Brog Of Ropesu

Brog Of Ropesu

2009年08月15日
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カテゴリ: KDB
一度、ガロン単位でバナナオレとかフルーツオレが飲みたいのだわ


BGM
古いアニメのOPっぽいです



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「・・そして、これがあいつらのステータスニャ」






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カリン・B・E・R・C・カルヴァイ


レベル(192/???)




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ルー

レベル(75/140)




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「解る通り・・あの女の強さは規格外なんだニャ・・・・。だけど、あっちのカマキリの姿をしているヤツだけなら総力戦を掛ければ何とかなる筈だニャ!








「ちょ、ちょっと待って!あそこに居るのは私達を裏切ったカマキリ君じゃないの?」









「・・いや、アイツはカマキリの筈無いッス。アイツは・・・・」











「・・恐らく私達を動揺させる為の変装か何かだろう。どういうワケか蟷螂拳はアイツレベルの使い手だが、口調や仕草が違う。化けるならもっと上手くやれってんだ・・ったく、ふざけやがって」










「大体そんなとこニャ・・どういう原理かは解らないけど・・アイツは他人に変身し、その能力を使う事が出来るみたいだニャ

・・どういう条件を満たせばそれが出来るかまでは判らないけど・・・・生き残ってる(と思われる)他の皆の能力値もこれだけあるし・・



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ククリ

レベル(50/60)




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神裂トワ


レベル(3/85)




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権平小奈津


レベル(69/72)




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一条百合絵


レベル(12/30)





===



フェイ

レベル(55/120)



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オメガ兄

レベル(90/95)






===









「この場に全員いる訳じゃあ無いけど、これ以上こちらの力を奪われなければ勝機は十分にあるニャ!

・・だからこそ、あの女が撤退してくれるならそれに越した事は無いんだニャ」











「でも・・でも・・・・!違うッスよ・・!理屈じゃあねぇんス!アイツからは・・あの女からはボスの血の匂いがするんスよ!!!!これが・・!黙ってられるワケねッス!!!!」






ダッ!








「シロォオ!!」











「うぉおおおおおおおおお!!!!」






シュバババッ!!





ガシィ!!








「・・遅い・・・・ですわ。それに怒りに身を任せた攻撃じゃあ単調で非常に読みやすくてよ?」







ダンッ!








「うぐぐ・・!放せ!放せッス!!」











「ダァメ♪手癖の悪いお手々には・・・・お仕置きが必要ですわ♪」






クイッ・・




ギギギギ・・・・







「シロさんっ!!」









(・・っ!マズイ!あの体勢は・・!やっぱりアイツ・・軍人か何かだ!動きがマーシャルアーツのソレだ。

・・けど、通常のそれとは決定的に違う点がある・・アイツのサブミッションは・・”システマ”だ。

・・・・通常、軍人格闘では威嚇や制圧を主としている事が多い。
だが、システマは違う。アレは”人を壊すこと”に特化した・・荒々しさの仲に巧緻さを内包したマーシャルアーツだ・・!シロ・・っ!くそったれ・・!間に合うか・・!?)







タンッ!








「おっと。俺様を無視しようってんじゃあねぇだろうなぁ?どいつもこいつもコケにしくさってカス共が!」

(・・ちっ。ようやく震えが止まったぜ。この俺とした事が本気で動けなくなっちまった・・畜生!)










ボキッ・・








「~~~~~~~ッ!!!!!!」





ダンダンっ!









「まずは一本♪うふふ・・あまりの痛さに痙攣が止まらないみたいですわね?

・・では、左右バランス良くもう一本・・・・折って差し上げましょう」




ギギギギギ・・・・!







「やめろぉおおおお!!」







ボキッ!










「あ・・・・あぁ・・・・」










「・・なんてことだい・・・・」










「・・・・何だっつんだ。・・・・何で!何でアンタはシロにばかり構うんだっ!!」









「MAXコーヒーに負けず劣らずの甘甘甘いアマちゃんに、度を逸したお馬鹿さん。

・・けれど、ここまで生き残ってこれたということは偶然なんかじゃ無い・・紛れもないもない事実。

――ならば、それを補うだけの何かがあると考えるのが妥当でしょう?

まぁ、でも・・どうやらわたくしの思い過ごしみたいでしたわ。もうこの子に興味はありませんの。

・・・・この答えじゃ不服でしょうか?うふふ・・♪」









「・・・・シロは!シロはお前のオモチャじゃないんだぞ!」




・・タッ!





ぐいっ!









「・・・・何故止める!ルクス!」











「よせ・・!今は・・耐えろ!アイツはもうシロに危害を加えないそうだ・・今優先すべき事はアイツをはっ倒す事じゃあ無いだろう?シロを助ける事だ・・!
何だかんだで冷静なモノの見方が出来るお前がそんなんじゃあ場の指揮は乱れちまう・・!だから・・!悔しいのは解る・・・・!けど・・今は耐える時期なんだ!」




ぎゅっ・・!








「・・・・ルクス。お前・・・・」

(握った拳から血が・・・・そうだよな。友人をここまでコケにされて悔しいのは私だけのハズないよな・・・・)











(・・・・自分が”弱い”ってことを自覚してる人間は厄介ですわね。

”どうすれば勝てるか”、”どうすれば生き延びられるか”ってことを常に考えていますわ。やり難い相手ですわね)



「うふふ♪まぁ、何にせよ、今回はここまでにしておきますわ♪

これから先、わたくしに向って来る者がいたら、首と地面のご両人に情熱的なディープキスをプレゼント致しますわ。

・・・・それが今の貴女達とわたくしの実力差ですの。心にゆとりを持たねば・・勝てる戦も逃してしまいますのよ。


・・・・それと、シロちゃんでしたかしら?気絶しちゃってもう聞こえてないかも知れませんけど、貴女に助言ですわ。

正しき知識は正しき審美眼を生みますの。本質を理解すれば正しく、一般論を揶揄すれば間違い・・。
そして、正しい情報を見つけたときには可能性が発生しますわ。絶対というものはこの世にあんまり存在しませんの。
正しいことをしたくば・・偉くなる事と強くなる事が必要不可欠なのだから。


・・・・悔しかったら辿り着ける様に追ってきなさいな。この意味がわかった時に、きっとまた出会う事となりましょう。それでは」







スタスタ・・









「・・・・次に会うときは・・!お前は・・!お前だけはオイラが絶対ぶっ倒すッス!!」


















「・・・・楽しみに待っていますわ」













「シロちゃんの腕・・とても綺麗に折ってあります。・・治ればより丈夫になるくらいに。しばらくは動けないだろうけど、この分ならすぐに復帰できるよ!」










「へへ・・ついでにあのババァの技を盗んでやったッス。タダでやられてやる程オイラは御人好しじゃあ無いッスよ」








「お!ちゃっかりしてるねぃ!」










        シロはカリンから”システマ”を習得した!







続く!







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最終更新日  2009年08月15日 23時05分26秒
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