、私の独断と偏見で述べたに過ぎません。 したがって、これらを実施される場合には、ご自分の経験や他の意見などを 考慮した上、最終的にはご自分の判断で行っていただくようお願い致します。 以上
2007.12.03
浜松らんちう飼育日記(2007.12.3-NO.2) 低温期の鰓病対策について(その1)1.はじめに秋の大会シーズンが終了した後、多くの愛好家が来春以降の繁殖、飼育に向けて準備を開始し、種魚や来年の品評会用の魚を交換会などで購入された方も多いと思います。ある方は、順調に自家の池に取り込み、既に冬眠させた人もいるでしょうし、まだ鰓病との闘いを続けておられる方もいるでしょうし、残念ながら購入した魚を既に落としてしまった方もおられると思います。鰓病は放置しておくと短期間の内にらんちうを死に陥れる厄介な病気です。しかし、この厄介な病気に効く特効薬は今だなく、絶対的な治療方法も確立されていないのが実情です。それぞれの愛好家が仲間の情報を聞き、自分自身でいろんな方法を試すなどして、対処しているのが現状です。こうした中、11月以降、鰓病に関するご意見なり、ご質問が多数来ております。ご質問に対してはその状況に応じて、私なりに最善と思われる方法を述べ参考にしていただいています。しかし、鰓病治療の成否は、その方の経験や知識と何よりもその魚たちの発病の経緯や病状の進み具合に大きく左右されます。したがって、発病してからいただく断片的なご質問に対し、生半可にお答えするのは良くないと思いたびたび躊躇することがあります。一方、経験の浅い愛好家の方々が試行錯誤しながら、取り組んでおられるのを知る度に、何とかお役に立ちたいという気持ちを持ち続けております。鰓病を克服する鍵は、発病してから慌てふためくのではなく、事前に如何に発病を抑え、発病しても如何に軽症の内に治療するかという2点に尽きると考えています。この辺りのことはこのブログで過去に何回か書いておりますので、参考にしていただきたいと思います。今日は今年我が家で新たに経験した鰓病治療などを含め、11月頃から春先にかけての低温期における鰓病対策に関して少し纏めてみたいと思います。2.低温期の鰓病の特徴我が家の鰓病対策についてお話しする前に、低温期の鰓病の特徴に関する私の認識を先ず述べてみます。一番の特徴は、発病するまでの期間、治癒するまでの期間が長いと言うことです。多くの方が経験されていると思いますが、夏場の鰓病は非常に短期間の内に発病し、発見してから治癒するまでの期間も短いという特徴を持っているのに対し、低温期は水温が下がるほど、発病までの期間、治癒するまでの期間が益々長くなっていき夏場の何倍も掛かります。 (1) 夏場など高温期には、鰓病が一旦発生すると、他の魚に直ぐに 伝染します。その病状ははっきりと現れますので早い内に気がつき ます。又、この期間は早期発見さえすれば数日で完治させることが 出来ます。 (2) 一方、低温期には、鰓病が発生するまでに時間が掛かります。 病状も現れ難く発見も遅れがちになります。中には、はっきりと 発病しないまま冬を越し、春先に再発するものもいます。又、治療 期間は夏場に比べ非常に長くなります。長引かせると2週間ぐらい 掛かる場合もあります。3.我が家の鰓病対策我が家の鰓病対策で、一番重要視するのは予防です。次に大切だと思うのは早期発見・早期治療です。 (1) 予防 1) 自家池で翌年まで越冬させる魚をいろんな池から集めて、一緒 にすると鰓病を発病することがあります。ましてや他家の魚を仕入 れて自家魚と一緒にすると先ず発病すると思って間違いないと思い ます。11月以降の低温期になってから、この作業を行い発病させて しまうと治療が長引き、魚を落としてしまう確率が高くなります。 したがって、我が家では越冬させる魚が冬場や春先に発病しない ようできるだけ高温期の内にこの作業を行い発病した場合には治療 を行っておきます。こうすることにより、同じ池の魚全てが同じ鰓病菌 を経験したことになるので、殆ど冬場から春先にかけて再発病する ことはありません。 2) 自家の魚が既に鰓病に掛かった経験を持っていても、他家から 来た魚と一緒にすると、殆どの場合、新たな鰓病を発病することは ご承知の通りです。したがって我が家ではこのような場合、次の二つ 方法のいずれかを選んでいます。一つ目は翌春以降、他家から来た 魚と混ぜる予定のある魚の全てと高温期の内に一度は一緒にして、 発病したら治療しておく方法です。二つ目の方法は、翌春以降、他の 池の魚とは一緒にせず別グループで飼い続ける方法です。前者は 全ての魚の免疫体を同じに揃えておく方法で、後者は他の魚から隔離 して飼育する方法です。 (2) 早期発見、早期治療 1) 鰓病はその病状がはっきりと表れるようになったときには、既に 相当重症状態になっていると思っています。重症状態での治癒率は 相当低くなります。したがって、泳ぎがいつもと少し違うなと感じる 程度での発見なら、餌を切り、塩を入れておけば殆ど直ぐに治ります。 2) 品評会に出した魚を持ち帰った時や、交換会で魚を仕入れてきた 時には、結果はともかく、必ず発病するものと考え、最初から治療池 で飼育するようにします。こうすることにより、発病しても手遅れに ならない内に治療できます。「低温期の鰓病対策について(その2)」に続く →
2007.12.03
浜松らんちう飼育日記のご案内 1. 日記 磐南桜の日々のらんちう飼育について綴っています。2. 浜松らんちう飼育日記 INDEX 過去の日記を編集し、らんちうの楽しみ方、育て方などらんちう 飼育に関する内容を項目毎に分類し検索しやすくしています。 浜松らんちう飼育日記 INDEX JUMP3. 錦友会、浜松らんちう同好会のご案内 錦友会と浜松らんちう同好会それぞれの専用ページを作成し、 会のご案内、ならびに行事案内、行事報告などを記入しています。 錦 友 会 JUMP 浜松らんちう同好会 JUMP
2007.12.03
浜松らんちう飼育日記(2007.12.3)雨の日のワンコ達今日は朝から雨。早朝の気温は8℃で、池の水温は11.5℃であった。今日の日中も雨が続くらしい。我が家のワンコたちは庭に放し飼いにしているので、天気のよい日は飛び回ったり、日光浴をのびのびとしているが、今日のように雨が降ると犬走りで雨を羨ましそうな顔で見つめている。らんちうの様子は良く青水の中をゆったりと泳いでいる。昨日我が家を訪れた愛好家達が我が家の青水をみていい色だといい、自分の家ではなかなか出来ないといっていたが、この寒くなってからではなかなかいい状態に持っていくのは難しいように思う。やはり遅くとも10月の終わり頃からは青水で飼育するのがよいように思える。我が家では、早いときは9月から薄い状態で青水作りに入ることが多くそれ以降は青水作りで、魚のコンディションを整えるようなつもりでやっている。
2007.12.03
浜松らんちう飼育日記(2007.12.2)熱意今日は朝からよい天気でした。朝の気温は9℃、水温は12℃でした。青水の状態は良く、らんちう達の動きも良好でした。さて、今日は慌しい1日となりました。先ず、朝8時から町内の用事(当番仕事)で出かけ、9時から地区の防災訓練が9時より直ぐ前にあるグランドで開催されたのですが、これには出席できずに、浜松で開催された日らん静岡県支部の役員会に1役員として出席しました。役員会は午後まで続き、終わったあと2名の愛好家が我が家のらんちうを見に来ました。この愛好家達は日本でも有名な作り手ですので、いろいろと話が弾みなかなか面白い一時を過ごしました。話していて気がつくのはこのレベルの作り手になるとらんちうに対する熱意が人並みはずれて高いということです。久しぶりにらんちうに対する熱い想いを感じた良い1日でした。その後は、のんびりと晩酌です。
2007.12.02
浜松愛魚会交換会のお知らせ 浜松の愛魚会による交換会が来る12月9日(日)に浜松市で開催されます。品評会シーズンが終了した後、各地で交換会が開かれてきましたが、いよいよ今年の最後を飾る交換会の開催です。当日はこの浜松地方の愛好家に限らず、愛知県東部地方の愛好家も出品しますので魚の数が多く非常賑います。又、今年最後の交換会ということで参加者が多いのもこの交換会の特徴です。これから来春の種魚や2歳・親に育て上げる魚を探される方にとってはまたとない良い機会となりますので是非参加してみてください。当日は一般公開されますのでらんちうに興味をお持ちの方であればどなたでも参加できます。したがって、初心者の方が一堂に集まった多くのらんちうを観賞する良い機会にもなると思いますので是非来てみてください。私も当日は参加する予定でいます。参加された折には気軽に声を掛けてください。尚、駐車場は充分に確保されていますので車での来場は可能です。 記1.行事: 愛魚会らんちう交換会2.開催日時: 2007年12月9日(日) 9:30am~3.会場: 新橋(親合)神社 浜松市南区新橋町 地図
2007.12.02
浜松らんちう飼育日記(2007.12.1)モラル今朝は良く晴れました。外気温が7℃、水温が11℃でした。青水の状態、魚の動きいずれも良好。今日明日と良い天候になるようです。このところ、このブログのコメントに頂く内容で一番多いのは鰓病治療に関することです。特に、経験が浅い方からのご質問が多いのです。らんちうと鰓病は切っても切り離せない間柄で、この鰓病を克服することが愛好家としての大きな課題です。初心者の方にらんちうを本当に楽しんでいただくために、出来るだけ丁寧に私の経験をお伝えするようにしていますが、残念ながら、今のところ鰓病治療に関しては絶対的なものが無いのが実情です。それと、その場その場の病状等に関するご質問に対し、私として最善と思われる方法などをお話していますが、現場にはいませんので、実際は不十分なお答えになっているかもしれません。したがって、私の話は1つの判断材料としてお使い願いたいと思います。それとらんちうの鰓病克服のポイントは予防と早期発見です。この辺りのことも踏まえ、近いうちに冬季から春先にかけての鰓病対策に関する話を書いてみようと思っています。もう1つ、話があります。それは昨日このブログで「第52回日らん全国大会を顧みて」というタイトルで私の感想を少し書いてみましたが、コメント欄に厳しいご指摘がありました。それは大会でのマナーの問題です。大会開催中に会場の一角で吃驚するような大きな怒鳴り声を上げる人が出たのです。近くに居合わせた方はさぞ驚かれたことと思います。聞くところによると入賞魚展示場に並ぶ列への割り込みに絡んでおきたいざこざだと聞いております。らんちうという可愛い生き物を可愛がる仲間が集う会場で、そのようなことが起きた事態は非常に残念なことです。今後同じようなことが起らないようにしたいものです。個人個人のモラルの問題とはいえ、後味の悪い出来事でした。
2007.12.01
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