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前回に引き続き
ALPS のマイクロドライプリンタ MD-1500の話だよ
このプリンタを使う上で大変重要なのはドライバーなんだ
特にMD-1000、1300、1500を使いたいと思ったとき
メーカーは無料のwinNT、2000、XP用ドライバを用意していない
だから有料のドライバを購入しないといけない
(MD-5000、5500はメーカーサイトから無料でダウンロードできるのでいいけど)
もちろん その代わりOSが持っているプリンタドライバを使って
印刷することもできるけど 機能がかなり限定されてしまい
このプリンタの価値が発揮出来ないんだ
今回は OSが提供しているドライバと 純正のドライバの違いについて
簡単にお話しするよ
まず マイクロソフトのOS win2000 winXPの持っているドライバを見てみよう
パラレルUSB変換ケーブルをPCに接続すると OSがALPS MD-1500とプリンタを
認識して、自動でドライバ「MD-1500(MS)」をインストールする
普通に使うにはこれで充分だけど 実際はイヤだと思う
これがOSの持っているドライバの設定画面だ
もちろん詳細設定ボタンを押してプリンタを制御する
詳細オプション画面
まず用紙を見てみよう
基本的な このプリンタで扱える用紙は網羅している
印刷品質も1200dpiの指定もできる
鏡面印刷もちゃんとできる
用紙の選択では ALPSの用意している標準の用紙に設定を合わせることだって可能だ
例えばアイロン印刷シートにだってきっちりと設定出来る
でもね
どこを探しても 特殊インクに対する設定は出てこない
このドライバでは 白や金銀といった特色の印刷はできないんだよ
黒だけの単色印刷だって不可能だ
じゃあ 実際のメーカードライバを見てみよう
メーカーのドライバの設定画面では
ドキュメントの設定から始まり用紙の設定
そして
特色印刷用のダイヤログが用意されている
例えば
普通の4色 K C M Y のインク以外の金銀、メタリックブルー、メタリックレッドの色を
同時に印刷出来る設定だ
また
この中には 単色の設定 多色やアンダーコート用のインク(白)光沢インクなど指定出来る
例えば
単色では9色のインクを入れ替えて別個に印刷出来るんだ
さらに
用紙の設定では アイロン印刷以外でも任意で鏡像印刷ができたり丁合や割付といった
大型プリンタの持つ機能やページ合成という特色や単色カラーを印刷するとっても重要な
チェックが用意されている
さらに
印刷データをプリンタドライバ側で微調整出来るカラー調整 コントラストやカラーバランス
これらの設定ができるようになるんだ
もちろん 各社が出すプリンタ用のドライバは それぞれのプリンタ特有の設定画面
が用意されていて プリンタを使うのに必要なすべての設定が含まれているので
MSの用意しているドライバは使えない
というより6ヶ月に1回出てくる各社のプリンタ、どうやってMSがサポートするか
すごく難しい話しだよね
とおちゃん 質問!
どうやって印刷するの?
はははははは
例えば
透明フィルムにカラー写真を印刷するとしよう
インクジェット用の透明フィルムに何か印刷した経験のある人は多いと思うけど
その印刷物を 色の濃いベース 例えば黒色のベースに貼り付けると
せっかくの印刷も色のないつまらないモノになっちゃうよね
そこで このプリンタで利用出来る白色インクをベースに印刷することにしよう
印刷データをまず印刷するときに特色印刷にチェックを入れ
単色にしてから特色ホワイトを指定する
次に 印刷設定で ページ合成をチェック
これで一度印刷をする
この時点で 白色インクでデータが印刷される
ページ合成にチェックが入っている場合 印刷された用紙は
印刷前の用紙位置に 印刷後戻ってくれる
そこで 今度は普通に4色を使って印刷する
こうやって 下地に白色を そしてその上にカラーが印刷出来るんだ
(印刷データに白の部分がある場合その部分も印刷出来るようなデータを作ること)
とおちゃん けっこう面倒だぞ
ははは
そうだねえ 全部自動でできるようなすごいプリンタなら良いけど
印刷職人芸が必要かも
さて、
このプリンタを使う上でメーカードライバは必要だと言うことがわかっただろうか
次回はいよいよメーカードライバのインストールだよ
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