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♪ 猛暑日のマスクあやなしいつしらに空かき曇り花火沈まむ ヒトの胚性幹細胞(ES細胞)からつくった免疫細胞「キラーT細胞」を活用した、新型コロナウイルス感染症の治療薬の開発に世界で初めて成功した。30日、京都大と藤田医科大、大阪大学、国立成育医療研究センター研究所との共同研究チームが発表。5年後の実用化を目指している。 キラーT細胞は、ウイルス感染細胞を殺傷する能力がある。開発した製剤は、あらゆる細胞に変わるES細胞を使い、コロナに感染した細胞を感知する機能を持たせた遺伝子を組み込んでキラーT細胞を作製。患者に点滴で投与し、感染細胞を死滅させる。 研究では、ES細胞から作製したキラーT細胞とコロナに感染したことを想定した肺の組織細胞を同じ環境で培養したところ、12時間後にコロナに感染した想定の細胞が9割ほど死滅した。 河本教授は「十分に機能を評価できた」と話し、特許を出願。 他人由来のES細胞を患者に投与すると拒絶反応が起きるため、拒絶されないように遺伝子を改変した。副作用の可能性は低いとし、将来的に500万~1千万円で製品化を目指す。 河本宏教授と作成したキラーT細胞 新たな変異株が現れるとワクチンで獲得した抗体は効果が小さくなるのに対し、キラーT細胞は「すべての変異株に効く」(河本教授)。今回の技術を使えば、新たなウイルス感染症が流行した場合でも100日以内に治療薬をつくることができるという。 iPS細胞を使わなかったのは、特許料がべらぼうにかかるので使えなかったため。河本教授は、「ウイルスの流行初期に亡くなる人を防げる可能性がある」と話している。 いよいよ日本の細胞医療技術が本領を発揮することになった。嬉しいことです。 現在、新型コロナは国内で11度目の流行期を迎え、重症化リスクの高い患者は一定数いる。同大で対象となる患者は年間10人以上おり、川瀬孝和准教授(藤田医科大・血液内科)は「従来の治療薬だけでは重症化を防げないこともあり、新たな製剤への期待は大きい」と話す。 藤田医科大は、流行初期から新型コロナ患者を受け入れるなど臨床データが豊富にあり、細胞を培養して製剤をつくる専用施設を持つ。同大血液内科で27年度から始める臨床試験は、免疫が低下したがん患者がコロナに感染して重症化した場合を想定する。「キラーT細胞」 一度感染したウィルスなどを記憶して、次に同じものに出会った時に効果的に対応できる等にする「獲得免疫」で働くリンパ球の一種。ウィルスに感染したり異常があったり他の細胞を特定して殺傷する能力を持つ。表面に「受容体」という目のような働きをするタンパク質がついていて、ウィルスなどの異物を認識する。細胞傷害性T細胞ともう。 以上、中日新聞より抜粋 新型コロナ患者数 11週連続増加。これまでもお盆明けが感染拡大のピークだったことを踏まえると、今後も感染者が増えることが見込まれる。「以前は医療費は公費でまかなわれていたが、今は患者自身の支払いになっているため受診を控えている人がいる可能性がある。患者数は実際にはもっと多いのではないか」との指摘も。 オミクロン株の1種の変異株「KP.3」 従来のウイルスよりも過去の感染やワクチンによる免疫を逃れる能力が高いことが分かっていて感染力がやや強いという報告もある。日本だけでなく、欧米などの北半球で流行の主流になっている。 症状は、発熱やのどの痛みなど、一般的なかぜに似ていて区別がつきにくい。 カミさんの勤めている歯科医院のスタッフの家族が罹ったという話を聞いたばかりだ。 医師は「これから夏休みに入り人との交流の機会が増える。手洗いや換気、せきがある場合はマスクを着用するなど、混んでいる列車の中などの場面に応じて基本的な感染対策を徹底してほしい」と。高齢者は疑わしい症状があれば早めに医療機関を受診する方が良さそうだ。 この暑い中でもけっこう皆さんマスクをしているので感心する。私には絶対に無理だ。
2024.07.31
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自分のブログ日記が、いつ何を書いたのか分からなくなってしまう。それで読み返すことができるようにと、アーカーブを設けてみました。 ■男性ホルモン テストステロンの意外な働き(2018.10) ■焼酎のお湯割り そのすばらしい効果(2021.11) ■100歳まで生きる? 100歳人口50万人(2018.01) ■嚙むこととセロトニン その効果(2018.08) ■インターバル速歩とミトコンドリア(2016.04) ■筋肉と若返り 刺激すること(2017.09) ■体外受精児71万人(2021.10) ■細胞と新陳代謝 常に新しく(2016.02) ■筋トレとマイオカイン そのすばらしい働き(2023.08) ■赤ワインと長寿(サーチュイン)遺伝子(2014.10) ■高めの血圧を酢で下げる(2019.06) ■歯周病菌と認知症 腔内フローラ1000億個(2018.04) ■健康食品の危険性 いかがわしいものが多い(2018.01) ■「ゆびのば体操」便秘が治った?(2021.03) ■この小さき悪魔 尿路結石(2011.07) ■遊びと前頭葉 感情や思考の発達を促す(2019.12) ■「自分をさらけ出してしまう」(2016.04) ■男と女の間には・・ ブラキストン線(2014.12) ■不自由バンザイ! 制約バンザイ!(2016.06) ■女それから男(2016.06) ■「輝ける闇」(2017.01) ■左手を使えるようになって(2020.03) ■歩くことの効用を再認識 ホモ・モビリタス(2021.12) ■自然有機還元葬 私は大賛成(2023.02) ■自分の感受性くらい自分で 茨木のり子(2020.10) ■今こそ変わるべき 人がロボット化する前に(2022.03) ■「前後際断」に生きる(2021.04) ■現実逃避が癖に登山を(2019.10) ■個が強烈に個でいられる マノリティの境地(2020.05) ■人は一人では生きてゆけない(2021.11) ■独りぼっちを「悪」だと思うのは良くない(2021.01) ■英会話は習うより慣れ 会話文型60パターン(2018.05)
2024.07.30
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♪ 口喧嘩していることを良しとして真っ赤な夏を楽しんでいる 暑い今は早朝にウォーキングに出るようにしている。3日前も今朝も、5時20分ごろだった。猛暑を思わせる太陽がすでに昇っていて、鋭く赤い光線が地球人を睥睨するごとくギラついている。 昊天の既に日が昇っている空には雲もなく、スマホを持って出たものの撮るべき情緒的な景色もない。 除草剤が撒かれて茶色になった道路脇。緑のそよぐ田園におよそ似つかわしくない。 いつもとは逆のコースを行くと、違った風景が見えるようでちょっと新鮮な気分。神社の境内 いつもの定点観測場所太陽を背にして・・ 秋葉神社を駆け上がって、下りてきた途中で中1ぐらいの男子が駆け上って来た。上まで行くかと思いきや、半分の踊り場まで来て逆戻り。 下まで降りてみると、犬を連れたお母さんらしき人が待っていた。「上まで行かなかったね」「階段が斜めになっていて、気持ちわるくなるんです」とお母さん。「慣れればどうってことないですよ、私も上って来たところですから」 どうやら、お母さんが上まで行くのを止めさせていたらしい。その男子は一言もしゃべらず、お母さんの言いなりという感じ。 シェパードらしい犬に近づきがてら、もう少し話をすればよかったかなと、別れてから思った。ハッキリとした意思を持った、頭の良さそうなその若いお母さんにちょっと遠慮した感じかな。 フィールの近くに秋にオープンする食品スーパー「平和堂」が全貌を見せて来た。そうでなくても渋滞する場所で、今後ますます大変なことになりそうだ。銀杏がたわわに実を付けている。7時半ごろ、もう日がカンカンに照りつけている。 多目的グランドは芝生養生中。今後どのような使われ方をするのかよく分からない。一角にフットサルのオーシャンズの施設が出来、隣接地にアクアマリン・プールもオープンしている。 知多市は、我が家の環境とリンクするようにどんどん変わりつつある。 一日中クーラーの効く部屋にいて、外の気温がどうなっているかも知らずに過ごしている。人はどんどん機械に支配されていくばかり。 それらへの抵抗として、ウォーキングに出ることは大いに意味があることだと思っている。
2024.07.30
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♪ 神さまがそっと与えて送り出す汗と涙に黄金(こがね)の勇気 連日北と南を極端な天気となって、二種類の艱難を味わわされている日本列島。 それは太平洋高気圧の変則的な配置が原因のようだ。 高気圧の縁を回って、湿った空気が大きく迂回する形で日本海へ流れ込んでいる。 北日本では前線が停滞し、すでに熱帯低気圧に変わった元台風第3号を起源とする暖かく湿った空気が流れ込んで、東北や北海道に大雨を降らせている。海上から暖湿な空気が直接入ってくるため、北陸地方では大雨になりやすい状況らしい。 一方、太平洋側は、日本海側から南に向かって風が吹き、本州や四国の山脈を超えて太平洋側に流れている。それがフェーン現象となって各地に猛暑をもたらしているらしい。 拡大 どこにでも山があるので、あちこちでフェーン現象が起こる。 昨日は5時10分にウォーキングに出ただけで、日中は一歩も外へ出なかった。クーラーの効いた部屋でオリンピックを見たりしていた。 それにしても今回の日本選手は、予想外の苦戦をしているようだ。 柔道、兄妹のディペンディングチャンピオン、阿部詩選手が2回戦敗退でメダルなしに。世界ランキング1位の相手に一本負けなので、取りこぼしとは言えないが、残念だ。兄は、さすがに安定した強さを見せて優勝してしまった。 卓球の混合ダブルスでは、1回戦で世界ランキング2位の張本智和(智和企画)、早田ひな(日本生命)組が北朝鮮のペアに1―4で敗れ、8強入りを逃した。張本15歳、早田18歳のときにコンビを組んだことがあるものの、強力な選手となった二人がダブルスで組むには無理があった。読売新聞より 体操男子日本のエース・橋本大輝選手が、予選第3種目の鉄棒で着地で両手をついてしまうミス。種目別鉄棒の連覇はかなわなかった。団体戦で頑張ってくれればいい。 女子100mバタフライの準決勝に出場した池江璃花子選手が、57秒79のタイムで1組目6着となり、決勝進出はかなわなかった。試合後のインタビューでは、冒頭の15秒言葉が出ず、「今のレースは正直、頑張ってきた分だけ無駄だったのかなと、そんなレースでした」と言葉を絞り出した。 バレーボール女子「火の鳥NIPPON」の予選リーグが始まり、初戦で日本はポーランドにセットカウント1対3で敗れる。まあ予選リーグなので1敗で云々することもない。 サッカー「なでしこジャパン」は、初戦スペインに敗れるも、強豪ブラジルに逆転勝利。2位に浮上。 “スポーツが好きでよかったなぁ”と、ときどき思う。結果の勝敗ばかりを気にするカミさんと違って、私は勝ち負けはどっちでもいい。戦いそのものを楽しんでいるので、どっちが勝ってどっちが負けようがあまりこだわらない。 MLBで、大谷が出るシーンだけしか見ない人は野球ファンとは言えないし、スポーツファンと呼ぶわけにはいかない。 もちろん応援しているチームが勝てばうれしいが、162試合もして半分ちょっと多く勝った方が優勝するわけで、負けるのは仕方がない。 地区予選から1敗せず本大会に入り、1敗もしなかったチームが優勝する甲子園とは楽しみ方が違う。 因に、昨日もホームランを打って大活躍した、大谷翔平の最新成績は、次の通り。打率 .318 (リーグ1位)本塁打 32本 (リーグ1位)打点 76 (リーグ2位)OPS 1.051 (リーグ1位)盗塁 26 (リーグ4位)安打 128 (リーグ2位)得点 81 (リーグ1位)出塁率 .406 (リーグ1位)長打率 .645 (リーグ1位)*OPS=出塁率+長打率出塁率。最大値は5.00*出塁率 = (安打 + 四球 + 死球) ÷ (打数 + 四球 + 死球 + 犠飛)*塁打数 = 単打数+ 二塁打数 + 三塁打数 + 本塁打数*長打率 = 塁打数÷打数 羽生善治も言っている。「勝ち負けだけならジャンケンで良い。途中経過に意味があるんです」と。 結果だけならニュースを見れば分かること。筋書きのないドラマ。一瞬一瞬が未知の世界で、瞬時に判断し、知恵と能力を発揮してどう切り抜けていくか、その醍醐味を見させてもらのがスポーツだ。 明日のことなど分からない人生の縮図とも言える。だから面白い。 それぞれのスポーツによってその面白さも違う。技を競うもの、対戦して戦うもの、個人戦やチーム戦の違いなど、その魅力は千差万別。そのどれもが面白いので、余裕があれば1日中観ていられる。 マラソン中継に2時間近くテレビの前で過ごすなんて、ファンにしか出来ないことだ。
2024.07.29
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♪ ビリビリと空気震わせ鳴く蝉の米大統領候補が熱い アメリカ大統領選の局面が俄かに変わって来たようだ。 民主党のバイデン大統領の後継候補として指名される見通しとなったハリス(副大統領)候補ががぜん有利な展開になりつつあるようで、世論調査でもほぼ互角にまで接近している。バイデン大統領が選挙戦からの撤退を表明したあと、7月22日から23日にかけての全米を対象にした世論調査 NPR、PPSの “絶対に投票に行く人限定” の場合だと、ハリス45%、トランプ43%と逆転しているらしい。朝日新聞 7月27日 7月18日の共和党大統領候補者指名の受諾演説で、「われわれは社会における不和と分裂を癒やされなければならない。米国民として、われわれは一つの運命と共通の宿命によって結ばれている」と述べ、分断を否定した柔和な方向へ舵を切ったような素振りを見せた。 また、「凶悪な攻撃があったが今夜、私たちはかつてないほどの決意で団結する。これまでにないほどアメリカの人々に奉仕する政府を実現するという決意が砕かれることはなく、目標も変わることはない」と述べて国民に団結を呼びかていた。 しかしその後、悪口雑言の限りを尽くしてのバイデン大統領こき下ろしの言動で、無党派層の取り込みを狙っての二枚舌だったことが露見。期待していた人々を落胆さてしまった。 共和党支持者のなかにも嫌気を示す人が出始め、どちらとも決めかねていた無党派層の多くが、ハッキリ反対の意思を持つようになっているようだ。 高齢者同士の戦いに異議を唱えていた人たちが、ハリス氏が出馬することになって一気に若返りへの期待が膨らんできている。59歳のハリス氏が78歳のトランプ前大統領に、「史上最年長で大統領になりうる人物」だと、逆襲に出ている。 泥仕合にうんざりしていた国民が、新境地が開かれるのを期待している。女性・黒人・アジア系初の大統領候補のハリス氏が、バイデン氏から離れつつあった黒人有権者の支持も回復させるつつある。22〜23日にCNNがオンラインで世論調査 2008年と2012年にバラク・オバマ元大統領(民主党)を勝利に導いたマイノリティー層と若年層が、カギを握っている。 検事としての立場からトランプを犯罪者と揶揄することもできる。「私はカリフォルニア州の司法長官に選出され、それ以前には、法廷検察官でした。その仕事の中で、あらゆるタイプの犯罪者と向き合いました。女性を虐待する性的暴行者、消費者をだます詐欺師、自分たちの利益のためにルールを破る詐欺師など。だからよく知っているんです、ドナルド・トランプのような人を」 妊娠中絶問題でも女性票を集め、有利に働く可能性もある。「トランプ氏の極端な中絶禁止を阻止します。女性は自らの体について自ら決定すべきであり、政府に決められることではないからです」 悪口雑言する相手がいなくなったトランプ氏は、攻撃の的が変わることによって、逆に自分の弱点を晒して墓穴を掘ることになりはしないか。 民主党の上下両院トップのシューマー院内総務とジェフリーズ院内総務が23日、共同で記者会見を開き、ハリス氏を党の大統領候補として支持するとそろって表明している。 23日、共同で記者会見 実力者俳優のジョージ・クルーニー氏がハリス氏の支持を表明しているし、クリントン元大統領夫妻やオバマ元大統領夫妻も支持を表明している。 今や一枚岩の岩盤となって、自己保身と自己中心的思想の共和党と戦う準備は整っている。 噴出した溶岩が固まるように、バイデン大統領よりも強固な体制が新たに出来上がりつつある。資金も受継ぐことになっているし、当初の「もしトラ」状態からは、岩盤地滑り的な大変化が起きそうな気配。 共和党内にどれだけの造反者が出るか。機を見るに敏な政治家の事だ、どっちへ転ぶ方が得か嗅ぎ分ける能力には長けている。 トランプ氏に “おんぶにだっこ” していた風見鶏が、雪崩を打つように這い出して来る姿が目に浮かぶようだ。 トランプ氏曰く「不法移民危機を終わらせる」「インフレ危機を終わらせる」「金利を引き下げ、エネルギーコストを引き下げる。」「電気自動車の義務化を大統領就任の初日に終わらせる。」「ウクライナ侵攻など終わらせる」「イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘を終わらせる」「北朝鮮を黙らせる」「地球温暖化などウソだ」「石炭を掘りまくり、使いまくる」「輸入車に200%の関税をかける」「国の防衛は自国でやるべき。助けてほしいなら金を出せ」などとも言っている。「妊娠中絶は絶対反対」「中国からの輸入品に高関税をかける」「ウクライナ支援は打ち切り」 くそ暑い中だからこそ、このアメリカの熱い戦いが面白く感じるのかもしれない。どこぞの大統領選挙のようにする前から結果が分かっているなんて、氷が融けたかき氷みたいなものだ。 今後一週間は、10年どころか100年に一度の暑さが続く。蝉も朝夕だけしか鳴かない。地面の中の方が涼しかろうに、7-8年経ってようやく地上に出てみればこの暑さ。 暑さで日中は蝉が静かというのも、何だか心許ない。どうせならガラスをビリビリ言わせるほどに鳴けばいい。それでこそ歴史的な夏だ。
2024.07.28
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♪ いつしらに幻となり消えてゆく憧憬という美しきもの 昨日は佐布里池のカヌー体験の日。初体験の孫と一緒に楽しんできた。 先ずはパドルの使い方を教わる。両手を差し出して右側のブレードがタテになるように持つ。角度が90度違っている左側は、手首を返して漕ぐというもの。 日中は高温になる予報だったが、開始前の9時ごろは薄曇りでカンカン照りからは免れそうだった。しかし、ボートに乗っている間に晴れてきて、ゴムボートの表面は触ると熱いくらいに。 水面を真近に滑っていく感じは涼し気で気持ちが良いが、日差しが容赦なくてけっこう暑い。たったの1時間だったが日焼けを覚悟した。 この日は何故か、飛行機雲が青空に平行な白線縞模様を描いていた。新たにやって来る飛行機が白線の間を同じ方向に飛んでいく。交差していくものがない、こんな空は初めてだ。 孫は運動神経がいいのでコツをつかむのも早い。しかし、パドルがけっこう重い。小学生も大人と同じものを使うので大変だ。 私は2度目なので要領は分かっている。それでも左右の力のバランスが取れない。二人で漕げばなお更くねくねとなって真っすぐに進まない。回転してしまったりする。 1人で漕がせてみたり、二人で歩調を合わせて漕いで見たり・・。次回はぜひ一人乗りに乘せてやりたい。 平日とあって参加者は少なく、二人乗りが6艇に一人乗りが2艇ほど。暑い中で順番待ちがなかったのは幸いだった。 パドルを左右交互に持ち上げる時、水も一緒についてくる。それが足の上に落ちるので、ズボンがびしょ濡れになった。 小次郎も一緒に連れて来た。5歳になってかなり落ち着いてきている。しかし、私の顔を見ると大はしゃぎで飛びついてくる。佐布里池でカヌーから戻った時もそうだった。 カミさんにはあっさりした対応ないのに・・、私は特別らしい。 犬はどこへでも連れていけるのでいいが、車の中は毛だらけ。いかにも家族の一員らしい顔で大人しくしている。 “カヌーと犬” といえばカヌーイスト野田知佑さんを思い出す。 カヌー犬「ガク」と一緒に世界の川を下っていたカヌーイストの第一人者。「ガク」は14年にわたってカヌーに乗っていたが、1997年にフィラリアに罹って死んでしまったとか。 椎名誠は彼を師と仰ぎ親交を深めていたし、C・W・ニコルも親友のひとり。類は友を呼ぶ。 数多くの著書を執筆し、カヌーや川遊びを世に広め、環境問題に一石を投じ、日本のアウトドア業界を牽引されてきた。彼に影響されたのはカヌーイストだけでなく、さまざまな分野の人に影響を与えているでしょう。 2022年3月27日、低血糖性脳症のため徳島県の病院で逝去している。84歳だった。BE-PALより 月刊誌「BE-PAL」に連載していた「のんびりいこうぜ」は多くの読者を惹きつけ、カヌーイストからは、神様のような存在と崇められていた。男の憧れ、柵や束縛のない自由な生き方への賛美。「真似てはならぬ魅惑的な世界」伊那市長・白鳥孝氏が、伊那市に住んでいた頃の野田さんを偲んで書いている。初代カヌー犬・ネコと亀山湖で野田知佑(のだ・ともすけ) 1938年1月2日生まれ。熊本県出身。早稲田大学第一文学部英文学科卒業。国内外の川をカヌーで旅してきたカヌーイストであり、川遊びカヌーを提唱した日本のツーリングカヌーの先駆者。主な著書に『北極海へ』、『ユーコン漂流』、『カヌー犬・ガク』などがある。1982年に『日本の川を旅する』で日本ノンフィクション賞(新人賞)を受賞。1998年に毎日スポーツ人賞文化賞を受賞。モンベルブックスから『ナイル川を下ってみないか』、『ユーコン漂流』、『日本の川を旅する』を出版。 ↑*1984年の秋から1年半の生活を季節のうつろいとともに綴ったエッセイ。
2024.07.27
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♪ メカとても時にわがまましたくなる今し我らはメカに近づく 先日、ファミマに缶ビールを買いにいった。いざメルカードで支払いをしようとすると、何度やっても受け付けず、「このカーでは使用できません」だと。何でだ? 今まで使えていたのに! 現金を持っていかなかったので、しかたなく商品を戻して帰って来た。 口の中がビールの味になって喉まで達しているというのに、なんてこった。頭にきた。 夕方5時過ぎだった。戻ると「アランがどうしたのお?」とアンニュイな姿態で見つめている。「ビールがね、飲みたいのに買えなかったのォ。」ホント悲しいわ~。 手ぶらで戻ってきたが、どうしても飲みたい。ダメとなるとよけい欲しくなるのが人の常。しょうがねえ、“今度はスマホで決済しよう” と思い直した。 空が俄かに曇ってきている。この時期、いつ降りだすか分からない。雨雲をチェック。近くに雨雲など無かったが、降って来ないとは言い切れない。 様子を見がてら雲の写真でも撮って、もう一度ファミマに行ってみよう。北から南へパンニング。 南方では降りだしている。ときどき落雷の光りが見えるが、雷鳴はかなり遅い。 その足で再びコンビニへ。ビールを持ってカウンターへ行き、スマホの支払い画面を提示して・・。 読み込んだかと思いきや、な、なんと! またしてもエラー。 何でだ~! 昨日はちゃんと使えたのに!! もうイカン、堪忍袋の緒が切れた。南方はゲリラ雨、北方は晴れ。 機械がなにか勘違いしている。あの空模様のように磁界に狂いが生じて、混乱している。 スマホまで使えないなんて、" 晴天の霹靂あるいは、好天のゲリラ雨 "だ。想定外だ。 こちら側には問題がないはず。なので、最初の異常でファミマのHELPに取りあえずメールで問い合わせをしてはある。しかし、すぐに返事が来るはずもない。 夜になって、原因がファミマにあることを確認する必要があると思い、別のコンビニで試してみることに。 ミニストップまでは少し遠い。普段なら歩いて行くところだが、むしゃくしゃしているしノンビリ歩く気にもならならずに車で。 飲みそこなったビールが頭が離れない。当然リベンジ、500mlの缶ビール2本持ってレジへ。 クレジットでと、カードリーダーに翳す。ほうーら、ちゃ~んと使えたじゃないか。 ファミマめ、これでもくらえ!! ●○●○● ビールも飲めたことだし、富士山を見習って平常心を取り戻す。 *追記 返事が来た 翌日、ファミマでの使ってみたところ異状なく使えた。 スタッフよるとよくあることだといい、別の端末だと使えたり、 何度もエラー が出たもののちゃんと使えたりするらしい。 要するに、機械は信用できないということだ。
2024.07.26
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♪ 素数ゼミ吹き飛ばされてアメリカに吹きすさびおる青鬼の声山小屋の明りが見え、日の出の時間が少し遅くなっているのが分かる。夜明け直前の青い風景はいかにも涼しげだ。 黄色は夏の色で暑苦しいかとうとそれほどでもない。明度が高いので文字が読みやすいので、今後はこの色でいこうと思う。 気象庁の8~10月の3か月予報では、相変わらず「暑い」となっている。太平洋高気圧の勢力がしばらく強い状態が続くことに加え、今後ラニーニャ現象が発生する予想であることから、全国的に気温が高い傾向が続く見込みとか。 夏の間は、太平洋高気圧の上にチベット高気圧が重なって気温が上昇しやすく、最高気温が35℃を超えるような猛暑が続くおそれがあるという。いわゆる羽毛ふとん2枚重ね状態だ。 また、秋に入る9月や10月になっても残暑が厳しい可能性があるというからウンザリする。 九州から東海は所々で猛暑日(最高気温35℃以上)となり、午後ほど雨雲や雷雲が発達しやすく、所々で雨や雷雨になるとか。 東北では北部を中心に断続的に雨が降るでしょう。雷を伴って滝のような非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。 昨日も予報にない雨が突然降った。雨雲の動きを見ても分からない、神出鬼没のまさにゲリラ雨だ。想定外の大雨になることもあり、ボーっとして運転してたりすると何が起こるか分からない。 土砂降りの雨による道路冠水や落雷、突風、雹(ひょう)にも注意が必要というから、自然は侮れない。熱中症警戒アラートも17府県に出ているし、主導権は完全に自然界に握られている。 元から自然界は制御できない怖いものと決まっているが、何でも出来ると思い込んでいる人間は、想定外の出来事に慌てふためいている。もっと謙虚にならないと。 このくそ暑い中で、トランプが世界中に暑さを倍加させている。 トランプは大統領になれば電気自動車の生産をストップすると言っている。地球温暖化は」ウソだとも言っている。目的の達成がすべてで、手段にはこだわらない。中国と共に石炭を売りまくり使いまくってパリ協定をぐちゃぐちゃにする。 自国の都合だけを考え、グーローバルとかユニバーサルとかの発想は皆無のようだ。 国際ニュースナビ(2023年6月9日) 日本は社会主義国家のようだといい、共産国家の覇権主義を眼のかたきにしながら移民を排斥しようとしている。 極右が増えて、自国優先政策が横行すれば、世界はもっともっと酷くなる。地球は世界を包容、包摂、維持できなくなる。
2024.07.25
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♪ 自制的謙虚誠実非常識砂丘にきらりと光を放つ 栗山英樹の「信じ切る力」を読んでいたら、「ぼくの自学ノート」で有名になった梅田明日佳くんのことが頭に浮かんだ。彼は、2019年11月30日(土)のNスペでやっていたのを偶然見てその存在を知った。 福岡伸一・動的平衡「少年のノート 私の言葉」とリンクしている事を知ったのだった(そのことは12月3日のブログに書いている)。関心があるからこそそれに気づくことができたわけで、そういうことに出会うと嬉しくなる。 その動的平衡「少年のノート 私の言葉」に紹介されている一節は、福岡伸一著「ルリボシカミキリの青」の中の一節であること。お母さんが明日佳くんが好きな文章だというので、毛筆でしたためて壁に貼ってある。「大切なのは、何かひとつ好きなことがあること、そしてその好きなことがずっと好きであり続けられることの旅程が、驚くほど豊かで、君を一瞬たりともあきさせることがないということ。そしてそれは静かに君を励ましつづける。最後の最後まで励ましつづける。」 好きなことを持つこと。持とうと努力するというより、好きになってしまったことを手放さないということ。それがあれば苦難の時もそれが支えになってくれる。 気になる言葉が有ったらノートに書いておく。明日佳くんの場合は、ノートが作品として作られているので、その前段階にメモることになるのだろう。 私も、白い本を手にいれた時に好きな言葉をメモするものに使っていた。ランダムにその時の気分でタテ書きだったりヨコ書きだったり、ペンもいろいろ。その時の気分と状況次第で美しく書こうとかの気持ちはなかった。 備忘録なので、そこを開いた時にパッと目に入るようにした方が良いかな、とは考えていた気がする。20代の時から始めていて、今見ても気づかされることがあって時が経っても色褪せない。 栗山は茶道で使う懐紙を持ち歩いているという。その時々に「気づいた事、見たこと聞いたこと、知ったことなど」メモしておくのに懐紙はちょうどいいという。たしかに和紙なのでツルッと滑ったりしないし、書き心地もいい。 ノートに移した後は捨ててしまうことも多いが、取っておくこともあるという。 その感覚はよく分かる。その時の状況がその一枚の紙に浸み込んでいて、手放すことができないということもある得ること。 私が白紙のノートを作るようになったのも、自分が感じているその面白さや意義を皆さんに知ってほしかったためだ。 栗山氏の「信じ切る力」に出てくる先人たち、栗山氏が師と仰ぐ人たち、福岡伸一氏にしても梅田明日佳くんにしても、探求心と好奇心などに一定の共通点がある。そしてそれが持続できるということ。好きのことをやり続けることの意味を教えてくれる存在でもある。和2年7月出版 (彼は現在、北九州市立大学文学部3年生) そして、行動パターンにも共通点が多く納得することばかり。自分のしていることが正しいことだったのだと、改めて再認識しているところ。 栗山氏の本の内容については、日を改めて・・・。
2024.07.24
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♪ 汗をかきに出掛けることの幸いを梅干し一つしゃぶりつつ思う やっぱり書いておきたくなるこの空前の猛暑。二十四節気の「大暑」だった昨日も予想通りの酷いものだった。 全国で今年最多となる288地点(16時37分時点)で、最高気温35℃以上の猛暑日となったほか、関東甲信では40℃に迫った所があった。・39.6℃……甲州市勝沼(山梨県) ・39.4℃……甲府市 ・39.1℃……佐野市(栃木県) ・38.9℃……伊勢崎市(群馬県) ・38.8℃……市原市牛久(千葉県) ・38.7℃……浜松市天竜(静岡県) ・38.6℃……大子町(茨城県) ・38.5℃……桐生市(群馬県) *東京都心……36.6℃ *宇都宮市……37.5℃ *岐阜市…… 38.1℃ *京都市…… 38.0℃ *岡山市…… 36.8℃ *高松市…… 36.9℃ *仙台市…… 36.2℃(今年初の猛暑日) 夕べはずっと熱帯夜で、今朝5時に26.5℃になるまでは27~28℃あった。 クーラー設定温度は寝る時間には29℃まで上げて寝る。扇風機を上向きで回して。 クーラーの真下で寝るわたしは、足が冷えてくるのでタオルケットを掛けている。 23日も、関東から九州は最高気温は35℃前後の厳しい暑さが続く。ウェザーニュースの方が高めに出している。 午後は内陸部や山沿いで雷雨の可能性があるため、天気の急変に注意が要る。東北北部や北海道は、前線の影響で雨が降り強まることがある見込み。 これから中2日のウォーキング&ちょいランに出かける。早朝に出そこなったので、まあ午前の朝のうちなら気温もそう高くない。とは言っても7時ですでに30℃になっているが・・。 図書館に本の返却もあるし、裏道の坂のあるコースを行くことにする。 戻ってくれば2階の部屋はどこも35℃近く、午後には37℃までいった。そんな部屋にいて、1階の29℃設定の部屋の何と涼しいことか。温度差8度もあればそりゃあもう別世界。「室温は22℃に設定しましょう」という神経が分からない。この時期、一歩も外出ずに一日中そんなところにいたら病気になっちまう
2024.07.23
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♪ アメリカに光と影の生ライブ大谷、バイデン嗚呼ワイドショー この猛暑になる前、2階の仕事部屋は「33℃もある!」と大騒ぎしていたが、この暑さで37℃ほどまで上がるようになった。外の気温とほとんど同じ。 築90年を過ぎた古家で、当然2階にはクーラーなど取り付けてない。現役を退いているのでまあ問題はないわけだが、高いところが好きな猫にとっては過酷な季節だ。お気に入りの箪笥の上になんていられるわけがない。 そのうち居なくなるだろうが、10時半近くで34℃あっても平気で寝ている。午後は他所の家の庭か畑の隅の木影などで寝ているらしく、しばらく帰って来ない。 一番温度が低いのが玄関で、昨年までは椅子を持ち出して本を読んだりしていたが、今年はさすがに無理だ。クーラー入れっぱなしのリビングで過ごしている。 台所にも冷風が行くように戸を開け放っているが、二重の簾とグリーンカーテンのお蔭で、昨年より涼しい。朝顔の蔓ばかりが伸びて、ゴーヤと蝶豆の影が薄い。 根元にスダレを立て、日陰を作ったのは正解だった。アスファルトの照り返しも防げるし、風よけにもなって乾燥の低減にもなっている。 今日・明日は昨日よりも暑いらしい。すでに新城(愛知)では35.6℃(10:10)、豊田(愛知)で34.9℃(09:54)もあるようだ。 我が家の二階も34℃ある。そんなところでパソコンに向かっているが、けっこう平気でいる。 体温調整が上手くいっていて、暑さにも慣れたのだろ。34℃と聞くとホッとする。見た目では分からないが、短パンで腿に肘を乗せていると汗が溜まってくる。毛穴が開いて汗がよく出ている証拠だ。 市役所に印鑑証明を取りにいき、ついでに忘れてしまったマイナンバーカードの暗証番号を新たに設定し直してきた。 市民窓口課には外国人(ヒスパニック系)グループが来ていて、ずいぶん待たされた。 マイナンバーカードがあれば、印鑑証明などはコンビニでも受け取れる。役所の方が歩いて1分と、3分かかるコンビニよりもだんぜん近い。しかし、待たされることを考えるとコンビニの方が早く済むだろう。そのためにもマイナンバーカードの暗証番号が必要になる。 上空の気温が低く、地上の気温が高いと大気は不安定な状態が続き、積乱雲が発達し雷雲も発生しやすくなる。 温かい空気は上へと昇り、冷たい空気は下へと降りようとするため対流が起きやすくなる。地上付近の空気が湿っているときは、さらに大気の状態が不安定となり、積乱雲が発達しやすくなる。 富士山の東側に雲が発達している。河口湖周辺では急な雷雨があるのかもしれない。 富士河口湖町の今日の天気 晴一時雨 34℃ / 21℃ 降水確率:50% 大谷がホームランを打ち、バイデンが撤退を表明した。アメリカで起こっている「光と影の生ライブ」。 来年のMLB開幕戦が東京ドームとの発表があったばかりで、大谷は光り輝くばかり。バイデンは、醜態をみせて歴史に汚名を刻むことになる。 どちらも想定内のことなので、大して驚きはしない。 いよいよトランプの再選の確率が一気に高まってきた。アメリカ国民も戸惑いを隠せないだろう。世界中も「もしトラ」から「本トラ」に舵が切られて、却って動きやすくなるのかもしれない。 しかし、ウソ八百並べて当選した暁に、暗黒の時代がやって来るなんていうのは、考えただけでも恐ろしい。
2024.07.22
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自分のブログ日記が、いつ何を書いたのか分からなくなってしまう。それで読み返すことができるようにと、アーカーブを設けてみました。 ■歌会始のために詠んだ歌 12首(2015.09) ■歌会始の「窓」のお題を種にして(2021.05) ■歌会始の詠進歌を投函 5首(2018.09) ■改めて俵万智「生まれてバンザイ」(2017.07) ■俵万智の「未来のサイズ」(2021.04) ■白蓮と短歌(2014.08) ■セーラー服歌人 短歌の力(2016.02) ■短歌結社のことなど(2024.03) ■短歌自動作成装置 試しに使ってみた(2010.09) ■柿の木の歌 5首(2015.11) ■故里の歌 8首(2015.08) ■初夏の歌 8首(2015.05) ■秋の日のつぶやき 5首(2015.09) ■マイノリティーの歌 5首(2015.06) ■クリスマスの夜 5首(2015.12) ■昨日今日を詠む 4首(2019.04) ■一夜明けて 5首(2015.12) ■蝉を詠う 4首(2013.07) ■春の雨とウォーキング 4首(2018.03) ■さくらを詠む 4首(2018.03) ■今日も猛暑日 早朝ウォーク 歌5首(2024.08) ■短くも長い1360日 東日本大津波 9首(2015.03) ■短歌でニュース 6首(2024.05) ■春の猫 スナップ短歌 4首 (2020.04) ■雨上がりの緑陰の中を歩く 10首(2024.05) ■曇天のそら 5首(2012.06) ■暑さを詠めり 5首(2012.07) ■おまわりさんを詠む 5首(2015.09) ■「健康ボイストレーニング」 10首(2020.12) ■盛夏を詠む 8首(2024.08) ■夏の9月のウォーキング 9首(2024.09.14) ■雪のチラつく中で 6首(2024.01) ■ソチに開く、雪と氷と華の結晶(2014.02) ■東日本大震災 7首 (2011.04) ■夏と音をテーマに詠む 6首 (2017.08) ■大晦日に詠む 3首(2019.12) ■病が生み出せしもの 5首(2010.02) ■近況の歌 4首(2014.11.08) ■ことばと韻律 2首(2013.06) ■嬉々としてたん歌でさん歩する家族(2023.07) ■短歌というもの(2012.07) ■短歌結社に入るべきかを思う(2024.03) ■心とは脳に広がる泉と思う 河野裕子(2023.04) ■紫陽花の歌のいろいろ(2016.07) ■生きとし生けるもの(めじろ) 3首(2013.11) ■十五夜に短歌など詠んで 6首(2024.09.18) ■歌会始入選歌の考察 2017年(2017.02) ■歌会始入選歌の考察 2019年(2019.05) ■歌会始入選歌の考察 2021年(2021.06) ■歌会始入選歌の考察 2022年(2022.09) ■歌会始入選歌の考察 2023年(2023.08) ■歌会始入選歌の考察 2024年(2024.02)
2024.07.21
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♪ 奇っ怪な事件の起こるこの夏の地球は時空の裂けめに入りぬ 18日(木)のこと。とてもけったいな “事件” があった。 メダカを飼っている鉢の中に何やらたくさんの奇妙なものが沈んでいた。1.5~2㎝ほどで緑色をした楕円形のものだ。 午後3時ごろだったか、世話係をしているカミさんが気づいて、「来て~、何か変なものがある~!」と、私を呼びに来た。残念ながらその時、写真は撮らなかった。 見に行くとその正体はすぐに分かった。「葡萄だ!」マスカットか何かの、それも皮のない剥き実のもの。ふわッとした感じで水の中に漂っている。 何でこんなものがこんなところにある? カミさんが金網で掬って取り出しているのをしり目に、正体が分かった私はそれ以上の詮索はせず、引き揚げてしまった。 事件が起きたのは、朝8時から午後3時ごろの真昼間のことで、この場所をよく知っているものにちがいない。 翌日になって、あの奇妙な出来事をを思い出し、一体何だったのか気になって来た。「あれどうなった?」「種? 確認した?」 私と違って探求心など持ち合わせていない彼女のこと、「別に、確認なんかしてないけど。」 でもそう言われると確認したくなるもので、すいぐに見に行った。それが、不思議なことに何も無い。 一日で葡萄の実が蒸発するように消えるはずがない。しかし、種もなければ、繊維質のものも残っていない。何かが有ったという痕跡すらない。まったく何事もなかったように何もないのだ。「科捜研の女」に調べてもらいたいくらいだ。 あれこれと詮索してみる。葡萄を入れた犯人は一体なんだ? 子どもがいたずらした? 近所の新住人の子どもたちは、確かにここでメダカを飼っているのは知っている。エサのつもりで入れた? でも剥いた実を1つの鉢だけに10粒ほども入れたりするだろうか。 動物が入れた? どうやって? 目的は? 偶然に起こるようなことじゃないので、意図があるはずだが、皆目見当がつかない。 葡萄が入れられたことと、消えたことの関連性を探るのは後にして、葡萄が消えて無くなった理由を分けて考えてみる。 動物が食べた? 葡萄を食べるのは、鳥ではカラス、ムクドリ、ヒヨドリ。獣ではハクビシン、アライグマなどが好んで食べるらしい。 近所でハクビシンの幼鳥を保護したという話があった。警察に電話したら「安全なところに逃がしてください」と言われたらしく、どこかに放したらしい。 まだほんの赤ちゃんで、親が放棄したものかもしれない。繁殖もしているハクビシンが、夜中に来ている可能性はある。 カラスは近くのお寺の裏山にいつもいるし、電線に止っているのをよく見かける。 メダカの鉢の水を野鳥が飲みに来るし、カラスも来ている可能性はある。それで葡萄が目に入って咥えていったか。 そういえばパーゴラの柱などに奇妙な筋模様が付いていて、こちらも気になっていた。 アシナガバチが巣を作るために木の表皮を齧っている姿はよく見かけるが、それとはどうも違うようだ。一体何の跡なんだろう。 大分時が経っているので筋がぼやけているが、何かが齧ったような鮮明な跡だ。一体何がこんな奇妙な跡を付けていったのか? 平らな部分だけを移動しているので、カタツムリが表面に生えている緑色の藻類を、歯舌という器官で削り取って食べた跡なのか? いや、そうじゃないだろう。苔など生えていない。 これにしてもよく分からないが、奇妙なものでもなんでもなく、自然界にある普通のものなのだろう。私が知らないだけなのだ。 筒井康隆なら、この顛末を面白おかしく展開して見せてくれるのかもしれない。しかし、凡人の私にはなかなか答えが見つからない。 こういう犯人なら分かりやすい。オンブバッタの小さな子が、あちこちの植物の葉っぱに穴を空けている。
2024.07.21
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♪ 開花した竜舌蘭を見上げつつテキーラ思う夏まっ盛り 今朝は5時半ごろに、市役所の中庭に咲いているというリュウゼツランを見に行った。ニュースで報道されていたので分かってはいたが、聞くと見るとは大違い。その大きさに圧倒された。 市の広報によると5月に伸び始めた茎は1日に約10cmづつ成長していったようです。ぐんぐん伸びて、開花時には9mほどになっていたらしい。正式名「アオノリュウゼツラン」5月16日撮影。7月12日ごろに開花。この時点で高さは約9mあったとか。 花茎の下から上に向かって咲いていき、1~2週間の開花期間からすると、花が見られるのは来週中までの様です。花が終われば枯れてしまうので、初にして最後の開花ということになる。 リュウゼツランとは、リュウゼツラン亜科・リュウゼツラン属に分類される植物の総称。100種類以上が知られており、先のとがった多肉質の葉を放射上に広げる姿が、竜の舌を思わせることから名付けられた。また、生育がゆっくりで、花を咲かせるまでに数十年かかることから、「センチュリープランツ(世紀の植物)」とも呼ばれる。 日本では30年から50年で開花するらしいが、開花年齢は決まったものではなく、生育地の気候、栄養状態などに左右され、個体差もあるという。 知多市のものは、植えてから17年ほど経っているらしい。ずいぶん早く咲いて、短命で終わってしまうわけだ。 気候温暖化のためか、今年は全国で開花のニュースがあった。“10年に一度の猛暑” のせいなのかもしれない。自然界からの警鐘と見るべきだろう。 戻ってきてグリーンカーテンに水を遣り、涼しいうちにと、中2日のウォーキングに出た。やや雲がかかってコンディションは悪くない。 体調が良いので、右回りコースの階段2か所と上り坂(大小含めて)4つを駆け上ってきた。この調子なら以前の状態と変わらない。身体を動かしてしっかり汗をかく。 ものすごく酸っぱくて塩辛い梅干しが、こんな日は甘く感じる。 おかげで食欲もあって、夏バテの気配もない。この調子でこの酷暑の夏を乗り切られれば言うことなしだ。 リュウゼツランと言えば「テキーラ」だ。リュウゼツランの一種の、英語名・ブルーアガべがテキーラの原料。 テキーラのアルコール分は35%~55%と決められていて、やたらに強い酒というのは間違い。 刺激もなくスルーと喉を通っていく、とても飲みやすい酒だ。ジンよりもよほど刺激が少ない。 夏の飲み物として、キンキンに冷やしたグラスの縁に塩を付けたものを、レモンを添えて飲むのがオツ。オンザロックで飲むのもいい。ジンとはまた違った夏を味わえる。
2024.07.20
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♪ 三度目の前歯を欠きて是非もなし筒井康隆を読む昼下がり 東海地方も梅雨明けした模様。ほぼ平年並みで、とても短い梅雨だったことになる。昨日発表があったが、蝉はまだそう判断しなかったようで、一斉に鳴きだすことはなかった。それが、今朝になって、一斉に鳴きだした。 私なんかは、気象庁の判断より蝉の方が正しいと思っているので、本当の梅雨開けは19日の今日か明日ということになる。7時を過ぎて、蝉声が激しくなってきた。 書きだしに「今日は暑くなりそうだ」なんて書いていた時代がなつかしい。梅雨明けと同時の猛暑日オンパレード、空前の異常事態。 ただ、19日は広く大気の状態が非常に不安定で、九州から北海道の日本海側は雨や雷雨で、東北では大雨となる所がありそうだとか。太平洋側は晴れ間があるものの、急な雷雨や激しい雨に注意が必要。その上、厳しい暑さが続くという。 かんかんカラカラで一日が過ぎるよりも、ゲリラでもいいから雨が降る方がよっぽどいい。名古屋の一週間予想気温(18日16時発表)最高気温最低気温最高気温 19日14:00発表1日経って、予報が更に高くなっている。19日16:00発表 “10年に1度の” なんていう言いかたは生ぬるい。クーラーがなければ絶対に無理だ。 那覇では最低気温が30℃の「超熱帯夜」となる日もあるとか。 ビールを傍らに筒井康隆の本を読んでいた。筒井康隆コレクションⅣに納められている「おれの血は他人の血」。 ヤクザ同士の抗争に巻き込まれ土建会社の経理課員である主人公は、恐怖と緊張と興奮が高まると気を失ってしまう奇病がある。その間、自分では知らないうちに喧嘩した相手を半殺しにしてしまう。それほどの超人的な力を発揮したにもかかわらず、覚醒すれば何も覚えていない。 そんなことが次々と起こっていくうちに、意識を失いそうになると多少はコントロールできるようにはなるものの、その暴力性は無くならない。とにかくバイオレンスの内容が凄い。ここに書くのも憚れるほど。← ネットに6930円の値で。 ちょっとパロディーっぽいところもあるが・・。 そんなのを読みながらビールを飲み、つまみにドライ・マンゴーなんぞ食べたものだから、嗚嗚。去年治したばかりの前歯を、また折ってしまった。「ああ、ああああ!」本の主人公に負けないくらいの声を出し、“馬鹿なことをしたー!” 後の祭り。残っていたドライ・マンゴーを、激しく体を震わせながらゴミ箱にブチ込んだ。 筒井康隆を読んだことがなかったので、一度読んで見たかった。それは良いが、よりによってこんな内容の作品を選んだ俺が悪かった。 とに角、彼は膨大な作品を生み出している。「小松左京・星新一と並んで〈SF御三家〉とも称され、パロディやスラップスティックな笑いを得意とし、初期にはナンセンス文学なSF作品を多数発表。1970年代よりメタフィクションの手法を用いた前衛的な作品が増え、エンターテインメントや純文学といった境界を越える実験作を多数発表。Wikipedia」 異端の文藝聖人とでも呼びたい彼の作品を、私が云々することはできない。一冊がとにかくぶ厚い。 このコレクションはⅦまであって、ファンにはうれしい?*コレクションI 48億の妄想(2014年)*コレクションII 霊長類 南へ(2015年)*コレクションIII 欠陥大百科(2015年)*コレクションIⅤ おれの血は他人の血(2016年)*コレクションⅤ フェミニズム殺人事件(2016年)*コレクションⅤI 美藝公(2017年)*コレクションⅤII 朝のガスパール(2017年) 彼の本はもう読まない。読んでいられない。次がつかえている。栗山英樹の「 信じ切る力」の予約の番が回ってきた。 大谷翔平を育て、WBCを優勝に導いた稀有の名監督。 大谷はオールスター戦で3ラン・ホームランを打ち、過去には勝利投手も獲得している。三冠王を視野に入れながら、トリプルスリー(打率3割、ホームラン30本、盗塁30)をも狙う。こっちも筒井康隆に似た化け物なのかもしれない。 パリ・オリンピックも間もなく始まる。アスリートの活躍に熱く燃えて、くそ暑い夏をやり過ごす。暑さには熱さに身を置くことで凌駕するのが一番かもしれない。
2024.07.19
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♪ 動体の上を歩いている朝(あした)船も飛行機も動体の上 息子家族がUSJに一泊の旅行にいったので、小次郎の散歩と猫の餌とトイレの世話をしに。カミさんは用事があるし私はウォーキングの日なので、早朝5時に家を出て、早々に済ませた。 小次郎はそりゃあもう大喜びで、早朝から大声で鳴くので近所迷惑。早々に連れ出して10分ほど散歩させて、ウンチを2回させて戻って来た。 別れるときも大変で、かなりてこずった。あれやこれやと騙したりすかしたりして何とか脱出。 私は、榎戸駅から西へ行って鬼崎港からの海岸通りに出て、12㎞先の朝倉の家に向けてウォーキング。何度も歩いているコースだが、こんな時間に歩くのは初めてだ。 曇天で、風もなく絶好のウォーキング日和。 海は霞がかかったようにどんよりして、空と海の境界もぼけ老人のようにはっきりしない。 中部国際空港が近い。朝霞の静かな海に、ジェット機が水に油を注ぐごとく不快な轟音を響かせて旋回していく。 ハマゴウ(浜栲)が群生しているのは西ノ口海岸。ハーブのような香を漂わすらしいが、気付かなかった。この辺りは堤防上まで砂が吹き寄せ、防砂ネットが張ってあったことがあるが、今は支柱だけになっている。 ようやくレインボーブリッジが近くに見えるところまでやって来た。時間は8時少し前。鬼崎港を出発したのが6時半なので、ここまで1時間半かかっている。 橋を超えて、対岸を眺めてみても人の姿はほとんどない。干潮が9時半ごろなので、潮干狩りで賑わう場所も底が見え始めている。 ゴールデンウィークの次は夏休み。その間のマリンパークは閑散としている。 海鳥が朝の食事が済んだのか、突堤の上で休んでいる。 近づいてよく見ると青鷺が混じっている。青鷺は海でもよく見かける鳥で、鵜と一緒にいる事も多い。鵜が濡れた羽根を広げて乾かしている。いつ見てもほほ笑ましい。 岸から少し離れたところに小魚が群れて、水面が盛り上がって波立っている。鵜には入れ食い状態なのかもしれない。 しかし、青鷺は鵜のように水中に潜ったりは出来ないので、浅瀬で小魚を捉えるのだろうか。でも、青鷺が汀で魚を狙っているところなど一度も見たことがない。岩礁や突堤の上で、寄って来るのをじっと待って狙うのが普通なのかな。 この孤高の凛々しい姿を見せているのも青鷺だ。 この2羽はトンビか。遠くてよく分からない。たまに家の近くでも鳴き声を聞くことがある。魚捕りはお手のもので、海辺にいるのは青鷺より自然なことだろう。 大野川にもたくさんの鵜がいて、盛んに潜るもののすぐに浮き上がってくる。大潮前の下げ潮で、かなり水位が下がっている。上げ潮ならまだしも、そんな時に魚が川にいるわけがない。 まだ子供で、練習を始めたところなのかもしれない。「日長」を越えたところで俄かに黒雲が湧き出てきた。そこそこ疲れているところへ、雨に降られるというのも具合が悪い。 名鉄の線路沿いを少しペースを上げて歩く。 線路わきの金網に色んな蔓性植物が絡みついている。アメリカアサガオが青い小さな花を咲かせ始めているし、ルコウソウの真っ赤な花も咲いている。自然の繁殖力には感心させられる。 ここで初めて出会ったガガイモが、その蔓を伸ばしはじめている。あれ以来、いろんなところでガガイモが目に入るようになった。その勢力がどんどん広がっているのだろう。 2万歩ほどのウォーキング。ずっと足の裏が痛い感じが続いていた。靴の内側がへたっているようで、クッション系の中敷を入れた方が良さそうだ。
2024.07.18
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♪ 内面と外面の差の大きさに戸惑いながら老い宜わん 治療中の歯の隣の歯の被せものが取れてしまった。虫歯になったものと思い込んでどうせ使い物にならないだろうと、昨日の治療日にそれを持参しなかった。 レントゲン写真を見ると神経は残っているし、虫歯にもなっていない。そのまま使えるかもしれないとのこと。 それで帰りがけに、歯科助手が「次回は持ってきてくださいね。」そこまでは良いが、続けて「次回は必ず持ってきてくださいね。」と続けて2度繰り返した。そんなに念を押さなくても。 後期高齢者ではあるが耄碌しているつもりはないし、呆けてもいない。それなのに傍から見ると、それらの人とあまり変わらないということ? こういうことが最近増えた。嫌になる。見た目がよっぽど耄碌じじいみたいに見えるらしい。自分では10年前と変わらないと思っているのに。年相応かそれ以上に見えているということ? そう思ったら腹が立ってきた。 先日(7月12日)、久しぶりにヘルスメーターに乗って、データを出したところだった。(右は4月11日との比較)*体重 59.1㎏ 0 *体脂肪率 13.6% -1.1*BMI 20.8 0*筋肉レベル 5 0*基礎代謝 1378 Kcal +14*体組成年齢 63歳 -1*内臓脂肪レベル 8 0*皮下脂肪率 10.1% -1*骨レベル 6 0*バランス年齢 60歳 -1 体力が落ちていた3月ごろに比べてもかなり良くなっている。それなのに、外見はどんどん老けていってる。まあ、自分でも鏡は見たくないので、内心は自覚しているわけだ。おおいやだ、いやだ。 男のくせに? 外見が云々というより、見っともない老人になりたくないだけだ。フェイシャル・メンテナンスをしないといけないってこと? 昨日、改めて水平器を使って、左右の膝の高さを調べてみた。右の膝から下の長さが左より短いのは分かっていたが、いったいどの程度なのか。 こんなに違うとは。これはもう中敷きで調整できるレベルを超えてるじゃないか。若い時なら大脛骨を切って、少し離して固定する治療を数回繰り返せば、このぐらいなら伸ばせるのだろう。でも、この年になってやるのもねえ。 顔は別にして、フィジカルの方はまあまあだ。痛いところもないし、手放せない薬もない。メンテをサボらなければ大丈夫だろう。このままあと5年ほど無事に過ごせればいい。 地元の小学校に例の四十雀の巣を寄贈してきた。 今日は夏休みを控えて五時間授業らしい。なんだかバタバタしていた。外から校舎に戻って来た児童が「何、なに!」と近寄ってきたが、ゆっくり対応できなかった。 教頭先生も忙しそうだったので、詳しい説明などせずに置いてきてしまった。 戻って改めて電話をし、「鳥の名前はシジュウカラです」「何かありましたら連絡をください」と電話番号を伝え、教頭先生へ伝言を頼んでおいた。 どう扱かわれるかは分からないが、みんなの目に触れることを願っている。 小学校まで車で行ったが、外へ出たらサウナに入ったような暑さ。家の中はそれほどでもないので、その異様な暑さに一瞬で参ってしまった。きのうまで涼しくて鼻水を垂らしていたくらいだからね。堪えるわけだ。 週末から以降は、ギヤを一気に3段上げるような猛烈な暑さがやって来る。
2024.07.17
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♪ 生きものにうんこはみんなごちそうで野糞にむれるいのちの歓喜 若い頃に、ワゴン車で北海道から帰って来る途中、山中で車で寝た朝、野糞をしたことがあった。面白いのは、すぐに金蠅らしきものが飛んできて何匹かの幼虫を産み付けていった。あっという間に幼虫に占拠され、わが “落し物” は幼虫の餌になった。 これには驚いた。幼虫を直接産み付けるというそのすごさ。胎生というのは知っているが、まさか幼虫という形の胎生があるとは。 自然界には微生物を始めさまざまなものたちが、分解し再有効利用する循環システムが出来上がっている。こういう記事を読むと嬉しくなる。野糞を奨励している人がいるなんて思っても見なかった。中日新聞 糞土師、伊沢正名さんは稲田石の産地である茨城県桜川市で、「糞土塾」を開いている。彼にいわせればSDGsなんて綺麗ごとで、本物の共生とはお互いに生かし合うこと。お互いに食べ物を与え合うことだと。 人間は他の生き物の命を奪って生きている。だったら人間も他の生き物に食べ物を与えなくちゃいけない。その最良の方法が野糞だと。そして、地球上の全ての生き物にとって、「うんこ」はごちそうだという。「野糞をしてうんこを自然の中に置けば、いろんな虫や獣がそれを食べ、さらに菌類が食べて分解して土の養分に変えて、その養分で植物が育つんですよ。つまり人間のうんこが多くの生き物の食べ物になり、ひいては命になるんです。」greenz.jpより「食は権利、うんこは責任、野糞は命の返しかた。」とおっしゃっている。 ほとんどの人は野糞の経験など無いでしょう。登山やワンダーフォーゲルとかでキャンプをしたりしない限りそんなチャンスもない。トイレが整備されていないところは野蛮な場所という認識しか持てない。汚いもの不浄なものという固定観念を払拭することなど不可能かもしれない。 大橋巨泉は、“トイレで自分のウンチを絶対に見ない” と聞いたことがある。 私は野糞を何度か体験していますが、一度、体験することをお勧めします。“その気になれば” できないことはないでしょう。山の中が一番気持ちがいいですが、里や野原でだって人気のないのを確かめてやれば大丈夫、できないことはないでしょう。 ただ、草むらで「草におしりが触れないように」、用心してください。野生のダニに刺されたりすると大変ですから。 いつもと違う非日常の体験は、特別なことをしなくてもいつだってできる。どんな発見があるかも分からない。“常識的な生活をちょっとだけ疑ってみる” というのも悪くないんじゃないかな。
2024.07.16
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♪ マイナスをプラスに変えるトランプのまたもその機のやって気たるや富士山は雲におおわれている。 おはようございます。今朝の知多市は、朝のうちはやや晴れて薄日がさしています。一日、曇りがちの天気で雨は少し降る程度のようです。当分の間、湿度が日中でも70~80%もある蒸し暑い日が続く。梅雨明けは20日(土)あたりになりそうです。 今朝、こんな予報が出ていました。初めて見ます。16日(火)から全国的に気圧が低下するらしく、特に、大阪で19日(金)頃は影響度「大」で、「気圧低下に伴う頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などにご注意ください」とのこと。 天気図で見てもそんな様子はうかがえないし、どういう加減でこういうことが起こるのでしょうか。 等圧線の間隔が広く、風がない状態で何らかの理由で空気が薄くなる? 蝉が梅雨明けを待ちきれずに鳴きだしている。それも朝のうちだけで、「おや、まだ梅雨明けじゃない? 」と、明日には拍子抜けしたように静かになるでしょ。 陰気な朝のキッチン。梅雨が明けると、この2枚重ねのスダレ越しに強烈な日差しが、狂気のように射しこんでくる。 古い設えなので、保温材など入っておらず外壁を焼いた熱がそのまま室内に伝わってくる。グリ-ンカーテンなど気休めにしかならない。もう間もなく地獄の釜の蓋が開く。 安倍元総理が狙撃されてちょうど2年が過ぎたところで、ようやく献金被害者の救済の目途が見えて来た。そのタイミングで、トランプの暗殺未遂事件。射殺された犯人 20歳の犯人は共和党員として有権者登録をしていたという。この事件でトランプは同情票を集め、マイナスをプラスに転換して大きく弾み出していくだろうのだろう。 バイデン下ろしの声が高まっている中、今月末ごろにはその結論がでるのでしょうが、アメリカのかかえる病巣の多様さと深刻さを見せつけられている。 自衛隊も地に落ちたものだし、大企業の不正体質は根が深いし、海外の投資家からいいようにあしらわれている。国際競争力は落ちる一方で、他のアジア諸国にもものを言えた立場ではなくなっている。 良いことを書こうと思っても悪いニュースばかりが目について、ついつい辛口の内容になってしまう。 富士山も晴れて来たようだし、毎日をプラス思考に切り替えて、楽しく過ごすことを心がけるとにしましょう。
2024.07.15
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♪ 葦原にヨシキリの声ひびきおり空ゆ降りくる光のシャワー 市の勤労文化会館で友人の所属している写真のグループ展があった。 彼の写真には詩があってエモーションがある。物語性があると言ってもいいのかもしれない。とにかく見ていて飽きない。前回のこのグループ展の作品もとても素晴らしく、出展作の中では一番の傑作だと思ったくらい。 今回もいい写真が出品されていて、やはり一番いいと思った。独特の感性で撮られた作品には遊び心があるし、とにかくアングルと構図が素晴らしい。 写真の宿命というか、どうしても報道写真的なものが多い。既視感のある写真を見てもあまり感動しないし、興味を惹かれない。写真の肝はシャッターチャンス。良い表情や、よくぞ撮ったなぁと思うものもある。しかし、それは写真の一部であって目的ではないはず。 絵葉書のような景色という表現があるが、観光写真的なものや画面の中央に安定よく収まっている写真には、感動というものは生まれないと、私は思う。今回感じたのは、タイトルが良くないものが多かったように思う。タイトルが作品の魅力を半減させてしまっていたり・・ 写真は光を撮る芸術でもある。同じ風景でも撮る時間や天気、時期によっても全く違ったものになる。光の角度、明暗、コントラストなどその要素はたくさんあって、それらを配慮した上で、構図やシャッターチャンスなどが加わって来る。それだけに難しい。 私がブログに載せる写真は、日記でもあることから記録的な要素が大きい。作品ではないし、単なる説明だったり、インサートカット的な要素もある。でも、少しは面白い写真を撮ろうとは思うし、他人が注目しないようなものに目を向けたりもする。 心が反映されているかどうか。何を撮りたいか最初から分かっているのがプロで、シャッターを押してから考えるのがアマチュアなのかもしれない。
2024.07.14
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♪ 口の端に上りて口に入らざり昔なつかしつけものの味 水遣り用のタンク2つを一杯にして、なお余りあるほど降った雨も小休止。今朝は、薄日の差してきた5時20分ごろ、中2日のウォーキングへ。 上空をムクドリたちが一斉に南の方へ、始業開始とばかりに飛んで行った。この時間に出くわすのはいつものこと。 側の緑地帯の地表に集まっていたムクドリも、私の姿を見て飛び立ち目の前の電線に移動。 ムクドリはとにかく数が多い。塒になったりすると、その騒音と糞害が大問題になったりする。傍若無人のごろつき集団みたいで喧しいばかり。それで、あまり好かないようだ。 ある御宅の外構の一角にある植栽。なかなか良い感じ。だけど今が一番いい状態なのかもしれない。楠らしきものが植えてあるようで、楠は成長力旺盛だ。あと5年もすると変貌してしまうだろう。 いい時期は短いもので5年、10年先を見越して木を選ばないと、トンデモナイことになる。 佐布里池へはいつもとは違う「水の生活館」のある方から入った。佐布里池の西の端にある。 この時期は水量もたっぷり。平らに静まっている湖面を見ていると、いつもながら満ち足りた気分になる。 特徴的な自然環境・景観資源を有し、都市づくりを推進する上で重要な地区である佐布里水源の森周辺を、市が緑の拠点として緑化重点地区に選定している。 既存資源の更なる魅力化を図るため、自然に包まれた佐布里池の水面を活用して、交流人口を拡大し、市民がより楽しく利用できる憩いの場を創出するとしている。 その一環として、2021年からカヌー体験イベントが行われている。今年は、13日(土)~15日(月・祝)から始まる予定になっている。7時前の時点ではテントもカヌーもまだ準備前で、静まり返っていた。今朝は運よく雨が上がったものの、明日はまた雨の予報となっている。 26日(金)の朝一番の9:30からの部に予約してあり、私と孫二人で乗ることになっている。この頃には梅雨も明けて、猛暑が待っているのだろう。水面の涼しさとオールで水の感触を楽しんでいる間にあっという間に1時間が過ぎそうだ。22年8月15日 今年は10年に一度の暑さだというので早めに終わる設定になったのか、7月28日(日)が最終日になっている。 佐布里 梅の館では土日に朝市があって、地元の人が自分のところで出来た野菜などを販売する。その準備中だったので、「梅干しを持ってくる人はいますか?」と聞いてみた。「梅干しは売ってはいけないことになっている」とのこと。 そうか、そうだった。6月から、漬物を製造して販売する場合には保健所の許可が必要になっている。食品衛生法が改正されたためだ。 悲しいかな、「おばあちゃんが漬けた昔懐かしい漬物」が、もう手に入らなくなってしまった。 15,000歩ほどだったが、前日にスクワットを60回ほどやったので腿に筋肉痛がある。前半は自重したが、後半は少しではあったが坂を駆け上がったりしている。 帰ってから、隣組の新住人に四十雀の巣を見せてやった。みんな野鳥はもちろん知らないし、巣がどうということに全く関心がない。こんなことも知らないの?と思うことが多かった。卵付きなんてかなり貴重だ。 小学校の先生をしている奥さんがいるので、「子どもたちに実物を見せてあげたい」「学校で活かしてもらうには、誰に話をすればいいか」を聞いたりした。
2024.07.13
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♪ カフェテラスにパフェを食べおる午後四時の男すべてに独りの時間 四十雀が置き去りにしていった巣箱の巣(きのう詳しく書いた)、さてどうしましょう。一期一会の唯一無二の、無作為にして必然の造形物。 これはアートと言えば言えなくもない。用の美を訴えた柳宗悦からすれば、四十雀による民芸品とも言えようか。実在論的アートでもある。 あの “ネクタイ締めた” 端正な四十雀が、家の外壁に営巣するのだ。ツバメとはまた違う楽しみがある。 このままどこかに展示して、皆さんに見て知ってもらうのもいいだろう。 三味線の吉田兄弟のコンサートが大府市である。津軽三味線は大好きなので、是非観に行きたい。それでチケットを買いに会場の「愛三文化会館」まで行って来た。「もちのきホール」は行ったことがないので、場所の確認を兼ねて・・。 三味線二人の演奏なので、かぶりつきが良いに決まっている。バチさばきの迫力も津軽三味線の特徴でもある。特に今回は初の全編生音公演ツアーで、PA無しの演奏会ともなればなおさらだ。 いい具合に最前列が空いていると思いきや、「三味線体験会」というのがあってそれに参加する人のためのキープ席。こっちは7000円だ。そして「チケットぴあ」や他の販売店が、要所の席を確保している。チケットが、いかにも手作り感いっぱくていい。 発売開始の6日から5日経っているので、選択の良いところは残っていない。やはり人気のあるものは初日に並ぶつもりで行かないとダメだね。知ったのが遅かったのでしょうがない。 それでもなんとか、前から2列目の席をゲットできた(端っこだけど)。 帰りに、作らないといけないと思って出来ないでいる短歌でも詠もうと、以前行ったことがある喫茶店へ。ちょっと変わった雰囲気の店があって、看板の「HOKI COFFEE TERRACE」のHOKIの意味が分からず、ウォーキングのついでに入ってみたら、「帆季」という名だった。 入ってみるとなかなかいい作りの珈琲店で、空間の取り方、席の配置、インテリアのセンスなど、すべてが良く計算されている。とてもいい。店の前が広い遊歩道になっているシチュエーションも申し分ない。 珈琲はけっこう吟味しているようで、サイホン式で淹れるものらしい。取りあえずブレンドコーヒーを注文。 壁面に2冊づつ本が展示するように置いてあり、ガーデニングや、こだわりの住宅の本だったりが「見て!」とばかりに、表紙を見せてすましている。 この日も平日の午後3時半過ぎとあって空席が目立ったが、休日ともなれば若い女性で一杯になるのだろう。女性の客が多いのはまあどこでも同じだろうが、メニューがいかにも女性向のもので、ターゲットの絞り方も心得ている。 その女性に交じって男性もチラホラ。独りで来ている人が多いようで、その皆さんがパフェを食べている。これはちょっとしたカルチャーショック。独りで来る意味も察しが付く。 私は最近腹が出て来たし、相撲の回しのような腹囲の脂肪も気になっている。もともと甘いものは苦手な方でこうなのだから、甘党の腹の周りはさぞかし・・・。まあ、他人のことをとやかく言うつもりはないが。 この珈琲店の前の道がこれで、車は通らないし植栽も十分あっていい雰囲気だ。東海市が何十年もかかって整備した駅東の住宅街の外れにある。立地も良い。 夜の営業(ディナータイム)は土・日・祝日のみになっている(平日は18時まで)。営業形態も抜かりなしで、すべてが無駄のない、他のお手本のような店だ。 結局、短歌は下書きのヒント程度のものが、5首分ほどできただけだった。
2024.07.12
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♪ 不感症ここに極まる死にゆくは人にやあらず心や ころり 未だに北側の巣箱に四十雀がやって来ているらしい。PCの机のあるすぐ横の外壁だ。ときどき巣箱のそばの雨樋に止っていて、鳴いていたりする。網戸越しに覗くと、こちらの姿が目に入るらしくすぐに西の方へ飛んで行ってしまう。窓から身を乗り出すと巣箱がよく見える。 時期的に子育ての時期は過ぎているので巣を捨ててしまったのか思い、6月9日に巣箱の中を確認している。位置が高いので直接見ることができず、手で触った感じでは卵が1個あった。 住宅工事で人の出入りや騒音、つぎつぎと変わっていく景色など、とても子育てできる環境じゃないと、ついに嫌気がさして巣を捨ててしまったとばかり思っていた。6月9日 手を伸ばして撮っている。 それから一カ月も経っているのに、未だにやって来ていることに驚いている。一体何しに来ているのか。外でオスが鳴いているということは、巣の中にメスがいるということ? 昨日、「あっ、来ている」。隣の部屋へ移動して、そっと顔を出して見てみると3羽が雨樋に止っている。うまく撮れたと思った直後に飛び去った。 私の顔が見えたので、警戒してサッと巣箱から離れ電線に移動した。「3羽? 1羽は幼鳥か?」その内の1羽が餌を咥えているようにも見えたが、確かではない。 かなり警戒している。よほど人間はヤバイと思っているのだろうか。エサ台に餌をあげたり、巣箱を設置したり、犬の毛を置いてやったりしているのに、ねぇ。 改めて見直すとまだ1羽が残っていた。しかし、ちっとも巣箱に入ろうとしない。 飛んで行ったのは親と幼鳥?「四十雀は、繁殖がはじまると、メスは毎朝1卵づつ卵を産み、平均で8~9個くらいの卵を産むといわれている。全ての卵を産み終わるとメスが抱卵を開始する。オスは巣箱のそばでさえずっている。」実際には産卵途中で、もっとたくさん有ったのかもしれない。 そして、巣離れする前のがまだ巣の中にいるのかもしれない。 以前、ここに営巣した時は雛の鳴き声が部屋の中まで聞こえていた。壁一枚隔てたすぐ外で雛が鳴いているのを、まいにち嬉しく聞いていた。今回、そんな声は一度も聞いていない。まさかここに雛が育っているなんて思ってもいなかった。警戒して、鳴き声も出させないように注意を払って育てているのだろう。 ここの四十雀はエライ。全国的にもレアなケースだろう。無事にすべての雛が巣立って行ってほしいが、その雛のその後の生活を想うと人間の縮図にも思えてきて、可哀そうになる。 盛んに営巣している姿を観察していた東側の巣箱は、卵を確認してから出入りする姿もあったが、間もなく来なくなった。 幾らなんでも、卵ももうダメだろう。どんな具合か巣箱から出してみた。 ベッドの下地にこれだけの量の苔を運んだのだ。その上に、柴犬・小次郎の抜け毛をたっぷり使って、まさに羽毛ふとんの上に卵を産んでいる。 ここまでやって、雛を孵すのを諦めたときの四十雀を想うと、切なくなる。 ここに営巣し始めた時はまだ目の前は空き地だった。それが巣作りを始めると、重機が入り騒音が響き、人や車が出入りして、どんどん様子が変っていき、風景が一変してしまった。 これも運命。別のところで良い場所を見つけてくれていればいいが・・。樹木は減る一方だし、営巣できる環境はもうどこにも無いのかもしれない。だからこそ、こんな場所にある巣箱に頼らなくてはならないわけだ。 昨今の家には巣箱を設置することなどできないし、そんな発想を持っている住人も居ない。実際、“我が家の軒下の巣箱に、四十雀が営巣しているよ” と話をしてみても、興味を示した人は皆無だった。 身辺には人工物しかなく、“自然は遠くまで出かけていくところ” となっていて、すでに別次元のものになっている。 2025年の大阪万博のテーマは、「いのちの賛歌」を歌い、「いのち輝く未来をデザインする」場だという。膨大な金を使って経済優先の基に半年間のお祭り的イベントで、一体何ができるというのか。「いのち」とは何を差しているのか。
2024.07.11
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♪ 電車音が猛暑の空気引き裂いて夢の中まで暑くしてゆく 40℃超えのトンデモナイ猛暑は過去にもけっこあったようで、今に始まったことじゃないんだなぁと驚いてしまう。通年の歴代高温ランキング(気象協会)観測所には、気象台や気象台と同様の観測装置を使う測候所、気象観測所、特別地域気象観測所(以下「気象台等」と呼ぶ)と、アメダスの2種類がある。*印の地点は気象台等。 この異常な高温の一番の原因に「フェーン現象」が挙げられる。通年のランキングから、主な場所の立地状況を調べてみた。「フェーン現象」湿潤な空気が山を越えて反対側に吹き下りたときに、風下側で吹く乾燥した高温の風のことを「フェーン」と言い、 そのために付近の気温が上昇することを「フェーン現象」と呼ぶ。「通年歴代ランキング都市の地理的特徴」 *中条市 41.8℃ 南東に山 *熊谷市 41.1℃ 西、南西に山 *浜松市 41.1℃ 南が海、山は遠い *美濃市 41.0℃ 北側に山 *江川埼市 41.0℃ 狭い盆地 *多治見市 40.9℃ 盆地 *山形市 40.8℃ 盆地 *青海市 40.8℃ 西側に山 *甲府市 40.7℃ 盆地 *寺泊市 40.6℃ 東側に山 *かつらぎ町 40.6℃ 南北に山 *桐生市 40.5℃ 盆地 *勝沼市 40.5℃ ほぼ盆地 *伊勢崎市 40.5℃ 北・西・南に山 *三条市 40.4℃ 東側に山 *名古屋市 40.3℃ 遠いが北・西・東に山 すべてがフェーン現象ではなく、他の要素で高温になた都市もある。高気圧や前線の位置、台風の影響など様々が影響し合う。とはいえ、ほとんどがフェーン現象の影響があったと考えられそうだ。 2022年の6月・7月はよっぽど暑かったようだが、のど元過ぎればなんとかで、忘れてしまっている。6月でも、2011年以降、40℃台は少ないが現れ始めている。7月はバラバラで、毎年突発的に現れているような感じ。8月は2007年以降が多く、一番暑いことがよく分かる。9月は、2000年以降40℃超えは少ないが、概ね10年ごとに猛暑。 今年は梅雨の末期のような気圧配置で、梅雨前線が本州付近に停滞し、前線に向かって湿った空気が流れ込んでいる。北は大雨、南はムシムシ。湿度が高いため気温以上に暑く感じる。 梅雨が明けて、はたしてどんな気温になるのか。ここ一週間は曇りがちで、陽射しが遮られるので一息つけるがこういう日が挟まると、その後の暑さが却って堪える。
2024.07.10
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♪ この時期に電気が止まること有らばドーム球場一杯分の死者 昨日は午後からずっと夜を通して、今朝6時までクーラーを点けっぱなしだった。 こんなことは初めてだ。梅雨が明けた後はいったいどんな暑さが待っているのか、思っただけでも気が滅入る。 エアコンの電気消費の割合は、家庭全体の3割を超えている。ピーク時には5~6割にまで達する場合があるという。「家庭でできる温暖化対策」夏に実践したい効果的な "エアコン省エネ術" 出典 経済産業省「夏の省エネ・節電メニュー(令和4年6月) エアコンの設定如何で電気の消費量が変わってくるという。 設定温度を1℃下げるより、風量設定を「強」にする方が節電になるとか(ウェザーニュース)。人間の体感温度は室温だけでなく、湿度や気流によっても変化する。室温を下げる代わりに風量を強くすることで “体感温度が下がり、涼しく感じられる” ということらしい。 もちろん室外機の天板を日除けするとともに、前面も空間を取って日除けをした方がいい。室外機の周りの温度が高いと、室外機から熱を排出しにくくなって、多くの電力を消費してしまう。電力使用量が約5%削減できるというから侮れない。 クーラーを入れ始めたのが7日(検針日は5日)で、途端に電気の使用量がギューンと跳ね上がっている。8月分は倍以上になることは明白だ。 我が家の電気使用量電力各社は、月間の電気使用量を230~260kW/Hと想定し、毎月の標準的な料金を算出している。我が家は節電しているので100~200kW/H程度。 政府は、電気・ガス料金の負担軽減の補助金を8~10月に再実施する(7月に間に合わず)。 4月まで、電気料金は1キロワット時当たり3.5円、都市ガスは1立方メートル当たり15円を、それぞれ補助していた。 今回も同水準とすると、標準家庭で電気料金は月1,400円、ガス料金は月450円の負担軽減になる見込み。 8日(月)の15時までの最高気温は、和歌山県新宮市で39.6℃、東京都府中市で39.2℃、三重県桑名市で38.9℃を観測し、昨日静岡市で記録した40.0℃に迫っている。東京都心も36.0℃まで気温が上がり、今シーズン一番の暑さとなった。 9日(火)は、東京都心、静岡市、名古屋市、福岡市で猛暑日となり、さいたま市は38℃と危険な暑さが続く。 前線が日本海から東北北部に停滞したままだ。これも異常なことだが円安はそのままに、株が異常な高騰をしている。将来、「円安、株安、債券安」が同時に進むトリプル安を懸念しているアナリストがいる。
2024.07.09
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♪ 今日ほどに雲の存在ありがたく思うときなしビールをあおる 同じ場所に今までとは違う朝顔が咲いている。色が同じようなブルー系なので一瞬同じものかと思ったが、花が漏斗状に広がらないので違う種類で、桔梗朝顔の一種だったのか。種がごっちゃになっていたようだ。 今朝は5時起きで久しぶりの早朝ウォーキングへ。歩数計が電池切れで動かないので、電池交換しようとしても電池が引き出せない。しょうがないので持たずに行くことに。そしてカメラ用にスマホを準備するも、バッテリーがない。 昨夜、充電した時に発熱して上手く充電できなかった。過充電を2度やっているし、あわや電池切れ寸前なんてことも何度か。それで早々に電池の寿命が来たようだ。2021年11月に買ったので、3年持たなかったことになる。どうしましょう。 昨日は全国の240を超える地点で35度以上の猛暑日となった。8日も関東の内陸で40度に迫る危険な暑さが予想されている。 夜中は熱帯夜で暑かったが、朝5時半ごろの薄曇りの外はさわやか。体調もよかった。 ルーチンだった階段駆け上がりもやったし、上り坂3つほどを駆け上がったりもした。ときどきこうして体を使ってやらないと。 暑さにかまけてぐだぐだしていると、体力がどんどん下降していく。怠惰が普通になってしまってはお終いだ。 鉢植えで上手に朝顔を咲かせているのが目に入った。家人が庭掃除していたので声をかけてみた。「行灯仕立て」にする代わりに、伸びた蔓を下におろして巻き付けてあるんだという。それを繰り返して、下の方に花が咲くように工夫しているとのこと。なるほどそういう手があった。良いこと聞いた。 通路の塀に咲かそうと思っているものの花がまだ咲きそうにないが、さっそく真似してみよう。 歩数計がないので正確な数は分からないが、1万歩ほどだろうと思う。しっかり汗もかいたし、久し振りでちょっと疲れたものの気持ちがいい。 都知事選も終わって平常に戻った東京は、今日も熊谷市、横浜市など関東一円ともども猛暑で、今年一番の暑さになるらしい。午後は所々で雨雲や雷雲が発達しそうだとか。 都知事選は(元)広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が善戦。蓮舫氏は力不足が否めない。石丸伸二氏は、今後の政治活動について「まだ決めていない」としつつ、選択肢として「例えば(衆院)広島1区。岸田首相の選挙区」を挙げた。 合わせて行われた都議補選で、自民党は2勝6敗となり勝敗ラインといわれる4を大きく下回った。 今週は大気が不安定のまま推移し、曇りがちの天気が多そうだ。 梅雨明けにはまだ間がありそうだが、梅雨明け後のとんでもない猛暑に備えて、クーラーの室外機に日除けを設置。下の巻き取りは、逆の方が良かったかな。 停電や故障などないようにと願うばかり。
2024.07.08
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♪ 自由とか正常なんてないのかもマントルの海に浮いてながれて 昨日、最高気温35℃以上の猛暑日地点は2日連続で100地点を超えた。名古屋は3日連続の猛暑日、宮崎は5日連続だ。 夕べはさすがに暑くて1階で寝たが、初めてクーラーも点けた。夜、クーラーを入れて寝るのは初めて。こんな夜がしばらく続くという。 今日は、関東の内陸を中心に40℃前後となり、超えるところもあるようだ。 朝の8時にはもう30℃を超えるというから侮れない。この日曜日の過ごし方をよほど考慮してかからないと、大変なことになる。 犬の散歩とか幼児など地面に近いいきものは、大人の何倍にもなる。日中は外に出ない方が無難だろう。私もウォーキングに出られずにいる。 梅干しを買ってきてもらったが、その値段の高いこと、1粒40円もする。毎日2つは食べないと食べた気がせず、物価高がうらめしい。 この暑さがいつまで続くのか。 梅雨がどこかに行ってしまったようだが、梅雨明けしたわけじゃない。熊蝉が鳴きだしているが、ここ毎年気候がおかしいので蝉も困惑しているだろう。 穴から出ようとした時に大雨に降られ、かなりの数が死んだ年があった。昨日は関東で猛暑の中のゲリラ雨。道路は冠水し、新幹線が停電のおまけつき。今後、想定外のことがますます増えていくだろう。ここに40℃超えが混じってくる。 本州付近は高気圧に覆われ、強い日差しが照り付け上空1500メートルで24℃以上。晴れれば地上気温が40℃超え。その暖気が流れ込むのに加え、風向きによっては山越えのフェーン現象などあって、ツボにはまれば40℃超え。「 高気圧 + 日差し + 真夏の暖気 + フェーン現象 」。地球が狂人じみた行動に出て、怒っている。土曜日はまた梅雨の末期のような状況になるらしい。 これまでも “七夕のころが暑さのピーク” と言われていて、今年も、今日が最も暑い日となるようだ。しかしその余韻は残って、火曜日をすぎるまで暑い。 歳を重ねるのに同調するように気候が厳しくなっていくなんて洒落にならない。まあ暑いのは避けられないわけだし、受け入れていくしかない。以前は「立ち向かっていくぞ~」なんてことを書いていた気がするが、最近は無理をする気がしなくなった。 この時期、ちょっとしたことをしただけでもなんとなく疲れてしまう。ビールなんか飲んじまえばもう黄昏ていくばかり。暑くなった今は、ジンを飲むようになって氷を入れた冷たいのを飲むもんだから、余計に喉が渇く。悪循環になって、もう環状線に乗っているようなものだ。 ステテコ一丁でうちわ片手に、何とはなしに一日を過ごし、縁側でラジオを聴きながら夕立ちの涼しさを味わっていた昭和のあのころ。打ち水もけっこう効果があって、洗い物の水をぶちまけてたりしていた。 植木の水遣り用に溜めている雨水、90ℓが2杯分。昨今は、真夏の朝晩2回では数日で無くなってしまう。夕立も降らず晴天が続くとなれば、水遣りは猫の餌やりと同等に欠かせない。 カラ梅雨は困るし、かと言って一度にどかッと降るのも困る。
2024.07.07
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♪ 目覚めればまだ1時とぞ熱帯夜の湿度と温度が脳を狂わす きのうは暑かった。朝から30度を超え、最高気温36.5℃まで行って、夜も下がらず今朝の最低気温が26.8℃もあった。 水分を摂りすぎたせいで夜中にトイレに立ったが、いつもの感覚では4時ごろだろうと思っていたが、時計を見たら1時だった。寝苦しくて時間の感覚も狂ったようだ。とにかく暑くて汗をびっしょり掻いていてベッドで寝る気がせず、そのまま1階のフローリングの上で寝ることに。この時点ではまだ30℃あったらしい。 夜中4時の湿度が90%あったようなので、まさに熱帯のような暑さだ。「クーラーを点けて寝てください」とテレビでは盛んに言うがクーラーは嫌い。日中点けないのに夜だけ点けるという発想もない。 南側のグリーンカーテンの場所は地獄の毎日だ。せめてアスファルトの反射から根元を守ってやろうと、100均の簀垂れを立ててやった。 雨は当てたいので真上からの陽射しは防げないが、無いよりはましだろう。 唐綿(アスクレピアス)は花が終わったので切り戻し、百日紅も雨に打たれて逆さに垂れ曲がっていた花を、一部残して切り戻してやった。 葉からの蒸散を防ぐ意味もある。百日紅は花期が長いので、再び蕾を付けてくれるだろう。 切り戻した宮城野萩も枝の数を増やして、ここまで伸びてきている。 朝顔はどこまで伸びるのか。下の方で咲いてくれないと困るので、途中で切り詰めした方が良いのだろうか。 名古屋あさがおなんて、鉢植えで根元近くに大輪を咲かせるくらいだから、剪定次第でその咲かせ方も変えられるはずだ。名古屋あさがお 調べると、5月始めの摘芯の時期に、脇芽を残して親蔓を切り落としてしまう。脇芽を成長させ、そこにつぼみを付けさせるらしい。なので、摘芯の仕方でコントロールすることは可能なようだが、ここまで伸びてしまってからでは遅いのかもしれない。 今からでも間に合うのかどうか、一部の蔓を試しに切り詰めてみようと思う。 少しでも涼しくなるようにと、暖簾も夏のものに変えた。無駄な抵抗かもしれないが、気持ちの問題だ。クーラーなど無い時代の自然と共に生きる先人の知恵でもある。 釣り忍(つりしのぶ)などを吊るしたり、軒下に風鈴を下げたり。夏の暑い日本の生活の知恵と情緒的対応法というようなもの。 家の中に吊るす場所がないので、仕方がなくパーゴラの中に吊るしている。「ワイヤープランツ」と「多肉植物」 午後の陽射しが斜めからパーゴラの中まで差し込んでくる。玄関の暑さしのぎを兼ねて、ここにも簀垂れを設置してやった。 ダンカンドラも勝手に広がって、飛び石の周りをおおうほどになっている。 嫌いなクーラーを使う必要が出てきそうなので、ようやく室外機のカバーを外す気になった。 あの暴君のような太陽がまともに一日中当たるので、効率のためにも日除けを設置してやらないといけない。あっちもこっちも、簀垂れだらけとなる。
2024.07.06
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♪ 熱中症の症状みせるこの星は自律神経失調のおそれ “梅雨の晴れ間だからこそ暑くなっている”というような解説を、気象予報士がしていた。太平洋高気圧の張り出しから前線が梅雨の末期のような位置にあって、そのヘリを回って南から湿った暖かい空気が送り込まれている。各地でフェーン現象も重なって、トンデモナイ気温上昇が起こっているようだ。 5日は昨日よりもさらに暑くなるらしい。 各人がそれぞれのTPOに合わせて自衛するしかない。今年は、昭和100年に当るらしい。昭和元年生まれの人が100歳になる。100年前の気候と比べると、日本では1.35℃上がっているらしい。 日本では1990年代以降 、高温となる年がかなり多くなっている。高齢者は34年ほど前からその異変に気付いている人も多いでしょう。 世界的に異常気象が起きている。「ひるおび」が取り上げていたので、一部の画面をカメラに収めておいた。 詳細はいずれ書くことにします。 「Windy」では「火災危険」とか「旱魃監視」いうものがあるし「極端な予報」なんていうものもあって、地球の現状をビジュアルで伝えてくれている。「火災危険」 各地で乾燥化が進んで砂漠化している反面、海水の蒸発で大気は水蒸気をたっぷり含んでいて、局地的に大雨を降らせる。世界の5日気温分布5日14時の予想気温 拡大します5日の海水温拡大します 関心のない人にとってはどうでも良いことかもしれないが、現在の日本にも多大な影響を及ぼしている。経済成長と我欲にまみれた社会、生物としての人間のあり方が問われている。
2024.07.05
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♪ 太陽が昇るにつれて高熱が雲け散らしてギラギラの空 夕べの知多市は今夏初めての熱帯夜だった。日中の最高気温は33.5℃で、湿度が高く午後4時半ごろに3キロほど歩いたがとにかく蒸し暑かった。 今朝は4時過ぎにトイレに起きて、アランが外出から帰って餌を欲しがったりするので、そのまま起床することに。 5時の空。怪しげな雲の間から朝日が顔をだしている。塒から飛び立ったムクドリが幾つもの集団に分かれて、南西の方角にバラバラッと不良少年のごとく飛んでいった。 前線が北上しているため、南からの湿った空気が送り込まれる。今日の北陸地方は大雨で、太平洋側は猛暑となるようだ。 昨日は熱中症の搬送も多かったようで、高知・四万十市では37.1℃、宮崎市で36.2℃、富山市で35.8℃の猛暑を記録している。今日4日は、西日本の太平洋側できのう以上の暑さが予想されている。 “今年は今までにない暑さになる” という予測が出ているが、その序章の鐘が鳴ったという感じ。 名古屋では連日35℃超、わが知多市でもそれに近い気温が予想されている。とにかく湿度が高く、日中は60%前後で推移するので汗がベタベタと肌にまとわりついて鬱陶しい。 こんな今日だが、2軒目の家が棟上げされることになっている。すでに立ち上がっている1軒は「構造用合板の床板をトンカチで打ち付けていたが、こちらは釘打ち機を使っていた。 工事関係の車を路上に停めて交通の邪魔をしているのに、2軒とも建築会社からは何のあいさつもなかった。どういうわけか、板のつなぎ目に粘着テープが貼ってある。 今日は寝不足の上に湿度の高い猛暑の一日。カミさんは体育館での卓球の練習日。高齢者の多いママさん卓球だが、みんな自覚しているらしいので無理はしないのだろうが、大変だ。怪しげな雲は跡形もなく消えて、ギラギラ光線が射している。
2024.07.04
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♪ 堂々と「まったく記憶にありません」欺瞞も嘘もないのが自慢 以前(2021年4月)、「コグニサイズ」とかいう認知症予防プログラムの効果を調べるための運動と認知トレーニングの案内が来たことがあった。身体的には問題ないので、ここでは参加を見送った。 一昨日、「脳の健康度チェック」のチラシが送られてきた。これも市と国立長寿医療研究センターとの連携事業で、スマホで「すぐに、無料で、正確に、できる」というもの。 20分で済むというので昨日、QRコードを読み込んで早速やってみた。 記憶力がすごく落ちているという自覚があって、多分それが引っ掛かかるだろうと薄々思っていた。スタート画面(PC)*先ず、「記憶力」テストで、単語を覚えて答える問題。 10個の様々なものの名前を憶えて答えるだけ。練習があって、それから本番に入る。最後に今までとは違う画面にたくさん表示されて、おや?と思っている内に答える画面に変わってしまい、覚える間もなく終わってしまった。ここでも認知機能が落ちていることを思い知らされた。*次に、「注意力」テストで、数字を順に答える問題。 2つから始まって何度もやっている内に、3つになり4つになり、最後は9つまで増えた。*そして、「ワーキングメモリ」テストで、数字を逆順に答える問題。 *最後は、「処理能力」テストで、記号を答える問題。 問題の記号と一致するものを、表示されている記号の中から選ぶ。早ければ早いほどいいというもの。注意力と処理能力は平均を上回っている。 ガーン! こうもハッキリ「認知機能が低下している」と指摘されると、さすがに落ち込む。 自覚症状通り、記憶力に問題がある。同世代に比べて6割程度と酷いものだった。すぐ忘れるのはもちろんだが、記憶として頭に入っていかないのが問題で、ちっとも覚えられずに困っている。スマホ画面 この際、大府の「国立長寿医療研究センター」に行って、記憶力を回復する方法とか、進行を防ぐ方法などの指導を受けるべきだろう。先ずは電話で相談してみることだ。 記憶力をよくするには、「ウォーキングではなくランニングをした方が良いらしい」ことは知っている。やりかけたが、これがなかなか続かない。いいアドバイスがもらえるかもしれない。
2024.07.03
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♪ 爽風のイメージうかべ乗りまわすレモンスカッシュイエローの軽 買い替えの車がようやく納車の運びとなって、ディーラまで取りに行って来た。今乗っているのを息子が乗り(通勤・仕事用)、息子の乗っているものを廃車にする。先日、保険の車種変更は済ませてある。 諸般の事情で現物を見るのは初めて。4月7日に契約したので2.5カ月掛ったわけだ。車高が少し低くなり、全長も短いというので “小さい車” というイメージを持っていたが、そんな感じはあまりなかった。 何せ、色が黄色(レモンスカッシュイエロー)の膨張色だ。なのでそういう印象は受けないのだろう。デザインも悪くないし、色も浮いた感じはしない。 黄色は、明るく希望を感じさせ、活動的なイメージを与える色。太陽を象徴し、地にあっては妖土を、そして黄金を象徴する恵みの色だ。 有彩色の中で一番明るく、視覚的に訴える力の強い色でもある。暗い中でも認識しやすく、横断歩道の標識やランドセルカバー、交通安全の様々な場面で使われているように、注意を促す色なのでとても目立つ。走っていても目立つので事故にも遭いにくいだろう。色の明度による調和ヨハネ・イッテン色彩論 現在はまだあまり流行っていないところがいい。他車からも歩行者からも目に付きやすい。また、大きな野天の駐車場ならどこに停めてあっても、すぐに見つけられる。ナンバーからしても「あ!〇〇さんの車だ」と、すぐに特定されるだろうから、何かあった時などなにかと都合がいいだろう。逆に、悪いことは絶対に出来ない。 犯罪に “黄色の車を敢えて使う” というのが小説に登場するかも・・。 今はまだ敬遠されている色のようだが、その利点を意識するようになってみんなが乗るようになると、逆効果になるかもしれない。 黄色は、象徴的な特別の色だ。冬の寒さをしのいで真っ先に咲くのが黄色の花。そして暑さをしのいできた褒美のように、黄葉が自然界に溢れることになる。 かつては西洋で忌み嫌う習慣もあったようだが、今ではそんな事もなくその明朗闊達な印象は、衣にも食にも欠かせない。 精神的にストレスを抱えている時は黄色にイライラを感じることがある。そんな時は反対の紫系の色を取り入れることで、こころを落ち着かせることが出来るでしょう。「yellow」は形容詞として 1黄色、2〈話〉臆病な、3〈話〉嫉妬深い、4〈侮蔑的・差別的〉黄色人種の、5〔報道などが〕扇情的な などの意味がある。
2024.07.02
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♪ 半夏雨(はんげあめ)の天を閉ざしてうす暗き部屋に楽しむことのはの韻 昨日、雨が降る前にと思い5時25分にウォーキングに出た。途中でぱらぱらと雨が降り出し、佐布里池に着くころには小雨となった。まあ寒くも無いし少しぐらい濡れったってどうってことはない。 わずかな風があって、水面に模様を描いている。鏡のような湖面も良いが、微風もなかなかいい仕事をする。 パークロードでにはそこそこの人出で25人ほどに挨拶をしたが、佐布里池はさすがに人影が少なかった。雨宿りもできる藤棚もただ風が通り抜けていくだけ。 ノウゼンカズラは結構大きくなるようで、この家のものも幹の直径が10㎝以上あっただろうか。上手に仕立ててあって、かなりインパクトがあるが嫌味がない。 1本だけある自生の合歓木。もうちょっと背景の良いところにあるといいんだが・・。5月2日6月30日 春、意外なところに白い変わった花が咲いていて、何の木なのかピンと来なかった。実が生っているので画像検索すると、ヒトツバタゴと判明。こんな実が生るなんて知らなかった。 ミニチュアシュナウザーを連れたおじさん。手を出すと近寄って来てくれたのは雌の「花」ちゃん。もう一匹は雄だけど人見知りする怖がりらしく、ワンワン吠えて主人にしがみついているばかり。 ナンキンハゼは色んな表情を見せてくれる。この独特な花が咲いている今の風情も悪くない。秋の紅葉は言うに及ばないが、落葉後の白い実がたくさん生っている姿もわるくない。 朝倉団地内にある遊歩道。新庁舎の周辺にもこんな感じの遊歩道を設けてほしいものだ。道は曲線にしてあくまでも柔らかく・・こちらは東海市の遊歩道 太田川駅東側にあって、住宅街の中を東へ伸びている。大田小学校の通学路にもなっていて、安全できれいなこんな道を通って往き復りできるなんてしあわせなことだ。
2024.07.01
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