昨日の文化塾講師は、山根基世さん・アナウンサーです
【もう一度考えたい言葉の力】
言葉の力を大切に~日々の暮らしの中で豊かで実りある人生を送るため・良い人間関係を作るために、
6ケ条 があるそうです。
・相手に誠実な関心を持つ
・笑顔を絶やさない
・相手の名前を覚える
・聞き手に回る
・相手が何を求めているか見抜く
・心からほめる
一番大切なことは聞き手に回ること。切れやすくなった日本人、人の話を聞かない 傲慢!
カラオケが出てきてから変わった! それは自分が表現する事に一生懸命になったこと。
聞かない症候群が増えている。 謙虚さと感謝から幸せが生まれる。
命の電話受付は、二年間の話を聞くことの研修があるそうです。
幼年期に日本語の良い言葉を、伝えることが大切です。
読み書きより日々の暮らしの中で会話することが必要です。最近は家庭でも学校でも言葉を失っている。
地域全体で子供を育てないと言葉は育たない。
アフリカのことわざに、「一人の子供を育てるのに村中の努力が必要だ」
「悩みがあったら市(いち)に出せ!」
“雀の学校”♪ 鞭をフリフリ先生が、ではなく “めだかの学校”♪ 誰が生とか先生かのほうが良い!
「アクティブ・ラーニング」グループで意見を聞きながら考えると、一人で考えるより思いもよらないことを、
思いつく。 なるほど!!
異年齢の大人たちの話す姿を子供たちに見せてほしい!
最後に 、【銀の雫文芸賞】
についてお話なさいました。
「雫石とみ (しずくいし とみ)2003年(91歳)で亡くなられた作家 。
戦争ですべてを奪われ、天涯孤独の身で日雇い労働者として働き続けた作家。
明治44年宮城県の貧しい農家に生まれ、社会の底辺を這うようにして生きてきた日々が綴られている。 昭和62年、とみは「銀の雫文芸賞」という文学賞を創設した。資金は日雇い労働でこつこつ働いて建てた家と土地を売って作った私財2800万円をあてた。(皆さんの2800万円と違いますですと‥)
「書くことが生きる支えになったから、そういう人を奨励するため」91歳でなくなるまで埼玉県川口市の六畳一間のアパートでひとりぐらしを続けながら日記をもとに文筆活動を続けた。」
「日記書くってことがあるから、幸せです。書かなければ生きられなかった」
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