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浜松らんちう飼育日記(2009.1.31)2月の飼育管理 今日は1月末日、明日から2月度入りです。2月は節分を越える頃から暖かい日が増えてきます。しかし、まだ2~3回ぐらいは寒波が襲来しますので、厳しい寒さと暖かい日を交互に感じる月度となりそうです。我が家の庭には春の3月、4月に咲き乱れるすみれ(洋種)の若葉が元気に育っており、最近背丈が伸びてきたように思います。寒さの中にも、春の息吹がところどころ芽生え始めているようです。一方、我が家の池の中は自然な気象に比べて、約1ヵ月以上先行しています。冬起こしをしてから約2週間が経過し、冬眠前の体力をほぼ取り返してきた状態です。私が住む地方の野池で産卵が見られるのは概ね4月の上旬です。我が家の産卵は3月の上旬を目指していますので、池の状態を約1ヵ月先行させています。今日は我が家における2月度の飼育計画について少し書いてみます。1. 2/1~2/15 (1) 冬起こし後の日数 1) 先行グループ ・・・ 2/1(28日目)~2/14(41日目) ・ 約40日目あたりからこのグループの本格的に産卵が始まる と思われる。 2) 本命グループ ・・・ 2/1(15日目)~2/14(29日目) ・ このグループの産卵期入りは2月下旬頃の見込み (2) 水換え、水温管理 1) 3~4日に1度の割合で水換え。飼育水は薄い状態の青水。 2) 早朝の水温は17℃を維持 (3) 餌さ 1) ペレット(色揚げ用小粒)を日に2回。与える量は少なめに。 (4) 産卵準備 1) 2/1 ・ 3池に分かれている雌魚の状態をチェックし、予想される 産卵時期別に分け池を別にする。早朝の産卵有無のチェック が行い易くなる。 ・ 魚の状態にもよるが、節分頃から夜明け時には種魚池の 状態をチェックする態勢に入る。産卵は夜明け前から始まる ので早起きが必要。 ・ 何時産卵があっても対処できるように、1池のみ更水、20℃ の池を準備しておく。 2) 2/10頃 ・ 本格的な産卵期を前に、先行グループの雄のみを雌とは 別の池で飼育開始。これらの雄には餌は少なめに与えていく。 雄の太りすぎを避けるため。 ・ 産卵池(更水、20℃)、孵化池(更水、20℃)を常時準備。 ・ 産卵日が近づいた雌がいる場合には、雄と共に産卵池に 移す。このタイミングは毎日種魚を観察しているとほぼ確実に 掴める様になる。2. 2/16~2/28 (1) 冬起こし後の日数 1) 先行グループ ・・・ 2/16(42日目)~2/28(54日目) ・ この期間はこのグループの産卵ピーク時になると予想。 2) 本命グループ ・・・ 2/16(30日目)~2/28(42日目) ・ 2月下旬になるといよいよ本命グループの産卵が本格的に 始まる予定。この時期から孵化池の数がどんどん増えていく。 (2) 水換え、水温管理 1) 3~4日に1度の割合で水換え。飼育水は薄い状態の青水。 2) 早朝の水温は17℃を維持。2月の下旬になると暖かい日が 多くなるので、水温が高くなりすぎないように注意する。 3) 種魚池のほかに、常時産卵池(更水、20℃)、孵化池(更水、 20℃)を準備 (3) 餌さ 1) ペレット(色揚げ用小粒)を日に2回。与える量は少なめに。 以上
2009.01.31
浜松らんちう飼育日記(2009.1.30)今年の産卵期今日は気温の高い日になりました。天候は曇りで、これから雨降りになるようですが、気温は3月並の高さです。早朝の気温は10℃もありました。夜間の気温があまり下がらなかったので、早朝の池の水温が20℃もありました。この高い気温は明日まで続くようですが、こんな日が長く続くと産卵時期が早まってしまいそうで少々心配です。気象庁の長期予報を見ると、2月の気温は例年並かやや高めになるとのことです。そのようになれば、産卵時期はそれほど早まらないと思いますが今後の気候変動には注意しなければならないと思っています。我が家の今年の産卵計画は、例年とほぼ同じで、産卵のピーク時を2月下旬~3月上旬に設定し、その時期から逆算し種魚の冬起こしを行いました。冬起こしから産卵ピーク時までの間隔は45日前後です。しかしながら、この日数間隔は過去の実績をもとに平均的な値で計算したものですから、年により前後しますし、個体によっても大きく異なります。過去の実績で見てみますと、早いものは30~32日目あたりに産卵しています。中には21日目に産卵したものもいました。したがって、冬起こし後30日目を過ぎた以降は何時産卵があってもおかしくない状態と考えなければなりません。今年は、種魚のうち、1池分を先行グループとして、例年よりも約2週間早い1月5日に冬起こしをしました。その結果、このグループの冬起こし後の日数は既に26日経過しています。本音のところはこんな早い時期に産んでもらいたくないのですが、来月に入ったら、早起きし産卵の有無をチェックしていくつもりでいます。期待の雌魚の大半が含まれている本命グループ2池の今日時点での冬起こし後の日数は13日目です。したがって、こちらの産卵はまだまだ先のことと思いますが、1部の雌魚のお腹が既に柔らかくなっています。短期間で産卵する魚がいないとも限りませんので、こちらにも注意をしなければなりません。このような状態ですので、次の水換えの折に、雌魚20数匹全ての状態をチェックし、産卵が早いと思われる組とそうでない組に分けて種魚池の再編成を行おうと思っています。こうしておけば、産卵を見逃す確率も少なくなりますので、1つの方法だと思います。2月に入るといよいよ産卵に関することを考え、準備を行わなければなりません。冬起こし後の種魚たちの状態は順調ですが、これからも水換え(水作り)、餌やり、水温管理など手を抜かずにしっかりとやっていくつもりです。
2009.01.30
浜松らんちう飼育日記(2009.1.28)今日はまるで春 今日は3月の天候でした。早朝の気温は3℃でしたが日中の気温は高くなりました。風もなく暖かいので上着を1枚脱いで水換え作業を行いました。暖かい気候の中で、らんちうの元気な泳ぎを見ていると何もかも忘れてしまいますね。頭にあるのは冬を起こしてきて元気に泳ぐ明け2才の今年の成長と新しく生まれてくる新仔達の姿です。今日のように暖かいと水換え作業も楽ですね。水温調整も楽ですし、日の当たる場所なら、魚達を洗面器に入れておいておいても水温が下がらないので安心して作業が出来ます。
2009.01.28
浜松らんちう飼育日記(2009.1.27)七五三今日はこの時期としては暖かい1日となりました。今週末までは比較的暖かい日が続きそうです。早朝の気温は4℃、池の水温は17℃でした。今日の日中種魚池3池全てを水換え予定でしたが急用が入り、1池のみの水換えとなりました。明日も天候が良さそうなので2池の水換えを行う予定です。昨日は少し暗めの話を書きましたが、今日は明るい話を書きます。私には今のところ1人の孫がいます。その孫は女の子で、2月7日に満3歳の誕生日を迎えます。3歳になると一人前の話をするようになり、私に命令口調で話をすることもあります。今年は七五三で着物を着るんだと喜んでいます。産卵期が始まるとなかなかこの孫ともゆったりとは遊べませんが、それまでは童心に返り孫と遊ぼうと思っています。
2009.01.27
浜松らんちう飼育日記(2009.1.26)思わぬ出来事今日は朝から病院へ行ってきました。私は今までほとんど病気らしい病気はしてきませんでしたが、ここに来て少し治療を要する病気に罹ってしまったようです。この病気はつい最近分かったことなのですが全く予想をしていませんでしたので少々ショックでした。もう少し、検査を行わないと手術を要するか否かは決まらないのが現状です。しかし、そのことは別にして、今後もらんちう飼育は問題なく楽しめそうなので少し安心しています。これまでは、お世話になってきました会の運営などに少なからず係わってきましたが、当面は自分の健康を第一と考え、健康回復に専念するつもりでいます。今年からは、無心で、のんびりと、らんちう飼育を楽しみたいと思っています。これまでは、知らず知らず、少し忙しく過ぎたのかなと少し反省しています。さて、今日の朝は少し気温が低めでしたが、種魚池の水温は17℃を維持していました。魚の状態も良く、今のところ産卵期に向けて順調な歩みを見せてくれています。明日風が強くなければ、水換えを行う予定でいます。
2009.01.26
浜松らんちう飼育日記(2009.1.25)明け2才 今日は寒くなりました。早朝の気温は0℃で、庭の水が凍りました。冬起こしをした池の水温は昨日よりほんの少し低めで16.5℃でした。ヒーターを入れていても冷え込むと水温は少し下がります。ただ、この時期は16~17℃あれば良いと思っていますので、何ら影響はありません。さて、今日は今年2才魚(会用)として秋まで育て上げていく魚について少し書いてみます。今年の明け2才は現在約40尾飼っています。この中には、種魚としての役目のみの魚も含まれており、会用として飼ってみたいものは30尾もいません。今の予定ではこの30尾ほどを飼ってみて、2才魚としての本領を発揮し始める夏ごろに15尾程度残すことが出来れば有難いと思っています。今年の我が家における2才魚の飼育方法の大枠について、下記に少し纏めてみます。1.1月中旬~4月下旬(1) 現在、2才魚は種魚と一緒の池で飼育しています。この期間は 種魚と全く同じ飼育方法で何ら変わることはありません。したがって、 雌には種魚と同様に産卵をさせます。産卵期には餌の量は少なめ なので2才魚もこの期間は目だって大きくはなりません。(2) 通常、我が家の産卵期は3月の彼岸前後に終わります。産卵期 の終わった2才魚は種魚と共に、4月下旬まで約1ヶ月間、ゆっくりと 休養させます。この休養期間は、産卵行為を極力抑えるための飼育 方法をとります。具体的には、飼育水は青水とし、水換えの間隔を 出来るだけ長くし、水温は低目とします。又、餌はほとんど与えない くらいに減らします。水温が高く、餌が多いと産卵は何時までも続いて しまいます。この期間はこのような飼い方をしますので、2才魚の成長 は微々たるものです。痩せなければ良いといった程度に考えています。2.5月上旬~7月下旬(1) この期間は、2才魚としての本格的な飼い込み期間です。5月の 上旬以降は、1池あたりの飼育数を成長にあわせ思い切って減らして 行きます。5月の頭には10尾前後で飼い始め、6月の下旬には5~6尾 にまで減らしています。飼育水は薄めの青水です。水換えは水の汚れ 具合いによりますが、4~5日に1度です。餌はペレットと赤虫です。 餌の与え方としては、1回あたりの量を少なくし、回数を多くします。 天候とか時期によりますが、日に5~7回程度に分けて与えます。(2) この期間内は2才魚を会用のサイズに育て上げることを主たる 狙いとしますが、急激に大きくし過ぎてはバランスを壊しますので、 魚ごとの育ち具合にあった飼い方をしなければなりません。又、色彩も 鮮やかなものにしたいので、いろいろと工夫をしなければなりません。 このあたりのことについては、今日は書ききれませんので、別の機会に 追々書いて行こうと思います。3.8月上旬~出品時期(1) 我が家の2才魚は、通常7月末までに出品魚として充分なサイズに なっていますので、8月以降は出品に向けての仕上げ期間となります。 飼育水はこの期間も青水が主体です。秋に向けて気温が下がるにつれ 青水の濃度は上げていきます。餌を与える量や回数は個々の魚の 状態や気象条件を考えながら決めていきます。水換えのサイクルは水の 汚れ具合や青水の出来具合を見ながら決めます。(2) この期間に、飼育上留意するのは魚のバランスを整え、色彩の 鮮やかさを保つことです。それにも増して、留意しているのはこの時期に 病気にさせないということです、8月の中旬以降は気候の変化が大きく なり、油断をしていると直ぐに病気に罹ってしまいます。 大会が近づいた この時期に病気をさせ長引かせてしまいますと、魚のは持てる力を充分に 発揮してくれません。そうなると1年間の苦労を棒に振ってしまいますので くれぐれ肝に銘じておきたいものです。
2009.01.25
浜松らんちう飼育日記(2009.1.24)イカリ虫 昨夜からの雨が止み、今日明日と晴れた良い天気になりそうです。今朝の気温はそれほど下がらず4℃でした。明日からは早朝の気温は氷点下になりそうです。この寒さで、日本海側の皆さんは雪で大変だと思います。親しくしている何名かの愛好家が石川県に住んでおられますがらんちうの冬起こしどころではありませんね。そんな中、このブログでは毎日のように我が家の冬起こしの状況を書き続けております。気象条件の差とは言え、季節違いの大きい話題ばかりで申し訳けございません。さて、今日の早朝の種魚池の水温は3池全て17℃でした。1池は冬起こし後(最初に餌を与えたから数えて)今日で20日が経過します。後の2池は7日が経過します。これから最初の組が30日目を経過する節分の頃までは、現在の飼育方法と基本的には同じで行こうと思っています。具体的には早朝の水温は17℃、餌は小粒のペレットを主体に日に2回、水換えは3~4日に1度の割合と言ったところです。さて、種魚たちの状態ですが、最初の組は体力を完全に取り戻し、雄は雄らしく、雌は雌らしい状態になってきました。雌の腹がふっくらとして春真っ盛りの状態に近づきつつあります。もう一方の2池は冬起こし後1週間が経過したところなので、動きが良くなり餌も良く食べるようになりましたが、まだ体力は元の状態に戻っていません。後2週間ほど掛かるように思います。昨日、1つ驚いたことがありました。昼間はまだ雨が降っていませんでしたので、種魚を洗面器に掬い眺めていましたら1尾の鱗3箇所が赤く腫上っているのに気がつきました。見た瞬間、鰓病でないことには直ぐ気がつきましたので、鱗の状態を細かく観察してみましたところ、イカリ虫が入っていました。冬眠前に1度予防の為の殺虫処理をしたので、あまり考えられないことですが、池を移動したりしましたので、こんなことが起きたのだと思います。イカリ虫にやられているのはこの1尾のみです。今日にでもリフィッシュを投入しようと思います。
2009.01.24
浜松らんちう飼育日記(2009.1.22)のんびり 今日も朝から曇り、夕方より雨に変わった。今日の午後は近くに住む孫(まもなく3才になる女の子)が遊びに来てくれた。毎週1~2回遊びに来るが、今日は昨日に引き続き遊びにきた。2時間ぐらいであるが孫の笑顔や遊びを見ていると穏やかな気持ちになる。退職後らんちう飼育に没頭する日々を過ごし、その楽しみを満喫しているが、家族との日々の生活の有難さも感じることが出来るのは幸せなことである。これからも好きならんちう飼育を楽しみながら、ゆったりと過ごしたいと思っている。今日は少し爺くさい話になったが、忙しくなると池の水換えをしながら、孫と話を済ましてしまうほどのらんちう馬鹿になってしまうのだからあきれた人間である。昨日水換えをした3池の種魚は皆元気に餌を食べ泳ぎまわっている。その泳ぎ方も日増しに活き活きとした様子に変わってきた。池の水温は早朝で16℃~17℃で、餌は日に2回与えている。
2009.01.22
浜松らんちう飼育日記(2009.1.19)選手層の厚さ 今日の日中は曇りで、夕刻より雨になっています。日中気温が高くなってから種魚池3池の水換えを行いました。1月の上旬に冬起こしした池は今日で2週間一寸が経過しました。2週間も経つとほとんどの種魚は、雄は雄らしく、雌は雌らしくなってきましたが、2尾ほど心配な魚がいます。どちらも雄ですが、他の雄魚に比べて、追星がはっきりしなかったり、小さいのです。冬眠前にははっきりと追星が出ていましたし、液が出るのを確認していますが、今のところ中性ではないかと疑いたくなるほど雄の特徴がはっきりしません。この2尾の内の1尾は雄の主力組に入っていますので少し心配しています。まだ産卵期までは時間的余裕があり、これから本性を見せてくれると思いますので気長に見守りたいと思います。いずれにしても、種魚にはいろんなことが起りますので、ある程度多目に残しておくことが大切だと実感しています。そのような意味ではサッカーや野球チームの選手層の厚さに似たところがあるように思えす。
2009.01.21
浜松らんちう飼育日記(2009.1.20)太らせ過ぎは禁物今日は曇り空、日が出ないので日中の気温は低くはないものの、それほど池の水温は上がりません。早朝の水温は16℃ありましたが先ほど昼前の水温は17.5℃程度でした。太陽が出ておれば、通常3℃くらい水温が上がるものですが、曇っているとそこまでは上がりません。それでも風がないので、種魚池3池の蓋を開け魚の泳ぎを楽しんできました。皆元気に泳いでいます。あまりに元気なので、餌を多目に与えてしまいそうです。いつも書きますように、産卵期前の餌の与え過ぎは禁物なので、控えなければなりません。やはり、この時期は種魚ですから大きくすることよりも、良い産卵状態に持っていくことを優先しなければなりません。
2009.01.20
浜松らんちう飼育日記(2009.1.19)冬起こし2題今日は暖かい1日で、早朝の気温は春の高さでした。既に冬起こしした種魚池(3池)の水温はいずれも16℃ありました。昨日から餌を与え始めた池の魚たちも今朝は争うように食べ始めています。このように、我が家では早々と冬起こしをしましたが、今日はこの冬起こしに関連した話を2題書いてみたいと思います。1.雄種冬起こしの先行について 1) 我が家では種魚は雄魚、雌魚を一緒にして冬眠させ、同時に冬起こし をする方法を長年続けてきました。しかし、今年は交配時に主に使いたい 雄のみを雌に10日ほど先行して冬起こしをしました。 2) 過去の産卵期の早い段階において、期待する雄がタイミング的に 遅れて間に合わなかったことが何度かありました。そのタイミング的に 間に合わなかった雄も何日かして使えるようになったことも何度か経験 しました。したがって、今年は、雌達が一番仔を産卵する時期に雄達が 間に合うように先行して冬起こしを試みたわけです。先行日数を10日と したのは1番仔と2番仔の間隔が概ね10日間だからです。 3) 主力となる雄魚を先行するための準備として、昨秋にこの雄魚たちと 2軍の雌魚を同じ池で冬眠させ、一方、主力の雌達は2軍の雄魚たちと 一緒にして冬眠させておきました。これらの組は数が多かったので2池に 分けてあります。これら3池に分かれている種魚たちは鰓病等に対する 免疫体が同じにしてありますので、産卵時にどの池に入れ換えても先ず 心配のない状態となっています。今回の試みの結果がどうなるか分かり ませんが、いろいろとトライしてみることが大切だと思っています。何年 たっても分からないことが次から次へと出てくるものです。 2.冬起こしの時期について 1) このブログをお読みの多くの方は、我が家の冬起こしの時期が早いと 感じられておれれるように思います。我が家でも5~6年くらい前までは 2月上旬~中旬の時期に冬起こしをしていました。その時の産卵時期は 3月の下旬から4月の上旬でした。しかし、年によっては最初の産卵が 4月中旬以降になることがありました。我が家の育て方では遅くとも4月の 上旬には採卵を終えておきたいのです。したがって、目標産卵時期を 3月上旬とし、その時期から逆算して1月の中旬に冬起こしを行うように なったのです。 2) 冬起こしを2月の中旬頃に行っていた時期の冬起こし~産卵の時期 までの間隔は30~35日ぐらいでした。しかし、1月の上旬に冬お越し するようになってからは40~40日ぐらいになっています。すなわち、 1月に冬起こした場合は2月に比べて約10日間長くなっているのです。 この原因は実ははっきり掴んでいません。冬起こし後の水温の状態、 もしくは産卵時の水温の状態のいずれかに違いがあるのではないかと 想像しています。今年は1つの試みとして、冬起こし後の水温を昨年に 比べて平均約1℃ほど高めに設定してみました。我が家の産卵期は早朝 で18℃以上にはしませんが、その18℃に持っていく過程で少し温度を 上げてみるということです。これもどのような結果になるのか分かりません が、1つの試みとしてトライしています。ここ数年の産卵実績は幸い良い のですが、少しでも良い成果に繋がるよういろいろと試みている次第です。
2009.01.19
浜松らんちう飼育日記(2009.1.18)情報交換今朝は少し雲は出ているが晴れている。今日は徐々に天候が崩れ夜には雨が降るらしい。今朝の種魚池の水温は15~16℃であった。1昨日ヒーターを入れた池の魚の動きが活発になってきたので、今朝極少量餌を与えた。冬起こし後、最初の餌なので柔らかめのものを与えた。あと2日もすると更に魚の動きが良くなってくるのでその頃最初の水換えをしようと思っている。3池に分けた約40尾の魚の泳ぎを毎日観るようになると春を感じるようになってきた。実際はこれから1ヶ月以上はまだ寒いのであるが、我が家の池は既に春の季節に入った。今日は錦友会の役員会が開催される日である。今日も多くの人が集まるので、冬起こしのことなどについていろいろと話が出ることであろう。楽しみである。
2009.01.18
浜松らんちう飼育日記(2009.1.17)産卵期までの飼育管理今日は晴れて、風もなく良い天候になりました。早朝の気温は3℃で久しぶりに庭の水が凍りませんでした。予報ではこれから1週間ほど寒さは和らぐようです。昨日の日中に冬起こしの準備を行った2池の水温は15℃にまで上がっていました。魚状態は良く中層を元気に泳ぎ始めています。5日に冬起こしをした1池(他の池より12日先行)の魚は元気そのものです。昨日冬起こしした魚には明日から餌を与え始める予定でいます。今回もペレットを粉末にし水で溶かし団子状にしたものから与え始めます。最初の1池は既に小粒のペレットを与えています。これで我が家の種魚は全て冬起こししましたので、3月上旬の産卵時期に向けて、種魚たちの日々の飼育管理が本格的に始まります。この期間の大間かな飼育計画を書いてみます。1.水温管理 1) 1/18~1/27(10日間)・・・15℃~16℃(早朝) 2) 1/28~2/6(10日間)・・・16℃~17℃ 3) 2/7~2/16(10日間)・・・17℃~18℃ 4) 2/17(31日目) ~ ・・・18℃ 5) 産卵期を迎えた時には産卵池の水温を3℃ほど上げます。2.水換え 1) 水の汚れにもよりますが3~4日に1度の間隔で行っていきます。 2) 飼育水は薄めの青水とし、産卵期に向かって徐々に薄めに します。3.餌さ 1) 最初の数日は柔らかめの団子(上記)を与え、その後は小粒の ペレットを与えます。 2) 産卵期が終わるまでは、餌の与え過ぎは産卵に良くないので 少なめに与えていきます。 3) 冬起こし後1ヶ月を過ぎた頃から主力の雄を雌から切り離し 餌を少なめの状態で飼育して行きます。むしろ、この時期から 雄は空腹に近い状態で飼育します。一方、雌を中心としたその他 の魚には普通の状態で餌を与えていきます。但し、過食はさせません。4.その他 1) 冬起こし後2週間を経過した以降、3池にいる種魚達を時々 入れ換え、どの魚を同じ池に混ぜても問題のないように慣らします。 昨年の秋に何回も入れ換え慣らしていますので、問題はないと 思いますが再確認をしておく為のものです。 (注) 昨年の秋、鰓病等に対する免疫体を同一レベルにしていない 場合はこのような事は決してしないで下さい。春先の鰓病は 非常に直り難いものです。 2) 冬起こし後1ヶ月を経過する頃には、何時産卵があっても良い ように種魚池は早朝に覗くようにします。又、常日頃魚の状態(動き) を良く観察し、産卵期の到来タイミングを読み取るようにします。 我が家の一番仔の産卵ピークは冬起こし後凡そ40日前後です。 しかし、中には30日前後で産卵する魚もいます。水温管理や 餌の与え方等が同じであっても、魚の個体により産卵時期の早い 遅いは異なります。
2009.01.17
浜松らんちう飼育日記(2009.1.16)2池冬起こし今日の朝も気温が低く、庭の水が凍りました。早朝の気温は零度、池の水温は6℃、冬起こしした池の水温は16℃でした。今日の日中は比較的暖かく風も強くなかったので、2池の種魚池にヒーターを入れました。これで3池全ての種魚が冬眠明けしました。今日冬起こしした2池は主に雌種の主力が入った池です。この雌種の相手となる雄種は10日ほど前に既に冬眠明けしています。今日冬起こしした池の魚には2日ほど後に餌を与え始める予定です。水換えはその後に行う予定です。10日前に冬お越しした先行組は既に勢いを取り戻し餌を探し回っています。今回の寒波も来週は少し和らぐようで冬起こしのタイミングとしては良い時だと思います。
2009.01.16
浜松らんちう飼育日記(2009.1.15)延期今日は風邪が非常に強い1日とないました。我が家の西側には家が建っていませんので風がまともに吹き付けます。したがって、本日予定していた種魚本体の冬起こしは明日に変更しました。予報どおり明日風が弱ければ2池の水温を上げる予定でいます。既に冬起こしした池の種魚たちは完全に春モードになっています。体力的には昨秋の状態に戻りつつありますし、雄雌の特長がはっきりとするようになってきました。雄の追星がはっきりとし、雌の腹の大きさが元に戻り卵管の先が飛び出してきました。冬起こししてから10日ですので雌のお腹はまだ柔らかくはありませんが、明らかに早春を感じている状態になっています。今日の早朝の気温は0℃、池の水温は6℃、冬起こしした池の水温は16℃でした。
2009.01.15
浜松らんちう飼育日記(2009.1.14)この時期の水換え今日は晴れて風がほとんど吹いていないので、外に出ると非常に気持ちの良い日となりました。先ほど昼食前に冬起こしした池の水換えを行いました。水換え時の水温は18℃、水道水は14℃でしたので、15Lバケツ2杯の温水を加えました。水換え時の新水として水道水を直に使いますので気をつけている点が3っほどあります。塩素を抜くこと、水温を合わせる、酸素を加えることです。塩素にはハイポを加えますが、冬場は規定量の1/2にしています。水温はボイラーで加熱した温水を加えますが、加えた後充分に掻き混ぜることが大切です。汲みたての水道水と温水では酸素量が少なめですので、エアーを充分に加えるようにしています。これらの点に気をつけて水換えすれば、水換え直後から魚たちは直ぐに新水に馴染んでくれます。
2009.01.14
浜松らんちう飼育日記(2009.1.13)寒気 今日も朝から晴れてよい天候、ただこのような寒波が来ているときは風が非常に強い。早朝の外気温は2℃、池の水温は6℃であった。既に冬起こしをしている池の水温は16℃と設定した値となっている。15~16日あたりには他の種魚たちも冬起こしを予定している。したがって、これから水温を上げる為のヒーターの準備を行おうと思っている。2月の下旬から3月の上旬頃の産卵を目指してゆっくりと準備を始めたい。
2009.01.13
浜松らんちう飼育日記(2009.1.12)冬季の日曜日今日も寒くなりそうです。今回の寒波は今週いっぱい続きそうです。早朝の気温は1℃、庭の水が厚く凍っていますのでもっと低いのだと思います。冬眠明けしている種魚が入った池は16℃です。冬眠明けしてから1週間が経過しました。次のグループも今週にはいよいよ冬眠明けです。昨日はらんちう関係の役員会で名古屋に出かけてきました。1月~3月に掛けてはらんちう関係の役員会や総会などが毎週のように開かれます。来週日曜日には私が加入している錦友会の役員会が開かれますし、その後には同好会の新年会が開催されます。
2009.01.12
浜松らんちう飼育日記(2009.1.10)水換え出来ず今朝は晴れてはいたものの、強い風で天候の変わり目を感じさせました。早朝の気温は5℃でしたが、風があり体感的には寒く感じた1日でした。冬起こしした種魚たちは非常に元気で池の中は春そのものを感じさせます。今日は水換え予定日でしたが、風が強すぎて延期せざるを得ませんでした。残念です。しかし、まだこの時期なら少しぐらい遅れても問題はないと思います。これから1週間ほど寒さが厳しくなるようですが、風のない日を見つけて水換えを行わなければなりません。他の池にいる冬眠中の魚たちもあと数日で冬起こしの予定です。
2009.01.10
浜松らんちう飼育日記(2009.1.9)山は雪今日は久しぶりに雨、北の山では雪になっているらしい。早朝の気温は5℃、池の水温は7℃であった。冬起こしした池の水温は16℃であった。ヒーターを入れたのが3日、餌を与え始めたのが5日で、餌を与え始めた日からカウントして、今日で5日目になる。種魚たちはこの水温帯に慣れ、春を感じ始めているように思われる。水換えをしてから今日で3日になるが、青水の状態が丁度良くなっている。明日にでも2回目の水換えを行おうと思っている。餌の食いが良く消化も良いようなので、今日あたりから昼にやる餌は細かいペレットに変えて見るつもりでいる。
2009.01.09
浜松らんちう飼育日記(2009.1.8)餌を2回 /日今朝は曇りがちであったが、気温は7℃と非常に高かった。冬眠中の池の水温は10℃もあった。冬起こしした池の水温は16℃になっていた。朝の気温が高かったので、設定温度より1℃高めになった。今日から餌を2℃与えることにした。午後2時に2回目を与えたがその時の水温は19℃であった。餌を与え始めてから今日で4日目になるので餌の食いも活発になってきた。今日当たりは池の蓋を取るとらんちう達が一斉に寄ってきて餌を待つようになった。このような活発な動きを見るとついつい餌の量が多くなり勝ちであるが充分に注意しなければならない。産卵期を迎えるまでは太らないようにしたいものである。特に、冬起こししたグループは雄を主体としたものなので太りすぎは禁物である。主力の雌種が入った2池の冬起こしはあと1週間も経ったあたりで行おうと思っている。
2009.01.08
浜松らんちう飼育日記(2009.1.7)これで冬眠明け 今日も晴れてよい天候になりそう。ただ、午後から曇り始め夜には雨が降るそうだ。降れば今年初めての雨となる。早朝の気温は昨日よりも下がり2℃、冬眠中の池の池の水温は6℃、冬眠明けの池は15℃であった。昨日の日中は気温が上がり暖かかったので、冬起こし後初めての水換えを行った。水換えを行った時の気温は13℃と高く風もなかったので水換えには好条件であった。水換え時の水道水の温度が14℃もあったのでバケツ1杯の温水を加えるだけで水温調整が出来た。水温を上げた以降は青水の出来が早くなるので、青水の戻しは洗面器に2杯分と少なくした。水換え後の魚は水質が一気に変わったので最初少し戸惑っていたようであるが、少し経つと目覚めたように活き活きと泳ぎ廻っていた。周りの池はまだ冬眠中であるが、この池だけは早や春がきたようである。画像: 冬眠明け後初めての水換え 水換え前は青水の中で、種魚たちが薄っすらと見えるだけであったが 水換え後は久しぶりにすっきりとした姿を眺めることが出来た。この 写真を撮った後、青水を洗面器2杯分戻した。
2009.01.07
浜松らんちう飼育日記(2009.1.6)冬起こし時の水換え 今日も晴れて風が吹いていない穏やかな日となった。早朝の気温は昨日と同じ5℃、池の水温は8℃、冬起こしした池の水温は15℃であった。冬眠中の種魚たちは中層で静かにしているが、冬起こしした池の種魚たちは元気に餌を求めて池底を突いている。今日も練り団子を少量与えた。昨日から餌を与え始め、まだ2日目なので与える量は少量である。与える回数も朝1回である。餌を与え始めてから1週間も経てば朝と昼の2回与えようと思っている。その前に最初の水換えをしなければならない。やはり、冬起こしと言うのは水換えをして初めて魚が目覚めるように思っている。人によっては冬起こしと同時に水換えを行っている。我が家では、上昇した水温に2~3日慣れさせてから水換えをするようにしている。
2009.01.06
浜松らんちう飼育日記(2009.1.5)餌は団子ほとんどの企業は今日から仕事始めだと思います。昨日までに比べて車の動きが多いようです。今日も晴れて風が全くと言っていいほど吹いていません。早朝の外気温は5℃とこの時期にしてはやや高めです。池の水温は、冬眠中の池が8℃、冬起こしした池が15℃になっています。早朝の水温が15℃になりますと日中は18℃になります。当面この水温帯で行ってみようと思います。この水温はこの地方の早春の水温帯になると思っています。今日から餌を与え始めました。餌はペレットをミキサーで磨り潰し細かい粉にしたものを水で練って団子状にしたものです。冬眠後初めての餌なので消化の良いものと考え、このような餌にしました。与えた餌の量は極少量です。これから日数を掛けて徐々に増やしていく予定です。ただ産卵期を迎えるまでは控え目に与え種魚が太りすぎないよう注意するつもりです。
2009.01.05
浜松らんちう飼育日記(2009.1.4-NO.2)冬眠明け直後の種魚たち(画像)冬眠明けした種魚たちです。昨日3池ある種魚池の1池を冬起こししました。昨日ヒーターを入れたときは日中で10℃(早朝7℃)でしたが、1日経った先ほどの水温は17℃(早朝14℃)になっていました。水温が上がったので今日は活発に泳いでいます。明日から餌を与え始めますので、洗面器に掬い体調のチェックをしました。全ての魚が2ヶ月間の冬眠中何も食べていませんので少し痩せたように思いますがいずれの魚も非常に元気なので安心しました。これなら明日から問題なく餌を与えることが出来ます。水換えは2~3日後に行おうと思っています。画像: 冬眠明けの種魚たち 昨日から水温を上げ始めましたが、まだ飼育水は冬眠中の青水のまま です。種魚たちは思ったほど痩せてはいませんでした。水深は約20cm まで浅くしてありますが、写真中央の白い円形のお皿(魚だまり)のところ は約25cmの深さがあります。これらの魚は全て明け才で体調は13~ 15cmです。
2009.01.04
浜松らんちう飼育日記(2009.1.4)14℃ 今日は正月続きの日曜日で、車の通りが少なく静かな朝を迎えている。このところ、吹き荒れていた空っ風は今朝静まり返っている。聞こえるのは雀達の鳴き声だけである。早朝の外気温は4℃で池の水温は7℃であった。冬眠中の魚たちは中層でゆっくりと泳いでいる。冬眠中は青水をほとんど掻き混ぜていないが今のところ状態は良く、魚が見えるか見えない程度の丁度良い色をしている。現在冬眠中の魚たちもあと10日すると冬起こしを迎える。昨日の日中、種魚1池の冬起こしの準備を開始した。作業を行った午後2時の水温は10℃であった。水換えはせず、青水の中に200W(サーモなし)と300W(サーモあり)の2本のヒーターをセットした。セット後、池の蓋は閉め保温性を高めた。今朝、この池の水温は14℃まで上昇していた。明日の朝には予定の15℃になりそうだ。水温が14℃になると魚の動きは一気に良くなる。餌は今日は与えず、明日から少しづつ与えるつもりでいる。餌を与える前に、10数匹いる種魚を洗面器に掬い1尾1尾体調をチェックしてみるつもりでいる。その作業は今日の日中に水温の上昇具合を見ながら行おうと思っている。多分、体調には何ら問題はないと思うが、おかしいところがあれば、餌を与える前に治しておきたい。
2009.01.04
浜松らんちう飼育日記(2009.1.3)雄種の冬起こし今年に入って3日目、良い天候が続いています。雲のない真っ青な空です。しかし、朝から風が強く今日も遠州の空っ風が吹き荒れそうです。早朝の気温は4℃で昨日よりやや高めです。池の水温は7℃です。さて、今日は昨日書きました主力雄種の入った1池の冬起こしの準備をする予定です。蓋を開けるのが困難なほど風が強ければ中止しますが何とかなるような気がします。冬起こしの準備といっても池にヒーターをセットするだけですので直ぐに終わるような作業内容です。今回の冬起こしの概要は次の通りです。1.冬起こしの時期(1) 今春も例年通り、一番仔産卵のピーク時期を3月の上旬に 設定しています。我が家の過去の実績では冬起こししてから 産卵ピーク時にいたるまでの期間は約1.5ヶ月です。したがって、 冬起こしの時期は1月の中旬になります。今年も種魚の大半は 1月の15日前後に冬起こしの予定です。(2) ここ数年、産卵期が始まる時期に、雌に比べて雄の状態が 遅れ気味でした。したがって、今年は雄の主力グループが入った 池のみを10日先行して冬起こしします。1月5日から餌を与え 始めます。尚、冬眠期間は既に2ヶ月を超えています。2.冬起こしの方法(1) 1月3日 1) 通気の為、かましている角材を取り去り、蓋を閉めます。 蓋を閉めるだけで水温は2~3℃上がります。 2) ヒーターをセットします。200W、300W(サーモセット)の 2本を使用します。上限は15℃にセットします。尚、ヒーター は外気温により、2本を組み合わせて使っていきます。暖かい日 には1本で充分な場合もあります。 3) ヒーターをセットしてから2~3日程度で15℃になるはずです。 池が屋外にあり、コンクリート製のため温まるのに時間が掛かり ます。ただ一旦温まれば急激に下がらないのは良いところです。(2) 1月4日 1) この日は魚の状態と水温の上昇具合をチェックするだけです。 多分、水温は早朝で10℃程度になっていると思います。(3) 1月5日、6日 1) 順調に行けば、水温は13℃~15℃に上がると思います。 2) 日中の暖かい時間帯に、餌を極少量与えます。餌はペレット をミキサーで細かい粉末にしたものを水で練って団子にしたもの です。(4) 1月7日 1) 日中の暖かい時間帯に水換えを行います。冬眠中1度も水換え していない濃い青水から、薄い青水状態にします。したがって、 ほとんど全換えの状態です。更水に青水を洗面器数杯分を戻すと 薄いお茶の色ぐらいになります。 2) 餌は水換え後に少量与えます。当面、練り団子のままです。(5) 1月8日~ 1) 餌は同じものを与えますが、約1週間ほどは極少量です。 食い具合を見て、少しづつ増やしていきますが、与えすぎには 注意します。与えすぎは産卵に良い結果をもたらさないと思います。 2) 水換えは当面3~4日に1度の割合で行います。水温を上げ、 水換えを繰り返すことにより、魚たちは春を感じ産卵時期に向かって 行きます。水温は約10日間15℃をキープし、その後、2℃程度 上げる予定です。産卵時期には18℃程度にする予定です。
2009.01.03
浜松らんちう飼育日記(2009.1.2)先行ランナー今日も寒い1日になりそうです。早朝の気温は2℃ですが、庭の水が凍っていますので場所によっては0℃前後になっていたようです。池の水温は6℃です。日中は昨日に引き続き、晴れた良い天候になりそうです。さて、今年の冬起こしですが後2週間程度に近づいてきました。昨年とほぼ同じような日程で行うつもりでいますが、今年は昨年の経験を活かし、雄種を雌種に比べて約1週間先行して起こそうと考えています。昨年は1番仔産卵時に間に合わなかった雄が約10日後の2番仔産卵時から活躍してくれました。我が家では1番仔、2番仔を非常に大切にしていますので、早い時期から出来るだけ一番気に入った雄雌の組み合わせで交配したいのです。雄のエースがだめな時は2番手、3番手を使いますが出来れば肝心な時にエースを使いたいものです。我が家では昨年に限らず、産卵期を迎える準備が、雄の方が遅い年が多くありましたので、今年早めてみる気になったのです。これで解決するかどうか分かりませんが、このことによる弊害はあまりないと思いますので、今回トライしてみることにしたのです。昨年の冬眠入り前の池分け時に、今回のことを前提に魚のグループ化をしておきましたので、1池を先行することはいつでも出来るようになっています。主力の雄群に2軍の雌群を加えたグループを1池分作ってありますのでこの池を先行させればよいのです。尚、主力の雌群たちが入る他の2池は先行グループの後10日遅れで起こしますが、先々は産卵時の組み合わせを考えたグループに組み換えする予定です。天候にもよりますが、先行グループの池は明日にでも冬起こしの準備を行おうと思っています。我が家ではいよいよ今シーズンの始まりです。年明けそうそう我が家の慌しいスケデュールを書き始めましたが、このブログをお読みの初心者の方は慌てないで下さい。我が家の産卵スケデュールは一般的な時期に比べて約1~2ヶ月早めです。一般的には早くても2月遅ければ3月の冬起こしでも大丈夫だと思いますし、日々の作業や管理も楽だと思います。
2009.01.02
浜松らんちう飼育日記(2009.1.1) あけましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 日本晴れの空で、新年最初の日を迎えました。風もなく静かな朝です。寒いせいか、いつも聞こえる小鳥のさえずりも少なめです。初詣には深夜に妻と帰省中の息子の3人で、近くの神社に出かけてきました。今朝の気温は2℃で、水温は6℃でした。らんちう達は中層以下の所で静かにしています。正月の内は気温が低いので、充分に「寒」を感じるのだと思います。3が日があけたら冬起こしの準備にぼちぼちとかかるつもりでいます。今春は主力の雄が入っている池の冬起こしを他の池より10日ほど早めるつもりでいます。今年もいろいろと工夫を重ね、良い成果が得られるよう頑張りたいと思います。近いうちに、今春の冬起こし計画などについて詳しく書いてみるつもりでいます。
2009.01.01
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