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本日はひさびさに秘密バー。開店直後、エビスをスターターにバーテンダーT氏との会話も弾む。今日は特別な日、T氏が今月初めのカクテルコンペに挑んだ作品、ロズウェルをセカンドに。(「ロズウェル」については1/8の日記を)男性客二人組登場。この時間の秘密バーにしては珍しく賑やかになる。こちらのお二人もいいペースでカクテルをオーダー。早い時間はT氏ひとりでの接客ゆえに忙しくなりそうな予感、ギムレットをいただいてBARセレーネへ。ここでのスターターは、秘密バーT氏が昨年秋の関東カクテルコンペに出したフェミニンを、彼のライバルであり、切磋琢磨しあう仲間でもあるK氏に調製願う。続いてはウイスキー。「ウイスキー・ファッジ」というお菓子を入手したので、それと同じグレンファークラスをチョイス。特別な日、ということで奮発してソサエティの38年。じんわりと時間をかけて。更に余市シングルカスクへと進む。気がつけば、結構な客数になっている。私はカップル二組にはさまれる形で、先ほどの秘密バーでの男性二人組も奥に。カップルの一組の男性、帰り際に『ブログ、いつも楽しみにしてますからね』と。バレてたのね~。さて、冒頭から『特別な日』という言葉が何ヶ所か登場している。秘密バーのバーテンダー、T氏がこの街を離れ、しばし『修行の旅』に出る。修行の地は銀座、リトルスミスである。明日からすぐ、というわけではなく転居などの諸準備も含め2月10日ぐらいからとのこと。そこで、帝都近郊在住在勤のノミアルキスト諸氏に伏してお願い申し上げます。同店を訪れた際に新顔を見かけたら、ぜひ声をかけてあげて下さい。そして、バーテンダーとして鍛えてやって下さい。大きくなって、帰って来い。★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る
2006.01.31
「レジデント」でゆーっくり、となると色々なビールを飲みたくなっちゃうんだよね。そんなわけで、まずはヒューガルデンホワイトから。原材料にオレンジピールが含まれているから、やはりほのかに柑橘系が香る。味わいは「軽い」ので、最初にコレを持ってきても、このあとに大きく影響しちゃうことはなさそう。以下、ツラツラとビールを飲み進めて行きましょう。 冷蔵庫のチーズをテキトーに引っ張り出してツマミにしながら・・・。さて、お次はサントリーモルツと銀河高原ビール 小麦のビール。 モルツは「赤城山水系」のクリアな味わい、銀河高原はスモーキーな「酵母系」。モルツは近々「モデルチェンジ」があるようだが、銀河高原は事業縮小が残念・・・。好みもあるが、モルツも相手が銀河高原とあっては分が悪いか。と、ここまでで期間限定禁酒中のshibuya8604さんから、『このブログを読んでしまったので飲みたくなった。どうしてくれるんだ!!』とお叱りをいただいた(笑、うそうそ)。そんなワケで中休みのスウィーツを。昨日お目にかかった『駄王さん』のお土産と同じウイスキー・ファッジを近所の店で見つけたので即ゲット。結構種類もあって、さすがに全種類というのもはばかられたのでコレ。 「キー・モルト」はグレンファークラス。中身はこんな感じ。 2センチ角の、ちょっと大きなキャラメル、と言ったところか。さてと、いつまでも飲み続けるわけにもいかないのは何処も変わらず。シメの一杯(一本)は、正確にはビールではない。またまたサントリーの麦の贅沢。 ビールと『小麦リキュール』のブレンドでリキュールに分類されるためか、価格的には(量販店なら)ジュースなみ。サイトの商品解説では明示していないが、原料の大麦はたぶんワールドセレクドビアと一緒じゃないかな。ビールを「プふわぁ~」と美味しく飲んでいる方には物足りないはずだが、親和性の高い原料同士のマッチングで、アルコール・ドリンクとしてはアリ(かもね)。なるほど、それで「麦の贅沢」。恥ずかしながらワタシ、最初は女性向け商品だとばかり思っていました。なにせ、「妻の贅沢」、と読み違えてましたから。★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る
2006.01.29
夕方ちょっと小腹が空いた。偶然近くに居合わせたこともあってバル、シェリーバーGANCHOに駆け込み。早い時間から開いているので助かるなぁ。と、先客あり。なんとなんと、今月初めに開催されたカクテルコンペにアマチュア部門出場の方でした。(実は先日の「ニキータ・ナイト」でも、アマ優勝の方と偶然一緒になった)ワタシは競技開始の時に時間を読み違え隣の試飲コーナーにおり、トップスタートの彼の演技を見逃している。(失礼しました~)聞けば、電車で1時間かけてわが街の『バー巡り』のためにおいでになったそうだ。これも何かの縁です。ここからあとはもう『お友達』。ネット上では『駄 王』というHNで出没されているので、ここもそれに倣うことにしよう。そうそう、腹が減ってたんだっけ。ハモン・イベリコのサンドイッチとセルベッサ、クルスカンポ (ビール)を。 駄王氏も同じサンドイッチを。開店直後でさほど忙しくはないとは言え、マスターおひとりで切り盛りする店の空気を読むあたりはさすが。「ノミアルキスト認定」である。ワタシと駄王氏、さらに常連の女性も加わって、いきなりテンションの高いシェリーバーGANCHO。『いい店は、こんな早い時間から良いお客さんが来るんですね』と駄王氏。偶然が重なったとは言え、何か引き寄せられるものはあっただろうね。駄王氏、この街の『バー巡り』のために手土産持参。 ウイスキー・ファッジ(ウイスキーを練りこんだキャラメルのようなソフトケーキ)をご相伴にあずかる。常連女史も蒲鉾を取り出し、マスターに切り分けさせ、マスターはマスターで、ご自身が『酒の道』に進むと決めたときに購入したというダンヒル・オールドマスターのオールド・ボトルを振舞う。(うわー、オレだけ「手ブラ」じゃん!!)わが街の主だったバーが開くまでは少々時間もあり、常連女史とワタシ、そしてGANCHOマスターの三人から事前情報のレクチャー(?)。少し早めに到着して、場所だけは先に確認されたとのことだが、やはりこの街の人間の生の情報は期待を高めてもらうためにも大切。酒飲み同士の連帯感みたいなものがそうさせるのだろうね。次々と異なるタイプのシェリーを試す駄王氏。的確なコメント、打てば響く客の登場にマスターもゴキゲンよろしいようだ。もちろん、ここで「じゃ、頑張ってまわってねー」なんてサヨナラしてしまうほどワタシは薄情ではない。正統派バーの代表であるBARセレーネへと一緒に向かう。駄王氏はベンチ・マークにしているカクテルがあり、それをぜひセレーネ・マスターに調製いただきたいとのことでここでのスターターはギムレット。ならばとワタシもマティーニ、の「王道」スタート。そしてシングル・モルトの世界へと突入し、ここでも様々なモルトのグラスが空いて行く・・・。セレーネから更にBARエリアへ移動。ワタシはここでおいとますることになるが、(そりゃ、オトコにへばりつかれてたんじゃね)エリアのマスター、U氏に申し送り。駄王氏、これから定期的にわが街を訪れてバー巡りをされるとのこと。きっとどの店も歓迎してくれるはず。ワタシも楽しい時間でした。ありがとうございます。★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る
2006.01.28
いきなり「ヱビス様」です♪ヱビスビールのノベルティの『コースター』ですね。何年前のだろう?『箱買い』したときのオマケです。『居酒屋レジデント』で最も消費量の多いのは、やはりビール。先日珍しくビール外飲みをしたためもあってか、家飲み用のビールサーバーもメンテしておこうか、と思い立ったわけですな。モノはキリンの樽生サーバーなんですけどね。ついついサボって外側からザッと洗っておいてしまうことも多かったので、今回は分解掃除。内部でビール成分が固着してレバーの動きが固くなったり、泡がキレイに立たなかったりなってしまいますから、やっぱり分解掃除はやっておくべきですねぇ。 このビールサーバーをお持ちの方も多いのではないでしょうか。消耗品もKIRINショッピングモールで購入できますから(パーツにするとちと高い)、手軽な入門用にはいいと思います。* drhiroさんのリクエスト(?) ラッキーエビスです。白ひげくんビールサーバー(炭酸ガスボンベ式)最後の一滴まで冷た~い! 送料無料★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る
2006.01.28
25日は酒飲み詩人ロバート・バーンズの誕生日。で1月27日はモーツァルトの誕生日ですな。「ロバート・バーンズ」というカクテルはあるが、「モーツァルト」というカクテルはあるのかなぁ・・・。でも「モーツァルト」というリキュールは有名ですね。モーツァルト チョコレートリキュール 350mlブランデーとクリームでパパゲーナ、だっけ。どなたか今日、お飲みになりました?★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る
2006.01.27
新しいビールはとりあえず試してみる、と。今回はサントリーの「ワールドセレクトビア」。これまたコンビニ限定となっていますな。その前のボンビエールがワタシにはちょっと「ガクッ」だったので、あんまり期待しないでいたんだけれど、(普段ビールをあまり飲まない方には「軽さ」が評判が良かったみたいですけど)「これはあり」でしょう、という印象。ビール・ウォッチング&テイスティングをされている方には、その「ボン・ビエール」と同じフランス・シャンパーニュ産二条大麦を使って・・・というのが引っかかるかも。(正直、「原料の消化のための商品化?」との印象もあったりします)原料のディテールはあまり強調せずとも、「ワールドセレクトビア」 はまずまずの出来、だと思います。ズシリとくるビールはなじめないけれど、あまり軽いのも、という方には良いでしょうね。★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る
2006.01.27
昨夜は『バーンズ・ナイト』を口実にウイスキーを飲み、そして今夜はニキータ・ナイト!!しかーも!!ニキータは『シスターズ』(複数)だ!!BARセレーネ、ふたたび若社長と隣り合わせる。いいピッチでカクテルのグラスを空ける若社長。お疲れ気味なのか、フレッシュフルーツたっぷりのオーダー。中堅N氏、ボストンシェイカーでダイナミックにアルコール入りのシンデレラを調製。「アルコール入りのシンデレラ」 ・・・何かが起きそうなヨカーン。ワタシはソサエティのクライヌリッシュを、たっぷり時間をかけて。ある一定の周期に基づいて、セレーネは「ニキータ出現率」がハネあがる。時計が9時を指そうとする少し前、今回は『三名様』登場である。容量たっぷりのボストンシェイカーのご利益であろう。もういきなり、まどろっこしい手続きなしでカウンターに並びスタートから2対3での「合コン」状態。(初見ではなく、相応に信頼関係は出来上がっているからですよー)お酒の話、食べ物の話、旅行の話・・・。人数分の豊富な話題がカウンターを飛び交う。盛り上がったところで「別のバーも行ってみたい♪」とのことで、(んー、これもまたどこかで見かけた展開×3、ですな・・・)BAR Area(エリア)に向かうことに。セレーネの階段を下りたところで、昨年知り合ったヒプノセラピスト氏が合流。どうやら若社長と飲む話が出来ていたようだ。これで3対3。Areaはセレーネよりは小ぶりの店。カウンターのほとんどを我々が占領してしまう。「下ゴコロ丸出し」の合コンだったらナンとしても「男&女」で隣り合わせようとするのだろうが、シスターズいずれも名だたる『飲み師』たち。野郎どもも、お構いなしに勝手に座るから、「男 女 女 女 男 男」という配置。みんなオトナだし余計なことは考えてないな。エリアのバック・バーに所狭しと並べられたボトルにニキータ・シスターズみな驚く。そして食欲ならぬ、ニキータ・シスターズの「酒欲」をそそるかのようにフルーツも配置されていたりする。お酒も材料も近くにあると、これを使ってあれを使ってとリクエストがしやすいらしい。シスターズ、フルーツを使ったカクテルをガシガシとオーダー。ここでもまた、マスターU氏のダイナミックかつ繊細なボストンシェイカーさばきが楽しめる。ナゼだか今夜はボストンシェイカーがあちこちで活躍しているなぁ。ワタシはバーボン、メーカーズ・マーク・レッドトップをオンザロックで。比較的明るいカウンター周りなので、華やかなカクテルが映える。U氏の鮮やかなバー・ツールさばきと出来上がりの良さにもシスターズ喜ぶ。出来上がるたびに『味見』として野郎どもにもグラスを回してくれる。それって、『間接キッス』じゃ~ん、などと中学生みたいなことは言わないよーに。バーボンのグラスを空け、次はヒプノセラピスト氏に敬意を表し、ヒプノティックを使ったロングをオーダー。 シンプルながらワタシのほうが『催眠術』にかかりそうなほどの綺麗さ。まー、とにかく色んなオーダーが飛び交ったねぇ。女性に人気のバーである理由も納得できる。シスターズとは、完全に『飲み歩きサークル』結成である。 ボストンシェイカー メーカーズ・マーク・レッドトップ ヒプノティック★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る まーたまた、アヤシげなショット・・・
2006.01.26
今日、1月25日はウイスキーをこよなく愛したスコットランドの詩人、ロバート・バーンズの誕生日と言われている。そしてこの日は『バーンズ・ナイト』という『口実』を用いて、スコットランドを中心にウイスキー好きが宴に興じる日でもある。もちろんわが国では、それほど多くの人がこれを知っているとは言いがたい。知っていれば、これほど素晴らしい『口実』はない。そんなワケで、じっくりとスコッチ・ウイスキーを楽しむのならBARセレーネである。店に足を踏み入れるとBGMにはバグパイプの演奏がかかっている。スターターとフォア・ザ・ロード(シメの一杯)だけは既に決めて『バーンズ・ナイト』に臨む。もちろんスターターはロバート・バーンズというカクテル。 輸入できない『ハギス』がわりのコンビーフとともに。かすかなペルノが、いかにも、である。続くはモルト、リトルミル40°(700ml)。 グラスに移して、ものの数分で香りが変化してくるところが楽しい。サラサラと、とても飲みやすい。チェイサーも加水もなくとも。ロバート・バーンズの生きた時代に既に操業していた蒸留所のもの、というのがチョイスの理由。更には入荷したてのアイル・オブ・ジュラ 19年 シェリー・カスク・フィニッシュ ヴィンテージ1984ISLE OF JURA。 度数は高くないものの、それ以上に感じる『ぴりぴり』としたアルコールっぽさ。口開け直後ということもあっただろうが。加水して少し時間が経つと、まろやかさが引き立ってくる。ちょっと一休み、ハイボールを。ベースはセレーネ・マスターにおまかせしソサエティのグレンキース。爽やか、フルーティー、ライムかレモンをピールしたのではとさえ思えるほど。来年のバーンズ・ナイトはイベントを打ちましょうよ、などとヨタ話に興じながらシメの一杯はオールド・パル。(下段写真)オールド・パル、『古き友』。もう少しすると、全国の学校で『蛍の光』が歌われるだろう。この『蛍の光』がもともとはスコットランドの民謡であることをご存知の方も多かろう。しかし、その原詩がロバート・バーンズであることを知る方は多くはないのではなかろうか。♪ 古き友を忘れてなるか 思い出さずにいられるか 古き友を忘れてなるか 遠い思い出にできようか いざ遠い昔の日々のため ああ友よ遠い昔の日々のために 友情の杯を酌み交わさん・・・♪ 偉大なる飲み師、ロバート・バーンズの誕生日に乾杯。* 本日『バーンズ・ナイト』にかこつけて飲んだ方々、トラックバックよろしくお願いします。★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る
2006.01.25
珍しく「ビール」の話題が続く。ビールは現在、丹念に歩けば量販店や食料品店でも、以前に比べると輸入物の珍しいビールが入手できる。それゆえに、ビールをメインに据えた店は知ってはいても足を踏み入れる機会を失していた。夕方、いつも世話になっているソムリエH氏のいる「ワインダイニングK」へ。先日、ドイツワインのインポーターに勤務する女性と知り合い、『これも縁』と、ドイツワインをオーダー。ストックは少ないとのことだったがスッキリした甘さのピースポーター・ミヘルスベルグを出してくれる。チーズをツマミにおかわりしちゃう。その後、隣の「ビアハウスBIBERE」に。わが街では歴史ある名店であるので店の存在ははるか以前から知っていたのだが、冒頭に書いたとおり機会を失していた。久しぶりの『巡回先新規開拓』となる。『寒い中、ようこそ』と迎えてくださる。予想通りビールの品揃えはとてつもなく多い。そしてご主人は「プロフェッショナル」だ。どんなビールが好みなのか、ここに来るまでに飲んでいるのかいないのか、その他もろもろ考えられるすべての状況を考慮してビールをお出ししたいのだと仰る。いただいたのはトラピスト・ビール、ウエストマール ダブルとウエストマール トリプルの飲み比べ。 この店では初見となる私に対する、ご主人のお奨めの飲み方である。これによって今後ここでお世話になるときのベンチ・マークとなるわけだ。これほどゆったりと時間をかけてビールを飲むのは何時以来だろう?ご主人はビールに対して最大限の愛情を注いでいらっしゃる。どの銘柄であれ、そのビールにとって一番いい飲み方をしてもらいたいから、あえて次を勧めないこともあると言う。また、どんなに珍しいビールであっても正規の輸入ルートが確立されていないものは置かない、とのことだ。何故なら、輸送ルートでビールがどのような扱い方をされているかがわからないからだと。ビールに限らず、どんなお酒でも『造り手』に最大限の敬意を払いたいから、とも。店とご主人を『貸切り』にして、ビールを楽しむ。時間の経つのを忘れてしまう。まだまだ『ビールは夏のもの』との認識が支配的かもしれないが、私自身は四季を通してビールを楽しんでいる。そして、ご主人との会話でしばしば登場した『ビールは文化』という言葉に全くもって同感である。Beer House BIBERE ホームページ* さあ、明日は『ウイスキー』だ。何故なら、明日はバーンズ・ナイトではないか。準備は万端か!? ノミアルキストたちよ!!★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る
2006.01.24
別に「vs」、対決ではないけれど、ビール単独記事にしておきましょう。ハートランドを立ち飲みバーとレジデントで飲みました、ってことで。一仕事終えて、Bar アナトラ へ。 ここで最近顔を合わせていなかった同店とそのグループ各店の『若き総帥』G社長と遭遇。(元気そうでなによりです!!)独立して新たに店を開く方と、ひとしきり語り合っている。近々、『中華系居酒屋』を開業されるとのこと。話に加わって伺ってみると、内装工事にはかかったもののまだ名前も決まっていないそうだ(候補はあるようだが)。仮に『中華居酒屋 X』(エックス、ね。バツとかペケぢゃないよ)としよう。いずれこのブログで取り上げることになろう。その時をお楽しみに。G社長のプロデュースする繁盛店で修行されたとなれば、期待も高まる。こういった若い方たちの熱い会話をそばで聞いているだけでも、ハートランドも余計美味くなる。さて、このあとはオーセンティックの代表、BARセレーネへ。で、帰宅後もストックのハートランドを。シンプルなグリーンのボトル、どこかホッとする名前に相応しいビールだな・・・。いつもなら記事のメインになっている「セレーネ」が飛んでしまった形になっているが、ここのところ同じ楽天ブログで素敵な『バー・レポート』を拝見しているので私もちょっと真似て、いつもと違った視点でマトモな記事を書いてみようかと思案している最中・・・。ま、ムリだね。 (読者ご一同)★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る
2006.01.23
雪かき終わって買い物、『紅虎餃子房』で軽く食事をして帰宅。そしてどこまでも暴走する『居酒屋レジデント』。ここのところ意外と話題にされている『ブラック・ハイボール』を。と言っても、「買ってきて」飲むだけならば簡単だし、他の方の力作試飲レポートも多数楽天ブログに掲載されているので、レジデントはストックの「ブラックニッカ・クリアブレンド」をベースに、パチモノを作ってみた。ソーダ水は言うに及ばず、トニック・ウォーター、ドライ・ジンジャーエールも幸いにしてストックがある。(先日、本職のバーテンダーを招いたときに用意していたものだ)もちろんブラック・ハイボールと全く同じ素材でないことはご了承いただくしかない。ソーダ水はサントリー、トニック・ウォーターはシュウェップス。 サントリー ソーダ シュウェップス トニック ウォーター ジンジャーエールだけは同じウイルキンソンがあった。製品版のライムコーラは昨日飲んでいる。印象は「ウイスキー」があまり感じられなかったが、自宅調製ならばその点の、若干の不満も解消できますな。 店頭の商品が美味くない、と言うつもりは全くない。むしろ、最近忘れられつつある「ハイボール」というものに真正面からチャレンジしたことは特筆に価する、とは思っている。(バイトの多いカジュアル・バーでは「ハイボール」が通じないのだ!!)★ モルトばかりがウイスキーではないですよね?ウイスキー好きの皆様、ワインや日本酒・焼酎テーマを追撃(?)しましょう!!フツーのウイスキーの話題を★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る
2006.01.22
さて『昼の部』がカクテルならば、 『夜の部』はハードリカーが相応しい、って、何よ、このホノボノしたトップの写真は・・・。ま、一日家にいることもこんな天気でなければ滅多にないので、オコチャマ向けに『ミルクセーキ』を作ってみました。コーヒー用のヘーゼルナッツオイルをフレーバーに加えてみたらGood!!でした。本日は皆様たくさんのアクセスとコメント有難うございます。 プレミアムモルツなんぞをいただきながら、コメントを拝見したりレスをお返ししたり・・・。一応、『居酒屋レジデント』ですから、スターターを思案しながらとりあえずビール(笑)。 「アサヒ熟撰」、スッキリしたデザインの1/2パイントグラスと相性良くフレームに収まるなぁ。アサヒが言うとおり、「大人味のビール」。さーてと、ひさびさに、実況中継型更新!!ハードリカーのスターターはマッカラン12年 旧ボトル。 マッカラン7年も比較しながら。次に、アーリータイムス イエローを、オン・ザ・ロックで。 学生時代に、「バーボンなんて『草クサい酒』よく飲めるなぁ」なんて言われたのを思い出し、草の絵が入ったグラスなんぞを使ってみました~。『酒器』紹介を兼ねてシメの一杯は国産、サントリー 山崎12年。 グラスは70年代のノベルティですね。明日は雪かき、だなー。★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る
2006.01.21
一日中、雪ですな。それを見越して、居酒屋レジデント『昼の部』はカクテルの試作となりました。おっと、遅まきながらその前にブラックハイボールの試飲。 フレーバーはライムコーラ。・・・・・んー・・・これはコーラです。はい。ブラックニッカ・クリアブレンドの味も香りも、相当後に追いやられてしまっているなぁ。お奨めの飲み方は、ブラックニッカをブラック・ハイボールで割る、うん、コレで決まり。さてトップの画像は本日の空模様にインスパイアされて、『白いカクテル』を作ってみようとやってみました~。(ウオッカ + ヨーグルトリキュール + ライム1tspをシェイク)ヨーグルトリキュールはお好みで量を調節してください。あまり多すぎると「テローン」とした感じになっちゃうので、総量の1/3ぐらいが良い感じ。さてお次は、チョコレートの風味を効かせたものをと。 (ゴディバ・リキュール + ベイリーズ + グラン・マルニエ 各1/3をシェイク )これは少々アダルト過ぎた。マルニエを少し減らして生クリームを一緒にシェイクすれば、もうちょっと良い感じになりそう。 さらにさらに、シェリーを使って色の綺麗なものを作ってみようかと。 (ドライシェリー + ブルーキュラソー + オレンジビターズ1dashをステア)ブルーキュラソーの量次第で薄緑から青まで色を変えられる。ま、ほとんど「青いシェリー」なんだけど・・・。チェリーを飾ると、色の対比が楽しめる、かも。さあ、『夜の部』も楽しめるぞー。★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る
2006.01.21
天気予報、当たりましたね。朝起きたら、すっかり雪に覆われていました。 食料燃料備蓄は十分、お酒関係言うに及ばず。本日のお題、一発目は『酒器』。トップの写真は進化した『出張酒飲みキット』である。出張酒飲みキットとは、お出かけ先でも身勝手に飲めるようにと酒器と周辺機器をパッケージしたものである。初号キットはコンパクトさを優先していたが、この進化版、「キット・エボ」は限られてはいるもののカクテル対応可となっている。パッケージサイズが大きくなったことで、バー・スプーンも収納可能となったからだ。ウイスキーのクォーター・ボトルも2本収納、リキュールのミニチュア・ボトルも収納した。ホント、バカな企画である。『居酒屋レジデント』の酒器・周辺機器の披露を、この際だからやってしまおう。ネタ切れにならない程度に。氷もキューブだけでは味気ないかな、と、「丸氷用製氷器」。 難点は冷凍庫で場所をとることかな。ワインは時々しか買ってこないのだけれど、ソムリエ・ナイフもいくつか。 左はメタルな感じが気に入って、最近購入。(見た目同じヤツは100円ショップでも売っているのでややorz)右は「アントナン・ロデ」(昨年購入のヌーボー)のノベルティでロゴ入り。ダブルアームで使いやすいですな。中央は、「ソムリエ・ナイフ」というものが知れ始まった頃に『ひとつ持っておくと、カコイイじゃーん』という極めて安直な理由で購入したドイツのヘンケルス。さすがにコルク・スクリューの引き出しやアームの動きも滑らかで『品位』がありますな。★ ぜひ皆様の、自慢のグラス、機器をご紹介下さい。テーマはどんな酒器をお使いですか★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る
2006.01.21
昨日の、ホテル・バーの女性バーテンダーさんはもともと『アイリッシュ・パブ』の出身とのことだった。ここしばらく、仲間と『フィッシュ&チップス、食いて~』なんてことを話していたので本日のスタートはアイリッシュ・パブ THE BRAVE HART。1パイントの「ギネス」とフィッシュ&チップスのゴールデンコンビネーション!!あっつあつのうちから手づかみでホフホフと食す。女性客がひとり来店。どうやら何人かの友達もこれから来るらしく、忙しくなりそうなので引き上げることにする。(ブレイブハートはマスターおひとりで切り盛りしている)残念!! 「ニキータ認定見送り」、ですな。でもって、今週のシメでBARセレーネへ。ここでのスターターは、お腹も満たされていたのでスッキリとしたカクテルを。K氏、スロー・ジンをベースに『ひらめいちゃいました』とすっぱビターなロングを調製してくれた。二杯目はタリスカー 10年。基本中の基本、安心して飲める一杯。さて、毎週金曜にやって来る常連さんが本日も登場。スターターは必ずドッグス・ノーズ。「いつもの」ってヤツですね。カッコいい!!文句なしに。更には現在銀座で活躍するフレアバーテンダーKu氏も来店。Mr.ドッグス・ノーズ(失礼!!)と楽しく語り合われていたようだ。もちろん、ワタシとて飲んでばかりではない。なんつったって、滞在時間を延長する理由が出来てしまったのだから。延長してご相伴に預かったのは、ロマネ・コンティと同じ畑の葡萄から作られたブランデー。 こりゃ美味い!!ブランデーなんだけれど、時間が経つに連れて甘い香りが立ってくる。暮れにいただいた、バルヴェニーのようなチョコレートの香り・・・。『延長理由』については、ま、突っ込みナシでね。★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る
2006.01.20
ご自宅でカクテルを作られている方も少なくないと思います。本格的に『カクテル講座』などに通われたり、一般向けのカクテルレシピの本を購入してでチャレンジしたり。本格的に道具まで揃えていらっしゃる方もおいででしょう。そこまでしていなくても、家にあるもの(お酒、ジュース)を使って、ひと工夫、それで「自分のカクテル!」と名乗っちゃっていいと思いますよ。なんせワタシもテキトーだから。ちょっと物足りなくなってきたらリキュールを何種類か用意しておくと便利。『けど、費用もかかるし場所もとるし』と、ご心配もあろうかと。そんなときにはミニチュア・ボトルがいいですね~。最近はウイスキーなどのミニチュア・ボトルはほとんど見かけなくなりましたけれど、リキュール類のミニチュアは、お酒の充実した食料品店などを探すと、意外と見つかります。使う機会の少ないリキュールもそれなりにそろえられる価格帯です。使い切って空いたら、それこそインテリアに飾っても良さそうですね。ま、ワタシの場合は『出張酒飲みキット』のオプションとしてもいいかな、と。NIKITA向けに「シューター」(イッキ飲みカクテル)を仕立てたりして。★ リンク集に『お家でもカクテル』を作りました。お酒メーカーのホームページ内の、リキュールやカクテルレシピにダイレクトリンクしています。★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る
2006.01.20
今日はネタが多いので、どれにしようか・・・。昨日に続いて「対決」ってことにしよう。ホテルのバーと街のオーセンティック・バーの対決を同じカクテルで。活動エリア (!) 拡大のために、滅多なことでは足を踏み入れないホテルのバーに行ってみた。メニューをお出しいただくが、バックバーを眺めながら・・・。オーダーは「ジョン・コリンズ」。バーボン、もしくはライ・ウイスキーをベースに、レモンと砂糖、炭酸で仕上げるアフター5カクテルってところか。ベースのウイスキーは何がよろしいですかと聞かれたので、いくつかライを出してもらい、ワイルドターキー ライで。ちょっとレモンが効きすぎという感じがしたけれど、その表情を読んでくれたか、『お気に召さないようでしたら作り直します』と、潔い。二杯目は何かお奨めをとのオーダー。バーテンダーとしての感性が、初見の私から何かを嗅ぎ取ったのか「来月の」お奨めに予定している、ブランデーベースのカクテルを出してくれた。(ネーミングやレシピは控えましょう)味は悪くない。むしろ良いといっていい。少しだけ感想を申し上げた。調製にかかってからよりも、事前に冷やしたグラスを使ってシェイカーの氷の数次第では格段に美味くなるはずと。ぱっと見、シェイカーに入れる氷がちょっと少ないかな。シェイクは小気味良いのだけれど、氷が少ないので外からでもムダに『氷が暴れている』感じ。大変熱心な女性バーテンダーで、まだこの街に来て間もないらしい。勉強のためにもと、街のバーをぜひ回って欲しいと伝える。その後、いつもの通りBARセレーネへ。ここでも「ジョン・コリンズ」を頼んでみる。こちらではオールド・オーヴァーホルトライを使って。んー、やっぱりチョイと格が上の印象だなー。酸味と甘みのバランスが良い。まあ、私の好みを良く知ってくれているところだけにツボを押さえているワケで、同じ頻度で通っているのではないという点は考慮しないといけませんな。決してホテル・バーのバーテンダー女史の腕が悪いと言うことではない。対決終了後の二杯目はシングルモルト。マスターのお奨めは、ということで入荷したばかりの、11年と若いモルト。【TWE】アードモア 1994 (11年) ヘビー・ピートヘビーピートだそうだが、それをあまり感じない。60度オーバーの刺激はあるが加水でまろやかさと香りが立ち上がってくる。むしろ加水したほうがよりピーティー。『優しいラフロイグ』、て印象。んー、いいな、コレ。『対決』も、ポジティブなものであればホントにシリーズ化しても良さそう。ちょっと縁が薄いかなと言う印象だったホテルのバーも、少し足を踏み入れやすくなったかな。「余計なこと」は考えていませんって。もちろん。★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから★ 小さな親切、我田引水、よそには行かせずトップページに戻る
2006.01.19
ハァ~。仕事を終えて帰っても、飲んで帰っても(オイッ!!)、やっぱりビールの泡と苦味はたまりませんな。さて、そんなわけで(どんなワケだよ)、ひさびさに「ビール」メインの記事となりました。本日の『対決』は・・・キリン・ブラウマイスターとアサヒ熟撰です。缶とビンという違いがあるので、対決ったって条件が違うのですから単なる飲み比べです。普段はどちらも「飲食店向けのビール」。ブラウマイスターはセブンイレブンとのタイアップですから、今ならセブンで買うことが出来ますね。熟撰の入手経路は・・・、まあ、追及しないでくださーい。結論から言うと『甲乙つけがたし』なんですが、トータルの魅力ではハナ差で「熟撰」に軍配、でしょうか。もちろん好みもありますから、ブラウマイスターもおススメします。ま、ビール好きとしては「うんまいっ」といえるビールが多ければいいんですけどね。熟撰も、缶入りなら楽天で買えるみたいですね。アサヒ スーパードライ・熟撰ペアセット★ それぞれのビールについては各社のサイトでご覧下さい。キリン ブラウマイスターアサヒ 熟撰
2006.01.18
このブログのフリーページにある「正しいバーの使い方(笑)」が、おかげさまで昨年末から局地的ヒットとなっている。内容は全くの「ジョーク」で、とにかく笑ってもらうことだけが目的。オトコの場合、酒場でステキな女性とご一緒できたら、正直嬉しいはず。その部分を「過剰に」クローズアップさせてみたものだ。いつもお世話になっているBARセレーネでは、お店のサイトでも紹介して下さり、お奨めのウイスキーやイベントの案内よりも記事のアクセス数が多いという『怪挙』を達成してしまった。そのセレーネに、なんとこのブログを見て足を運んだというお客様がいたと言う。ある歌に出てくるお酒を、どこか良いバーで飲んでみたいとバー関係のサイトをネットで検索していたらここがヒットして(ナゼに!!)、リンク伝いにセレーネに辿り着いた、と。真面目なテイスティングノートやバー・レポートをブログにされている方々からすればおチャラけた内容の本ブログではあるけれど、お酒のある生活、お酒のある場所の愉しみ方が伝わっている部分もあると思う。多少は『飲み文化』に貢献しているのかもしれない。お酒の飲めない方はお酒を買わないだろうが、バーはお酒を飲めない方でも行ける場所だ。ぜひ楽しんでもらえたらと思っている。バーを選ぶにあたっては、今はインターネットという便利な道具もあるが、クチコミなどアナログな手段も併せて利用されたい。バーは縁遠い、お酒は飲めない、と言う方でも、友人知人には通いなれている方が一人や二人はいるはず。こういった方々を利用しない手はない。むしろ頼めば喜々として同行してくれるだろう。目の前で自分のための一杯を作ってもらえる、これを楽しまないのはもったいない。 『どうにも敷居が高いような印象で・・・』と、バー・デビューをされていない方には、結構マジメに作った、オトナなお酒のたしなみ方もお読みいただければ幸い。大人としての常識と最低限の品位があれば良いのだから。しかし、『こいつのブログはどーにも信用ならねえ!!』と言う方は、Schlafmittel_DRCさんのBAR入門がお奨め。★ 2006日本ブログ大賞・ホビー部門にエントリーしています。読者(お酒好き、BAR好きetc.)の皆様にご推薦いただければ幸いです。(投票にはメールアドレス等登録が必要ですが、フリーアドレスが使えます)投票はこちらから
2006.01.17
今日は年明け初の(「行き先」が多いと挨拶回りも大変ですわ)ぢどりや桐。さんざん飲み食いして、然る後BARセレーネへ。セレーネは今日の予定に入ってはいなかったのだが、ぢどりや桐で差し入れ用に名物・地鶏棒を焼いてもらい持参した。★ ぢどりや桐自慢の限定炭火焼メニュー予定外のセレーネに行くと言うことは当然ひとりではない。とは言え、ぢどりや桐で結構な量を既にこなしていたので、軽く飲んで引き上げるつもりで。グラスホッパーをカッと飲み干したものの連れはまだ飲みきっていないので、もう一杯、ジントニックを。いつもの常連、T氏とも離れて座ったのだが、やはり声はかかる。『今日はまた、えらく若いニキータですねぇ・・・』と。そりゃそうだ。だってワタシの娘だもの。セレーネ来店の、「最年少記録」を塗り替えました~。ま、家族サービスの外食に「桐」に行き、その足で差し入れに、と言うのが真相でして(笑)。日常感を持ち込むのは、これまたいかがなものかとは思いましたが、ちゃんと「空気を読んで」良い子にしてるところなんざ、血は争えませんね。
2006.01.17
昨日は若手現役バーテンダーと「楽しい酒」。そして本日はいつも通り店で。ビールで喉お潤したあとはジュラ・10年若いワリには角も取れ、ドライではないが一瞬感じるのはハッカのような爽快感。ゆっくり飲みながら、昨日同様「こんなお店があったら楽しい、面白い・・・かも」という話題に突入。現役バーテンダーが語るオモシロイ店・・・とは!?★ 結構「ヨタ」入っているので、真面目に『理想のバー』を語るときはこちらのテーマをお使い下さい。バーテンダーも人である。数百種類のカクテルのレシピが頭に入っていても、本音を言えば・・・というカクテルはあるそうだ。その代表格が 「レインボー」。7種類の酒( ! )を交じり合わないようにグラスの中で層を作る、『プース・カフェ』という手法で調製するもの。(カクテルレシピのサイトなどで探してみてください)『私が自分の店を持ったら、レインボーは5000円にしますよ(笑)』なーるほど~。じゃ、機材を貸して客がセルフでカクテルを作る、なんてのは?『実験みたいでいーですねぇ(笑)。材料は試験管スタンドで出したりして』ビターズとかデコ用のチェリーとか、一か所にまとめてコレも自分で選ぶ(笑)。『じゃ、セルフでないオーダーは、受取りカウンター前でお待ちいただく、と』オーダーが入ったら、カウンターの内側では「ショート○○○ウオッカ~」とか、「ロング×××ジン~」で通す(笑)。『でも、3ヶ月ぐらいで、飽きられそうですね(笑)』となれば3ヶ月ごとに新しい企画を打ち出して・・・。と、こんな「ヨタ話」も他のお客様が来店されるまで。もちろんバーテンダー各氏は、オーダーが入れば季節はずれで材料がないなどの事情がない限り、希望をかなえてくれるだろう。たとえ「レインボー」のように手間のかかるものでも。(でも、頼むタイミングは大切ですよ~)じゃ、今夜のシメの一杯は「プース・カフェスタイル、おまかせ」で。『悪魔・・・』(某バーテンダー氏談)
2006.01.16
本日は、真昼間から豪華ゲストを招いての『レジデント』。なんとなんと、 現役バーテンダーがゲストである!!写真右が先日のカクテルコンペで、『初出場・最年少・準優勝』の栄冠を勝ち取ったBARセレーネK氏、左が『全国ジュニア』出場切符を手中にした秘密バーT氏である。普段、彼らに快適な時間をいただいていることに感謝するとともに、獲得した成果に対する労いを兼ね、親しい友人として居酒屋レジデントに招待したのである。当然今日は私が彼らをもてなす側である。たとえ道具が揃っていても、彼らが酒を調製することはない。 お通しで~す。まず乾杯はバスペールエール。昼飯どきなので、昨夜トタントタンで折り詰めにしてもらっていた「昔なつかしい肉屋さんのジャガイモフライ」、 「タイ風揚げギョーザ」などで空腹を満たす。 *トタントタンのご好意で、店と同じタレをご提供いただいている。深謝。★トタントタン 揚げ物メニュー居酒屋レジデントの初ゲストは、極めて『濃く』、ウイスキーを初めとするハードリカーがメインになると予想されたので 水もウイスキーの産地に近いところのものを用意。T氏にも秘蔵のブランデーを試していただく。 スコッチ(モルト、ブレンデッド)、バーボン、ジャパニーズと、さながらミニ試飲会。オリジナルカクテルのリクエストもいただいたので、『ホッパー1号』。 ご丁寧に(笑)、K氏は幼少時のコレクションから仮面ライダー1号のソフビ持参である。もちろん、お試しいただいたドリンクは紹介したものだけではない。時間の許す限り、素人なりにもてなしをさせてもらったつもりである。また、「イッパン家庭で、ありえねぇ~」と言わしめたストック、副材料などなどもお楽しみいただけたようである。忘れちゃいけないセレモニー。K氏がコンペの副賞にもらったマッカラン18年を「預かった」ことは既にご存知かと思う。今日はそれを彼らの前で封印した。カクテルコンペの入場チケットで、である。これでこっそり開封することも出来まい。僅かな金銭のために転売もかなわない状態にすることが肝心なのだ。いつの日か、K氏が独立したときには、今日のこのままの状態でお返しするのである。バーテンダーとの程よい距離感のお付き合いをされている方々からすれば今回若いバーテンダーを招いて、それをこういった形でオープンにすることを良く思われないこともあろうかと思う。しかし酒を飲むということが、まだネガティブな語られ方をされ、そして「バーテンダー」という職業、生き方が正当に評価されているとは言い難いことを思うと、いずれその世界を背負って立つ可能性を秘めた彼らを、客としてだけではなく、良き友人として励ましを形にしておくことも、決して無駄ではないと思っている。
2006.01.15
いつもなら『居酒屋レジデント」が入る土曜日に『飲み歩き』、である。今日は以前から約束していたサントリーブランデーVSOP特級を、BARセレーネの皆様に味見していただくため、アメニモマケズ出動した。『特級表示』のあるブランデーというのも、なかなか期待してくれていたようで、約束を果たせてほっとしている。顔なじみの常連T氏とともに、ここでは珍しくギネスをいただく。 もちろんモルトやカクテルもいつもの通り。さて、今日の記事の主役、『居酒屋』である。正統派のバーとはガラリと趣向を変えて元気の出る居酒屋、トタントタンに遅まきながら新年のご挨拶。もちろん、ここでも例のブランデーを振舞う。そんな店との『良い関係』を気づいてくれたのか、カウンターで隣り合わせた若い男性二人組とコミニュケーションが深まる。ワタシのオーダーが『美味そうだから』と同じものを頼み、私が良いよと勧めた日本酒、地元の『稲里』を彼らからも振舞われる。二十四、五の、それこそワタシとは相当年齢差はあるが、『こうしてカウンターで隣り合わせた縁、一期一会ですから』と、大変失礼ながら意外な『良いカウンターでのお付き合い』になった。「トタントタン」はまだ二度目とのことだったが、その若さで、こんなオヤジと分け隔てなく良い酒が飲めることに正直感心した。本当に有難う!!彼らのような若くて、良い酒飲みが『わが街』の夜遊びシーンをいずれ支えて行ってくれるのだろう。嬉しかったね。偉そうなことを言える立場ではないけれど、またどこかで一緒になったらもっとゆっくり一緒に飲もうよ、と。カウンターに腰を下ろしたら、外の世界でのポジションや年齢は関係ないさ、とも。(もちろん彼らの勘定のホンの一部だけど、オレに付けてもらったさ)バーだけでなく、良い居酒屋にも良い酒飲みが来ているものだね。・・・そして明日は、読者の皆さんサプライズが待っている。(はず、です)
2006.01.14
またまた前倒し開店の居酒屋レジデント。Pizzaを食べたくて買いましたんで、ついでにスプマンテ・Astiも一緒に。 ここのところ「泡系」はベリンジャー スパークリングに慣れていたので、Astiは「やや甘」でしょうか。何はなくともまずビール、ということで サントリー・プレミアムモルツを片手にPizzaの準備。準備ったって、冷凍食品だからバリバリと包装をはがして焼くだけ。 でも、ちゃんとイタリアから輸入したヤツで、4種類のチーズを使っているんでなかなか美味しくいただけました。Astiもあっという間になくなりました。もちろんこれだけでは物足りないので ポテトを揚げて、レ島の海塩(イル・ド・レXOの塩、ね)を「ざっかけまわして」。Pizzaとフライドポテトで思い出した。学生時代、友人たちと表参道の「シェーキーズ」の食べ放題にずいぶんチャレンジしたよなぁ。ちなみにワタシは(三角のヤツね)44枚。ある友人は56枚!!ドリンク、サラダ、フライドポテトは別腹、でね。レーズンバターなんかも切っちゃったりして。ブラックニッカ・クリアブレンドのストックを引っ張り出しまして、炭酸水でハイボールに仕立てました。 と、そろそろ「閉店」。デザートは貰いモノの「自家製ブランデー・ケーキ」。 んー、ブランデー効き過ぎ~。レジデント、閉店できそうもありませーん。
2006.01.13
前の記事の続き、というかプロセスというか・・・。ワタシと若社長が「セレーネ」に長居したのはコレがあったからですよ。それ以外に何の理由が必要でしょう!?混んできたこともあって、ワタシと若社長揃ってNIKITAたち側に「トラバース」。(ま、知らない同士じゃなかったんで、店公認で) ひとりは「しっとり系美女」!!カウンターに頬杖をつく姿がサマになってます。 もうひとりは「元気系チャーミング」!!若社長推薦、N氏の「トレジャー・ハンター」をクイッと行って、ハジケました。ラフロイグのクォーターカスクのボトルと戯れております。こーんなステキなニキータたちを、ワタシたちがほっておくワケがありません。(ワタシ「たち」、って・・・アンタと同類かよ by若社長)若社長が見つけたというイベリコ豚のしゃぶしゃぶ を食べさせる店、お二人ともまだ行ったことがないというワタシのなじみの美味ーい地鶏を食べさせる店を改めて巡回しようかと。(やっぱ、オトコは「引き出し」が多いと何かと役に立ちますな)実現したらまたテキトーに記事にしよう。美味い酒、美味い食事を、ステキなニキータとご一緒できればそれだけで十分いーじゃないですか。世の女性の皆さん、酒場で寄って来るオトコはテキトーにかまって、遊んでやってください。
2006.01.12
時期的に、楽天酒飲みブロガーさんたちの話題はウイスキーマガジン ライヴ!ですねぇ。本日はハイボールな気分で、レトロな立ち飲みBARアナトラでトリス・ハイボール。いつもよりスタートが遅かったので、先客あり。年配の紳士が「電気ブランが飲みたい」と。雰囲気からすると神谷バーで既に飲みなれていそうだったが、まだ飲んだことが無いからとのこと。しばしの談笑ののち、キリン・ハートランドでこの場を締めて、BARセレーネへ。ここでの先客は遠方から泊りがけで来られたそうで、目の前にシングルモルトのボトルをズラリと並べて、その上でも次々とオーダーをされている。(そのさまは「壮観」。オトコ飲みである)ワタシは「スーパーハイボール」でスタート。ウイスキーの銘柄はおまかせ。ここのところジャパニーズに傾倒していることをご存知いただいているので、シングルモルト余市10年をハイボールに仕立て、竹 鶴 12年 ピュアモルトをフロート。(記事トップの写真)ややあって、顔見知りの「若社長」がセレーネに登場。この方もかなりのノミアルキスト。軽めのカクテルでスタートし、然るのちモルトの世界に突入。ワタシもSHBを飲み干したあとは、先日もいただいた「余市シングルカスク1990」を。若社長にもお奨めしてお試しいただく。さらにお奨めのブランデー、CAMU「イル・ド・レXO」を「作法?」に則ってレ島の海塩をつまんでもらう。逆に、若社長からワタシにお奨めいただいたのが中堅N氏の創作カクテル 「トレジャー・ハンター」ベースは 仕上がりの見た目に騙されちゃあいけないよって、ガツンと来る。コアな常連だけが残ったセレーネを、若社長と後にしたのは25時過ぎ。わが街のノミアルキスト同士は、案外同じ場所で顔を合わせる機会も多くは無い。みな、それぞれの時間とペースで立ち回り先をバランス良く巡回してんだろうね。そんな感じで、本日は若社長と偶然ご一緒できたので、二人で更に近所のBAR Areaへ。ソムリエH氏まで登場しては、まだまだ夜は終わりそうもない。お酒を飲める場所と言うのは、本当に楽しいものだ。オトコふたりでこんなんなるまで飲み続けたのにはワケがある。知りたい?では次の記事へ~
2006.01.12
たまには早く家に帰って飲むのもしとかないと。またも富士山麓 樽熟。グラスはキリン(旧シーグラム時代から)第一号ウイスキーのロバートブラウン発売当時(1974年)のグラスに。同社で一番古いウイスキーのグラスに、一番新しいウイスキーを注ぐ。んー、代々酒飲みの家系ならでは、だな。
2006.01.11
さてと・・・。この記事は「NIKITA」になりかけたんだが、カテゴリチェーンジ!!本日のBARセレーネは奇しくも1月8日のカクテルコンペの慰労会の様相。アマチュア部門出場選手、プロ、観戦者が次々と訪れる。「おめでとう」「お疲れ様でした」なんてセリフが飛び交う。スターターはマッカラン 10年 カスクストレングス 。ワタシのお隣には女性。そのまたお隣には、今回は観戦ならなかった常連「某氏」。彼女はこうなると(使い古された表現ながら)ドリカム状態。「某氏」はギネスをスターターで、コンペの模様やら、その後の二次会三次会のエピソードをツマミに。そしてワタシと揃って、準優勝カクテルの「若草」を。「某氏」も彼女もお酒が好きで、お二人とも「フリー」ってことになると・・・、なんかぁ、いい感じぢゃありませんー?彼女の次の「ご来店予定」も何気に聞きだせましたしね♪もお、新しい「ものがたり」幕開け(?)のヨカーン!!自分の「ニキータ」ネタではなくて、ひと様の事ですからね。より「個人情報保護」バージョンの記事とさせていただきましたー。
2006.01.10
これまた1月8日のフォロー記事。キリンビールもビールではなく 富士山麓 樽熟50°と富士山麓 シングルモルト18年を持ち込まれ、試飲に供されていた。ワタシは図々しくも「18年」を口開けでいただいてしまった。ので「買いますよ!!」とキリンさんにお約束したとおり「樽熟」を購入。インパクトはモルトウイスキーのもの。グラスに注いで少し時間が経過するとグレーンの香りがほのかに後からやってくる感じ、だろうか。『お湯割り』、これがまたイケます。これで小売価格1,000円前後なら「買い」でしょう!!(実際、いくつかの小売店では在庫なしか、僅少でしたからね)
2006.01.10
ほとんど1月8日のフォロー記事なんだけど、ご了承下さい。カクテルコンペの協賛として地元のアサヒビールの支店からも営業の方がビールとグループであるニッカのウイスキーを持ち込んでおられ、試飲もさせていただいた。(イベントがイベントだけにウイスキーの方が多かったかな)会場撤収前に再度うかがったところ、試飲用の竹鶴21年と宮城峡のスモールサイズを手土産に頂戴した。(ありがとうございます!!)竹鶴21年となると、角の取れたまろやかさに陶然となる。もちろん宮城峡も美味いウイスキーだ。このサイズのボトルは「出張酒飲みキット」に最適なので、今後は各ボトルをローテーションさせるようだ。もちろん、頂戴したのはウイスキーだけではない。販促ツールではあるが、「ニッカウヰスキー70年の歩み 日本のウイスキーの父 竹鶴政孝物語」という文庫本サイズの小冊子を頂戴した。 ウイスキー造りに情熱を投じた竹鶴翁のことは改めて述べる必要もなかろうが、ウイスキーを愛した竹鶴翁は、同時に家族を愛し、また愛された。リタ夫人に支えられたからこそ、我々は今こうしてウイスキーを愉しんでいられるのだろうな。日本のウイスキーの父、竹鶴政孝の世界そうそう、コンペ準優勝の副賞のマッカラン18年をバーテンダーK氏から頂いてしまったが、それは「預かっておく」ということにした。いつか彼が独立したその日に、お返しに行きたいと遠い約束を交わしてきた。それまでにはボトルはカラでしょう。(読者一同)
2006.01.10
どんな酒器をお使いですかという日記テーマを立てました。お酒のテイスティングノートはたくさん楽天ブログにもありますが、その周辺機器(PCじゃないって)については話題が少ないので、こだわりの「飲み師」の皆様、どうぞご自慢の酒器コレクションをご披露下さい。さて、昨日のカクテルコンペ会場にはスキットルに入れたI.W.ハーパーを持ち込んだ。応援しているセレーネK氏、秘密バーT氏は緊張を解きほぐすため、コイツをグイッとあおる。協賛各社がイチオシのお酒を持ち込んでいたが、あー、こんな時に「出張酒飲みキット」を持ってきていれば、マイ・ショットグラスでモルトもいただけたのに・・・。で、スキットルの中身がチビッと残っていたので、ここからステンカップに注いで、バーボン・ハイボールに仕立てた。んー、やっぱバーボンはワイルドな飲み方が似合いますなぁ。オマケでこちらも。酒器ならぬ「酒機」かもしれないですね。 昭和40年代の、アサヒビールの栓抜きです(嬉)。
2006.01.09
さて、皆様お待ちかねのNIKITAである!!しかも!!今回は「顔出しOKニキータ特集」である!!(出しても差し支えない「内容」だっつーことで)本人たっての希望でトップを飾っているのは秘密バーの「のんちー(♀)」である。秘密バーに働くものの、経験が浅いということで今回はアマチュア部門での出場が認められた。彼女の作品もギリギリまで二転三転したようだが、ヨーグルト・リキュールを効かせた「ツインラブ」はなかなかのものに仕上がっていた。が・・・ワタシと言えば、競技開始の時間を読み違え、隣の会場でイベント協賛各社の試飲をしており、 (写真はキリンさんの「富士山麓」、これはいい!!)「のんちー(♀)」の演技を観戦しなかったという、とんでもない大ポカをやらかし、彼女にブッ飛ばされそうになってしまった。(ゴメンねー)そして同じくアマ部門にはセレーネマスターのカクテル講座の生徒が3名出場、 写真向かって左のI女史が創作カクテル「シクラメン」で見事に入賞を果たしている。中央H女史の「エンジェルス・マインド」、右側K女史の「ムーンライト・キッス」も試飲もしているが、最終作品はさすがに完成度が高かった。 (これがアマチュア部門の創作カクテルです。)アマチュア参加ができるカクテルコンペは全国的にも珍しいそうだ。みなさんお疲れ様でした。シェリーバーGANCHOのマスターからご紹介いただいたのが隣町のバーのKa女史。是非行ってやってくださいとのことだったが、 こりゃ行くわな。ヤロウども、お会いしたければここへ出動せよ!ラストにサービスカット(喜) 露出度高め♪のニキータたちに囲まれてニヤけているのがBARセレーネの中堅バーテンダー、我らがN氏である。前日の平常営業の後、一睡もせずにイベントの準備とお手伝いをされていたそうなので、「このぐらいの役得はあってもいいじゃん」その通りでございます。もちろんワタシも、選手以外のニキータたちにシッカリと「売り込み」完了しているので2006年も期待してください(笑)。
2006.01.08
さて第二部はいきなりカクテルコンペ終了後の「三次会」。会場はアイリッシュパブKellsから徒歩数分のシェリーバーGANCHO。「次はどこに行く?」とのことだったので、ならばと。GANCHOには行ったことのない方がほとんどだったので、シェリーを楽しんでもらおうと勝手に私が仕切らせていただいた。* ここに辿り着くまでにイチバンいい思いをしたのが「N氏」かな。ま、コチラでご覧下さい。最初の一杯は、初めての方のためにも全員ベネンシアでシェリーを注いでいただく。 (写真は以前のものだけど)以後は思い思いのシェリーを「こんな感じの」をと、カクテル同様におまかせでオーダー。シェリーの種類が多い店では、そういうオーダーが良い。ハモン・イベリコやらその他のスペイン料理やら、それぞれに楽しんでいただけたようだ。GANCHOマスターもバーテンダー協会スタッフとしてコンペのお手伝いに来ていたが、それを終えてからの営業。深夜まで続く宴にお付き合いいただき感謝、である。初めてのお客様たちをお連れできたことで、多少は普段のご恩返しになったかもね。私にとっては、いつもカウンターの向こう側にいらっしゃるセレーネマスターや中堅N氏と同じカウンターで同じ立場でシェリーを味わえたことの意味は大きい。カクテル・コンペも素晴らしいイベントだったが、「そのあと」にこそノミアルキストたるものの楽しみは待っているような気がする。
2006.01.08
今日はわが街のバーテンダー協会支部主催のカクテルコンペが開催された。当然のことながら「ノミアルキスト」としてお呼びがかかり(呼ばれなくても行っただろう)、普段お世話になっている若手バーテンダー各氏と、同じ店を楽しむアマチュア選手の応援。今日の日記の「第一部」は若手バーテンダー各氏の健闘ぶりをどうしてもお伝えしたい。昨年末から年初にかけて、幾たびか彼らの創作カクテルの試飲をしたことは既に記事にしたが、そのたびに「コンペまでは」と、ネーミングも感想も控えてきたのはご存知の通り。今日は彼らの作品を発表する晴れの日である。途中経過はさしたる問題はない。結果を申し上げよう。いつもお世話になっているBARセレーネの若手K氏(コンペ選手最年少)が緑茶リキュールを使った「若草」で準優勝!!、 (喜びを語るK氏。プレゼントのご利益はあったかな?)* 皆様どうかこの凛々しい姿に拍手を贈ってやってください。そして秘密バーT氏の作品はミステリアスなムード溢れる「ロズウェル」 。 (星とUFOのデコレーションがいいね。もちろん味も)K氏の準優勝は失礼ながら予想外の部分はあったが、獲得ポイントは3位までは本当に僅差だったようだ。K氏は副賞のマッカラン 18年を惜しげもなく私に差し出してくれた。彼の努力の成果を受け取るわけには行かぬと辞退するが、どうしてもとのことだったので、有難く受け取ることにした。プレゼントのご利益はワタシに来てしまったようだ。コンペと表彰式、懇親会の終了後、場所をアイリッシュ・パブKellsに移す。選手と各店のスタッフ、客たちがワイワイと盛り上がる中、秘密バーT氏には、全国のバーテンダーたちが技を競う大会への出場が見えてきた。T氏とは、普段から何かと色々な事を話したり相談を受けたりもしていたこともあり、朗報を聞き、恥ずかしながらちとウルウルとしてしまった。いずれ彼らも自分の店を持つことだろう。今日の感動をいつまでも忘れないでいて欲しい。そして私が酒を飲める状態でいる限り、私のための一杯を作って欲しいと思う。* 写真の中央黒ベストがワインダイニングK・ソムリエH氏、向かって右がセレーネ・K氏、そして向かって左が秘密バー・T氏。 いつも本当に、有難うございます!!
2006.01.08
ウイスキーのポケットボトルと聞いて、どのような印象だろうか。おそらく一般的には「四六時中酒を手放せない意思の弱い人」のもの、なんて印象も強いかもしれない。日本酒のカップも、「ローカル線の終電の床を転がるオヤジアイテム」みたいに思われる方も多かろう。カップ酒の印象もこちらの「お酒大国」をご覧いただければ変わると思うが、ワタシもそれを見習って、ポケットボトル・ウイスキーのイメージ回復を狙ってみよう。先日、サントリー角とブラックニッカのポケットボトルを飲み比べしてみたが、今回はジョニー・ウォーカー赤とI.W.パーパーだ。もちろんブレンデッド・スコッチとバーボンであるから、飲み比べではなく、今回は単純に複数のウイスキーを楽しむ、ということになる。私同様、お酒の保管スペースに頭を悩ませている方も多かろう。飲むことよりも「コレクション重視」であれば、そこはある程度覚悟されているとは思う。(もっとも「コレクション」となると、モルトやワインが主流だろうけれど)その点、ポケットボトルだとスペースセービングに貢献できる。分量(約200cc)からするとフルボトルよりはちょっと高いかもしれないが、300円から600円程度と、購入時点での心理としては価格的に小さいだろう。「ウイスキーはコレひとすじ!!」という方でなければ、ポケットボトルなら多品種をストック出来て、楽しむことも出来ると思う。ジョニ赤ではキー・モルトを想像しながら、ハーパーならアメリカで見た、トウモロコシ畑の向うに沈む夕陽を思い出しつつ、これの樽がひょっとしたらスコットランドに渡って、将来また私たちを楽しませてくれるウイスキーを生むのかもしれない、なんて言う想像を働かせてみる。もし立ち寄られるコンビニがお酒を取り扱っているなら、一度ポケットボトルのウイスキーを眺めてみてもらいたいと思う。って、ポケットボトルのコレクターになりつつないか??? >オレ
2006.01.07
昨秋郊外にオープンした巨大SCにお買い物。郊外、ってえといかにも「都会暮らし」してるようだが「イナカ暮らし」である。イナカの郊外となると、もおキング・オブ・イナカ。買い物やら飲食をしていて、ふと気になったたことがある。設備管理関係のスタッフがやたら多いことだ。その方たちが空気の様であれば良いのだが・・・、こちらが買いたい品物の前でスタッフ同士立ち話。どいてほしいんだけどな・・・。我ら以外にも階下に向かうエレベーター待ちの客がいる。と、スタッフのひとりが「上」のボタンを・・・。当然上階優先で、またしばらく待たされる。手ブラのスタッフがフロアひとつ上がるためにエレベーター独占しないでよ、である。色々な店があって、刺激の少ないイナカ町の住人にとっては確かに楽しい場所だとは思う。だけど、そんな些細なことで減点されちゃうこともあるからねー。焼酎専門店なんかも見たかったんだけど、時間がなくてパス!!
2006.01.07
シェリーバーGANCHOに続いてはBARセレーネ。先日、若手バーテンダーK氏が『スキットルを探しているんですよ』とのことだったので、10年ほど前に自分のスキットルを買った店で同じものを買って届けた。彼の誕生日が近いのと、間もなく彼の出場するカクテルコンペがあるので誕生日のプレゼントとコンペでの健闘祈念を兼ねて差し上げた。年齢はワタシの半分だが、男同士、酒飲み同士の『友情』ってところか。こういう場所では、歳の上下も社会的地位も意味を成さないと思っている。最低限の礼儀さえわきまえていれば、これほど快適な場所はない。カップルや女性だけの来店も多いセレーネだが、カウンターは私も含めて男たちがそれぞれのスタイルでお酒と時間を楽しんでいる。シャンディー・ガフ、ビア・スプリッツァーとビールベースでいただいた後、バーボンを持ち歩きたくてスキットルを買ったことを思い出し、フォアローゼス シングルバレルをオンザロックで。20代の頃はウイスキーといえば『バーボン、ストレートかロックで』。そのせいか、今でもついついチェイサーをほったらかしにしてしまう。仕上げにアイリッシュ ミストコーヒーをいただいて引き上げようと思ったが、そのとき隣に腰を下ろした方と意気投合、酒の飲み方やらシングルモルトのことやら盛り上がってしまい、史上初、オトコ同士で 潔 く 延 長。追加オーダーはこの方と同じ、先日もいただいたグレンロセス1973年。男子高校の先生とのことだが、ハイピッチで豪快な飲みっぷり。『美味いかまずいかぐらいで、Barレモンハートの松ちゃん並に、味の違いもわからんのですがね』とはおっしゃるが、『こういう所では、プロにまかせればいいと思ってますから』と、ワタシと同じ考えをお持ちであった。ワタシ同様本日2軒目のようだったが、ヘーゼルバーン、ボウモア・エニグマと、トータル3杯ほどでスカッと引き上げる。いい先生だなー。教え子たちよ、この恩師を人生の、そして「酒の師」とせよ!!但し、お酒はハタチになってから~
2006.01.06
年始のご挨拶を兼ねてシェリーバーGANCHOへ。昨年は改めてシェリーの美味さ、ハモン・イベリコの美味さを教えていただいた。マスターはシェリーの話となると本当に嬉しそうに語ってくださる。シェリーに限らず、お酒、食べ物、飲食店などなど、ここに来ると『美味しい話題』が尽きないなー。オンライン版『シェリー普及委員会』も着実にメンバーを増やし(ているのか!?)、今年はもうちょっと、シェリーが皆さんに知っていただけたらとも思う。本日は年初のシェリーということで、ちょっと華やかな感じのシェリーをと選んでいただいたのがTIZON Palo Cortado。なんとも複雑で「華やか」な香りと味わい。でも残念なことにインポーターはこのシェリーの輸入を終了させるとのこと。んー、ちょっとそれは惜しいなー、という感じですよ。シェリー好きの皆さん、あるうちに飲んでおこう!!
2006.01.06
なんか『予告先発』みたいだなー。みなさまお待ちかねのNIKITAで行ってみようと思う。もちろん過剰に期待しないで頂きたい。NIKITAの誰かとお会いする、というようなお約束があるわけではなく、新しい読者も増えて、このブログの摩訶不思議語に慣れていただくためにもどんな女性をNIKITAと呼んでいるのか、どのように接しているのか誤解なきよう少し整理しておこうと思案したところだ。基本的には『女性の友達』である。友達であるから未婚既婚、彼氏有り無しは問わない。また更に、友達と言っても日常的に頻繁な交流のある友達とはまた違う。何かの折に顔を合わせたらメシ食いに行ったり、お茶、お酒飲みに行ったり、あるいはお酒を飲みに行った先でお目にかかってそのまま意気投合して・・・とこのブログで一番おなじみのパターン。(ニキータ日記はコチラ)総じて彼女たちに共通しているのが、実際の年齢よりもしっかりした考え方をしていること。特にお酒の席でのオトコという『動物』の扱い方を良く知っていることだ。ゆえにこちらも(相手の)許容範囲内で、共有する時間と場所を楽しむ、楽しんでもらうことを心がけて接しているつもりではある。そして、一番大切なのが・・・ここでネタにされて喜んでくれること、だったりする。マトモなNIKITAネタがありそうなのは、そうねぇ・・・日曜日ぐらいかな。予告、と言う点ではギリギリつながったか。ニキータ カベルネ・メルローNikita Cabernet Merlot
2006.01.06
さて、いつもいつもお酒に関する話題ですが、本日は視点を変えて『お酒の器』について、ですな。外に飲みに行けば、今どき余程のことがない限りお酒にあったグラスやカップなどで提供されますね。お酒好きの方々は、おそらく家でもそのお酒に相応しいグラスをお使いのものと思います。ワタシの場合、時間のあるときはツマミを作りながら多種のお酒を楽しむのでステンレスのカップにあれこれ注いで、 結構雑に(それはそれで楽しい)飲んだりしてます。洗い物を増やすのもなんですから・・・。年末にわが『居酒屋レジデント』のグラス類をホームバー風に整理したので、少し上質な楽しみ方もしてみようかと。なじみのお店のバーテンダー諸氏もわが酒器棚を『拝見したい』と仰ってくださる。(実際はショボいですけどね~)なんのかんのと一番消費量が多いのがビール。缶のまま、ということも多いけれど、ビールによっては銅のカップや陶器のジャグ。消費量としては多くありませんが、ワイン系はやはりステム(脚)付きのグラスでしょうね。 日本酒は豪快にコップ酒もいいのですが、ま、ガラスのお猪口なんかを。 素焼きのぐい呑みもいいのを見つけました。ウイスキーはストレートなら、やはりショツトグラスやブレンダーグラス。 水割りやらオンザロックにいいグラスは実家から移設しちゃいました。一番上の写真の手前右が「ロバート・ブラウン」(!)のロゴ入り、左がサントリーのシンボル入り、奥も同じくサントリーのロゴ入りでVSOP特級のノベルティのブランデーグラス。どれも70年代、80年代のものですね。酒器にこだわっているようで、こだわっていない。何故なら・・・買ったものはひとつもないから。追伸(私信かな)ワタシの徘徊先のBAR セレーネやシェリーバーGANCHOのお客様「トーモ」さんから私書箱にメッセージを頂きました。お会いできるのを楽しみにしております。(返信アドレスがございませんでしたので、こちらから失礼します)
2006.01.05
仕事始めである。当然、オフィシャルな仕事と、「ノミアルキスト」のひとりとしての仕事始めでもある。やはりそうなるとBAR セレーネ、ということになる。新年最初はマウント・フジ。(一富士、二鷹・・・ね)続いては、綺麗な色のをとHPNOTIQ(ヒプノティック)を指定してロングカクテルを。そして本命、グレンロセス1973年。クセのないなじみやすいシングル・モルト。加水すればあま~い香りが広がってきますね。さて、いよいよ間近に迫ってきたオープンカクテルコンぺ。アマチュア含め、出場の皆様の健闘を期待しています。終わったら、懇意にして下さっている若手バーテンダー諸氏を『居酒屋レジデント』にご招待しようと計画している今日この頃。本職を「レジデント」に呼ぼうなどとは・・・。なんとも無謀な計画だわい。
2006.01.04
自分でテーマを立てました。シングルモルトも良いのですが、最近ウイスキーは飲まれていないようですし、ブログのテーマでも、ワインや日本酒・焼酎、ビールに比べると話題は少ないようです。そこで、昔から親しまれている普通の国産ブレンデッドウイスキーも見直してみたいな、と。日記テーマはコチラなんてこと言いながら、スターターは『戌年』にちなんで ジン+ビールで「ドックズ・ノーズ」。でもって、日本人ですからね、地元の美味しい「稲里大吟醸」。 そしてやっと、本命に突入。このテーマを立てるために、新規に投資(って、大げさだなー)。コンビニにて「ポケットボトル2本買い!」です。(おいおい・・・2本でも1000円でお釣りが・・・)サントリー角(角のポケットボトルって「角」じゃない、というツッコミはこの際ナシ)とブラック・ニッカ クリアブレンド。ともに伝統ある銘柄ですね。(価格的にはブラックニッカのカウンターパートは「トリス」かと思いますが)ブラックニッカはノンピートでスモーキーさを抑えたと謳い、(ボトルにはオススメのレシピまで刷り込んでいますね)サントリー角はポケットボトルでも角ボトル同様の細工が嬉しいですね。ニッカは謳い文句の通りスモーキーさは皆無で、むしろグレーンの穀物さが強く感じられます。サントリー角は、逆にモルトのスモーキーさと甘い香りを強く感じますね。こちらは現在シングルモルトに慣れた方々にも満足頂けるのではないかと(私としては)思います。日本のウイスキーの父、竹鶴政孝氏が本格スコッチウイスキーを志向して寿屋(現サントリー)で『白札』(サントリー・ホワイト)を創りながら、鳥居信治郎氏の『もっと日本人の好みに合ったウイスキーづくり』の方針に袂を分かち大日本果汁(ニッカ)を創業した、と言う日本のウイスキー文化の歴史的背景を知ると、この二つのボトルはそれら両社の志向と全く正反対なことの面白さにも気付かされます。昔に比べればスコッチも高嶺の花ではなくなりましたし、シングルモルトも色々なものが楽しめます。そんな時代だからこそ、この伝統ある両銘柄をもう一度見直し(味わい直し)て、改めて良かったなー、なんて思っています。
2006.01.02
朝っぱらから本ブログのリンク集を整理してます。お酒関係の楽天ブログのオーナーさんたちのうち、バー巡りや美味しいお酒の探求、またそれらの素敵なレポートをされている方々のサイトを、リンク集に新たに設けた「ノミアルキスト」として再編成、新規追加させていただきました。ワタシのいいかげんなテイスティング・ノートより、はるかに役に立ちます!!従来の『楽天酒場』は、お酒を提供する側の方々のサイトとしてお楽しみ頂けるようにし、使いやすさを追求です。(なんもそこまでコダワラなくてもいーんだけど)昨年途中から、お酒の話題をメインにしたらトタンにアクセス数が大幅アップで、アクセス10000から30000までの早かったこと・・・。是非とも酒飲み同士、カウンターだけではなくオンラインでもご交流の場としてもらえたら幸いですね。
2006.01.02
皆様、あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。昨夜は実家泊。 出張酒飲みキット (何だよ、それ)持参で。 基本キットの内容は、ショットグラス、メジャーカップ(15/30)、ワインオープナー、シャンパンストッパーにスモールボトルとなっています。年越しは「余市」と相成りました。夜が明けておトソには、暮れに体調を崩した山形の伯父の快癒祈願に「雪の山形」。 安い普通酒にしては当たり。正月らしく、か、ロゼ発泡ワイン、スペインのMONCADOUR。 ちょっと甘さがキツいかなぁ・・・。さて、今日ばかりは一日ゆっくりと時間をかけて色々と、飲み、食べを楽しんでいきましょや。インターバルにエビスなども消費しつつ、夕方一時帰宅。 ハモン・イベリコとシェリー。 で、珍しくフローズンタイプのカクテルを。 でもこれ、実のところは・・・ 冬でもフローズン・カクテルがチアパックで売ってるんだから、便利な世の中。まんま、では面白くないからグラスとストロー、チョコレートでコートしたコーヒービーンズをあしらいました。仕上げの一杯はバーボン、 ハイボールにして。時間のあるときの家飲みは、際限ないですなぁ・・・。
2006.01.01
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