耳鳴りかと思った蝉の声、昨年も日記に書いています。今朝も5時過ぎから鳴き始めました。
月曜日、体操教室です。お天気は湿度たかいから? 頭が重いです。
「痩せません!食欲在ります!」同年齢二人で先生に訴えます。「やせないでいいのよ! 食欲があるのが一番!」だそうです。
今読んでいる本。古谷網武さんが出版された「空襲下の東京に生きたある娘の日記」とし、小さな本として発表されたもので、ある娘さんが吉沢久子さん。
古谷綱武さん出征中、秘書であった久子さんが、留守中の東京・仕事の模様を描いておくように言われて書かれていた日記です。 昭和19年11月から昭和20年8月までの日記が抜粋されています。
その中で段々食糧事情も悪くなっていく中、
「一番食べたいものがエビの天ぷら、甘い上生菓子、焼き立てのまだ熱いアンパン。20世紀梨、歯に沁みるような甘酸っぱいカリカリのリンゴ、生杏、マスカット、夏ミカン、ゆで卵も食べたいな。そうマグロの握り寿司をお寿司屋さんの大きな湯飲みで熱いお茶と一緒に口に入れてみたい。そんなことを考えていたらお腹が空いてきた。早く寝よう」
こんなことを日記に書くようになったのは、多分家の中に備蓄していた食料が無くなって行ったことが原因だと思う。
毎日十二分に食べていて、ダイエットに励んでいる現在の日本人は呑気すぎるかもしれない。
食欲在ります!痩せません! など言ったらだめですね。
まして、お米が少ないおかゆで、日常の仕事に励んでいらしたことを思うと、
「お月謝払って~体操して~ 何と贅沢ナ!」 高齢者三名で反省です。
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