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シャーロック・ホームズ VS
モンスター
※
ジャケット(オモテ面)
【 スタッフ 】
監 督 レイチェル・ゴールデンバーグ
脚本・製作総指揮 ポール・ベイルズ
音 楽 クリス・ライデンハウア
衣 装 ニッキー・アルスフォード
製 作 デヴィッド・マイケル・ラット
デヴィッド・リマウィー
【 キャスト 】
シャーロック・ホームズ(小杉十郎太)…ベン・サイダー
ジョン・ワトソン(相沢正輝)…
ギャレス・デヴィッド=ロイド
レストラード警部(をはり万造)…ウィリアム・ハウ
アイボリー(八十川真由野)…エリザベス・アレンズ
ソープ(松本大)………ドミニク・キーティング
※ジャケット(ウラ面)
【 仕 様 】
型 番 ALBD-6360
製作年度 2009
年度
製 作 国 アメリカ
原 題 ----
発 売 アルバトロス株式会社
販 売 アルバトロス株式会社
提 供 ----
価 格 ----
字幕翻訳 ----
吹替翻訳 ----
吹替演出 ----
制作協力 ----
日本公開 ----
リリース ----
収 録 90
分
サ イ ズ 16: 9 LB
ビスタ
音 声 1.オリジナル <
英語 > (Stereo)
2.日本語吹替 (Stereo)
字 幕 1.日本語字幕
2.デカ字幕
3.日本語吹替用字幕
そ の 他 片面1層、 MPEG-2
、 COLOR
、複製不能、
DOLBY DIGITAL
、 2 NTSC
日本市場向、
DVD
、レンタル専用 中古販売禁止
映像特典 予告編
※ディスク
【 ジャケット 】
オモテ面:全ての謎は、
彼が解き明かす。
ウラ面 : 19
世紀末、霧のロンドンは
ジュラシック・パークと化す!
ミステリー !!
アクション !!
モンスター・パニック !!
名探偵シャーロック・ホームズが挑む、
史上最大の事件の謎とは ?!
ロンドンのビッグベンを背景に、機械仕掛けの恐竜が2頭、翼竜の方は何やら火を吐いている。中央には濃い顔立ちのシャーロック・ホームズが剣を振り上げ、銃を構えている。うーん、ま、何でもいいんだけど、昭和 30
年代の子供向け雑誌に載ったイラストみたいだ。レトロな感じは、狙ったものなのかなぁ。ちょっと気になる。 (
笑 )
ウラ面は、可もなく不可もなく。ちなみに、右側の背の高い方がシャーロック・ホームズ。オモテ面のイラストとは似ても似つかない。 (
笑
)
【 感 想 】
「対象年齢 14
歳未満」
アサイラムのモックバスター。ガイ・リッチー監督の『シャーロック・ホームズ (09)
』の公開に合わせた作品だろう。でも、スティーブン・スピルバーグが製作した『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎 (85)
』に較べたら面白い作品だった。 (
爆 )
――シャーロック・ホームズの許に不可解な事件の捜査依頼が舞い込んで来る。植民地からの財宝(税金)を積んだ船が正体不明のモンスターに襲われて沈没したと言う。ワトソンと連れ立って現地に向かうが、既に積み荷は消え去っていた。
一方、ロンドンでは娼婦と客がモンスターに襲われる事件が発生。レストレード警部と伴に捜査に当たるホームズは、幾つかの証拠から犯人の正体に辿り着く。しかし、そこには驚くべき真実が隠されていた。
……というお話し。
ホームズにワトソン、ハドソン夫人とレストレード警部、お馴染みのキャラクタが登場するので安心して観ていられる。余計な説明が要らないから有名なキャラクタを使うのは、映画作りにおいては大きなアドバンテージだ。 (
苦笑 )
それに、ホームズがモルヒネを打たれて「いい気分だ」と恍惚の表情を浮かべたり、「初歩だよ、ワトソン君」と決まり文句を口にしたり、映像の端にバイオリンが映ったり、ハドソン夫人の娘と思しき女性が登場したり、ワトソンがアフガニスタンで従軍していたと話したり、ニヤリとさせられる小ネタが仕込まれている。(アサイラムにしては芸が細かい)
本作品は所謂、モックバスター(模倣)だが、ホームズにも沢山のパスティーシュ(模倣)作品がある。そんなことを意識したのか、本編中に《切り裂きジャック》を思わせるセリフも出て来る。小説『ホワイトチャペルの恐怖/シャーロック・ホームズ最大の事件』を思い出してしまった。(たぶん、シャーロキアンは怒るな)
また、コナン・ドイルのSF小説『失われた世界』からインスパイアされたモンスターも出て来るし、《テンタクルズ》や銅製のヤカンみたいな《アイアンマン》もどき、鋼鉄のドラゴンやダヴィンチがスケッチしたような気球まで登場して、クライマックスはスチームパンク風。このゴッタ煮の感じが、バカバカしくも楽しい。脚本を書いたのは、ポール・ベイルズ。『ディープ・コア 2010(09)
』や『バトルフィールド・アビス (10)
』等も書いているが、『リージョン・オブ・ザ・デッド/ミイラ再生 (05)
』といった監督作品もある。
CGは低コストの作品らしく、最低限。タイトルロールのロンドンの街並みには力が注がれているが、ここで力尽きてしまったらしい。その後は、いつものアサイラム・クオリティ。(その方が、安心出来る)
映像はセピアトーンに調整されているが、それがまたZ級映画っぽい。 19
世紀末の雰囲気づくりとボロ隠しのつもりなんだろうけど、そんな必要はないんじゃないかなぁ。
監督は、『アドベンチャー・オブ・スノーホワイト (12)
』のレイチェル・リー・ゴールデンバーグ。「美人だなぁ」と思っていたら女優さんとしての出演経験もある。
シャーロック・ホームズを演じるのは、ジョン・サイダー。原作では痩身長躯となっているけど、背の低いのが難点かなぁ。ちなみに『 SHERLOCK HOLMES vs. FRANKENSTEIN
』への出演も告知されていたけど、リリースされていないようだから制作が頓挫したかな。(ホームズを演じているかどうかは不明)
ワトソンを演じるのは、ギャレス・デヴィッド=ロイド。TVシリーズ『秘密情報部トーチウッド』にレギュラー出演していた俳優さん。
レストレード警部は、ウィリアム・ヒュー。同じアサイラムの作品に何本か出演している。
こんな作品ばかり観ていてはいけないと思いつつ、どうも止められない。 (
苦笑 )
「下らないなぁ」と思う一方で、稚気に溢れた作品は童心に返って楽しめるから「貴重だよなぁ」とも思う。それが意図されたものかどうか分からないが、小中学生が楽しめる空想科学映画が少なくなった現代では、バッタもんではあっても、こういうイマジネーションが広がる作品は大切だと思う。(ほめすぎ?)
というワケで、対象年齢 14
歳未満くらいかな。(おいおい、私は 13
歳以下かよ)
【 『ジュラシック・パーク』シリーズ 】
『0699 ジュラシック・パーク』
『0700 ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』
『0701 ジュラシック・パーク3』
『0702 ジュラシック・ワールド』
『1895 ジュラシック・ワールド/炎の王国 [ブルーレイ]』
『2327 ジュラシック・ワールド/新たな支配者』
【 恐竜映画 】
『0584 ジュラシック・ビースト』
『0829 ランド・オブ・ザ・ロスト』
『1094 ダイナソー・キングダム』
『1177 ジュラシック/リボーン』
『1240 プテラノドン』
『1934 ジュラシック・レイク』
『1988 ダイナソー・プロジェクト [ブルーレイ]』
『2176 ロスト・ワールド2013』
『2177 ジュラシック・プロジェクト』
『2328 ダイナソー・デイナ』
『2329 ジュラシック・サバイブ』
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