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日本には7種類ほどのスズメバチがいるようですが、その中でオオスズメバチは最も
大きな種類とのことです。体長は約3センチから5センチ近くもあると。おもに地中に巣を
作って、女王バチを中心に社会生活をしています。エサは、ミツバチやアシナガバチなど
のハチやその他の昆虫です。捕まえると肉団子にして巣に持ち帰るのです。
西洋ミツバチでは働き蜂の肉が欲しいのではなく、巣の中の幼虫が欲しいのです。
その為に邪魔をする働き蜂を次々と噛み殺すのです。1日でミツバチの1群が全滅する
ほどの凄まじい勢いであると聞いています。
オオスズメバチが「日本で最も危険な野生生物」とさえいわれるのは、毎年何人もの
人が、このハチに刺されて死亡しているからです。スズメバチの仲間は人間の生活域内
またはそのすぐ近くに生息しているため、普通の人が被害に合う確率が高いのです。
最も恐れられている毒蛇ハブや、実態以上に怖がられているクマよりも、危険性は上かも
しれません。
我が養蜂場では未確認ですが、昨年養蜂の師匠の巣箱にやって来ているのを見ました。
いつも沈着冷静な実践派師匠もややびびっておられましたので、その怖さは推して知る
べしです。
師匠の話によると、我が養蜂場から直線距離にして200m程度の林の中に巣が
あるのではないかと。師匠の元養蜂場より我が養蜂場は約半分の距離にありますので
遅かれ早かれ我が巣箱に来ることは間違いないでしょう。
インターネットで検索しこのオオスズメバチトラップの作り方を学びました。
ペットボトルの上部の丸みのある場所に3カ所15mm程度の切り込みを入れ
(底部は残す)これを内側に曲げ入れました。
丁度ネズミ返しのようになるようにするのです。
誘引液としては、私の飲みかけの焼酎と、その半量の砂糖、酢を混ぜたものを
用いました。そして「傷んだ果実やその皮」を少し入れると、微生物が増え、酒と酢の
更なる発酵を促進し、効果倍増になるとのことですので、隣の義兄の農園にあるプラムの
落下し腐りかかっている実を一つ拾いこの皮を入れ込みました。
巣箱から5m程の畑の生け垣の隙間にぶら下げました。
大凡1時間後に見てみると、既に小さな虫が液の中に浮かんでいました。
そして更にカナブンの如き大きさのものも。
既に巣箱の入り口に置くオオスズメバチ捕獲器も購入済みですので、これの設置も
しなければなりません。
この2種類の捕獲器にスズメバチが入り捕獲できることを期待しながらも、可能であれば
我が養蜂場そして巣箱には来ないで欲しいと願っている素人養蜂家なのです。
そして、先週やり残した西日対策用に寒冷紗を追加設置しました。
これにより入り口面に当たる南東面を除き、天井を含めた4面を寒冷紗で覆ったのです。
暑い夏の到来が足踏みしていますが、少しはミツバチの室温調整が楽になり群勢を
大きくして欲しいと願っているのです。