Brog Of Ropesu

Brog Of Ropesu

2008年08月27日
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カテゴリ: KDB







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「それで・・お前はどうするんだ?エロ侍?」














「私は・・私はカトリーヌさんに付きます。・・・・最初に出会ったのも何かの縁。最後までお供するのが私なりの”義”



・・・・それに、女性が多い方に味方する方が、色々と楽しいでしょう?」












「・・・・成程。お前らしい答えだな」









「田吾君・・本当にごめんな・・関係無いのに巻き込んじまって・・」













「田吾君が覚悟を決めたんだ・・あたしもシャキッとしないとな!うし!



田吾作!エグゼ!・・これからの戦線に対し、あたしの指揮下に入ってもらう!

目的は”橙とカマキリの殲滅”!作戦・・・・開始!!」










「了解」 「応!」














「言ってくれるねぇ・・・・」 「面白れぇ!かかってきやがれ!」







===





~一方その頃~











「風向きが・・・・変わった・・」









「ん?どうしたッスか?

・・・・はぁ。それにしてもクロちゃん見当たらないッスねぇ・・・・」











「・・・・行かなきゃ・・」




だばっ










「あ、たまちゃん何処へ行く気だニャ!」










「・・・・トイレ。・・・・着いて来る・・?」









「いえ、私達は遠慮しておきます。・・・・ただ、くれぐれも気を付けて下さいね?」










「ん。・・すぐに戻る」






===





ザッ!









「くっ・・!メスチビに集中してたら真横から割って入ってくるとはな・・・・流石に今のは危なかったぜ?エロ侍!!」







「お褒めの言葉光栄ですね。

・・・・しかし、まさかこれをカマキリさんに使うことになるとは。運命とは皮肉且つ酷なモノですね・・」










「元々それはな、お前が俺と戦う様にくれてやったもんだ。それが本来の使い道だろう?」










「・・・・これも宿星ということですか・・因果なモノです・・」








バラララッ!









「オラオラァ!くっちゃべってる余裕なんて与えないぜぇ!!」





ヒュッ








「ハッ・・!そんなオモチャ当たるかよ!」











「残念。こちらは通行止めだ」




ビュッ!





「なん・・・・だと・・?」











「キャプテンが登場して時間を稼いでくれた御蔭でな・・この通り元通りに動けるようになったのだ」






バキィ!









「・・・・く!」









「何、ボサッとしてんだ!カマキリィ!!」










「陣形立て直せ!田吾作は3時へ展開、エグゼは田吾作の動きに合わせて線対称へと旋回!

マシンガン掃射による味方の誤射するようなポカはしないから、安心してくれ!

先ずは全力でカマキリを叩き潰せ!!」








ザザッ!










「うっせぇ!アイツら・・・・まずは俺を潰す気らしい。さっきから攻撃が集中し・・・・おっと!」





バララッ!











「うらうらぁ!休む暇なんて無いぜぇ!!」









「その通りですよ。カマキリさん?」




ザンッ!






バキィ!







「刀の無いお前如きに後れを取るかよ・・・・!」




ヒュンッ!










「では・・二人同時ではどうかな?」





ブシュゥ!











「ハッ・・!何人来たって同じだぜ・・・・!てめぇらみてぇな格下相手ではなぁ!」





ヒュヒュッ!



ゴキィ!バキィ!








「がっ・・!今のはけっこう効きましたよ・・カマキリさん・・」










「ぐ・・!一旦引いて距離を取るぞ田吾作。手ごたえは確かにあった・・消耗戦で潰すのが得策だ」









「・・・・解りました。

・・ですが、貴方も私もダメージは軽くない・・見極めを誤るとこちらが倒れるかも知れません・・・・」









「クソ・・!テメェラ・・!待ちやがれ!」












「カマキリ・・・・!あの傷は・・けっこうヤバイぞ・・!今助け・・」






バララッ!











「ここで、あたしがそれを許可すると思うか?」











「くそっ・・!さっきから忌々しい・・!近づくどころか身動きすらマトモに取れないのか・・!」












「橙ちゃんはカマキリ君みたいな素早さは無いからマシンガンの弾を見切るのはほとんど無理だかんな!
基本的にはそれで橙ちゃんを封殺して、状況に応じて、カマキリにも掃射して二人を援護すれば、もう大体積んでるんさ。

確かに橙ちゃんの破壊力も恐ろしいけどな・・あたしが一番危険視してんのはカマキリの機動力なんよ。
あいつの一撃一撃の破壊力は特に問題無いレベルなんだけど、撹乱に陽動に転向されたら相当厄介だかんな!」










「だったら・・・・!こっちは先ず司令塔であるお前からぶっ潰すまでだ・・・・!」





タッ!











「それだけの負傷を負った身体でマシンガンの連続掃射が果たして避け切れるか?」




バララッ!









「そんなモン・・造作もねぇ・・!」










「思ったよか体力あるみたいだね。どこまで持つかな?」






バララララッ!











「そんな豆鉄砲何発撃ったって同じなんだよ・・・・!」











「何で・・!何でだ!あたしは避けてそこへ来るだろう位置も計算して撃ってるんだぞ!何で当たらないんだ!マシンガンの弾だぞ!普通なら避けるのだって不可能なんだ!

・・・・何で平気で向って来るんだよ!」









「確かにメスガキの言うとおりだ。普通じゃあ無理だな。だが、俺は簡単に回避している。

・・・・原理は単純。なんてこたぁ無い種明かしをしてやるよ。


俺はな”目”で、お前が向けた銃口の向きを観て把握して、それから避けてるんだよ。無論、言うほど簡単じゃねぇさ。俺の疾さがあって初めて出来る。

通常、弾丸の平均速度は500m/sだ。それに比べ音の速度は360m/s

音と耳で着弾を確認して撃ってる様なお前には一生解らん世界さ」








続く!









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最終更新日  2008年08月27日 22時37分40秒
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