学生時代の山の会の後輩から封書が届き、
何かな?と思ったら映画会の案内でした。
解説文より
主人公・山本慈照は、長野県下伊那郡阿智村にある
長岳寺の住職であり、国民学校(小学校)の教師で
もあった。 敗戦間近の昭和20年5月、1年だけ
という約束で 一家を連れ、満州へ渡る。
8月9日、ソ連軍の侵攻が始まり、直後の日本の敗戦も
知らずに逃げ回るが、女子供を抱えての逃避行は、なか
なか進まない。食料もなく死の旅であった。 ついに、
ソ連軍につかまり、慈照はシベリアに抑留される。
が、1年半後 奇跡的に帰国を果たす。 故郷 阿智村
の美しい桜にみとれ、ようやく 自宅に帰り着くと、
阿智郡開拓団の全滅と 妻と子の死亡を知らされる。
慈照は、近くのダムに強制連行された中国人の遺骨が
多く残されていることを知り、遺骨変換運動にまい進
して訪中も果たす。 そんなある日、慈照のもとに、
1通の手紙が届く。
手紙は 満州に残された 日本人孤児からのもので、
両親を恋しく思い、会いたいという気持ちがあふれ
ていた。 この後、慈照は 残留孤児たちの
帰国運動に生涯をかける。
死んだはずの娘、冬子と再会するのは
慈照83歳の秋であった。
国家が総力を挙げてつく うそを見破るのは難しい。
国家に尽くした日本国民は、加害者であって、
被害者であったのです。
劇中、慈照のことばは、観るものの胸にひびく。
≪以上、送っていただいたチラシより≫
チラシを見て、都内だし遠いし、初めは行きたくないと
思っていたのですが、後輩が問い合わせ先になっていて
一生懸命に 頑張ってやってくれているんだな~
と 嬉しくなって、行ってみることにしました。
深刻な問題をテーマにしていますが、何か
心温まるものが いただけそうな映画です。
ご都合のつく方、ぜひ、ご覧になって下さ~い
【 追 記 】
こちら
で 『望郷の鐘』の上映日程がご覧いただけます。
この近くですと、
8月25日 火 10:30 / 13:30 / 16:00 / 18:30
立川市女性総合センターアイムホーム
8月29日 土 14:00 なかのZERO視聴覚ホール
9月12日 土 9:45~ なかのZERO視聴覚ホール
9月16日 水 9:45 江東区総合区民センターレクホール
9月18日 金 10:30~ / 14:00~ 所沢市民文化センター
ミューズキューブホール
9月19日 土 10:00/14:00/18:30 麻布区民センター
9月26日 土 9:45 なかのZERO視聴覚ホール
10月2日 金 14:00 江東区総合区民センターレクホール
他にも全国的に上映が行われているようです。
【世の中の動き】
沖縄タイムス 『わたしの主張 あなたの意見』 より
参議院選挙、やはり安倍さんにNO!だっ… 2016年07月30日 コメント(2)
昨日、『砂川闘争60周年のつどい』 に … 2015年11月06日
明日、立川で 砂川闘争60周年のつどい♪ 2015年11月04日