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今年になって初めての蜂蜜搾りを先日行いました。
蜜蜂と格闘し、巣にいた蜜蜂嬢を箒刷毛で払った後、蜜のぎっしり溜まった
巣碑を巣箱に入れて家に持ち帰りました。
働きバチが花から集めた花蜜は、実は、蜂蜜ではありません。巣へ持ち帰った花蜜が
まず、働きバチは、胃のそばにある蜜嚢(みつのう)というところに花蜜を貯めて
巣に持ち帰り、巣の中で待っていた別の働きバチに口移しで蜜を渡すのです。
このとき、働きバチの体内の酵素の働きで、花蜜の成分であるしょ糖が果糖とブドウ糖へと変化。
つぎに、 蜜を受け取った働きバチは、蜜を貯蔵するための小部屋へと運び、花蜜の水分を
蒸発させるために羽ばたきで風を送ります。34℃前後という巣の中の高温も、はちみつへの
熟成・濃縮を促進。こうして完成したはちみつは、蜜ろうでフタ(蜜蓋)をして貯蔵され、保存用の食料
となるのです。これを私が中間搾取しているのですが・・・・・。
この日の主役はわが妻。
蜜蓋の下には、濃縮された蜂蜜がぎっしりと詰まっていました。
こちらの巣碑は比較的新しく、真っ白な巣蓋でその下の茶色の蜂蜜の
色が滲み出ています。
妻も今や蜜蓋剥ぎは巧みの技。
巣碑の両面の巣蓋を剥がしとり、2枚1SETで遠心分離機に入れます。
最初はゆっくりと回転させ、次第に回転を早め蜂蜜を遠心分離しします。
次に巣碑を裏返し反対側の蜂蜜を遠心分離。
この一連の作業をもう一度繰り返し完了。
次第に多くの蜂蜜が遠心分離機のタンクの底に溜まって来ました。
下部の出口バルブを開け2段の金網で蜂蜜の中に混入している蜜蓋の破片等を
しっかり除去します。
1段目の金網上の濃縮蜂蜜。
この日は、長男夫婦が、友人御夫婦を連れて手伝いに来てくれました。
お二人とも蜂蜜しぼりは初体験とのこと。
ご主人は真剣そのもの。
奥様も大分要領を習得された模様。
そして長男夫婦もお揃いの帽子で参戦中。
仲良く遠心分離機を回していました。
長男はやはりタンクの揺れを抑える補助業務??
そして、パートナーの遠心分離機の回転速度の見事なコントロールに
既に『脱帽』か?
琥珀色に輝く濃縮された蜂蜜です。
この日の成果は10Lタンクに2本。
この状態で暫く放置し。小さな蜜蓋の小片等を沈殿させます。
今年も妻がネットで購入した瓶を熱湯消毒し蜂蜜を充填。
『Jinさんのおいしい蜂蜜』 のラベルを張り、ビニール袋に入れ完成です。
お陰で既に多くのリピーターの皆様から御予約頂き完売状態です。
ありがとうございました。9月にもう1回採蜜予定です。